JP4691275B2 - スタータの巻線構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スタータの巻線構造、特にスタータのシャントコイルを自動巻線機でボビンに巻回する際、シャントコイルの巻始め(電流を流す方向に基づいて、巻終わりと呼ばれる場合あり)の引き出し部分の線の存在によって、ボビンの巻枠の形状が崩れるのを防止すると共に、巻回されたシャントコイルがボビンに堅固に固定されるようにしたスタータの巻線構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スタータの巻線として電機子コイルの他、磁界を発生させるフィールドコイルやシャントコイルを備えている。このシャントコイルは、スタータの初期トルクの発生の他、補助トルクの増加やオーバランニングクラッチ付ピニオンの戻り時のスタータの回転停止を促進させる負荷としての役割を負っている。
【0003】
ところで、図22の従来のシャントコイル巻線組み立図、図23の図22におけるA−A断面図、図24図の図22におけるB−B断面図に図示されている如く、シャントコイル1が巻回される断面がコの字状に形成された従来のボビン2は、シャントコイル1を自動巻線するに当たって、シャントコイル巻始め3(電流を流す方向が反対向きのとき、巻終わりとなる)の引出し線位置の関係からボビン2の長手方向、上部の巻枠中央部位置からシャントコイル巻始め3を固定しておいて巻回し、シャントコイル巻終わり4をシャントコイル巻始め3と同じ部分から引き出し、所要個所を絶縁テープ5でボビン2の巻枠の外側からテーピングすることにより、シャントコイル1の固定化を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のシャントコイル1の巻枠断面がコの字状に形成されたままの形状のボビン2では、当該ボビン4に巻回されるシャントコイル巻始め3の引き出し部分の線が、ボビン2の巻枠底面位置からその巻枠外へ引き出されるため(図24参照)、当該シャントコイル巻始め3の引き出し部分の線が、図24図示の如く外側に向かって出っ張ることが生じ、ボビン2にシャントコイル1を巻回するにつれボビン2の側面巻枠が図示の矢印の如く外側に拡張されてその先端部が開いた形状の巻線となる。
【0005】
従来の形状のボビン2に巻回されたシャントコイル1をスタータのヨークに組み立てると、このボビン2の巻枠先端部が開いた形状により、アーマチュアとのギャップが確保されずに当たってしまい、ボビン2が破壊される虞があった。
【0006】
また、ボビン2の巻枠を絶縁テープ5で巻枠の外側からテーピングしてシャントコイル1の固定化をしているので、シャントコイル1を直接固定化する状態となっておらず、そのためシャントコイル1がボビン2の中で振動し、ショートする虞があった。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、シャントコイルをボビンに巻回するに当たって、シャントコイル巻始めの引き出し部分の線によってボビンの巻枠先端部が開いた形状となることが少なく、かつシャントコイルがボビン内に堅固に固定化されるボビン形状を備えたスタータの巻線構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的の解決を解決するために、本発明のスタータの巻線構造は、断面がコの字状のボビンにシャントコイルが巻回されると共に、ボビンに巻回されたシャントコイルがボビンと共に複数個所テーピングされ固定された形態でスタータのヨーク内部に取り付けられるスタータの巻線構造において、上記ボビンは、テーピングされる位置でのボビンの両側面巻枠に、シャントコイルの巻層高より深い第1の切り欠き部が形成されてなると共に、シャントコイルの引き出し部分側の側面巻枠に、巻枠底面部からストレート形状の第2の切り欠き部が形成されてなることを特徴としている。
【0009】
そして、上記第2の切り欠き部におけるストレート形状は、当該ストレート形状内に巻枠底面部に達するスリット形状部を有する形状であることを特徴としている。
