JPH11187989A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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Publication number
JPH11187989A
JPH11187989A JP36024797A JP36024797A JPH11187989A JP H11187989 A JPH11187989 A JP H11187989A JP 36024797 A JP36024797 A JP 36024797A JP 36024797 A JP36024797 A JP 36024797A JP H11187989 A JPH11187989 A JP H11187989A
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JP
Japan
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suction
fan
electric
cooling
air
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JP36024797A
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English (en)
Inventor
Ritsuo Takemoto
律雄 竹本
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Electric Suction Cleaners (AREA)
  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電動送風機のファン部の排気風を伝導部の冷却
に利用することなく、電動部を十分に冷却することがで
きる電気掃除機を提供すること。 【解決手段】集塵室4及び該集塵室4内に配設された紙
パックフィルタ(集塵フィルタ)5と電動送風機6が掃
除機本体1内に設けられ、前記電動送風機6が前記集塵
室4に吸込負圧を作用させるファン部7とファン部7を
駆動させる電動部8から構成されていると共に、吸込口
体3から吸い込まれたエアが前記集塵室4を含む吸込風
路を介して電動送風機6に吸い込まれる一方、前記電動
送風機6に吸い込まれたエアが排気風路を介して排気さ
れる電気掃除機に於いて、前記電動部8を冷却する冷却
風路(23,19a等)は、前記吸込風路(45等)及
び排気風路(46,47a,48a等)とは別途設けら
れていると共に、大気及び前記ファン部の吸込側に連通
してる電気掃除機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動送風機の電動部
を冷却させる冷却風路を設けた電気掃除機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気掃除機では、集塵室に吸い
込まれたエア中の塵埃をフィルタで捕集させると共に、
フィルタで清浄されたエアを排気風として電動送風機の
ファン部に吸い込ませた後、この吸い込まれたエアを電
動部(モータ部)内を流がして電動部を冷却させるよう
にしているのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様な電気掃除機で
は、電動送風機のファン部から排出された排気風を電動
部の冷却に利用しているため、電動送風機のファン部に
おけるエアの摩擦熱等により、排気風の温度が上昇する
ものであった。そして、この様な温度が上昇した排気風
で電動部の冷却を行うことは冷却効率が低下するので、
好ましいものではなかった。
【0004】そこで、この発明は、この様な電動送風機
のファン部の排気風を伝導部の冷却に利用することな
く、電動部を十分に冷却することができる電気掃除機を
提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1の発明は、集塵室及び該集塵室内に配設さ
れた集塵フィルタと電動送風機が掃除機本体内に設けら
れ、前記電動送風機が前記集塵室に吸込負圧を作用させ
るファン部とファン部を駆動させる電動部から構成され
ていると共に、吸込口体から吸い込まれたエアが前記集
塵室を含む吸込風路を介して電動送風機に吸い込まれる
一方、前記電動送風機に吸い込まれたエアが排気風路を
介して排気される電気掃除機に於いて、前記電動部を冷
却する冷却風路は、前記吸込風路及び排気風路とは別途
設けられていると共に、大気及び前記ファン部の吸込側
に連通してる電気掃除機としたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、前記ファン部の吸込側
が前記集塵室を含む吸込風路を介して吸込口体に連通し
ていると共に、前記ファン部の排気側が排気通路を介し
て前記吸込口体に連通していることを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、前記電動部を冷却する
