JPH0324793Y2 - - Google Patents

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JPH0324793Y2
JPH0324793Y2 JP1989023089U JP2308989U JPH0324793Y2 JP H0324793 Y2 JPH0324793 Y2 JP H0324793Y2 JP 1989023089 U JP1989023089 U JP 1989023089U JP 2308989 U JP2308989 U JP 2308989U JP H0324793 Y2 JPH0324793 Y2 JP H0324793Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、外付けサツシ出窓の縦枠と、半外付
けサツシ窓の縦枠とを方立材で連結してなる組合
せ出窓の柱連結装置に関する。
(従来の技術) 近年、建物開口部に装着されるサツシに半外付
け式のものが多用され始めている。この半外付け
サツシは、第5図及び第6図に示すように、各種
の窓によつて必然的に異なる各個のサツシ主体部
分8を除いては、各サツシに共通に、サツシ主体
部分の背面側において、見込み幅の略中央の箇所
に建物躯体取付け用の取付片81を有し、そして
屋外側が窓開口部から突出する関係上、サツシ主
体部分の室内側端部を建物躯体取付片82となし
て固着の確実化を図り、また、サツシ主体部分の
背面側には、建物躯体ないし補助部材に当接する
一対の当接片83,84を備えてサツシ枠固着の
安定化を図つている。
一方、サツシ出窓は、例えば第7図及び第8図
に見るように、サツシ出窓W自体がいわゆるユニ
ツトとして独立に形成され、通常は工場で組立て
られたサツシ出窓を、施工現場で建物開口部に取
付けるものであるが、一般に左右の出窓縦枠5,
5に柱取付け用の取付フイン51が形成してある
ので、これを柱Pに釘着して、サツシ出窓ユニツ
トを建物躯体に取付けることが知られている。な
お、図中、6は天板、7は床板である。
(考案が解決しようとする課題) このようなサツシ出窓とサツシ窓は、それぞれ
が独立に形成されるとともに、必要に応じて建物
開口部に取付けられるが、それぞれの取付け対象
は建物躯体であるため、従来においては両者の間
に何の関連性も存在していないし、いわんやサツ
シ出窓とサツシ窓を連窓するという技術的思想は
皆無であつた。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、基
本的には、従来なされていなかつたサツシ出窓と
サツシ窓の連窓を比較的簡単な構造により実現す
ることを第1の目的とする。
より詳細にいうと、本考案は、サツシ出窓とサ
ツシ窓の連窓という技術課題において、これを達
成すべく新たな金型を起して対処するのでなく、
既存のサツシ出窓縦枠とサツシ窓縦枠をそのまま
用いるとともに、これを連結する方立材のみ別途
に用意してなすものである。
さらに、連結構造に剛性を付与することを第2
の目的とするものである。
(課題を解決するための手段) すなわち本考案は、実施例で用いた符号を付し
て説明すると、 外付けサツシ出窓Wの縦枠5と、半外付けサツ
シ窓Sの縦枠2とを方立材1で連結してなるもの
であつて、 前記縦枠5は、中空部50と、該中空部50よ
り建物側へ突設されるL字形の突片52とを備
え、 前記縦枠2は、室内側取付片21と、室外側に
設けられ先端25aが室内側に向いて形成された
水切り25と、該水切り25と前記取付片21と
の間に設けられた一対の当接片23,24とを備
え、 前記方立材1は、中空又は半中空状の基部10
と、該基部10の室外側に突設される突片14
と、基部10の側方に突設されるL字状突片15
と、基部10の室外側壁面10aに突設される係
止片13と、前記突片14の先端に形成される室
外側向き開口の溝部16とを備え、 前記外付けサツシ出窓Wの縦枠5と方立材1
は、縦枠5の突片52を方立材1の係止片13に
係合するとともに、縦枠5と方立材1を適位部位
で螺着し、 半外付けサツシ窓Sの縦枠2と方立材1は、縦
枠2の水切り先端25aを方立材1の溝部16に
係合するとともに、縦枠2の当接片23,24を
方立材1に当接し、且つ縦枠2の室内側取付片2
1を方立材1のL字状突片15に螺着し、 さらに、前記当接片23,24と方立材1との
当接において、室内側取付片21側の当接片24
は方立材1の基部10の側壁面10bに当接する
とともに、水切り25側の当接片23の当接部位
に対応する位置に基部10の前記室外側壁面10
aが形成されている組合せ出窓の柱連結装置。
(作用・効果) 本考案に係る組合せ出窓の柱連結装置は、以上
のように構成されるので、従来それぞれの取付け
