JP3475937B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動送風機を通過
して後方に排出される排気の少なくとも一部を吸気部に
還流させる電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気掃除機を図1、図9を用いて
説明する。
【0003】電気掃除機1は、電動送風機2を内蔵する
掃除機本体3にホース4の一端を接続し、このホース4
の他端に延長管5、吸込具6を接続して構成されてい
る。掃除機本体3、ホース4、延長管5、吸込具6は電
動送風機2の運転による吸引風の流路である吸気通路7
と、電動送風機2から排出されて吸込具6へ還流される
排気の流路である排気通路8とを有している。電動送風
機2を運転状態にすると、吸込具6から延長管5および
ホース4を通して吸引した塵埃が、掃除機本体3に内蔵
した集塵フィルター9にて濾過捕集される。そして集塵
フィルター9で浄化された空気が再度ホース4および延
長管5の排気通路8を経由して吸込具6の吸気口10近
傍に還流するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記の電気掃
除機では、吸込具6に排気の大部分を還流させようとす
ると排気通路8の面積も吸気通路7と同等の面積を必要
とするが、この場合にはホース4や延長管5が太くな
り、商品性低下や使い勝手の低下を招いてしまう。一
方、ホース4や延長管5の小型化を優先すると、排気通
路8の面積が不充分となって排気を還流する通路の流路
抵抗が増大し、結果的には吸排気の風量が低下して肝心
の吸込性能の低下を引き起こし、集塵性能が低下してし
まう。
【0005】また、上記を補うため、掃除機本体3内部
の排気通路にバイパス通路(図示せず)を形成し、択一
的に排気の一部を上記バイパス通路を通じて掃除機本体
3より排出する構成を採ったものもあったが、このもの
ではバイパス通路の開閉を小型電動機を用いて行ってい
るため、掃除機本体3の大型化、高コスト化を招いてい
た。
【0006】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、排気還流量に比較して多量の排気を掃除機本体から
排出することで、十分な吸気風量を確保して高い吸込力
を得られる第一の掃除モードと、吸込具側への排気還流
量を増加させ、吸込具の集塵性能ならびに排気の無い静
かな運転音、ゴミ飛ばしの起きない清潔な掃除を実現す
る第二の掃除モードを実現し、選択できる電気掃除機を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、吸引風を発生する電動送風機を内蔵する掃
除機本体と、塵埃を吸引する吸込具を具備し、前記掃除
機本体内には吸引風の流路である吸気通路と、前記電動
送風機から排出される排気の少なくとも一部を吸込具側
へ還流する排気通路を備え、前記掃除機本体内の排気通
路と排気通路外部とを連通する開口部を開閉する開閉手
段を有し、前記開閉手段は開口部を覆う薄膜弁と前記薄
膜弁を反開口部側から気密に覆う枠体から構成され、前
記枠体は排気通路外部と連通する通気部を有するととも
に前記通気部を開閉する蓋体を具備し、前記排気通路内
部と前記薄膜弁と枠体で形成される空間を連通する連通
路を設けたもので、開口部が開放時には、排気還流量に
比較して多量の排気を掃除機本体から排出することで、
十分な吸気風量を確保して強い吸込力を得られる一方、
開口部を閉塞した際には、所定の排気還流状態を得て、
所定の吸込具集塵性能ならびに排気の無い静かな運転
音、ゴミ飛ばしの起きない清潔な掃除を得られるもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
吸引風を発生する電動送風機を内蔵する掃除機本体と、
塵埃を吸引する吸込具を具備し、前記掃除機本体内には
吸引風の流路である吸気通路と、前記電動送風機から排
出される排気の少なくとも一部を吸込具側へ還流する排
気通路を備え、前記掃除機本体内の排気通路と排気通路
外部とを連通する開口部を開閉する開閉手段を有し、前
記開閉手段は開口部を覆う薄膜弁と前記薄膜弁を反開口
部側から気密に覆う枠体から構成され、枠体は排気通路
