JP2000325275A - 吸込み口体及び電気掃除機 - Google Patents

吸込み口体及び電気掃除機

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JP2000325275A
JP2000325275A JP11140403A JP14040399A JP2000325275A JP 2000325275 A JP2000325275 A JP 2000325275A JP 11140403 A JP11140403 A JP 11140403A JP 14040399 A JP14040399 A JP 14040399A JP 2000325275 A JP2000325275 A JP 2000325275A
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suction
air
motor
chamber
exhaust gas
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JP11140403A
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Junji Naito
順司 内藤
Kiyoshi Ishikawa
清 石川
Ritsuo Takemoto
律雄 竹本
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構造でかつ大形化や重量の増加を抑制し
つつ回転清掃体用モータの放熱性を向上できる空気循環
式電気掃除機の吸込み口体を得ることにある。 【解決手段】掃除機本体内の集塵フィルタを通過して電
動送風機から出る排気を回収し循環させながら掃除をす
る電気掃除機に備えられ、循環する空気が通過するケー
ス体71に、回転清掃体79と、この清掃体を回転させるモ
ータ(発熱電気部品)111とを設けた吸込み口体70を前
提とする。前記排気が通るケース体内71内の排気通路中
にモータ111を配置して、このモータ111の周囲に排気を
通過させる。それにより、掃除機本体からケース体71に
導入されるまでに温度降下する前記排気を利用して、モ
ータ111を強制空冷しその温度上昇を抑制したことを特
徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気循環式の電気
掃除機及びこの掃除機が備える吸込み口体に関する。
【0002】
【従来の技術】吸込んだ空気の全てを掃除機本体の排気
部から大気中に放出しながら掃除を行なう非空気循環式
電気掃除機では、その吸込み口体に、回転清掃体と、こ
の清掃体をベルト伝動機構を介して回転駆動するモータ
とを設けたものが知られている。前記モータは運転によ
り発熱するので、その温度上昇を抑制するために、吸込
み口体に吸込まれる外気の一部をモータ回りに通過させ
てモータを冷却する技術が知られている。しかし、この
技術では、モータ側を通る空気流量に応じて吸塵性能が
低下するとともに、吸込まれた外気中に含まれる塵埃が
前記ベルト伝動機構等に付着して動作不良を起こす可能
性がある。
【0003】一方、最近に至り本出願人により、空気循
環式電気掃除機、すなわち、掃除機本体内の電動送風機
の動作により吸込み口体から吸込まれる空気を電動送風
機の上流側に配置された集塵フィルタに通して塵埃を捕
捉し、集塵フィルタを通過して電動送風機から出る排気
を吸込み口体に戻して回収し循環させながら掃除をする
電気掃除機の開発並びに製造販売が実現された。
【0004】そして、この種の電気掃除機において、そ
の吸込み口体に例えば回転清掃体を回転させるモータ等
の発熱電気部品を設ける場合には、その発熱に伴う熱的
悪影響を少なくするために、前記発熱電気部品の冷却を
考慮する必要がある。しかし、こうした配慮をした空気
循環式の電気掃除機及びその吸込み口体は従来提供され
ていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、空気循環式
電気掃除機の吸込み口体では外気の吸込みはなく、外気
の吸込みがあっても非空気循環式電気掃除機に比較して
遥かに小さいので、従来の外気吸込みによる冷却構造は
空気循環式電気掃除機には採用できないとともに、外気
吸込みによる冷却構造は既述した問題があって好ましく
ない。
【0006】そこで、本発明者は、吸込み口体のケース
体に、この内部に設けたモータ等の発熱電気部品と対向
する放熱孔を開けたが、この試みでは、ケース体内に空
気が止まり易く放熱孔を通しての自然放熱効果が低いの
で、発熱電気部品の温度上昇を必要十分に抑制できない
ことが分かった。又、放熱孔とともに冷却ファンを設け
て外気を取入れ強制空冷する場合には、十分に温度上昇
を抑制できるが、冷却ファンの設置により、吸込み口体
が大形化したり、重量が増えたりし、かつ、コスト的に
も高価になるとともに、取入れられる外気中に含まれる
塵埃が前記ベルト伝動機構等に付着して動作不良を起こ
す可能性がある。
【0007】以上のような事情から、空気循環式電気掃
除機の吸込み口体にモータ等の発熱電気部品を搭載する
場合には、その発熱電気部品に対する新たな冷却構造が
求められている。
【0008】本発明が解決しようとする課題は、簡単な
構造でかつ大形化や重量の増加を抑制しつつケース体に
搭載された発熱電気部品の放熱性を向上できる吸込み口
体及びこの吸込み口体を備えた空気循環式の電気掃除機
を得ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る吸込み口体
は、掃除機本体内の電動送風機の動作により吸込まれる
空気を前記電動送風機の上流側に配置された集塵フィル
タに通して塵埃を捕捉し、前記集塵フィルタを通過して
前記電動送風機から出る排気を回収し循環させながら掃
除をする電気掃除機に備えられ、循環する空気が通過す
るケース体の被掃除面と対向する吸込み開口を通して前
記被掃除面上の塵埃の吸込みを行なうとともに、通電に
伴って発熱する発熱電気部品が前記ケース体に搭載され
た吸込み口体を前提とする。
【0010】そして、前記課題を解決するために、請求
項1に係る発明の吸込み口体は、前記発熱電気部品が配
置された配置室内に前記ケース体に戻された排気の少な
くとも一部を通過させることを特徴とするものである。
【0011】この発明及び以下の各発明において前提と
する空気循環式電気掃除機及び請求項6、7に係る発明
の空気循環式電気掃除機は、キャニスタ型、アップライ
ト型、ハンディ型、その他の種々の型式の電気掃除機と
して実現でき、その集塵フィルタには、使い捨て形の紙
製集塵袋の他、スポンジ状のような連続気泡体又はフェ
ルト等のフィルタプレートを一枚若しくは複数枚積層し
たもの、或いは、これらを組合わせてなるものを用いる
ことが可能である。更に、この発明及び以下の各発明に
おいて、電動送風機から吸込み口体に戻された空気は、
この吸込み口体において被掃除面に吹付けても、吹付け
なくてもよく、或いは、被掃除面への吸込み口体の接離
