JP4024779B2 - 電動送風機及びこの電動送風機を備える電気機器 - Google Patents

電動送風機及びこの電動送風機を備える電気機器 Download PDF

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Description

本発明は、電動送風機及びこの電動送風機を備える電気掃除機等の電気機器に関する。
特許文献1の図1によれば、モータケーシングの外周部とファンケーシングの外周部との段差により形成されるスペースの、モータケーシングの外周にスイッチング素子を密着して設ける例が示されている。
特許文献2の図3によれば、制御・駆動集積回路基板を含むパッケージを、区切り板よりファン側で、ディフューザからの空気が直接当る領域のケーシングに取付る例が示されている。
特開平6−26494号公報(図1) 特開平6−261847号公報(図3)
特許文献1の図1に示す電動送風機では、スイッチング素子をモータケーシングの外周に設けている。しかしながら、ステータに近いモータケーシングの外周に取り付けられているため、ステータから発生する熱の影響を大きく受けるので、冷却効果が低いものである。特に、冷却をさせたいパワーデバイスを複数備えるブラシレスモータ等では、これらの問題が顕著になる。
一方、特許文献2の図3に示す電動送風機では、ファンとモータとの間の風路に制御・駆動集積回路基板を含むパッケージを配置している。しかしながら、このような風路中にパッケージを配置すると圧力損失が増加し、電動送風機の効率が低下する。特に、冷却をさせたいパワーデバイスを複数備えるブラシレスモータ等では、内部の風路が複雑になり、圧力損失が増加する。
そこで、本発明の目的は、圧力損失を増加させることなくスイッチング素子等のパワーデバイスを効率的に冷却できるようにすることである。
本発明は、回転軸を有するモータと、前記モータを駆動するための駆動回路が実装された回路基板と、前記駆動回路中のパワーデバイスと、前記モータの回転軸に取り付けられ吐出口を有する遠心ファンと、前記モータと前記遠心ファンとを収納し前記遠心ファンの吐出口と前記モータとの間の流路を構成する隔壁を含むケースと、を備える電動送風機において、前記パワーデバイスは、前記隔壁の外面に配置され、前記回路基板は、前記モータと前記遠心ファンとの間に配置され、前記流路を形成する基板通風口を有するようにした。
本発明によれば、電動送風機の圧力損失を増加させることなく、スイッチング素子等のパワーデバイスを効率的に冷却することができる。
本発明の第1の実施の形態を、図1ないし図8に基づいて説明する。
本実施の形態の電動送風機1は、概略的には、モータ2と、このモータ2の回転軸であるロータ軸3に取り付けられた遠心ファン4と、これらのモータ2や遠心ファン4を収納するケース5とを備えて構成されている。ケース5は、モータケース6と、このモータケース6の外周壁6aよりも外周寸法が大きい外周壁15aを有するファンカバー15とから構成されている。そして、モータケース6の一部である連結部18が、モータケース6の外周壁6aとファンカバー外周壁15aとの間を接続している。この連結部18は、ファンカバー15のモータケース6側の一部を覆っている。
ここに、本実施の形態のモータ2は、ブラシ付きモータの例を示し、モータケース6内に収納されている。このモータケース6の前端部側は開口部7とされており、モータケース6の前端部側に設けられた連結部18には、長手板状のブラケット8がモータケース6の直径方向に架橋されて開口部7の一部を覆うように取り付けられている。詳しくは、ブラケット8は、ねじ9により両端が連結部18に固定されている。従って、ブラケット8により覆われていない開口部7、つまり、ブラケット8とモータケース外周壁6aとの間がケース内部通風口10となる。このブラケット8は、モータ2と遠心ファン4との間に配置されている。
そして、ブラケット8の略中央には、遠心ファン4側に向けて略円筒状に突出して内側にベアリング11aを収納し、略中央にロータ軸3用の貫通孔12が開口形成されたベアリング収納部13aが設けられている。よって、このブラケット8は、軸保持体として機能する。
