JPS62234914A - クツシヨン性を有する包装容器の製造法 - Google Patents

クツシヨン性を有する包装容器の製造法

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Publication number
JPS62234914A
JPS62234914A JP61068012A JP6801286A JPS62234914A JP S62234914 A JPS62234914 A JP S62234914A JP 61068012 A JP61068012 A JP 61068012A JP 6801286 A JP6801286 A JP 6801286A JP S62234914 A JPS62234914 A JP S62234914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet material
container
mold
heat
molds
Prior art date
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Pending
Application number
JP61068012A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Inaba
敦 稲葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Packaging Industries Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Packaging Industries Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Otsuka Packaging Industries Co Ltd filed Critical Otsuka Packaging Industries Co Ltd
Publication of JPS62234914A publication Critical patent/JPS62234914A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はクッション性を有する包装容器の製造法に関す
る。
従来の技術 従来青果物などの物流、保管用としてクッション性を有
する包装容器が種々提案され、最近では特に、比較的f
iJ!質の非通気性外容器と、比較的軟質の通気性クッ
ション性の内容器を一体成型し又は個別成型して使用時
に密着状に重ね合わせて用いるような複合構造のものが
かなり普及している。
発明が 決しようとする問題点 ところが上記従来方式のクッション性包装容器は、包装
コスト面の制限から内容器の厚みを充分に大きくとるこ
とができないので、クッション性があまり良好とはいえ
ないのみならず、収容物品へのフィツト性ひいては安定
性がよくなく、更に水切り性並びに通気性もいまだ充分
とはいえず収納物品の種類や季節によっては早期腐敗を
招き易いなどの温順があった。
本発明はこのような従来の問題点を一掃し得るような高
品質のこの種包装容器並びにこのような高品質の包装容
器を能率よく多量生産的に製造し得るような製造法を提
供することを目的としてなされたものである。
問題点を解ンするための r 本発明は、外容器成形用凹型と、内容器成形用であって
、上記凹型よりも僅かに寸法の小さい凸型を組として用
い、表面に低温ヒートシール性層を有する非通気性熱可
塑性合成樹脂シート材料と該シート材料の表面側に重ね
合わされた通気性熱可塑性合成樹脂性シート材料を、シ
ート材料は加熱軟化、低温ヒートシール性層は加熱溶融
状態のもとに、上記凹凸型間に供給し、次いで通気性シ
ート材料を供給位置に残置せしめたままで、非通気性シ
ート材料から、凹型により真空成形法の適用のもとに、
表面に低温ヒートシール性層を有する外容器を成形する
工程と、供給位置に残置の非通気性シート材料を凸型に
より凹型内に押込んで内容器並びに内容器の下方に凹凸
型の寸法差にもとづく空隙部を成形する工程と、内外容
器の上端を凹凸型間で加圧して低温ヒートシール性層を
