JP2674331B2 - 自動伴奏装置 - Google Patents

自動伴奏装置

Info

Publication number
JP2674331B2
JP2674331B2 JP3037904A JP3790491A JP2674331B2 JP 2674331 B2 JP2674331 B2 JP 2674331B2 JP 3037904 A JP3037904 A JP 3037904A JP 3790491 A JP3790491 A JP 3790491A JP 2674331 B2 JP2674331 B2 JP 2674331B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accompaniment
timing
fill
performance information
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3037904A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04257000A (ja
Inventor
明 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP3037904A priority Critical patent/JP2674331B2/ja
Publication of JPH04257000A publication Critical patent/JPH04257000A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2674331B2 publication Critical patent/JP2674331B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メモリに記憶された時
系列の和音の情報からなるコード進行データ等の演奏情
報と、符長や音色などの予め設定された伴奏パターンと
に基づいて伴奏曲を自動的に演奏する自動伴奏装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子楽器の自動伴奏装置として、
アルペジオパターンやベースパターンあるいはリズムパ
ターン等の伴奏パターンを4小節など一定単位で予め記
憶しておき、鍵盤等から入力された和音を検出して曲の
コード進行データをメモリに記憶し、この記憶したコー
ド進行データと伴奏パターンの情報を所定のタイミング
で順次読み出して所定の発音を行うことにより伴奏曲を
自動演奏するものがある。なお、伴奏パターンはロック
やカントリーなど曲の種類に対応して複数記憶されてい
る。
【0003】このような自動伴奏装置では、異なる曲に
共通に使用できるように一般的な伴奏パターンであるノ
ーマル伴奏パターンが曲種毎に採用されているが、同じ
パターンの伴奏を4小節など一定区間繰り返すだけでは
曲全体が単調になるので、フィルインと称する処理によ
り、ノーマル伴奏パターンによる演奏中に装飾的なリズ
ムなど特定の伴奏パターンを挿入できるようにしてい
る。
【0004】例えば、特定の伴奏パターンであるフィル
イン伴奏パターンを作成し、このフィルイン伴奏パター
ンの種類とフィルインの挿入タイミングの情報をコード
進行データに予め付加して記憶しておき、所定のタイミ
ングでフィルインによる演奏を行うようにしたものがあ
る(例えば特開昭59−197088参照)。
【0005】また、フィルイン伴奏パターンを予め記憶
しておき、ノーマル伴奏パターンによる演奏中に操作者
が所望のタイミングでスイッチ操作することにより1〜
2小節ほどフィルイン伴奏パターンによる演奏を行うよ
うにしたものがある(例えば実開昭62−69296参
照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の装置にあっては、演奏者や伴奏パターンの
入力者はフィルインの挿入箇所を判断しなければならな
いなど音楽的な知識を必要とし、初心者などに向いてい
なかった。さらに、スイッチ操作によりフィルインを行
う装置では、演奏中のスイッチ操作が煩わしいという問
題がある。
【0007】本発明は、フィルインなどの音楽的な知識
を持たない演奏者が操作してもフィルインが挿入された
伴奏曲を演奏できるような自動伴奏装置を提供すること
を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
自動伴奏装置は、伴奏曲の和音とタイミング情報の時系
列の情報からなる演奏情報を入力する演奏情報入力手段
と、この演奏情報入力手段から入力された演奏情報を記
憶する演奏情報記憶手段と、予め設定されたノーマル伴
奏パターンとフィルイン伴奏パターンとを記憶している
伴奏パターン記憶手段と、演奏情報記憶手段から演奏情
報を読み出して該演奏情報中の転調部を検出する転調部
検出手段と、この転調部検出手段で検出された転調部に
対応するタイミング情報を記憶するフィルインタイミン
グ情報記憶手段と、演奏情報記憶手段に記憶された演奏
情報と伴奏パターン記憶手段に記憶されているノーマル
伴奏パターンに基づいて伴奏音を発生するとともに、演
奏のタイミングが上記フィルインタイミング情報記憶手
段に記憶されているタイミング情報のタイミングになる
前記ノーマル伴奏パターンに代えて前記フィルイン伴