また、ブラケット8の吸込前方側には、ディフューザ14が固定されている。ここに、ディフューザ14の構成例を図4に基づいて説明する。ディフューザ14は、図4(a)に示すように、略円板状の円板部81と、この円板部81の略中心に形成されてロータ軸3が貫通する貫通孔82と、ブラケット8にねじで固定するためのねじ孔83a,83bと、遠心ファン4の外周部に位置するようにディフューザ14の外周縁部寄りに立設された複数の円弧状ブレード84と、図4(b)に示すように円板部81の他面側である裏面に渦巻状に立設された複数の円弧状ブレード85と、を備えている。そして、ディフューザ14は、ケース5の連結部18に平行に嵌挿され、ブラケット8にねじで固定される。
さらに、このディフューザ14の吸込前方側に遠心ファン4が配置されている。遠心ファン4は図5に示すように、主板322、側板323、及び複数の羽根324から構成されている。羽根324には複数の凸部325が設けられていて、この凸部325を、主板322と側板323とに設けられた穴326に嵌合し加締られて、それぞれが固定される。流入口17は、側板323の中央に形成され、そして、吐出口22は、主板322と側板323の間の外周端に形成される。
そして、モータケース6の連結部18の外周端部にはファンカバー15が嵌合され、このファンカバー15により遠心ファン4やディフューザ14が覆われている。このファンカバー15は、前面の中央部に遠心ファン4の流入口17に対向する吸込開口部16を有するとともに、後面の全面に後部開口部(図示せず)が形成され、全体では略円筒状に形成されている。そして、モータケース外周壁6aの上端部(モータケース6から見てファンカバー15を上方向とした場合)とファンカバー外周壁15aの下端部とが、リング状の連結部18により接続されている。
一方、モータ2は、モータケース6に固定されたステータ19と、このステータ19の内側に配置されたロータ20とにより構成されている。そして、ロータ20の中心のロータ軸3の両端部がベアリング11a,11bにより回転自在に軸支されている。さらに、モータケース6の後面近傍の周面には、略径方向に位置させて排気口としての吹出口(図示せず)が開口形成されている。また、モータケース6の軸方向の後面側は、後板部21により有底状に閉塞されている。この後板部21の中央部が後方に向けて略円筒状に突出し、内側にベアリング11bを収容するベアリング収納部13bが設けられている。
このような構成において、ロータ軸3が回転すると、その回転と一体に遠心ファン4が回転し、この回転によって吸引された空気が、ファンカバー15の前面側に形成された吸込開口部16から遠心ファン4を通り、遠心ファン4の吐出口22から吹き出される。そして、この空気は、ファンカバー15の内周面に沿って円弧状ブレード84の間を、軸方向に広がるように流れる。次に、この空気は、円板部81の裏面において、円弧状ブレード85の間を渦巻状にディフューザ14の中心に向けて流れる。このようにして、ディフューザ14は、遠心ファン4の吐出口22から吹き出される空気を、一様に整流させ、モータケース6の内部のモータ2へ導く。
一方、当該電動送風機1は、図6に示すように、電力制御用のスイッチング素子23を介して商用交流電源24に接続されている。このスイッチング素子23の制御端子であるゲートには、マイコン25などで構成される電動送風機制御部26が接続されている。そして、これらスイッチング素子23及び電動送風機制御部26は回路基板27に実装されている。さらに、この電動送風機制御部26には、電動送風機1の始動、停止又は電力を選択するための操作部28が接続されている。このように、スイッチング素子23や電動送風機制御部26等により駆動回路27aが構成されている。ここで、駆動回路27aのうち、スイッチング素子23、モータ2への接続線150、商用交流電源24への接続線151などからなる回路部をパワー部Pと呼び、電動送風機制御部26や操作部28以外の駆動回路27aをさす。このパワー部Pは、回路基板27の外周部である基板外周部76に配置されている。
このような構成において、本実施の形態では、このような駆動回路27a中に含まれるパワーデバイスとしてのスイッチング素子23及び駆動回路27aを実装した回路基板27は、円盤形状の円盤部71とこの円盤部71の外周部から外側へ突出して形成されたアーム部72を基本構成として形成されている。この回路基板27の一部である円盤部71が、ケース5の内側であって、モータ2と遠心ファン4との間に配置されている。さらに、回路基板27には、ディフューザ14からの空気を通過させてモータ2に至らせるための基板通風口75が設けられている。この基板通風口75は、遠心ファン4の吐出口22とモータ2との間の流路29を形成している。
