JPH03252409A - 変性ポリオール組成物およびポリウレタンの製法 - Google Patents

変性ポリオール組成物およびポリウレタンの製法

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JPH03252409A
JPH03252409A JP2050484A JP5048490A JPH03252409A JP H03252409 A JPH03252409 A JP H03252409A JP 2050484 A JP2050484 A JP 2050484A JP 5048490 A JP5048490 A JP 5048490A JP H03252409 A JPH03252409 A JP H03252409A
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polyol
oligomer
polyol composition
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JP2050484A
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Kazuhiko Takaishi
和彦 高石
Yoshihiro Nishizawa
西沢 嘉洋
Keiichi Akimoto
秋本 啓一
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Sanyo Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は変性ポリオール組成物およびポリウレタンの製
法に関するものである。
[従来の技術] 従来、有機フィラー(ポリスチレン、ポリアクリロニト
リルやポリ塩化ビニルなど)をポリオール中に機械的に
分散させたものが知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし上記のようなものでは長期にわたりポリオール中
に有機フィラーを安定に分散させることは難しく、また
有機フィラーを分散させたポリオールの粘度が高くなる
という問題点がある。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは有機フィラーを安定に分散させ、またポリ
オールの粘度が低い変性ポリオール組成物およびこれを
用いたポリウレタンの製法について鋭意、検討を重ねた
結果、本発明に到達した。
すなわち本発明は、ポリオール中でエチレン性不飽和単
量体を重合させてなる変性ポリオール組成物において、
該エチレン性不飽和単量体として非重合性のビニル系ポ
リマーおよび/またはオリゴマーを溶解させた単量体を
使用することを特徴とする変性ポリオール組成物:並び
にポリオールおよび有機ポリイソンアネートを反応させ
てポリウレタンを製造する方法において、該ポリオール
として請求項1〜4のいずれか記載の変性ポリオール組
成物を使用することを特徴とするポリウレタンの製法で
ある。
本発明において、単量体中に溶解させる非重合性のビニ
ル系ポリマーおよび/またはオリゴマとしては、芳香族
炭化水素単量体(スチレン、置換スチレンたとえばα−
メチルスチレンなど)、脂肪族炭化水素単量体(α−オ
レフィン、エチレン、インブチレンなど)、含ハロゲン
単量体(塩化ビニル、塩化ビニリデン、 トリクロロエ
チレン、塩化アリルなど)、不飽和ニトリル[(メタ)
アクリロニトリル、シアン化ビニリデンなどコ、アミド
基含有単全体口(メタ)アクリルアミドなどコ、(メタ
)アクリル酸ニステルロ(メタ)アクリル酸アルキルエ
ステル(アルキル基の炭素数がI〜30)たとえばメチ
ル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート
、ノニル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリ
レート、ウンデシル(メタ)アクリレート、 ドデ/ル
(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレー
