JPH0326860Y2 - - Google Patents
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- JPH0326860Y2 JPH0326860Y2 JP1985011179U JP1117985U JPH0326860Y2 JP H0326860 Y2 JPH0326860 Y2 JP H0326860Y2 JP 1985011179 U JP1985011179 U JP 1985011179U JP 1117985 U JP1117985 U JP 1117985U JP H0326860 Y2 JPH0326860 Y2 JP H0326860Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoji
- parts
- mullion
- vertical frame
- outdoor side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、建物開口部に装着されるサツシであ
つて、上下枠及び左右縦枠で形成したサツシ枠体
を備えた複数の障子部が、別製の方立材で相互に
連結されてなる連窓サツシに関する。
つて、上下枠及び左右縦枠で形成したサツシ枠体
を備えた複数の障子部が、別製の方立材で相互に
連結されてなる連窓サツシに関する。
(従来技術)
建物開口部に装着されるサツシは、建物躯体に
対し同一面位置に障子部を配設する通常の窓サツ
シと、建物躯体より屋外側へ突設する出窓サツシ
に二分される。
対し同一面位置に障子部を配設する通常の窓サツ
シと、建物躯体より屋外側へ突設する出窓サツシ
に二分される。
後者すなわち出窓サツシは、例えば実開昭55−
128873号や同59−60276号公報に記載されている
ように、一般には、建物躯体に各構成部材を遂次
取付けながらサツシ窓を形成していくものであ
る。上記実開昭55−128873号公報に記載されてい
るものは、建物躯体と平行なサツシと、室外側へ
突出するサツシとの間に配設される方立材は建物
躯体に設置されるものであり、また、実開昭59−
60276号公報に記載されているものは、建物躯体
のコーナー部に設けられる出窓サツシであるとい
う特殊性を有している。
128873号や同59−60276号公報に記載されている
ように、一般には、建物躯体に各構成部材を遂次
取付けながらサツシ窓を形成していくものであ
る。上記実開昭55−128873号公報に記載されてい
るものは、建物躯体と平行なサツシと、室外側へ
突出するサツシとの間に配設される方立材は建物
躯体に設置されるものであり、また、実開昭59−
60276号公報に記載されているものは、建物躯体
のコーナー部に設けられる出窓サツシであるとい
う特殊性を有している。
(考案が解決しようとする課題)
このように、サツシは通常の窓サツシと出窓サ
ツシに二分されるが、通常の窓サツシの中間部が
屋外側へ突出するタイプの窓サツシは、構造が複
雑となる故にあまり一般化されていない。また、
出窓サツシの場合は、出窓それ自体と、これに連
窓される通常の窓サツシとが建物躯体を介して連
結されるもの(前記実開昭55−128873号)は事前
に連窓サツシとしてユニツト化することができな
いし、建物躯体のコーナー部に設けられる出窓サ
ツシ(実開昭59−60276号)は、その特殊性に故
に通常のものへ供することは因難となる不都合を
有している。
ツシに二分されるが、通常の窓サツシの中間部が
屋外側へ突出するタイプの窓サツシは、構造が複
雑となる故にあまり一般化されていない。また、
出窓サツシの場合は、出窓それ自体と、これに連
窓される通常の窓サツシとが建物躯体を介して連
結されるもの(前記実開昭55−128873号)は事前
に連窓サツシとしてユニツト化することができな
いし、建物躯体のコーナー部に設けられる出窓サ
ツシ(実開昭59−60276号)は、その特殊性に故
に通常のものへ供することは因難となる不都合を
