JP2001275902A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2001275902A
JP2001275902A JP2000095724A JP2000095724A JP2001275902A JP 2001275902 A JP2001275902 A JP 2001275902A JP 2000095724 A JP2000095724 A JP 2000095724A JP 2000095724 A JP2000095724 A JP 2000095724A JP 2001275902 A JP2001275902 A JP 2001275902A
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electric blower
intake
hole
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Noriaki Senda
典明 千田
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で放熱板の冷却効率が向上する電
気掃除機を提供する。 【解決手段】 電動送風機14を収容する電動送風機室15
の上部にリーク弁57の点検口52を有した覆い体50にて回
路室51を区画形成する。回路室51の底部に、集塵室13の
連通孔を開口する隔壁12と電動送風機14を固定する上リ
ブ前部43および下リブ前部44とにて区画した整流空間47
に連通する通孔54を設ける。回路室51内に配設した回路
基板56に取り付けた発熱する電気部品53を装着する放熱
板59を吸気風路68を設けて貫通するパッキング65を通孔
54に取り付ける。放熱板59は、吸気風路の一側面を構成
する。パッキング65に吸気風路を略閉塞するリップ部材
69を設ける。通常時は十分な吸込流にて整流空間47の雰
囲気温度で冷却する。ごみ詰まり時は、吸込流が減少
し、点検口52から吸気風路68を放熱板59に沿って流通す
る吸気流が増大し、効率よく冷却できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放熱板により電気
部品を冷却する電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機としては、例
えば特開平4−28317号公報に記載の構成が知られ
ている。
【0003】この特開平4−28317号公報に記載の
電気掃除機は、ケース体内に、吸気口を開口する電動送
風機を収容する電動送風機室と、電動送風機の吸気口に
連通する連通孔を開口する集塵室と、電動送風機の駆動
状態を制御する発熱する電気部品を搭載した回路基板を
収容する回路室とを区画形成している。また、ケース体
には、一端が外部に開口し他端が電動送風機の吸気口に
連通して開口し回路室を電動送風機の吸気口に連通する
吸気風路が設けられている。そして、回路基板には、電
気部品を装着して放熱板が吸気風路中に位置して取り付
けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4−28317号公報に記載の従来の電気掃除機では、
吸気風路を流通する吸気流のうち放熱板と接触すること
なく電動送風機の吸気口から吸気される量が多く、放熱
板を介して電気部品を冷却する冷却効率があまり大きく
ない。このため、吸気流の風量を増大することも考えら
れるが、集塵室の吸込口から塵埃とともに空気を吸い込
む吸込風量が低減し、掃除効率が低下する。また、放熱
板を大きくして冷却効率を増大させることも考えられる
が、電気掃除機が大型化する。さらに、放熱板を例えば
波形に折曲形成して表面積を増大させることも考えられ
るが、放熱板の製造が煩雑で、製造性の向上が図れな
い。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、簡単な構造で放熱板の冷却効率が向上する電気掃
除機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気掃除
機は、ケース体と、このケース体に設けられ吸気口を開
口する電動送風機を収容する電動送風機室と、前記ケー
ス体に設けられ前記電動送風機の吸気口に連通する連通
孔を開口する集塵室と、前記ケース体に設けられ発熱す
る電気部品を搭載した回路基板を収容する回路室と、こ
の回路室および前記電動送風機の吸気口を連通する通孔
と、前記電気部品を装着して前記回路基板に設けられ、
