JPH03253414A - クローラベルト式走行装置の懸架装置 - Google Patents

クローラベルト式走行装置の懸架装置

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JPH03253414A
JPH03253414A JP5072290A JP5072290A JPH03253414A JP H03253414 A JPH03253414 A JP H03253414A JP 5072290 A JP5072290 A JP 5072290A JP 5072290 A JP5072290 A JP 5072290A JP H03253414 A JPH03253414 A JP H03253414A
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crawler belt
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torque
torque rod
vehicle body
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Sakikichi Hatakeyama
畠山 咲吉
Yasushi Itai
板井 靖司
Yoshifumi Naruse
成瀬 吉文
Hisashi Akizuki
久 秋月
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、クローラベルト式走行装置の懸架装置に関す
るものである。
[従来の技術] 駆動輪と遊転輪とにゴム製のクローラベルトを掛装し、
駆動輪及び遊転輪をともに支持する車軸支持部材を設け
てなるクローラベルト式走行装置は特公昭48−412
88号公報により公知となっている。
[発明か解決しようとする課題] 以上のクローラベルト式走行装置を乗用車両の後輪側に
備えようとする場合、車両の乗心地性やクローラベルト
の地面追従性を確保するべくその車軸支持部材を車体に
対して揺動可能に懸架支持することか考えられる。
ところか、急制動時、その駆動輪の制動トルクにより車
軸支持部材か揺動してクローラベルトか地面から浮き上
かることも考えられる。
そこで本発明の目的は、クローラベルト式走行装置にお
いて、乗心地性及び地面追従性を確保しつつ急制動時の
クローラベルトの浮き上かりを抑制てきる懸架装置を提
供することにある。
[課題を解決するための手段] 以上の課題を遠戚すべく本発明は、駆動輪と遊転輪とに
クローラベルトを掛装し、駆動輪にブレーキ装置を設け
、駆動輪及び遊転輪をともに支持する車軸支持部材を設
け、この車軸支持部材を車体に対して揺動可能に懸架支
持するとともに、駆動輪のブレーキ装置側と車体側間に
制動トルクを受けるトルクロットを架設したことを特徴
とする。
[作用コ クローラベルトを掛装した駆動輪及び遊転輪をともに支
持する車軸支持部材を車体に対して揺動自在に懸架支持
したのて、車両の乗心地性とクローラベルトの地面追従
性が良くなる。
そして駆動輪のブレーキ装置側と車体側との間には、制
動トルクを受けるトルクロットか架設されているので、
特に急制動時において、その制動トルクはトルクロット
を介して車体側で受は止められる。
従って制動トルクによって車軸支持部材が揺動し、クロ
ーラベルトか地面から浮き上かろうとするのを効果的に
抑えられる。
[実施例] 以下に添付図面を基に実施例を説明する。
本発明の適用例として軽トラツクタイプのクローラベル
ト式6輪車の構成を示す第1図乃至第3図において、l
は車体、11は前輪、13は後輪、15は遊転輪、17
はクローラベルトである。
車体1はキャビン2と荷台3て構成され、図示の如く前
輪11と後輪13との間に遊転輪15か配設されており
、各車輪にはタイヤ12,14゜16か夫々装着されて
いる。そしてキャビン2内のハンドル4から左右一対の
前輪11.11へ操舵力を伝達する操舵装置5か構成さ
れている。操舵装置5はステアリングシャフト6、キヤ
ボックス7、ステアリングアーム8及びタイロッド9等
からなり、タイロッド9が前輪11を軸承するナックル
21に連結されている。更に前輪11を車体lに対し独
立懸架支持するフロントサスペンション22か設けられ
ており、即ち車体1のキャビン2下と前輪用ナックル2
1との間にラジアスロッド23及び油圧タンパ24等の
サスペンション構成部品か架設されている。
一方、車体1の荷台3下にエンジン25か搭載支持され
ており、このエンジン25の左右両側方に後輪13と遊
転輪15か配設されている。このエンジン25と一体の
トランスミッションからの回転駆動力を左右一対の後輪
13.13へ伝達する後輪駆動装置26か構成されてい
る。後輪駆動装置26はエンジン25後部の差動装置2
7及び後輪駆動軸28からなり、後輪駆動軸28かスィ
ングビーム31後部に支持した後輪車軸29に連結され
ている。
そして後輪13とその前方の遊転輪15は車軸支持部材
をなす前記スイングビーム31に軸承されており、この