対象が建物躯体であつたサツシ出窓とサツシ窓
に、別製の方立材のみを用いるだけでそれぞれを
連窓することができるようになり、しかもこの場
合、サツシ出窓とサツシ窓に連窓用の特別の縦枠
を新たに製造することなく、既存のものを利用す
ることができる。
方立材を連結される構造において、一方の連結
構造たる前記取付けサツシ出窓Wの縦枠5と方立
材1との連結は、基本的には螺着により結合され
ることとなるが、両者の結合は、縦枠5の中空部
50に連なる突片52を、方立材1の中空又は半
中空状の基部10に連なる係止片13に係合する
ものであつて、ともに剛性ある中空部ないし半中
空部の近傍に存しているので、その結合剛性を高
めることが可能となる。
また、他方の連結構造たる半外付けサツシ窓S
の縦枠2と方立材1の場合は、縦枠2の水切り先
端25aと方立材1の溝部16との係合、並び
に、両者の螺着による固定のほかに、縦枠2の当
接片23,24を方立材1に当接するにあたり、
室内側取付片21側の当接片24は方立材1の基
部10の側壁面10bに当接するとともに、水切
り25側の当接片23の当接部位に対応する位置
に基部10の前記室外側壁面10aが形成されて
いるので、当接構造が方立材1の基部10を含ん
でなされ、これにより前記外付けサツシ出窓Wの
縦枠5と方立材1との連結同様、その結合剛性を
高めることが可能となる。
このように、本考案によれば、サツシ出窓とサ
ツシ窓の連窓を比較的簡単な構造により実施する
ことが可能となり、さらに、結合剛性をも高め得
る組合せ出窓の柱連結装置を提供することができ
る。
(実施例) 以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。なお、本考案は組合せ出窓装置における柱連
結装置としてなされたので、まず組合せ出窓装置
につき説明を加えておく。
組合せ出窓装置は、各自独立に形成された一群
のサツシ出窓、及び、それ自体窓として各自独立
に形成された一群の半外付けサツシ窓の中からそ
れぞれ任意のものを選択し、それらを方立材で連
結してなるものであつて、これにより特定のサツ
シ出窓やサツシ窓を選ぶことなく任意の形態のサ
ツシ出窓及びサツシ窓を選定することができ、そ
れらの組合せにより多数の製品群が得られるよう
にしたものである。具体的には第3図及び第4図
において、サツシ出窓W1,W4とサツシ窓S,
Sを方立材で連結して構成される。
このサツシ出窓Wは、平面視において台形状、
三角形状、四角形状などの各種の突出形態を備
え、それ自体出窓として各自独立に形成された一
群のサツシ出窓の中から任意のものを適数個選択
する。これらには前述したように、左右の出窓縦
枠5に柱取付け用の取付フイン51が形成されて
いる。
また、サツシ窓Sは、上下枠3,4及び左右の
縦枠2,2を枠組みしてなるものであつて、引違
い窓、はめ殺し窓、回転窓などの各種の窓形態を
備え、それ自体窓として各自独立に形成された一
群の半外付けサツシ窓の中から任意のものを選択
するもので、少なくとも縦枠2は、建物躯体に釘
着される室内側取付片21と、該室内側取付片に
対し直角の位相をなして建物躯体に釘着される室
外側取付片22と、これら取付片の間に位置し且
つ建物躯体に当接する一対の当接片23,24と
を備えたものを用いる。なお、実施例では一対の
当接片23,24の中、一方の先端を室内側に向
いて形成し、室外側には水切り25を突設してい
る。また、当接片23と室外側取付片22はそれ
らの基部を共通にして形成されている。この縦枠
2において、後述するように連結側縦枠の室外側
取付片22を前記当接片23の先端部分に揃えて
剥取り又は折曲げるので、楔状の小切欠溝を該先
端部分に沿つて形成しておくのが好ましい。
本考案に係る組合せ出窓の柱連結装置は、外付
けサツシ出窓Wの縦枠5と、半外付けサツシ窓S
の縦枠2とを方立材1で連結してなるもので、方
立材1は、第1図及び第2図に示すように、中空
又は半中空状(実施例では中空状)の基部10
と、該基部の室外側に出窓縦枠収納部11と、該
基部の側方にサツシ窓縦枠収納部12とを備え
る。
出窓縦枠収納部11において、実施例ではサツ
シ出窓Wの縦枠5の中空部50に鈎状の突片5
2,52を設けてあるので、これに対応して基部
10の室外側壁面10aに鈎状の係止片13,1
3を形成した。また、後述するように、連結に際
しサツシ出窓Wの縦枠5の取付フイン51を剥取
るので、該縦枠5の室外側がフラツト面53とな
る。この点、方立材1には基部10から室外側へ
突片14を突設し、該突片の基端部14aと先端
部14bをともに前記フラツト面53に当接する
当接部となし、且つ突片14とフラツト面53と
を螺着している。実施例において、室外側壁面1