奏パターンに基づいて伴奏音を発生する伴奏手段とを備
えている。また、本発明の請求項2記載の自動伴奏装置
は、伴奏曲の和音とタイミング情報の時系列の情報から
なる演奏情報を出力する演奏情報出力手段と、予め設定
された第1の伴奏パターンと第1の伴奏パターンに代え
て出力される第2の伴奏パターンとを記憶している伴奏
パターン記憶手段と、上記演奏情報出力手段から出力さ
れた演奏情報中の転調部を検出する転調部検出手段と、
上記転調部検出手段で検出された転調部に対応するタイ
ミング情報を記憶する転調タイミング情報記憶手段と、
上記演奏情報出力手段から出力される演奏情報と上記伴
奏パターン記憶手段に記憶されている第1の伴奏パター
ンに基づいて伴奏音を発生するとともに、演奏のタイミ
ングが上記転調タイミング情報記憶手段に記憶されてい
るタイミング情報のタイミングになると前記第1の伴奏
パターンに代えて前記第2の伴奏パターンに基づいて伴
奏音を発生する伴奏手段とを備えている。
【0009】
【作用】演奏情報となる楽曲のコード進行データは曲の
調に適した複数種類の和音を時系列に組み合わせて構成
されており、曲の転調部の前後では、例えばVの属七和
音からIの長3和音に変化したり、Vのドミナント機能
を有する和音からトニック機能を有する和音に変化する
など、和音のタイプに特徴的な変化がある。
【0010】したがって、演奏情報記憶手段に記憶され
ている演奏情報について、上記のような特徴的な部分か
ら演奏曲の転調部を検出することができる。
【0011】また、フィルインの伴奏はこのような転調
部で演奏するのが適しているので、上記のように検出し
た転調部に対応するタイミングを記憶しておき、ノーマ
ル伴奏パターンによる自動伴奏を行って伴奏のタイミン
グが転調部に対応するタイミングになったらフィルイン
伴奏パターンによる自動伴奏を行うようにすれば、演奏
者などがフィルインの挿入箇所などを気にする必要がな
く、さらに演奏中にスイッチ操作などを行う必要もな
く、フィルインの挿入された伴奏を自動演奏することが
できる。このことは、第1の伴奉パターンと第2の伴奉
パターンといった異なる伴奏パターンについて、上記同
様の転調部で伴奏パターンを切り換えることにも同様に
いえることであり、伴奏パターンの切換えのためのスイ
ッチ操作等を行う必要がなくなる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例の自動伴奏装置を適用
した鍵盤式の電子楽器を示すブロック図であり、鍵盤1
とパネルスイッチ2の操作によりコード進行データの記
憶と自動演奏およびマニュアル演奏が行われる。
【0013】キーイベント検出回路3は鍵盤1における
鍵の押下時と開放時を検知し、鍵に対応するキーコード
とともに鍵の押下時にキーオン信号を開放時にキーオフ
信号をそれぞれ発生する。また、パネルスイッチ2は後
述説明するように各種のスイッチを備えており、このパ
ネルスイッチ2でスイッチ操作が行われるとスイッチイ
ベント検出回路4はスイッチ操作を検出して操作された
スイッチに対応するコードを発生する。
【0014】この電子楽器はCPU5によって制御さ
れ、CPU5には双方向バス6を介してキーイベント検
出回路3、スイッチイベント検出回路4、フィルイン伴
奏データメモリ7、ノーマル伴奏データメモリ8、コー
ド進行メモリ9、フィルインタイミングメモリ10、ワ
ーキングメモリ11、プログラムメモリ12、トーンジ
ェネレータ(TG)13がそれぞれ接続されている。
【0015】トーンジェネレータ13は、押鍵音、コー
ド音、ベース音、リズム音等を形成するための複数の楽
音形成トラックを備えるとともにアンプやスピーカ等か
らなるサウンドシステム(SS)14が接続されてお
り、CPU5から与えられるキーオン信号/キーオフ信
号、音色(または楽器の種類)を示すコードや音高コー
ド(ノートコード)等に基づいて楽音信号を形成してサ
ウンドシステム14に出力し、サウンドシステム14は
この楽音信号に基づいて楽音を発音する。
【0016】また、CPU5に接続されているテンポク
ロック回路15は、CPU5によって指定された一定の
テンポに合ったタイミングでクロック信号を発生し、C
PU5はこのテンポクロック回路15からのクロック信
号により自動伴奏時の発音等の割込み処理を行う。な
お、この実施例では、伴奏時の発音の分解能は8分の1
拍子に設定されており、テンポクロック回路15は曲の
テンポに合わせて8分の1拍子に対応するクロック信号
を発生する。
【0017】図2はパネルスイッチ2の操作面を示す図
であり、このパネルスイッチ2は、自動伴奏を開始する
ためのスタートスイッチ2a、自動伴奏を停止させるた
めのストップスイッチ2b、通常のマニュアル演奏機能
とコード進行データの録音機能および自動伴奏の再生機
能をそれぞれ選択するためのモード選択スイッチ2c、
録音機能で記憶したコード進行データについてフィルイ
ンを挿入するタイミングを検出してフィルインタイミン
グメモリ9にタイミングコードを書き込むためのフィル
インスイッチ2d、曲の種類(スタイル)に応じて伴奏
パターンを選択指定するためのスタイル設定スイッチ群
2eを備えている。
【0018】フィルイン伴奏データメモリ7、ノーマル
伴奏データメモリ8およびプログラムメモリ12はRO
Mで構成され、コード進行メモリ9、フィルインタイミ
ングメモリ10およびワーキングメモリ11はRAMで
