JP3247593B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP3247593B2
JP3247593B2 JP28303895A JP28303895A JP3247593B2 JP 3247593 B2 JP3247593 B2 JP 3247593B2 JP 28303895 A JP28303895 A JP 28303895A JP 28303895 A JP28303895 A JP 28303895A JP 3247593 B2 JP3247593 B2 JP 3247593B2
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亘 山本
成彦 鈴木
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機に係り、
掃除機の集塵室の気密性に有効な電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機の集塵室の気密は、集
塵室の下部を形成している下ケース外周に取り付けたバ
ンパーの上部にリップが配設されており、このリップと
上ケースとが圧接され、バンパーと上ケースとの気密が
保持されていた。また、吸込仕事率の向上に伴い必要と
なったバンパーと下ケースの間の気密の保持は、バンパ
ーの取り付く下ケースの壁面に別部材のパッキンを集塵
室全周に貼り付けることにより保持していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気掃除機では、バンパーの取り付く下ケースの壁面に
別部材のパッキンを集塵室全周に貼り付けるため、バン
パーを取り付ける組立作業性が悪く、またコスト的にも
悪くなるという問題があった。
【0004】そこで、本発明の目的は上記課題を解決
し、掃除機の性能に関わる集塵室の気密性に有効で、バ
ンパーの組立作業性、コスト的にも有効な電気掃除機を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴とするところは、上ケース及び下ケー
スで外郭を構成し、前部に集塵部、後部に電動送風機と
コードリールを内蔵する掃除機本体と、該掃除機本体に
回動可能に配設されると共に前記集塵部における集塵室
の上方を覆う蓋体と、前記集塵室の下部を形成する下ケ
ースの外周の上縁に上向きに開口するように形成された
溝に嵌め込むように取り付けたバンパーを備え、このバ
ンパーは、家具等への傷つけを防止するバンパー部と前
記集塵室の気密を保持するリップを有するパッキン部を
一体的に形成した電気掃除機において、前記バンパーの
パッキン部に、2つのリップを設け、一方のリップは、
バンパーと前記蓋体との気密を保持するように配設し、
他方のリップは、前記溝内に位置させて該溝の壁に圧接
してバンパーと下ケースとの気密を保持するように配設
したことにある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付の図
面を参照して説明する。
【0007】図2に本発明の一実施例に係る電気掃除機
の外観の斜視図を示しており、201は制御回路や電動
送風機等が内蔵された掃除機本体、202は掃除機本体
201の吸込口部に接続されたホース、203は使用者
が握るとともに一端側にホースを接続するホース手元
部、204はホース手元部203の他端側に接続された
延長管、205は延長管204に接続された吸口、20
6はホース手元部203に設けられたスイッチ操作部、
207はホース手元部203に設けられた第一の赤外線
発光部、208はホース手元部203に設けられた第二
の赤外線発光部、209は掃除機本体201の上面に設
けられた赤外線受光部であり、210は室内の天井を示
している。
【0008】掃除機本体201は、その前部に下部を覆
う下ケース101とその前面上部を覆う蓋体102、蓋
体102上に設けられた吸込口103、集塵袋を収納す
る集塵室104、集塵室104内の気密を保持するため
に蓋体102とは別の部材で蓋体102に取り付けられ
た気密保持カバー105が配設されている。下ケース1
01と上ケース106とで形成される空間107には、
上下をインナーケース108,109で覆われた電動送
風機110および後述するコードリールが配設されてい
る。この電動送風機110の吸気側にはフィルター11
1を設けて集塵室104と連通している。集塵室104
の下部を形成している下ケース101には、外周に移動
時に家具等への傷つきを防止するバンパー138が有
