JP2001169975A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2001169975A
JP2001169975A JP36444799A JP36444799A JP2001169975A JP 2001169975 A JP2001169975 A JP 2001169975A JP 36444799 A JP36444799 A JP 36444799A JP 36444799 A JP36444799 A JP 36444799A JP 2001169975 A JP2001169975 A JP 2001169975A
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Toshio Koike
利男 小池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気掃除機を提供する。 【解決手段】 吸塵ファン18と冷却ファン19を有す
る電動送風機2を設けた電動機室3と、集塵フィルター
5を収納する集塵室4と、掃除機本体1の底部に形成さ
れ、吸塵ファン18からの空気を被清掃面側に排出する
第1の排気口8と、掃除機本体1の底部に第1の排気口
8を囲うように設けられた環状の内スカート10と、内
スカート10を囲うように設けられた環状の外スカート
11と、内スカート10と外スカート11との間に設け
られ、第1の排気口8からの空気を集塵室4へ再び取り
込む中間吸込口9と、掃除機本体1の電動機室3側に形
成された冷却ファン19用の吸気口6と、吸気口6と連
通し、電動送風機2を冷却した後の空気を排出する第2
の排気口7とを備えるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動送風機の排
気圧力を利用して掃除機本体を浮上させる電気掃除機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は例えば特開平6−133900
号公報に示された従来の電気掃除機を示す全体構成断面
図、図11は底面図である。図において、48は掃除機
本体であり、電動送風機49と集塵室50を内蔵してい
る。集塵室50の前方には吸込ホース51が着脱自在に
装着され、集塵室50内にはごみ集塵用の紙袋50aが
装着される。
【0003】掃除をする場合、電源スイッチを投入する
と電動送風機49が駆動し、吸込ホース51より塵埃を
含んだ空気が掃除機本体48内部に吸い込まれ、紙袋5
0aを経て電動送風機49から排出される。排出された
空気は、掃除機本体48の底部52に設けた第1排気口
53へのみ排出されるように構成されている。54は掃
除機本体48の後方に設けた排出口、55は後車輪、5
6は補助ローラである。57は第1排気口53及び後車
輪55、補助ローラ56を取り囲むように設けられた第
1スカート、58は第1スカート57の外周に設けられ
た第2スカートである。第1排気口53よりの排気空気
は被清掃面に排出され、第1スカート57により流れが
妨げられ圧力が発生し、掃除機本体48を持ち上げる。
そして、空気は、第1スカート57と床面の間から流出
し、その空気は、掃除機本体48の第1スカート57と
第2スカート58の間に複数形成された第2排気口59
より掃除機本体内48に設けた排気風路60を通り、排
出口54より大気中へ排気される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気掃除機で
は、電動送風機を冷却した後の空気が被清掃面に吹き付
けられる。しかしながら、電動送風機を冷却した後の排
気空気は高温であるため、被清掃面、特に絨毯上を清掃
する場合は、絨毯が変色してしまうなどの悪影響を与え
てしまうという問題点があった。
【0005】また、一般的に掃除機の電動送風機は、整
流子電動機で構成されているものが多く、整流子電動機
は、整流子にカーボン材よりなるブラシを当接させて電
力供給するが、このとき、カーボンが整流子により削ら
れ、カーボン粉末が電動送風機の排気により飛散される
場合がある。上述した従来の構成では、電動送風機から
の排気を被清掃面に吹き付け、その風圧で掃除機本体を
浮上させているが、このとき、排気に含まれるカーボン
の粉末が被清掃面を汚してしまうという問題点もあっ
た。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するも
のであり、被清掃面に吹き付ける排気空気が被清掃面に
悪影響を与えない電気掃除機を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電気掃除
機は、掃除機本体と、前記掃除機本体内に形成され、吸
塵ファンと冷却ファンをそれぞれ有する電動送風機を設
けた電動機室と、前記掃除機本体内に形成され、集塵フ
ィルターを収納する集塵室と、前記掃除機本体の底部に
形成され、前記吸塵ファンからの空気を被清掃面側に排