スイングビーム31を車体1に対し独立懸架支持するリ
ヤサスペンション32か設けられている。即ち車体1の
荷台3下に架設したリーフスプリング33にスィングビ
ーム31中央部を揺動自在に枢着結合するとともに、こ
のスイングビーム31の前後部と荷台3下との間に油圧
ダンパ34,35を架設し、更に左右のスイングビーム
31,31後部間にはトーションフリーのアクスルビー
ム36を架設している。図中、36aはアクスルビーム
36中央部のトルクキャンセル部、37はリーフスプリ
ンタ33中央部上のストッパーラバー、38はリーフス
ジリンク33後端部のシャックルである。
また後輪タイヤ14と遊転輪タイヤ16とにはゴム製の
クローラベルト17か掛装されており、このクローラベ
ルト17のトレッド部18の両側にはガーター19・・
・、19・・・か内方に起設して備えられている。そし
てスイングビーム31の前部には偏心式のハブキャリア
41か備えられ、このハブキャリア41に遊転輪車軸3
9か支持されている。この遊転輪車軸39を支持するハ
フキャリア41を偏心回動することによりクローラベル
ト17の張力調整が行われる。以上のクローラベルト1
7.17は車体lの幅方向寸法内に収められている。
更にエンジン25と一体のトランスミッションからの回
転駆動力を左右一対の前輪11.11へ伝達する前輪駆
動装置42か構成されている。前輪駆動装置42はエン
ジン25前方に延びる推進軸43、差動装置44及び前
輪駆動軸45.45からなり、前輪駆動軸45かナック
ル21に支持した前輪車軸46に連結されている。図中
、47は燃料タンク、48はバッテリー、49はマフラ
ーである。
以上のクローラベルト式6輪車は、左右のクローラベル
ト17.17による接地駆動力と前輪タイヤ12.12
による接地駆動力とより、一般道路は勿論のこと、農地
等の軟弱地や砂、雪、砂利等の不整地での走破性に優れ
る。そしてクローラベルト17を車体1の幅方向寸法内
に収めたので、車体1の側方にクローラベルト17か張
り出さず、車両全幅を増大することなくコンパクトにし
て軽車両の形式認定か得られ、更に一般車両と同様に比
較的高速での公道走行か可能であるとともに、特に農地
に乗り入れて農耕機械や肥料等の材料の運搬車両として
利用できる。また前輪11を独立懸架するとともに、ク
ローラベルト17を掛装する後輪13及び遊転輪15も
独立懸架したのて、乗心地性並びにクローラベルト17
の地面追従性の面ても優れている。
特に以上の実施例において、クローラベルト式走行装置
の!!架装置を第4図に拡大して示しており、左右の各
スインクヒーム31及びリーフスプリンク33の枢着構
造は第5図に、また後輪13のフレーキ装置は第6図に
夫々示す通っである。
先ず第5図において、51はピボットブラケット、52
はピボットシャフト、53はピボットケースである。即
ちスィングビーム31中矢部に固設のピボットケース5
3にピボットシャフト52を介してピボットブラケット
51を枢着し、シャフト52とケース53間に左右一対
のベアリンク54.54を介装して、シャフト52先端
のネジ部にナツト55を螺着している。そしてピボット
ブラケット51上に図示ては三枚重ねのリーフスジリン
ク33中央部をプレート56によりサンドイッチして、
プレート56の前後をUボルト57.57及びナツト5
8・・・によりピボットフラケッ)−51に結合してい
る。
このようなピボット構造によりスインクヒーム31か中
央部のピボット中心点O@りに揺動し、農地等の軟弱地
や砂、雪、砂利等の不整地走行時におけるクローラベル
ト17個々の地面追従性か得られるものとなっている。
また第6図において、61は後輪フレーキ装置てあり、
このフレーキ装置61は、後輪車軸29に固定したハフ
62に一体のフレーキトラム63と、ブレーキシュー6
4.64と、ホイールシリンタロ5と、リターンスジリ
ンク661フ図参照)と、これらの部品を支持するバッ
クプレート67等て構成されている。そして後輪車軸2
9上にベアリンク68.69を介装してホルタ71か装
着されており、このホルタ71にハックプレート67か
支持されている。
このようにブレーキトラム63に摺接して制動を行うブ
レーキシュー64.64等の部品を支持するバックプレ
ート67か回転フリーとなっている。
ところで、以上のクローラベルト弐6輪車による急制動
時を考えた場合、その制動初期は第7図に示す如くクロ
ーラベルト17か−様な接地状態にあるか、停止直前に
おいては、第8図に示す如く後輪フレーキ装置61の制
動トルクによりスィングビーム31がピボット中心点0
回りに揺動してクローラベルト17の後部か地面から浮
き上かってしまう。θはその浮き上かり角度である。
即ち第7図において、hlはピボット中心点0高さ、r
はタイヤ有効半径、Cはピボット中心点0と遊転輪中心
点間距離、dはピボット中心点Oと後輪中心点間距離、
Brは制動力てあり、ピボット中心点0回りに生しるモ
ーメントMは、M = B 、−h 。
て表される。
このモーメントMによって、遊転輪タイヤ接地点Aを中
心としてピボット中心点Oを押し上げる力(ホップアッ