有している。
そこで本考案は、通常の窓サツシの中間部が屋
外側へ突出する窓サツシを、比較的簡易な構造に
より実現することを第1の目的とし、さらに、連
想された窓サツシそれ自体を独立してユニツト化
し得ることを第2の目的とするものである。
外側へ突出する窓サツシを、比較的簡易な構造に
より実現することを第1の目的とし、さらに、連
想された窓サツシそれ自体を独立してユニツト化
し得ることを第2の目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
すなわち、本考案は、実施例で用いる符号を付
して記すと、 上下枠3,4及び左右縦枠2,2で形成したサ
ツシ枠体を備える障子部Wを複数連結してなる連
窓サツシにおいて、 A:左右両端の障子部W1,W1は同一面位置
に配置されていること。
して記すと、 上下枠3,4及び左右縦枠2,2で形成したサ
ツシ枠体を備える障子部Wを複数連結してなる連
窓サツシにおいて、 A:左右両端の障子部W1,W1は同一面位置
に配置されていること。
B:前記障子部W1,W1の間に当該障子部W
1,W1よりも室外側へ突出する障子部W
2,W2又はW3,W4を備えること。
1,W1よりも室外側へ突出する障子部W
2,W2又はW3,W4を備えること。
C:前記障子部W1と室外側へ突出する障子部
は、室内側に中空部1aを有する方立材1に
よつて連結されること。
は、室内側に中空部1aを有する方立材1に
よつて連結されること。
D:室外側へ突出する障子部相互は、室外側に
中空部10aを有する方立材10によつて連
結されること。
中空部10aを有する方立材10によつて連
結されること。
E:各障子部の縦枠2は、取付片21を室内側
に備えるとともに、室内側向き先端25aを
有する水切り25を室外側に備え、且つ前記
取付片21と水切り25との間に当接片2
3,24を備えること。
に備えるとともに、室内側向き先端25aを
有する水切り25を室外側に備え、且つ前記
取付片21と水切り25との間に当接片2
3,24を備えること。
F:前記方立材1,10はともに、室内側に前
記縦枠2の取付片21と重合するねじ受け片
12と、室外側に縦枠2の前記先端25aと
係合する室外側向き開口の溝部13を備え、
且つ各中空部1a,10aは、これらと対峙
する両障子部の連窓する角度と等しい角度を
有する当接壁11a,11aを備えること。
記縦枠2の取付片21と重合するねじ受け片
12と、室外側に縦枠2の前記先端25aと
係合する室外側向き開口の溝部13を備え、
且つ各中空部1a,10aは、これらと対峙
する両障子部の連窓する角度と等しい角度を
有する当接壁11a,11aを備えること。
G:各障子部と方立材は、縦枠2の取付片21
と方立材のねじ受け片12との螺着、縦枠2
の先端23aと方立材の溝13との係合、及
び、縦枠2の当接片23,24と方立材の当
接壁11a,11aとの当接がなされて連結
されること。
と方立材のねじ受け片12との螺着、縦枠2
の先端23aと方立材の溝13との係合、及
び、縦枠2の当接片23,24と方立材の当
接壁11a,11aとの当接がなされて連結
されること。
以上のA,B,C,D,E,F及びGを備えた
連窓サツシである。
連窓サツシである。
(作用)
各障子部Wは、二種類の方立材1,10を用い
ることにより、それ自体一個独立してユニツト化
される連窓サツシとなる。
ることにより、それ自体一個独立してユニツト化
される連窓サツシとなる。
各障子部の連結は、障子部縦枠2と方立材1,
10との間において、当接、係合及び螺着により
なされ、これらの利点を有機的に備えることによ
り、簡易な構造でありながら堅固な連結状態を具
現でき、しかも螺着は室内側のみにて行われるの
で、作業性も簡易化されることとなる。
10との間において、当接、係合及び螺着により
なされ、これらの利点を有機的に備えることによ
り、簡易な構造でありながら堅固な連結状態を具
現でき、しかも螺着は室内側のみにて行われるの
で、作業性も簡易化されることとなる。
