JPH01270211A - コイルの製造方法 - Google Patents

コイルの製造方法

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JPH01270211A
JPH01270211A JP29887188A JP29887188A JPH01270211A JP H01270211 A JPH01270211 A JP H01270211A JP 29887188 A JP29887188 A JP 29887188A JP 29887188 A JP29887188 A JP 29887188A JP H01270211 A JPH01270211 A JP H01270211A
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JP
Japan
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wire
coil
winding
binding
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP29887188A
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English (en)
Inventor
Yahei Miyazawa
宮澤 彌平
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はDCソレノイド、ステッピングモータ等に用い
るコイルを製造するためのコイルの製造方法に関する。
〔従来技術及び課題〕
従来、DCソレノイド等に用いるコイルのように、多巻
コイルや絶縁階級の高いコイルの製造方法においては、
巻始めのワイヤ端末の末端部を治具に固定した後、ワイ
ヤを巻枠へ巻回するとともに、巻回が終了したなら巻終
わりのワイヤ端末の末端部と上記巻始めのワイヤ端末の
末端部をそれぞれ切断し、切断後の各ワイヤ端末を所定
の接続部材(リード線の先端芯線部)へ巻付け、半田付
けする方法を採用していた。
ところで、近時、オーディオ機器やオフィスオートメイ
ション機器等においては小型化、低コスト化が要求され
る一方、高品質化、高性能化が要求されている。
しかし、上述した従来の製造方法は、製造工程で手作業
を含み、組立性の悪化、製造工数及び製造コストの上昇
を招くとともに、自動化が困難なため、量産化できず、
しかも品質の不拘−及び低下を招く問題があった。
本発明はこのような従来技術に存在する問題点を解消し
たコイルの製造方法の提供を目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るコイルの製造方法は、コイルボビン1.1
aにおける巻枠2の近傍に、ワイヤ3を絡げた後に抜取
可能なピン状の絡げ部4.5を配し、巻枠2に巻回する
コイル部Cの巻始め又は巻終わりのワイヤ端末3a、3
bを絡げ部4.5に絡げてリング部3r、3sを形成し
た後、絡げ部4.5からリング部3r、3sを抜き、当
該リング部3r、3sに接続部材6.7を差込むことに
より、ワイヤ端末3aと接続部材6、或はワイヤ端末3
bと接続部材7を接続するようにしたことを特徴とする
。この場合、巻枠2と絡げ部4.5間にガイド部8.9
を配し、ワイヤ端末3r13Sをこのガイド部8.9に
掛けた後、絡げ部4.5へ絡げることができる。
〔作  用〕
次に、本発明の作用について説明する。
本発明に係るコイルの製造方法によれば、まず、ワイヤ
3の巻始めにおいては、予めワイヤ端末3λを絡げ部4
へ絡げて仮固定できる。これによりワイヤ3を直接或は
ガイド部8に掛けfこ後、巻枠2に巻回し、コイルCを
形成できる。一方、コイルCの巻終わりにおけるワイヤ
端末3bは直接或は他方のガイド部9に掛けた後、他方
の絡げ部5に絡げることができる。よって、各絡げ部4
.5には巻始めと巻終わりの各ワイヤ端末3a、3bに
よるリング部3r、3sが形成されるため、ガイド部8
.9と絡げ部4.5を離脱或は移動させてリング部3r
、3sを抜けばリング部3r13Sは自由となり、その
まま接続部材6.7を差込んで接続できる。なお、ガイ
ド部8.9はコイル部Cと各リング部3r、38間のワ
イヤ長さを調節するために利用できる。
〔実 施 例〕
以下には、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に基
づき詳細に説明する。
まず、本発明に係るコイルの製造方法に利用できるコイ
ルボビンlの構造について第1図を参照して説明する。
コイルボビンlは円筒形の巻枠2と、この両端に一体的
に設けたフランジ11.12を備えてなり、合成樹脂(
こよって一体形成する。一方のフランジ11は所定の厚
さを有する矩形状に形成し、内端面11 i、外端面1
1o、周縁面IIsを有する。内端面11iには巻枠2
側からの巻始めのワイヤ端末3rを挿入できる切口13
を形成し、この切口I3は内端面11iにおける巻枠2
に接する位置から周縁面IIsの中途位置まで至る。
また、周縁面IIsに位装置する切口13の奥部から、
さらに周方向へ沿って切込み、フランジll内に切込部
14を形成する。これにより、切込部I4と巻枠2に巻
付けられるコイル部Cの間にフランジ11の一部によっ
て形成される隔離片15が設けられる。さらにまた、切
込部14から内端面11iに至る切欠部16を形成し、
ワイヤ端末3rを係止可能な係止部17を設ける。
よって、巻始めのワイヤ端末3rは切口13から切込部
14へ挿入し、係止部17に係止させて切欠部16から
内端面11i側に引出すことができ、ワイヤ端末3rと
コイル部Cを隔離片15により隔離し、昼間絶縁できる
一方、フランジ11の周縁面IIsには周方向へ所定間
隔を置いて順次形成した計四本の円柱形ビンを一体に立
設し、いずれも容易に折って離脱できる太さと長さに選
定する。内側の二本のピンは絡げ部4.5を構成し、ま
た、その両側に設けた二本のビンはガイド部8.9を構
成する。
次に、コイルボビン1を用いた本発明に係るコイルの製