外部と連通する通気部を有し、前記通気部を開閉する蓋
体と、排気通路と前記薄膜弁と枠体で形成される空間と
を連通する連通路を設けるものである。これにより、通
気部を開閉し、薄膜弁の両側(排気通路側と薄膜弁と枠
体で形成される空間)の圧力差を利用して通気部に対し
て面積の大きい開口部の開閉を行える、すなわち、蓋体
を駆動する小さな駆動力で所定の大量な排気の制御を行
うことができる。
【0009】そして開口部を開放した時には、排気還流
量に比較して多量の排気を掃除機本体から排出し、十分
な吸気風量を確保して強い吸込力を得られる第1の掃除
モードを実現できる。一方、開口部を閉塞した際には、
所定の排気を吸込具へ還流する状態を得て、所定の吸込
具集塵性能ならびに排気の無い静かな運転音、ゴミ飛ば
しの起きない清潔な掃除を得られる第2の掃除モードを
実現できるものである。
【0010】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
において、開口部を電動送風機を気密に覆って掃除機本
体内に内蔵されるカバー体に形成することにより、第1
の掃除モードに必要な開口部面積確保を容易に行える。
【0011】本発明の請求項3記載の発明は、請求項2
において、枠体を、カバー体と掃除機本体底面と掃除機
本体側面で形成された空間に配置することにより、限ら
れた掃除機本体内の空いた空間を利用して、必要な開口
部面積確保を効率的に行いつつ開口部の開閉手段を構成
できるものである。
【0012】本発明の請求項4記載の発明は、請求項1
〜3のいずれか1項において、開閉手段を動作させ開口
部を開放した時、掃除機本体内に排出される排気は、掃
除機本体底面に向けて排出されるもので、開口部から排
出されて排気速度が最も大きい状態の排気が掃除機本体
の内蔵部品に吹きかかって発生する気流音を、排気を掃
除機本体底面側へ排出させることにより最小にできるも
のである。
【0013】本発明の請求項5記載の発明は、請求項2
〜4のいずれか1項において、カバー体に形成したカバ
ー体と排気通路の連通口ならびに開口部は、カバー体の
同一側面側に形成することにより、カバー体、連通口、
開口部を最小サイズで形成することができ、掃除機本体
の大型化を防止できる。
【0014】本発明の請求項6記載の発明は、請求項1
〜5のいずれか1項において、開口部とこれを覆う薄膜
弁を略トラック円形状にすることによって、設計的に掃
除機本体の大型化を防ぎながら、必要な開口部面積を縦
長あるいは横長、あるいは傾斜させるなどの自由な配置
で確保でき、設計の自由度を高めることができるもので
ある。
【0015】本発明の請求項7記載の発明は、請求項1
〜6のいずれか1項において、電動送風機と開口部間に
はフィルターを配置し、連通路は前記フィルターと電動
送風機間の空間に連通させることによって、薄膜弁に作
用する開口部側からの圧力に対し薄膜弁と枠体で形成さ
れる空間の圧力すなわち反開口部側から作用する圧力を
大きくさせ、薄膜弁による開口部閉塞状態を確実にでき
るものである。
【0016】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の実施例を、図1
〜図7を用いて説明する。なお、従来例と同一構成部品
については同一符号を付してその説明を省略する。
【0017】図1、図2において、掃除機本体3には、
電動送風機2の排気排出部21と掃除機本体3内の排気
通路8aを気密状に連通して電動送風機2の外周を覆う
カバー体22が内蔵されている。カバー体22は、電動
送風機2を上下から挟持する上カバー22aと下カバー
22bを結合して構成されている。23はカバー体22
の側面前方に形成した連通口23で排気管24により逆
止弁25に形成した排気孔26に気密に接続され、これ
らカバー体22、排気管24、逆止弁25で掃除機本体
3内の排気通路8aが構成されている。
【0018】図3、図7に示すように、下カバー22b
の連通口23の後方には、内外2重の略トラック円の間
を通路として電動送風機2からの排気が掃除機本体3内
に排出される開口部27が形成されている。28はこの
開口部27と、開口部27の内周側に位置する通風口2
9をカバー体22の外周側から覆った薄肉で断面略帽子