り、下ケース101の壁面上部にはバンパー138と一
体的に形成されたパッキン部112が配設されており、
このパッキン部112はリップ132,133を有し、
リップ132と気密保持カバー105とが圧接され、集
塵室104のバンパー138と蓋体102側との気密を
保持するようにしている。また、下ケース101は集塵
室104の周りに溝135を構成し、下ケースにバンパ
ーを取り付けるとその溝135内にリップ133が配設
され、リップ133と溝135の壁139とが圧接さ
れ、バンパー138と下ケース101との気密を保持す
るようにしている。 集塵室の後側のリップ133が配
設される溝135には、上ケース106の前壁136が
入り、また、溝135の集塵室側の壁134は、気密保
持カバー105の壁137が集塵室側を押え、熱変形等
による壁134の倒れを防止している。 インナーケー
ス108の上部には、上面を上ケース106で覆われた
基板収納部113が形成され、制御基板114、表示基
板115が収納されている。表示基板115上には、ホ
ース手元部203の第1の赤外線発光部207及び第2
の赤外線発光部208から放射された赤外線信号を受信
する赤外線受光素子116が設けられている。この赤外
線受光素子116に赤外線信号が届くように、上ケース
106上に赤外線を透過させる別の材料で成形した赤外
線受光部209が設けられている。
【0009】上ケース106の上面部には掃除機本体2
01を持ち運ぶために用いるハンドル117が後述する
軸で回動可能に軸支され、下方に向かって凹んだハンド
ル収納部118が一体に形成されている。このハンドル
収納部118には、未使用時のハンドル117を収納
し、さらにその下方にすき間用ノズル119等の付属品
が収納される付属品収納部120が形成されている。こ
の付属品収納部120はすき間用ノズル119等の付属
品が掃除機の進行方向に対して略直角方向で、床面に対
して略平行となるように形成されている。また、付属品
収納部120内には上ケース106のゲート121があ
る。
【0010】上ケース106のハンドル収納部118は
電気掃除機の前面上部を覆う蓋体102側に円弧形状1
23を持ち、ハンドル117を上ケース106の軸12
4に組付けた状態でハンドル117とハンドル収納部1
18の間にスペース125が形成される。このスペース
125を蓋体102の略円弧状のアーム122が摺動す
ることにより蓋体102の開閉がされる。
【0011】コードリール126は電動送風機110と
共にインナーケース108、109に覆われ、下ケース
101と上ケース106とで形成される空間107に配
設される。コードリール126の集塵室104側の下ケ
ース101の壁127はコードリールの必要スペースか
ら集塵室104へ出張るが、壁面上部はパッキン112
を横方向に一直線に取付けている。このため壁127は
わん曲した形状となり、金型構造から下ケース101に
穴部128を設け、インナーケース109の一部でふさ
いでいる。また、コードリール126の組付けは下ケー
ス101の後方上部より斜め下方に挿入して組付ける。
【0012】電動送風機110の排気はインナーケース
109の穴129より下方へ出て、下ケース101とイ
ンナーケース109との間の排気スペース130を流れ
ハイキカバー131より外へ排出する。
【0013】次に図1及び図2を用いて、本発明にかか
る電気掃除機の動作について説明する。
【0014】掃除機の使用者がホース手元部203に設
けられたスイッチ操作部206の一つを押すと、押され
たスイッチに従った信号コードが赤外線信号として第一
の赤外線発光部207及び第二の赤外線発光部208よ
り放射される。
【0015】第一の赤外線発光部207は通常の使用状
態では略鉛直上方を向くように配設されており、第一の
赤外線発光部207から放射された赤外線信号は、部屋
の天井や壁に当って反射し、掃除機本体201の赤外線
受光部209に到達する。
【0016】また、第二の赤外線発光部208は、ホー
ス手元部のグリップエンドに略水平より下方に向くよう
に配設されており、第二の赤外線発光部208から放射
された赤外線信号は、直接的に掃除機本体201の赤外
線受光部209に到達する。
【0017】赤外線受光部209に到達した赤外線信号
は、掃除機本体201に内蔵されている制御回路を介し
て掃除機を制御するようにしている。そのため、ホース
202に電源線を用いることがなく、ホースの軽量化が
図れる。
【0018】本実施例によれば、下ケース101の集塵
室104の周りに溝135を構成し、下ケースにバンパ
ーを取り付けると、溝135内にリップ133が配設さ