冷却風路が、前記集塵室と前記ファン部との間の連通路
に開口することにより、前記ファン部の吸込側に連通し
ていることを特徴とする。
【0008】請求項4の発明は、前記ファン部の吸込側
の吸込負圧又は前記電動部の温度が所定値以上になった
のを感知して、前記冷却風路の開閉を行う風路開閉手段
が設けられていることを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、前記開閉手段は風路開
閉弁であることを特徴とする。
【0010】請求項6の発明は、前記冷却風路の一部は
電動部内に電動部内冷却風路として形成され、前記電動
部内冷却風路は吸込側が前記ファン部とは反対側におい
て大気に連通していることを特徴とする。
【0011】請求項7の発明は、前記電動部に連動して
回転駆動されて、前記冷却風路に大気を冷却風として吸
い込んで前記電動部を冷却させた後に、前記冷却風を前
記ファン部に吸い込ませる冷却ファンが設けられている
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる電気掃除
機の吸込口体の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0013】図6において、1は排気風循環式の電気掃
除機の掃除機本体、2は掃除機本体1の上端部に一体に
設けられたハンドル(握り部)、3は掃除機本体1の下
端部に装着される吸込口体である。この掃除機本体2内
には、図1(a)に示したように、集塵室4と、集塵室
4内に配設された紙パックフィルタ(集塵フィルタ)5
と、この集塵室4を負圧にする電動送風機6が配設され
ている。
【0014】この電動送風機6は、ファン部7と電動部
(モータ)8を有する。そして、ファン部7は、遠心フ
ァン7aの回転により、エアを吸込口(吸込側)7b,
から吸い込んで排気口(排気側)7cから排出(排気)
するようになっている。このファン部7は、吸込口7b
が連通室(連通路,負圧室)9を介して集塵室4に連通
して、集塵室4に吸込負圧を作用させるようになってい
る。
【0015】また、電動部8は、ファン部7のファンカ
バー7dと一体のモータケース10,モータケース10
に固定されたステータ(固定子)11、ステータ11内
に回転自在に配設されたロータ12、モータケース10
の開口端に固定されたフレーム13、フレーム13及び
モータケース10の端壁10aに回転自在に保持され且
つロータ12が一体に設けられたロータ軸14、ロータ
軸14と一体のコミュンテータ(整流子)15、コミュ
ンテータ15に接触するカーボンブラシ16を有する。
11aはステータ11のステータコア(固定子鉄心)、
11bはステータ11のステータコイル(固定子巻線)
である。この様な電動部8の各部品の構成作用には周知
のものが採用されているので、その詳細な説明は省略す
る。
【0016】そして、ロータ軸14の一端部には遠心フ
ァン7aが一体に取り付けられていて、電動部8の作動
によりロータ軸14が回転して遠心ファン7aを回転駆
動する様になっている。また、モータケース10のファ
ン部7側の周囲には環状部材17が取り付けられ、環状
部材17とモータケース10との間には環状の排気室1
8が形成されている。この排気室18にはファン部7の
排気口7cから排気される排気風が排出される様になっ
ている。
【0017】さらに、モータケース10内のステータ1
1側の部分には、環状部材17を貫通する冷却風路用の
パイプ19の一端部が接続されている。このパイプ19
の他端部は、集塵室4とファン部7の吸込口7bとの間
を連通させている連通室(連通路)9に開口している。
そして、このパイプ19の開口端には図1(a),図
4,図5に示したように弾性部材製のリード弁(風路開
閉弁)20が風路開閉手段として取り付けられ、リード
弁20にはパイプ19内の冷却風路19aに開口する小
孔からなる連通孔20aがリーク孔(リーク通路)とし
て形成されている。また、モータケース10のファン部
7とは反対側の端壁10aには連通孔21が形成され、
ロータ軸14の他端部には冷却ファン22が取り付けら
れている。
【0018】この連通孔21は掃除機本体1内の冷却風
吸込室23に開口し、冷却風吸込室23には掃除機本体
1の後壁1aに形成した冷却風吸込口24が開口してい
る。この冷却風吸込口24は冷却風吸込室23内に配設
したフィルタ25で覆われている(図1(a),図3参
照)。
【0019】そして、電動部8の作動によりロータ軸1
4が回転して遠心ファン7aが作動すると、ファン部7
が連通室9のエアを吸い込むことにより、連通室9内に
吸込負圧が作用する。これにより、掃除機本体1の外部
の大気(外気)が、冷却風として、冷却風吸込口24,
フィルタ25,冷却風吸込室23,連通孔21,コミュ
ンテータ15の周囲,ステータ11及びロータ12の周
囲,パイプ19内の冷却風路19a,連通孔20a等か
らなる冷却風路を介して連通室9からファン部7に吸い
込まれる様になっている。一方、電動部8の作動により
ロータ軸14が回転して冷却ファン22が回転すると、
冷却風吸込室23内のエアが冷却ファン22により吸い
込まれて連通孔21を介してモータケース10内に流入