また、方立材の各中空部1a,10aは、これ
らと対峙する両障子部の連窓する角度と等しい分
岐角度を有する当接壁11a,11aを備えるの
で、障子部縦枠の当接片23,24を前記当接壁
11a,11aに当接させれば、これにより所定
の障子部連窓角度を具現し得るものとなる。
らと対峙する両障子部の連窓する角度と等しい分
岐角度を有する当接壁11a,11aを備えるの
で、障子部縦枠の当接片23,24を前記当接壁
11a,11aに当接させれば、これにより所定
の障子部連窓角度を具現し得るものとなる。
(実施例)
以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明す
る。
る。
第1図及び第2図は本考案の実施例図で、同図
は第3図に示す連窓サツシの横断面図に該当す
る。
は第3図に示す連窓サツシの横断面図に該当す
る。
この連窓サツシは、上下枠3,4及び左右縦枠
2,2で形成した引違い窓、嵌め殺し窓、回転窓
など各種の障子部Wを半外付けサツシで構成する
とともに、それら障子部たる半外付は窓サツシの
中から二組以上の窓サツシを選択して、各窓サツ
シを方立材1,10で連結してなる連窓サツシで
ある。なお、同図に示す実施例において、連窓サ
ツシは中央部分が三角状に突出するもので、その
中、建物壁面と平行な障子部W1,W1は嵌め殺
し、中央の障子部W2,W2は竪軸回転窓であ
り、障子部W1,W2の連窓角度(なす角)は
135゜、また、障子部W2,W2は90゜となつてい
る。つまり本考案は、建物開口部の左右枠に、そ
れぞれ建物躯体と同一面位置に障子部W1,W1
を連設するとともに、該一対の障子部の間に屋外
側へ突出する複数の障子部W2,W2を配設して
なる連窓サツシで、前記それぞれの障子部W1,
W2は、上下枠3,4及び左右縦枠2,2で形成
したサツシ枠体を備え、さらに、これらサツシ枠
体は方立材1,10で相互に連結される。なお、
三角状に突出する中央部分には、第3図に二点鎖
線で示すような屋根5を装着することもできる
し、また、建物躯体を平面視において三角形状に
突出させるとともに、突出させた建物躯体の当該
突出形状に適合させて障子部W2を突設させるよ
うにしてもよい。
2,2で形成した引違い窓、嵌め殺し窓、回転窓
など各種の障子部Wを半外付けサツシで構成する
とともに、それら障子部たる半外付は窓サツシの
中から二組以上の窓サツシを選択して、各窓サツ
シを方立材1,10で連結してなる連窓サツシで
ある。なお、同図に示す実施例において、連窓サ
ツシは中央部分が三角状に突出するもので、その
中、建物壁面と平行な障子部W1,W1は嵌め殺
し、中央の障子部W2,W2は竪軸回転窓であ
り、障子部W1,W2の連窓角度(なす角)は
135゜、また、障子部W2,W2は90゜となつてい
る。つまり本考案は、建物開口部の左右枠に、そ
れぞれ建物躯体と同一面位置に障子部W1,W1
を連設するとともに、該一対の障子部の間に屋外
側へ突出する複数の障子部W2,W2を配設して
なる連窓サツシで、前記それぞれの障子部W1,
W2は、上下枠3,4及び左右縦枠2,2で形成
したサツシ枠体を備え、さらに、これらサツシ枠
体は方立材1,10で相互に連結される。なお、
三角状に突出する中央部分には、第3図に二点鎖
線で示すような屋根5を装着することもできる
し、また、建物躯体を平面視において三角形状に
突出させるとともに、突出させた建物躯体の当該
突出形状に適合させて障子部W2を突設させるよ
うにしてもよい。
ここで実施例で用いる半外付けサツシについて
説明する。この半外付けサツシは、第9図及び第
10図に示すように、各種の窓によつて必然的に
異なる各個のサツシ主体部分8を除いては、各サ
ツシに共通に、サツシ主体部分の背面側におい
て、見込み幅の略中央の箇所に建物躯体取付け用
の取付片81を有し、そして屋外側が窓開口部か
ら突出する関係上、サツシ主体部分の室内側端部
を建物躯体取付片82となして固着の確実化を図
り、また、サツシ主体部分の背面側には、建物躯