出する第1の排気口と、前記掃除機本体の底部に前記第
1の排気口を囲うように設けられた環状の内スカート
と、前記内スカートを囲うように設けられた環状の外ス
カートと、前記内スカートと前記外スカートとの間に設
けられ、前記第1の排気口からの空気を前記集塵室へ再
び取り込む中間吸込口と、前記掃除機本体の電動機室側
に形成された前記冷却ファン用の吸気口と、前記吸気口
と連通し、前記電動送風機を冷却した後の空気を排出す
る第2の排気口とを備えたものである。
【0008】また、被清掃面上に載置され、掃除機本体
の集塵室と連通する吸込具を備え、前記吸込具から前記
掃除機本体の集塵室へ流れる吸気風路と、前記第1の排
気口から前記吸込具へ流れる排気循環風路とが連通して
空気循環を行うものである。
【0009】また、吸塵ファンを介する風路と冷却ファ
ンを介する風路は連通していないものである。
【0010】また、第1の排気口は、掃除機本体の略重
心位置に設けたものである。
【0011】また、環状の外スカート内側に形成される
排気流路内に掃除機本体の走行用の車輪を配置したもの
である。
【0012】さらに、環状の外スカート内側に形成され
る排気流路内に被清掃面上の塵埃を除去する除塵部材を
配置したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1について図を用いて説明する。図1は実施
の形態1を示す電気掃除機の掃除機本体の一部断面側面
図、図2は掃除機本体の底面図、図3は電動送風機の側
面図、図4は電気掃除機の全体構成図、図5は吸込具の
底面図、図6は吸込具の断面図である。図において、1
は掃除機本体であり、電動送風機2が内蔵される電動機
室3と集塵室4が形成されている。電動送風機2は掃除
機本体1に軟質材よりなるクッション部材2aを介して
設置されている。1aは掃除機本体1に設けられた蓋で
ある。5は集塵室4に着脱可能に装着された集塵フィル
ターであり、蓋1aを開閉して集塵室4から適宜着脱す
ることができる。5aは集塵フィルター5の袋部、5b
は開口部を有し、掃除機本体1の支持壁1bに取り付け
られる集塵フィルター5の支持板、5cは後述する接続
部と接触し、前記開口部周辺をシールする軟質材で形成
されたシール片である。6は掃除機本体1の後部に形成
され、後述する冷却ファン用の吸気口、7は掃除機本体
1の後部上方に形成された排気口(第2の排気口)、8
は掃除機本体1の底部に形成され、後述する吸塵ファン
からの空気を被清掃面に排出する中間排気口(第1の排
気口)であり、掃除機本体1の重心位置付近に設けられ
ている。この位置に設けることにより、掃除機本体1が
浮上しているときの安定性、または操作時の走行性が向
上する。
【0014】9は掃除機本体1の底部前側に形成された
中間吸込口であり、中間排気口8から排出された空気は
中間吸込口9から掃除機本体1内へ再び取り込まれる。
10は掃除機本体1の底部に設けられ、中間排気口8を
取り囲むように配置された軟質材よりなる環状の内スカ
ート、11は内スカート10の外周に配置された軟質材
よりなる環状の外スカートであり、中間吸込口9は内ス
カート10と外スカート11との間に形成されている。
12は掃除機本体1の後部に設けられた2つの後車輪で
あり、外スカート11より外側に設けられている。13
は掃除機本体1の底部前方に形成された360度回転可
能な前車輪であり、内スカート10の内側に形成されて
いる。実施の形態1では、内スカート10及び下スカー
ト11の下端は後車輪12及び前車輪13の下端より下
方に位置するように形成し、さらに、外スカート11の
下端を内スカート10の下端より下方に位置するように
形成した。外スカート11は排気空気が外部に流出する
のを確実に防いでいる。
【0015】14はロータ15、整流子16等を内蔵す
るフレーム、17は吸塵ファン18を内蔵するファンケ
ースであり、フレーム14内とは連通していない。19
はフレーム14の後方に設けられた冷却ファンであり、
吸塵ファン18と共にロータ15と同じ軸20に取り付
けられている。20aはファンケース17の後方に形成
された軸受である。21はカーボンブラシ22を摺動可
能に収納するブラシホルダであり、対向する位置に2つ
設けられている。カーボンブラシ22はバネ23により
整流子16側へ付勢されている。24はフレーム14の
後方で、かつ冷却ファン19の下流側に形成された空気
取入口、25は空気取入口24から吸引され、ロータ1
5、整流子16等を冷却した後の空気を排出する冷却排
気口である。26はファンケース17に形成された吸塵
ファン18用の排気口であり、吸塵ファン18の円周と
対向する部分に形成されている。27はファンケース1
7の前面中央部に形成された吸塵ファン18用の吸込口
であり、該吸込口27から吸引された空気が排気口26
から排出される。そして、排気口26から排出された空
気は中間排気口8から被清掃面Aに排出される。また、
28は掃除機本体1の後方に電動機2と併設されたコー
ドリールであり、冷却ファン19により冷却される。