に伴って動く風向き制御手段を設けて、この制御手段の
風向き制御により吸込み口体が被掃除面に接触したとき
には循環する空気を被掃除面に吹付け、被掃除面から離
れたときには循環する空気を被掃除面に吹付けないよう
に被掃除面以外の方向に空気を流動させるようにしても
よいものであり、又、空気の循環は、その一部を掃除機
本体外に排気しながら行ってもよく、このような一部排
気を伴わずに完全循環させるようにしてもよい。
【0012】又、この発明及び以下の各発明(請求項5
を除く)の吸込み口体は、そのケース体内に回転清掃体
を備えていてもいなくてもよいとともに、更に、この発
明及び以下の各発明において、前記ケース体内に配置さ
れて通電に伴って発熱する発熱電気部品としては、回転
清掃体を回転させるモータ、ビータを駆動する電磁石、
及びその回路部品の他、電気部品により構成されるごみ
センサ等が挙げられる。又、この発明及び以下の各発明
の吸込み口体において、ケース体に戻された排気はその
全てを発熱電気部品が配置された配置室に通過させても
よく、或いは、ケース体内に戻された排気の一部を分流
して、この分流された一部の排気を前記配置室に通して
もよい。そして、分流された排気を前記配置室に通して
実施する場合には、この配置室を通り抜けた分流排気を
ケース体の外部に放出しても、或いは掃除機本体側に戻
して吸込ませてもよく、又、配置室を通る排気は、配置
室内の発熱電気部品に吹き当らずに通過させてもよい
が、発熱電気部品に吹き当てながら通過させるようにす
ることは、発熱電気部品の空冷効果をより向上させる上
で好ましい。
【0013】この請求項1に係る発明の吸込み口体にお
いては、電動送風機から出た排気がケース体を通って循
環される際に、ケース体を通過する排気の少なくとも一
部が、発熱電気部品が配置されたケース体の配置室内を
通過する。この場合、電動送風機から排気された直後の
高温の排気は、吸込み口体に至るまでの排気経路での放
熱によって前記発熱電気部品の発熱温度より低い温度ま
で降下しており、この低い温度状態で配置室内を通過す
るため、このような排気によって前記配置室内の空気を
止まらせずに流動化できる。このため、発熱電気部品の
放熱性を向上でき、こうして強制空冷される発熱電気部
品の温度上昇を低く抑制できる。しかも、排気は集塵フ
ィルタによりごみや砂塵等を除去された空気であるの
で、外気を用いて発熱電気部品を空冷する場合のように
発熱電気部品にごみや砂塵等が付着することが少ない。
【0014】前記請求項1に係る発明を実施するにあた
り、これに従属する請求項2に係る発明の吸込み口体の
ように、前記配置室を通った排気の少なくとも一部が前
記吸込み開口を有した前記ケース体の吸込み室に導入さ
れるように前記吸込み室と前記配置室とを連通口を介し
て連通させるとよい。
【0015】このようにして実施する場合には、配置室
を通った排気の少なくとも一部を連通口に通して吸込み
室に回収して循環させることができるので、連通口を通
って吸込み室に回収される風量に応じて吸込み開口の負
圧を小さくして、この吸込み開口に被掃除面が吸付くこ
とを少なくできる。
【0016】前記請求項1又は2に係る発明を実施する
にあたり、その発明に従属する請求項3に係る発明の吸
込み口体のように、前記ケース体の底壁に被掃除面に対
向する底面開口を設けるとともに、この底面開口を前記
配置室に連通させるとよい。
【0017】このようにして実施する場合には、配置室
に導入された排気の少なくとも一部が配置室に連通した
底面開口に通し被掃除面に吹き出されることにより、発
熱電気部品の周囲に排気を流してこの発熱電気部品の放
熱性を向上できるとともに、被掃除面への排気の吹出し
により、被掃除面が絨毯である場合にその毛足の根元側
に付着している塵埃をその吹き上げて、吸込み易くする
ことができる。
【0018】前記請求項1又は2に係る発明を実施する
にあたり、その発明に従属する請求項4に係る発明の吸
込み口体のように、前記ケース体に被掃除面以外の方向
に向けて開口する放出口を設けるとともに、この放出口
を前記配置室に連通させるとよい。
【0019】このようにして実施する場合には、配置室
内の発熱電気部品の周囲を流動してこの部品を冷却した
排気の少なくとも一部を、放出口に通して被掃除面以外
の方向に放出できるので、放出空気量に応じて吸込み開
口から低温の外気が吸込まれるに伴い、循環する空気温
度が下がり、その結果、循環する排気を利用してなされ
る前記発熱電気部品の強制空冷を向上できる。
【0020】前記請求項2〜4の内のいずれかの発明を
実施するにあたり、その発明に従属する請求項5に係る
発明の吸込み口体のように、外周に清掃部材を有した回
転清掃体を前記吸込み室に収容し、前記連通口から前記
吸込み室内に吹出される排気が前記清掃部材に吹き当る
ように前記連通口を設けるとともに、前記ケース体に戻
された排気を前記清掃部材に吹付ける吹出し口と前記連
通口とを、これら両口から前記清掃部材に吹付けられる
排気が前記回転清掃体に同一方向の回転力を与えるよう
に上下に位置をずらして設けるとよい。なお、この発明
において、回転清掃体は発熱電気部品としてのモータで
回転させても、このモータを用いることなく排気風の力
だけで回転させるようにしてもよい。又、吹出し口と連
通口との配置は、回転清掃体の両側で上下に位置ずれし
て設けてもよく、或いは、回転清掃体の片側で吹出し口
及び連通口の一方を高い位置において下方に排気を吹出
すように設けるとともに、他方を低位置において水平方
向又は斜め下方に向けて排気を吹出すように設けて実施
することもできる。
【0021】このようにして実施すると、被掃除面の塵
埃をかき上げる回転清掃体を収容した吸込み室に対し吹
出し口及び前記連通口の夫々を通して、ケース体に戻さ
れた排気が吹出され、吹出された排気は回転清掃体の清
掃部材に吹付けられる。この場合、吹出し口及び連通口
は上下に位置がずらされていて、回転清掃体を同一方向
に回転させるように排気を吹出すので、前記両吹出しに
より協動して回転清掃体を容易に回転させることができ
る。そのため、外気の吸込みを利用して回転清掃体を回
転させるものと異なり、吸塵性能が低下することがない
とともに、回転清掃体に吹付けられる排気は集塵フィル
タにより浄化されたきれいな空気であるので、回転清掃
体にごみや砂塵等が付着して汚れることが少ない。又、
回転清掃体がモータにより回転される場合においては、
前記排気の吹出しによる回転清掃体の回転方向とモータ
による回転清掃体の回転方向が同じであることは言うま
でもないが、前記排気の吹出しによって回転清掃体の回
転を補助できるので、前記モータに小形軽量なものを採
用可能であり、したがって、吸込み口体全体の小形軽量
化に貢献し、吸込み口体の使い勝手を向上できる。
【0022】同様に前記課題を解決するために、請求項
6に係る発明の電気掃除機は、掃除機本体内の電動送風
機の動作により吸込み口体から吸込まれる空気を前記電
動送風機の上流側に配置された集塵フィルタに通して塵