構成されている。
【0019】フィルイン伴奏データメモリ7には、例え
ば図5に示したような1小節分のフィルイン伴奏パター
ンのデータがテーブル形式で記憶されており、このフィ
ルイン伴奏データメモリ7のテーブル(以後、FDMと
いう。)には、複数の音色(または楽器の種類)に対応
する「コード1〜3」、ベース音に対応する「ベース」
および2種類のリズムに対応する「リズム1,2」の各
トラックと1小節に相当する8クロックとにそれぞれ対
応して、予め設定された次のようなコードが格納されて
いる。
【0020】図5において、各コードは“H ”を付した
16進数として一例を示してあり、“0H 〜EH ”は、
「コード1〜3」のトラックと「ベース」のトラックに
ついては1オクターブ以内の音高を示すノートコードで
あり、「リズム1,2」のトラックについてはリズム音
色を示すコードである。また、各トラックで“FH ”の
コードは発音も消音もしない状態を示している。そし
て、これらの各コードは、自動伴奏時のクロック信号の
割込み処理により、mod8で循環する“0”〜“7”
のクロック(CLK)の計数値をポインタとして各トラ
ックにおけるコードをセットにして読み出される。
【0021】ノーマル伴奏データメモリ8には、例えば
図6に示したような4小節分のノーマル伴奏パターンの
データがテーブル形式で記憶されている。このノーマル
伴奏データメモリ8のテーブル(以後、NDMとい
う。)も上記FDMと同様に「コード1〜3」と「ベー
ス」の各トラックについてはノートコードが格納され、
「リズム1,2」の各トラックについてはリズム音色を
示すコードがそれぞれ格納されているが、このNDMで
は4小節に相当する32クロックに対応するコードが格
納されており、各コードは、mod32で循環する
“0”〜“31”のクロック(CLK)の計数値をポイ
ンタとして各トラックにおけるコードをセットにして読
み出される。
【0022】なお、これらFDMとNDMは、ロックや
カントリーなど曲のスタイルに対応する伴奏パターンに
対応付けて記憶されており、自動伴奏の再生時に読み出
されるテーブルは、スタイル設定スイッチ群2eの操作
で選択されたスタイルナンバー(STLN)により選択
される。
【0023】図4はコード進行メモリ9内に設定された
コード進行データの格納領域を示す図であり、鍵盤1か
ら入力される和音の情報が、一つの和音毎に根音のノー
トコードと和音の種類を示す種類コードおよび和音のタ
イミング(拍子)を示すタイミングコードの3種類のコ
ードをセットにして記憶され、各コードはポインタ
(i)で示されるアドレスに順次格納され、読み出し時
にはポインタ(i)によって読み出される。なお、この
和音についてのタイミングコードは4分の1拍子の分解
能に設定されている。
【0024】次の表1に示したように、根音等の音名
「C」,「C♯」,…,「A♯」,「B」のノートコー
ドはそれぞれ“0”,“1”,…,“10”,“11”
である。
【表1】
【0025】また、次の表2に示したように、この実施
例では和音の各種類「M」(メジャ)、「M7 」(メジ
ャセブン)、「6th」(シックスス)、「m」(マイ
ナ)、「m7 」(マイナセブン)、「7th」(セブン
ス)等を示す種類コードとしては、“0”、“1”、
“2”、“3”、“4”、“5”、等を対応付けてい
る。
【表2】
【0026】なお、和音の根音と種類はキーイベント検
出回路3から出力されるキーコードに基づいて判別され
てノートコードと種類コードとが得られ、タイミングコ
ードはテンポクロック回路15からのクロック信号によ
る割込み処理で計数したクロック数を分周して得られ
る。
【0027】また、この実施例では、前記FDMとND
Mの各伴奏パターンは「Cメジャ」のノートコードで記
録されており、コード進行データの発音すべき和音が例
えば「マイナ」であればテーブル内のデータのIII のノ
ートコードを半音下げるとともに和音の根音のノートコ
ードに応じてコードをシフトするなど、伴奏時にFDM
またはNDMから読み出されるコードのうちリズム1,
2以外のコードはコード進行データの根音のノートコー
ドと種類コードとに応じて変換されてトーンジェネレー
タ13に出力される。
【0028】図3はフィルインタイミングメモリ10内
に設定されたタイミングコードの格納領域を示す図であ
り、後述説明するようにフィルインを挿入するタイミン
グを示すタイミングコードはポインタ(j)が示すアド
レスに順次格納され、読み出し時にはポインタ(j)に
よって読み出される。なお、このタイミングコードは4
分の1拍子の分解能に設定されている。
【0029】プログラムメモリ12には図7〜図13に
フローチャートを示した制御プログラムが格納されてお
り、CPU5はこの制御プログラムに基づいてワーキン
グメモリ11内に設定された各種のレジスタを使用しな
がら装置の制御を行う。
【0030】ここで、以下の説明および図7〜図13の
フローチャートにおいて、FDM、NDM、コード進行
メモリ9、フィルインタイミングメモリ10の各記憶領
域およびワーキングメモリ11の各レジスタを以下のラ
ベルで表記し、記憶領域およびレジスタとそれらの内容
は特に断らない限り同一のラベルで表す。
【0031】「CM(i)」:コード進行メモリ9の記
憶領域 「FLM(j)」:フィルインタイミングメモリ10の