【0016】29は掃除機本体1に接続される接続部3
0を有する蛇腹状の吸込ホース、31は吸込ホース29
に接続された延長管であり、先端には吸込具32が接続
されている。吸込ホース29、接続部30、延長管31
は、それぞれ2重構造となっており、それぞれ連通し、
中央部に吸込風路33、その外側に排気循環風路34が
形成される。30aは接続管30内部に形成された循環
筒であり、集塵フィルター5の開口部に挿入される。3
5は吸込具32に設けられ吸込風路33と連通する吸込
口、36は吸込口35の前方及び後方に形成された排気
循環風路34の排出口、37は排出口36の前方及び側
方に垂下された第1遮蔽片、38は吸込口35後方の排
出口36の後方に垂下された第2遮蔽片である。また、
39は吸込具32の走行を補助する前ローラ、40は後
ローラである。
【0017】次に動作について説明する。掃除を行う場
合、吸込具32を被清掃面Aに載置して電源スイッチ
(図示せず)を投入する。これにより、電動送風機2が
駆動して軸20が回動し、吸塵ファン18、冷却ファン
19が回転する。吸塵ファン18が回転すると、吸込具
32の吸込口35から塵埃を含んだ空気が吸込風路33
により掃除機本体1に取り込まれ、集塵フィルター5を
介してファンケース17内に吸引される。ファンケース
17の吸込口27から取り込まれた空気は吸塵排気口2
6からのみ排出され、中間排気口8より被清掃面A上に
排出される。掃除機本体1の下では、内スカート10に
より空気が外部へ流出するのを妨げられるため、内スカ
ート10内で圧力が発生し、掃除機本体1を持ち上げ、
掃除機本体1は浮上する。掃除機本体1と被清掃面Aと
の間の空気は、被清掃面Aと内スカート10の接触部分
から内スカート10と外スカート11の間に流出し、中
間吸込口9へ導かれ、再び掃除機本体1内に取り込まれ
る。
【0018】中間吸込口9から取り込まれた空気は、排
気循環風路34を介して、吸込具32の排出口36から
被清掃面A上へ排出される。排出された空気は、第1遮
蔽片37及び第2遮蔽片38により流出を妨げられ、吸
込口35より吸込風路33を介して再び掃除機本体1へ
取り込まれる。吸込風路33と排気循環風路34とによ
り、空気循環が行われる。また、中間吸込口9から取り
込まれる空気は、被清掃面A上の塵埃を含んでいる場合
もあるが、排気循環風路34、吸込風路33を介して、
掃除機本体1の集塵フィルター5へ確実に取り込まれる
ため、塵埃が室内に飛散してしまうことはない。
【0019】一方、電動送風機2が駆動すると冷却ファ
ン19も回転し、吸気口6から外気を吸引する。取り込
まれた空気は、空気取入口24からフレーム14内に入
り、ロータ15、整流子16等を冷却する。その後、フ
レーム14のファンケース17側に形成された冷却排気
口25より電動機室3内へ排出され、排気口7から掃除
機本体1外部へ排出される。冷却ファン19により風路
は、吸塵ファン18による風路とは別に形成される。つ
まり、吸塵ファン18を介する風路と冷却ファン19を
介する風路とは連通しないように形成されている。
【0020】実施の形態1によれば、内スカートと外ス
カートにより浮上力を安定させて、走行性を向上させる
だけでなく、吸塵ファンからの排気のみを利用している
ので、被清掃面に悪影響を与えてしまうことを防止でき
る。また、電動送風機に整流子電動機を用いた場合は、
電動機を冷却した排気空気を利用するのではなく、吸塵
ファンからの排気のみを利用するので、カーボン粉末の
飛散を防止するという効果もある。また、排気循環風路
と吸込風路を連通させて空気を循環させているので、排
気循環風路内の塵埃も集塵フィルターで確実に取り除く
ことができ、例えば、掃除機本体下の塵埃も集塵可能で
ある。
【0021】なお、内スカートまたは外スカートに脱臭
剤を施せば、吸塵ファンからの排気をきれいにすること
ができ、衛生面での効果も向上する。
【0022】また、上述した実施の形態1では、電動送
風機として整流子電動機を用いた場合について説明した
が、これに限るものではなく、例えばインバータ式の電
動機を用いても同等の効果を奏するものである。
【0023】実施の形態2.図7はこの発明の実施の形
態2を示す電気掃除機の掃除機本体の側面図である。図
において、上述した実施の形態1の構成と同じ構成には
同じ符号を付し、説明を省略する。41は掃除機本体1
に着脱可能に取り付けられるスカート取り付け板であ
り、下方には内スカート42、外スカート43が形成さ
れ、上方には掃除機本体1の底部に形成された開口44
と嵌合する嵌合部45が形成されている。46はスカー
ト取り付け板41に形成された中間吸気口であり、掃除
機本体1の中間吸込口9に対応した位置に形成されてい
る。なお、開口44は嵌合部45の数に応じて適宜形成
されるものである。例えば、開口44が環状に形成され
ている場合は、嵌合部45も環状に形成される。実施の
形態2によれば、実施の形態1に記載の効果を奏するだ
けでなく、スカート取り付け板41が掃除機本体1から