0aと突片14とで出窓縦枠収納部11が構成さ
れる。なお、上記室外側壁面10aは建物躯体の
壁面と同一面位置となる。
窓縦枠収納部12は、実施例において前記基部
10の側壁面10bと突片14、及び基部10の
室内側より側方に設けたL字状突片15によつて
構成される。そして突片14と側壁面10bには
室外側向き開口の溝部16,17を形成してい
る。溝部16は水切り25先端の室内側向き折曲
片25aと係合し、また、溝部17は当接片2
3,24の中、先端が室内側に向いて形成された
当接片23の該先端23aと係合する。さらに、
当接片23の当接部位に対応する位置に基部10
の前記室外側壁面10aが形成されている。前記
L字状突片15は、縦枠2の前記室内側取付片2
1と重合する位置関係を有し、その箇所で螺着さ
れる。
次に、サツシ出窓Wとサツシ窓Sを方立材1に
より連結する点について説明すると、まず方立材
1をサツシ出窓Wに取付ける。これは、サツシ出
窓Wの縦枠5の取付フイン51剥取り、方立材1
の係止片13,13を突片52,52に係止させ
るとともに、突片14とフラツト面53とを螺着
して行う。次いで、サツシ窓Sと方立材1を連結
するが、その際、連結側縦枠2の室外側取付片2
2を前記当接片23,24の先端部分に揃えて剥
取り又は折曲げる。そして、前記水切り25先端
の室内側向き折曲片25aと、前記当接片23の
室内側向先端23aとをそれぞれ方立材1の前記
溝部16,17に係合し、縦枠2の室内側取付片
21と方立材1の突片15とを螺着する。
なお、サツシ出窓Wとサツシ窓Sの各縦枠は通
常同一の見込み幅を有し、また、各サツシ窓Sの
室内側取付片21、室外側取付片22、及び当接
片23のそれぞれは同一の位置関係を有している
ので、方立材1は一種類だけ製作すればよいこと
となり、これにより部材点数を必要最小限に押え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例図であつて、分解状態
横断面図、第2図は同上の連結状態を示す横断
面、第3図は組合せ出窓装置の分解横断面図、第
4図は組合せ出窓装置の斜視図、第5図は半外付
けサツシ枠を用いたサツシ窓の縦断面図、第6図
は同上の横断面図、第7図はサツシ出窓の縦断面
図、第8図は同上の横断面図である。 W……サツシ出窓、S……サツシ窓、1……方
立材、2,5……縦枠、10……基部、11……
出窓縦枠収納部、12……窓縦枠収納部、14,
15……突片、21……室内側取付片、22……
室外側取付片、23,24……当接片、50……
中空部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外付けサツシ出窓Wの縦枠5と、半外付けサツ
    シ窓Sの縦枠2とを方立材1で連結してなるもの
    であつて、 前記縦枠5は、中空部50と、該中空部50よ
    り建物側へ突設されるL字形の突片52とを備
    え、 前記縦枠2は、室内側取付片21と、室外側に
    設けられ先端25aが室内側に向いて形成された
    水切り25と、該水切り25と前記取付片21と
    の間に設けられた一対の当接片23,24とを備
    え、 前記方立材1は、中空又は半中空状の基部10
    と、該基部10の室外側に突設される突片14
    と、基部10の側方に突設されるL字状突片15
    と、基部10の室外側壁面10aに突設される係
    止片13と、前記突片14の先端に形成される室
    外側向き開口の溝部16とを備え、 前記外付けサツシ出窓Wの縦枠5と方立材1
    は、縦枠5の突片52を方立材1の係止片13に
    係合するとともに、縦枠5と方立材1を適位部位
    で螺着し、 半外付けサツシ窓Sの縦枠2と方立材1は、縦
    枠2の水切り先端25aを方立材1の溝部16に
    係合するとともに、縦枠2の当接片23,24を
    方立材1に当接し、且つ縦枠2の室内側取付片2
    1を方立材1のL字状突片15に螺着し、 さらに、前記当接片23,24と方立材1との
    当接において、室内側取付片21側の当接片24
    は方立材1の基部10の側壁面10bに当接する
    とともに、水切り25側の当接片23の当接部位
    に対応する位置に基部10の前記室外側壁面10
    aが形成されていることを特徴とする組合せ出窓
    の柱連結装置。
JP1989023089U 1989-03-02 1989-03-02 Expired JPH0324793Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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