記憶領域 「i」:CM(i)のアドレスを指定するアドレスレジ
スタ。 「j」:FLM(j)のアドレスを指定するアドレスレ
ジスタ。 「NDM(STLN,CLK)」:NDMの記憶領域。 「FDM(STLN,CLK)」:FDMの記憶領域。 「STLN」:伴奏の種類を示すレジスタ。 「CLK」:4小節でクロックを計数するレジスタ。 「TM」:クロックを分周してタイミングコードを計数
するレジスタ。 「FIL」:フィルインの伴奏状態を示すレジスタ。 「MOD」:モード選択スイッチ2cで選択されたモー
ドを示すレジスタ。 「RUN」:自動伴奏の状態を示すレジスタ。 「FLT」:検出したフィルインのタイミングコードを
退避するレジスタ。 「RT」:和音の根音のノートコードを格納するレジス
タ。 「TP」:和音の種類コードを格納するレジスタ。 「CTP」:CM(i)から読み出した種類コードを格
納するレジスタ。 「ODTP」:前の種類コードを退避するレジスタ。
【0032】図7は制御プログラムのメインルーチン、
図8〜図13はサブルーチンおよびクロック割込処理ル
ーチンであり、メインルーチンおよびサブルーチンの処
理を行っているときでも、クロック割込処理ルーチンは
テンポクロック回路15からのクロック信号により8分
の1拍子のタイミングで起動される。
【0033】この電子楽器に電源が投入されると、CP
U5は図7のメインルーチンの処理を開始し、ステップ
S11でパラメータの初期値設定や各レジスタ内のクリ
アなどの初期設定を行い、ステップS12においてキー
イベント検出回路3からのキーオン信号/キーオフ信号
およびキーコードによりキーイベント有りか否かを判定
し、キーイベントが有ればステップS20で図8のサブ
ルーチンに基づいてキーイベント処理を行い、キーイベ
ントが無ければステップS13においてスイッチイベン
ト検出回路3の状態によりスイッチイベント有りか否か
を判定する。ステップS13でスイッチイベントが有れ
ばステップS30で図9のサブルーチンに基づいてスイ
ッチイベントの処理を行い、スイッチイベントが無けれ
ばステップS12に戻り、同様の処理を繰り返す。
【0034】図8のキーイベント処理S20では、ステ
ップS21で、キーイベント検出回路3からのキーオン
信号/キーオフ信号に応じて発音処理または消音処理を
行い、ステップS22でRUNが“1”であるか否かを
判定する。ここで、スタートスイッチ2aが操作されて
おらずRUNが“0”であったら、メインルーチンに復
帰し、スタートスイッチ2aが操作されていてRUNが
“1”であったらステップS23でMODが“2”でな
いか否かを判定する。
【0035】ステップS23でMODが“2”であった
らメインルーチンに復帰し、MODが“0”または
“1”であったら、ステップS24において鍵盤1から
入力された和音の根音と種類をキーコードに基づいて検
出し、検出した根音のノートコードをレジスタRTに、
種類コードをレジスタTPにそれぞれ格納する。
【0036】ステップS25でMODが“1”であるか
否かを判定し、MODが“1”でなければメインルーチ
ンに復帰し、MODが“1”であったらステップS26
の処理を行う。すなわち、ステップS26以降は和音の
録音モードのときの処理で、レジスタRT内の根音のコ
ード、レジスタTP内の種類コードおよびレジスタTM
内のタイミングコードを、それぞれコード進行メモリ9
の先頭側から順次格納する。そして、ステップS27で
ポインタ(i)を“3”だけ更新してメインルーチンに
復帰する。
【0037】図9のスイッチイベンド処理S30では、
ステップS31で操作されたスイッチに応じて分岐し、
スタートスイッチ2aの操作されていれば、ステップS
32でRUNを“1”にし、ステップS33でi、j、
CLK、TMおよびFILの各レジスタを“0”にリセ
ットしてメインルーチンに復帰する。
【0038】ステップS31で、ストップスイッチ2b
が操作されていれば、ステップS34でRUNを“0”
にリセットしてステップS35で消音処理を行い、ステ
ップS36でMODが“1”であるか否かを判定する。
なお、減衰音を使用している場合は、ステップS35の
処理を行わなくてもよい。ステップS36でMODが
“1”でなければメインルーチンに復帰し、MODが
“1”であればステップS37でコード進行メモリ9の
現在レジスタiが示している記憶領域CM(i)に予め
設定されているエンドデータを書き込んでメインルーチ
ンに復帰する。なお、RUNが“1”のときは自動伴奏
状態、RUNが“0”のときは自動伴奏の停止状態にな
り、これらの状態は図示しない表示装置で表示される。
【0039】ステップS31でモード選択スイッチ2c
が操作されていれば、ステップS38でMODを“0”
から“1”または“1”から“2”または“2”から
“0”に変化させてメインルーチンに復帰する。なお、
MODが“0”のときはマニュアル演奏の状態、MOD
が“1”のときはコード進行データの記録状態、MOD
が“2”のときは自動伴奏の再生状態になりなり、これ
らの状態は図示しない表示装置で表示される。
【0040】また、ステップS31において、フィルイ
ンスイッチ2dが操作されていればステップS40で図
10のサブルーチンに基づいて転調検出の処理を行って
メインルーチンに復帰し、スタイル設定スイッチ群2e
が操作されていれば選択された曲の種類を示すスタイル
ナンバーをステップS39でSTLNに書き込んでメイ