埃を捕捉し、前記集塵フィルタを通過して前記電動送風
機から出る排気を前記吸込み口体に戻して回収し循環さ
せながら掃除をする電気掃除機において、前記吸込み口
体が前記請求項1〜5の内のいずれか1項に記載の吸込
み口体であることを特徴とするものである。
【0023】この発明においては、簡単な構造でかつ大
形化や重量の増加を抑制しつつケース体に搭載された発
熱電気部品の放熱性を向上できる吸込み口体を備えるの
で、取扱い易く、そして、吸込み口体内の発熱電気部品
を必要十分に冷却でき長寿命でかつ安価な空気循環式の
電気掃除機を提供できる。
【0024】請求項6に係る発明を実施するにあたり、
この発明に従属する請求項7に係る発明のように、前記
掃除機本体と前記吸込み口体とを大気中に露出する連通
管を介して接続するとともに、前記連通管はその少なく
とも一部に前記電動送風機から出て前記吸込み口体に戻
される排気を導く排気経路を有するとよい。なお、この
発明において、その連通管は可撓性の吸塵ホース及び非
可撓性の吸塵パイプの内の少なくとも一方で形成され
る。この場合に連通管の排気経路は、連通管の吸気経路
と平行であっても、同軸的に組合わされていてもよく、
同軸構造においては放熱性能をより向上するために排気
経路壁が大気中に露出するように吸気経路の外側に排気
経路を設けることが望ましい。
【0025】この発明においては、掃除機本体と吸込み
口体とを連通した連通管を通して電動送風機から出た排
気が循環するので、大気中に露出する連通管を排気が通
る間に、この連通管での大気中への放熱によって吸込み
口体に導入される排気の温度を発熱電気部品の発熱温度
より低く下げることができ、この低温の排気を用いて吸
込み口体に搭載された発熱電気部品を空冷することがで
きる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照して本発
明の第1の実施の形態を説明する。
【0027】図1、図2において符号1は車輪により被
掃除面上を自在に移動できる掃除機本体である。掃除機
本体1には、その前部に設けられた接続口41に、可撓
性の吸塵ホース50と非可撓性の吸塵パイプ60とを有
する吸塵用連通管Rの一端部つまり吸塵ホース50に設
けた接続筒54が取外し可能に嵌合して接続され、連通
管Rの他端部つまり吸塵パイプ60には吸込み口体70
が接続されている。
【0028】掃除機本体1は、本体ケース10と、この
本体ケース10内に配置された電動送風機15とを備え
ている。
【0029】本体ケース10は、上方を開口した下ケー
ス20、下方を開口した上ケース30および前面パネル
40などから構成され、上下両ケース20、30は、夫
々の開口の開口縁をバンパー11(図1参照)に一体に
形成したシール部によって気密状態に接合して、図示し
ないねじによって連結されている。上下両ケース20、
30には夫々スリット状の通気孔21a、31aを有す
る壁21および31が形成され、これら両壁21、31
は互いに上下から合わさって本体ケース10の前後方向
略中間部に仕切り壁をなしている。本体ケース10内に
は、前記仕切り壁を境にその前側に上方を開口した集塵
室12が、また、後側には送風機室13が形成されてい
る。集塵室12には集塵フィルタとしての集塵袋80が
出し入れ可能に収容されている。
【0030】上ケース30には集塵室12の開口12a
を開閉する開閉蓋32が図示しないヒンジ手段によって
上下方向に回動可能に取付けられている。開口12aの
開口部にはゴム製シール材12bが配置されて、開閉蓋
32には閉じたときシール材12bに当接する環状リブ
32aが形成されている。
【0031】上下両ケース20、30の前壁つまり集塵
室12の前壁には、吸込み口22が形成されており、こ
の吸込み口22にはゴム製のパッキング90が嵌合して
取付けられている。このパッキング90は、吸込み口2
2の内空部を開閉する開閉可能な弁板部91と、集塵室
12側に突出した袋シール部92と、前記前面パネル4
0に当接してこれとの間をシールするパネルシール部9
3とを有している。
【0032】上下両ケース20、30の前面部にねじ止
めされた前面パネル40の中央部には、図2に示すよう
に円筒状の接続口41が貫通して形成されており、この
接続口41の後端部は、パッキング90のパネルシール
部93に当接されている。この接続口41の上部には係
合孔42が形成され、また、接続口41の下方部には戻
し口43が形成されている。本体ケース10に取付けら
れた前面パネル40の接続口41の中心とパッキング9
0の中心とは一致している。
【0033】集塵室12の底壁側には集塵袋80の口枠
81の下端部を係止する係止凹部12cが形成され、集
塵室12の開口12aの上側でかつ集塵室12の前側に
は、集塵袋80の口枠81の上端部を係止する係止爪8
2aを有する係止部材82が、回動可能に設けられてい
る。係止部材82は、図示しない付勢ばねによって係止
爪82aを口枠81に上側から引掛けて係合させるよう
に付勢されている。口枠81の中央部には貫通孔81a
が形成されており、この貫通孔81aには吸塵ホース5
0の後述する接続部54の先端部が出し入れ可能に挿通
される。
【0034】集塵室12の後部を仕切った上下両壁2
1、31の前側には、これらにわたるフィルタ枠85が
取付けられ、この枠85内には上下両壁21、31の通
気孔21a、31aを覆って発泡ウレタンフォームなど
からなる後部フィルタ85aが取付けられている。
【0035】送風機室13は、上下両ケース20、30
に夫々に形成した隔壁24、34と上下両壁21、31
によって形成されており、この送風機室13の前部に
は、略円錐形状の案内壁83aを有し底部に貫通孔83
bが形成された案内板83が取付けられている。案内壁
83aの周縁は送風機室13の前壁をなした上下両壁2
1、31に密接している。
【0036】送風機室13には電動送風機15が内蔵さ
れている。この送風機15は、送風用モータ15aと、
このモータ15aによって回転駆動される遠心形のファ
ン15b及びこれを覆うファンカバー15cなどからな
るファン部15dとから構成されている。モータ15a
には好ましくはインバータ制御により駆動されるブラシ
レスモータを用いるとよい。
【0037】この電動送風機15の前部は、ファン部1
5dの外周部に嵌合したゴム製緩衝体16を介して支持
され、電動送風機15の後部は、モータ15aの周囲を
囲んで設けた有底筒状のモータカバー17の底壁17a
に形成された支持孔17bに、モータ15aの後端部の
凸部15eを嵌合することにより支持されている。モー
タカバー17の開口はファン部15dの外周に気密状態
に嵌合されている。そして、モータカバー17の後端外
周と緩衝体16の外周を、前記隔壁34の支持リブ34
aおよび下ケース20の支持リブ24aに夫々支持させ
ることによって、電動送風機15が送風機室13内に配
置されている。この電動送風機15のファンカバー15
cの前面には、案内板83の貫通孔83bに対向する開
口(図示しない)が形成されていて、この開口を通して