また、この基板通風口75は、ロータ軸3に平行な方向においてケース内部通風口10と少なくとも一部が重なり合って形成され、ケース内部通風口10と対向している。さらに、基板通風口75は、ケース内部通風口10の形状と略同形状に形成されてもよい。これら、基板通風口75およびケース内部通風口37は、遠心ファン4の性能に応じて、モータ2の冷却に必要な風量を確保するように設計される。そして、この基板通風口75が形成されていることにより、回路基板27には、回路基板27の外周部である基板外周部76と、この基板外周部を直径方向に架橋する基板架橋部77とが形成されている。そして、このような回路基板27に実装されたスイッチング素子23が、遠心ファン4の吐出口22とモータ2との間の流路29を形成する隔壁88、具体的には、ファンカバー外周壁15aの外面に配置され、例えば、ねじ30により固定されている。このスイッチング素子23の端子は、回路基板27の基板外周部76に接続されている。
ここで、隔壁88とは、電動送風機1の内部に形成されている遠心ファン4の吐出口22とモータ2との間の流路29において、流路29に流れる空気と外部の空気を隔てる壁をいう。この電動送風機1において、ファンカバー外周壁15aの一部、連結部18、および、モータケース外周壁6aの一部は、隔壁88を構成している。
このようなスイッチング素子23の取り付け構造によれば、スイッチング素子23が流路29中には配置されておらず、ケース5の一部であるこのような隔壁88の外面に配置されているので、ケース5の内部の流路29における空気流を乱すことはない。よって、スイッチング素子23によって当該電動送風機1の圧力損失を増大させることなく、スイッチング素子23の熱をケース5に逃がすことができる。
また、スイッチング素子23が配置されるファンカバー外周壁15aは、遠心ファン4による気流においてモータ2よりも上流側に離れた位置であるので、モータ2から発生する熱の影響が小さい。また、電動送風機1の動作時には、スイッチング素子23が配置されたファンカバー外周壁15aの流路29を流れる空気の温度は、ファンカバー外周壁15aがモータ2よりも上流側にあるので、モータ2の下流側の空気温度よりも低く、冷却効果が高いものとなる。
また、回路基板27は、その一部が少なくともケース5の内側であって、モータ2と遠心ファン4との間に配置されていることにより、回路基板27、モータ2、遠心ファン4が集約され、例えば回路基板27の全てがケース5の外側に配置されている場合に比べ、電動送風機1を小型化することができる。
さらに、このとき、軸保持体として設けられたブラケット8とモータケース外周壁6aとにより形成されたケース内部通風口10とロータ軸3に平行な方向において少なくとも一部が重なり合って形成され、ケース内部通風口10と対向した、基板通風口75が設けられていることにより、ディフューザ14からの空気は基板通風口75を通過してモータ2に到る。よって、回路基板27をケース5内に配置させたことによる圧力損失を軽減でき、かつ、スイッチング素子23の熱をケース5に逃がすことができる。
また、本実施の形態においては、回路基板27の基板外周部76にパワーデバイスであるスイッチング素子23の端子が接続されていることにより、スイッチング素子23の回路基板27への電気的接続作業、および隔壁88への機械的固定作業が容易となる。
また、本実施の形態においては、駆動回路27aのパワー部Pを、回路基板27の基板外周部76に配置することによって、回路基板27の内部に大きな電流を流さない構造となる。よって、駆動回路27aの信号部(図示せず)を、基板架橋部77などの回路基板27の内部に配置することにより、パワー部Pと信号部とが位置的に分離され、信号部がパワー部Pから受けるノイズの影響を軽減できる。
ここで、図7及び図8に変形例を示す。この変形例では、スイッチング素子23が、遠心ファン4の吐出口22とモータ2との間の流路29を形成する隔壁88、具体的には、平面状に形成された連結部18の外面に配置され、例えば、ねじ30により固定されている。このような連結部18は、ファンカバー外周壁15aとモータケース外周壁6aとの遠心方向の外周寸法の違いを利用した段差部であり、構造的に平面状に形成することが容易である。この変形例の具体的な構成例として、ケース5における連結部18は、モータケース外周壁6aと一体であって、このモータケース外周壁6aの開口部7側の端部を、外周方向に向けて突出するように断面略L字状に屈曲させたフランジ部31により構成されている。このようなフランジ部31を平面状に形成することは容易である。
このように、平面な連結部18にスイッチング素子23を取り付ければよいので、当該スイッチング素子23の取り付け自由度の高いものとなる。