するので、冷却ファン22は上述の吸込負圧により吸い
込まれる外気(冷却風)の流れの補助として作用する。
【0020】吸込口体3は、吸込口本体31を備えてお
り、この吸込口本体31の前側には底壁32に吸込開口
33を有する吸込室34が形成され、この吸込室34に
は回転清掃体35が回転自在に設けられている。吸込室
34の後方の右側にはタービン室36が区画壁37によ
って区画形成され、このタービン室36にはタービン3
8が回転自在に設けられている。タービン38の回転軸
38aと回転清掃体35の回転軸35aには無端ベルト
39が巻回され、タービン38の回転により回転清掃体
35が回転するようになっている。
【0021】また、吸込室34の後方には接続管体40
が上下方向に回動自在に接続されており、接続管体40
は吸込接続管部41と排気接続管部42とから構成さ
れ、吸込接続管部41と吸込室34とが吸込口本体31
内に形成した吸込風路43を介して連通している。ま
た、排気接続管部42とタービン室36とが吸込口本体
31内に形成した排気風路44を介して連通している。
吸込接続管部41は掃除機本体に設けた吸込風路45を
介して集塵室4に連通し、排気接続管部42は排気風路
46及び接続管47,48内の排気風路47a,48a
を介して排気室18と連通している。
【0022】タービン室36の区画壁(ハウジング部)
37および吸込室34を区画している区画壁49は密着
していて、この両区画壁37、49には一連の連通孔5
0が設られている。この連通孔50は、タービン室36
と吸込室34とを連通させている。
【0023】次に、上記実施形態である電気掃除機の作
用について説明する。
【0024】電動送風機6の電動部8を作動させると、
ロータ軸14が回転して遠心ファン7aが回転駆動され
る。この遠心ファン7aの回転により遠心ファン7a
は、エアを吸込口(吸込側)7bから吸い込む。
【0025】この際、ファン部7は、連通室(連通路,
負圧室)9,集塵室4,吸込風路45等からなる一連の
吸込風路及び吸込口体3の吸込接続管部41を介して、
吸込負圧を吸込室34に作用させる。これにより、吸込
口体3の吸込開口(吸込口)33から塵埃が吸込室34
に吸い込まれる。そして、この吸い込まれた塵埃は、エ
アと共に吸込口体3の吸込接続管部41及び吸込風路4
5を介して集塵室4に吸い込まれ、集塵室4内の紙パッ
クフィルタ(集塵フィルタ)5に捕集される。これによ
り、塵埃と共に紙パックフィルタ5内に流入したエア
は、清浄され、連通室9を介してファン部7内に吸込口
7bから吸い込まれる。
【0026】また、ファン部7は、吸い込んだエアを排
気口(排気側)7cから排気室18に排気風として排出
(排気)するようになっている。この排気室18に排出
された排気風は、接続管47,48内の排気風路47
a,48a及び排気風路46からなる一連の排気風路を
介して吸込口体3の排気接続管部42に案内された後、
排気風路44を介してタービン室36内に流入してター
ビン38を回転駆動させ、連通孔50から吸込口体3の
吸込室34内に流入し、吸込開口33から吸い込まれる
塵埃と共に集塵室4,ファン部7へと循環(還流)され
る。尚、このタービン38の回転は、無端ベルト39を
介して回転清掃体35を回転駆動させ、清掃面の塵埃を
吸込室34内に掻き上げることになる。
【0027】一方、この様な電動送風機6の作動に伴
い、上述のように連通室9内に吸込負圧が作用する。こ
の際、紙パックフィルタ5の目詰まりが少ない通常状態
では、連通室の9の吸込負圧(真空度)が小さいので、
リード弁20が図4の如く冷却風路用のパイプ19の連
通室9への開口端の大半を閉成していて開くことがな
い。この状態では、連通室9の吸込負圧がリード弁20
の連通孔20aを介して冷却風路用のパイプ19内に作
用する。これにより、掃除機本体1の外部の冷たい大気
(外気)が、冷却風として、冷却風吸込口24,フィル
タ25,冷却風吸込室23,連通孔21,コミュンテー
タ15の周囲,ステータ11及びロータ12の周囲,パ
イプ19内の冷却風路19a,連通孔20a等からなる
一連の冷却風路を介して連通室9からファン部7に吸い
込まれる。この際、冷却風は、コミュンテータ15,ス
テータコア11a及びステータコイル11b,ロータ1
2等を十分に冷却することになる。
【0028】また、紙パックフィルタ5の目詰まりが多
くなると、連通室の9の吸込負圧(真空度)が大きくな
るので、リード弁20が吸込負圧で図5の如く開いて、
冷却風路用のパイプ19の連通室9への開口端が開かれ
ることになる。この状態では、連通室9の吸込負圧が冷
却風路用のパイプ19内に直接作用することになる。こ
れにより、掃除機本体1の外部の冷たい大気(外気)
が、冷却風として、冷却風吸込口24,フィルタ25,
冷却風吸込室23,連通孔21,コミュンテータ15の
周囲,ステータ11及びロータ12の周囲,パイプ19
内の冷却風路19a等からなる一連の冷却風路を介して
連通室9からファン部7に吸い込まれる。
【0029】この様なフィルタ目詰まり状態では、吸い
込まれる冷却風の風量が通常状態よりも増加して、コミ
ュンテータ15,ステータコア11a及びステータコイ