【0010】
また、本発明のスタータの巻線構造は断面がコの字状のボビンにシャントコイルが巻回されると共に、ボビンに巻回されたシャントコイルがボビンと共に複数個所テーピングされ固定された形態でスタータのヨーク内部に取り付けられるスタータの巻線構造において、上記ボビンは、シャントコイルの引き出し部分側の側面巻枠に、巻枠底面部からテーパー形状の第2の切り欠き部が形成されてなること特徴としている。
【0011】
また、本発明のスタータの巻線構造は断面がコの字状のボビンにシャントコイルが巻回されると共に、ボビンに巻回されたシャントコイルがボビンと共に複数個所テーピングされ固定された形態でスタータのヨーク内部に取り付けられるスタータの巻線構造において、上記ボビンは、テーピングされる位置でのボビンの両側面巻枠に、シャントコイルの巻層高より深い第1の切り欠き部が形成されてなると共に、シャントコイルの引き出し部分側の側面巻枠に、テーパー形状の第2の切り欠き部が形成されてなること特徴としている。
【0012】
そして、上記第1の切り欠き部及び/又は上記第2の切り欠き部は、巻枠底面部から切り欠かれていてもよく、更に上記第1の切り欠き部及び/又は上記第2の切り欠き部は、ボビンの巻枠底面部に形成された第3の切り欠き部に連続した形態で形成されていてもよい。
【0013】
ボビンの両側面巻枠に、シャントコイルの巻層高より深い第1の切り欠き部が形成されているので、当該第1の切り欠き部でテーピングすることにより、シャントコイルを堅固にボビンに固定化でき、また第2の切り欠き部で、又第2の切り欠き部と第3の切り欠き部とでシャントコイルの巻始めの部分をボビン内部、すなわちボビンの巻枠内からその外部に逃がすことができるので、ボビンの巻枠先端部が開くことは少ない。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施例巻線構造説明図、図2は図1に用いられているボビンの一実施例形状説明図、図3は図2のC−C矢視拡大図、図4は図2の上面図を示している。
【0015】
図1,図2,図3,図4において、断面がコの字状の巻枠を有するボビン2の長手方向の両側に長方形状の切り欠き部6が形成されており、またボビン2の長手方向以外には、断面がコの字状のボビンの巻枠底面内部からシャントコイル巻始め3の引き出し部分の線をそのボビン巻枠内からその外へ逃がすため、細いスリット状をしたストレート形状の切り欠き部7若しくは上記切り欠き部6とシャントコイル巻始め3の引出し部分をその外側に引き出す切り欠き部7とが一体化されてなる切り欠き部8が形成される。(円X内参照)
そして、ボビン2の長手方向の両側の切り欠き部6は、図5に例示する如くシャントコイル1の巻層高より深く形成され、すなわち切り欠き部6の側面巻枠Dはシャントコイル1の巻層高Hより低く(短く)形成されている。それ故絶縁テープ5でボビン2の巻枠をその外側からテーピングすることにより、ボビン2に巻回されたシャントコイル1は当該ボビン2に直接固定化される構造となり、シャントコイル1が振動することはない。
【0016】
また、上記ボビン2の上部に形成された細いスリット状をしたストレート形状の切り欠き部7は、図2の上面図を示している図4の如く、ボビン2の両側面巻枠にそれぞれ設けられている。しかしボビン2の一方の側面巻枠だけに形成されていてもよい。
【0017】
シャントコイル1をボビン2に自動巻線を行うに当たって、シャントコイル巻始め3の引き出し部分を当該切り欠き部7の巻枠底面内部から切り欠き部7を介してその外へ引き出し、その状態の下で整列巻を行う。所定巻数を巻き終えると、シャントコイル巻始め3を図1図示の如く折り曲げ、切り欠き部7に沿ってシャントコイル巻終わり4の方向に取り出す。そして絶縁テープ5でシャントコイル巻始め3とシャントコイル巻終わり4とを、ボビン2とともに図6図示の如く粘着固定する。
【0018】
