JPH03262631A - 食品用トレーおよびその製法 - Google Patents

食品用トレーおよびその製法

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JPH03262631A
JPH03262631A JP2062002A JP6200290A JPH03262631A JP H03262631 A JPH03262631 A JP H03262631A JP 2062002 A JP2062002 A JP 2062002A JP 6200290 A JP6200290 A JP 6200290A JP H03262631 A JPH03262631 A JP H03262631A
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resin
foamed
sheet
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JP2062002A
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Shigetaka Ikeguchi
茂高 池口
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IKEGUCHI KOGYO KK
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IKEGUCHI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は食品用トレーおよびその製法に関し特には肉
、魚等の生鮮食品およびその加工品あるいは各種の惣菜
類のためのトレーに関する。
(従来の技術) 肉類あるいはさしみ類、またはめんたいこ、すじこ、か
ずのこ等、さらに各種の惣菜類のために従来から各種の
合成樹脂成形品よりなるトレーが用いられている。これ
らの食品にあっては、水分があるので、陳列や移動に際
してこの水分が食品の味を損ねてしまうという問題があ
った。そこで、従来では、トレーの内部にポリウレタン
フォーム等の発泡シート片を載置して食品から出る水分
を該発泡シート片によって吸収しもって食品を水分から
分離するようにしている。
しかしながら、数の多いトレーにいちいち発泡シート片
を入れこむのはたいへんな作業であるのみならず、トレ
ーの包装あるいは移送時に、さらには食品を収容する際
に、当該発泡シート片が脱落したり、ずれたりすること
がしばしばあり、ユーザからの不満が多かった。
(J?’明が解決しようとする課題) この発明は、このような従来品の問題点を解消して、ト
レー内面に一体に発泡シートを有する食品用トレーを提
案するものである。さらに、この発明は、トレー内面に
一体に発泡シートを有する食品用トレーを効率良く得る
ことができる製法も提案するものである。
(課題を解決するための手段) すなわち、まず、この発明に係るトレーは、トレー形状
を規定する防水性合成樹脂よりなる基材と前記基材上面
全面を被覆してトレー内表面を形成する発泡合成樹脂よ
りなる表面材とからなることを特徴とする食品用トレー
に係る。
また、この発明の製法は、防水性合成樹脂よりなる基材
シート上面に発泡合成樹脂よりなる表面材シートが一体
に積層されてなる複合シートを、前記基材シートが真空
成形型の型面側となるように載置して真空成形するとと
もに、前記表面材シート側からは前記真空成形型の型面
と所定の厚みを保つ押し型を押圧してトレー形状に賦形
することを特徴とする食品用トレーの製法に係る。
(実施例) 以下添付の図面とともに、この発明の詳細な説明すると
、第1図はこの発明の食品用トレーの一実施例を示す断
面図、第2図はその平面図、第3図はこの発明の他の実
施例を示す断面図、84図はその底面図、第5図はこの
発明に使用される複合シートの一例を示す断面図、第6
図はこの発明の製法を示す成形型の一部断面図、第7図
は同じく他の例を示す成形型の部分断面図である。
第1図の図示したように、この発明の食品用トレー10
は、トレー形状を規定する防水性合成樹脂よりなる基材
21と前記基材上面全面を被覆してトレー内表面を形成
する発泡合成樹脂よりなる表面材22とからなるもので
ある。
基材21はトレーの基本的形状を規定するものであって
、vk述するように真空成形法によって所定の形状が付
与されることができる、ある程度の剛性を有する防水性
の樹脂よりなり、ポリプロピレン樹脂、塩化ビニル樹脂
、ハイインパクトポリスチレン樹脂等の非発泡樹脂シー
ト、または嵩密度が0.03〜0.5g/crn’の発
泡ボリスチレ7 ヘt< −(P S P ) 、架橋
発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン等の発泡樹脂シ
ートが用いられる。なお、断熱性の点で発泡樹脂が好ま
しく用いられる。
表面材22はトレーの内表面を形成するものであって1
通常は連通気泡構造のポリウレタンフォームが使用され
る。なお、実施例のポリウレタンフォームの物性は、延
び率(J I S  K−6301)が120〜180
%、見掛は密度(J I 5K−6401)が10〜4
0 g / l 、反発弾性率(J I S  K−6