本発明の第2の実施の形態を図9ないし図11に基づいて説明する。第1の実施の形態で示した部分と同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する(後述の実施の形態でも同様とする)。
本実施の形態は、基本的には、第1の実施の形態に準ずるものであるが、本実施の形態ではモータケース6に代えてモータケース32が用いられ、ブラシ付きのモータ2に代えてブラシレスモータ41、軸保持体としてのブラケット8に代えてフレーム35、回路基板27に代えて回路基板90、さらに、スイッチング素子23に代えてスイッチング素子47a〜47fが用いられている。
本実施の形態のモータケース32は、後板部33による有底状構造でファンカバー15側が開口部34として開口してブラシレスモータ41を収納する。そして、モータケース32の外周壁32aの外周寸法よりも大きな外周寸法を有し、連結部18を備える、円盤状のフレーム35が、モータケース32の開口部34を閉塞するようにモータケース32にねじ36等により取り付けられている。
フレーム35は、モータケース32とファンカバー15との間に配置されて、モータケース32およびファンカバー15に連結されている。また、フレーム35には、モータケース32内をファンカバー15内に連通させるための1個または複数個のケース内部通風口37が、例えば図9に示すような扇形形状に形成されている。ケース内部通風口37の形状は、扇形形状に限らず、円形状などでもよい。このケース内部通風口37は、遠心ファン4の性能に応じて、ブラシレスモータ41の冷却に必要な風量を確保するように設計される。また、フレーム35の略中央には、遠心ファン4側に向けて略円筒状に突出し、その内周側にベアリング11aを収納し、ロータ軸3用の貫通孔12が開口形成されたベアリング収納部13aが設けられている。本実施の形態では、フレーム35が、軸保持体として機能する。
フレーム35に隣接して回路基板90が配置されている。この回路基板90には、ケース内部通風口37と略同形状の扇形形状で、ケース内部通風口37に対向している、基板通風口91が形成されている。この基板通風口91により、回路基板90には、回路基板の外周部である基板外周部92と、この基板外周部92を直径方向に架橋する基板架橋部93とが形成されている。
また、図9に示すように、回路基板90の基板外周部92にパワーデバイスである複数個のスイッチング素子47a〜47fの端子が接続され、これらスイッチング素子47a〜47fは、回路基板90のブラシレスモータ41側に略平行に装着されている。そして、フレーム35のモータケース32側の面には、複数の凸部94が設けられ、これら複数の凸部94に回路基板90が接触しており、これによって、フレーム35と回路基板90とが略平行に保たれている。
また、図9及び図10に示すように、凸部94は、フレーム35のケース内部通風口37の近傍に形成されている。この凸部94は、図10に示すように、ケース内部通風口37の近傍の全周にわたって回路基板90に接触するように形成しても良いし、近傍の一部(図示せず)であってもよい。
次に、ブラシレスモータ41を用いる場合の駆動回路27bを含む駆動制御系の構成例を図11を参照して説明する。本実施の形態では、直流電源部43を駆動源として駆動されるインバータ駆動回路44から発生する交流電流によってブラシレスモータ41からなる電動送風機42を回転駆動させる。電動送風機42の駆動を制御する電動送風機制御部45はドライブ回路46a〜46fと接続され、インバータ駆動回路44を構成するパワーMOSFET等のパワーデバイスであるスイッチング素子47a〜47fをスイッチング制御する。以下、各部の詳細を説明する。
直流電源部43は、ニッケルカドミウム(NiCd)電池、ニッケル水素電池、又はリチウムイオン電池などの2次電池を複数本組み合わせた組電池、又は、商用交流電源を整流平滑したものである。この直流電圧が、インバータ駆動回路44に供給される。
インバータ駆動回路44は、6個のスイッチング素子47a〜47fを3相ブリッジ接続した構成になっている。これらのスイッチング素子47a〜47fは、マイコン48を主体とする電動送風機制御部45から出力されるパルス信号に基づき、高電圧側ドライブ回路46a〜46c及び低電圧側ドライブ回路46d〜46fにて駆動され、交流電流を電動送風機42のY結線の巻線49a〜49cに供給する。
