JP3096750B2 - 果実用トレー - Google Patents

果実用トレー

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JP3096750B2
JP3096750B2 JP05195368A JP19536893A JP3096750B2 JP 3096750 B2 JP3096750 B2 JP 3096750B2 JP 05195368 A JP05195368 A JP 05195368A JP 19536893 A JP19536893 A JP 19536893A JP 3096750 B2 JP3096750 B2 JP 3096750B2
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清 小森谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の収納凹部を有す
る果実用トレーに関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来よ
り、桃、梨、リンゴ等の果実の出荷用の包装には、一般
に、非発泡のポリ塩化ビニル樹脂シート、ポリスチレン
系樹脂の発泡シート、低発泡ポリエチレン樹脂シート等
より成形された多数の収納凹部を有するトレー、あるい
はパルプモールドによるトレーが使用されていた。
【0003】また、前記のトレーでは、果実の表面を傷
つけるおそれがあることから、ポリスチレン系樹脂発泡
シート等の比較的保形性のある樹脂シート層と、果実と
の当触感のよい柔軟な発泡シート層との2層もしくは3
層構造よりなる積層シートより成形したトレーも提案さ
れている(例えば実公昭62−18443号公報、実開
平2−135421号公報)。
【0004】そして、桃、梨、リンゴ等の果実の出荷に
おいては、上記のトレーに収納した状態で、段ボール箱
等に積み重ね収容するのが普通であり、一般には1箱
(2段重ね)の基準重量は約10kg以上とされてい
る。
【0005】ところで、桃、梨、リンゴ等は、その形状
も密度も異なり、また同じリンゴの場合でも、偏平な形
状の「津軽」、比較的丸い形状の「富士」、略逆三角形
状の「王林」等と形状が異なり、同一重量での直径の大
きさが異なるため、同一種のトレーを種類の異なる果実
に使用すると、どうしても量目のばらつきが大きくな
り、一箱の10kg以上とする基準重量から大幅に外れ
てしまうことになる。
【0006】例えば、桃、梨、リンゴそれぞれの重量と
径(長径と短径とを測定し、それを足して2等分した
径)の関係を示すと図8のようになる。図8は、それぞ
れ多数個(数百個)の果実を測定した重量毎の平均径を
示すものである。この図8から明らかなように、同一重
量のものでも、桃、梨、リンゴの径は、その重量によっ
て多少の違いはあるものの、4〜8mmの直径差があ
る。
【0007】しかし、上記単層のトレーはもちろん、内
側に柔軟な素材を用いた複層のトレーの場合において
も、前記の直径差を吸収できないものであり、それゆ
え、果実の種類毎に僅かに寸法の異なる専用のトレーを
使用することで対応せざるを得ないものとされ、多種類
のトレーが必要とされていた。
【0008】殊に近年、農協等の選果場での人手不足の
ため、多種のトレーの管理がし難くなってきたので、合
理化、自動化、省力化が進み、大手の選果場では、コン
ピューターでコントロールされる自動選果システム(果
実の重量、形状、糖度、熟度、色調等から判断して選果
するものである)の導入が始められている。この場合
に、果実毎にそれぞれ異なったトレーを使用するのは、
そのトレーの管理等がきわめて面倒であり、作業効率上
も望ましいものではない。
【0009】そのため、この自動選果システムの実施に
おいては、これに合せる形で、桃、梨、リンゴ等の果実
に共通に使用できるトレーの出現が望まれている。
【0010】本発明は、上記の要望に応えるべく種々研
究、工夫を重ねた結果、桃、梨、リンゴの直径差が4〜
8mm程度であること、したがってこの直径差を収納凹
部の形状、および材質の特性等で吸収できれば、これら
の種類の異なる果実を同一の果実用トレーに量目のばら
つきを生じさせることなく収納可能であること、すなわ
ち同一のトレーを種類の異なる果実に使用できることに
着目してなしたものである。
【0011】すなわち本発明は、桃、梨、リンゴ等の異
なる果実に共通して使用できる果実用トレーを提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する本
発明は、多数の収納凹部を有する果実用トレーであっ
