JPH03264019A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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Publication number
JPH03264019A
JPH03264019A JP6346990A JP6346990A JPH03264019A JP H03264019 A JPH03264019 A JP H03264019A JP 6346990 A JP6346990 A JP 6346990A JP 6346990 A JP6346990 A JP 6346990A JP H03264019 A JPH03264019 A JP H03264019A
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JP
Japan
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electric blower
temperature switch
temperature
suction port
vacuum cleaner
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Application number
JP6346990A
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English (en)
Inventor
Shigenobu Mori
重信 森
Hiroshi Yokoyama
広 横山
Kunio Matsushita
松下 邦男
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、電気掃除機に係り、特に、集塵室内に吸込ま
れたダニなどの有害微生物を電動送風機の排気熱を利用
して退治するものに関する。
(従来の技術) 従来、例えば、特開平1−97424号公報に記載され
ているように、発熱する電動送風機と集塵室とを繰り返
し通る循環気流を生じさせることにより、集塵室の温度
を上昇させて、そこに貯溜した塵埃中のダニなどを退治
する電気掃除機が知られている。そして、従来の電気掃
除機は掃除機本体の上部に外部から強制復帰できるよう
に操作部を外側に配設した温度スイッチを風路中に設け
、この温度スイッチにより電動送風機室内の温度を検出
し、この温度スイッチの検出温度が設定温度、例えば6
0℃程度になると、電動送風機を停止させるようにして
いる。
この従来の電気掃除機は、第5図に示すように、掃除機
本体に設けた還流風路の土壁1位置に形成した嵌合孔2
に外側から環状のシーリング3を介して温度スイッチ4
の感温部5を嵌合し、この温度スイッチ4の取付はフラ
ンジ部6を上壁1の外側からねじ7にて取付け、この温
度スイッチ4の強制復帰操作釦8を温度スイッチ4の上
部に絶縁板9を介して巻回したスプリング10にて付勢
し、掃除機本体の外部から操作できるようにした構造が
採られている。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の構造の電気掃除機では、温度スイッチ4を通
して還流風路中に感温部5が嵌合孔2に囲まれた位置に
配設されているため、循環気流の影響を受けるもので、
すなわち気流による冷却作用が作用するため正確な排気
温度を感知しにくく、また温度スイッチ4は上壁1の外
方から取付けられているため、温度スィッチ4自体の外
気の影響を受け、温度スイッチ4の温度検知が遅れ、温
風循環時間が必要以上に長くなって電動送風機が焼損し
たり、掃除機本体を熱変形させる問題があり、さらに、
温度スイッチ4は土壁の上方から取付けるため、温度ス
イッチ4のリード線は上壁1に開口したリード線挿通孔
から内部に挿通して電動送風機室内で配線処理をしなく
てはならず、またこのリード線挿通孔をバッキングなど
で気密に塞ぐ必要があり、部品が多く、組立て性に問題
があった。さらに温度スイッチ4の強制復帰操作釦8を
付勢するスプリングlOは温度スイ・ソチ4の上部に絶
縁板9を介して装着するため、温度スィッチ4自体に操
作釦8に加わる操作力が掛かり、温度スイッチの取付は
強度を高める必要があるとともにスプリング8の位置が
安定しない問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、電動送風
機の循環温風の温度検知が確実となり、また、温度スイ
ッチのリード線の配線処理が容易にできる電気掃除機を