ンルーチンに復帰する。
【0041】鍵盤1とパネルスイッチ2の操作に対して
以上のように制御されるので、演奏者がコード進行デー
タを録音するときは、モード選択スイッチ2cを操作し
て録音モード(MODが“1”)にし、スタートスイッ
チ2aを操作して自動伴奏状態(RUNが“1”)にし
て鍵盤1から和音を入力すると、キーイベント処理にお
いて和音のノートコードと種類コードおよび後述説明す
るように割込み処理により計数されるタイミングコード
が、コード進行メモリ9に順次記憶され、ストップスイ
ッチ2bの操作によりエンドデータが記憶されてコード
進行データの録音が完了する。
【0042】次に、フィルインスイッチ2dを操作する
と、図10の転調検出処理S40が開始され、ステップ
S41において、コード進行メモリ9の先頭の和音の種
類コードCM(1)を読み出してレジスタCTPに格納
し、このコード進行メモリ9の読出しアドレスを示すポ
インタi(レジスタiの内容)とフィルインタイミング
メモリ10の読出しアドレスを示すポインタj(レジス
タjの内容)とそれぞれ“0”にリセットし、ステップ
S42でポインタiを“3”増加させる。
【0043】ステップS43でCM(i)の内容がエン
ドデータであるか否かを判定し、エンドデータであれば
ステップS48でフィルインタイミングメモリ10にエ
ンドデータを書き込んで復帰する。
【0044】また、ステップS43の判定でエンドデー
タでなければ、ステップS44において、レジスタCT
Pに格納されている前の和音の種類コードをレジスタO
DTPに退避させた後、レジスタCTPに現在の和音の
種類コードCM(i+1)を格納する。
【0045】ステップS45で、レジスタODTPに格
納された種類コードが“5”であるか否かすなわち前の
和音が「7th」であるか否かを判定し、「7th」でなけ
ればステップS42に戻り「7th」であればステップS
46の判定を行う。
【0046】ステップS46で、レジスタCTPに格納
された種類コードが“0”または“3”であるか否かす
なわち現在の和音が「M」または「m」であるか否かを
判定し、「M」と「m」の何れでもなければステップS
42に戻り「M」若しくは「m」であればステップS4
7の判定を行う。
【0047】ステップS47で、現在の和音のタイミン
グコードCM(i+2)のmod4が“0”である否か
を判定して現在の和音が小節の先頭であるか否かを判定
する。すなわち、タイミングコードCM(i+2)の値
は4分の1拍子ごとに“0”から“1”づつ増加するの
で小節の先頭では“4”の倍数になる。このためCM
(i+2)のmod4が“0”であれば小節の頭であ
り、“0”でなければ小節の頭ではないと判定すること
ができる。
【0048】ステップS47で小節の先頭でなければス
テップS42に戻り、小節の先頭であれば転調部と判定
してステップS50で図11のサブルーチンによりフィ
ルイン挿入処理を行い、ステップS42に戻る。
【0049】以上の制御により、コード進行メモリ9内
の和音の列から、「7th」の和音から小節の先頭の
「M」または「m」に変化する点すなわち転調部を検出
することができる。
【0050】図11のフィルイン挿入処理S50では、
ステップS51でタイミングコードCM(i+2)から
“4”減算したタイミングコードすなわち現在の和音の
タイミングコードから4拍子前(1小節分の長さだけ
前)に相当するタイミングコードをレジスタFLTに格
納し、ステップS52において、このレジスタFLT内
のタイミングコードが、前の和音のタイミングコードC
M(i−1)すなわち「7th」の和音のタイミングコー
ドより小さいか否かを判定する。
【0051】レジスタFLTのタイミングコードが「7
th」のタイミングコードより大きいか等しければステッ
プS54でフィルインタイミングメモリ10の記憶領域
FLM(j)にこのレジスタFLTのタイミングコード
を格納し、レジスタFLTのタイミングコードが「7t
h」のタイミングコードより小さければステップS53
でレジスタFLTのタイミングコードを「7th」のタイ
ミングコードに書換えてステップS54の処理を行う。
そして、ステップS55でフィルインタイミングメモリ
10のポインタjを“1”増加させて転調検出処理のル
ーチンに復帰する。
【0052】上記のフィルイン挿入処理S50におい
て、ステップS52、ステップS53およびステップS
54の処理により、フィルインの伴奏が和音と小節の区
切りに適した位置で行われるようになる。
【0053】例えば、図14に一例を示して説明する
と、和音が図14(a)のように1小節の「G7 」から
「C」に変化したとすると、ステップS52において現
在の和音「C」のタイミングコードから4拍子前のタイ
ミングコードFLTは「G7 」のタイミングコードCM
(i−1)と同じになり、フィルインはこの「G7 」に
合わせて1小節伴奏されて「C」の小節の前で完了する
ようになる。
【0054】また、図14(b) のように1小節内で
「G」から「G7 」に変化して次の小節で「C」に変化
したとすると、現在の和音「C」のタイミングコードか
ら4拍子前のタイミングコードFLTは「G7 」のタイ
ミングコードCM(i−1)より小さくなるので、ステ
ップS53およびステップS54においてフィルインの
タイミングコードが小節の途中から始まる「G7 」のタ
イミングコードに書き換えられ、フィルインはこの「G