て、内側は厚みが1.5〜6.0mmの柔軟な発泡層、
その外側が比較的保形性のある樹脂層からなり、収納凹
部の内面形状は、側壁面の上部が湾曲状面部として、そ
の半径(R)が該収納凹部の開口部直径の略1/2程度
の湾曲状に形成され、これに続く下部が縦断面直線状を
なして底部に連続するテーパ状面部として形成されてな
ることを特徴とする。前記の湾曲状面部は、凹部深さの
略2/3程度の範囲とするのが好適である。
【0013】また前記の果実用トレーにおいて、隣接す
る収納凹部同士の境界部を落し込み形成しておくのが望
ましく、またこうすることにより、収納凹部で囲まれる
部分を柱部として残存させるのが特にさらに望ましい。
【0014】前記において、収納される果実が接触する
内側の柔軟な発泡層としては、果実よりも軟らかくて果
実を傷つけることがなく、かつ衝撃吸収性のある軟質素
材、例えば架橋タイプのポリエチレン発泡体、架橋もし
くは無架橋のポリプロピレン発泡体等のポリオレフィン
系樹脂の発泡体を用いることができる。このポリオレフ
ィン系樹脂の発泡体の場合、架橋タイプのほうがシート
からの熱成形性がよく好ましい。また前記のほか、ポリ
ウレタン系樹脂発泡体等の他の比較的軟質の樹脂の発泡
体を使用することができる。また高発泡ポリスチレン系
樹脂も、座屈し易くて弾力性があり使用可能である。
【0015】この発泡層の厚みは、上記した桃、梨、リ
ンゴの直径差を吸収する目的を有することから、前記の
ように1.5〜6.0mm、好ましくは2.0〜4.5
mmである。すなわち、この厚みが前記より小さくなる
と、直径差の吸収効果が期待できなくなり、緩衝性も劣
る。また厚みが前記より大きいと、段ボール箱に対応し
た一定の平面寸法内に必要個数の収納凹部を形成できな
くなる。
【0016】また前記の柔軟な発泡層の密度は、使用素
材によっても異なるが、0.025〜0.05g/cm
、好ましくは0.027〜0.045g/cm
で、比較的高発泡のものが使用される。すなわち、この
密度が前記より大きくなると、直径差の吸収効果が小さ
くなり、緩衝性も劣ることになる。また前記密度より小
さくなると、強度が弱くなり破れが生じ易くなる。
【0017】なお、発泡層としては、最大圧縮の変形量
が2.5mm以上の厚みを有するものが、実施上特に好
ましい。
【0018】また前記の発泡層と積層される外側の樹脂
層については、輸送途中の果実の移動を防ぐこと、耐圧
強度や保形性の点から、比較的硬質の合成樹脂材、例え
ばポリスチレン系樹脂の発泡シートや非発泡シート、ポ
リ塩化ビニル樹脂の非発泡シート、ポリプロピレン系樹
脂の比較低発泡のシートや非発泡シートが好適に用いら
れる。
【0019】この樹脂層の厚みは、素材によっても異な
るが、0.5〜3.0mm、好ましくは0.5〜2.5
mm程度が好適である。すなわち、この厚みが余り小さ
くなると、保形強度や耐圧強度が得られず、自動選果場
での取扱い上好ましくなく、段ボール箱内での積み重ね
収容した場合の安定性も劣る。
【0020】
【作用】上記したように、本発明の果実用トレーによれ
ば、収納対象の果実である桃、梨、リンゴの基準重量に
おける直径に合せた収納凹部を形成しておき、各果実の
トレーとして使用する。この際、比較的径の大きい果実
は、収納凹部の内面形状における上部の湾曲状面部に嵌
合して収納状態に保持され、また下部がやや径小の果実
や丸型でやや径小の果実は、縦断面直線状をなす下部の
テーパ状面部に嵌合して収納状態に保持される。
【0021】すなわち、収納凹部の内面形状の上部の湾
曲状面部とこれに続く下部のテーパ状面部とにより、果
実の直径差や形状の違いに対応できる。
【0022】特に、内側は厚みが1.5〜6.0mmの
柔軟な発泡層よりなるものであるから、この発泡層の厚
みの圧縮変形の範囲内で果実の直径差や形状の違いに対
応でき、これが前記の収納凹部の内面形状による特徴と
相俟って、異形でかつ直径差のある果実を収納すること
が問題なく可能になる。
【0023】特に、請求項2および請求項3のように形
成した場合には、隣接する収納凹部で囲まれた部分、例
えば柱部が隣接する収納凹部間の落し込み形成により変
形し易く、収納凹部の開口が拡径し易くなる。すなわ
ち、収納凹部の開口部全周が落し込まれることなく連続
している場合には、内層の圧縮変形以上には拡径できな
いが、本発明の場合は前記のように柱部が変形し易くな
り、開口部が拡径し易くなる。そのため、さらに大きい
直径差を有する果実の収納も可能になる。
【0024】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。