体ないし補助部材に当接する一対の当接片83,
84を備えてサツシ枠固着の安定化を図つてい
る。
説明する。この半外付けサツシは、第9図及び第
10図に示すように、各種の窓によつて必然的に
異なる各個のサツシ主体部分8を除いては、各サ
ツシに共通に、サツシ主体部分の背面側におい
て、見込み幅の略中央の箇所に建物躯体取付け用
の取付片81を有し、そして屋外側が窓開口部か
ら突出する関係上、サツシ主体部分の室内側端部
を建物躯体取付片82となして固着の確実化を図
り、また、サツシ主体部分の背面側には、建物躯
体ないし補助部材に当接する一対の当接片83,
84を備えてサツシ枠固着の安定化を図つてい
る。
前記方立材1,10で連結される一組の縦枠
2,2は、第4図に示すように、主体部分20
と、ともに建物躯体に釘着される室内側の取付片
21と、該取付片に対し直角の位相をなして建物
躯体に釘着される室外側の取付片22と、これら
取付片の間に位置し且つ建物躯体に当接する一対
の当接片23,24であつて少なくとも一方の先
端23aが室内側に向いて形成されるものと、主
体部分20の室外側に突設した水切り25とを備
え、そして、実施例では、当接片23と室外側の
取付片22はそれらの基部を共通にして形成され
ている。なお、縦枠2において、後述するように
室外側の取付片22を前記当接片23の先端部分
23aに揃えて剥取り又は折曲げるので、楔状の
小切欠溝を先端部分23aに沿つて形成しておく
のが好ましい。
2,2は、第4図に示すように、主体部分20
と、ともに建物躯体に釘着される室内側の取付片
21と、該取付片に対し直角の位相をなして建物
躯体に釘着される室外側の取付片22と、これら
取付片の間に位置し且つ建物躯体に当接する一対
の当接片23,24であつて少なくとも一方の先
端23aが室内側に向いて形成されるものと、主
体部分20の室外側に突設した水切り25とを備
え、そして、実施例では、当接片23と室外側の
取付片22はそれらの基部を共通にして形成され
ている。なお、縦枠2において、後述するように
室外側の取付片22を前記当接片23の先端部分
23aに揃えて剥取り又は折曲げるので、楔状の
小切欠溝を先端部分23aに沿つて形成しておく
のが好ましい。
方立材1,10は、第5図に示すように、主体
部分11に、各方立材によつてそのなす角(分岐
角度)が適宜異なる一対の当接壁11a,11a
を形成し、該主体部分11の室内側端部に一対の
ねじ受け片12,12を設け、該主体部分の適所
には一対の室外側向き開口の溝部13,13を形
成してなるもので、前記一対のねじ受け片12,
12は、縦枠の前記それぞれの取付片21,21
と重合する位置関係を有し、また、前記一対の溝
部13,13は、それぞれの縦枠2,2における
一対の当接片23,24の中、先端が室内側に向
いて形成された当接片23の該先端23aにそれ
ぞれ対応する位置関係を有する。なお、実施例で
は、当接壁11a,11aのなす角が45゜及び90゜
である方立材1,10を示している。また、当接
壁11a,11aは、方立材1では主体部分11
の室内側に、また、方立材10では室外側に設け
るものである。もつとも、実施例のように、主体
部分11の任意の箇所を二又状となして当接壁1
1a,11aを形成するもののほか、主体部分1
1が当初から複数の部材で形成されるようなもの
であつてもよいことは勿論である。さらに、実施
例では、主体部分11の室外側端部に、縦枠2,
2の水切り25先端の室内側向き折曲片25aと
係合する室外側向き開口の溝部13を延出片14
に設けている。
部分11に、各方立材によつてそのなす角(分岐
角度)が適宜異なる一対の当接壁11a,11a
を形成し、該主体部分11の室内側端部に一対の
ねじ受け片12,12を設け、該主体部分の適所
には一対の室外側向き開口の溝部13,13を形
成してなるもので、前記一対のねじ受け片12,
12は、縦枠の前記それぞれの取付片21,21
と重合する位置関係を有し、また、前記一対の溝
