JPH07136083A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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Publication number
JPH07136083A
JPH07136083A JP31278493A JP31278493A JPH07136083A JP H07136083 A JPH07136083 A JP H07136083A JP 31278493 A JP31278493 A JP 31278493A JP 31278493 A JP31278493 A JP 31278493A JP H07136083 A JPH07136083 A JP H07136083A
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JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
electric blower
main body
heat radiation
vacuum cleaner
Prior art date
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Pending
Application number
JP31278493A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Yoshimi
和好 吉見
Kazuo Saito
和雄 斉藤
Shuzo Ueyama
修三 植山
Toshizo Kobayashi
利造 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP31278493A priority Critical patent/JPH07136083A/ja
Publication of JPH07136083A publication Critical patent/JPH07136083A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放熱板を大きくすることなく十分な放熱効果
が得られる電気掃除機を提供する。 【構成】 電動送風機制御用の電子部品16の放熱板1
7を、電動送風機室6と本体下部ケース1Bに設けられ
た排気口10との間に形成した排気通路14に配設する
ことにより、排気通路14を通過する電動送風機5から
の排気にて冷却する。また、放熱板17を波状に形成す
ることにより、放熱板17の放熱面積を大きくする。さ
らに、放熱板17の波の溝の方向を排気が流れる方向と
平行とすることにより、放熱板17に沿って流れる排気
の流れを整えると共に騒音の発生を抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品を用いて電動
送風機の制御を行なう電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除器としては、本体ケース
の前部に集塵室を設けると共に、後部に電動送風機を収
納した電動送風機室を設ける一方、電動送風機からの排
気を電動送風機室と本体ケースに設けられた排気口と間
に形成した排気通路を通過させて排出するようにしたも
のがある。
【0003】ところで、このような電気掃除機として
は、例えばトライアック等の電子部品を用いて電動送風
機の制御を行なう一方、この電動送風機制御用の電子部
品の熱を放熱するための放熱板を排気通路に配設し、こ
の放熱板を排気通路を通過する排気にて冷却するように
したものがあり、このようなものとしては特公平1−3
6374号公報、実公平5−30689号公報等に示さ
れるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の電気掃除機において、放熱板の形状が平板状であ
るため放熱面積が小さく、放熱効果が十分でないという
問題点があった。なお、放熱効果を高めるために放熱板
を大きくすると、掃除機本体が大型化するという他の問
題点が生じるようになる。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、放熱板を大きくすることなく
十分な放熱効果が得られる電気掃除機を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、本体ケースの
前部に集塵室を設けると共に、後部に電動送風機を収納
した電動送風機室を設ける一方、前記電動送風機からの
排気を前記電動送風機室と前記本体ケースに設けられた
排気口と間に形成した排気通路を通過させて排気するよ
うにした電気掃除機において、前記排気通路に配設され
て電動送風機制御用の電子部品の熱を放熱する放熱板を
波状に形成したものである。
【0007】また本発明は、前記放熱板の波の溝の方向
を前記排気が流れる方向と平行としたものである。
【0008】
【作用】電動送風機制御用の電子部品の放熱板を、電動
送風機室と本体ケースに設けられた排気口との間に形成
した排気通路に配設することにより、排気通路を通過す
る電動送風機からの排気にて冷却することができる。ま
た、放熱板を波状に形成することにより、放熱板の放熱
面積を大きくすることができる。
【0009】さらに、放熱板の波の溝の方向を排気が流
れる方向と平行とすることにより、放熱板に沿って流れ
る排気の流れを整えることができると共に騒音の発生を
抑えることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例に係る放熱板を
備えた電気掃除機の平面図、図2はその側面図、図3は
その平面断面図、図4はその側面断面図である。
【0012】図1〜図4において、1は本体上部ケース
1Aと本体下部ケース1Bとからなる掃除機本体(以下