ル11b,ロータ12等を十分に冷却することになる。
従って、紙パックフィルタ(集塵フィルタ)5の目詰ま
り量が増大するにつれて、冷却風路に流れる冷却風の風
量が増大するので、集塵フィルタの目詰まりに伴う電動
部8内の発熱量が増大したとしても、電動部8内を十分
に冷却できる。また、上述のリード弁20の作用によ
り、紙パックフィルタ5等の集塵フィルタの目詰まり時
に電動部8の温度が上昇しときにのみ電動部8に冷却風
を流して、紙パックフィルタ(集塵フィルタ)5の目詰
まりが少ない場合には冷却風路を閉じて、集塵室4に作
用する吸込負圧の低下を簡単な構成で防止できる。
【0030】また、電動部8の冷却にファン部7の排気
を利用せずに、発熱の大きい電動部8に十分に温度の低
い大気(外気)を流すことになり、電動部8を十分冷却
できると共に、紙パックフィルタ(集塵フィルタ)5の
目詰まりに拘わらず電動部8を十分に冷却することがで
きる。しかも、吸い込まれた冷却風を掃除機本体1から
大気中に直接排気することなしに、電動部8の冷却を十
分に行うことができる。更に、電動部8全体を効率よく
冷却できると共に、発熱部である電動部8を冷たい外気
で直接冷却できる。
【0031】一方、電動部8の作動によりロータ軸14
が回転して冷却ファン22が回転すると、冷却風吸込室
23内のエアが冷却ファン22により吸い込まれて連通
孔21を介してモータケース10内に流入するので、冷
却ファン22は上述の吸込負圧により吸い込まれる外気
(冷却風)の流れの補助として作用する。この様に、冷
却ファン22は、吸込負圧による冷却風の吸込のための
補助であるので、小型のものを用いることができる。
【0032】尚、以上説明した実施例では、リード弁2
0を冷却風路の風路開閉手段とした例を示したが、必ず
しもこれに限定されるものではない。例えば、リード弁
20に代えてリーク通路を有する電磁弁をパイプ19の
連通室9への開口端に装着するとと共に、電動部8の温
度を検出する温度センサを設け、この温度センサが所定
値以上になったときに、電磁弁を開かせる演算制御回路
又は制御回路を設けた構成とすることもできる。
【0033】また、上述した例では、スティックタイプ
で循環式の電気掃除機に冷却風路を適用した例を示した
が、これに限定されるものではなく、掃除機本体が車輪
で走行する通常の家庭用掃除機やハンディタイプの電気
掃除機に適用することもできる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明
は、集塵室及び該集塵室内に配設された集塵フィルタと
電動送風機が掃除機本体内に設けられ、前記電動送風機
が前記集塵室に吸込負圧を作用させるファン部とファン
部を駆動させる電動部から構成されていると共に、吸込
口体から吸い込まれたエアが前記集塵室を含む吸込風路
を介して電動送風機に吸い込まれる一方、前記電動送風
機に吸い込まれたエアが排気風路を介して排気される電
気掃除機に於いて、前記電動部を冷却する冷却風路は、
前記吸込風路及び排気風路とは別途設けられていると共
に、大気及び前記ファン部の吸込側に連通してる構成と
したので、電動部の冷却にファン部の排気を利用せず
に、発熱の大きい電動部に十分に温度の低い大気(外
気)を流すことになり、電動部を十分冷却できると共
に、集塵フィルタの目詰まりに拘わらず電動部を十分に
冷却することができる。しかも、請求項2の発明は、前
記ファン部の吸込側が前記集塵室を含む吸込風路を介し
て吸込口体に連通していると共に、前記ファン部の排気
側が排気通路を介して前記吸込口体に連通している構成
としたので、吸い込まれた冷却風を掃除機本体から大気
中に直接排気することなしに、電動部の冷却を十分に行
うことができる。
【0035】請求項3の発明は、前記電動部を冷却する
冷却風路が、前記集塵室と前記ファン部との間の連通路
に開口することにより、前記ファン部の吸込側に連通し
ている構成としたので、集塵フィルタの目詰まり量が増
大するにつれて、冷却風路に流れる冷却風の風量が増大
するので、集塵フィルタの目詰まりに伴う電動部の発熱
量が増大したとしても、電動部を十分に冷却できる。
【0036】請求項4の発明は、前記ファン部の吸込側
の吸込負圧又は前記電動部の温度が所定値以上になった
のを感知して、前記冷却風路の開閉を行う風路開閉手段
が設けられている構成としたので、紙パックフィルタ等
の集塵フィルタの目詰まり時に電動部の温度が上昇しと
きにのみ電動部に冷却風を流して、集塵フィルタの目詰
まりが少ない場合には冷却風路を閉じて、集塵室に作用
する吸込負圧の低下を防止できる。
【0037】請求項5の発明は、前記開閉手段は風路開
閉弁である構成としたので、簡単な構成で紙パックフィ
ルタ等の集塵フィルタの目詰まり時に電動部の温度が上
昇しときにのみ電動部に冷却風を流して、集塵フィルタ
の目詰まりが少ない場合には冷却風路を閉じて、集塵室
に作用する吸込負圧の低下を防止できる。
【0038】請求項6の発明は、前記冷却風路の一部は
電動部内に電動部内冷却風路として形成され、前記電動
部内冷却風路は吸込側が前記ファン部とは反対側におい
て大気に連通している構成としたので、電動部全体を効