提供するものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 請求項1に記載の発明の電気掃除機は、電動送風機室お
よび集塵室を内部に有するとともにこの集塵室に連通ず
る吸込口を有する掃除機本体と、前記集塵室に吸気側を
連通させて前記電動送風機室に内蔵された電動送風機と
、前記掃除機本体の下部に設けられ前記電動送風機の排
気側を前記電動送風機の下方に位置して形成した連通孔
を介して前記吸込口に連通させる還流風路とを備え、前
記電動送風機の上方に位置して前記掃除機本体に電動送
風機を制御する温度スイッチを前記電動送風機室の内側
から取付固定したものである。
請求項2に記載の発明の電気掃除機は、電動送風機室に
配設された電動送風機を消音筒にて覆い、この消音筒に
前記の電動送風機の排気口に連通する開口部を形成し、
この消音筒の開口部の上方位置近傍に温度スイッチを設
けたものである。
(作用) 請求項1に記載の発明の電気掃除機は、掃除機本体の吸
込口にホースを接続した状態で、電動送風機を駆動する
ことにより塵埃をホースから吸込み掃除を行なう。そし
て、電動送風機の駆動により、外部からホースへ空気と
ともに吸込まれた塵埃が集塵室内に導かれ、集塵室に捕
捉される。
また、集塵室内に貯溜した塵埃中のダニなどの有害微生
物を退治するときには、掃除機本体自体にある還流風路
により電動送風機の排気側を吸込口に連通させる。この
状態で電動送風機を駆動すると、電動送風機からの加熱
された排気風が還流風路を介して集塵室内へ還流され、
電動送風機と還流風路と集塵室と電動送風機とを繰り返
し通る循環気流が生じる。この循環気流によって、集塵
室内の温度が上昇し、集塵室内のダニなどが熱により殺
傷される。そして、循環される温風の温度が設定値にな
ると温度スイッチが動作し、電動送風機が停止される。
温度スイッチは電動送風機室の内部から取付けたので、
電動送風機室の循環気流の温度検知が確実にでき、温風
循環時間を短縮でき、電動送風機の焼損、掃除機本体の
熱変形を防止でき、温度スイッチのリード線の配線処理
が容易となる。さらに温度スイッチの復帰操作釦の付勢
スプリングは電動送風機室の土壁で受けることができ、
スプリングの位置が安定し、操作釦の動作が円滑となる
請求項2に記載の発明の電気掃除機は、電動送風機室に
電動送風機の消音筒に開口した開口部の近傍位置の上方
に温度スイッチを取付けたので、電動送風機室の最も温
度の高い位置で温風の温度を検知し、しかも温度スイッ
チは循環気流に直接触れずに確実に温度を検知できるの
で、気流に影響されず、循環気流の温度検知時間を短縮
できるものである。
(実施例) 次に本発明の電気掃除機の一実施例の構成を第1図乃至
第4図について説明する。
第1図において、21は掃除機本体で、この掃除機本体
21は、上面を開口した下部本体ケース22と、この下
部本体ケース22の後部上側に結合固定された上部本体
ケース23と、前記下部本体ケース22の前部上面の塵
捨て用開口部24を上方から開閉自在に閉塞する蓋体2
5となどから構成されている。
そして、前記下部本体ケース22の左右両側面の後側下
部には後車輪26がそれぞれ回動自在に支持され、この
下部本体ケース22の前部下面には、旋回台27が水平
方向に回動自在に支持されており、この旋回台27に車
輪28が取付けられている。
また、前記掃除機本体21内には、格子状の連通口29
を有する隔壁30により、前記開口部24を上面部に有
する集塵室33が前部に区画形成されているとともに、
この集塵室33の後方に電動送風機室34が区画形成さ
れている。
前記集塵室33内には、袋状フィルター材にて形成され
た集塵袋35が着脱自在に装着されている。
この集塵袋35は、開口側に接着された口枠36を有し
、この口枠36が、前記集塵室33内の前面の上部に枢
着されたクランプ37と、同じ前面の下部に形成された
保持部38とにより着脱自在に保持されている。また、
前記隔壁30には、この隔壁30の連通口29を覆う補
助集塵フィルター39が着脱自在に装着されている。な
お、これら集塵袋35および補助集塵フィルター39は
、前記開口部24から着脱されるようになっている。
一方、前記電動送風機室34内には電動送風機40が配
設され、この電動送風機40の前部吸気部はバッキング
41により前記隔壁30の後部に形成した吸気室421
に気密に連通するように前記側本体ケース22.23か
らそれぞれ一体形成された支持壁42゜43により支持
され、さらにこの電動送風機40の後部が前記側本体ケ
ース22.23から一体形成された支持壁44.45に
