JPH03261109A - コイル部品およびその製造法 - Google Patents

コイル部品およびその製造法

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JPH03261109A
JPH03261109A JP6019890A JP6019890A JPH03261109A JP H03261109 A JPH03261109 A JP H03261109A JP 6019890 A JP6019890 A JP 6019890A JP 6019890 A JP6019890 A JP 6019890A JP H03261109 A JPH03261109 A JP H03261109A
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
winding
winding shaft
coil wire
slit
Prior art date
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Pending
Application number
JP6019890A
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English (en)
Inventor
Keisuke Hosoi
細井 敬介
Shigeki Nakatsuka
茂樹 中塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH03261109A publication Critical patent/JPH03261109A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Insulating Of Coils (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、各種電子機器に使用されるコイル部品および
その製造法に関する。
従来の技術 近年、各種電子機器に使用されるコイル部品に関して、
高信頼性および高生産性による品質の向上とコストの低
減が急務となっている。
従来のコイル部品の斜視図を第4図に示す、第4図にお
いてコイル部品の本体である同軸ボビン11は一端にリ
ード端子13aを有するつば16aを設け、他端にもリ
ード端子13bを設けたつば16bを設け、このつば1
6bを貫通して突出する中空円筒状の巻線軸15のつば
16a、16b間にコイル線材を巻回してコイル12を
構成し、コイル線材の端部14aおよび14bはそれぞ
れリード端子13aおよび13bに半田付接続している
。17はコイル12とコイル線材の巻終り端部14bを
固定する樹脂接着剤である。
従来の同軸ボビン11の巻線軸15にコイル12を巻回
する場合、巻始めの位Iが巻線軸15の一端のつば16
a側であるため、巻終りの位Xがコイル部品の品種によ
って巻回するコイル線材の長さが異なるため、必ずしも
巻線軸15の他端のっば16b側一杯までではなく、巻
線軸15の途中の位置、例えば中央部で巻終った場合、
中央部から他端のリード端子13bにコイル線材の端部
14bを接続半田付する場合、コイル12の巻終り部分
にゆるみが発生するという課題があった。その対策とし
てコイル12の巻終り後に、樹脂接着剤17をコイル1
2およびコイル線材の端部14bに塗布して固定してい
た。
発明が解決しようとする課題 このような従来のコイル部品の構成では、樹脂接着剤1
7でコイル12およびコイル線材の端部14bを固定し
ているため、製造工数の増加により製品単価が割高とな
るほか、樹脂接着剤17の塗布にかかる製造工程のリー
ドタイムの大幅な増加や樹脂接着工程上および品質上の
管理が量産時における大きな課題となっていた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、樹脂接着
剤を使用せずにコイルの巻終りのゆるみを防止し、信頼
性および生産性を向上することにより低コストのコイル
部品およびその製造法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明のコイル部品およびそ
の製造法は、中空円筒状の巻線軸の上側に軸方向の全体
にわたりスリットを設け、前記巻線軸にコイル用線材を
巻回してコイルを構成したコイル部品と、中空円筒状の
巻線軸の上側に軸方向の全体にわたりスリットを設け、
前記巻線軸に、先端に孔を設け前記孔にコイル用線材の
巻始め側の端部を通したノズルを挿入し、巻終りの位置
が一端のつば側一杯になるように巻始めの位置を任意に
設定して、前記巻線軸にコイル線材を巻回してコイルを