率よく冷却できると共に、発熱部を直接冷却できる。
【0039】請求項7の発明は、前記電動部に連動して
回転駆動されて、前記冷却風路に大気を冷却風として吸
い込んで前記電動部を冷却させた後に、前記冷却風を前
記ファン部に吸い込ませる冷却ファンが設けられている
構成としたので、ファン部からの吸込負圧により冷却風
を吸い込み際の補助になる。しかも、冷却ファンは吸込
負圧による冷却風の吸込のための補助であるので、冷却
ファンに小型のものを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明に係る電気掃除機の断面図、
(b)は(a)の一部拡大断面図である。
【図2】図1(a)の電動送風機の断面図である。
【図3】図1(a)のA−A線に沿う断面図である。
【図4】図1のリード弁及びその周囲の拡大説明図であ
る。
【図5】図4のリード弁の作用説明図である。
【図6】図1〜図5の構造を備える電気掃除機の斜視図
である。
【符号の説明】
1・・・掃除機本体 3・・・吸込口体 4・・・集塵室 5・・・紙パックフィルタ(集塵フィルタ) 6・・・電動送風機 7・・・ファン部 8・・・電動部 9・・・連通室(連通路,負圧室) 20・・・リード弁(風路開閉手段,風路開閉弁) 19a・・・冷却風路 22・・・冷却ファン 23・・・冷却風吸込室(冷却風路) 45・・・吸込風路 46,47a,48a・・・排気風路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // A47L 5/30 A47L 5/30 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集塵室及び該集塵室内に配設された集塵
    フィルタと電動送風機が掃除機本体内に設けられ、前記
    電動送風機が前記集塵室に吸込負圧を作用させるファン
    部とファン部を駆動させる電動部から構成されていると
    共に、吸込口体から吸い込まれたエアが前記集塵室を含
    む吸込風路を介して電動送風機に吸い込まれる一方、前
    記電動送風機に吸い込まれたエアが排気風路を介して排
    気される電気掃除機に於いて、 前記電動部を冷却する冷却風路は、前記吸込風路及び排
    気風路とは別途設けられていると共に、大気及び前記フ
    ァン部の吸込側に連通してることを特徴とする電気掃除
    機。
  2. 【請求項2】 前記ファン部の吸込側が前記集塵室を含
    む吸込風路を介して吸込口体に連通していると共に、前
    記ファン部の排気側が排気通路を介して前記吸込口体に
    連通していることを特徴とする請求項1に記載の電気掃
    除機。
  3. 【請求項3】前記電動部を冷却する冷却風路が、前記集
    塵室と前記ファン部との間の連通路に開口することによ
    り、前記ファン部の吸込側に連通していることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 前記ファン部の吸込側の吸込負圧又は前
    記電動部の温度が所定値以上になったのを感知して、前
    記冷却風路の開閉を行う風路開閉手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の
    電気掃除機。
  5. 【請求項5】 前記開閉手段は風路開閉弁であることを
    特徴とする請求項4に記載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 前記冷却風路の一部は電動部内に電動部
    内冷却風路として形成され、前記電動部内冷却風路は吸
    込側が前記ファン部とは反対側において大気に連通して
    いることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記
    載の電気掃除機。
  7. 【請求項7】 前記電動部に連動して回転駆動されて、
    前記冷却風路に大気を冷却風として吸い込んで前記電動
    部を冷却させた後に、前記冷却風を前記ファン部に吸い
    込ませる冷却ファンが設けられていることを特徴とする
    請求項1〜6のいずれか一つに記載の電気掃除機。
JP36024797A 1997-12-26 1997-12-26 電気掃除機 Pending JPH11187989A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6581241B2 (en) * 2001-06-21 2003-06-24 Black & Decker Inc. Vacuum cleaner having airflow recirculation path for cooling beater brush motor
US10232502B2 (en) 2014-03-17 2019-03-19 Husqvarna Ab Power equipment cooling system

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