れ、リップ133と溝135の壁139とが圧接され、
バンパー138と下ケース101との気密を保持するよ
うにしているため、バンパーの取り付く下ケースの壁面
に別部材のパッキンを集塵室全周に貼り付けることなく
気密を保持することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、バ
ンパーと一体的に形成したパッキン部の2つのリップ
一方をバンパーと前記蓋体との気密を保持するように配
設し、他方を集塵室の下部を形成する下ケースの外周の
上縁に上向きに開口するように形成した溝内に嵌入させ
て該溝の壁に圧接してバンパーと下ケースとの気密を保
持するように配設したことにより掃除機の性能に関わる
集塵室の気密性が向上し、バンパーの組立作業性、コス
ト的にも有効な電気掃除機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る掃除機本体の縦断面
図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る電気掃除機の外観斜
視図である。
【図3】集塵室後部のパッキン部の断面図である。
【図4】集塵室前部のパッキン部の断面図である。
【図5】集塵室側面のパッキン部の断面図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る掃除機本体の上面図
である。
【図7】本発明の一実施形態に係る掃除機本体の側面図
である。
【図8】本発明の一実施形態に係る掃除機本体の付属品
収納部を断面した背面図である。
【図9】図6においてハンドルを立てた図である。
【図10】ハンドル収納部で縦断面した図である。
【図11】蓋体102のアーム部の断面図である。
【図12】図11において蓋体102を回動した図であ
る。
【図13】蓋体102のアーム部のハンドル軸に平行な
断面図である。
【図14】本発明の一実施形態に係る掃除機本体の電動
送風機の軸に垂直な縦断面図である。
【図15】本発明の一実施形態に係る掃除機本体の上ケ
ースと蓋体を除いた上面図である。
【図16】図15におけるコードリール部の断面図であ
る。
【符号の説明】
101…下ケース、102…蓋体、104…集塵室、1
05…気密保持カバー、106…上ケース、112…パ
ッキン部、138…バンパー、135…溝、201…掃
除機本体、202…ホース、203…ホース手元部、2
04…延長管、205…吸口体、206…スイッチ操作
部、207…第一の赤外線発光部、208…第二の赤外
線発光部、209…赤外線受光部、210…室内天井。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−184486(JP,A) 特開 平6−148(JP,A) 特開 平2−168922(JP,A) 特開 平2−124115(JP,A) 特開 平1−314522(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上ケース及び下ケースで外郭を構成し、前
    部に集塵部、後部に電動送風機とコードリールを内蔵す
    る掃除機本体と、該掃除機本体に回動可能に配設される
    と共に前記集塵部における集塵室の上方を覆う蓋体と、
    前記集塵室の下部を形成する下ケースの外周の上縁に上
    向きに開口するように形成された溝に嵌め込むように取
    り付けたバンパーを備え、このバンパーは、家具等への
    傷つけを防止するバンパー部と前記集塵室の気密を保持
    するリップを有するパッキン部を一体的に形成した電気
    掃除機において、 前記バンパーのパッキン部は、2つのリップを備え、一
    方のリップは、バンパーと前記蓋体との気密を保持する
    ように配設し、他方のリップは、前記溝内に位置させて
    該溝の壁に圧接してバンパーと下ケースとの気密を保持
    するように配設したことを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記蓋体は、その内側
    に配設されて前記集塵室の気密を保持する気密保持カバ
    ーを備え、前記リップはこの気密保持カバーに圧接する
    ように配設したことを特徴とする電気掃除機。
  3. 【請求項3】 請求項1〜2の1項において、前記溝と該
    溝内に嵌入する前記パッキン部のリップは、前記下ケー
    スの集塵室の全周に設けたことを特徴とする電気掃除
    機。
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