状の薄膜弁で、下カバー22bの開口部27の外周部と
枠体30で挟持され、薄膜弁28で覆われる開口部27
と、薄膜弁28と枠体30で構成される圧力調整室31
とを気密に分離している。
【0019】図5、図6において、32は枠体30に形
成した通気部で、蓋体33で開閉される。蓋体33は磁
性を有する金属で形成された蓋本体33aと、弾性を有
し通気部32に相対する位置に設けた蓋カバー33bと
より構成される。蓋本体33aの片側は軸34により回
動自在に軸止される一方、他端側である蓋カバー33b
側はばね35により蓋カバー33bが通気部32から離
れる方向へばね附勢されている。電磁石36は軸34と
ばね35との間に配置されていて、通電状態にすると蓋
本体33aを磁力で引きつける。この時、蓋カバー33
bが通気部32を閉塞する。
【0020】37は薄膜弁28に設けた突部28aを嵌
合保持して薄膜弁28を保持した支持板で、枠体30と
薄膜弁28の間に位置し、支持板37と枠体30の間に
配置したコイルバネ38のバネ付勢力を受けて薄膜弁2
8を開口部27側に押圧している。
【0021】開口部27の内側にはフィルター39が配
置されていて、開口部27を通過して掃除機本体3内に
排出される電動送風機2の排気を清浄化し、また同時に
排気とともに開口部27から拡散される電動送風機2の
運転音の低減を行っている。
【0022】41はフィルター39と電動送風機2間の
空間と、圧力調整室31とを連通する連通路で、蓋カバ
ー33bが通気部32を閉じている時には、フィルター
39と電動送風機2間の空間の圧力と圧力調整室31内
の圧力を同じ圧力にする。他方、電磁石36への通電を
OFFにして蓋カバー33bが通気部32を開放する時
には、連通路41を通じてフィルター39と電動送風機
2間の圧力が圧力調整室31に作用するが、圧力調整室
31内の空気は通気部32を通じて掃除機本体3内に排
出されるため、圧力調整室31内の圧力は、ほぼ掃除機
本体3内の圧力すなわち大気圧程度に低下した状態とな
る。
【0023】42は下カバー22bの通風口29下方に
形成した排気案内路で、掃除機本体3の底面43に向か
って通路面積が拡大するように構成されている。掃除機
本体3の両側面には移動用のローラー44が回転自在に
側壁45に保持され、後面には排気格子孔46が設けら
れている。
【0024】次に上記構成による動作、作用について述
べる。
【0025】電動送風機2を運転状態にし、さらに電磁
石36に電流を流して磁力を発生させる状態にすると、
蓋体33の蓋本体33aが磁力により電磁石36側に引
きつけられて軸34を中心にして回動し、蓋カバー33
bが通気部32を閉塞する状態で固定される。この時、
図3で示すように、薄膜弁28と枠体30で形成される
圧力調整室31内の圧力は、連通路41を通じてフィル
ター39と電動送風機2間の圧力P1と同一になり、枠
体30側から薄膜弁28を通風口29側へ押しつける力
となって作用する。他方、電動送風機2側から薄膜弁2
8を枠体30側へ押す力は、開口部27に作用する圧力
P2と、通風口29に作用する掃除機本体3内の圧力P
3の合成力となる。ところが、P3はほぼ大気圧に等し
く、またP2はフィルター39の抵抗分だけP1より小
さく、P1>P2の関係となり、薄膜弁28に圧力調整
室31側から作用する力が大きくなって通風口29が薄
膜弁28で閉じた状態となる。この結果、電動送風機2
から排出される排気は、排気通路8aを通って吸込具6
へ環流する。そしてこの時、掃除機本体3から排気の無
い静かな運転音と、ゴミ飛ばしの起きない清潔な掃除状
態を得ることとなる。
【0026】逆に、電磁石36に電流を流さない場合に
は、磁力が発生しないため、ばね35により蓋本体33
aが電磁石36より離れる方向に回動する。それにより
通気部32は開放状態となる。この時、圧力調整室31
内の圧力は、圧力調整室31内の空気が通気部32を通
じて掃除機本体3内に排出されるため、圧力調整室31
内の圧力は、ほぼ掃除機本体3内の圧力すなわち大気圧
程度に低下した状態となる。これにより、薄膜弁28に
作用する力は、各部の圧力が P2>P1≒P3となる
結果、開口部27側から薄膜弁28を枠体30側へ押す
力が圧力調整室31から通風口29へ押す力を上回り、