前記電動送風機の吸気口の周縁および前記集塵室の連通
孔の周縁を結ぶ内側に位置することなく前記通孔内に位
置して前記電動送風機の吸気口に連通する吸気風路の少
なくとも一側面を構成する放熱板とを具備したものであ
る。
【0007】そして、発熱する電気部品を搭載した回路
基板を収容する回路室と電動送風機室内に収容される電
動送風機の吸気口とを連通する通孔内に、電気部品を装
着して回路基板に設けられた放熱板を、電動送風機の吸
気口の周縁と吸気口に連通する集塵室の連通孔の周縁と
を結ぶ内側に位置することなく位置させ、吸気口に連通
する吸気風路の少なくとも一側面を構成させることによ
り、吸気風路を区画する少なくとも一側面が放熱板にて
供用され、簡単な構成で吸気風路を通過する吸気流が放
熱板に沿って流通して効率よく放熱板を冷却する。
【0008】請求項2記載の電気掃除機は、請求項1記
載の電気掃除機において、吸気風路中に突設され電動送
風機の吸気口からの吸気量が増大するに従って前記吸気
風路を流通する吸気流により弾性変形して吸気風路の開
口断面積を増大するリップ部材を具備したものである。
【0009】そして、吸気風路中に、電動送風機の吸気
口からの吸気量が増大するに従って吸気風路を流通する
吸気流により弾性変形して吸気風路の開口断面積を増大
するリップ部材を設けることにより、例えば通常時は吸
気風路を流通する吸気流の量が少なく吸込流を確保して
効率よく吸塵するとともに吸気流の雰囲気温度にて放熱
板を冷却し、集塵室内に捕捉する塵埃の量が増大して吸
込流により放熱板の冷却効率が低下しても吸気風路を流
通する吸気流の量が増大して確実に吸気流にて放熱板を
冷却する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の実施
の一形態を図面を参照して説明する。
【0011】図1および図2において、1は電気掃除機
本体で、この電気掃除機本体1は、上面を開口した下部
ケース2a、および、この下部ケース2aの後部上面を閉塞
する上部ケース2bとが、前面を含む周縁にバンパ3を挟
持して接合されて前側上面部を開口したケース体として
の本体ケース2を有し、この本体ケース2に前側上面部
の開口を開閉自在に閉塞する蓋体4を回動自在に軸支し
て形成されている。
【0012】そして、本体ケース2は、進行方向の前側
下面に旋回自在の旋回輪5が取り付けられ、本体ケース
2の後側側面に大径の従動輪6,6が回転自在に設けら
れ、電気掃除機本体1は旋回輪5と従動輪6,6とにて
図示しない床面上を走行可能となっている。また、本体
ケース2の上部には、上下方向に回動可能なハンドル7
が設けられている。
【0013】一方、電気掃除機本体1内には、格子状の
連通孔11を有する隔壁12により、上方が開放された集塵
室13が、電気掃除機本体1の進行方向の前側に区画形成
されているとともに、この集塵室13の後方に電動送風機
14を収納した電動送風機室15が区画形成されている。そ
して、集塵室13内には、この集塵室13内に枢着されたホ
ルダ17により集塵袋18が着脱自在に装着されている。
【0014】また、隔壁12の前面には、その連通孔11を
覆う第1の補助集塵フィルタ21が着脱自在に装着されて
いる。この第1の補助集塵フィルタ21は、枠体22と、こ
の枠体22に嵌挿される補助フィルタ23とを有している。
【0015】そして、集塵袋18および第1の補助集塵フ
ィルタ21は、集塵室13の上面開口を介して着脱される。
また、蓋体4は、上部ケース2bに後端部が枢着されてお
り、集塵室13を上方から開閉自在に覆うように形成され
ている。
【0016】一方、電動送風機室15内には、電動送風機
14が配設されている。この電動送風機14は、図示しない
ファンを回転駆動する電動部37と、ファンを覆うファン
カバー38とを有している。このファンカバー38の前面中
央部には図示しない円形の吸気口が開口形成され、電動
部37のフレームには図示しない排気孔が開口形成されて
いる。なお、電動部37の後端面の略中央には、ファンを
回転駆動させる図示しない軸を支持する軸受が内設され
たモータヘッド39が、後方に円柱状に突出形成されてい
る。
【0017】さらに、電動送風機14の前端部には、前端
の外周縁に環状のゴム製支持体41が嵌合され、後端部の
モータヘッド39には、ゴム製の緩衝体42がモータヘッド
39を覆うように取り付けられている。そして、電動送風
機14は、本体ケース2内に突設された上リブ前部43およ
び下リブ前部44にてゴム製支持体41を介してファンカバ
ー38が挟持され、上リブ後部45および下リブ後部46にて