本体という)であり、この本体1内には蛇腹状のホース
Hが着脱自在に接続される吸込口部2に連通すると共に
上面開口4aから集塵袋3を着脱自在に収納する集塵室
4と、電動送風機5が配設された電動送風機室6とを有
している。そして、これら集塵室4と電動送風機室6と
は、複数の通風孔7aが形成された仕切壁7にて仕切ら
れるようになっている。
【0013】また、集塵室4の上面開口4aには、本体
上部ケース1Aに後端を軸支されて上面開口4aを開閉
自在に覆う集塵蓋8が設けられており、集塵袋3はこの
集塵蓋8を開放した後、吸込口部2の後端部にボール紙
等からなる口枠3aを取り付けた状態で集塵室4内に収
納されるようになっている。
【0014】さらに、この吸込口部2には後述する循環
口31が形成されると共に、吸込口部2の先端部にはホ
ースHが取り外されている時は、吸込口部2を塞ぐよう
に手動にて突出操作されるシャッタ2aが設けられてい
る。なお、9は電動送風機室6の側方に並設され、コー
ドリール装置9aを収納するコードリール室である。
【0015】ところで、本体下部ケース1Bの後面に
は、フィルター部10aを本体内方に備えた排気口10
が設けられており、また本体上部ケース1A及び本体下
部ケース1Bにそれぞれ突設され、電動送風機5の後端
部5aを支持する電動送風機支持リブ11,12と後述
する放熱板17との間には間隙13が形成されている。
そして、電動送風機5からの排気は、矢印Aに示すよう
にこの間隙13を通過し、フィルター部10aを経て矢
印Bに示すように排気口10から外部に排出されるよう
になっている。なお、この排気の温度は、例えば50度
以上であり、後述するように集塵袋4のダニ等の害虫を
死滅させることができる温度となっている。
【0016】一方、この電動送風機支持リブ11,12
と、排気口10との間に形成される排気通路14には、
電動送風機室6の上方に配設された基板15に取り付け
られた電動送風機制御用の電子部品16の放熱板17が
配設されるようになっている。なお、本体上部ケース1
Aには放熱板挿通用の挿通孔14aが形成されており、
放熱板17は、この挿通孔14aに挿通されて排気通路
14に配設されるようになっている。
【0017】ここで、この放熱板17は、図5に示すよ
うに波状に形成されたものであり、このように放熱板1
7を波状に形成することにより、電動送風機5からの排
気と放熱板17との接触面積、即ち放熱面積を大きくす
ることができ、放熱効果を高めることができるようにな
っている。なお、同図において、18aは放熱板17を
基板15にビス18にて取り付け固定するためのビス穴
である。
【0018】また、この放熱板17は、波の溝17aの
方向が、排気が流れる方向と平行となるように排気通路
14に配設されており、このように波の溝17aの方向
を排気が流れる方向と平行とすることにより、矢印に示
すように排気の流れを整えることができると共に、騒音
の発生を抑えることができるようになっている。
【0019】これにより、清掃時、電動送風機5が駆動
されると、電動送風機5からの排気は支持リブ11,1
2と放熱板17との間の間隙13を通過した後、放熱板
17に沿って放熱板17を冷却しながら流れ、フィルタ
ー部10aを経て排気口10から外部に排気されるよう
になっている。
【0020】ところで、18は本体1の前部に、かつ吸
込口部2よりも上方位置に設けられたハンドル部であ
り、19は本体下部ケース1Bの上面開口縁20に沿っ
て上面開口縁20を含む本体下部ケース1Bの側壁29
上部に取付けられ、軟質樹脂にて形成されたバンパー部
である。なお、このハンドル部18には、このハンドル
部18を把持するための開口部18aが形成されてい
る。
【0021】ここで、このバンパー部19の前部の、ハ
ンドル部18の開口部18aに臨む部分にはグリップ部
21が一体形成されており、このバンパー部19の前部
は図6に示すようにハンドルアッパー22とハンドルロ
ア23とに挾み込まれた状態で保持されるようになって
いる。なお、ハンドルアッパー22とハンドルロア23
とは、図7に示すようにネジ24にて固定されるように
なっている。
【0022】そして、このようにハンドル部18のグリ
ップ部21をバンパー部19の前部に一体形成すると共
に、ハンドルアッパー22とハンドルロア23とに挾み
込んだ状態で保持することにより、ハンドル部18から
バンパー部19及びグリップ部21が外れるのを防ぐこ
とができるようになっている。また、グリップ部21を
軟質樹脂にて形成するようにしているので、持ちやすく
また滑りにくくなっている。
【0023】さらに、ハンドル部18を吸込口部2より
も上方位置に設けるようにすることにより、ホースHを
吸込口部2に装着したままで本体1を立てたり、寝かし
たりする操作を行なうことができるようになっている。
これにより、ホースHを持って本体1を操作することが
なくなり、ホースHと本体1との電気的な接触不良やホ
ースHと吸込口部2との連結部でのガタツキの発生を防
ぐことができるようになっている。
【0024】一方、ハンドルアッパー22及びバンパー
部19は、本体1の側面に延長されており、ハンドルア
ッパー22の前部は、図7に示すようにネジ25にて、
また中央部及び後部は図3,図7,8,9に示すように
ネジ26,27にてそれぞれ本体下部ケース1Bに一体
形成されている固定部28に固定されるようになってい
る。
【0025】また、本体下部ケース1Bの側壁29と、
その内側に立設されたリブ29aとの間には、電動送風
機室6に連通するように形成されて後述するダニ退治操
作の際、電動送風機6からの排気が流れる前部排気通路
30が形成されている。なお、この前部排気通路30の
前部開口である循環口31は、先に述べたように吸込口
部2に連通するよう吸込口部2の側壁に設けられてい
る。
【0026】一方、ハンドルアッパー22と本体下部ケ
ース1Bの固定部28との間は、図9に示すようにバン