図4に示すように薄膜弁28が通風口29から離れた状
態となる。このため、電動送風機2からの排気の一部
は、開口部27→通風口29→排気案内路42→掃除機
本体3→排気格子孔46の経路で掃除機本体3外へ排出
される。そしてこの状態では、排気が吸込具6へ環流す
る状態に比較して電動送風機2から排出される排気の流
れを阻害する流路抵抗が格段に小さくできる結果 、電
動送風機2にかかる負荷が軽減され、吸気風量が増加し
て強い吸込性能を得た掃除ができることとなる。
【0027】ところで開口部27あるいは通風口29の
ような排気を排気通路8aから排出する通路を形成する
位置は、排気通路8aのいずれであっても前述と同様な
作用を得ることはできるが、排気を掃除機本体3から排
気する掃除状態で必要な吸込力を得るためには、設計的
に必要な開口部27面積を確保することが前提条件とな
るが 、開口部27並びに通風口29をカバー体22に
形成することによって容易に上記条件を達成できること
となる。
【0028】また、枠体30を、カバー体22と掃除機
本体3の底面43と掃除機本体3の側壁45で形成され
た空間に配置しているため、限られた掃除機本体3内の
空いた空間を有効利用して、必要な開口部27面積確保
を効率的に行いつつ開口部27の開閉手段を構成でき、
掃除機本体3の大型化を防いで使い勝手を劣化させるこ
とがない。同時に開口部27とこれを閉塞するための薄
膜弁28を略トラック円形状にすることで、必要な開口
部面積を縦長あるいは横長、あるいは傾斜させるなどの
自由な配置で確保でき、設計の自由度を高めることがで
きる。
【0029】さらに開口部27を連通口23の後方でカ
バー体22の同一側面側に形成しているため、カバー体
22、連通口23、開口部27を最小サイズで形成する
ことができ、掃除機本体3の小型化を促進できることと
なる。
【0030】また、排気案内路42を掃除機本体3の底
面43側に向かって形成しているため、開口部27並び
に通風口29から排出されて排気速度が最も大きい状態
の排気が掃除機本体3の内面あるいはカバー体22に吹
きかかって発生する気流音を最小にでき、排気を掃除機
本体3から排出する掃除状態での運転音の低減を行って
使用感が良化する。
【0031】加えて、開口部27の内側にはフィルター
39を配置し、連通路41をフィルター39と電動送風
機2間の空間と圧力調整室31内を連通させる通路とす
ることによって、薄膜弁28に作用する開口部27側か
らの圧力に対して薄膜弁28と枠体30で形成される空
間すなわち圧力調整室31の圧力を大きくさせ、薄膜弁
28による開口部28閉塞状態をより確実にできる。ま
た、電磁石36への通電をoffからonへ切り換えた
とき、フィルター39の通気抵抗分に相当するだけ圧力
調整室31内圧力P1が開口部27部圧力P2より確実
に大きくでき、薄膜弁28が通風口29を閉じる動作を
より早くして、電気掃除機1を使用する利用者の選択す
る掃除モードに即応できるものである。
【0032】なお本発明は、ホース3、延長管4を形成
しない縦形等の電気掃除機においても同様の効果、作用
が得られることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、吸引
風を発生する電動送風機を内蔵する掃除機本体と、塵埃
を吸引する吸込具を具備し、前記掃除機本体内には吸引
風の流路である吸気通路と、前記電動送風機から排出さ
れる排気の少なくとも一部を吸込具側へ還流する排気通
路を備え、前記掃除機本体内の排気通路と排気通路外部
とを連通する開口部を開閉する開閉手段を有し、前記開
閉手段は開口部を覆う薄膜弁と前記薄膜弁を反開口部側
から気密に覆う枠体から構成され、前記枠体は排気通路
外部と連通する通気部を有するとともに前記通気部を開
閉する蓋体を具備し、前記排気通路内部と前記薄膜弁と
枠体で形成される空間を連通する連通路を設けたもので
ある。これにより、通気部を開閉し、薄膜弁の両側(排
気通路側と薄膜弁と枠体で形成される空間)の圧力差を
利用して通気部に対して面積の大きい開口部の開閉を行
える、すなわち、蓋体を駆動する小さな駆動力で所定の
大量な排気の制御を行うことができる。
【0034】そして開口部を開放した時には、排気還流