緩衝体42を介してモータヘッド39挟持され、電動送風機
14の吸気口が集塵室13に連通孔11を介して気密に連通し
て位置決め固定されている。なお、隔壁と上リブ前部43
および下リブ前部44との間には整流空間47が区画形成さ
れている。
【0018】また、電動送風機室14の上部には、略平板
状の覆い体50により回路室51が区画形成されている。そ
して、覆い体50には、図1および図3に示すように、リ
ーク吸気口としての点検口52およびリーク孔53が設けら
れている。また、回路室51の底部には、図1、図3およ
び図4に示すように、整流空間47に連通し電気掃除機本
体1の走行方向に対して幅方向に細長状の通孔54、およ
び、リーク通孔55が開口形成されている。
【0019】そして、この回路室51内には、電動送風機
14の駆動状態を制御する制御手段を搭載した回路基板56
が略水平に配設されている。また、回路室51内には、覆
い体50の吸気口としての点検口52に臨んでリーク孔53お
よびリーク通孔55間に連通して位置するリーク弁57が配
設されている。そして、回路基板56には、実装された制
御手段を構成するトランジスタなどの発熱する電気部品
58を放熱させる放熱板59が取り付けられている。
【0020】そして、放熱板59は、熱伝導率の高いアル
ミニウム合金などの金属平板にて、回路基板56に取り付
けられる取付板部61と、この取付板部61の一縁に折曲形
成され通孔54に嵌挿される冷却板部62とを備え、断面略
L字状に形成されている。さらに、取付板部61には、電
気部品58が装着される略舌片状の部品取付部63が延設さ
れている。
【0021】また、放熱板59の冷却板部62の基端部に
は、通孔54の縁に取り付けられる弾性変形可能なゴムな
どのパッキング65が取り付けられている。このパッキン
グ65の略中央には、冷却板部62の一面に間隙を介して嵌
挿するとともに取付板部61の一面側に密着する細長状の
嵌挿孔66が設けられ、パッキング65は細長環状に形成さ
れている。そして、通孔54の縁に取り付けられたパッキ
ング65の嵌挿孔66に冷却板部62が嵌挿されて配設される
ことにより、嵌挿孔66の内面および冷却板部62の一面と
にて一端が回路室51を介して点検口52にて外部に連通し
他端が整流空間47に連通する吸気風路68を構成する。さ
らに、パッキング65には、嵌挿孔66の内面に弾性変形可
能な舌片状のリップ部材69が嵌挿孔66を略閉塞、すなわ
ち嵌挿孔66に嵌挿された冷却板部62の一面に先端部が若
干の間隙を介して対向する壁状に突出して一体形成され
ている。
【0022】なお、パッキング65の嵌挿孔66を貫通して
放熱板59が配設された状態において、放熱板59が電動送
風機14の吸気口の周縁と吸気口に連通する集塵室13の連
通孔11の周縁とを結ぶ内側に位置、すなわち放熱板59の
冷却板部62が最上部に位置する連通孔11の上端縁と電動
送風機14の吸気口の上端縁とを結ぶ直線Lに交差するこ
となく上方に位置する状態で放熱板59が配設される。
【0023】一方、電気掃除機本体1内には、電動送風
機室15の後方に位置して、排気室71が区画形成され、電
気掃除機本体1の上部ケース2bの後側上部には、排気室
71を介して電動送風機14の図示しない排気孔に連通する
排気孔72が、上部ケース2bの後側に開口形成されてい
る。そして、この排気室71内には、第1の補助集塵フィ
ルタ21と同様の第2の補助集塵フィルタ73が排気孔72を
覆って着脱自在に配設されている。
【0024】また、本体ケース2の前側略中央には、図
1および図2に示すように、吸込口体75、延長管76ある
いはホース77を着脱自在に接続する吸込部78が設けら
れ、この吸込部78は、内側開口79と外側開口80とが相対
向されて形成されている。また、内側開口79および外側
開口80に対向する中間には、円筒形状の吸込口81が形成
されている。この吸込口81は、前部が電気掃除機本体1
の前方へ開口しているとともに、後部が集塵室13へ開口
し、吸込口81から集塵室13、連通孔11および整流空間47
を介して電動送風機14の吸気口に至る吸込風路82を構成
する。さらに、吸込部78には、吸込口81を開閉自在に閉
塞するシャッタ83が摺動自在に支持されている。
【0025】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。
【0026】通常の掃除時には、蓋体4を閉じておき、
図示しない電源コードを介して電力を供給し、シャッタ
83を摺動させて吸込口81を開く。このシャッタ83を開い