7 」に合わせて半小節伴奏されて「C」の小節の前で完
了するようになる。
【0055】さらに、図14(c) のように「G7 」が1
小節以上前から始まっているとすると、「C」のタイミ
ングコードから4拍子前のタイミングコードFLTは
「G7 」のタイミングコードCM(i−1)より大きく
なるので、フィルインはこの「C」の1小節前から伴奏
されて「C」の小節の前で完了するようになる。
【0056】以上のようにして、コード進行メモリ9と
フィルインタイミングメモリ10にはコード進行データ
とフィルインのタイミングコードがそれぞれ記憶され、
モード選択スイッチ2cで再生モード(MODが
“2”)にしてスタートスイッチ2aで自動伴奏状態
(RUNが“1”)にすると、このスタートスイッチ2
aの操作によりi、j、CLK、TMおよびFILの各
レジスタが“0”にリセットされた状態で、図12の割
込み処理ルーチンおよび図13の再生処理ルーチンに基
づいて自動伴奏が行われる。
【0057】図12の割込み処理S60は、前記のよう
に8分の1拍子毎に行われ、ステップS61でRUNが
“1”でなければ割込み処理から復帰し、RUNが
“1”であればステップS70で再生処理を行う。
【0058】後述説明するように再生処理を行うと、ス
テップS62でレジスタCLKの内容を“1”増加させ
てクロックを計数し、ステップS63でレジスタFIL
の内容が“1”であるか否かを判定する。このレジスタ
FILの内容は現在フィルインの伴奏中であるか否かを
示すもので、“0”であればノーマル伴奏の状態、
“1”であればフィルイン伴奏の状態を示す。
【0059】ステップS63において、フィルイン伴奏
の状態であればステップS64でCLKが“8”である
か否かを判定して“8”でなければステップS67の処
理を行い、“8”であればステップS65とステップS
66でレジスタFILとレジスタCLKをそれぞれ
“0”にリセットしてステップS67の処理を行う。
【0060】ステップS63において、ノーマル伴奏の
状態であればステップS68でCLKが“32”である
か否かを判定して“32でなければステップS67の処
理を行い、“32”であればステップS66でレジスタ
CLKを“0”にリセットしてステップS67の処理を
行う。
【0061】なお、上記の処理は、フィルイン伴奏パタ
ーンが1小節でノーマル伴奏パターンが4小節分になっ
ているための処理で、フィルイン伴奏は一回に多くとも
1小節分(クロック8個分)の伴奏しか行わないのでス
テップS64でフィルイン伴奏の1小節の終了を検出
し、ノーマル伴奏は4小節を繰り返すのでステップS6
8で4小節の終了を検出するものである。
【0062】次にステップS67でCLKのmod2が
“0”であるか否かを判定して“0”でなければ復帰
し、“0”であればステップS69でレジスタTMの内
容を“1”増加させて復帰する。このステップS67お
よびステップS69の処理は、8分の1拍子毎に計数す
るCLKを分周することにより、4分の1拍子に対応す
るタイミングコードを計数するためのものである。
【0063】図13の再生処理S70では、コード進行
メモリ9とフィルインタイミングメモリ10のポインタ
iおよびjを更新しながら処理が行われる。まず、ステ
ップS71でMODが“2”であるか否かを判定して録
音状態などで“2”でなければ、ステップS79の処理
でフィルイン伴奏の状態か否かを判定して後述のように
ステップS81またはステップS82の処理を行って復
帰する。
【0064】ステップS71でMODが“2”であれ
ば、ステップS72でコード進行メモリ9から読み出し
た現在の和音のタイミングコードCM(i+2)が現在
のタイミングコードTMに一致しているか否かを判定
し、一致していなければステップS75の処理を行い、
一致していれば、ステップS73で現在の和音のノート
コードCM(i)をレジスタRTに格納するとともに種
類コードCM(i+1)をレジスタTPに格納し、ステ
ップS74でポインタiを“3”増加させてステップS
75の処理を行う。上記の処理により、現在のタイミン
グコードTMに合った和音のノートコードと種類コード
がレジスタRTおよびレジスタTPにそれぞれ格納され
る。
【0065】ステップS75で、フィルインタイミング
メモリ10から読み出したタイミングコードFLM
(j)が現在のタイミングコードTMに一致しているか
否かを判定し、一致していなければステップS79の処
理を行い、一致していれば、ステップS76でレジスタ
FILに“1”を格納するとともにステップS77でポ
インタjを“1”増加させ、ステップS78で現在のク
ロック計数値のmod8をレジスタCLKに格納してス
テップS79の処理を行う。
【0066】このように、現在のタイミングコードTM
がフィルインのタイミングになっているとレジスタFI
Lによりフィルイン伴奏を行うことが記憶され、次のス
テップSでノーマル伴奏に代えてフィルイン伴奏の発音
が行われる。なお、ステップS78の処理は、フィルイ
ン伴奏パターンのデータが1小節分(クロック8個分)
であるのでフィルイン伴奏中にこの1小節内のデータを
参照できるようにするためである。
【0067】ステップS79において、レジスタFIL
の内容が“0”であるか否かを判定し、“0”であれば
ノーマル伴奏の状態であるのでステップS81の処理を
行い“0”でなければすなわち“1”であればフィルイ