よりバッキング46を介して気密に挾持され、電動送風
機室34内の電動送風機40の吸気側が排気側との気密
性を保持されながら前記連通口29を介して集塵室33
に連通されている。そして、前記電動送風機40の排気
孔47を形成した後側電動部48が消音筒49にて覆わ
れている。この消音筒49の上部には前記排気孔47か
ら排気された排気風を導出する開口部50が開口されて
いる。
また、前記上部本体ケース23の後面部には格子状の排
気口51が開口形成されている。この排気口51は、前
記本体ケース22.23内で後側の支持壁44、45の
側方などに形成された通風路52を介して前記電動送風
機40の消音筒49に形成した排気孔47側に連通され
ている。
さらに、前記下部本体ケース22の前面中央部に形成し
た吸込口体取付は凹部の後底面部に、前記集塵室33に
連通する吸込開口部53が形成されている。また、第4
図に示すように、この吸込開口部53の左右両側方にそ
れぞれ位置して凹部の後底面には、2対の接点板を取付
ける接点固定部54゜55が形成されているとともに、
ねじ止め部56が形成されている。さらに、この接点固
定部54.55とねじ止め部56の周囲に凹部の後底面
には矩形状の吸込口体固定リブ57が形成されている。
また、前記下部本体ケース22の下面部から前面部の凹
部にかけて外方すなわち下方ないし前方へ開口した風路
溝58が形成されている。この風路溝58の後端部は前
記電動送風機室34の前部に電動送風機40の下方位置
に形成した連通孔581を介して連通され、この連通孔
581によって前記電動送態様40の消音筒49に形成
した排気孔47から電動送風機40の排気側に連通され
ている。また、前記風路溝58は、前記風路溝58の両
側部はリブから形成され、前記凹部の後底面においては
、前記吸込口体固定用リブ57が風路溝58を形成する
リブを兼ねている。そして、前記風路溝58は、前記凹
部において鉛直に立ち上り、吸込開口部53の上部と同
高の位置でこの吸込開口部53の方へ垂直に屈曲してお
り、この吸込開口部53の側部へその中心から水平方向
よりも約45°上側の位置で抜けている。
また、前記吸込開口部53の周縁部には円環状の吸込口
パッキング6θが固定的に取付けられている。この吸込
口パッキング60は、後端が前記集塵袋35の口枠36
にその開口を囲んで接離自在に圧接される。
61は吸込口体で、この吸込口体61は、前記ねじ止め
部56にねじ止めにより、前記下部本体ケース22の凹
部の前側に前記吸込口パッキング60を挾んで取付けら
れ、後面を開口した箱状になった前記吸込口体61の正
面形状は、前記吸込口体固定リブ57の形状とほぼ等し
くなっており、この固定リブ57内を前方外側から覆っ
ている。また、前記吸込口体61の側部には、下部本体
ケース22の前面の風路溝58の下部とほぼ同形のカバ
一部62が一体に垂設されている。このように、下部本
体ケース22の前面において、風路溝58が吸込口体6
1により前方外側から気密的に覆われている。
さらに、前記吸込口体6】には、前記下部本体ケース2
2の吸込開口部53に対向連通される前後方向へ抜ける
円筒形状の吸込口63が形成され、この吸込口63の外
周側に円筒形状の外周壁64が同心的に形成されている
。そして、この外周壁64の後端が下部本体ケース22
の吸込開口部53の周縁部とともに前記吸込口パッキン
グ60に気密に挟着されている。また、前記吸込口63
の後端部外周側に前記吸込口パッキング60の前端部が
気密に嵌合されている。さらに、前記外周壁64が前記
風路溝58の開口端に重なる位置で切り欠かれていると
ともに、前記吸込口63の上面部に流出口66が開口形
成され、吸込口63の内部が、この吸込口63の外周面
と外周壁64の内周面との間の間隙を介して、前記風路
溝58の内部に連通されている。また、前記吸込口63
の左右両側方には、前記接点板にそれぞれ対向する通孔
67.68(第4図図示)が形成されている。
さらに、第4図に示すように、前記吸込口体61の外側
前面には、吸込口63の左右方向側方に位置して常開形
のシャッタースイッチ71が設けられている。このシャ
ッタースイッチ71は、上下方向に揺動自在で下方へ付
勢された開閉子72を有しており、この開閉子72が上
昇したときにオンするものである。
また、前記下部本体ケース22の前面には、前記吸込口
体61を前側外方から覆う前面カバー76が固定的に取
付けられている。この前面カバー76は、この前面カバ
ー76の上部に形成された鉤状部77と下部本体ケース
22の上縁部に形成された受は部78との係合およびね
じなどの適宜の手段により下部本体ケース22に取付け