た状態で、図2に示すように、ホース77や延長管76、吸
込口体75を適宜接続し、ホース77の端部を把持して電動
送風機14を適宜駆動させて掃除する。この掃除により、
ホース77を介して吸込口81から空気とともに塵埃が吸い
込まれ、電気掃除機本体1の集塵室13に導かれて、集塵
袋18内に捕捉される。
【0027】そして、集塵袋18にて捕捉されなかった微
細な塵埃を含む空気は第1の補助集塵フィルタ21を流通
して塵埃が捕捉され、連通孔11から整流空間47を介して
電動送風機14の吸気口に吸い込まれる。この第1の補助
集塵フィルタ21を流通した空気が電動送風機14の吸気口
に吸い込まれる際、この吸い込まれる吸込流の雰囲気に
より整流空間47内が冷却された状態で、放熱板59の整流
空間47に位置する冷却板部62が吸込流が流通する整流空
間47の雰囲気温度にて冷却され、放熱板59に装着する電
気部品58を冷却する。
【0028】また、掃除により、点検口52から回路室51
を介して吸気風路68を通り、整流空間47に吸込流と合流
する吸気流85が流れ、この吸気流85が放熱板59にて一面
が構成される吸気風路68を流通する際に放熱板59を直接
冷却する。
【0029】そして、電動送風機14の吸気口に吸い込ま
れた空気は、電動送風機14内を通って電動送風機14の図
示しない排気孔から排気室71に排気される。さらに、こ
の排気室71に流入した空気は、第2の補助集塵フィルタ
73を通ってほぼ塵埃が除去されて排気孔72から電気掃除
機本体1外の外気へ排気風として排出される。
【0030】また、掃除の継続により、集塵室13に捕捉
した塵埃量が多くなって吸込流の風量が減少すると、整
流空間47内の大気圧に対する負圧が増大する。このた
め、リーク孔53が開口する大気圧と整流空間47の負圧と
の差が大きくなって、図示しない弁体が移動してリーク
弁57の開度が大きくなり、点検口52から吸塵量が多くな
ったことを目視可能となり、リーク孔53からリーク弁57
を介してリーク通孔55を通り整流空間47に流れるリーク
流の流量が増大する。さらに、点検口52が開口する大気
圧と整流空間47の負圧との差が大きくなって、吸気風路
68中に位置するリップ部材69が弾性変形して吸気風路68
の開度が大きくなり、点検口52から回路室51を介して吸
気風路68を通り整流空間47に流れる吸気流85の流量が増
大する。そして、吸気流85の流量の増大により、吸込流
の流量が少なくなって整流空間47内の雰囲気温度が上昇
し、放熱板59の冷却効率が低下する分を、流量が増大し
た吸気流85により補って、確実に放熱板59を冷却する。
【0031】上述したように、上記実施の形態によれ
ば、電動送風機14の駆動状態を制御する発熱する電気部
品58を搭載した回路基板56を収容する回路室51と電動送
風機室15内に収容される電動送風機14の吸気口とを連通
する通孔54に、電気部品58を装着して回路基板56に設け
られた放熱板59を、電動送風機14の吸気口の縁と吸気口
に連通する集塵室13の連通孔11の縁との間に位置するこ
となく挿通し、吸気口に連通する吸気風路68の少なくと
も一側面を構成させるため、吸気風路68を区画する少な
くとも一側面が放熱板59にて供用されることから、構成
を簡略化でき、吸気風路68を通過する吸気流が放熱板59
に沿って流通して吸気流85と放熱板59との接触効率が増
大して効率よく放熱板59を冷却できる。
【0032】また、電動送風機14の吸気口からの吸気量
が増大するに従って吸気風路68を流通する吸気流85によ
り弾性変形して吸気風路68の開口断面積を増大するリッ
プ部材69を吸気風路68中に設けるため、例えば吸込流が
確保される通常の掃除時にはリップ部材69にて風路抵抗
が大きい吸気風路68を流通する吸気流85の流量が少な
く、効率よく吸塵して掃除効率を確保するとともに吸気
流85の雰囲気温度にて放熱板59を十分に冷却でき、ごみ
詰まりなどの吸塵量が多くなって吸込流の流量が少なく
なって吸込流の雰囲気温度では十分に冷却されなくなる
と、リップ部材69が弾性変形して吸気風路68の開度が増
大し、吸気風路68を流通する吸気流85の流量が増大して
吸気風路68に面する放熱板59が十分に冷却されるので、
リップ部材69を設ける簡単な構成で、掃除状態に対応し
て吸気流85の流量を可変でき、放熱板59を確実に効率よ
く冷却できる。
【0033】さらに、環状のパッキング65の嵌挿孔66を
放熱板59の冷却板部62を嵌挿した状態で間隙を有する状
態に形成するため、パッキング65がめくれるなどを生じ
ることなく放熱板59を容易に嵌挿孔66に貫通装着でき、