【0025】図1は、本発明に係る果実用トレー(A)
の1実施例を示し、図2は同上の平面図、図3は一部の
拡大断面図を示している。
【0026】このトレー(A)は、2層構造の積層シー
ト(1)からプレス成形や真空成形等の成形加工により
成形され、多数の収納凹部(2)を有している。積層シ
ート(1)は、果実が接触する内側層は厚みが1.5〜
6.0mmの柔軟な合成樹脂の発泡層(3)、外側層が
比較的保形性のある樹脂層(4)よりなる。
【0027】特に収納凹部(2)の内面形状は、図3お
よび図4に拡大して示すように、縦断面において側壁面
(5)の上部が湾曲状をなし、これに続く下部が直線状
をなして底部(6)に連続するように、すなわち上部が
湾曲状面部(5a)として、下部がテーパ状面部(5
b)として形成されている。湾曲状面部(5a)は収納
凹部(2)の深さの略2/3の範囲であるのが好まし
く、また湾曲状面部(5a)の半径(R)は収納凹部
(2)の開口部直径の略1/2 程度とするのがより好まし
い。
【0028】上記の収納凹部(2)の開口径は、収納対
象の果実(B)の基準重量での直径の略平均、特に桃、
梨、リンゴの3種のトレーとして使用する場合は、それ
ぞれの略平均径に合せるように設定する。
【0029】またこの収納凹部(2)の配列や個数は、
収納する果実の重量と径によって、図2のほか、例えば
図5の(a)(b)(c)に例示するもの、その他種々
の実施が可能である。通常1箱(2段重ね)の基準重量
(10.5kg/箱)にするため、大きさ(直径)の異
なる収納凹部(2)を、同じ平面内に例えば8個詰めか
ら26個積め程度まで、その配列、個数を変更して製作
することができる。
【0030】また前記の各収納凹部(2)の隣接する二
つの収納凹部(2)(2)間の境界部は、3個以上の収
納凹部(2)によって囲まれる部分を柱部(7)として
残存させるように落し込み形成している。(8)はその
落し込み部を示している。
【0031】図2のように1列毎に位置をずらせた配列
形状の場合は、3個の収納凹部(2)で囲まれた部分が
柱部(7)として形成され、また縦横に並列した配列形
状の場合〔図5(a)〕は、4個の収納凹部(2)によ
って囲まれた部分が柱部(7)として残存形成されるこ
とになる。
【0032】前記のように形成された果実用トレー
(A)によれば、リンゴ等のように比較的径の大きい果
実(B)は、図6に示すように収納凹部(2)の内面形
状における上部の半径(R)が収納凹部(2)の開口部
直径の略1/2程度の湾曲状面部(5a)に嵌合して収
納状態に保持される。下部がやや径小になる比較的縦長
のリンゴの場合、この径小の下部はテーパ状面部(5
b)に嵌合する。また丸形でも全体として径小の果実
(B)は、図7のように縦断面直線状の下部のテーパ状
面部(5b)に嵌合して収納状態に保持される。
【0033】このように、収納凹部(2)の内面形状の
上部の湾曲状面部(5a)と下部のテーパ状面部(5
b)とにより、選果され収納される果実(B)の直径差
や形状の違いに対応できる。しかも、内側が所要の厚み
の柔軟な発泡層(3)よりなるため、この厚みの圧縮変
形によっても、果実(B)の直径差や形状の違いに対応
できる。
【0034】さらに、図のように柱部(7)を残存させ
るように隣接する収納凹部(2)(2)同士の境界部を
落し込み形成してある場合、この柱部(7)が変形し易
く開口径が拡径し易くなるため、さらに大きい直径の果
実も収納可能になる。
【0035】したがって、前記の形状的特徴と材質的特
徴とにより、選果された果実(B)の基準重量での桃、
梨、リンゴの直径が異なるにも拘らず、これらの直径差
のある果実を量目のばらつきなく収納できることにな
る。
【0036】また、段ボール箱等の箱(C)内に積み重
ね収容する場合、外側の保形性のある樹脂層(4)によ
って、充分な耐圧性を確保でき、果実を安定性よく保持
できる。特に中仕切を省略して直接積み重ね収容でき、
この場合、保形性のある樹脂層(4)の外表面を平滑面
にしておけば下段の果実(B)との間の滑りがよくな
る。
【0037】もちろん、この樹脂層(4)の外側に柔軟
な発泡層を設けた積層構造にして実施することもでき
る。
【0038】(実施例1) 厚み1.5mm、密度0.08g/cmの発泡ポリ
スチレン系樹脂シートにホットメルト系接着剤10〜1
5μm程度をコーティングし、その面に厚み3.5m
m、密度0.028g/cmの軟質素材である架橋ポ
リエチレン樹脂の発泡シートを貼り合せ、この発泡シー
ト層を内側にして所定の形状の果実用トレーを成形した
ところ、内側の柔軟な発泡層(架橋ポリエチレン樹脂の
発泡シート)の肉厚が2.0〜2.5mm、外側の保形
