JPH1156692A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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- JPH1156692A JPH1156692A JP23213397A JP23213397A JPH1156692A JP H1156692 A JPH1156692 A JP H1156692A JP 23213397 A JP23213397 A JP 23213397A JP 23213397 A JP23213397 A JP 23213397A JP H1156692 A JPH1156692 A JP H1156692A
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- electric blower
- vacuum cleaner
- heat radiation
- electric
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Abstract
(57)【要約】
【課題】放熱板を電動送風機の吸気口近傍に配置する
と、電動送風機に吸い込まれる空気の流れが妨げられ電
動送風機が加熱したり、吸込力が弱くなる等の問題があ
る。 【解決手段】開口部を有する集塵室及び電動送風機収納
室とを並設したケースと前記集塵室の開口を覆う蓋体及
び、前記電動送風機の制御を行うための制御回路を有す
る電気掃除機であって、前記集塵室と前記電動送風機収
納室との間に前記電動送風機への吸気を通すための複数
の開口部を形成した仕切体を構成し、前記仕切体と前記
電動送風機の間に前記制御回路中の冷却が必要な電子部
品を配置すると共に、前記電子部品を電動送風機の軸方
向に垂直でない角度に配設するようにした。
と、電動送風機に吸い込まれる空気の流れが妨げられ電
動送風機が加熱したり、吸込力が弱くなる等の問題があ
る。 【解決手段】開口部を有する集塵室及び電動送風機収納
室とを並設したケースと前記集塵室の開口を覆う蓋体及
び、前記電動送風機の制御を行うための制御回路を有す
る電気掃除機であって、前記集塵室と前記電動送風機収
納室との間に前記電動送風機への吸気を通すための複数
の開口部を形成した仕切体を構成し、前記仕切体と前記
電動送風機の間に前記制御回路中の冷却が必要な電子部
品を配置すると共に、前記電子部品を電動送風機の軸方
向に垂直でない角度に配設するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機に係り、
特に電子部品を有する基板やその他の制御部品を、電動
送風機による塵埃を吸い込むための吸込気流により冷却
する電気掃除機に関する。
特に電子部品を有する基板やその他の制御部品を、電動
送風機による塵埃を吸い込むための吸込気流により冷却
する電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、開口部を有する集塵室及び電動送
風機収納室とを並設したケースと前記集塵室の開口を覆
う蓋体を有する電気掃除機において、電動送風機等を制
御するための電子部品を有するものが一般的であるが、
この電子部品は加熱しやすいため、電子部品に放熱板を
取り付け、この放熱板あるいは電子部品そのものを空気
流路中に配置させ冷却している。
風機収納室とを並設したケースと前記集塵室の開口を覆
う蓋体を有する電気掃除機において、電動送風機等を制
御するための電子部品を有するものが一般的であるが、
この電子部品は加熱しやすいため、電子部品に放熱板を
取り付け、この放熱板あるいは電子部品そのものを空気
流路中に配置させ冷却している。
【0003】そして高い冷却効果を得るために、比較的
冷たい外気の風量が最も多い電動送風機の吸気口近傍に
放熱板を配置し、放熱板の取り付け角度は電動送風機の
軸方向に略垂直であることが一般的である。
冷たい外気の風量が最も多い電動送風機の吸気口近傍に
放熱板を配置し、放熱板の取り付け角度は電動送風機の
軸方向に略垂直であることが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに放熱板を電動送風機の吸気口近傍に配置すると、電
動送風機に吸い込まれる空気の流れが妨げられ電動送風
機が加熱したり、吸込力が弱くなる等の問題がある。
うに放熱板を電動送風機の吸気口近傍に配置すると、電
動送風機に吸い込まれる空気の流れが妨げられ電動送風
機が加熱したり、吸込力が弱くなる等の問題がある。
【0005】一方、上記問題回避のため、放熱板を電動
送風機の排気側若しくは、吸気側でも電動送風機の吸込
口から外れた位置に配置する場合も多く見受けられる