プ力)Fupは、 て表される。
このホップアップ力F。Pは、第8図に示すようにスイ
ングビーム31かピボット中心点0回つに後部を上昇さ
せるように傾斜するにつれて、Cか減少(c’)し、h
、か増大(h2)するため、次第に大きくなる。
従って急制動時にはクローラベルト17の後部か地面か
ら浮き上かるのである。
このため、実施例においては第4図及び第6図に示した
ように、アーム部材72を後輪ブレーキ装置61のハッ
クプレート67によりボルト73結合し、このアーム部
材72と前記ピボットブラケット51との間にトルクロ
ッド81を架設している。
即ちバックプレート67に固定したアーム部材72を前
記ポルタフ1外周に加硫焼付ゴム74により弾性的に結
合支持して、ピボットブラケット51上には一体の支持
片75を起設する。そしてトルクロッド81の後端部8
2及び前端部83には管材ゴムブツシュを内装している
。このトルクロット後端部82をアーム部材72上端部
にボルト76及びナツト77により枢着結合するととも
に、トルクロット前端部82をピボットブラケット51
上の支持片75に同様のボルト76及びナツト77によ
り枢着結合している。図中、78はナツト77側のワッ
シャである。
このようにして実施例においては、車体1側に対し揺動
自在にスイングビーム31を枢着支持するピボットブラ
ケット51と、スィングビーム31後 即ちハックプレート67と一体のアーム部材72とを、
トルクロット81により結合しているのて、スイングビ
ーム31とトルクロット81とか四節リンクを構威し、
特に急制動時の制動トルクをトルクロット81により有
効に受は止めて、クローラベルト17か地面から浮き上
かろうとするのを効果的に抑制てきるものとなっている
尚、実施例ては軽トラツクに本発明を適用したか、ワン
ボックスタイプ等の軽車両や他の形式の車両にも本発明
は適用可能である。また遊転輪と後輪の配置を前後進に
しても良く、ブレーキ装置の構造も任意である。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、クローラベルトを掛装し
た駆動輪及び遊転輪をともに支持する車軸支持部材を車
体に対して揺動自在に懸架支持し、駆動輪ブレーキ装置
側と車体側との間に制動トルクを受けるトルクロッドを
架設してなる懸架装置のため、車両の乗心地性とクロー
ラベルトの地面追従性を良好にすることができるととも
に、特に急制動時において、その制動トルクをトルクロ
ットを介して車体側て受は止めることにより、車軸支持
部材の揺動によるクローラベルトか地面から浮き上かろ
うとするのを効果的に抑制することかできるものであり
、従って車体の姿勢変化を抑えることかてきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の適用例としてクローラベルト式6輪車
を示した概略側面図、第2図はその駆動装置及びサスペ
ンション等を示す側面図、第3図は同平面図、第4図は
本発明に係るクローラベルト式走行装置の懸架装置を示
す拡大側面図、第5図と第6図は第4図の矢印V−V線
及び矢印Vl−■線に沿った各断面図、第7図と第8図
は本発明によるトルクロットを持たない場合の急制動時
における制動初期及び停止直前の状態を夫々示した各側
面図である。 尚、図面中、lは車体、13は駆動輪、15は遊転輪、
17はクローラベルト、31は車軸支持部材(スイング
アーム)、51はピボットブラケット、52はピボット
シャフト、61はブレーキ装置、72はアーム部材、8
1はトルクロットである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 駆動輪と遊転輪とにクローラベルトを掛装し、駆動輪に
    ブレーキ装置を設け、駆動輪及び遊転輪をともに支持す
    る車軸支持部材を設け、この車軸支持部材を車体に対し
    て揺動可能に懸架支持するとともに、駆動輪のブレーキ
    装置側と車体側間に制動トルクを受けるトルクロッドを
    架設したことを特徴とするクローラベルト式走行装置の
    懸架装置。
JP5072290A 1990-02-28 1990-02-28 クローラベルト式走行装置の懸架装置 Expired - Lifetime JPH0822679B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7004270B2 (en) * 2002-11-12 2006-02-28 Komatsu Ltd. Suspension apparatus of multi-axle vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7004270B2 (en) * 2002-11-12 2006-02-28 Komatsu Ltd. Suspension apparatus of multi-axle vehicle

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