また、電動送風機制御部45には、電動送風機42の始動、停止又は電力を選択するための操作部50、インバータ駆動回路44に流れる電流を検出する電流検出手段51、そして、入力電圧を検出する入力電圧検出手段52等が接続されている。
さらに、電動送風機制御部45には、ステータ53に囲まれたロータ54の永久磁石位置を検出するための位置検出手段55が接続されている。このような位置検出手段55としては、電気角120°間隔で設置した3つの磁気センサを用いる。磁気センサとしては、ホールセンサやホールIC等がある。また、その他の永久磁石の位置検出方法として、特に図示しないが光学式パルスエンコーダを使用する方法や、巻線49a〜49cに誘起される電圧を電圧位相検出手段によって検出する方法などが使用可能である。
このような構成において、本実施の形態では、フレーム35におけるモータケース外周壁32aよりも外周大な位置のフレーム外周部38が、遠心ファン4の吐出口22とモータであるブラシレスモータ41との間の流路29を形成する隔壁88の一部となるものであり、そして、連結部18として機能する。そして、スイッチング素子47a〜47fが、このフレーム外周部38の外面にねじ30により固定されている。
従って、フレーム35のフレーム外周部38を利用する本実施の形態の場合も、フランジ部31を利用した第1の実施の形態の場合と同様の作用・効果を奏することができる。なお、本実施の形態では、モータケース32、ファンカバー15及びフレーム外周部38がケース5を構成している。
さらに、本実施の形態のフレーム35は、遠心ファン4の吐出口22とモータであるブラシレスモータ41の上端部との間の流路29を形成する隔壁88の一部を構成している。かつ、フレーム35の内部が、発熱するブラシレスモータ41よりも上流側の流路内に配置されている。これにより、熱を発生するブラシレスモータ41よりも上流側の空気に接するフレーム35の表面積が増加し、フレーム35の冷却効果が高まる。従って、このフレーム35に一体的に固定したスイッチング素子47a〜47fも効率的に冷却される。
さらに、基板通風口91の形状と、フレーム35に形成したケース内部通風口37の形状を略同形状にして、互いに対向させて配置させることにより、回路基板90をケース5内に配置させたことによる圧力損失を軽減しつつ、スイッチング素子47a〜47fの熱をケース5に逃がすことができる。
さらに、フレーム35のブラシレスモータ41側の面には、凸部94が形成され、回路基板90は凸部94に接触して配置されている。そして、スイッチング素子47a〜47fを、フレーム35のブラシレスモータ41側の面に配置していることにより、組み立ての際に、スイッチング素子47a〜47fを隔壁88の一部であるフレーム外周部38に容易に接触し、固定することができる。
また、凸部94を、遠心ファン4の吐出口22とブラシレスモータ41との間の流路29を形成するケース内部通風口37の近傍に設けることにより、フレーム35と回路基板90との間の流路抵抗を低減し、圧力損失を減ずることができる。
さらに、このような構成において、パワーデバイスである複数個のスイッチング素子47a〜47fは、回路基板90に実装され、さらに、ねじ30などによって、隔壁88の一部であるフレーム外周部38の外面に配置されて固定されている。この場合、1個のみのスイッチング素子23とは異なり複数個のスイッチング素子47a〜47fが対象となるが、これらのスイッチング素子47a〜47fは図10に示すように、ブラシレスモータ41のロータ軸3を中心に略同一円周上に位置させて等間隔で放射状に配置されている。
このようなスイッチング素子47a〜47fの取り付け構造とすることによって、前述の第1の実施の形態の場合と同様に、スイッチング素子47a〜47fを、電動送風機42の圧力損失を増大させることなく効果的に冷却することができる。特に、本実施の形態のようなブラシレスモータ41を駆動させる場合、スイッチング素子が複数個必要であり、これらの複数個のスイッチング素子47a〜47fを、電動送風機42の圧力損失を増大させることなく、効果的に冷却することができる本実施の形態は、特に効果的である。また、これらの複数個のスイッチング素子47a〜47fをロータ軸3を中心に略同一円周上に位置させて放射状に配置させているので、これらのスイッチング素子47a〜47fの冷却のばらつきを軽減し、均等に冷却する上でも効果的となる。従って、スイッチング素子47a〜47fの動作、および、駆動回路動作を安定させることができる。
また、以上の実施の形態では、モータケース6,32の閉塞構造として有底状構造のものとして説明したが、後板部21,33が別部材で閉塞するように構成されたものであってもよい。