着脱可能なので、内スカート42、外スカート43が汚
れた場合はスカート取り付け板41を掃除機本体1から
容易に取り外して洗浄することができる。また、摩耗し
て破損した場合は、スカートの部分だけ、容易に取り換
えることができる。
【0024】実施の形態3.図8はこの発明の実施の形
態3を示す電気掃除機の掃除機本体の底面図であり、図
において、上述した実施の形態1の構成と同じ構成には
同一の符号を付し、説明を省略する。実施の形態3で
は、後車輪12が内スカート10と外スカート11との
間に配置されている。内スカート10と外スカート11
との間には、中間吸込口9へ流れる排気流が生じている
ので、例えば、後車輪12にごみがついてしまった場
合、中間排気口8から中間吸込口9へ流れる排気流によ
り、そのごみを後車輪12より取り除くことができる。
また、排気流は後車輪12の側部を流れるため、排気流
が後車輪12によって阻害されてしまうことはない。
【0025】なお、実施の形態3では、内スカート10
と外スカート11の間に後車輪12が配置されている
が、これに限るものではなく、内スカート10内側に配
置されていてもよい。また、外スカート11より内側
で、少なくとも中間排気口8から中間吸込口9へ流れる
排気流路内に配置されていれば、同様の効果を奏するも
のである。
【0026】実施の形態4.図9はこの発明の実施の形
態4を示す電気掃除機の掃除機本体の側面断面図であ
り、図において、上述した実施の形態1の構成と同じ構
成には同一の符号を付し、説明を省略する。47は除塵
部材、例えば植毛ブラシで形成された内スカートであ
る。内スカート47は外スカート11の内側に環状に配
置されている。そして、内スカート47は掃除機本体1
が移動するとき、被清掃面A上の塵埃をひっかけ、中間
排気口8から排出された排気流により塵埃を中間吸込口
9へ移動させることができるものである。
【0027】なお、実施の形態4では、除塵部材として
植毛ブラシを示したが、これに限るものではなく、例え
ば軟質材からなり、下部に突起を有する除塵板を環状に
配置してもよい。また、除塵部材は内スカート内側に別
途設けてもよく、さらに除塵部材の配置は、環状でなく
ても、適当に並べて設けるようにしてもよい。また、外
スカートより内側で、少なくとも中間排気口から中間吸
込口へ流れる排気流路内に配置されていれば、同様の効
果を奏するものである。
【0028】なお、上述した各実施の形態に示す軟質材
よりなる内スカートまたは外スカートは、下端部に耐摩
耗処理を施すか、下端部分を耐摩耗材で形成し、被清掃
面との摩耗を防ぐことができるようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明は、吸塵ファンと冷
却ファンをそれぞれ有する電動送風機を設けた電動機室
と、前記掃除機本体内に形成され、集塵フィルターを収
納する集塵室と、前記掃除機本体の底部に形成され、前
記吸塵ファンからの空気を被清掃面側に排出する第1の
排気口と、前記掃除機本体の底部に前記第1の排気口を
囲うように設けられた環状の内スカートと、前記内スカ
ートを囲うように設けられた環状の外スカートと、前記
内スカートと前記外スカートとの間に設けられ、前記第
1の排気口からの空気を前記集塵室へ再び取り込む中間
吸込口と、前記掃除機本体の電動機室側に形成された前
記冷却ファン用の吸気口と、前記吸気口と連通し、前記
電動送風機を冷却した後の空気を排出する第2の排気口
とを備えたので、内スカートと外スカートにより浮上力
を安定させて、走行性を向上させるだけでなく、吸塵フ
ァンからの排気のみを利用することにより、被清掃面に
悪影響を与えてしまうことを防ぐことができる。
【0030】また、被清掃面上に載置され、掃除機本体
の集塵室と連通する吸込具を備え、吸込具から掃除機本
体の集塵室へ流れる吸気風路と、第1の排気口から吸込
具へ流れる排気循環風路とが連通して空気循環を行うの
で、風路内の塵埃を集塵フィルターで確実に取り除くこ
とができるとともに、掃除機本体下の塵埃も集塵するこ
とができる。
【0031】また、吸塵ファンを介する風路と冷却ファ
ンを介する風路が連通していないので、電動送風機の冷
却用に使用した高温の排気が第1の排気口から被清掃面
に向かって排出してしまうことを確実に防ぐことができ
る。
【0032】さらに、第1の排気口は、掃除機本体の略
重心位置付近に設けたので、掃除機本体が浮上した場合
の安定性、操作時の走行性を一層向上させることができ
る。
【0033】また、環状の外スカート内側に形成される
排気流路内に掃除機本体の走行用の車輪を配置したの
で、排気流により、例えば車輪についた塵埃を取り除
き、その塵埃を排気流により集塵することができ、清掃
性が向上する。
【0034】また、環状の外スカート内側に形成される
排気流路内に被清掃面上の塵埃を除去する除塵部材を配
置したので、被清掃面上の塵埃をひっかけ、中間排気口
から排出された排気流により塵埃を中間吸込口へ移動さ