が、放熱板を電動送風機から外れた位置に配置したので
は放熱板に当たる空気の風量が比較的少なく、十分な冷
却効果が得られないといった問題がある。
送風機の排気側若しくは、吸気側でも電動送風機の吸込
口から外れた位置に配置する場合も多く見受けられる
が、放熱板を電動送風機から外れた位置に配置したので
は放熱板に当たる空気の風量が比較的少なく、十分な冷
却効果が得られないといった問題がある。
【0006】そこで本発明は、吸込力を低下させること
なく、電子部品を有する基板やその他の制御部品を効率
良く冷却させる手段を備えた電気掃除機を提供すること
を第一の課題とする。また、構造的に複雑にならず、生
産性のよい手段で提供することを第二の課題としてい
る。
なく、電子部品を有する基板やその他の制御部品を効率
良く冷却させる手段を備えた電気掃除機を提供すること
を第一の課題とする。また、構造的に複雑にならず、生
産性のよい手段で提供することを第二の課題としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の特徴とするところは、電子部品を有する基板
やその他の制御部品に放熱板を取り付け、この放熱板を
電動送風機の吸気口を覆う位置でしかも、電動送風機の
軸方向に垂直でない角度で配設したことにある。
に本発明の特徴とするところは、電子部品を有する基板
やその他の制御部品に放熱板を取り付け、この放熱板を
電動送風機の吸気口を覆う位置でしかも、電動送風機の
軸方向に垂直でない角度で配設したことにある。
【0008】本発明によれば、電子部品を有する基板や
その他の制御部品の放熱板を比較的冷たい外気の風量が
最も多い電動送風機の吸気口近傍に配置することで、高
い冷却効果が得られ、しかも、その放熱板を電動送風機
の軸方向に垂直でない角度で配設することで、電動送風
機の吸気口を塞ぐ面積を小さくし、しかも電動送風機の
吸込口と集塵室との距離を短くでき、吸込力の低下を回
避した電気掃除機を提供することができる。
その他の制御部品の放熱板を比較的冷たい外気の風量が
最も多い電動送風機の吸気口近傍に配置することで、高
い冷却効果が得られ、しかも、その放熱板を電動送風機
の軸方向に垂直でない角度で配設することで、電動送風
機の吸気口を塞ぐ面積を小さくし、しかも電動送風機の
吸込口と集塵室との距離を短くでき、吸込力の低下を回
避した電気掃除機を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付の図
面を参照し、説明する。
面を参照し、説明する。
【0010】図7に本発明の一実施例に係る電気掃除機
の外観の斜視図を示す。
の外観の斜視図を示す。
【0011】図7において、501は制御回路や電動送
風機等が内蔵された掃除機本体、502は掃除機本体5
01の吸込口部に接続されたホース、503はホース元
部、504はホース502の先端(ホース手元部50
3)に接続された延長管、505は延長管504に接続
された吸口体、506はホース手元部503に設けられ
たスイッチ操作部、507はホース手元部503に設け
られた第一の赤外線発光部、508はホース手元部50
3に設けられた第二の赤外線発光部、509は掃除機本
体の上面に設けられた赤外線受光部であり、510は室
内の天井を示している。
風機等が内蔵された掃除機本体、502は掃除機本体5
01の吸込口部に接続されたホース、503はホース元
部、504はホース502の先端(ホース手元部50
3)に接続された延長管、505は延長管504に接続
された吸口体、506はホース手元部503に設けられ
たスイッチ操作部、507はホース手元部503に設け
られた第一の赤外線発光部、508はホース手元部50
3に設けられた第二の赤外線発光部、509は掃除機本
体の上面に設けられた赤外線受光部であり、510は室
内の天井を示している。
【0012】図1は本発明の一実施例に係る電気掃除機
の縦断面図を示す。
の縦断面図を示す。
【0013】掃除機本体501は、その前部に下部を覆
う下ケース101とその前面上部を覆う蓋体102,蓋
体102上に設けられた吸込口103,集塵袋を収納す
る集塵室104,集塵室104内の気密を保持するため
に蓋体102とは別の部材で蓋体102に取り付けられ
た気密保持カバー105を有し、その後部に下ケース1
01と内ケース106とで形成される電動送風機収納室
107を有している。集塵室104と電動送風機収納室
107とは下ケース101に一体に設けられた仕切体1
52で分離されていて、この仕切体152には集塵室1
04と電動送風機108の吸気口153とを連通させる
ための複数の開口部201と放熱板取付手段202とを
一体に設けている。
う下ケース101とその前面上部を覆う蓋体102,蓋