また、これらの実施の形態では、パワーデバイスとしてトライアックやパワーMOSFET等のスイッチング素子23,47a〜47fの例で説明したが、これらの素子に限らず、駆動により発熱を伴うもの、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)等のスイッチング素子も適用対象となり、又は、これらの素子単体に限らず、1チップにパッケージ化又はデバイス化したものでも適用対象となり、さらには、抵抗素子の場合にも適用対象となり得る。
本発明の第3の実施の形態を図12に基づいて説明する。
本実施の形態の電動送風機100は、軸保持体としてのフレーム101のブラシレスモータ41側の面に凸部102を形成し、この凸部102を基板通風口91の内縁103に接触するように、フレーム101と回路基板90とを組み立てる。即ち、凸部102は、基板通風口91に挿入される。
このように隔壁88の一部を構成するフレーム101のブラシレスモータ41側の面には、基板通風口91内に挿入された凸部102が形成されていることにより、フレーム101と回路基板90との間の流路抵抗を低減し、圧力損失を減ずることができる。この凸部102は、図12に示すように、基板通風口91の内縁103の一部に接触するようにしても良いし、内縁の全周に接触する(図示せず)ようにしてもよい。
本発明の第4の実施の形態を図13に基づいて説明する。本実施の形態は、前述したような構成の電動送風機1,42又は100を搭載するのに特に適した電気機器としての電気掃除機への適用例である。
本実施の形態の電気掃除機61は、その基体をなすハウジング62、一端をハウジング62に着脱自在に接続されたホース63、ホース63の他端側に設けられた手元操作部64、一端側を手元操作部64に着脱自在に接続された2分割構成の延長管65、延長管65の他端側に着脱自在に取付けられた吸込口体66、ハウジング62内に収納保持された電動送風機1,42又は100、ハウジング62内に形成された集塵室67等により構成されている。
ホース63は、その基端が集塵室67を介して電動送風機1,42又は100の吸込側に連通するようにハウジング62に接続されており、そのホース63の他端側に設けられた手元操作部64には、後方に向けて延出した握り部68と、この握り部68を握った操作者の指で操作可能な範囲に位置する操作手段69が設けられている。
操作手段69は、電動送風機1,42又は100の電源スイッチを兼ね、この電動送風機1,42又は100を各々異なる駆動状態にする複数種類の運転モードを選択することができるように構成されている。具体的には、握り部68から延長管65の方向に向けて、運転モードを停止状態とする停止操作ボタン69a、運転モードを弱運転状態とする弱運転操作ボタン69b、運転モードを強運転状態とする強運転操作ボタン69cが一列に順次並んで配設されている。このような構成で、例えば強運転状態の時に、電動送風機1,42又は100は30,000rpmレベルの高速で回転し、ゴミを吸引する。
電気掃除機のゴミ吸込力に影響を与える要因は幾つかあるが、その中に、入力電力と圧力損失がある。入力電力が大きいと、ゴミ吸引力は向上するが、その電力制御をするスイッチング素子の発熱量は大きくなる傾向にある。発熱量が大きすぎる場合は、入力電力を抑制する場合もある。また、当然、圧力損失が大きいと、ゴミ吸引力は低下する。従って、本実施の形態のように、圧力損失を低下させることなく、パワーデバイスの冷却を効果的に実現できる前述の電動送風機1,42又は100を搭載することは、電気掃除機61のゴミ吸込性能を向上させるために特に有効である。
なお、この実施の形態は電動送風機を使用した電気機器として電気掃除機を使用したものについて述べたがこれに限定するものではなく、ハンドドライヤーなどの電気機器であってもよい。
本発明の第1の実施の形態の電動送風機の構成を一部切欠いて示す側面図である。 電動送風機を示す平面図である。 その一部の内部構成例を示す平面図である。 ディフューザの構成例を示し、(a)は平面図、(b)は底面図である。 (a)は遠心ファンを示す斜視図、(b)はその一部を分解して示す分解斜視図である。 当該電動送風機の駆動回路を示す概略回路図である。 変形例の電動送風機の一部を切欠いて示す側面図である。 その一部の内部構成例を示す平面図である。 本発明の第2の実施の形態の電動送風機の構成を一部切欠いて示す側面図である。 その一部の内部構成例を示す平面図である。 電動送風機の駆動回路を示す概略回路図である。 本発明の第3の実施の形態の電動送風機の構成を一部切欠いて示す側面図である。 本発明の第4の実施の形態の電気掃除機の外観構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 電動送風機