製造性を向上できる。
【0034】なお、上記実施の形態において、キャニス
タ型に限らず、アップライト型、ハンディ型などいずれ
の電気掃除機でもできる。
【0035】また、環状のパッキング65を用いて説明し
たが、パッキング65を用いず、直接通孔54にリップ部材
69を設けるなどしてもよい。
【0036】さらに、図6に示すように、リップ部材69
を設けなくてもよい。
【0037】また、リーク弁57の点検口52を吸気風路68
のリーク吸気口としたが、例えば特別な構成を設けるこ
となく外気と連通する本体ケース2の隙間などをリーク
吸気口としてもよい。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の電気掃除機によれば、回
路室と電動送風機の吸気口とを連通する通孔に、電気部
品を装着して回路基板に設けた放熱板を、電動送風機の
吸気口の周縁と吸気口に連通する集塵室の連通孔の周縁
とを結ぶ内側に位置することなく位置させ、吸気口に連
通する吸気風路の少なくとも一側面を放熱板にて構成す
るため、吸気風路を区画する少なくとも一側面が放熱板
にて供用でき、構成を簡略化できるとともに、吸気風路
を通過する吸気流が放熱板に沿って流通するので放熱板
と吸気流との接触効率が向上して効率よく放熱板を冷却
できる。
【0039】請求項2記載の電気掃除機によれば、請求
項1記載の電気掃除機の効果に加え、電動送風機の吸気
口からの吸気量が増大するに従って弾性変形し吸気風路
の開口断面積を増大するリップ部材を吸気風路中に設け
るため、例えばごみ詰まりなどにて集塵室から吸気口に
流れる吸込流の流量が低減して放熱板の冷却効率が低下
しても吸気口に連通する吸気風路を通過する吸気流が増
大して放熱板が十分に冷却され、通常時には吸気流の流
量を抑えて吸込流を確保して効率よく吸塵するとともに
吸込流による十分な放熱板の冷却を確保できるので、リ
ップ部材を設ける簡単な構成で、効率よく放熱板を冷却
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の実施の一形態を示す電気
掃除機本体の断面図である。
【図2】同上吸込口体、延長管およびホースを接続した
電気掃除機本体を示す斜視図である。
【図3】同上上部ケースの一部を切り欠いた分解斜視図
である。
【図4】同上上部ケースの一部を切り欠いた分解斜視図
である。
【図5】同上吸気風路近傍を示す断面図である。
【図6】本発明の電気掃除機の他の実施の形態を示す吸
気風路近傍の断面図である。
【符号の説明】
1 電気掃除機本体 2 ケース体としての本体ケース 11 連通孔 13 集塵室 14 電動送風機 15 電動送風機室 51 回路室 54 通孔 56 回路基板 58 電気部品 59 放熱板 68 吸気風路 69 リップ部材 85 吸気流

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース体と、 このケース体に設けられ吸気口を開口する電動送風機を
    収容する電動送風機室と、 前記ケース体に設けられ前記電動送風機の吸気口に連通
    する連通孔を開口する集塵室と、 前記ケース体に設けられ発熱する電気部品を搭載した回
    路基板を収容する回路室と、 この回路室および前記電動送風機の吸気口を連通する通
    孔と、 前記電気部品を装着して前記回路基板に設けられ、前記
    電動送風機の吸気口の周縁および前記集塵室の連通孔の
    周縁を結ぶ内側に位置することなく前記通孔内に位置し
    て前記電動送風機の吸気口に連通する吸気風路の少なく
    とも一側面を構成する放熱板とを具備したことを特徴と
    する電気掃除機。
  2. 【請求項2】 吸気風路中に突設され電動送風機の吸気
    口からの吸気量が増大するに従って前記吸気風路を流通
    する吸気流により弾性変形して吸気風路の開口断面積を
    増大するリップ部材を具備したことを特徴とした請求項
    1記載の電気掃除機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100358456C (zh) * 2003-09-27 2008-01-02 乐金电子(天津)电器有限公司 真空吸尘器的散热结构
KR100836808B1 (ko) * 2001-10-25 2008-06-11 엘지전자 주식회사 진공청소기용 회로기판의 방열구조

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