JPH03247746A - 溶融亜鉛メッキ浴のドロス拡散防止方法 - Google Patents
溶融亜鉛メッキ浴のドロス拡散防止方法Info
- Publication number
- JPH03247746A JPH03247746A JP4437190A JP4437190A JPH03247746A JP H03247746 A JPH03247746 A JP H03247746A JP 4437190 A JP4437190 A JP 4437190A JP 4437190 A JP4437190 A JP 4437190A JP H03247746 A JPH03247746 A JP H03247746A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dross
- bath
- diffusion
- hot
- dip galvanizing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 title claims abstract description 26
- 238000005246 galvanizing Methods 0.000 title claims abstract description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 6
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000007747 plating Methods 0.000 claims description 6
- 210000004894 snout Anatomy 0.000 abstract description 8
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 5
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 abstract 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 abstract 1
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 239000011701 zinc Substances 0.000 description 12
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 12
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000013019 agitation Methods 0.000 description 1
- -1 and for example Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000007654 immersion Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、溶融亜鉛メッキ浴のドロス拡散防止方法に関
するものである。
するものである。
（従来の技術）
溶融亜鉛メッキ浴において発生するドロスには、Ｚｎ−
Ａｌ系で浴表面に浮遊するトップドロス、ＺｎＦｅ系で
浴底に沈澱し堆積するボトムドロス、また浴中に浮遊す
る浮遊ドロスがある。
Ａｌ系で浴表面に浮遊するトップドロス、ＺｎＦｅ系で
浴底に沈澱し堆積するボトムドロス、また浴中に浮遊す
る浮遊ドロスがある。
（発明が解決しようとする課題）
このようなドロ又は主としてメッキ鋼帯の浴内通板によ
る浴の攪拌、ジンクロール回転による浴の攪拌により浴
内等に拡散し、トップドロスはスナウト内へ侵入し、ス
ナウト内浴衣面に堆積して銅帯擦疵の原因となり、また
ボトムドロスはジンクロールの回転等により浴中へ拡散
し２．浮遊ドロスとともにメッキ鋼帯とジンクロール間
に挟まれて押疵の原因となり、いずれも品質を劣化させ
るものである。
る浴の攪拌、ジンクロール回転による浴の攪拌により浴
内等に拡散し、トップドロスはスナウト内へ侵入し、ス
ナウト内浴衣面に堆積して銅帯擦疵の原因となり、また
ボトムドロスはジンクロールの回転等により浴中へ拡散
し２．浮遊ドロスとともにメッキ鋼帯とジンクロール間
に挟まれて押疵の原因となり、いずれも品質を劣化させ
るものである。
このようなことから、たとえば特開昭６２−２０２０７
０号公報等にメッキ浴中等に発生したドロスを除去する
ことが開示されている。しかし、この方法においては設
備費が商値になり、またメンテナンスにも費用を要する
等の欠点がある。
０号公報等にメッキ浴中等に発生したドロスを除去する
ことが開示されている。しかし、この方法においては設
備費が商値になり、またメンテナンスにも費用を要する
等の欠点がある。
（課題を解決するための手段）
本発明は、溶融亜鉛メッキ浴表面部にドロス拡散防止体
を配置することを特徴とする溶融亜鉛メッキ浴のドロス
拡散防止方法である。メッキ浴表面部だけでなく、底部
にもドロス拡散防止体を配置することが可能である。
を配置することを特徴とする溶融亜鉛メッキ浴のドロス
拡散防止方法である。メッキ浴表面部だけでなく、底部
にもドロス拡散防止体を配置することが可能である。
（作用）
本発明においては、ドロス拡散防止体としてたとえば上
Ｆ開放型の格子状（丸、角等）に構成したもの等を用い
る。材質としては副食性物質が好ましく、たとえばセラ
ミックス等を用いることができる。
Ｆ開放型の格子状（丸、角等）に構成したもの等を用い