電動送風機15はその上流側の集塵室12内の空気を吸
引する。
【0038】モータ15aが有するモータケース15f
の底壁には、モータカバー17によって塞がれることが
ない通気孔15gが形成されているとともに、モータカ
バー17の周壁17cには通気孔17dが形成されてい
る。両通気孔15g、17d互いに連通している。モー
タカバー17がモータ15aを気密状態に覆っているの
で、このモータ15aから出る排気風はすべて通気孔1
5g及び通気孔17dを経て後述の循環路36に流出す
るようになっている。
【0039】下ケース20の底部側には、図2に示すよ
うにモータカバー17の通気孔17dと前面パネル40
に形成した戻し口43とを連通させる循環路36が形成
され、電動送風機15から排気された排気風は、通気孔
17dから循環路36を経て前面パネル40の戻し口4
3に導かれるようになっている。循環路36は排気経路
の一部をなしている。
【0040】前記連通管Rの一部を構成する吸塵ホース
50は、ホース部51、このホース部51の一端部に設
けた接続筒54などから構成されている。図2および図
3に示すようにホース部51は、可撓性を有する蛇腹状
の外ホース52と、この外ホース52の内径よりも小径
であって外ケース52内に同軸的に通された内ホース5
3とから構成されている。内ホース53は後述する吸込
み口体70から吸込まれた吸込気流を案内し、大気中に
露出して内ホース53よりも大きな表面積を有する外ホ
ース52は、電動送風機15からの排気風を案内すると
ともに、この外ホース52は排気風の放熱壁として利用
される。内ホース53の内部流路は吸気経路の一部をな
し、また、外ホース52の内部流路つまり内ホース53
との間に形成される内部流路は排気経路の一部をなして
いる。
【0041】図2に示すように接続筒54は外筒55と
内筒56とから構成されている。外筒55の先端部に
は、その内面において環状凸壁55aが形成され、ま
た、上部外周壁において操作つまみ100を取付ける凹
部55bが形成されている。外筒55の先端部には、凹
部55bを覆い隠すカバー55dがねじ55cによって
取付けられている。
【0042】接続筒54の外筒55に対して移動可能に
取付けられた操作つまみ100は、その先端部に前面パ
ネル40の接続口41に形成した係合孔42に係脱する
係合爪101を有し、基端部につまみ102を有してい
る。操作つまみ100は、常時ばね103によって係合
爪101が係合孔42に係合するように付勢されてい
る。この操作つまみ102はカバー55dに形成した開
口から外部に突出しており、このつまみ102をばね1
03の付勢力に抗して押し下げることによって係合爪1
01と係合孔42との引っ掛かりを解除して、接続筒5
4を接続口41から引き抜いて取外すことができる。ま
た、接続筒54の接続口41への接続は、接続筒54を
接続口41にその先端部から挿入することによってなさ
れる。この外筒55には、接続筒54を接続口41に接
続した状態において前記戻し口43を通して前記循環路
36に連通する連通孔55eが形成されている。連通孔
55eは外筒55の環状凸壁55aより前側に設けられ
ている。
【0043】内筒56の外径は外筒55の内径よりも小
さく、この内筒56の先端部は、外筒55の環状凸壁5
5aの内面に嵌合し接着などによって気密状態を保持し
て取付けられている。内筒56の内部流路は吸気経路の
一部をなし、また、外筒55の内部流路つまり内筒56
との間に形成さる内部流路は排気経路の一部をなしてい
る。
【0044】外筒55の先端部つまり集塵室12側に位
置する端部は、内筒56の先端部よりも集塵室12側に
突出する長さに形成されている。それによって、接続筒
54を接続口41に挿入して接続した状態では、図2中
実線に示すように外筒55の先端部が、前記弁板部91
を押し開くとともに前記口枠81の貫通孔81aを貫通
して集塵袋80内に入り込むようになっている。この外
筒55の他端部(ホース部51側の端部)は、その外周
壁を外ホース52の内壁に密着状態に嵌合して接着など
によって一体に連結されており、また、内筒56の他の
端部も同様に内ホース53の内壁に密着状態に嵌合して
接着などによって一体に連結されている。外筒55に取
付けられた外ホース52の端部の部分は外筒55のカバ
ー筒部55fによって覆われている。
【0045】前記連通管Rの一部を構成する吸塵パイプ
60は、図3及び図4に示されるように合成樹脂製の硬
質管からなる内管61と、把手63を有する硬質管製の
外管62と、この外管62に一端を気密状態に取付けら
れて内管61を内部に収納する蛇腹状のホース66とを
備えて構成されている。
【0046】図3に示すように外管62には、く字状に
形成されるとともに上方に突出する把手63が一体に形
成されているとともに、この外管62の両端部内部には
放射状に形成された支持リブ64aおよび64bが夫々
形成されている。外管62の一方側つまりホース部51
側の端部外周には、外ホース52が嵌合されて接着など
によって気密状態に連結されているとともに、この部分
は外ホース52の筒状カバー端部52bで覆われてい
る。同様に、内管61の前記一方側の端部も、ホース部
51の内ホース53に嵌合されて接着などによって気密
状態に連結されている。外管62の他方側の端部には、
その先端部を前記ホース66内に嵌入させて接着などに
よって気密状態に連結されている。
【0047】把手63の前方部には、前記電動送風機1
5に対する各種の運転指示及び運転中止を指示するため
の手元操作用の制御スイッチ63a(図1参照)が設け
られている。この制御スイッチ63aからの信号は、外
ホース52の皮膜の内部に2条巻きにして埋設された螺
旋状ピアノ線(独立した2本の線)52cを介して掃除
機本体1内の図示しない制御装置に送られるようになっ
ている。
【0048】内管61は外管62の内径よりも小径であ
り、その一方側(ホース部51側の端部)の端部は、外
筒62と同様にく字状に形成されている。この一方側の
端部は、夫々外管62の内壁に形成した支持リブ64a
および64bによって支持されて外管62内を同軸的に
貫通して取付けられている。このような内管支持構造に
おいて、支持リブ64a、64bが放射状に形成されて
いることから、内管61の外周壁と外管62の内周壁と
の間の内部流路を通って排気風が流れるようになってい
る。内管61の外周壁と外管62およびホース66の内
周壁との間に形成される流路67は排気経路の一部をな
し、内管61の流路68は吸気経路の一部をなしてい
る。大気中に露出して内管61よりも大きな表面積を有
するホース66は、排気風の放熱壁として利用される。
この蛇腹状ホース66の皮膜内には2条巻きにして螺旋
状ピアノ線(独立した2本の線)66aが埋設され、こ
れらの線66aを介して後述する回転清掃体用モータに
対する通電が行われるようになっている。
【0049】図4に示すように内管61の他方側の先端
部には、後述する吸込み口体70の接続管74が嵌合し
て接着などによって気密状態に連結されて、ホース66