量に比較して多量の排気を掃除機本体から排出し、十分
な吸気風量を確保して強い吸込力を得られる第1の掃除
モードを実現できる。一方、開口部を閉塞した際には、
所定の排気を吸込具へ還流する状態を得て、所定の吸込
具集塵性能ならびに排気の無い静かな運転音、ゴミ飛ば
しの起きない清潔な掃除を得られる第2の掃除モードを
実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気掃除機の断面
【図2】図1のA部拡大断面図
【図3】図2のB―B拡大断面図(薄膜弁閉時)
【図4】図2のB―B拡大断面図(薄膜弁開時)
【図5】図3のD―D拡大断面図(蓋体閉時)
【図6】図3のD―D拡大断面図(蓋体開時)
【図7】図3のC―C拡大断面図
【図8】従来の電気掃除機の断面図
【符号の説明】
2 電動送風機 27 開口部 28 薄膜弁 30 枠体 41 連通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 誠治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 津崎 保則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 藤原 保史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 奥島 雅史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開2001−178662(JP,A) 特開2002−200012(JP,A) 特開 昭50−150279(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/00 A47L 5/14

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引風を発生する電動送風機を内蔵する
    掃除機本体と、塵埃を吸引する吸込具を具備し、前記掃
    除機本体内には吸引風の流路である吸気通路と、前記電
    動送風機から排出される排気の少なくとも一部を吸込具
    側へ還流する排気通路を備え、前記掃除機本体内の排気
    通路と排気通路外部とを連通する開口部を開閉する開閉
    手段を有し、前記開閉手段は開口部を覆う薄膜弁と前記
    薄膜弁を反開口部側から気密に覆う枠体から構成され、
    前記枠体は排気通路外部と連通する通気部を有するとと
    もに前記通気部を開閉する蓋体を具備し、前記排気通路
    内部と前記薄膜弁と枠体で形成される空間を連通する連
    通路を設けた電気掃除機。
  2. 【請求項2】 開口部は電動送風機を気密に覆って掃除
    機本体内に内蔵されるカバー体に形成してなる請求項1
    記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 枠体を、カバー体と掃除機本体底面と掃
    除機本体側面で形成された空間に配置してなる請求項2
    記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 開閉手段を動作させ開口部を開放した
    時、掃除機本体内に排出される排気は、掃除機本体底面
    に向けて排出される請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の電気掃除機。
  5. 【請求項5】 カバー体に形成したカバー体と排気通路
    の連通口ならびに開口部は、カバー体の同一側面側に形
    成してなる請求項2〜4のいずれか1項に記載の電気掃
    除機。
  6. 【請求項6】 開口部と前記開口部を覆う薄膜弁は、略
    トラック円形状である請求項1〜5のいずれか1項に記
    載の電気掃除機。
  7. 【請求項7】 電動送風機と開口部間にはフィルターを
    配置し、連通路は前記フィルターと電動送風機間の空間
    に連通してなる請求項1〜6のいずれか1項に記載の電
    気掃除機。
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