ト、テトラデシル(メタ)アクリレート、ペンタデシル
(メタ)アクリレート、ヘキサデシル(メタ)アクリレ
ート、オクタデシル(メタ)アクリレート、エイコシル
(メタ)アクリレート、 トコシル(メタ)アクリレー
トなど)、カルボキル基含有単量体[(メタ)アクリル
酸、マレイン酸、フマル酸などコ、ビニルアルコール、
ビニルエーテルなどの重合体および共重合体が挙げられ
る。これらのうち好ましいのは、脂肪族炭化水素単量体
、芳香族炭化水素単量体、含ハロゲン単量体、不飽和ニ
トリル、アミド基含有単量体、 (メタ)アクリル酸エ
ステルおよびカルボキシル基含有単量体の重合体および
共重合体であり、とくに好ましくは芳香族炭化水素単量
体(とくにスチレン)および不飽和ニトリル(とくにア
クリロニトリル)の重合体および共重合体である。
非重合性のビニル系ポリマーおよび/またはオリゴマー
の分子量は、通常1000〜100万、好ましくは30
00〜50万である。該ポリマーおよび/またはオリゴ
マーの分子量が1000未満では有機フィラーとして効
果(硬度アップ)が乏しく、100万を越えると変性ポ
リオール組成物の粘度が高くなりすぎる。
本発明において、エチレン性不飽和単量体としては、前
記非重合性のビニルポリマーおよび/またはオリゴマー
の項で記載した芳香族炭化水素単量体、不飽和ニトリル
、カルボキシル基含有単量体、 (メタ)アクリル酸エ
ステル、脂肪族炭化水素単量体、フッ素含有ビニル単回
体[パーフルオロオクチルエチルメタクリレート、パー
フルオロオクチルエチルアクリレートなどコ、両末端ビ
ニル変性シリコンなどがあげられる。
エチレン型不飽和単皿体のうちで好ましいものは芳香族
炭化水素単n体および不飽和二) IJルであり、とく
に好ましくはスチレンおよびアクリロニトリルである。
本発明において、エチレン性不飽和単量体中に溶解させ
る非重合性のビニル系ポリマーおよび/またはオリゴマ
ーの■はポリオールとエチレン性不飽和単量体の合計1
00重量部当り通常1〜1oO重量部、好ましくは1〜
50重量部、さらに好ましくは1〜30重量部である。
ビニル系ポリマーおよび/またはオリゴマーの量が10
0重量部を超えると変性ポリオール組成物の粘度が高く
なりすぎ、1重量部未満ではフィラーとしての効果(硬
度アップ)が乏しくなる。
本発明においてポリオールとしては、ポリエーテルポリ
オール、ポリエステルポリオールおよびその他のポリオ
ールが挙げられる。
ポリエーテルポリオールとしては、少なくとも2個(好
ましくは2〜8個)の活性水素原子を有する化合物(た
とえば多価アルコール、多価フェノール、アミン類、ポ
リカルボン酸およびリン酸)にアルキレンオキサイドが
付加した構造の化合物およびそれらの混合物があげられ
る。
上記多価アルコールとしてはエチレングリコール、ジエ
チレングリコール、プロピレングリコール、1,3−お
よび1.4−ブタンジオール、1.Ei−ヘキサンジオ
ール、ネオペンチルグリコールなどのアルキレングリコ
ール、および環状基を有するジオール(たとえば、特公
昭45−1474号公報記載のもの)などの2価アルコ
ール; グリセリン、 トリメチロールプロパン、トリ
メチロールエタン、ヘキサントリオール、 トリエタノ
ールアミンなどの3価アルコール;ペンタエリスリトー
ル、メチルグリコシド、ジグリセリンなどの4価アルコ
ール:および更に高い官能基を有する糖アルコールたと
えばアドニトール、アラビトール、キシリトールなどの
ベンチトール、ソルビトール、マンニトール、イントー
ル、タリトール、ズルシトールなどのへキシトール;糖
類たとえば、グルコース、マンノース、フラクトース、
ソルボースなどの単糖類;ショ糖、タレハロース、ラク
トース、ラフィノースなどの少糖類;グリコシドたとえ
ば、ポリオール(たとえばエチレングリコール、プロピ
レングリコールなどのグリコール、グリセリン、 トリ
メチロールプロパン、ヘキサントリオールなどのアルカ
ンポリオール)のグルコシド; ポリ(アルカンポリオ
ール)たとえばトリグリセリン、テトラグリセリンなど
のポリグリセリン、ジペンタエリスリトール、 トリペ
ンタエリスリトールなどのポリペンタエリスリトール;