る。材質としては副食性物質が好ましく、たとえばセラ
ミックス等を用いることができる。
このようなドロス拡散防止体をメッキ浴表面部に、たと
えばメッキ浴槽の縁部に部材を介して配置し、また浴底
部には浴（亜鉛）の比重より重くなるように鉄芯等を内
装した拡散防止体を配置する。たとえば、ジンクロール
と浴底部の間隔が太き（、ジンクロールの回転によマ）
浴底部に堆積したドロスを拡散するおそれのない場合は
、浴表面部のみにドロス拡散防止体を配置すればよい。
えばメッキ浴槽の縁部に部材を介して配置し、また浴底
部には浴（亜鉛）の比重より重くなるように鉄芯等を内
装した拡散防止体を配置する。たとえば、ジンクロール
と浴底部の間隔が太き（、ジンクロールの回転によマ）
浴底部に堆積したドロスを拡散するおそれのない場合は
、浴表面部のみにドロス拡散防止体を配置すればよい。
また、ジンクロールの回転により浴底部に堆積したドロ
スが拡散するおそれがある場合は、浴底部にもドロス拡
散防止体を配置すればよい。
スが拡散するおそれがある場合は、浴底部にもドロス拡
散防止体を配置すればよい。
このようにドロス拡散防止体を浴面または浴面と浴底部
のほぼ全面に配置すること１こより、浴内等で発生する
ドロスは拡散防止体の格子状間隙に保持され、銅帯の移
動、ジンクロールの回転による浴攪拌て・他部へ移動す
ることがなく、ドロスによる擦疵、押疵等を確実に防止
できる。次に、浴表面に配置するドロス拡散防止体は、
上部が浴面上に、上部が浴面Ｂこ位置するようＩこ配置
することが好ましく、数式で示すと １ｎ≧０．５ ：防止体の高さ （浴面設置時は防止体の浸漬深さ） ：防止体（格子）の−辺長または直径 となる。
のほぼ全面に配置すること１こより、浴内等で発生する
ドロスは拡散防止体の格子状間隙に保持され、銅帯の移
動、ジンクロールの回転による浴攪拌て・他部へ移動す
ることがなく、ドロスによる擦疵、押疵等を確実に防止
できる。次に、浴表面に配置するドロス拡散防止体は、
上部が浴面上に、上部が浴面Ｂこ位置するようＩこ配置
することが好ましく、数式で示すと １ｎ≧０．５ ：防止体の高さ （浴面設置時は防止体の浸漬深さ） ：防止体（格子）の−辺長または直径 となる。
ドロスがある程度ドロス拡散防止体に溜まったと外には
防止体を撤去し、ドロスをバキュム等で除去した後、再
度ドロス拡散防止体を配置する。
防止体を撤去し、ドロスをバキュム等で除去した後、再
度ドロス拡散防止体を配置する。
（実施例）
第１図に示す上ビ開放型格子状のドロス拡散防止体１を
第２図に示すように連続溶融亜鉛メッキ浴２の表面部【
こ配置し、発生浮上するトップドロス３を保持し、メッ
キ鋼帯４の通板移動、ジンクロール５の回転による浴２
の攪拌に伴うドロス３３ の移動を確実に防止し、スナウト６内への侵入を防止す
る。
第２図に示すように連続溶融亜鉛メッキ浴２の表面部【
こ配置し、発生浮上するトップドロス３を保持し、メッ
キ鋼帯４の通板移動、ジンクロール５の回転による浴２
の攪拌に伴うドロス３３ の移動を確実に防止し、スナウト６内への侵入を防止す
る。
また、第３図に示すように、ジンクロール５と浴２の底
部との距離が短い場合は、浴底部にもドロス拡散防止体
１を配置し、堆積するボトムドロス３ａを保持し、ジン
クロール５の回転によるボトムドロス３ａの浴２内への
拡散を確実に防止する。
部との距離が短い場合は、浴底部にもドロス拡散防止体
１を配置し、堆積するボトムドロス３ａを保持し、ジン
クロール５の回転によるボトムドロス３ａの浴２内への
拡散を確実に防止する。
商さ１００ａＩ１１１、格子−辺長３０ｍ＋ｎ（正四角
形）のドロス拡散防止体を連続溶融亜鉛メッキ浴（浴高
さ２３００ａｕｎ、浴幅３０００ｍ＋＋＋Ｓ浴艮３８０
０ｍ１１１）表面部（表面積１１．４伯２）と浴底部に
ほぼ全面に配置し、銅帯（幅１０００〜１２００ｍｍ）
へのメッキをほぼ連続して１箇月施したところ、ドロス
拡散防止体を使用しなかった場合に比ベトロスの押疵に
よる品質不良は１／４に減少し、またスナウト内のドロ
ス除去回数も１１５に減少し、優れた効果が得られた。
形）のドロス拡散防止体を連続溶融亜鉛メッキ浴（浴高
さ２３００ａｕｎ、浴幅３０００ｍ＋＋＋Ｓ浴艮３８０
０ｍ１１１）表面部（表面積１１．４伯２）と浴底部に
ほぼ全面に配置し、銅帯（幅１０００〜１２００ｍｍ）
へのメッキをほぼ連続して１箇月施したところ、ドロス
拡散防止体を使用しなかった場合に比ベトロスの押疵に
よる品質不良は１／４に減少し、またスナウト内のドロ
ス除去回数も１１５に減少し、優れた効果が得られた。
（発明の効果）
本発明によりドロスによるメッキ製品の劣化を確実に防
止することができる。また、ドロス除去回数が減少し、
それだけライン停止を避けられて稼動率が向上し、生産
性を大幅に向」ニさせることができる等の優れた効果が
得られる。
止することができる。また、ドロス除去回数が減少し、
それだけライン停止を避けられて稼動率が向上し、生産
性を大幅に向」ニさせることができる等の優れた効果が
得られる。
第１図はドロス拡散防止体の一例を示す図、第２図およ
び第３図は本発明の例を示す図である。 １・・・ドロス拡散防止体、２・・・連続溶融亜鉛メ・
ンキ浴、３・・・トップドロス、３ａ・・・ボトムドロ
ス、４・・・メッキ鋼帯、５・・・ジンクロール、６・
・・スナウト。
び第３図は本発明の例を示す図である。 １・・・ドロス拡散防止体、２・・・連続溶融亜鉛メ・
ンキ浴、３・・・トップドロス、３ａ・・・ボトムドロ
ス、４・・・メッキ鋼帯、５・・・ジンクロール、６・
・・スナウト。
Claims (2)
- （１）溶融亜鉛メッキ浴表面部にドロス拡散防止体を配
置することを特徴とする溶融亜鉛メッキ浴のドロス拡散
