JPS5938024Y2 - 線輪体 - Google Patents

線輪体

Info

Publication number
JPS5938024Y2
JPS5938024Y2 JP3013479U JP3013479U JPS5938024Y2 JP S5938024 Y2 JPS5938024 Y2 JP S5938024Y2 JP 3013479 U JP3013479 U JP 3013479U JP 3013479 U JP3013479 U JP 3013479U JP S5938024 Y2 JPS5938024 Y2 JP S5938024Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
terminal
wire ring
ring body
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3013479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55129419U (ja
Inventor
定雄 谷中
正明 二見
孝好 種村
Original Assignee
富士通株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
Priority to JP3013479U priority Critical patent/JPS5938024Y2/ja
Publication of JPS55129419U publication Critical patent/JPS55129419U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5938024Y2 publication Critical patent/JPS5938024Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は線輪用端子付ボビンの線輪巻線端末巻き付は部
端子の構造、とくに巻線端末が巻き付は状態で戻らない
接続端子とした線輪体に関する。
通信用高周波線輪には巻線の渦流損失を軽減し、線輪の
Qを高くする目的でリンツ線が用いられる。
しかしながらリンツ線は周知めように線径の細い絶縁被
覆された素線を多数本撚シ合わせ、さらにその外側を保
護のために合成樹脂繊維製の糸などを巻き付けて被覆さ
れている。
上記リンツ線を第1図に示すような線輪ボビン1に巻き
線輪2とするとともに、その巻線端末34をボビン1に
一体形成された接続部の線状端子5.6にそれぞれ巻き
付けてもこの端子5,6への自己密着性が悪く、巻き付
けのもどシにょハ第2図に示すように端子5,6の巻き
付は部に矢印方向のゆるみを生じ、ひいては線輪2まで
もゆるみ線輪が形成できないという問題がある。
このため従来はリンツ線の巻線″端末となるべき部分を
予め溶融半田で複数の素線を一本の太い線に半田付は形
成し、端子への密着性を良くしてから端子に巻き付ける
等の面倒な作業手順によっていた。
またこのようにおこなっても端子に巻き付けた線端末と
端子を接続する半田付けの際の半田再溶融によるゆがみ
が生じることもある。
本考案は上記の点に鑑みリンツ線の端子への巻き付けの
際に生じるもどりによる端子巻き付は部のゆるみを、端
子の構造によって除去し作業性の良い線輪体を提供する
ことを目的とする。
以下本考案の実施例を図面にもとすき説明する。
なお第1図と同様構成部には同一符号を付して示す。
第3図は本考案の一実施例斜視図である。
図において線輪ボビン1の端子部7,8には巻線端末の
接続部と外部回路の接続部の線状端子9,10゜11.
12および該端子と対応してそれぞれ一体接続している
端子13,14,15,16がそれぞれ一体化してボビ
ン1の合成樹脂成形とともに形成される。
上記ボビン1に巻回される線輪2の両端末3゜4は前記
端子9,10に巻き付けられておシ、他の図示しない線
輪の両端末は端子11.12に巻き付けられる。
なお端子12.16は図示せず。また端子9.10,1
1.12の先端はそれぞれヘアピン状に折シ曲げられて
それぞれ適当な隙間A″’に有するとともに、おのおの
の先端入口は外側へ開口する形状9’、 10’、 1
1’、 12’となっている。
上記該要部の斜視図を第4図に示す。
上記構成で線輪ボビン1の端子部8の端子9に所定のリ
ッジ線の一端を巻き付けるとともに、その端末3を該端
子9の先端ヘアピン状の折り曲げ部で形成される隙間A
に開口部γかも引込ませ挾持させる。
そうして上記リッジ線の他方を線輪ボビン1に所要数巻
回し所望の線輪2を形成する。
さらに該リッジ線の他端を端子10に巻き付けるととも
に前述と同様にその端末4を開口部1σから隙間Aに引
き込ませヘアピン状の折り曲げ部に挾持させる。
図示しない他の線輪も同様にしてリンツ線一端を端子1
1に巻き付は端末を挾持させるとともに線輪ボビンに巻
回して線輪を形成し、さらに他端を端子12に巻き付け
その端末を該端子に挾持させる。
このようにしておのおのの端子のヘアピン状の折シ曲げ
部の隙間にリンツ線端末を挾持させるとリッジ線の巻き
もどシがなく、ゆるみを生じないので線輪の巻き作業を
極めて能率的におこなうことができる。
また線輪巻き作業後の端子と線端末の半田付接合時にも
線がヘアピン状折シ曲げ部に挾持され線が固定されてい
るので作業し易い。
以上説明したように本考案はリッツ線を用いた線輪の巻
き線作業に、その端末を半田付けするなどの予備作業を
要しないで、従来の巻き線作業と同様作業に、リッジ線
の端末を端子端部のヘアピン状折シ曲げ部に挾持させる
のみでゆるみをなくすことができるので線輪体に用いて
その実用上の効果は著るしい。
なお本考案は上述の実施例の端子数、線輪等に限定する
ものでないことはいう1でもない。
そのほか端子折り曲げ先端開口部も曲げによる開口でな
く、斜面の欠落状とした開口で形成したものでもよく、
線状端子の断面形も丸、円、方形等任意の形状でよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の線輪体斜視図、第2図はその端子部、第
3図は本発明による線輪体の一実施例斜視図、第4図は
第3図の端子要部斜視図。 1は線輪ボビン、2は線輪、3.4は端末、5゜6は端
子、T、8は端子部、9.10,11.12は巻線端末
の接続部端子、13,14,15.16は外部回路の接
続部端子、9’、 10’、11’、 12’は開口部
、(なお12 、16 、12’は図示せず)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻線端末の接続部と外部回路の接続部の線状端子を線輪
    ボビンと一体化してなる線輪体において、前記巻線端末
    接続部の巻線端末巻き付は部の端子先端をヘアピン状に
    折り曲げ、かつ該折多曲げ部の入口を外側に開口させた
    ことを特徴とする線輪体。
JP3013479U 1979-03-09 1979-03-09 線輪体 Expired JPS5938024Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3013479U JPS5938024Y2 (ja) 1979-03-09 1979-03-09 線輪体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3013479U JPS5938024Y2 (ja) 1979-03-09 1979-03-09 線輪体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55129419U JPS55129419U (ja) 1980-09-12
JPS5938024Y2 true JPS5938024Y2 (ja) 1984-10-22