およびシクロアルカンポリオールたとえばテトラキス(
ヒドロキシメチル)シクロヘキサノールなどが挙げられ
る。  多価フェノールとしてはピロガロール、ハイド
ロキノン、フロログルシンなどの単環多価フェノール;
ビスフェノールA1  ビスフェノールスルフォンなど
のビスフェノール類; フェノールとホルムアルデヒド
の縮合物(ノボラック)たとえば、米国特許第3265
ft41号明細書に記載のポリフェノールなどが挙げら
れる。
またアミン類としてはアンモニア;モノ−ジおよびトリ
ーエタノールアミン、インプロパツールアミン、アミノ
エチルエタノールアミンなどのアルカノールアミン類;
 C1〜C211アルキルアミン類; 02〜C6アル
キレンジアミンたとえばエチレンジアミン、プロピレン
ジアミン、ヘキサメチレンジアミン;ポリアルキレンポ
リアミンたとえばジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラミンなどの脂肪族アミン類;アニリン、フェニレ
ンジアミン、ジアミノトルエン、キンリレンジアミン、
メチレンジアニリン、ジフェニルエーテルジアミンおよ
びその他の芳香族アミン類; イソホロンジアミン、シ
クロヘキシレンジアミン、シンクロヘキシルメタンジア
ミンなどの脂環式アミン類; アミノエチルピペラジン
およびその他特公開55−21044号公報記載の複素
環式アミン類などが挙げられる。これらの活性水素原子
含有化合物は2種以上併用してもよい。これらのうちで
好ましいのは多価アルコールである。
活性水素原子含有化合物に付加させるアルキレンオキサ
イドとしては、エチレンオキサイド(以下EOと略記)
、プロピレンオキサイド(以下POと略記)、1.2−
11.3−、 1.4−、 2.3−ブチレンオキサイ
ド、スチレンオキサイド等1、およびこれらの2m以上
の併用(ブロックおよび/またはランダム付加)が挙げ
られる。
ポリエーテルポリオールのうちで好ましいのはポリオキ
シプロピレン鎖を有するものおよびボリオキシプロピレ
ン鎖とポリオキシエチレン鎖を有スルモの(エチレンオ
キサイド含量が25ffifi%以下)である。
上記ポリエーテルポリオールとしては、上記活性水素原
子含有化合物にPOを付加したものおよびPOと他のア
ルキレンオキサイド(以下AOと略記)を、 (’1)
PO−AOの順序で付加したもの(チップド)、 (2
)PO−AO−PO−AOの順序で付加したもの(バラ
ンスド)x  (3)AO−PO−AOの順序で付加シ
タもの、 (4)PO−AO−POの順序で付加したも
の(活性セカンダリ−)などのようなブロック付加物;
 (5)POおよびAOを混合付加したランダム付加物
;および(6)特開昭57−209920号公報記載の
順序で付加したもの、 (7)特開昭53−13700
号公報記載の順序で付加したもの等のようなランダム/
ブロック付加物などが挙げられる。これらは併用しても
よい。
ポリエーテルポリオールの水酸基価(平均)は、通常2
00以下、好ましくは15〜100、とくに好ましくは
20〜70である。200を越えるものでは、発泡が困
難である。
ポリエーテルポリオールの分子量は通常2000〜30
000またはそれ以上、好ましくは25oO〜1000
0である。分子量が2000未満では発泡が困難である
。30000を越えると、得られる変性ポリエーテルの
粘度が上がる。
ポリエステルポリオールとしては、多価アルコール(エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコール、1,3−または1.4−ブタンジオール、
!、6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコールな
どの2価アルコールまたはこれとグリセリン、トリメチ
ロールプロパンなどの3価またはそれ以上のアルコール
との混合物)に、ポリカルボン酸もしくはその無水物、
低級エステルなどのエステル形成性誘導体(たとえばア
ジピン酸、セバシン酸、無水マレイン酸、無水フタル酸
、テレフタル酸ジメチルなど)、またはその無水物およ
びアルキレオンキサイド(EO,POなど)を反応(縮