防止方法。 - （２）メッキ浴底部にドロス拡散防止体を配置すること
を特徴とする請求項１記載の溶融亜鉛メッキ浴のドロス
拡散防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4437190A JPH03247746A (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 溶融亜鉛メッキ浴のドロス拡散防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4437190A JPH03247746A (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 溶融亜鉛メッキ浴のドロス拡散防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03247746A true JPH03247746A (ja) | 1991-11-05 |
Family
ID=12689657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4437190A Pending JPH03247746A (ja) | 1990-02-27 | 1990-02-27 | 溶融亜鉛メッキ浴のドロス拡散防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03247746A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04263052A (ja) * | 1991-02-18 | 1992-09-18 | Sumitomo Metal Ind Ltd | めっき鋼板へのドロス付着防止方法と装置 |
| JPH04337056A (ja) * | 1991-05-15 | 1992-11-25 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ボトムドロス回収装置と方法 |
-
1990
- 1990-02-27 JP JP4437190A patent/JPH03247746A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04263052A (ja) * | 1991-02-18 | 1992-09-18 | Sumitomo Metal Ind Ltd | めっき鋼板へのドロス付着防止方法と装置 |
| JPH04337056A (ja) * | 1991-05-15 | 1992-11-25 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ボトムドロス回収装置と方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4256929B2 (ja) | 亜鉛めっき方法及びシステム | |
| RU2403314C2 (ru) | Устройство для предотвращения сматывания листового металла в ванне непрерывного горячего погружения | |
| SK5392003A3 (en) | Method and installation for dip coating of a metal strip, in particular a steel strip | |
| JPH03247746A (ja) | 溶融亜鉛メッキ浴のドロス拡散防止方法 | |
| JPH05279827A (ja) | 溶融金属めっきにおけるスナウト内ドロス除去装置 | |
| JPH076048B2 (ja) | ボトムドロス巻上げ防止方法および装置 | |
| JP2575468B2 (ja) | 連続溶融亜鉛めっき装置 | |
| JP2001164349A (ja) | 溶融亜鉛めっき浴中のドロスの低減方法および装置 | |
| JP2928454B2 (ja) | 連続溶融金属めっき装置 | |
| JPH0617214A (ja) | 連続溶融金属めっき浴のトップドロス除去装置 | |
| JP3487240B2 (ja) | 溶融金属めっき浴槽 | |
| JP3180932B2 (ja) | 鋼板の連続溶融金属めっき装置 | |
| JPH02305948A (ja) | 連続溶融金属めっき用スナウト内部のドロス除去装置 | |
| JPH0688178A (ja) | ドロス除去方法 | |
| JP4604344B2 (ja) | 溶融めっき装置 | |
| JPH08188859A (ja) | 溶融めっき鋼板のドロス付着防止装置 | |
| JPH0211744A (ja) | 鋼帯の溶融亜鉛めっき方法及び装置 | |
| KR820001825B1 (ko) | 열침지식 용융금속 도금된 와이어 및 스트립의 세척장치 | |
| JP3352541B2 (ja) | 鋼板の連続溶融亜鉛めっき方法およびその装置 | |
| JPS59145772A (ja) | 連続溶融めつき方法 | |
| JP3399370B2 (ja) | 鋼帯の連続溶融金属めっき装置のスナウト | |
| JP3018375B2 (ja) | 溶融亜鉛めっき設備におけるポット内ボトムドロスの除去装置 | |
| JPH05171388A (ja) | ドロス除去方法及び装置 | |
| JPH0959752A (ja) | 連続溶融亜鉛めっき浴中のドロス除去方法および装置 | |
| JPH0538043Y2 (ja) |