2 モータ
3 ロータ軸(回転軸)
4 遠心ファン
5 ケース
6 モータケース
10 ケース内部通風口
15 ファンカバー
18 連結部
22 吐出口
23 スイッチング素子(パワーデバイス)
27 回路基板
27a,27b 駆動回路
29 流路
32 モータケース
35 フレーム
41 ブラシレスモータ
42 電動送風機
47a〜47f パワーデバイス(スイッチング素子)
75 基板通風口
88 隔壁
90 回路基板
94 凸部
100 電動送風機
102 凸部

Claims (10)

  1. 回転軸を有するモータと、前記モータを駆動するための駆動回路が実装された回路基板と、前記駆動回路中のパワーデバイスと、前記モータの回転軸に取り付けられ吐出口を有する遠心ファンと、前記モータと前記遠心ファンとを収納し前記遠心ファンの吐出口と前記モータとの間の流路を構成する隔壁を含むケースと、を備える電動送風機において、
    前記パワーデバイスは、前記隔壁の外面に配置され、
    前記回路基板は、前記モータと前記遠心ファンとの間に配置され、前記流路を形成する基板通風口を有している、ことを特徴とする電動送風機。
  2. 前記回路基板の少なくとも一部は、前記ケースの内側に配置されている、ことを特徴とする請求項1記載の電動送風機。
  3. 前記モータの回転軸を回転自在に保持し前記遠心ファンと前記モータとの間に配置される軸保持体と、前記モータを収納し前記ケースの一部を構成するモータケースと、前記軸保持体と前記モータケースの外周壁とから形成され前記流路を構成するケース内部通風口とを、備え、
    前記基板通風口は、前記ケース内部通風口に対向している、ことを特徴とする請求項1記載の電動送風機。
  4. 前記モータの回転軸を回転自在に保持し、前記遠心ファンと前記モータとの間に配置され、前記隔壁の一部を構成し、前記流路を構成するケース内部通風口を有する、軸保持体を、備え、
    前記基板通風口は、前記ケース内部通風口に対向している、ことを特徴とする請求項1記載の電動送風機。
  5. 前記回路基板の外周部に前記パワーデバイスの端子が接続されている、ことを特徴とする請求項1記載の電動送風機。
  6. 前記駆動回路は、前記パワーデバイスと、このパワーデバイスと前記モータとを接続する接続線と、前記モータの電源と前記パワーデバイスとを接続する接続線と、から構成されるパワー部を、備え、
    前記パワー部は、前記回路基板の外周部に配置されている、ことを特徴とする請求項1記載の電動送風機。
  7. 前記ケースは、前記モータを収納するモータケースと、前記遠心ファンを覆うファンカバーとから構成され、
    前記ファンカバーは、前記モータケースの外周壁よりも大きい外周壁を有し、
    前記隔壁は、前記モータケース外周壁と前記ファンカバー外周壁との間に配置された連結部を含み、
    前記軸保持体の前記モータ側の面に凸部が形成され、
    前記回路基板は、前記凸部に接触し、
    前記パワーデバイスは、前記連結部の前記モータ側の面に接触している、ことを特徴とする請求項4記載の電動送風機。
  8. 前記ケースは、前記モータを収納するモータケースと、前記遠心ファンを覆うファンカバーとから構成され、
    前記ファンカバーは、モータケースの外周壁よりも大きい外周壁を有し、
    前記隔壁は前記モータケース外周壁と前記ファンカバー外周壁との間に配置された連結部を含み、
    前記軸保持体の前記モータケース側の面には、前記基板通風口内に挿入される凸部が形成され、
    前記パワーデバイスは、前記連結部の前記モータ側の面に接触している、
    ことを特徴とする請求項4記載の電動送風機。
  9. 前記モータはブラシレスモータであり、
    前記ブラシレスモータに流れる電流をスイッチングする複数の前記パワーデバイスの端子を前記回路基板の外周部に接続し、前記パワーデバイスを前記ブラシレスモータの回転軸を中心に略同一円周上に位置させて放射状に配置したことを特徴とする請求項1記載の電動送風機。
  10. 請求項1ないし9の何れか一記載の電動送風機を備える電気機器。
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