合)させる、あるいはラクトン(ε−カブロラクトンな
ど)を開環重合させることにより得られるものがあげら
れる。
その他のポリオールとしては、ポリブタジェンポリオー
ル、水酸基含有ビニル重合体(アクリル系ポリオールた
とえば特開昭58−57413号および57414号公
報記載のもの)、ヒマシ油などの天然油系ポリオールな
どが挙げられる。
これらの中で好ましいのはポリエーテルポリオールであ
る。
本発明における変性ポリオール組成物の製造は、通常の
重合体ポリオール製造方法で行うことができる。例えば
ポリエーテルポリオール中でエチレン型不飽和単量体を
重合開始剤(ラジカル発生剤など)の存在下に重合させ
る方法(米国特許第3383351号明細書、特公昭3
9−24737号、特公昭47−47399号、特開昭
50−15894号公報など)やエチレン性不飽和単量
体を予め重合させて得た重合体とポリエーテルポリオー
ルをラジカル発生剤の存在下にグラフト重合させる方法
があり、好ましくは前者の方法である。
これらの重合には通常、重合開始剤が使用される。重合
開始剤としては遊離基を生成して重合を開始させるタイ
プのもの、たとえば2.2′−アゾビスイソブチロニト
リル(A I BN)、2.2°−アゾビス−(2,4
−ジメチルバレロニトリル)(AVN)などのアゾ化合
物; ジベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパーオキ
サイド、ビス(4−t−プチルンクロヘキシル)パーオ
キシジカーボネート、ベンゾイルパーオキサイド、ラウ
ロイルパーオキサイドなどの過酸化物および特開昭[1
l−76517号公報記載の上記以外の過酸化物、ある
いは過硫酸塩、過ホウ酸塩、過コハク酸等が使用できる
。これらのうぢ好ましくはAIBNおよびビス(4−t
−プチルシクロヘキンル)パーオキシジカーボネートで
ある。
重合開始剤の使用器はエチレン型不飽和単量体の重量に
基づいて通常0. 1〜15%、好ましくは0. 2〜
10%である。
上記重合反応は無溶媒でも行うことができるが、有機溶
媒の存在下に行うこともできる(とくに重合体濃度が高
い場合)。好機溶媒としてはたとえばベンゼン、トルエ
ン、キシレン、アセトニトリル、酢酸エチル、ヘキサン
、ヘプタン、ジオキサン、N、N−ジメチルホルムアミ
ド、N、N−ジメチルアセトアミド、イソプロピルアル
コール、D−ブタノールなどが挙げられる。
また必要により連鎖移動剤たとえばアルキルメルカプタ
ン類(ドデシルメルカプタン、メルカプトエタノールな
ど)、アルコール類(イソプロピルアルコール、メタノ
ール、2−ブタノール、アリルアルコールなど)、ハロ
ゲン化炭化水素(四塩化炭素、四臭化炭素、クロロホル
ムなど)、特開昭55−33880号公報記載のエノー
ルエーテル類などの存在下に重合を行うことができる。
重合はバッチ式でも連続式でも行うことができる。重合
反応は重合開始剤の分解温度以上、通常60〜180℃
好ましくは90〜160℃、特に好ましくは100〜1
50℃で行うことができ、大気圧下または加圧下さらに
は減圧下においても行うことができる。
重合反応終了後は得られる変性ポリオール組成物は何ら
後処理を加えることもなくそのままポリウレタンの製造
に使用できるが、反応終了後は有機溶媒、重合開始剤の
分解生成物や未反応モノマー等の不純物を慣用手段によ
り除くのが望ましい。
変性ポリオール組成物の水酸基価は通常5〜100、好
ましくは7〜80、更に好ましくは10〜60である。
本発明のポリウレタンの製法において、変性ポリオール
組成物は必要により他の活性水素原子含有化合物と併用
することができる。変性ポリオール組成物に加えて、必
要により用いられる他の活性水素原子含有化合物として
は、ポリウレタン製造に普通に用いられている、高分子
ポリオールおよび/または低分子活性水素原子含有化合
物が使用できる。
高分子ポリオールとしては、前記変性ポリオール組成物
の原料の項で記載したポリエーテルポリオール、ポリエ
ステルポリオール、その他のポリオール、並びに通常の
変性ポリオールが使用できる。
通常の変性ポリオールとしては、これらのポリオール(