られている。さらに、前記前面カバー76の中央部には
、前記吸込口53および通孔67、68に対向する前面
開口部79が形成されている。
そして、前記前面カバー76の後面と吸込口体61の前
面との間には、この吸込口体61の吸込口63を開閉自
在に閉塞するシャッター81が上下摺動自在に挟持され
ている。このシャッター81は、上昇時に吸込口53を
塞ぐもので、吸込口体61に形成された係止孔82とシ
ャッター81に形成された爪部83との係合により上昇
位置に保持されるようになっている。また、前記シャッ
ター81には、このシャッター81の上昇時に前記シャ
ッタースイッチ71の開閉子72を押圧して上昇させる
押圧突片84が側縁に形成されているとともに、操作用
のっまみ85が前面上端部に形成されている。
また、前記風路溝58は、下部本体ケース22の下面部
において、風路カバー86により下方外側から覆われて
いる。この風路カバー86は、その前端部に形成された
係合部87の前記吸込口体61の下縁部への係合と、後
端部における下部本体ケース22のボスへのねじ止めと
などにより、この下部本体ケース22に固定的に取付け
られている。そして、前記下部本体ケース22の風路溝
58とこの風路溝58の外側の開口部を塞ぐ風路カバー
86および吸込口体61との間に、外部から気密に遮断
され前記電動送風機40の排気側を前記吸込口63に連
通させる還流風路88が形成され、風路カバー86の前
端部と吸込口体61の下端部との間においても、還流風
路88は外部からの気密性を保持しっつ連通されている
そして、この還流風路88の吸込口63への出口である
前記流出口66は、鉛直下方へ開口している。
前記蓋体25は、例えば、前記上部本体ケース23に後
端部が枢着されており、前端部が前記前面カバー76の
上端部に係脱自在に係合されて、閉状態に係止されるも
のである。なお、前記下部本体ケース23の塵捨て用開
口部24の周縁部には、閉じた前記蓋体25の下面周縁
部が気密に圧接されるシールバッキング89が設けられ
ている。
さらに、前記上部本体ケース23の上面部には、強制復
帰形の温度スイッチ90が設けられている。
この温度スイッチ90は、前記電動送風機室34内の温
度を検出しこの温度が、例えば、60℃程度の一定温度
まで上昇するとオフ動作し前記電動送風機40になるも
のである。この温度スイッチ90の取り付は構造につい
て説明する。第2図および第3図に示すように、前記電
動送風機室34の土壁341を形成する上部本体ケース
23の上面内側に嵌合凹部91が形成され、この嵌合凹
部91の内底面の中央部には小径の貫通孔部92が形成
されている。またこの嵌合凹部91の両側に配線凹部9
3が連続形成され、さらにこの嵌合凹部91の前後に外
方に突出する取付はボス部94が形成されている。そし
て温度スイッチ90は前記嵌合凹部91に前記電動送風
機室34の内側から嵌合され、温度スイッチ90の取付
はフランジ95が取付はボス部94に螺合されるねじ9
6にて取付けられ、温度スイッチ90のバイメタルなど
の感温部97は前記電動送風機室34に突出され、また
端子部98は前記配線凹部93に配設されている。
なお前記嵌合凹部91には内底部と温度スイッチ90と
の間にシールリング99が配設され、電動送風機室34
と外部との間の気密性が保持されている。また、温度ス
イッチ90の強制復帰操作部100は前記貫通孔部92
から外方に突出されており、この操作部100を押圧す
る復帰操作釦1G+を部を有しており、この復帰操作釦
101の内端部は前記操作部10Gの内端に係合され、
この復帰操作釦101の押圧操作により温度スイッチ9
0はリセットされる。
この復帰操作釦101は、前記上部本体ケース23上に
固定された上面カバー102から露出されており、外部
から操作可能になっている。さらに、この復帰操作釦1
01を上方に付勢するコイルスプリング103の上端は
この復帰操作釦+01の内側に係止され、このスプリン
グ103の下端は前記電動送風機室34の土壁341の
外側の前記貫通孔部92の周囲に係合されている。
104は吸塵用ホースで、このホース104は、一端部
に設けられた接続管105が前記吸込口63に着脱自在
に差込み接続される。なお、前記吸込口63の流出口6
6は、接続された接続管105により閉塞される位置に
ある。また、前記ホース104の他端部に設けられた握
り管には、延長管を介して吸込み0体が着脱自在に接続
されるようになっている。また、前記接続管104には
、前記掃除機本体21側の吸込口63付近の図示しない
接点板にそれぞれ接続される接点ピンが設けられている