体102上に設けられた吸込口103,集塵袋を収納す
る集塵室104,集塵室104内の気密を保持するため
に蓋体102とは別の部材で蓋体102に取り付けられ
た気密保持カバー105を有し、その後部に下ケース1
01と内ケース106とで形成される電動送風機収納室
107を有している。集塵室104と電動送風機収納室
107とは下ケース101に一体に設けられた仕切体1
52で分離されていて、この仕切体152には集塵室1
04と電動送風機108の吸気口153とを連通させる
ための複数の開口部201と放熱板取付手段202とを
一体に設けている。
【0014】放熱板取付手段202には、電動送風機の
位相制御を行うためのトライアック802を搭載したF
LS基板804とトライアック802に直接取り付けら
れた放熱板801とが係合してある。FLS基板804
とトライアック802に直接取り付けられた放熱板80
1とはネジ803で双方を固定している。
位相制御を行うためのトライアック802を搭載したF
LS基板804とトライアック802に直接取り付けら
れた放熱板801とが係合してある。FLS基板804
とトライアック802に直接取り付けられた放熱板80
1とはネジ803で双方を固定している。
【0015】また、集塵室104には、集塵フィルター
114,電動送風機室107には塵埃を補集するための
電動送風機108が収納されている。この電動送風機1
08の吸気側にはフィルター109が開口部201を覆
うように集塵室104内に設けてある。内ケース106
の上部には、上ケース110で覆われた基板収納部11
1が形成され、制御基板112が収納されている。
114,電動送風機室107には塵埃を補集するための
電動送風機108が収納されている。この電動送風機1
08の吸気側にはフィルター109が開口部201を覆
うように集塵室104内に設けてある。内ケース106
の上部には、上ケース110で覆われた基板収納部11
1が形成され、制御基板112が収納されている。
【0016】制御基板112上には、ホース手元部50
3の第1の赤外線発光部507及び第2の赤外線発光部
508から放射された赤外線信号を受信する赤外線受光
素子113が設けられている。この赤外線受光素子11
3に赤外線信号が届くように、上ケース110上に赤外
線を透過させる別の材料で成形した赤外線受光部509が
設けられている。上ケース110にはハンドル115と
蓋体102が回動自在に取り付けられている。上ケース
の後方にはカバー体116がネジ117によって固定さ
れている。
3の第1の赤外線発光部507及び第2の赤外線発光部
508から放射された赤外線信号を受信する赤外線受光
素子113が設けられている。この赤外線受光素子11
3に赤外線信号が届くように、上ケース110上に赤外
線を透過させる別の材料で成形した赤外線受光部509が
設けられている。上ケース110にはハンドル115と
蓋体102が回動自在に取り付けられている。上ケース
の後方にはカバー体116がネジ117によって固定さ
れている。
【0017】次に図1及び図7を用いて、本発明に係る
電気掃除機の動作について説明する。
電気掃除機の動作について説明する。
【0018】掃除機使用者がホース手元部503に設け
られたスイッチ操作部506の一つを押すと、押された
スイッチに従った信号コードが赤外線信号として第一の
赤外線発光部507及び第二の赤外線発光部508より
放射される。第一の赤外線発光部507は通常の使用状
態では略鉛直上方を向くように配設されており、第一の
赤外線発光部507から放射された赤外線信号は、部屋
の天井や壁に当たって反射し、掃除機本体501の赤外
線受光部509に到達する。
られたスイッチ操作部506の一つを押すと、押された
スイッチに従った信号コードが赤外線信号として第一の
赤外線発光部507及び第二の赤外線発光部508より
放射される。第一の赤外線発光部507は通常の使用状
態では略鉛直上方を向くように配設されており、第一の
赤外線発光部507から放射された赤外線信号は、部屋
の天井や壁に当たって反射し、掃除機本体501の赤外
線受光部509に到達する。
【0019】また、第二の赤外線発光部508は、ホー
ス手元部のグリップエンドに略水平より下方に向くよう
に配設されており、第二の赤外線発光部508から放射
された赤外線信号は、直接、掃除機本体501の赤外線
受光部に到達する。赤外線受光部509に到達した赤外
線信号は赤外線受光素子113によって受光され、制御
基板112を介して掃除機を制御するようにしている。
ス手元部のグリップエンドに略水平より下方に向くよう
に配設されており、第二の赤外線発光部508から放射
された赤外線信号は、直接、掃除機本体501の赤外線