の他端部は接続管74が有する環状壁74bの内周壁に
接着などによって気密状態に連結されている。
【0050】図4〜図8を参照して吸込み口体70につ
いて説明する。この吸込み口体70は、ボトムケース7
2とトップケース73とから構成されたケース体71、
及びケース体71の後部幅方向中央部に上下方向に回動
可能に取付けられた接続管74を備えて構成されてい
る。
【0051】ボトムケース72とトップケース73との
間には、前方側(図4において左側)を円弧面に形成し
た仕切壁75が設けられている。この仕切壁75の下部
は、ボトムケース72に設けた仕切壁72cによって形
成されている。仕切壁75によってケース体71内は、
仕切壁75の下側(内側)空間からなる吸込み室76
と、仕切壁75の前側及び上側空間からなる吹出し室7
7とに区画されている。吸込み室76は吸気経路の一部
をなし、同様に、吹出し室77は排気経路の一部をなし
ている。
【0052】ボトムケース72の下面つまり被掃除面と
対向する底壁には、図8に示されるようにケース体71
の幅方向に延びる吸込み開口72a(図4参照)が形成
されている。この開口72aは吸込み室76の一部をな
している。仕切壁75の前側下端部つまり仕切壁72c
には吸込み室76下部に連通する吹出し口75aが形成
されており、この吹出し口75aを通して排気風の大部
分が吸込み開口72aに吹出されるようになっている。
この場合、吸込み開口72aを通して被掃除面に排気風
を吹き付けるようにすることは、絨毯などの被掃除面の
塵埃を吹き上げ易い点で好ましい。
【0053】図5に示すように接続管74は、接続管部
74aとこの接続管部74aの先端部外周に形成された
環状壁74bとから構成され、環状壁74bの下端両側
には左右方向に突出させて形成した軸筒74cが形成さ
れている。これら軸筒74cの内部には、接続管部74
aと環状壁74bとの間に形成された空間部、つまり排
気経路の一部である流路74fに連通する連通路74d
が形成されている。接続管部74aの内部は吸込み室7
6と連通する吸気経路の一部である吸込み通路78を構
成している。
【0054】軸筒74cの外周には環状溝74eが形成
されており、この環状溝74eにボトムケース72およ
びトップケース73に形成した嵌合縁72b(トップケ
ース73の嵌合縁は図示しない)を嵌合させて、ボトム
ケース72とトップケース73とを図示しないねじで連
結することによって、接続管74はケース体71に軸筒
74cを回動中心として回動可能に取付けられている。
【0055】図5中1点鎖線の矢印で示されるように吸
込み口体70においては、接続管部74aと環状壁74
bとの間の流路74fから軸筒74c内の連通路74d
を通って吹出した排気風は、吹出し室77を経て、この
室77の後方に向けて吸込み室76内に吹き出されるよ
うになっている。
【0056】吸込み室76には回転ブラシ等の回転清掃
体79が収容されている。この清掃体79は、軸体79
aと、この軸体79aの外周面から突出して軸体79a
の軸方向に沿って取付けられた軟質のブレードやブラシ
毛等の清掃部材79bと、軸体79aの一端部に取付け
られた軸受79cとを備えて形成されている。軸体79
aの他端部にはブラシレスモータ等の小形モータからな
る回転清掃体駆動用モータ111の出力軸111aが連
結されている。清掃部材79bは螺旋状又はV字状等を
なして設けてもよい。
【0057】このようにモータ111が直結された回転
清掃体79は、図6及び図7等に示されるように前記軸
受79cを吸込み室76の長手方向一端壁部76aに支
持するとともに、モータ111をトップケース72及び
ボトムケース73に突設されたリブ112、113間に
挟んで支持することによって、水平な姿勢に取付けられ
ている。この回転清掃体79の清掃部材79bには吹出
し口75aから排気風が吹付けられ、この排気風はモー
タ111により回転される回転清掃体79の回転方向と
同方向の回転力を回転清掃体79に与えるようになって
いる。
【0058】モータ111が配置された配置室114
は、吸込み室76の長手方向他端壁76bの外側に位置
される吹出し室77の一部で形成されており、この配置
室114の中央に位置されたリブ112、113は、モ
ータ111の外周面に臨む少なくとも1以上の通気用切
欠き115、116を有している。そして、吸込み室7
6と配置室114との間を仕切る前記他端壁76bには
連通口117が設けられている。この連通口117は、
ボトムケース72から起立するリブ及び仕切壁75の一
端壁から下方へ折り曲げられた端壁に夫々設けた半円状
切欠きを、上下から合わて形成されており、その中心部
にはモータ111の出力軸111aが貫通されている。
【0059】なお、図4及び図6中121は吸込み開口
72aの後側近傍位置に長手方向に沿ってボトムケース
72の底壁に取付けられたブラシ毛、122はボトムケ
ース72の底壁に取付けられた前車輪、123はボトム
ケース72の底壁に取付けられた後車輪である。
【0060】前記構成の空気循環式電気掃除機1を用い
て、掃除をする場合は、把手63を手で握り、その制御
スイッチ63aを操作して、電動送風機15を駆動させ
た後、被掃除面例えば絨毯を掃除すべく、吸込み口体7
0を前後方向に移動させればよく、制御スイッチ63a
の操作指令に応じて電動送風機15が駆動されると、こ
の電動送風機15の後方への送風作用によって集塵室1
2が負圧となる。この結果、吸込み口体70の吸込み開
口72aの部分の空気が、図3及び図4中矢印aに示す
ように吸込み室76、吸込み通路78、内管61、吸塵
ホース50の内管53、接続筒54の内筒56を経て集
塵室12内の集塵袋80内に吸込まれ、この吸込み気流
中に含まれる塵埃は集塵袋80によって除去される。
【0061】そして、以上のように吸込まれた空気は、
電動送風機15のファン部15bに吸込まれた後、この
送風機15のモータ15aを冷却しつつ流通し、排気風
としてモータケース15fの通気孔15gからモータカ
バー17内に排気される。モータカバー17内に排気さ
れた排気風は、矢印bに示すように通気孔17d、循環
路36、接続筒54の外筒55の連通孔55e、接続筒
54の内筒56の外周と外筒55の間に形成された流
路、ホース部51の内ホース53の外周と外ホース52
の間に形成された流路、吸塵パイプ60の内管61と外
管62の間に形成された流路67、吸込み口体70の接
続管74の流路74f、吹出し室77を経て吹出し口7
5aから吸込み室76に吹出される。そして、その直後
に吸込み開口72aの部分の空気が図3及び図4中矢印
aで示す既述の経路で吸込まれて循環される。
【0062】以上のように電動送風機15からの排気を
吸込み口体70に戻して吸込みつつ完全循環させるか
ら、例えば絨毯の毛足が吸込み室76の吸込み開口72
aに入り込むに伴い、この毛足上の塵埃が、前記吹出し
口75aから吹出された排気風つまり循環気流によって
吸込み気流中の塵埃を運び(吸込まれ)、矢印aで示し
た前記吸気経路中の集塵室12において集塵袋80によ