このときシャントコイル巻始め3の引き出し部分の線はボビン2の巻枠外へ引き出されているので、自動巻線の整列巻の邪魔となることはなく、ボビン2の側面巻枠の先端部が開いた形状となることが少ない。そしてシャントコイル巻始め3の引き出し部分は切り欠き部7に沿って、すなわちボビン2の側面巻枠厚みを利用しているので、当該シャントコイル巻始め3の引き出し部分がボビン2の側面巻枠表面から飛び出ないか、或いは少なくて済ますことができる。
【0019】
図1のボビン2の下部の円Xは、図7,図8に示されている如く、シャントコイル1の固定用として用いられる上記切り欠き部6とシャントコイル巻始め3の引き出し部分をその外側に引き出す切り欠き部7とが一体化されてなる切り欠き部8が形成されたものである。
【0020】
当該切り欠き部8には、上記説明のシャントコイル巻始め3の引き出し部分の線をボビン2の側面巻枠内からその外へ引き出す切り欠き部7が形成されているので、上記説明の如く当該切り欠き部7により、シャントコイル巻始め3の引き出し部分の線をその外へ引き出すことができ、シャントコイル1の自動整列巻の巻線を行うことができる。
【0021】
所定巻数を巻き終えると、シャントコイル巻始め3の引き出し部分を図1図示の如く折り曲げ、切り欠き部7に沿ってシャントコイル巻終わり4の方向に取り出す。そしてシャントコイル巻始め3とシャントコイル巻終わり4とを、図9図示の如く配置し、絶縁テープ5でボビン2の巻枠を外側からテーピングすることにより、ボビン2に巻回されたシャントコイル1を当該ボビン2に堅固に固定化する。この構造によりシャントコイル1は振動することはない。
【0022】
図10は本発明の他の実施例巻線構造説明図、図11は図10に用いられているボビンの一実施例形状説明図、図12は図11の上面図を示している。
【0023】
図10,図11,図12において、断面がコの字状の巻枠を有するボビン2の長手方向の両側に長方形状の切り欠き部6が形成されており、またボビン2の長手方向以外には、その巻枠底面内部からシャントコイル巻始め3の引き出し部分の線をその外へ引き出すテーパー形状の切り欠き部10が形成されている。
【0024】
当該テーパー形状の切り欠き部10は2個所形成されるのが望ましいが1個所だけでもよい。
【0025】
そして、ボビン2の長手方向の両側の切り欠き部6は、既に説明した図5で例示された如く、シャントコイル1の巻層高より深い切り欠きが形成され、すなわち切り欠き部6の側面巻枠Dはシャントコイル1の巻層高Hより低く(短く)形成されている。それ故絶縁テープ5でボビン2の巻枠をその外側からテーピングすることにより、ボビン2に巻回されたシャントコイル1は当該ボビン2に直接固定化され、シャントコイル1がボビン2の中で振動することはない。
【0026】
また、上記ボビン2の長手方向以外に形成された切り欠き部10は、図11の上面図を示している図12の如く、ボビン2の両側面巻枠にそれぞれ設けられている。しかしボビン2の一方の側面巻枠に形成されていてもよい。
【0027】
シャントコイル1をボビン2に自動巻線を行うに当たって、シャントコイル巻始め3の引き出し部分を当該切り欠き部10の巻枠底面内部からその外側へ引き出し、その状態の下で整列巻を行う。所定巻数を巻き終えると、シャントコイル巻始め3を図10などに図示の如く折り曲げ、切り欠き部10の積層シャントコイル端面に沿ってシャントコイル巻終わり4の方向に取り出す。そして絶縁テープ5でシャントコイル巻始め3とシャントコイル巻終わり4とを、図10,図13,図14図示の如く粘着固定する。
【0028】
このときシャントコイル巻始め3の引き出し部分の線は、切り欠き部10によりボビン2の巻枠外に引き出せるので、自動巻線の整列巻の邪魔となることはなく、ボビン2の側面巻枠の先端部が開いた形状となることが少ない。
【0029】
図15はシャントコイルの巻始めを処理する切り欠き部分の他の実施例部分説明図、図16は図15のE−E矢視図を示している。
【0030】
図15,図16において、シャントコイル1が巻き始められる位置のシャントコイル巻始め3の引き出し部分を処理し巻回されたシャントコイル1をボビン2に固定するための切り欠き部11は、図11などで説明したテーパー形状の切り欠き部10と当該切り欠き部10に連続してボビンの巻枠底面部9に設けられた切り欠き部31とで形成されている。