401)が25〜50%、圧縮残留歪(JIS  K−
6401)が10%以下のものを用いた。
上記した基材21と表面材22は、第5図に図示したよ
うに、通常接着剤25によって一体に接着a層された複
合シート20を用いることが便宜である。ここで試聴さ
れる接着剤25としては、エチレン◆酢酸素ビニル共重
合体、サーリン、低密度ポリエチレン樹脂等の比較的融
点の低い樹脂フィルムが使用される。
そして、上の複合シート20を用いてこの発明のトレー
10を成形する製法例が第6図に図示される。すなわち
、前記した防水性合成樹脂よりなる基材シート21上面
に前記の発泡合成樹脂よりなる表面材シート22が一体
に積層されてなる複合シート20は、その基材シート2
1が真空成形型30の型面31側となるように載置され
て真空成形される。このとS5複合シート20の表面材
シート22側からは前記真空成形型の型面31と所定の
厚みを保つ押し型35を押圧して発泡樹脂に対しても所
定の形状を付与し、もって複合シート20全体が所定の
トレー形状に賦形される0図の符号33は真空吸引孔部
である。
さらに、図の第3図および第4図には、この発明の他の
例の食品トレー11が図示される。この食品トレー11
は、トレー底面部の基材21に凹部23が形成されてい
て表面材22との間に空間Sが形成されているものであ
る。この空間Sは種として保水部ないしは保温部として
機能するものであることは容易に理解されるであろう、
基材凹部23は適宜の形状とすることが可能であるが、
第4図の底面図のように連続格子形状とするのも好まし
い。
この例の食品用トレー11の製法を示すのが第7図であ
る。
第7図に図示したように、基材シート21が載置される
真空成形型30の型面31には凹部34が形成されてい
る。これに対して1表面材シート22側の押型35には
該凹部34に対応する押部分に凹部が形成されない、こ
のような型構造を有する真空成形型30および押型35
を用いて成形すると、基材シー)21には所定の凹部2
3が形成されるが、表面材シート22は凹部形状となる
ことなく、この部分では基材シート21部分から分離し
て空間Sが形成されるのである。符号33は真空吸引孔
部である。
(作用・効果) 以上図示し説明したように、この発明に係る食品用トレ
ーにあっては、トレー形状を規定する防水性合成樹脂よ
りなる基材と前記基材上面全面を被覆してトレー内表面
を形成する発泡合成樹脂よりなる表面材とから構成され
ているものであるから、トレー内表面の表面材が食品か
ら出る水分を吸収しもって食品を水分から分離しその損
傷を防ぐ、また、冷凍、冷蔵物の保冷あるいは加熱物に
あっては急激な温度変化を防止する保温効果を有する。
特にこの発明にあっては、表面材が基材を一体に覆って
いるものであるから、従来の人手によって発泡シート片
を入れこむのとは異なり、自動的に行なわれ、トレーの
包装あるいは移送時あるいは食品を収容する際に発泡シ
ート片が脱落したり、ずれたりすることが完全に無くな
りユーザからの不満を悉く解消することができた。
また、この発明による製法にあっては、防水性合成樹脂
よりなる基材シート上面に発泡合成樹脂よりなる表面材
シートが一体に積層されてなる複合シートを用いて、真
空成形型および押型によって、極めて簡単かつ容易にし
かも確実に上記の食品用トレーを製造することができる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の食品用トレーの一実施例を示す断面
図、第2図はその平面図、第3図はこの発明の他の実施
例を示す断面図、第4図はその底面図、第5図はこの発
明に使用される複合シートの一例を示す断面図、第6図
はこの発明の製法を示す成形型の一部断面図、第7図は
同じく他の例を示す成形型の部分断面図である。 10.11・・・食品用トレー 20・・・複合シート、21・・・基材、22・・・表
面材、23・・・基材凹部、30・・・真空成形型、3
1・・・型面、34・・・凹部、35・・・押型、S・
・・空間。 第1図 第2図 156−

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.トレー形状を規定する防水性合成樹脂よりなる基材
    と前記基材上面全面を被覆してトレー内表面を形成する
    発泡合成樹脂よりなる表面材とからなることを特徴とす
    る食品用トレー。
  2. 2.請求項第1項において、トレー底面部に基材凹部が
    形成されていて表面材との間に空間が形成されているこ
    とを特徴とする食品用トレー。
  3. 3.防水性合成樹脂よりなる基材シート上面に発泡合成
    樹脂よりなる表面材シートが一体に積層されてなる複合
    シートを、前記基材シートが真空成形型の型面側となる
    ように載置して真空成形するとともに、前記表面材シー
    ト側からは前記真空成形型の型面と所定の厚みを保つ押
    し型を押圧してトレー形状に賦形することを特徴とする
    食品用トレーの製法。
  4. 4.請求項第3項において、真空成形型の型面には凹部
    が形成され、該凹部に対応する押型部分には凹部が形成
    されておらないことを特徴とする食品用トレーの製法。
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