って捕捉する空気循環式の掃除をすることができる。こ
の掃除によれば、空気を循環させるので、電動送風機1
5の駆動音が外部に漏れることが抑制され、静かに掃除
ができるとともに、吸込み開口72aに被掃除面が吸付
くことを抑制しつつ、被掃除面に対し吸込み口体70を
軽く動かしながら掃除することができる。
【0063】この掃除において回転清掃体駆動用のモー
タ111への通電をなす制御スイッチ63aを操作する
場合には、モータ111が駆動して、このモータ111
に直結された回転清掃体79が回転されて、この清掃体
79の清掃部材79bにより、毯の毛足の間に存在する
塵埃をかき出すことができ、このかき出しにより絨毯の
表面に出された塵埃を既述のように吸込んで掃除するこ
とができる。
【0064】このように回転清掃体79をモータ111
の動力で回転するため、吸込み開口72aに絨毯の毛足
が深く入り込んだ場合にも、その抵抗に拘らず、排気風
の力だけで回転清掃体79を回転させる場合に比較し
て、確実に回転清掃体79を回転させて前記塵埃をかき
出すことができる。しかも、回転清掃体79の清掃部材
79bに吹出し口75aから吹付けられる排気風の風力
により、回転清掃体79をモータ111の回転方向と同
方向に回転させる力が与えられるので、この補助回転力
によりモータ111の負荷を小さくできる。したがっ
て、モータ111に小形軽量なブラシレスモータを採用
でき、それに伴い吸込み口体70を小形軽量にできるの
で、吸込み口体70の取扱いを容易にできる。
【0065】そして、既述の空気循環において吸込み口
体70のケース体71を通る排気の大部分は吹出し口7
5aに向って流れ込む主排気流をなすが、一部は前記主
排気流から分流して図5及び図7(A)中矢印cに示す
ようにモータ111が配置された配置室114に流れ込
む。分流された排気風の一部は、通気用切欠き115、
116を通って配置室114内を流動し連通口117を
通過して吸込み室76に吹出され、或いは切欠き11
5、116を通らずに直接的に連通口117を通過して
吸込み室76に吹出される。こうした分流排気風の経路
中には前記モータ111が配置されているので、このモ
ータ111の周囲を排気が通り抜ける。
【0066】ところで、掃除機本体1内の電動送風機1
5からの排気の温度は通気孔15gでは約80°と高温
であるが、その温度は、排気が連通管Rを通る際の大気
中への放熱によって、この連通管Rを通って吸込み通路
78に到達したときには約40に温度降下している。こ
れは、連通管Rが吸塵ホース50と吸塵パイプ60とを
接続してして長く形成されているとともに、この連通管
Rでの排気経路は吸気経路よりも大気側にあって表面積
が広く、したがって、排気の熱の大気中への放熱特性が
良いことにより実現できたものである。
【0067】一方、回転清掃体79を回転させるモータ
111もその運転により発熱する。この発熱温度はケー
ス体71を通る排気の温度よりも高い。しかし、前記の
ようにモータ111の周囲には前記約40度に温度降下
した排気が通り抜けて、モータ111はその発熱温度よ
りも低温の排気に晒されて熱交換するので、排気によっ
てモータ111を強制空冷して、その温度上昇を抑制で
きる。そのため、モータ111が有するコイルのレアシ
ョート等を防止して、モータ111、ひいては吸込み口
体70の寿命を高めることができる。
【0068】しかも、前記のように電動送風機15の排
気を利用してモータ111の温度上昇を抑制するから、
特別に冷却ファンをケース体71に設ける必要がなく、
部品点数が少なく、簡単な構成でモータ111を強制空
冷できるとともに、冷却ファンを設けるためのスペース
が不要であるの吸込み口体70を小形にでき、しかも、
冷却ファンを設けてモータ11を強制空冷する場合より
も軽量にできる。更に、排気は集塵袋80により塵埃や
砂塵を除去されたきれいな空気であるから、外気と冷却
ファンでケース体71内に取込んでモータ111を強制
空冷する場合のように、外気中に含めれる塵埃などがモ
ータ111等に付着して動作不良の原因となることが少
ない。特に、電動送風機15のモータ15aにブラシレ
スモータを採用する場合には、カーボン粉末がモータ1
11に付着することがなく、モータ111等に付着する
塵埃をより少なくできる。
【0069】又、既述のようにモータ111を冷却した
排気は連通口117から吸込み室76に供給されるか
ら、主排気流から分流した排気流も吸込み室76に回収
して循環させることができる。そのため、連通口117
を通って吸込み室76に回収される風量に応じて吸込み
開口72aの負圧を小さくでき、この吸込み開口72a
に被掃除面が吸付くことを少なくできる。
【0070】図9〜図11は本発明の第2の実施の形態
を示している。この実施の形態は基本的には前記第1の
実施の形態と同様な構成であるので、同様構成部分には
前記第1の実施の形態と同じ符号を付して、その構成お
よび作用の説明を省略し、以下異なる部分について説明
する。第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる部
分は、回転清掃体をモータで直接回転するのではなく伝
動機構を介して回転させるようにした点である。
【0071】そのために、図9に示されるように回転清
掃体179の軸体79aの両端部には夫々軸受79c、
79dが夫々設けられ、これら軸受79c、79dを吸
込み室76の長手方向両端壁に夫々支持することによっ
て、清掃部材79bが取付けられた軸体79aが回転自
在となっている。そして、吸込み室76の後側に形成さ
れた配置室114内にモータ111の出力軸111aと
軸体79aとは伝動機構118で連結されている。伝動
機構118は、出力軸111aに固定された駆動歯車1
18aと、一方の軸受79dを貫通した軸体79aの端
部に固定された被動歯車118bと、これら両歯車11
8a、118bに亘って巻き掛けられたタイミングベル
ト118cとから形成されている。このベルト式伝動機
構に代えて歯車式伝動機構を採用することもできる。な
お、図9中119は伝動機構118のメンテナンス用の
開閉蓋である。
【0072】又、図11に示されるように配置室114
は、ボトムケース72に設けた隔壁119と、前記仕切
壁75から後方に延出されて隔壁119に覆い被された
カバー部75bと、モータ111と吸込み室76との間
に設置されてカバー部75cで覆い隠される連通口形成
部材120等により区画して形成されている。この配置
室114の内面にはモータ111を、側方及び下方から
支持するために複数のリブ114aが設けられ、これら
に位置決めされてモータ111が配置室114内に収容
されている。これらのリブ114aによってモータ11
1の周囲を空気が通り抜け得るようになっている。
【0073】そして、配置室114の上部には導入口1
14bが、例えば隔壁119とカバー部75bの合わせ
部に形成されている。この導入口114bは例えばモー
タ114の上部外面に対向する位置に設けられている。
又、配置室114は連通口117aを介して吸込み室7