【0031】
この切り欠き部11が形成されたボビン2では、新たに切り欠き部31が設けられたことにより、当該ボビン2に巻回されるシャントコイル1は当該切り欠き部31を用いた絶縁テープ5の巻き付けで、シャントコイル巻始め3、シャントコイル巻終わり4を含めシャントコイル1を更に強固に固定化することができる。
【0032】
改めて説明するまでもなく、ボビン2に形成される切り欠き部11が一方の側面巻枠のときだけでは、上記切り欠き部31は片側だけという形態が採られる。
【0033】
また、図2,図7に図示された各ボビン2の巻枠底面部に、切り欠き部6,8に連続した形態で図16に示された切り欠き部31を形成しておいてもよい。
【0034】
図17はシャントコイルの巻始めを処理する切り欠き部分の他の実施例部分説明図を表している。
【0035】
同図において、テーパー形状の切り欠き部32は、その切り欠き部分がボビン2の巻枠底面部9にまで形成されていない。これは図24から分かるように、ボビン2の巻枠底面部9近傍でのシャントコイル巻始め3の引き出し部分の線による巻枠への影響が小さいからであり、切り欠き部32が形成されたその途中からシャントコイル巻始め3の引き出し部分の線を巻枠外へ出す構造にして、ボビン2の巻枠先端部の拡大を阻止しようとするものである。
【0036】
ボビン2の形状において、シャントコイル巻始め3の引き出し部分がボビン2の側面巻枠内からその外へ飛び出さないようにするための切り欠き部は、作業性、ボビン2の汎用性を確保すため、一般的にボビン2の対称形状が採用されることが実用上多い。
【0037】
図18は4極スタータモータのシャントコイル組立図を示しており、上記説明の切り欠き部等の詳細図示は省略されているが、ボビン2にそれぞれ巻回されたシャントコイル1に矢印の方向に電流が流れるように、シャントコイル巻始め3シャントコイル巻終わり4がそれぞれ接続されターミナル12,13が付いた導線14,15にそれぞれ適宜に接続されている。
【0038】
図18図示の如く組み立てられたシャントコイルは、さらに図19図示の如く平角銅線のフィールドコイル16の内部に収納され、それぞれのフィールドコイル16が電気的機械的に接続され、界磁巻線組立体17が形成される。なお、18,19はフィールドコイル16のターミナルである。
【0039】
図20はスタータのヨークに組み込まれた界磁巻線組立体の一実施例正面図、図21は部分的に断面したその側面図を示している。
【0040】
図20,図21において、図20に示された界磁巻線組立体17は、ヨーク21と当該ヨーク21に取り付けられるポールコア22の形状に沿って成形され、ポールコア22と共にヨーク21に取り付けられる。
【0041】
ヨーク21の一端にはターミナルボルト23が設けられており、当該ターミナルボルト23には界磁巻線組立体17を構成するシャントコイルのリード線である導線15の端部13が接続されており、ヨーク21の他端にはコード組立体24が設けられている。
【0042】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明によれば、テーピングされるボビンの少なくとも一方の側面巻枠に、シャントコイルの巻層高より深い長方形状の切り欠き部を設けたので、シャントコイルをボビンに直接固定することができる。
【0043】
シャントコイルを巻き始めるボビンの位置の少なくとも一方の側面巻枠に、スリット状をしたストレート形状或いはテーパー形状の切り欠き部を設け、或いは当該切り欠き部に連続してボビンの巻枠底面部にも切り欠き部を設けたボビン構造としたので、ボビンの側面巻枠の先端部が開いた形状となることが少なく自動巻線機で整列巻ができる。
【0044】