受光部に到達する。赤外線受光部509に到達した赤外
線信号は赤外線受光素子113によって受光され、制御
基板112を介して掃除機を制御するようにしている。
【0020】本実施例に関する電気掃除機は、上述した
ように使用者によって入力された操作情報を赤外線信号
を利用して掃除機本体501に送信し、電気掃除機を制
御するようにしているので、ホース502,延長管50
4等に電源線を用いる必要がなく、掃除機の軽量化が図
れる。
ように使用者によって入力された操作情報を赤外線信号
を利用して掃除機本体501に送信し、電気掃除機を制
御するようにしているので、ホース502,延長管50
4等に電源線を用いる必要がなく、掃除機の軽量化が図
れる。
【0021】このように、電気掃除機は電動送風機の運
転により発生する吸込気流で、吸口体505から吸い込
んだ塵埃を、延長管504,ホース502を介して集塵
室104内の集塵フィルター114に集塵する。集塵フ
ィルター114で濾過された気流はフィルター109に
よりさらに微細塵を濾過してから放熱板801を冷却し
ながら、電動送風機108に吸引される。電動送風機1
08から排出した気流は電動送風機収納室107下部の
出口から電動送風機収納室107の外部に導かれる。
転により発生する吸込気流で、吸口体505から吸い込
んだ塵埃を、延長管504,ホース502を介して集塵
室104内の集塵フィルター114に集塵する。集塵フ
ィルター114で濾過された気流はフィルター109に
よりさらに微細塵を濾過してから放熱板801を冷却し
ながら、電動送風機108に吸引される。電動送風機1
08から排出した気流は電動送風機収納室107下部の
出口から電動送風機収納室107の外部に導かれる。
【0022】電動送風機室107から出た排気はまず下
ケース101の内側に設けた吸音材118にぶつかり約
90度曲がって本体の後方に進み、吸音材118に沿っ
て上方へ向かい、排気フィルター119で再度濾過して
から本体外部へ排出される。ここで排気フィルター11
9はカバー体116とフィルターカバー120の間で保
持されており、排気フィルター119はフィルターカバ
ー120を外すことで容易に交換することができる。
ケース101の内側に設けた吸音材118にぶつかり約
90度曲がって本体の後方に進み、吸音材118に沿っ
て上方へ向かい、排気フィルター119で再度濾過して
から本体外部へ排出される。ここで排気フィルター11
9はカバー体116とフィルターカバー120の間で保
持されており、排気フィルター119はフィルターカバ
ー120を外すことで容易に交換することができる。
【0023】ハンドル115の下にはカバー体を固定す
るためのネジ117があり、ネジ117は上ケース11
0に設けた貫通穴130を通してカバー体116に設け
たネジ締め部131に締め付けられている。カバー体1
16のネジ締め部131は上ケース110の内側に配設
してあるため、カバー体116の固定のための手段は外
部からは見えることはなく、ハンドルを持ち上げた時に
ネジの頭が見えるだけである。また、ハンドル115を
持ち上げるための凹部を上ケースに一体に構成したこと
で、ハンドル115が納まる上ケース110の凹部に溜
まった塵を掃除しやすい。さらに、カバー体116には
本体を立てたときの足部133が一体に設けてある。
るためのネジ117があり、ネジ117は上ケース11
0に設けた貫通穴130を通してカバー体116に設け
たネジ締め部131に締め付けられている。カバー体1
16のネジ締め部131は上ケース110の内側に配設
してあるため、カバー体116の固定のための手段は外
部からは見えることはなく、ハンドルを持ち上げた時に
ネジの頭が見えるだけである。また、ハンドル115を
持ち上げるための凹部を上ケースに一体に構成したこと
で、ハンドル115が納まる上ケース110の凹部に溜
まった塵を掃除しやすい。さらに、カバー体116には
本体を立てたときの足部133が一体に設けてある。
【0024】カバー体116は上部をネジ止め、下部を
下ケース101に係止しすることで固定されているた
め、誤って本体を落下させて足部133に強い衝撃が加
わっても、外れてしまうことがない。カバー体116を
外すとウエケース110の固定用ネジ134が現れる。
このため、掃除機の上面及び下面の両面共外観からはネ
ジが見えることがない。
下ケース101に係止しすることで固定されているた
め、誤って本体を落下させて足部133に強い衝撃が加
わっても、外れてしまうことがない。カバー体116を
外すとウエケース110の固定用ネジ134が現れる。
このため、掃除機の上面及び下面の両面共外観からはネ
ジが見えることがない。
【0025】以下、トライアック802の冷却手段につ
いて図2〜図5及び図8,図9を用いて説明する。図