。一方の一対の接点板および接点ピンは、前記掃除機本
体21内に設けられた電動送風機40の制御回路を前記
握り管に設けられた操作部に電気的に接続するものであ
る。また、他方の一対の接点板および接点ピンは、前記
吸込み0体に設けられた電動ブラシへの給電用のもので
ある。
そして、前記一方の一対の接点板が互いに電気的に接続
されたときかつそのときのみ電動送風機40が動作する
電気的回路構成となっているが、これら一方の一対の接
点板間に前記シャッタースイッチ71と温度スイッチ9
0とが直列に接続されており、吸込口63に接続管10
4が接続されていないときであっても、両スイッチ71
.90がともにオンになれば、電動送風機40が動作す
るようになっている。
次に、この実施例の作用について説明する。
掃除時には、シャッター81を下方へ摺動させて開き、
開放された吸込口63にホース104の接続管105を
接続し、このホース104の握り管には延長管を介して
吸込み0体を接続する。なお、シャッター81を開くと
、シャッター81に連動してシャッタースイッチ71が
オフになる。また、ホース104を接続した状態では、
この接続管104により吸込口63にある還流風路88
の流出口66が気密に閉塞されることによって、電動送
風機40の排気側と吸込口63とが気密に遮断される。
なお、接続管104の先端部は、集塵袋35内に挿入さ
れる。
そして、電動送風機40の駆動により、外部から吸込み
0体を介して空気とともに塵埃が吸込まれ、延長管およ
びホース104を介して掃除機本体21の集塵室33に
導かれて、集塵袋35内に捕捉される。また、この集塵
袋35により濾過された空気は、補助集塵フィルター3
9、連通口29を通過し、電動送風機40の排気口47
から消音筒49の開口部50を経て電動送風機室24お
よび通風路52を通過し、排気口51から掃除機本体2
1外へ排気風として排出される。
また、集塵袋35内に貯溜した塵埃中のダニなどの有害
微生物を退治するときには、図示のように、まず、ホー
ス104の接続管105を吸込口63から抜いて外すと
ともに、シャッター81を上方へ摺動させて閉じ、吸込
口63を外側から閉塞する。この状態で、還流風路88
の流出口66が開放され、電動送風機40の排気孔47
側が連通した消音筒49の開口部50から電動送風機室
34が還流風路88を介して吸込口63内に連通される
。また、シャッター81を閉じると、このシャッター8
1の押圧突片84により開閉子72が下方から押圧され
て、シャッタースイッチ71がオンになる。次いで、温
度スイッチ90の復帰操作釦101を押すと、操作部1
00がこの温度スイッチ90をリセットし、温度スイッ
チ90がオンとなり、電動送風機40が駆動する。
この電動送風機40の駆動によって、集塵室33内の空
気が電動送風機40に吸込まれて、消音筒49の開口部
50から電動送風機室34に排出されるが、このとき、
電動送風機40の発熱により空気が加熱される。そして
、第1図および第2図に矢印で示すように、電動送風機
40からの熱せられた排気風は、電動送風機室34から
還流風路88内に流入し、風路カバー86側の風路溝5
8および吸込口体61側の風路溝58を通って、流出口
66から吸込口63内に吹き出し、この吸込口63から
吸込開口部53を介して集塵室33の集塵袋35内へ還
流される。このように、電動送風機40の排気熱が集塵
袋35内に導かれ、集塵袋35内に還流された排気風は
、集塵室33から電動送風機40へ戻るので、この電動
送風機40と還流風路88内と吸込口63内と集塵室3
3内と電動送風機40内とをこの順序で繰り返し通る循
環風が生じ、集塵室33内などの温度が上昇し、集塵袋
35内のダニなどの有害微生物が熱により殺傷される。
電動送風機室34内の温度がさらに上昇して、温度スイ
ッチ90の設定温度に達すると、この温度スイッチ90
がオフになって、電動送風機40が自動的に停止する。
これにより、必要以上の温度上昇が防止され、電動送風
機40の焼損、本体ケース22゜23などの熱による変
形などが防止される。そして、この温度スイッチ90は
電動送風機室34に電動送風機40の消音筒49に開口
した開口部50の近傍に対向して取付けたので、電動送
風機室34の最も温度の高い位置で温風の温度を検知し
、しかも温度スイッチ90の感温部97は循環気流に直
接触れずに確実に温度を検知できるので、気流に影響さ
れず、電動送風機室34の循環気流の温度検知が確実に
でき、循環気流の温度検知時間を短縮でき、電動送風機
40の焼損、掃除機本体21の熱変形を防止できる。
また、温度スイッチ90は電動送風機室34の内部から