性のある発泡ポリスチレン系樹脂層の肉厚が1.5〜
2.0mm、密度が0.04g/cmの成形トレーが
得られた。このトレーの内側の柔軟な発泡層の密度は、
成形前と変らないものとなった。
【0039】そして、このトレーを用いて、個数に応じ
た重量の桃、梨およびリンゴをそれぞれ収納してみたと
ころ、いずれも問題なく収納でき、安定性よく保持する
ことができた。
【0040】(実施例2) 厚み1.0mm。密度0.2g/cmの低発泡ポリプ
ロピレンシートと厚み3.0mm、密度0.03g/c
の比較的高倍率の発泡ポリプロピレンシートとを、
ヒーターで加熱して溶融させた後、一対のロール間に挟
んで加熱接着したシートを使用し、高倍側を内側にして
所定の形状の果実用トレーを成形したところ、内側の柔
軟な発泡層(高倍側)の厚み1.7〜2.1mm、外側
の低倍側のシート層の厚み0.6〜0.7mmの良好な
成形品が得られた。
【0041】そして、こうして得られたトレーの各収納
凹部に、個数に対応した重量の桃、梨、リンゴ等をそれ
ぞれ収納してみたところ、果実によって直径差がある
が、その4〜8mmにもなる直径差を吸収して収納で
き、安定性よく保持することができた。
【0042】なお、このように内外両層を同一または同
形の素材を用いた場合、使用後の処理において、内外両
層を分離することなく、そのまま粉砕して材料の再利用
に供することができる。
【0043】
【発明の効果】上記のように本発明の果実用トレーによ
れば、内側の所要の厚みをもった柔軟な発泡層によっ
て、その厚みの圧縮変形の範囲内で果実の直径差を吸収
できるは勿論、収納凹部の内面形状における上部の半径
(R)が収納凹部の開口部直径の略1/2程度の湾曲状
面部と、これに続く下部の断面直線状をなすテーパ状面
部とによる形状的特徴によって、果実の比較的大きな直
径差を吸収でき、形状の大きな違いにも対応できる。
【0044】したがって同一重量での直径差の異なる
桃、梨、リンゴ等のトレーとして共通に使用できること
ができ、選果場でのトレーの管理、取扱いが容易にな
り、自動選果システムの実施も容易になる。また種類の
異なる多種類のトレーを製作する必要がなく、成形型も
少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す斜視図である。
【図2】同上の一部の平面図である。
【図3】同上の一部の拡大断面図である。
【図4】同上の内面形状の説明図である。
【図5】(a)(b)(c)のそれぞれ収納凹部の配列
形態の他の例を示す略示平面図である。
【図6】やや径の大きい果実の収納状態を例示する断面
図である。
【図7】やや径の小さい果実の収納状態を例示する断面
図である。
【図8】桃、梨、リンゴの重量と径の関係を示すグラブ
である。
【符号の説明】
(A) 果実用トレー (B) 果実 (1) 積層シート (2) 収納凹部 (3) 柔軟な発泡層 (4) 保形性のある樹脂層 (5) 側壁面 (5a) 湾曲状面部 (5b) テーパ状面部 (6) 底部 (7) 柱部 (8) 落し込み部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭53−136926(JP,U) 実開 平5−44886(JP,U) 実開 平2−135421(JP,U) 実公 昭62−18443(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/34 B65D 77/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の収納凹部を有するトレーであって、
    内側は厚みが1.5〜6.0mmの柔軟な発泡層、その
    外側が比較的保形性のある樹脂層からなり、収納凹部の
    内面形状は、側壁面の上部が湾曲状面部として、その半
    径(R)が該収納凹部の開口部直径の略1/2程度の湾
    曲状に形成され、これに続く下部が縦断面直線状をなし
    て底部に連続するテーパ状面部として形成されてなるこ
    とを特徴とする果実用トレー。
  2. 【請求項2】隣接する収納凹部同士の境界部が落し込み
    形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の果実
    用トレー。
  3. 【請求項3】隣接する収納凹部同士の境界部が落し込み
    形成されることにより、収納凹部で囲まれる部分を柱部
    とすること特徴とする請求項1に記載の果実用トレー。
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