8,図9に示すようにFLS基板804には電子部品と
してのトライアック803が取り付けられている。トラ
イアック802は電動送風機108の供給する交流電源
の点孤角の直接位相制御を行っており、トライアック8
02は電動送風機108の電流により内部発熱が非常に
大きい。そこでトライアック802の背面とFLS基板
804との間に放熱板801を挟み、ネジ803により双
方を固定し、下ケース101に一体に設けた放熱板取付
手段202に係合させている。この放熱板取付手段20
2は電動送風機108の吸気口153を覆う位置に設け
てあり、その壁面には冷却風採取孔203が複数個設け
てあるので、電動送風機108を運転すると大風量の比
較的冷たい外気が直接放熱板801を冷却する。
いて図2〜図5及び図8,図9を用いて説明する。図
8,図9に示すようにFLS基板804には電子部品と
してのトライアック803が取り付けられている。トラ
イアック802は電動送風機108の供給する交流電源
の点孤角の直接位相制御を行っており、トライアック8
02は電動送風機108の電流により内部発熱が非常に
大きい。そこでトライアック802の背面とFLS基板
804との間に放熱板801を挟み、ネジ803により双
方を固定し、下ケース101に一体に設けた放熱板取付
手段202に係合させている。この放熱板取付手段20
2は電動送風機108の吸気口153を覆う位置に設け
てあり、その壁面には冷却風採取孔203が複数個設け
てあるので、電動送風機108を運転すると大風量の比
較的冷たい外気が直接放熱板801を冷却する。
【0026】また、放熱板取付手段202は、放熱板8
01が電動送風機108の軸方向に垂直でない角度で係
合する形状に形成されていので、図4,図5に示すよう
に、放熱板801が電動送風機108の吸気口153を
覆う面積Saが、放熱板801を電動送風機108の軸方
向に垂直となる角度で係合させた場合に覆う面積Sbよ
りも小さくなる。さらに、電動送風機108のファンケ
ーシング154が凸形状をしているため、放熱板801
を電動送風機108の軸方向に垂直でない角度で配設す
ることで図4,図5に示すように、電動送風機108と
仕切体152の開口部201との距離Laが、放熱板8
01を電動送風機108の軸方向に垂直となる角度で係
合させた場合での距離Lbより短くなる。これらの要因
によって、吸込力の低下を回避することができる。ま
た、放熱板801を放熱板取付手段202に取り付ける
際、放熱板801が電動送風機108の軸方向に垂直で
ない角度で係合する形状に形成されていることで、挿入
力が軽減され、組立性にも優れている。
01が電動送風機108の軸方向に垂直でない角度で係
合する形状に形成されていので、図4,図5に示すよう
に、放熱板801が電動送風機108の吸気口153を
覆う面積Saが、放熱板801を電動送風機108の軸方
向に垂直となる角度で係合させた場合に覆う面積Sbよ
りも小さくなる。さらに、電動送風機108のファンケ
ーシング154が凸形状をしているため、放熱板801
を電動送風機108の軸方向に垂直でない角度で配設す
ることで図4,図5に示すように、電動送風機108と
仕切体152の開口部201との距離Laが、放熱板8
01を電動送風機108の軸方向に垂直となる角度で係
合させた場合での距離Lbより短くなる。これらの要因
によって、吸込力の低下を回避することができる。ま
た、放熱板801を放熱板取付手段202に取り付ける
際、放熱板801が電動送風機108の軸方向に垂直で
ない角度で係合する形状に形成されていることで、挿入
力が軽減され、組立性にも優れている。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子部品を有する基板やその他の制御部品の放熱板を比
較的冷たい外気の風量が最も多い電動送風機の吸気口近
傍に配置することで、高い冷却効果が得られ、しかも、
その放熱板を電動送風機の軸方向に垂直でない角度で配
設することで、電動送風機の吸気口を塞ぐ面積を小さく
し、しかも電動送風機の吸込口と集塵室との距離を短く
でき、吸込力の低下を回避した電気掃除機を組立性の良
い手段で提供することができる。
電子部品を有する基板やその他の制御部品の放熱板を比
較的冷たい外気の風量が最も多い電動送風機の吸気口近
傍に配置することで、高い冷却効果が得られ、しかも、
その放熱板を電動送風機の軸方向に垂直でない角度で配
設することで、電動送風機の吸気口を塞ぐ面積を小さく
し、しかも電動送風機の吸込口と集塵室との距離を短く
でき、吸込力の低下を回避した電気掃除機を組立性の良
い手段で提供することができる。
【図1】本発明の一実施例に係る電気掃除機の縦断面図
である。
である。