取付けたので、温度スイッチ90のリード線は電動機室
34内で配線処理ができ、外側から温度スイッチ90を
取付けた場合のようにリード線を押通する挿通孔を気密
に処理する必要もなく、配線処理が容易となる。さらに
温度スイッチ90の復帰操作釦101を付勢するスプリ
ング103は電動送風機室34の土壁で受けることがで
き、スプリング103の位置が安定し、操作釦101の
動作が円滑となる。
また、掃除機本体21の吸込口63に対してホース10
4の接続管105を着脱するときには、還流風路88の
吸込口63への出口である流出口66が吸込口63内へ
向ってこの吸込口63の上方から鉛直下方に開口してい
るので、接続管104から吸込口63内へ脱落するなど
した塵埃が還流風路88内へ落ちることはなく、還流風
路88内に塵埃が貯溜してこの還流風路88が塞がれて
しまうことがない。
〔発明の効果〕
請求項1に記載の発明によれば、排気風の循環によって
集塵室内に貯溜したダニなどの有害微生物を退治するこ
とができる電気掃除機において、電動送風機の上方に位
置して掃除機本体に電動送風機を制御する温度スイッチ
を電動送風機室の内側から取付けたので、循環される温
風の温度が設定値になると温度スイッチが動作し、電動
送風機を停止させることができ、温度スイッチは電動送
風機室に配置され、電動送風機室の循環気流の温度検知
が確実にでき、温風循環時間を短縮でき、電動送風機の
焼損、掃除機本体の熱変形を防止でき、温度スイッチの
リード線の配線処理が容易となるものである。さらに温
度スイッチの復帰操作釦を付勢するスプリングは電動送
風機室の土壁で受けることができ、スプリングの位置が
安定し、操作釦の動作を円滑とすることもできる。
請求項2に記載の発明によれば、電動送風機を消音筒に
て覆い、この消音筒に電動送風機の排気口に連通ずる開
口部を形成し、この消音筒の開口部の近傍位置の上方に
温度スイッチを設けたので、電動送風機室の最も温度の
高い位置で温風の温度を検知し、しかも温度スイッチは
循環気流に直接触れずに確実に温度を検知できるので、
気流に影響されず、循環気流の温度検知時間を短縮でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機の一実施例を示す縦断面図
、第2図は同上温度スイッチ部の拡大縦断面図、第3図
は同上分解斜視図、第4図は同上吸込口部の背面図、第
5図は同上従来の電気掃除機の温度スイッチ部の縦断面
図である。 21・・掃除機本体、33・・集塵室、34・・電動送
風機室、40・・電動送風機、49・・消音筒、50・
・開口部、88・・還流風路、90・・温度スイッチ。 平成2年3月14日 発  明  者 森 重 信 同 横 山 広 同 松 下 邦 男

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電動送風機室および集塵室を内部に有するととも
    にこの集塵室に連通する吸込口を有する掃除機本体と、
    前記集塵室に吸気側を連通させて前記電動送風機室に内
    蔵された電動送風機と、前記掃除機本体の下部に設けら
    れ前記電動送風機の排気側を前記電動送風機の下方に位
    置して形成した連通孔を介して前記吸込口に連通させる
    還流風路とを備え、 前記電動送風機の上方に位置して前記掃除機本体に電動
    送風機を制御する温度スイッチを前記電動送風機室の内
    側から取付固定した ことを特徴とする電気掃除機。
  2. (2)電動送風機室に配設された電動送風機を消音筒に
    て覆い、この消音筒に前記の電動送風機の排気口に連通
    する開口部を形成し、この消音筒の開口部の上方位置の
    近傍に温度スイッチを設けた ことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
JP6346990A 1990-03-14 1990-03-14 電気掃除機 Pending JPH03264019A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000107109A (ja) * 1998-09-30 2000-04-18 Toshiba Tec Corp 電気掃除機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000107109A (ja) * 1998-09-30 2000-04-18 Toshiba Tec Corp 電気掃除機

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