介して接着一体化する工程を、順次経ることを特徴とす
るクッション性を有する包装容器の製造法に係る。
X−一五一一画 以下に本発明製造法を図示の製造装置を用いて実施した
場合につき説明すると次の通りである。
本発明製造法の実施に用いられる図示の製造装置は、第
1〜4図に示されるように、外容器(1)の真空成形用
の凹型(5)と、内容器(2)の押込み成形用であって
、上記凹型(5)との間で空隙(7)(第3図参照)を
形成するような、凹型(5))より僅かに寸法の小さい
凸型(6)を組として備え、凹型(5)は下側に、凸型
(6)は上側に、それぞれ上下方向に個別に移動できる
ように設置されている。この設置位置は逆になっていて
もよい。
凹凸型(5)、(6)の前方に上下一対のヒータ(8)
、(8)が設置され、更にヒータ(8)、(8)間に次
いで凹凸型(5)、(6)間の順に下記のシート材料を
移送するための移送手段、例えば上下一対のクランプヂ
エーン(9)、(9)が設置されている。
外容器(1)の成形用材料として、表面に低温ヒートシ
ール性層(10)(第5図参照)を有する非通気性の熱
可塑性合成樹脂製シート材料(11)が、また内容器(
2)の成形用材料として、熱可塑性合成樹脂繊維からな
る不織布、ネット地等の通気性シート材料(12)が用
いられる。
不織布が発水性を有する場合には、界面活性剤で処理し
、親水性を与えるようにしてもよい。・低温ヒートシー
ル性層(10)は、低温例えば上記シート材料(11)
、(12)の軟化点以下の融点を有していることが必要
であり、例えば80〜150’、好ましくは90〜13
0°程度で溶融し、ヒートシール性を発揮し得るような
ものでおれば、その材質は特に制限されない。例えば市
販されている東セロCMPSフィルム(商品名、東京セ
ロファン紙株式会社製)は100’C前後の低温で溶融
し、且つポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン
(延伸加工したもの及び発泡したものを含む)、ポリ塩
化ビニル等の熱可塑性樹脂に対し接着適性を有し、層(
10)形成用に用いて特に有用である。
内外容器(1)、(2)の成形に用いられるシート材料
(11)及び(12)は、低温シール性層(10)の融
点よりも高い軟化点を有していることが必要であり、層
(10)の融点との間に充分な温度差をとるためにでき
るだけ軟化点の高い材質のものが好ましい。例えば非通
気性シート材料(11)としては、ポリ塩化ビニル、ポ
リプロピレン、ポリスチレン(延伸加工したもの及び発
泡のものを含む)製のものが、また通気性シート材料(
12)としてはポリプロピレン、ナイロン、ポリエステ
ル繊維製等のものがいずれも高軟化点で適当であり、こ
れ等のうちから層(10)の接着適性に応じて選択使用
される。またシート材料(11)、(12)は、できる
だけ軟化点の近いものを組合せて使用することが望まし
い。
本発明製造法の実施に際しては、表面に低温ヒートシー
ル性層(10)を有する非通気性シート材料(11)と
、該シート材料(11)の表面上に重ね合わされた通気
性シート材料(12)が、その両端耳部に於て、上下の
クランプチェーン(9)(9)にクランプされた状態で
、上下のヒータ(8)(8)間に送られ、ここでシート
材料(11)及び(12)の軟化点に見合う温度に加熱
される。この加熱によりシート材料(11)(12)は
軟化され、一方低温ヒートシール性層(10)は溶融さ
れる。尚低温ヒートシール層(10)は溶融するが、通
気性シート材料(12)は、この層(10)上に単に載
置されているにすぎないので、層(10)の溶融にかか
わらず層(10)からいまだフリーである。シート材料
(11)、(12)はこのように加熱軟化された後、凹
型(5)と凸型(6)間に送られる。この加熱軟化工程
の状況が第1図に示されている。
次に第2図に示されるように凹型(5)が、上昇され、
その上端の型面(5a)が非通気性シート材料(11)
の裏面に接触されると共に、凹型(5)内が例えば凹型
(5)に何局する真空ポンプ(5b)の作動をして真空
に保持され、益に桶状リブを有し又は有しない外容器(
1)が成形される。この外容器(1)の成形時には、通
気性シート材料(12)は低温ヒートシール性層(10
)ひいては非通気性シート材料(11)からフリーであ