部13,13は、それぞれの縦枠2,2における
一対の当接片23,24の中、先端が室内側に向
いて形成された当接片23の該先端23aにそれ
ぞれ対応する位置関係を有する。なお、実施例で
は、当接壁11a,11aのなす角が45゜及び90゜
である方立材1,10を示している。また、当接
壁11a,11aは、方立材1では主体部分11
の室内側に、また、方立材10では室外側に設け
るものである。もつとも、実施例のように、主体
部分11の任意の箇所を二又状となして当接壁1
1a,11aを形成するもののほか、主体部分1
1が当初から複数の部材で形成されるようなもの
であつてもよいことは勿論である。さらに、実施
例では、主体部分11の室外側端部に、縦枠2,
2の水切り25先端の室内側向き折曲片25aと
係合する室外側向き開口の溝部13を延出片14
に設けている。
このように、方立材1,10は、主体部分11
に、方立材によつてそのなす角が適宜異なる一対
の当接壁11a,11aを形成したので、障子部
を連窓する場合に、これに用いる方立材を選択す
るとにより、隣接する障子部間に、例えば
90°135°225゜などのように、180゜連接以外の角度を
もたせることができる。
に、方立材によつてそのなす角が適宜異なる一対
の当接壁11a,11aを形成したので、障子部
を連窓する場合に、これに用いる方立材を選択す
るとにより、隣接する障子部間に、例えば
90°135°225゜などのように、180゜連接以外の角度を
もたせることができる。
次に、左右の障子部W1,W2を方立材1によ
り連結する点について説明すると、前記一組の縦
枠2,2と、方立材1,10とを結合するにあた
り、縦枠の室外側の取付片22を前記当接片2
3,24の先端部分に揃えて剥取り又は折曲げ、
前記当接片の室内側向き先端23aを方立材の前
記溝部13に係合し、縦枠の取付片21と方立材
のねじ受け片12とを螺着するものである。な
お、室外側の取付片22を当接片23,24の先
端部分に揃えて剥取るときは第4図の破線の箇所
にてなされ、また、折曲げる場合は二点鎖線で示
すようになされる。この実施例では各縦枠は同一
の見込み幅を有し、また、取付片21,21、室
外側の取付片22,22、及び当接片23,23
のそれぞれ相互の位置関係を同一としている。こ
のように構成した場合は、方立材1,10を各々
一種類だけ製作すればよいので、部材点数を必要
最小限に押えることができる。また、実施例のよ
うに、この種連窓サツシを形成するにあたり、半
外付けサツシからなる障子部W1,W2を用いた
場合は、それら半外付けサツシの中から二組以上
のサツシを選択して、各サツシを方立材で連結す
ることにより、既存のサツシと所定構造の方立材
を用意するだけで、種々パターンに適用可能な連
窓サツシを得ることができる。したがつて、半外
付けサツシからなるサツシを用いた場合は、従来
のようにそれぞれ各種のパターンに対応させるべ
く異なる構造のサツシ及び方立を多数用意するこ
とがないので、すこぶる便宜となるものである。
り連結する点について説明すると、前記一組の縦
枠2,2と、方立材1,10とを結合するにあた
り、縦枠の室外側の取付片22を前記当接片2
3,24の先端部分に揃えて剥取り又は折曲げ、
前記当接片の室内側向き先端23aを方立材の前
記溝部13に係合し、縦枠の取付片21と方立材
のねじ受け片12とを螺着するものである。な
お、室外側の取付片22を当接片23,24の先
端部分に揃えて剥取るときは第4図の破線の箇所
にてなされ、また、折曲げる場合は二点鎖線で示
すようになされる。この実施例では各縦枠は同一
の見込み幅を有し、また、取付片21,21、室
外側の取付片22,22、及び当接片23,23
のそれぞれ相互の位置関係を同一としている。こ
のように構成した場合は、方立材1,10を各々
一種類だけ製作すればよいので、部材点数を必要
最小限に押えることができる。また、実施例のよ
うに、この種連窓サツシを形成するにあたり、半
外付けサツシからなる障子部W1,W2を用いた