6に連通されている。この連通口117aはカバー部7
5bの根元部と連通口形成部材120との間に形成され
ている。連通口117は回転清掃体179の後側におい
て清掃部材79bの上部部分に排気を吹き当てる位置に
設けられている。又、図10及び図11に示されるよう
に主排気風を吹出す前記吹出し口75aは、回転清掃体
179の前側において清掃部材79bの下部部分に排気
を吹き当てる位置設けられている。したがって、ケース
体11に戻された排気を清掃部材79bに吹付ける吹出
し口75aと連通口117aとは、これらから清掃部材
79bに吹付けられる排気が回転清掃体79に同一方向
の回転力を与えるように上下に位置をずらして設けられ
ているとともに、それらが与える回転方向はモータ11
1による回転清掃体79の回転方向と一致している。な
お、以上説明した点以外の構成は、図9〜図11に示さ
れない部分の構成を含めて前記第1の実施の形態に係る
吸込み口体及びこれを備えた電気掃除機と同じである。
【0074】この第2の実施の形態においても、電動送
風機から出て連通管を介して吸込み口体70のケース体
71内に導入される排気は、その途中での放熱によりモ
ータ111の発熱温度よりも低くなり、そして、この排
気の一部は分流されて、導入口114bから配置室11
4内を通り、更に、この配置室114から連通口117
aを通って吸込み室76に吹出して、吸込み経路に回収
される。そのため、配置室114内のモータ111に前
記低温の排気の一部が吹き当って、このモータ111の
周囲の少なくとも一部を流動してモータ111を強制空
冷するから、この第2の実施の形態においても本発明の
課題を解決できる。そして、回転清掃体179にモータ
111の動力を伝える伝動機構118は、塵埃や砂塵を
含んだ空気に晒されないから、この伝動機構118に砂
塵などが付着して動作不良を生じる恐れがない。
【0075】更に、この第2実施形態においては、回転
清掃体179の清掃部材79bに排気を吹付ける吹出し
口75a及び連通口117aを上下に位置をずらして設
けて、回転清掃体179を同一方向に回転させるように
排気を吹出すので、前記両吹出しにより協動して回転清
掃体179を容易に回転させることができる。そのた
め、外気の吸込みを利用して回転清掃体を回転させるも
のと異なり、吸塵性能が損なわれることがないととも
に、既述のように排気は集塵袋により浄化されたきれい
な空気であるので、回転清掃体179にごみや砂塵等が
付着して汚れることが少ない。しかも、モータ111に
より回転される回転清掃体179の回転方向と、前記排
気の吹出しにより回転清掃体179に与えられる回転方
向とが同じであるから、前記排気の両吹出しによって回
転清掃体179の回転を補助できる。そのため、モータ
111に小形軽量なものを採用可能であり、したがっ
て、吸込み口体74全体の小形化及び軽量化に貢献し、
吸込み口体の使い勝手を向上できる。
【0076】図12は本発明の第3の実施の形態を示し
ている。この実施の形態は基本的には前記第2の実施の
形態と同様な構成であるので、同様構成部分には前記第
2の実施の形態と同じ符号を付して、その構成および作
用の説明を省略し、以下異なる部分について説明する。
【0077】第3の実施の形態が第2の実施の形態と異
なる構成は、ケース体71のボトムケース72の底壁に
被掃除面に対向する底面開口114cを設けて、この底
面開口114cと配置室114とを連通させた点であ
り、この点以外の構成は、図12に示されない部分の構
成を含めて前記第2の実施の形態に係る吸込み口体及び
これを備えた電気掃除機と同じである。
【0078】したがって、この第3実施形態において
も、配置室114内のモータ111に、このモータ11
1の発熱温度よりも低く温度降下された低温の排気の一
部が吹き当って、このモータ111の周囲の少なくとも
一部を矢印c、dで示すように流動される排気でモータ
111を強制空冷するから、本発明の課題を解決でき
る。しかも、この場合に、配置室114に流入した排気
の一部は、連通口117aを通ることなく、配置室11
4から底面開口114cを通って被掃除面方向に吹出さ
れる。そのため、モータ111の周囲に排気を流してこ
のモータ111の放熱性を向上できるとともに、被掃除
面への排気の吹出しにより、被掃除面が絨毯である場合
にその毛足の根元側に付着している塵埃をその吹き上げ
るから、この塵埃を、吸込み口体70の吸込み開口72
aに吸込み易くできる。しかも、底面開口114cから
の放出空気量に応じて吸込み開口72aから低温の外気
が吸込まれるに伴い、吸塵し易くなるだけではなく循環
する空気温度を下げることができる結果、循環する排気
を利用してなされるモータ111に対する既述の強制空
冷の性能を向上できる。
【0079】図13は本発明の第4の実施の形態を示し
ている。この実施の形態は基本的には前記第2の実施の
形態と同様な構成であるので、同様構成部分には前記第
2の実施の形態と同じ符号を付して、その構成および作
用の説明を省略し、以下異なる部分について説明する。
【0080】第4の実施の形態が第2の実施の形態と異
なる構成は、ケース体71のボトムケース72に、被掃
除面以外の方向、例えばケース体71の後方に向けて開
口する放出口71aを設けるとともに、この放出口71
aを配置室111に連通させた点であり、この点以外の
構成は、図13に示されない部分の構成を含めて前記第
2の実施の形態に係る吸込み口体及びこれを備えた電気
掃除機と同じである。
【0081】したがって、この第4実施形態において
も、配置室114内のモータ111に、このモータ11
1の発熱温度よりも低く温度降下された低温の排気の一
部が吹き当って、このモータ111の周囲の少なくとも
一部を矢印c、eで示すように流動される排気でモータ
111を強制空冷するから、本発明の課題を解決でき
る。しかも、この場合に、配置室114に流入した排気
の一部は、連通口117aを通ることなく、配置室11
4から放出口71a通って被掃除面以外の方向に(例え
ば後方)吹出されるため、モータ111の周囲に排気を
流してこのモータ111の放熱性を向上できるととも
に、放出空気量に応じて吸込み開口72aから低温の外
気が吸込まれるに伴い、吸塵し易くなるだけではなく循
環する空気温度を下げることができる結果、循環する排
気を利用してなされるモータ111に対する既述の強制
空冷の性能を向上できる。
【0082】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0083】請求項1〜5に係る発明の吸込み口体によ
れば、発熱電気部品が収容されたケース体を通って循環
し電動送風機から排出される排気の少なくとも一部を利
用して、発熱電気部品の周囲の空気を流動させるため、
発熱電気部品の放熱性が向上されてこの発熱電気部品の
温度上昇を低く抑制でき、しかも、前記空気の流動化の
ために冷却ファンを特別にケース体内に組込む必要がな
いので、簡単な構造で実現できるとともに、排気を利用