り且つそれ自身通気性を有しているので、真空の影響を
受けることなしに、送り込まれた位置をそのまま保持し
ている。
次に第3図に示されるように凸型(6)が下方に移動さ
れ、凸型(6)をして通気性シート材料(12)が凹型
(5)内に押込まれ、妹に内容器(2)と、内容器(2
)下方に、凹凸型(5)(6)の寸法差にもとづく空隙
(4)(第4図参照)が成形されると共に、内外容器(
1)(2>の上端が凹型(5)上端の型面(5a)と、
これに対応する凹型(6)の基端の型面(6a)との間
で加圧され、よってこの上端が低温ヒートシール層(1
’O)を介して接着一体化される。
外容器(1)の成形工程、内容器(2)の成形工程及び
内外容器(1)(2>上端の加圧接着工程は、順次行な
われるが、之等各工程間のタイムラグは、数秒乃至それ
以下でよく、このような各工程は実質的に同時操作的に
行なわれ、このような同時操作によって、各シート材料
(11)(12)の軟化状態及び低温ヒートシール性層
(10)の溶融状態を実質的に損うことなしに各工程を
支障なしに実施できる。
このような各工程を終えた後、必要により冷却後、離型
することにより、第4図に示されるように内外容器(1
)、(2)の複合型であって内部に空隙(4)を有する
包装容器が得られる。
第6〜7図は本発明製造法より得られたコンツーアタイ
プの包装容器の一例を、また第8図は同トレータイプの
包装容器の一例をそれぞれに示し、これら包装容器の製
造には、内、外容器(1)、(2)に対応する寸法、形
状の凹凸型(5)、(6)が組として用いられる。
本発明製造法より得られた包装容器は、第6〜7図及び
第8図に示されるように、比較的硬質の非通気性外容器
(1)と、該外容器(1)よりも僅かに浅い、比較的軟
質の通気性内容器(2)を含み、内外容器(1)(2>
は内外2重構成となるように上端において重ね合わされ
ている。内外容器(1)、(2)の上端重ね合わせ部は
ヒートシール層(3)を介して接着一体化され、上端重
ね合わせ部以外の内外容器(1)、(2)間には、内外
容器(1)、(2)の深さの差にもとづく空隙部(4)
が形成されている。尚、第7〜8図に示された包装容器
のように内外容器(1)、(2)が複数個の収納凹部(
1a)(2a)を有する場合には、内外容器(1)、(
2)は、第7図に示されるように上端縁部(lb)(2
b)に加え、各収納凹部(1a>(2a)間の仕切り部
(1C)(2G)の上端の重ね合わせ部に於てもヒート
シール層(3)を介して接着一体化される。
本発明製造法により得られた包装容器によれば、内容器
(2)の下方に空隙(4)が形成されているので、内容
器(2)の厚みを特に大きくしなくとも高度のクッショ
ン性が得られる。
更に内容器(2)内に青果物などの収納物品(図示せず
)を収納すると、内容器(2)はその柔軟性と上記空隙
(4)の存在により収納物品の表面にフィツトし、収納
状態の安定性を向上できる。更に内容器(2)の通気性
と空隙(4)の存在により、通気性と水切り性がよくな
り、収納物品の早期腐敗を効果的に防止できる。更に内
外容器(1)及び(2)はその上端で接着一体化されて
いるので、使用時に内外容器(1)及び(2)をいちい
ら重ね合せたり或は使用中に内外容器(1)及び(2)
が不用意に分離したりすることがなくなり、使用が簡便
となる。
第9〜11図はリンゴ、ナシ、トマト、メロンなどのよ
うな球状の青果物の包装に適するコンツーアタイプの包
装容器の一例を、また第12〜14図は棒状ハム製品の
包装に適する包装容器の一例を、それぞれ示している。
このような包装容器に於ては、収納凹部に収納物品を収
納すると、仮に内外の収納凹部(1a)(2a)間に空
隙(4)が形成される場合であっても、例えば第11図
に示されるように空隙(4)の上端が収納物品(a)の
最大外径部(al)により閉じられ、空隙部(4)内の
通気性が損なわれ、収納物品例えば青果物の鮮度保持に
悪影響を与える虞れを生ずる。このような問題は例えば
第9図及び第12の部分平面図に示されるように外容器
(1)の収納凹部(1a)の周側部に、上端から底部に
かけて外方突出の柄状リブ(1d)の複数本、例えば第
9図に於ては放射状に4本、また第12図に於ては、縦
方向の両端に2本、形成することによって解消できる。