ポリエーテルポリオールおよび/またはポリエステルポ
リオール等)とエチレン性不飽和単量体(前記変性ポリ
オール組成物の原料として述べたものと同様なものたと
えばアクリロニトリル、スチレンなど)を重合させて得
られる変性ポリオール(特開昭54−101899号、
特開昭54−12239G号公報記載のものなど)など
が使用できる。
これらの中で好ましいのはポリエーテルポリオールであ
る。
これらの高分子ポリオールの水酸基数は通常2〜8個、
好ましくは3〜8個である。また、OH当量は通常20
0〜4000、好ましくは400〜3.000である。
低分子活性水素原子含有化合物としては、少なくとも2
個、好ましくは2〜3個、とくに好ましくは2個の活性
水素原子含有基(水酸基、アミノ基など、好ましくは水
酸基)を有する分子量500以下、好ましくは60〜4
00の化合物、たとえば低分子ポリオール(エチレング
リコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、]、]4−ブタンジオー
ルネオペンチルグリコール、ヘキサンジオールなどの2
価アルコール;グリセリン、トリメチロールプロパン、
ペンタエリスリトール、ジグリセリン、α−メチルグル
コシド、ソルビトール、キシリット、マンニット、ジペ
ンタエリスリトール、グルコース、フルクトース、ショ
糖などの3価以上の多価アルコール)、低分子量(たと
えば分子量200〜400)の多価アルコールアルキレ
ンオキサイド付加物(ポリエチレングリコール、ポリプ
ロピレングリコールなど);環状基ををする低分子ジオ
ール類〔特公昭45−1474号記載のビスフェノール
Aのプロピレンオキサイド付加物等〕;第3級または第
4級窒素原子含有低分子ポリオール〔特開昭54−13
0Ei99号公報記載のもの(N−メチルジェタノール
アミン、N−ブチルジェタノールアミンなどのN−アル
キルジアルカノールアミンおよびそれらの4級化物等)
、トリアルカノールアミン(トリエタノールアミン、 
トリプロパツールアミンなど)等〕;チオジエチレング
リコール等が挙げられる。アミノアルコールとしては、
モノ−またはジ−アルカノールアミン類(モノエタノー
ルアミン、ジェタノールアミン、モツプロバノールアミ
ンなど)があげられる。これらのうちで好ましいのは、
低分子ポリオール(とくに2価アルコール)であり、と
くに好ましくはエチレングリコール、1.4−ブタンジ
オール、ネオペンチルグリコール、!、6−ヘキサンジ
オールおよびこれらの2種以上の混合物である。
本発明において使用する有機ポリイソシアネートとして
は従来からポリウレタン製造に使用されているものが使
用できる。このようなポリイソシアネートとしては、炭
素数(NGO基中の炭素を除く)6〜20の芳香族ポリ
イソシアネート(たとえば2.4−および/または2.
G−トリレンジイソシアネート(TDI)、粗製TDI
、2.4’−および/または4.4′−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート(MDI)、fi製)IDI 口粗
製ジアミノフェニルメタン(ホルムアルデヒドと芳香族
アミン(アニリン)またはその混合物との縮合物生成物
: ジアミノジフェニルメタンと少全(たとえば5〜2
0重量%)の3官能以上のポリアミンとの混合物)のホ
スゲン化物: ポリアリルポリイソシアネート(PAP
I)などコ;炭素数2〜18の脂肪族ポリイソシアネー
ト(たとえばヘキサメチレンジイソシアネート、リジン
ジイソシアネートなど):炭素4〜15の脂環式ポリイ
ソシアネート(たとえばイソホロンジイソシアネート、
ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート);炭素数8
〜15の芳香脂肪族ポリイソシアネート(たとえばキシ
リレンジイソシアネートなど);およびこれらのポリイ
ソシアネートの変性物(ウレタン基、カルボジイミド基
、アロファネート基、ウレア乱、ビューレット基、ウレ
トジオン基、ウレトンイミン基、イソシアヌレート基、
オキサゾリドン基含有変性物など);および特願昭59
−199160号公報記載の上記以外のポリイソシアネ