造方法について第2図〜第5図を参照して説明する。
まず、第2図のように、ワイヤ3における巻始めのワイ
ヤ端末3aを切込部14を設けた側の絡げ部4に複数回
絡げてリング部3rを形成し、仮固定する。一方、ワイ
ヤ端末3aはガイド部8に掛け、ざらに切口13へ挿入
して巻枠2の周面に至らせる。そして、巻枠2にワイヤ
3を順次巻付ければ、コイル部Cをつくることができる
コイル部Cが出来上がると、第3図のようにワイヤ3に
おける巻終わりのワイヤ端末3bを他方のガイド部9に
掛け、さらに他方の絡げ部5に複数回絡げてリング部3
Sを形成し、このリング部3sよりも先のワイヤ3は切
断する。一方、コイル部Cの外周には第5図のように、
二本のリード線21.22をテープ23で止めるととも
に、各リード線21,22の先端部は被覆部を所定幅だ
け剥離して内部芯線を露出させ、半田付けしてピン状の
接続部材6.7として形成する。この接続部材6.7は
外方へ略直角に折曲しておく。
一方、ワイヤ端末3a側においては、第4図のようにガ
イド部8を折って離脱する。これにより、ワイヤ端末3
aは緩み、絡げ部4からリング部3rを容易に抜取るこ
とができる。このリング部3rは、第5図のように、そ
のままリード線21の接続部材6に嵌込み、半田付けし
て固定できる。
この際、ワイヤ端末3aは切込部14の中を通し、切欠
部16から引出す。なお、他方のワイヤ端末3bも同様
に処理して他方のリード線22の接続部材7に接続する
。そして、各ワイヤ端末3a、3bを各リード線21,
22へ接続したなら、絡げ部4.5を折って離脱する。
よって、コイルの製造は終了し、絡げ部4.5、ガイド
部8.9の四本のピンは全てフランジ11から取除かれ
る。
なお、これらの製造過程は全て自動機によって行うこと
ができる。
第6図には他の実施例を示す。
第1図におけるコイルボビンlを用いた製造方法は絡げ
部4.5とガイド部8.9をコイルボビンlのフランジ
11に一体に設け、製造時には折って離脱できるように
構成したが、第6図に示す実施例はコイルボビン1aの
フランジllaに対して着脱する治具30を利用し、こ
の治具30にピン状の絡げ部4a、5aとガイド部8a
19aを設けたものである。この場合、絡げ部4a、5
a、ガイド部8a、9aは第7図のように折らずに治具
30の内外に移動できるように構成する。
よって、製造に際しては絡げ部及びガイド部を設けない
コイルボビンlaのフランジllaを治具30の嵌合部
31に嵌め込んで保持し、この後、前述した製造手順に
従って同様に製造できる。
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこの
ような実施例に限定されるものではなく、構成、形状、
数量等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で任意
に変更実施できる。
〔発明の効果〕
このように、本発明にかかるコイルの製造方法は、コイ
ルボビンにおける巻枠の近傍に、ワイヤを絡げた後に抜
取可能な絡げ部を配し、この絡げ部にワイヤ端末を利用
してリング部を形成するとともに、このリング部に接続
部材を差込むことにより、ワイヤ端末と接続部材を接続
するようにしたため、コイルの製造に際し、手作業が不
要となり、完全自動化を容易に達成でき、省力化による
コスト低減と量産化、さらにコイルの品質向上と品質均
一化を図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図二本発明に係るコイルの製造方法に利用できるコ
イルボビンの外観斜視図、 第2図〜第5図二同製造方法に基づく製造工程毎のコイ
ルの部分図、 第6図二本発明の他の実施例を示すコイルボビン及び治
具の外観斜視図、 第7図:第6図中A−A線断面図。 尚図面中、 I:コイルボビン  2:巻枠 3:ワイヤ     3a、3b:ワイヤ端末3r、3
s:リング部 4.5=絡げ部   6.7=接続部材8.9ニガイド
部  C:コイル部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕コイルボビンにおける巻枠の近傍に、ワイヤを絡
    げた後に抜取可能な絡げ部を配し、前記巻枠に巻回する
    コイル部の巻始めまたは巻終わりのワイヤ端末を前記絡
    げ部に絡げてリング部を形成した後、絡げ部からリング
    部を抜き、当該リング部に接続部材を差込むことにより
    、ワイヤ端末と接続部材を接続するようにしたことを特
    徴とするコイルの製造方法。 〔2〕巻枠と絡げ部間にガイド部を配し、ワイヤ端末を
    前記ガイド部に掛けた後、絡げ部へ絡げるようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載のコイルの製造方法。
JP29887188A 1988-11-25 1988-11-25 コイルの製造方法 Pending JPH01270211A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008129644A1 (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 San Ace Co., Ltd. コイルおよびコイルの製造方法
TWI475580B (zh) * 2013-11-20 2015-03-01 Delta Electronics Jiangsu Ltd 變壓器骨架以及使用該變壓器骨架的繞線方法
CN110706921A (zh) * 2019-10-23 2020-01-17 江苏盛久变压器有限公司 一种可拆卸型的变压器绕线模

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TWI475580B (zh) * 2013-11-20 2015-03-01 Delta Electronics Jiangsu Ltd 變壓器骨架以及使用該變壓器骨架的繞線方法
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