【図2】本発明の一実施例に係る電気掃除機の横断面図
で、仕切体及び放熱板取付手段部分を電動送風機収納室
側から見た図ある。
で、仕切体及び放熱板取付手段部分を電動送風機収納室
側から見た図ある。
【図3】本発明の一実施例に係る電気掃除機の横断面図
で、仕切体及び放熱板取付手段部分を電動送風機収納室
側から見た図ある。
で、仕切体及び放熱板取付手段部分を電動送風機収納室
側から見た図ある。
【図4】本発明の一実施例に係る電気掃除機の部分縦断
面図で、放熱板を電動送風機の軸方向に垂直でない角度
で配設した様子を示す図である。
面図で、放熱板を電動送風機の軸方向に垂直でない角度
で配設した様子を示す図である。
【図5】本発明の一実施例に係る電気掃除機の部分縦断
面図で、放熱板を電動送風機の軸方向に略垂直に配設し
た例を示すものある。
面図で、放熱板を電動送風機の軸方向に略垂直に配設し
た例を示すものある。
【図6】本発明の一実施例に係る電気掃除機の上面図で
ある。
ある。
【図7】本発明の一実施例に係る電気掃除機の外観斜視
図である。
図である。
【図8】本発明の一実施例に係る放熱板を有する基板の
上面図である。
上面図である。
【図9】本発明の一実施例に係る放熱板を有する基板の
側面図である。
側面図である。
101…下ケース、102…蓋体、104…集塵室、1
07…電動送風機収納室、108…電動送風機、152
…仕切体、154…ファンケーシング、201…開口部、
202…放熱板取付手段吸、203…通気穴、801…
放熱板、802…トライアック、803…ネジ、804…
FLS基板。
07…電動送風機収納室、108…電動送風機、152
…仕切体、154…ファンケーシング、201…開口部、
202…放熱板取付手段吸、203…通気穴、801…
放熱板、802…トライアック、803…ネジ、804…
FLS基板。
Claims (3)
- 【請求項1】開口部を有する集塵室及び電動送風機収納
室とを並設したケースと前記集塵室の開口を覆う蓋体及
び、前記電動送風機の制御を行うための制御回路を有す
る電気掃除機であって、前記集塵室と前記電動送風機収
納室との間に前記電動送風機への吸気を通すための複数
の開口部を形成した仕切体を構成し、前記仕切体と前記
電動送風機の間に前記制御回路中の冷却が必要な電子部
品を配置すると共に、前記電子部品を電動送風機の軸方
向に垂直でない角度に配設したことを特徴とする電気掃
除機。 - 【請求項2】請求項1において、 前記電子部品に接するように設けた放熱板や基板を電動
送風機の軸方向に垂直でない角度に配設したことを特徴
とする電気掃除機。 - 【請求項3】請求項1または2において、 前記電子部品に接するように設けた放熱板や基板を前記
電動送風機のケーシングに沿って傾斜して取り付けたこ
とを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23213397A JPH1156692A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23213397A JPH1156692A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1156692A true JPH1156692A (ja) | 1999-03-02 |
Family
ID=16934521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23213397A Pending JPH1156692A (ja) | 1997-08-28 | 1997-08-28 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1156692A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR20190136644A (ko) * | 2018-05-31 | 2019-12-10 | 엘지전자 주식회사 | 청소기 |
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-
1997
- 1997-08-28 JP JP23213397A patent/JPH1156692A/ja active Pending
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US11344168B2 (en) | 2018-05-31 | 2022-05-31 | Lg Electronics Inc. | Cleaning appliance |
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