Family

ID=28879208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3013479U Expired JPS5938024Y2 (ja) 1979-03-09 1979-03-09 線輪体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5938024Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020047918A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 株式会社タムラ製作所 コイル装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020047918A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 株式会社タムラ製作所 コイル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55129419U (ja) 1980-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5938024Y2 (ja) 線輪体
US2992370A (en) Electrical coil structure
JPH04364009A (ja) 巻線型インダクタ
JPH10106871A (ja) 変流器
US4799310A (en) Method for manufacturing a bar antenna
JPS6023940Y2 (ja) 空心コイル用ボビン
JPS63209443A (ja) モ−タの巻線コイル並びにその端末処理方法
JPH0614403Y2 (ja) コイル用巻枠およびコイル
JPH0397219U (ja)
JPS639248Y2 (ja)
JPH0316093Y2 (ja)
JPS6133609Y2 (ja)
JPH0138889Y2 (ja)
JPH0214172Y2 (ja)
JPS6077408A (ja) 高周波コイル
JPS6035212Y2 (ja) 電磁コイル
JPS603537Y2 (ja) コイル装置
JPH0343700Y2 (ja)
JPH0332002A (ja) キャップ付きコイル
JPS58187109U (ja) トランス
JPS582016Y2 (ja) フライバツクトランス
JPH02885Y2 (ja)
JPS55149429A (en) Coil bobbin for electromagnetic coupling device
JPS6210909A (ja) バランコイル
JPS5812912U (ja) コイル用端子