して冷却するから発熱電気部品にごみや砂塵等が付着す
ることが少なく、その上、既述のように冷却ファンを組
込まないので全体の大形化や重量の増加も抑制できると
ともにそれに伴い取扱い易くできる。
【0084】請求項6、7に係る発明の電気掃除機によ
れば、簡単な構造でかつ大形化や重量の増加を抑制しつ
つケース体に搭載された発熱電気部品の放熱性を向上で
きる請求項1〜5の内のいずれか1項の吸込み口体を備
えるので、取扱い易く、そして、吸込み口体内の発熱電
気部品を必要十分に冷却でき長寿命でかつ安価な空気循
環式の電気掃除機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るキャニスタ型
空気循環式電気掃除機全体の構成を示す斜視図。
【図2】図1に示された電気掃除機の掃除機本体の構成
をこの本体に差込み接続された吸塵ホースとともに一部
を断面して示す側面図。
【図3】図1に示された電気掃除機が備える連通管の吸
塵ホースと吸塵パイプとの連結部分の構成を一部断面し
て示す側面図。
【図4】図1に示された電気掃除機の吸込み口体の構成
を吸塵パイプの一部とともに示す断面図。
【図5】図4に示された吸込み口体の構成をそのトップ
ケースを取外した状態で一部断面して示す平面図。
【図6】図4に示された吸込み口体の構成をそのトップ
ケース及び仕切壁を取外した状態で一部断面して示す平
面図。
【図7】(A)は図5中Z−Z線に沿って示す断面図。
(B)は図7中Y−Y線に沿って示す断面図。
【図8】図4に示された吸込み口体の構成を示す下面
図。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るキャニスタ型
空気循環式電気掃除機が備える吸込み口体の構成を示す
下面図。
【図10】図9中X−X線に沿う吸込み口体の断面図。
【図11】図9中W−W線に沿う吸込み口体の断面図。
【図12】本発明の第3の実施の形態に係るキャニスタ
型空気循環式電気掃除機が備える吸込み口体の構成を示
す前記図11相当の断面図。
【図13】本発明の第4の実施の形態に係るキャニスタ
型空気循環式電気掃除機が備える吸込み口体の構成を示
す前記図11相当の断面図。
【符号の説明】 1…掃除機本体 15…電動送風機 R…連通管 50…吸塵ホース(連通管) 60…吸塵パイプ(連通管) 70…吸込み口体 71…ケース体 71a…放出口 72a…吸込み開口 75…仕切壁 75a…吹出し口 76…吹出し室 77…吹出し室 79、179…回転清掃体 79b…清掃部材 80…集塵袋(集塵フィルタ) 111…モータ(発熱電気部品) 112、113…リブ 114…配置室、 114b…導入口 114c…底面開口 115、116…通気用切欠き 117、117a…連通口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹本 律雄 神奈川県秦野市堀山下43番地 東芝テック 株式会社秦野工場内 Fターム(参考) 3B061 AH02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】掃除機本体内の電動送風機の動作により吸
    込まれる空気を前記電動送風機の上流側に配置された集
    塵フィルタに通して塵埃を捕捉し、前記集塵フィルタを
    通過して前記電動送風機から出る排気を回収し循環させ
    ながら掃除をする電気掃除機に備えられ、循環する空気
    が通過するケース体の被掃除面と対向する吸込み開口を
    通して前記被掃除面上の塵埃の吸込みを行なうととも
    に、通電に伴って発熱する発熱電気部品が前記ケース体
    に搭載された吸込み口体において、 前記発熱電気部品が配置された配置室内に前記ケース体
    に戻された排気の少なくとも一部を通過させることを特
    徴とする吸込み口体。
  2. 【請求項2】前記配置室を通った排気の少なくとも一部
    が前記吸込み開口を有した前記ケース体の吸込み室に導
    入されるように前記吸込み室と前記配置室とを連通口を
    介して連通させたことを特徴とする請求項1に記載の吸
    込み口体。
  3. 【請求項3】前記ケース体の底壁に被掃除面に対向する
    底面開口を設けるとともに、この底面開口を前記配置室
    に連通させたことを特徴とする請求項1又は2に記載の
    吸込み口体。
  4. 【請求項4】前記ケース体に被掃除面以外の方向に向け
    て開口する放出口を設けるとともに、この放出口を前記
    配置室に連通させたことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の吸込み口体。
  5. 【請求項5】外周に清掃部材を有した回転清掃体を前記
    吸込み室に収容し、前記連通口から前記吸込み室内に吹
    出される排気が前記清掃部材に吹き当るように前記連通
    口を設けるとともに、前記ケース体に戻された排気を前
    記清掃部材に吹付ける吹出し口と前記連通口とを、これ
    ら両口から前記清掃部材に吹付けられる排気が前記回転
    清掃体に同一方向の回転力を与えるように上下に位置を
    ずらして設けたことを特徴とする請求項2〜4の内のい
    ずれか1項に記載の吸込み口体。
  6. 【請求項6】掃除機本体内の電動送風機の動作により吸
    込み口体から吸込まれる空気を前記電動送風機の上流側
    に配置された集塵フィルタに通して塵埃を捕捉し、前記
    集塵フィルタを通過して前記電動送風機から出る排気を
    前記吸込み口体に戻して回収し循環させながら掃除をす
    る電気掃除機において、前記吸込み口体が前記請求項1
    〜5の内のいずれか1項に記載の吸込み口体であること
    を特徴とする電気掃除機。
  7. 【請求項7】前記掃除機本体と前記吸込み口体とを大気
    中に露出する連通管を介して接続するとともに、前記連
    通管はその少なくとも一部に前記電動送風機から出て前
    記吸込み口体に戻される排気を導く排気経路を有してい
    ることを特徴とする請求項6に記載の電気掃除機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020042411A (ko) * 2000-11-30 2002-06-05 다카노 야스아키 마루용 흡입구
JP2009254786A (ja) * 2008-03-26 2009-11-05 Panasonic Electric Works Co Ltd 静電霧化装置を備えた電気掃除機
US10232502B2 (en) 2014-03-17 2019-03-19 Husqvarna Ab Power equipment cooling system
CN112294177A (zh) * 2019-07-31 2021-02-02 爱丽思欧雅玛株式会社 电动吸尘器的吸入口体以及电动吸尘器

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