場合は、それら半外付けサツシの中から二組以上
のサツシを選択して、各サツシを方立材で連結す
ることにより、既存のサツシと所定構造の方立材
を用意するだけで、種々パターンに適用可能な連
窓サツシを得ることができる。したがつて、半外
付けサツシからなるサツシを用いた場合は、従来
のようにそれぞれ各種のパターンに対応させるべ
く異なる構造のサツシ及び方立を多数用意するこ
とがないので、すこぶる便宜となるものである。
第6図及び第7図は、本考案の他の実施の態様
を示すもので、この場合は、連窓サツシをその中
間部において台形状に構成し、障子部W1と障子
部W3とのなす角、及び障子部W3,W4のなす
角をともに135゜としている。
を示すもので、この場合は、連窓サツシをその中
間部において台形状に構成し、障子部W1と障子
部W3とのなす角、及び障子部W3,W4のなす
角をともに135゜としている。
なお、本考案の連窓サツシは以上の形態のほ
か、それぞれの半外付けサツシを各種の方立材に
て連結することにより、例えば第8図に示すよう
な、任意所望の連窓サツシを得ることができるも
のである。
か、それぞれの半外付けサツシを各種の方立材に
て連結することにより、例えば第8図に示すよう
な、任意所望の連窓サツシを得ることができるも
のである。
(考案の効果)
本考案は、以上説明したように構成されるの
で、それぞれの障子部がサツシ枠体としてユニツ
ト化され、これらユニツト化されたサツシ枠体を
方立材で相互に連結することにより、通常の窓サ
ツシの中間部が、出窓のように、或いは建物躯体
の一部分が室外側へ突出する際これに追従してな
されるように、室外側へ突出する窓サツシを比較
的簡易な構造により実現することができる。
で、それぞれの障子部がサツシ枠体としてユニツ
ト化され、これらユニツト化されたサツシ枠体を
方立材で相互に連結することにより、通常の窓サ
ツシの中間部が、出窓のように、或いは建物躯体
の一部分が室外側へ突出する際これに追従してな
されるように、室外側へ突出する窓サツシを比較
的簡易な構造により実現することができる。
各障子部の連結は、障子部縦枠と方立材との間
において、当接、係合及び螺着によりなされ、こ
れらの利点を有機的に備えることにより、簡易な
構造でありながら堅固な連結状態を具現でき、し
かも螺着は室内側のみにて行われるので、作業性
も簡易化されることとなる。
において、当接、係合及び螺着によりなされ、こ
れらの利点を有機的に備えることにより、簡易な
構造でありながら堅固な連結状態を具現でき、し
かも螺着は室内側のみにて行われるので、作業性
も簡易化されることとなる。
また、方立材の各中空部は、これらと対峙する
両障子部の連窓する角度と等しい分岐角度を有す
る当接壁を備えるので、障子部縦枠の当接片を前
記当接壁に当接させれば、これにより所定の障子
部連窓角度を具現し得るものとなる。
両障子部の連窓する角度と等しい分岐角度を有す
る当接壁を備えるので、障子部縦枠の当接片を前
記当接壁に当接させれば、これにより所定の障子
部連窓角度を具現し得るものとなる。
第1図は本考案の第一の実施例図であつて、連
窓サツシの横断面図、第2図は第1図の全体横断
面図、第3図は本考案を実施した連窓サツシの斜
視図、第4図は半外付けサツシ縦枠を示す斜視
図、第5図は方立材の側面図、第6図は本考案の
第二の実施例図であつて、連窓サツシの横断面
図、第7図は同上連窓サツシの斜視図、第8図は
複合サツシの類例を示す横断面図、第9図は半外
付けサツシ枠を用いた窓サツシの縦断面図、第1
0図は同上の横断面図である。 1,10……方立材、2……縦枠、11……主
体部分、11a……当接壁、12……ねじ受け
片、13……溝部、21……取付片、22……室
外側の取付片、23,24……当接片、23a…
…先端、W1〜W4……障子部。
窓サツシの横断面図、第2図は第1図の全体横断
面図、第3図は本考案を実施した連窓サツシの斜
視図、第4図は半外付けサツシ縦枠を示す斜視
図、第5図は方立材の側面図、第6図は本考案の