ート;およびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
これらのうちでは、商業的に容易に入手できるポリイソ
シアネート、たとえば2.4−および2.G−TDll
  およびこれらの異性体の混合物、粗製TDI、4,
4゛−および2,4“−MDI、およびこれらの異性体
の混合物、粗製MDIとも称せられるPAPI、および
これらポリイソシアネート類より誘導されるウレタン基
、カルボジイミド基、アロファネート基、ウレア基、ビ
ューレット基、インシアヌレート基を含有する変性ポリ
イソシアネート類である。
本発明において、反応を促進させるため、ポリウレタン
反応に通常使用される触媒[たとえばアミン系触媒(ト
リエチレンアミン、N−エチルモルホリンなどの3級ア
ミン)、錫系触媒(オクチル酸第1スズ、ジブチルチン
ジラウレートなど)、その他の金属触媒(オクチル酸鉛
など)コを使用することができる。触媒の皿は、反応混
合物の重量に基づいて、たとえば約0.001〜約5%
用いられる。
また、本発明においてはポリウレタンの製造に際し、発
泡剤(たとえばメチレンクロライド、モノフルオロトリ
クロロメタン、水など)を使用し、ポリウレタンフォー
ムを製造することができる。
発泡剤の使用量はポリウレタンの所望の密度により変え
ることができる。
本発明において整泡剤を使用することができる・整泡剤
としてはシリコーン界面活性剤(ボリンロキサンーポリ
オキシアルキレン共重合体)が挙げられる。
その他、難燃剤、反応遅延剤、若色剤、内部離型剤、老
化防止剤、抗酸化剤、可塑剤、殺菌剤、カーボンブラッ
クおよびその他の充填剤など公知の助剤を使用すること
ができる。
ポリウレタン製造に際してのイソシアネート指数[NC
O/活性水素原子含有基(カルボキシル基以外の活性水
素含有基(水酸基、アミン基)の合計)の当量比×I0
0コは、通常80〜140、好ましくは85〜120.
  とくに好ましくは95〜115である。またイソシ
アネート指数を上記範囲より大幅に高くして(たとえば
300〜1,000またはそれ以上)ポリウレタン中に
ポリイソシアヌレートを導入することもできる。
ポリウレタンの製造は通常の方法で行うことができ、ワ
ンショット法、セミプレポリマー法、プレポリマー法等
の公知の方法により行うことができる。
ポリウレタン製造には通常用いられている製造装置を用
いることができる。無溶媒の場合はたとえばニーダ−や
エクストルーダーのような装置を用いることができる。
閉鎖モールドあるいは開放モールド内で各種の非発泡あ
るいは発泡のポリウレタンの製造を行うことができる。
ポリウレタンの製造は普通低圧あるいは高圧の機械装置
を用いて原料を混合反応させることにより行われる。さ
らには、原料混合前後(とくに原料混合前)、原料中の
溶存空気あるいは混合時に混入した空気などのガスを真
空法により除去することによりポリウレタンの製造を行
うこともできる。  本発明の方法は軟質モールドフオ
ームおよびスラブフオームの製造に有用である。またR
IM (反応射出成形)法による成形にも実施できる。
[実施例コ 以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。な
お部および%はそれぞれ重量部および重■%を示す。実
施例、比較例に使用した原料の組成は次の通りである。
ポリオールA:グリセリンとシジ糖(70/30)のE
O/PO付加物、分子量67001 水酸基価42゜ ポリオールB:グリセリンのPO付加物、分子■300
0、水酸基価56゜ AIBN:  2,2″−アゾビス(2−メチルブチロ
ニトリル) ポリマーA:ポリスチレン(分子量5千)ポリマーB:
ボリスチレン(分子量5万)ポリマーC:ポリスチレン
(分子ff110万〜15万) む ポリイソシアネート: TDI−80(日本ポリウレタ
ン工業(株) 製〕 触媒: DABCO33LV ()Uエチンジアミンの
33%ジプロピレングリコール溶液) ネオスタンU−28(スズ触媒)〔日 東化成(株)製〕 整泡剤:  5RX−294A (ポリエーテルシロキ
サン重合体)〔トーレシリコン (株)製)〕 実施例1〜6、比較例1 表−1および表−2記載の条件により変性ポリオール組