第11図及び第13図は、柄状リブを形成していない位
置での包装容器の部分断面図であり、この部分では空隙
(4)の上端部は収納物品(a>の最大外径部(al)
により閉じられる傾向となる。一方策10図及び第14
図は柄状リブ(1d)形成位置に於ける包装容器の部分
断面図でおり、この場合、空隙(4)の上端部は、柄状
リブ(1d)の柄状部(1dl >を通じて外気に連通
され、もって空隙部(4)の通気性を確保できる。この
ようなリブ(1d)は外容器(1)の強度の強化に寄与
し、又は外容器(1)内よりの排水時には排水溝として
機能する。またリブ(1d)は水溜めとなり、収納物品
と水とを隔離する働きをする。
本発明製造法によれば、凹型(5)として柄状リブ(1
d)付の外容器(1)の形状に対応するような形状のも
のを用いることにより、このような柄状リブ付包装容器
を、第6〜7図及び第8図に示された包装容器と同様に
、本発明製造法を適用して製造できる。
洗−一3 このように本発明製造法によれば、内外容器を同時操作
的に一体成型でき、このような複合型包装容器を能率よ
く多量生産的に製造できると共に、得られた包装容器に
於ては、内外容器間に空隙が形成され、クッション性に
して高品質のこの種包装容器を提供できる特徴を有する
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明製造法の一実施例を工程順示す縦断
面図、第5図は本発明製造法の実施に使用されるシート
材料の拡大断面図、第6図は本発明製造法より製造され
たコンツーアタイプの製品の一部切欠き斜面図、第7図
は第6図のA−A線に沿う縦断面図、第8図は本発明製
造法より製造されたトレタイプの製品の一部切欠き斜面
図、第9図は本発明製造法より製造された柄状リブ付製
品の外容器の部分平面図、第10図は第9図のB〜B線
に相当する位置での製品の縦断面図、第11図は同C−
C線に相当する位置での製品の縦断面図、第12図は本
発明製造法より製造された柄状リブ付製品の他の一例に
於ける外容器の部分平面図、第13図は第12図のD−
D線に相当する位置での製品の縦断面図、第14図は同
E−E線に相当する位置での製品の縦断面図である。 図において、(1)は外容器、(2)は内容器、(3)
はヒートシール層、(4)は空隙部、(5)は凹型部、
(6)は凸型部、(7)は空隙部、(8)はヒータ、(
9は)クランプチェーン、(10)はヒートシール性層
、(11)、(12)はシート材料である。 (以 上) −゛−,ノ′ 第9図 第10図 第11図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外容器成形用凹型と、内容器成形用であつて、上
    記凹型よりも僅かに寸法の小さい凸型を組として用い、
    表面に低温ヒートシール性層を有する非通気性熱可塑性
    合成樹脂シート材料と該シート材料の表面側に重ね合わ
    された通気性熱可塑性合成樹脂性シート材料を、シート
    材料は加熱軟化、低温ヒートシール性層は加熱溶融状態
    のもとに、上記凹凸型間に供給し、次いで通気性シート
    材料を供給位置に残置せしめたままで、非通気性シート
    材料から、凹型により真空成形法の適用のもとに、表面
    に低温ヒートシール性層を有する外容器を成形する工程
    と、供給位置に残置の非通気性シート材料を凸型により
    凹型内に押込んで内容器並びに内容器の下方に凹凸型の
    寸法差にもとづく空隙部を成形する工程と、内外容器の
    上端を凹凸型間で加圧して低温ヒートシール性層を介し
    て接着一体化する工程を、順次経ることを特徴とするク
    ッション性を有する包装容器の製造法。
JP61068012A 1985-12-13 1986-03-26 クツシヨン性を有する包装容器の製造法 Pending JPS62234914A (ja)

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JP28170085 1985-12-13
JP60-281700 1985-12-13

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