せることができ、清掃性が向上する。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の
掃除機本体の一部断面側面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の
掃除機本体の底面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の
電動送風機の側面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の
全体構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の
吸込具の底面図である。
【図6】 この発明の実施の形態1を示す電気掃除機の
吸込具の断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態2を示す電気掃除機の
掃除機本体の側面図である。
【図8】 この発明の実施の形態3を示す電気掃除機の
掃除機本体の底面図である。
【図9】 この発明の実施の形態4を示す電気掃除機の
掃除機本体の側面断面図である。
【図10】 従来の電気掃除機を示す全体構成断面図で
ある。
【図11】 従来の電気掃除機を示す底面図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体、2 電動送風機、3 電動機室、4
集塵室、5 集塵フィルター、6 吸気口、7 排気口
(第2の排気口)、8 中間排気口(第1の排気口)、
9 中間吸込口、10 内スカート、11 外スカー
ト、14 フレーム、17 ファンケース、18 吸塵
ファン、19 冷却ファン、24 空気取入口、25
冷却排気口、26 吸塵排気口、29 吸込ホース、3
0 接続部、31 延長管、32 吸込具、33 吸込
風路、34 排気循環風路、41 スカート取り付け
板、42 内スカート、43 外スカート、44 開
口、45 嵌合部、46 中間吸気口、47 内スカー
ト、A 被清掃面。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掃除機本体と、前記掃除機本体内に形成
    され、吸塵ファンと冷却ファンをそれぞれ有する電動送
    風機を設けた電動機室と、前記掃除機本体内に形成さ
    れ、集塵フィルターを収納する集塵室と、前記掃除機本
    体の底部に形成され、前記吸塵ファンからの空気を被清
    掃面側に排出する第1の排気口と、前記掃除機本体の底
    部に前記第1の排気口を囲うように設けられた環状の内
    スカートと、前記内スカートを囲うように設けられた環
    状の外スカートと、前記内スカートと前記外スカートと
    の間に設けられ、前記第1の排気口からの空気を前記集
    塵室へ再び取り込む中間吸込口と、前記掃除機本体の電
    動機室側に形成された前記冷却ファン用の吸気口と、前
    記吸気口と連通し、前記電動送風機を冷却した後の空気
    を排出する第2の排気口とを備えたことを特徴とする電
    気掃除機。
  2. 【請求項2】 被清掃面上に載置され、掃除機本体の集
    塵室と連通する吸込具を備え、前記吸込具から前記掃除
    機本体の集塵室へ流れる吸気風路と、前記第1の排気口
    から前記吸込具へ流れる排気循環風路とが連通して空気
    循環を行うことを特徴とする請求項1記載の電気掃除
    機。
  3. 【請求項3】 吸塵ファンを介する風路と冷却ファンを
    介する風路は連通していないことを特徴とする請求項1
    記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 第1の排気口は、掃除機本体の略重心位
    置に設けたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除
    機。
  5. 【請求項5】 環状の外スカート内側に形成される排気
    流路内に掃除機本体の走行用の車輪を配置したことを特
    徴とする請求項2記載の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 環状の外スカート内側に形成される排気
    流路内に被清掃面上の塵埃を除去する除塵部材を配置し
    たことを特徴とする請求項2記載の電気掃除機。
JP36444799A 1999-12-22 1999-12-22 電気掃除機 Expired - Fee Related JP3829269B2 (ja)

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KR101049106B1 (ko) * 2003-08-18 2011-07-15 엘지전자 주식회사 물청소 겸용 진공청소기의 배기구조

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