槽底するコイル部品の製造法としたものである。
作用 この構成により、巻始め側のコイル線材は、巻線軸の任
意の位Iから巻始めても、その上に幾重にもコイル線材
が巻回されるためゆるむことばなく、また巻終りのコイ
ル線材も一端のっぽ側一杯迄巻回されるため、巻終り後
直ちにリード端子に半田付接続することによりゆるむこ
とはない。
実施例 本発明のコイル部品およびその製造法の一実施例につい
て図面を参照しながら説明する。
第1図において、コイル部品の本体である同軸ボビンl
は、一端にリード端子3aを有するっば6aを設け、他
端にもリード端子3bを有するつば6bを設け、この両
つば6a、6b問および一方のつば6bを貫通して突出
した中空円筒状の巻線軸5を設け、巻線軸5の上側の全
体にわたり軸方向にスリット5aを設け、前記つば6a
、6b間の巻線115にコイル線材を巻回してコイル2
を構成している。
第2図はコイル2を構成する前の同軸ボビンlを示した
ものである。
次に第1図、第2図、第3図(a)、(b)および(C
)を用いて同軸ボビン1の巻線方法について説明する。
第3図(a)に示すように、巻線機回転軸7に同軸ボビ
ン1を固定し、ノズル8の先端部ムこ設けた孔8aにコ
イル線材スプール9に巻回されているコイル線材10の
巻始めとなる先端を通す、第3図(b)に示すように、
ノズル8を巻線軸5の中空部に挿入し、ノズル8の先端
部に設けた8aを、巻終りの位置が一端のっぽ68側一
杯になるようにあらかしめ設定した巻始めの位置番こ固
定し、第3図(C)に示すように、壱**回転軸7を回
転して巻線軸5にコイル線材lOを巻線する。巻線終了
後スプール9側の余分のコイル線材を切り、ノズル8を
巻線軸5の中空部より引出す。
第1図に示すように、巻終りのコイル線材10の端部4
aを一端のリード端子3aに、巻始めのコイル線材10
の端部4bを他端のリード端子3bに接続して半田付固
定することにより巻線作業は終了する。
巻始め側のコイル線材10は、その上に幾重にもコイル
線材Eが巻かれるためゆるむことはなく、また巻終りの
コイル線材10は一端のっぽ6a側一杯まで巻かれてい
るため、巻終り後直ちにコイル線材10の端部4aをリ
ード端子3aに接続し半田付固定することによりゆるむ
ことはない。
以上のように、巻線軸5に設けたスリット5aを利用し
て同軸ボビンlにコイル2を槽底するため、樹脂接着剤
を使用することなく、ゆるみのないコイル部品を能率よ
く生産することができる。
なお本実施例では、横形の同軸ボビン1について説明し
たが、図示していないが縦形としてもよい。
発明の効果 以上の実施例の説明で明らかなように本発明は、軸方向
に先端から他端側つばまでの全体にわたり巻線軸の上側
にスリットを設けた同軸ボビンよりなり、前記同軸ボビ
ンのスリットをコイルの巻始め側巻線用として使用し、
スリット内の任意の位置にコイルの巻始め位置を設定す
ることで巻終りの位置を巻線軸の端部のつば側に設定で
き、樹脂接着剤を使わずコイルのゆるみのない高信頼性
、高生産性、低コストの優れたコイル部品およびその製
造法を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のコイル部品の一実施例の斜視図、第2
図は同コイルを巻回する前の同軸ボビンの斜視図、第3
図(a)、 (b)、 (C)は同軸ボビンにコイルを
巻回する作業手順を示す説明図、第4図は従来のコイル
部品の斜視図である。 1・・・・・・同軸ボビン、2・・・・・・コイル、3
a、3b・・・・・・リード端子、4a、4b・・・・
・・コイル線材端部、5・・・・・・巻線軸、5a・・
・・・・スリット。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)両端にリード端子を有するつばを設け、このつば
    間および一端のつばを貫通して突出する中空円筒状の巻
    線軸を有する同軸ボビンを備え、前記巻線軸の上側に軸
    方向に全体にわたりスリットを設け、前記巻線軸にコイ
    ル用線材を巻回してコイルを構成してなるコイル部品。
  2. (2)両端にリード端子を有するつばを設け、このつば
    間および一端のつばを貫通して突出する中空円筒状の巻
    線軸を有する同軸ボビンを用い、前記巻線軸の上側に軸
    方向に全体にわたりスリットを設け、前記巻線軸に、先
    端に孔を設け前記孔にコイル線材の巻始め側の端部を通
    したノズルを挿入し、巻終りの位置が一端のつば側一杯
    になるように巻始めの位置を任意に設定して、前記巻線
    軸にコイル用線材を巻回してコイルを構成するコイル部
    品の製造法。
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