しかもシャントコイル巻始めの引き出し部分を側面巻枠に設けられた切り欠き部の積層シャントコイル端面に沿って引き出せるので、シャントコイル巻始めの引き出し部分の線によるボビンの側面巻枠からその外表面への出っ張りが無いかその出っ張りを少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例巻線構造説明図である。
【図2】図1に用いられているボビンの一実施例形状説明図である。
【図3】図2のC−C矢視拡大図である。
【図4】図2の上面図である。
【図5】図1のD−D矢視図図である。
【図6】図1の部分上面図である。
【図7】図1に用いられているボビンの他の実施例形状説明図である。
【図8】図7の上面図である。
【図9】図1の部分底面図である。
【図10】本発明の他の実施例巻線構造説明図である。
【図11】図10に用いられているボビンの一実施例形状説明図である。
【図12】図11の上面図である。
【図13】図10のボビン上部に設けられた切り欠き部の拡大構造説明図である。
【図14】図13の上面図である。
【図15】シャントコイルの巻始めを処理する切り欠き部分の他の実施例部分説明図である。
【図16】図15のE−E矢視図である。
【図17】シャントコイルの巻始めを処理する切り欠き部分の他の実施例部分説明図である。
【図18】4極スタータモータのシャントコイル組立図である。
【図19】界磁巻線の一実施例界磁巻線組立体説明図である。
【図20】スタータのヨークに組み込まれた界磁巻線組立体の一実施例正面図である。
【図21】部分的に断面したその側面図である。
【図22】従来のシャントコイル巻線組み立図である。
【図23】図22におけるA−A断面図である。
【図24】図22におけるB−B断面図である。
【符号の説明】
1 シャントコイル
2 ボビン
3 シャントコイル巻始め
4 シャントコイル巻終わり
5 絶縁テープ
6,7,8,10,11,31,32 切り欠き部
9 巻枠底面部
Claims (6)
- 断面がコの字状のボビンにシャントコイルが巻回されると共に、ボビンに巻回されたシャントコイルがボビンと共に複数個所テーピングされ固定された形態でスタータのヨーク内部に取り付けられるスタータの巻線構造において、
上記ボビンは、
テーピングされる位置でのボビンの両側面巻枠に、シャントコイルの巻層高より深い第1の切り欠き部が形成されてなると共に、
シャントコイルの引き出し部分側の側面巻枠に、巻枠底面部からストレート形状の第2の切り欠き部が形成されてなること
を特徴とするスタータの巻線構造。 - 上記第2の切り欠き部におけるストレート形状は、当該ストレート形状内に巻枠底面部に達するスリット形状部を有する形状であることを特徴とする請求項1に記載のスタータの巻線構造。
- 断面がコの字状のボビンにシャントコイルが巻回されると共に、ボビンに巻回されたシャントコイルがボビンと共に複数個所テーピングされ固定された形態でスタータのヨーク内部に取り付けられるスタータの巻線構造において、
上記ボビンは、シャントコイルの引き出し部分側の側面巻枠に、巻枠底面部からテーパー形状の第2の切り欠き部が形成されてなること
を特徴とするスタータの巻線構造。 - 断面がコの字状のボビンにシャントコイルが巻回されると共に、ボビンに巻回されたシャントコイルがボビンと共に複数個所テーピングされ固定された形態でスタータのヨーク内部に取り付けられるスタータの巻線構造において、
上記ボビンは、
テーピングされる位置でのボビンの両側面巻枠に、シャントコイルの巻層高より深い第1の切り欠き部が形成されてなると共に、
シャントコイルの引き出し部分側の側面巻枠に、テーパー形状の第2の切り欠き部が形成されてなること
を特徴とするスタータの巻線構造。 - 上記第1の切り欠き部及び/又は上記第2の切り欠き部は、巻枠底面部から切り欠かれていることを特徴とする請求項4に記載のスタータの巻線構造。
- 上記第1の切り欠き部及び/又は上記第2の切り欠き部は、ボビンの巻枠底面部に形成された第3の切り欠き部に連続した形態で形成されていることを特徴とする請求項4に記載のスタータの巻線構造。
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