第二の実施例図であつて、連窓サツシの横断面
図、第7図は同上連窓サツシの斜視図、第8図は
複合サツシの類例を示す横断面図、第9図は半外
付けサツシ枠を用いた窓サツシの縦断面図、第1
0図は同上の横断面図である。 1,10……方立材、2……縦枠、11……主
体部分、11a……当接壁、12……ねじ受け
片、13……溝部、21……取付片、22……室
外側の取付片、23,24……当接片、23a…
…先端、W1〜W4……障子部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 上下枠3,4及び左右縦枠2,2で形成したサ
ツシ枠体を備える障子部Wを複数連結してなる連
窓サツシにおいて、下記A,B,C,D,E,F
及びGを備えたことを特徴とする連窓サツシ。 A:左右両端の障子部W1,W1は同一面位置
に配置されていること。 B:前記障子部W1,W1の間に当該障子部W
1,W1よりも室外側へ突出する障子部W
2,W2又はW3,W4を備えること。 C:前記障子部W1と室外側へ突出する障子部
は、室内側に中空部1aを有する方立材1に
よつて連結されること。 D:室外側へ突出する障子部相互は、室外側に
中空部10aを有する方立材10によつて連
結されること。 E:各障子部の縦枠2は、取付片21を室内側
に備えるとともに、室内側向き先端25aを
有する水切り25を室外側に備え、且つ前記
取付片21と水切り25との間に当接片2
3,24を備えること。 F:前記方立材1,10はともに、室内側に前
記縦枠2の取付片21と重合するねじ受け片
12と、室外側に縦枠2の前記先端25aと
係合する室外側向き開口の溝部13を備え、
且つ各中空部1a,10aは、これらと対峙
する両障子部の連窓する角度と等しい角度を
有する当接壁11a,11aを備えること。 G:各障子部と方立材は、縦枠2の取付片21
と方立材のねじ受け片12との螺着、縦枠2
の先端23aと方立材の溝13との係合、及
び、縦枠2の当接片23,24と方立材の当
接壁11a,11aとの当接がなされて連結
されること。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985011179U JPH0326860Y2 (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985011179U JPH0326860Y2 (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61129092U JPS61129092U (ja) | 1986-08-13 |
JPH0326860Y2 true JPH0326860Y2 (ja) | 1991-06-11 |
Family
ID=30493059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985011179U Expired JPH0326860Y2 (ja) | 1985-01-31 | 1985-01-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0326860Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55128873U (ja) * | 1979-03-06 | 1980-09-11 | ||
JPS5960276U (ja) * | 1982-10-14 | 1984-04-19 | 新日軽株式会社 | コ−ナ−サツシ |
-
1985
- 1985-01-31 JP JP1985011179U patent/JPH0326860Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61129092U (ja) | 1986-08-13 |
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