JPH1037843A - コイルボビン及びそれを用いたトランス - Google Patents

コイルボビン及びそれを用いたトランス

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Publication number
JPH1037843A
JPH1037843A JP8208965A JP20896596A JPH1037843A JP H1037843 A JPH1037843 A JP H1037843A JP 8208965 A JP8208965 A JP 8208965A JP 20896596 A JP20896596 A JP 20896596A JP H1037843 A JPH1037843 A JP H1037843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil bobbin
pin terminal
lead wire
pin
core
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8208965A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Iwama
俊明 岩間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
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Publication of JPH1037843A publication Critical patent/JPH1037843A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピン端子に絡げたリード線の余り線を刃物で
切断して除去する場合、余り線間の距離を十分確保でき
るコイルボビンの提供。 【解決手段】 筒状の巻芯2の両端部に設けた鍔3にリ
ード線7を引き出すためのリード線引き出し溝5とピン
端子植設部11を設け、このピン端子植設部11に段差
12を設けたコイルボビン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の電源機器、
音響機器、産業機器、映像機器等に使用されるコイルボ
ビン及びそれを用いたトランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に巻線処理を施した、従来のコイル
ボビンの斜視図を示す。図3に示すように、絶縁材料か
らなるコイルボビン1は、巻芯2の両端部に直角方向に
ピン端子植設部11を有する鍔3を設け、そのピン端子
植設部11に一体にピン端子4を植設し、ピン端子4間
にリード線引出し溝5を設けている。また、巻芯2にワ
イヤーが巻回された巻線6のリード線7は、リード線引
出し用溝5を介してピン端子4にからげられていた。
【0003】又、上記の構造の巻線されたコイルボビン
1の中央孔8にE型等の磁気コア(図示せず)を挿入
し、絶縁テープ等で固定して、トランスとしていた。
【0004】ところで、ピン端子4に複数本のより線
や、太線のリード線7を絡げた後、その末端を切断する
方法として刃物による切断を行うが、刃物の構造上、切
断した端部の余り線9を無くす事は困難である。そのた
め、隣接するピン端子に絡げられたリード線7の余り線
9間の距離が確保しにくく、そのため、手作業によって
余り線9をピン端子4に絡げていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、従来技
術は、余り線間の距離を確保するために手作業によって
余り線の処理を行わなければならないという欠点があっ
た。このような欠点は、リード線の絡げ末端を切断する
もう一つの方法である引きちぎり法の可能な巻線材を用
いるコイルボビンと共用しているために生ずるものであ
る。
【0006】従って、本発明の課題は、ピン端子間寸法
の変更なく、かつ、自動機によってリード線の絡げ端末
を切断する場合でも、端末の余り線間の距離を確保でき
る様にしたコイルボビン及びそれを用いたトランスを提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、コイルボビン
の鍔に植設されたピン端子に、刃物を近付けることがで
きるよう、ピン端子植設部に段差を設けたものである。
【0008】即ち、本発明は、絶縁材料からなる筒状の
巻芯の両端部に外方に張り出した鍔を設け、該鍔に、ピ
ン端子植設部と巻線のリード線引き出し溝を形成したコ
イルボビンにおいて、前記ピン端子植設部に、段差を設
けたことを特徴とするコイルボビンである。
【0009】又、本発明は、上記コイルボビンに巻線を
施し、巻芯の中央孔に分割型閉磁路コアを挿通して突き
合わせたトランスである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照して説明する。
【0011】図1は、巻線処理を施した本発明の一実施
例のコイルボビンの斜視図である。図2は、図1の本発
明のコイルボビンのピン端子部の拡大説明図である。
【0012】図1及び図2に示すように、本発明のコイ
ルボビン1には、従来のコイルボビンと同様にリード線
引き出し溝5が設けられている。又、リード線引き出し
溝5の上部にリード線引き出し溝5より浅く、しかも、
刃物10aをピン端子植設部11に植設されたピン端子
4に近付けることができるようにピン端子植設部11に
段差12を設けている。
【0013】この段差12を設けることによって、図2
に示すごとく、刃物は、従来の刃物10bの位置に対
し、刃物10aの位置に矢印13の方向へ移動できる。
よって、ピン端子4に絡げたリード線7をピン端子4に
近い位置で切断できる。従って、余り線9は、従来技術
の余り線より、ピン端子植設部12の段差の分だけ短く
なり、余り線9間の距離を十分確保できる。
【0014】尚、ここで、段差12をあまり大きくとる
ことは、ピン端子植設部11の保持強度の低下につなが
るため、ピン端子4のコイルボビンへの植込み深さに対
して1/2以下の段差が適当である。又、段差が無い場
合、面に沿ったリード線を刃物(ニッパ)で切断する
際、その面もいっしょに切断しないとリード線の切り残
しが発生する。
【0015】図1に示すように、このような構造のコイ
ルボビン1の巻芯2に、銅線等のワイヤーを巻回して、
巻線6を形成し、巻線6の巻始め及び巻終わりのリード
線7をリード線引き出し溝5を通して突起14に引き回
した後、ピン端子4に絡げて、図2に示すように、刃物
10aでリード線7を切断した後半田等により固定し、
更に、E型磁気コア(図示せず)等を中央孔8に挿入し
て突き合わせ、絶縁テープ等で固定して、トランスが構
成される。
【0016】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明によれば、
巻線のリード線の余り線を短くすることが可能となり、
自動化及び絶縁性の向上したトランスボビン及びそれを
用いたトランスの提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコイルボビンの斜視図。
【図2】本発明のコイルボビンのピン端子部の拡大説明
図。
【図3】従来のコイルボビンの斜視図。
【符号の説明】
1 コイルボビン 2 巻芯 3 鍔 4 ピン端子 5 リード線引き出し溝 6 巻線 7 リード線 8 中央孔 9 余り線 10a,10b 刃物 11 ピン端子植設部 12 段差 13 矢印 14 突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁材料からなる筒状の巻芯の両端部に
    外方に張り出した鍔を設け、該鍔に、ピン端子植設部と
    巻線のリード線引き出し溝を形成したコイルボビンにお
    いて、前記ピン端子植設部に、段差を設けたことを特徴
    とするコイルボビン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコイルボビンの巻芯に、
    ワイヤーが巻回され、前記筒状の巻芯の中央孔に分割型
    閉磁路コアを挿通して突き合わせたことを特徴とするト
    ランス。
JP8208965A 1996-07-19 1996-07-19 コイルボビン及びそれを用いたトランス Withdrawn JPH1037843A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003529214A (ja) * 2000-03-24 2003-09-30 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 特に電磁弁のための電気的なコイル
CN117012533A (zh) * 2023-08-31 2023-11-07 无锡富乐电子有限公司 一种变压器生产线的切脚工艺系统

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