ン伴奏の状態であるのでステップS82の処理を行う。
【0068】ステップS81では、レジスタSTLN内
のスタイルナンバーとレジスタCLK内のクッロック計
数値とに基づいてノーマル伴奏データメモリ からコー
ドを読み出し、このノーマル伴奏データメモリ から読
み出したコードのうち「リズム1,2」以外のコードは
レジスタRTに格納されている根音のノートコードとレ
ジスタTPに格納されいている種類コードに基づいて変
換し、キーオン信号とともにトーンジェネレータ13に
出力して発音する。
【0069】また、ステップS82では、レジスタST
LN内のスタイルナンバーとレジスタCLK内のクッロ
ック計数値とに基づいてフィルイン伴奏データメモリ
からコードを読み出し、ステップS81と同様に「リズ
ム1,2」以外のコードはレジスタRTのノートコード
とレジスタTPの種類コードに基づいて変換し、キーオ
ン信号とともにトーンジェネレータ13に出力して発音
する。
【0070】このように、鍵盤1から入力して記憶され
たコード進行データについて簡単な操作でで転調部分が
自動検出され、入力した所望の伴奏曲に対して適正な位
置にフィルインが挿入された状態で自動演奏が行われ
る。
【0071】なお、以上の実施例では、「7th」の和音
から「M」または「m」の和音に変化したときに転調部
の検出を行うようにしているが、他の和音や曲のメロデ
ィなどから転調部を検出するようにしてもよい。また、
曲の調性を記憶しているデータを用いて転調部を検出す
るようにしてもよい。
【0072】さらに、上記の実施例では、コード進行デ
ータを予め記憶した後に転調部の検出を行うようにして
いるが、和音の入力時に平行して転調部を検出するよう
にしてもよい。
【0073】また、本発明の自動伴奏装置において、ノ
ーマル伴奏パターンやフィルイン伴奏パターンの長さ、
クロックの分解能、和音から楽音への変換方式、和音の
種類コード等は、上記実施例に限定されるものではな
い。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動伴奏装
置によれば、伴奏曲の和音とタイミングの時系列の情報
からなるコード進行データを記憶し、このコード進行デ
ータの転調部を検出してこの検出した転調部に対応する
タイミングを記憶し、この転調部のタイミングになるま
でノーマル伴奏パターンに基づいて発音し、転調部のタ
イミングになるとフィルイン伴奏パターンに基づいて発
音するようにしたので、Vの属七和音からIの長3和音
に変化する直前などの好ましいタイミングでフィルイン
伴奏を行うことができる。したがって、演奏者などがフ
ィルインの挿入箇所などを気にする必要がなく、さらに
演奏中にスイッチ操作などを行う必要もなく、フィルイ
ンなどの音楽的な知識を持たない演奏者が操作してもフ
ィルインが挿入された伴奏曲を演奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の自動伴奏装置を適用した電子
楽器のブロック図である。
【図2】本発明の実施例におけるパネルスイッチの操作
面を示す図である。
【図3】本発明の実施例におけるフィルインタイミング
メモリの記憶領域を概念的に示す図である。
【図4】本発明の実施例におけるコード進行メモリの記
憶領域を概念的に示す図である。
【図5】本発明の実施例におけるフィルイン伴奏パター
ンのデータの一例を示す図である。
【図6】本発明の実施例におけるノーマル伴奏パターン
のデータの一例を示す図である。
【図7】本発明の実施例におけるメインルーチンのフロ
ーチャートである。
【図8】本発明の実施例におけるキーイベン処理のフロ
ーチャートである。
【図9】本発明の実施例におけるスイッチイベント処理
のフローチャートである。
【図10】本発明の実施例における転調検出処理のフロ
ーチャートである。
【図11】本発明の実施例におけるフィルイン挿入処理
のフローチャートである。
【図12】本発明の実施例におけるクロック割込み処理
のフローチャートである。
【図13】本発明の実施例における再生処理のフローチ
ャートである。
【図14】本発明の実施例におけるフィルインの伴奏位
置の一例を説明する図である。
【符号の説明】
1…鍵盤、2…パネルスイッチ、5…CPU、7…フィ
ルイン伴奏データメモリ、8…ノーマル伴奏データメモ
リ、9…コード進行メモリ、10…フィルインタイミン
グメモリ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伴奏曲の和音とタイミング情報の時系列
    の情報からなる演奏情報を入力する演奏情報入力手段
    と、 上記演奏情報入力手段から入力された演奏情報を記憶す
    る演奏情報記憶手段と、 予め設定されたノーマル伴奏パターンとフィルイン伴奏
    パターンとを記憶している伴奏パターン記憶手段と、 上記演奏情報記憶手段から演奏情報を読み出して該演奏
    情報中の転調部を検出する転調部検出手段と、 上記転調部検出手段で検出された転調部に対応するタイ
    ミング情報を記憶するフィルインタイミング情報記憶手
    段と、 上記演奏情報記憶手段に記憶された演奏情報と上記伴奏
    パターン記憶手段に記憶されているノーマル伴奏パター
    ンに基づいて伴奏音を発生するとともに、演奏のタイミ
    ングが上記フィルインタイミング情報記憶手段に記憶さ