成物を製造した。ビニル系ポリマーおよび/またはオリ
ゴマーは、あらかじめ使用するエチレン性不飽和単量体
に溶解させた後にポリオールに混合して組成物を製造し
た。
また、実施例1の条件で製造した変性ポリオール組成物
を変性ポリオール組成物11  実施例2のものを変性
ポリオール組成物■、実施例3のものを変性ポリオール
組成物■、実施例4のものを変性ポリオール組成物■、
実施例5のものを変性ポリオール組成物■、実施例6の
ものを変性ポリオール組成物■、比較例1のものを変性
ポリオール組成物■とした。
表−1 表−2 表−3 実施例5〜7、比較例2 表1の実施例1〜3、比較例1で製造した変性ポリオー
ル組成物を用いてスラブ発泡を行うことによりポリウレ
タンフォームを製造した。
変性ポリオール組成物50部、ポリオールA50部、 
5RX−294A1. 5部、 DABCO33LV0
.3部および水4.5部の混合物にトリレンジイソシア
ネート(TD+−80)をNCOINDEXが105に
なる量(表−2記載)をすばやく混合し、スラブフオー
ムを発泡した。このポリウレタンフォームの一般物性を
表−2に示す。
表−4 物性測定法は次のとおりである。
密度(kg/m3): JISKG301. 25%I
LD(kg/314cm2): JIS KG382、
引張強度(kg/Cm2): JIS KB301、引
裂強度(kg/Cm): JIS KEi301、切断
伸度(%): JISK63011反発弾性率C%):
 JISKlli382、圧縮永久歪(%): JIS
63B2 [発明の効果コ 本発明の変性ポリオール組成物は、従来の方法に比べて
、分散性良好かつ低粘度にて有機フィラーを分散させた
変性ポリオール組成物である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリオール中でエチレン性不飽和単量体を重合させ
    てなる変性ポリオール組成物において、該エチレン性不
    飽和単量体として非重合性のビニル系ポリマーおよび/
    またはオリゴマーを溶解させた単量体を使用することを
    特徴とする変性ポリオール組成物。 2、非重合性のビニル系ポリマーおよび/またはオリゴ
    マーが1000〜100万の分子量を有する請求項1記
    載の組成物。 3、非重合性のビニル系ポリマーおよび/またはオリゴ
    マーが、炭化水素単量体、含ハロゲン単量体、含窒素単
    量体、(メタ)アクリル酸および(メタ)アクリル酸エ
    ステル類からなる群より選ばれる単量体のポリマーおよ
    び/またはオリゴマーである請求項1または2記載の組
    成物。 4、非重合性のビニル系ポリマーおよび/またはオリゴ
    マーの量が該ポリマーおよび/またはオリゴマーとエチ
    レン性不飽和単量体との合計100重量部当り1〜10
    0重量部である請求項1〜3のいずれか記載の組成物。 5、ポリオールおよび有機ポリイソシアネートを反応さ
    せてポリウレタンを製造する方法において、該ポリオー
    ルとして請求項1〜4のいずれか記載の変性ポリオール
    組成物を使用することを特徴とするポリウレタンの製法
    。 6、ポリオールおよび有機ポリイソシアネートを発泡剤
    の存在下、反応させてポリウレタンフォームを製造する
    方法において、該ポリオールとして請求項1〜4のいず
    れか記載の変性ポリオール組成物を使用することを特徴
    とするポリウレタンフォームの製法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11263961A (ja) * 1998-03-16 1999-09-28 Sanyo Chem Ind Ltd エマルション型感圧接着剤組成物
JP2008274245A (ja) * 2007-03-30 2008-11-13 Sanyo Chem Ind Ltd ポリマーポリオール及びポリウレタンの製造方法

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