パー部19にてシールされており、また本体下部ケース
1Bの内側リブ29aの先端に装着された集塵室シール
用パッキン32の外周フランジ部33は、ハンドルアッ
パー22にて抑えられるようになっている。
【0027】そして、このように集塵室シール用パッキ
ン32の外周フランジ部33をハンドルアッパー22に
て抑えるようにすることにより、簡単にパッキン32の
シール位置ずれを防ぐことができ、前部排気通路30の
シールができるようになっている。
【0028】これにより、集塵袋4のダニ等の害虫を死
滅させるため、ホースHを外してシャッタ2aにて吸込
口部2を塞いだ後、電動送風機6を駆動させるダニ退治
操作を行う場合、排気は前部排気通路30から漏れるこ
となく、矢印Cに示すように前部排気通路30を通って
吸込口部2に流れ込むことができる。
【0029】そして、このようにして吸込口部2に流れ
込んだ排気は、矢印Dに示すように循環口31から吹き
出され、この後集塵室4を通って電動送風機室9内に吹
き出されるようになっている。さらに、この電動送風機
室9内に吹き出された空気は、再び前部排気通路30を
通って吸込口部2に流れ込むようになり、このように本
体1内を循環することにより排気は過熱され、この過熱
した排気により集塵袋4のダニ等の害虫を死滅させるこ
とができるようになっている。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電動送風
機制御用の電子部品の放熱板を波状に形成することによ
り、放熱板の放熱面積を大きくすることができるので、
放熱板を大きくすることなく十分な放熱効果を得ること
ができる。また、放熱板の波の溝の方向を排気が流れる
方向と平行としたので、放熱板に沿って流れる排気の流
れを整えることができると共に騒音の発生を抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る放熱板を備えた電気掃
除機の平面図。
【図2】上記電気掃除機の側面図。
【図3】上記電気掃除機の平面断面図。
【図4】上記電気掃除機の側面断面図。
【図5】上記電気掃除機の放熱板の斜視図。
【図6】図3のA−A断面図。
【図7】図3のB−B断面図。
【図8】図3のC−C断面図。
【図9】図3のD−D断面図。
【符号の説明】
1 掃除機本体 6 電動送風機室 10 排気口 14 排気通路 16 電子部品 17 放熱板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 利造 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケースの前部に集塵室を設けると共
    に、後部に電動送風機を収納した電動送風機室を設ける
    一方、前記電動送風機からの排気を前記電動送風機室と
    前記本体ケースに設けられた排気口と間に形成した排気
    通路を通過させて排出するようにした電気掃除機におい
    て、 前記排気通路に配設されて電動送風機制御用の電子部品
    の熱を放熱する放熱板を波状に形成したことを特徴とす
    る電気掃除機。
  2. 【請求項2】 前記放熱板の波の溝の方向を前記排気が
    流れる方向と平行としたことを特徴とする請求項1記載
    の電気掃除機。
JP31278493A 1993-11-19 1993-11-19 電気掃除機 Pending JPH07136083A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31278493A JPH07136083A (ja) 1993-11-19 1993-11-19 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

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JP31278493A JPH07136083A (ja) 1993-11-19 1993-11-19 電気掃除機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07136083A true JPH07136083A (ja) 1995-05-30

Family

ID=18033366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31278493A Pending JPH07136083A (ja) 1993-11-19 1993-11-19 電気掃除機

Country Status (1)

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JP (1) JPH07136083A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7596829B2 (en) 2005-05-18 2009-10-06 Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. Vacuum cleaner
WO2017137329A1 (en) * 2016-02-09 2017-08-17 Arcelik Anonim Sirketi A vacuum cleaner with improved operational performance

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7596829B2 (en) 2005-05-18 2009-10-06 Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. Vacuum cleaner
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