    れているタイミング情報のタイミングになると前記ノー
    マル伴奏パターンに代えて前記フィルイン伴奏パターン
    に基づいて伴奏音を発生する伴奏手段と、 を備えたことを特徴とする自動伴奏装置。
  2. 【請求項2】 伴奏曲の和音とタイミング情報の時系列
    の情報からなる演奏情報を出力する演奏情報出力手段
    と、 予め設定された第1の伴奏パターンと第1の伴奏パター
    ンに代えて出力される第2の伴奏パターンとを記憶して
    いる伴奏パターン記憶手段と、 上記演奏情報出力手段から出力された演奏情報中の転調
    部を検出する転調部検出手段と、 上記転調部検出手段で検出された転調部に対応するタイ
    ミング情報を記憶する転調タイミング情報記憶手段と、 上記演奏情報出力手段から出力される演奏情報と上記伴
    奏パターン記憶手段に記憶されている第1の伴奉パター
    ンに基づいて伴奏音を発生するとともに、演奏のタイミ
    ングが上記転調タイミング情報記憶手段に記憶されてい
    るタイミング情報のタイミングになると前記第1の伴奏
    パターンに代えて前記第2の伴奏パター ンに基づいて伴
    奏音を発生する伴奏手段と、を備えたことを特徴とする
    自動伴奏装置。
JP3037904A 1991-02-08 1991-02-08 自動伴奏装置 Expired - Fee Related JP2674331B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3037904A JP2674331B2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 自動伴奏装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3037904A JP2674331B2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 自動伴奏装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04257000A JPH04257000A (ja) 1992-09-11
JP2674331B2 true JP2674331B2 (ja) 1997-11-12

Family

ID=12510535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3037904A Expired - Fee Related JP2674331B2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 自動伴奏装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2674331B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04257000A (ja) 1992-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4539882A (en) Automatic accompaniment generating apparatus
US5369216A (en) Electronic musical instrument having composing function
US4889026A (en) Sequencer unit of electronic musical instrument
JP3239411B2 (ja) 自動演奏機能付電子楽器
JPH01179090A (ja) 自動伴奏装置
JPH04274497A (ja) 自動伴奏装置
JP2522337B2 (ja) 自動演奏装置
JP2674331B2 (ja) 自動伴奏装置
US5283388A (en) Auto-play musical instrument with an octave shifter for editing phrase tones
JPS647392B2 (ja)
JP3195111B2 (ja) 自動演奏装置
JPH0367276B2 (ja)
JP2556040B2 (ja) 自動演奏装置
JP2572317B2 (ja) 自動演奏装置
JP3296182B2 (ja) 自動伴奏装置
JP2576296B2 (ja) 電子楽器の自動伴奏装置
JPH05188961A (ja) 自動伴奏装置
JP2861709B2 (ja) 自動伴奏装置
JP2570068B2 (ja) 自動演奏装置
JPH058638Y2 (ja)
JP3178176B2 (ja) 自動伴奏装置
JP3055352B2 (ja) 伴奏パターン作成装置
JP3033393B2 (ja) 自動伴奏装置
JP2572316B2 (ja) 自動演奏装置
JP2546272B2 (ja) 電子楽器の自動伴奏装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970617

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090718

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees