JPH03246209A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JPH03246209A
JPH03246209A JP2041558A JP4155890A JPH03246209A JP H03246209 A JPH03246209 A JP H03246209A JP 2041558 A JP2041558 A JP 2041558A JP 4155890 A JP4155890 A JP 4155890A JP H03246209 A JPH03246209 A JP H03246209A
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JP
Japan
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skin
polysaccharide
sulfuric acid
water
shiitake
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JP2041558A
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English (en)
Inventor
Osahide Shiraishi
白石 修英
Teruaki Hayashi
輝明 林
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NIPPON CREATE KK
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NIPPON CREATE KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は担子菌類(Ba5idioa+ycetes
)のシイタケ(Lentinus edodes)並び
にシイタケ菌糸体中に含まれる多糖類を配合した化粧料
に関し、艶を保持し、荒れ肌を改善し、たるみを防止し
、保水性を増大しうる皮膚および毛髪の美容と健康に好
適な化粧料に関する。
(ロ)従来の技術と課題 シイタケの効用においては、含有成分のエリタデニンと
名付けられる含硫アミノ酸が脱コレステロール作用を有
し、血中コレステロールの除去と動脈硬化の予防に寄与
し、またエルゴステリンは日光照射によってプロビタミ
ンDに変換されて、クル病の改善、カルシウムの骨歯付
加の促進に関与することはよく知られている。又近年、
シイタケ子実体に含まれる抗種鳴性多糖体レンチナンが
マウス・ザルコーマ180に対し、80〜90%の阻害
性を示すことや、芳香成分の一種であるレンチオニンや
その類似化合物に強い抗菌力が認められ、その水抽出液
中に含まれるビスメチルスルフォニルメチルジスルフィ
ドが抗真菌作用を宵して水虫に効果のあることも見出さ
れている。しかしシイタケに含有される多糖類が化粧料
の有効成分として、優れた性質を有することは知られて
いない。
(ハ)課題を解決するための手段 この発明の発明者らは、シイタケ或はシイタケ菌糸体を
水又は水溶性有機溶媒含有水溶液で抽出して得られた下
記の特性を有するシイタケ多糖類が荒れ肌の防止と改善
の効果を発揮すると共に、優れた保水性を有して皮膚の
保湿性を増大し、肌艷の消失やたるみの改善に優れた効
果を有することをはじめて見出し、この発明に到達し几
この発明に用いられるシイタケの多糖類は次の性質を有
する。
)皮膚賦活作用及び皮膚保湿作用を有するi)水に易溶
、メタノールに難溶、エタノール、アセトン、酢酸エチ
ル、エーテル、ベンゼン及びクロロホルムに不溶、 111)分解温度約210℃、 iv)1%水溶液のpHは約5.2、 ■)フェーリング試薬並びに銀鏡反応に陽性で2%フェ
ノール水溶液と濃硫酸との混液て淡褐赤色を呈する、 vi)アンスロン・硫酸法、フェノール・硫酸法、ガル
バゾール・硫酸法およびクロモトロブ酸・硫酸法に対し
てもいずれら陽性反応を示す。
かくしてこの発明は、しいたけまたはしいたけ菌糸体中
に含有され上記の特性を有する多糖類を有効成分として
含有することを特徴とする化粧料を提供するものである
この発明の多糖類の原料としては、シイタケ(Lent
inus edodes)のなま及び乾燥品並びにシイ
タケ菌を培養して得られたシイタケ菌糸体を用いること
ができる。この発明に用いられるシイタケの有効成分の
多糖類は次のようにして得られる。
まず、上記原料を脱脂しないままか又は通常の脂溶性溶
媒を用いて脱脂後、水又は水性有機溶媒で抽出する。抽
出は水で十分行えるか、抽出液の腐敗を防止する為に水
溶性有機溶媒を少量含む水を用いてもよい。この水溶性
有機溶媒としては、メタノール、エタノールなどで低級
アルコール、アセトンなどが用いられる。これらの有機
溶媒は、水に対し約1%の低濃度から約30%まで添加
して用いられる。またこの抽出は加、星することによっ
て促進される。原料は破砕もしくは細断することが好ま
しい。
得られた抽出液を濾過し、そのまま、またはこれを減圧
下に濃縮して濃縮液に大量のエタノール、メタノールな
どの低級アルコールを添加して目的物を沈澱させる。こ
れを濾別しエタノールで洗浄して得た沈澱物を水に溶解
し、その溶液を内液として24オングストローム以下の
大きさの物質を脇土−に−X七もn−7漏に1lrs/
フふ1ノゲ仲創小1R/32型コを用い、水を外液とし
て約6日間にわたって透析する。まrこ上記抽出液を減
圧上乾燥して得Lエキスを水に溶解し、不溶物を除去し
た溶液を透析に付してらよい。
上記のようにして得られた透析内液を減圧上乾燥して、
淡褐色のこの発明に用いられる多糖類の粉末が得られる
また、この発明に用いられるシイタケ多糖類の原料とし
て用いられるンイタケ菌の菌糸体は、例えば次のように
して製造することができる。
まず、公知の適切な液体培地中にシイタケ菌を接種して
室温で静置して前培養する。得られた菌糸体を同じ液体
培地に接種して主培養の通気撹拌培養を行う。得られた
培養物から菌糸体を濾別し、よく水洗し、圧搾して水を
除き風乾して乾燥シイタケ菌糸体が得られる。
この発明の化粧料は当該技術分野の調製法によって製造
することができる。
そしてこの発明の化粧料には、一般に前記の多筒MMn
 nn+、弓n1ir量%i加六れ−上りgt+−<は
0.01〜1.0重量%添加される。
化粧料が特に石けんの場合には、前記多糖類は001〜
0.5重量%添加するのが好ましい。
またこの化粧料の剤形は任意であり、化粧水、ローノヨ
ン、クリーム、パック、発泡剤等の皮膚化粧料:口紅、
はぼ紅、アイシャドー、マニキュア等のメイクアップ化
粧料;ンヤンプー、ヘヤトニック、トリートメント、ヘ
ヤークリーム、スプレー、発泡剤等の毛髪化粧料、脱毛
化粧料;粉末、液、錠剤等の化粧用浴湯剤:シロップ、
茶剤、錠剤、顆粒剤等の内服化粧料:或いは固型、液状
、スプレー等の洗剤、石鹸などのいずれであってもよい
。これらの剤形のうち特に好ましいのは石けんと浴湯剤
である。
この発明の化粧料は前記の有効成分に加えて必要に応じ
てこの発明の効果を損なわない範囲内で化粧品、医薬品
等で一般に用いられる各種成分、すなわち水性成分、粉
末成分、油分、界面活性剤、保湿剤、増粘剤、防腐剤、
酸化防止剤、香料、着色剤、無機及び有機質の増量剤、
薬剤等を配合することができる。
(ニ)実施例 次にこの発明を実施例によって説明するが、この発明を
限定するものではない。
シイタケ多糖類の製造例1(原料:シイタケ)乾燥シイ
タケ1Kgを細切し、約2012の水に、ときどき撹拌
しながら3日間室温で浸漬して水抽出を行う。この抽出
を合計3回行った後、全抽出液を合して濾過する。この
濾液を減圧下に蒸留し、約lOQまで濃縮する。得られ
た濃縮液に約100Qのエタノールを加えて担子糖類を
析出させて濾別し3gのエタノールで洗浄し、減圧下溶
媒を除去して、担子糖類254に9を得る。この多糖類
をlOQの精製水に溶解して不溶物を濾別し除去する。
この濾液をビスキング社製の36/32型セルロース透
Fr膜中に入れ精製水を外液として6日間透析を行う。
得られた内液を50℃以下で減圧下で水を留去し、デシ
ケータ−中で一夜乾燥して淡褐色の多糖11221に9
を得た。
この生成物は後記のような皮膚賦活作用と皮膚保湿作用
を有する。
I)淡褐色の粉末で無味無臭である。
i)水に易溶、メタノールに難溶、エタノール、アセト
ン、酢酸エチル、エーテル、ベンゼン及びクロロホルム
に不溶。
1i)1%水溶液のpHは約5.2である。
iv)比旋光度 [α]″0o+16.3°(c =O,1SHtO)■
)赤外吸収スペクトル(K B r法)ν、、:: 3
420.1730.1460.1239.1059゜0
20cm Vl )核磁fi共鳴スヘクトル(90M Hz、 D
 to )1.99(br)、 3.60(br)、 
4.5L 〜5.52(br)vIi)分解温度 約210℃ vi)沈殿・呈色反応 λ、1%水溶液2〜3滴を沸騰フェーリング試液51ジ
に加えると赤色沈殿を生ずる。
b、1%水溶液は銀鏡反応に対して陽性であス c、1%水溶?&1 x(lに2%フェノール水溶液1
112と濃硫酸lμQを加えると淡褐赤色を呈する。
d、アンスロン・硫酸法、クロモトロブ酸・硫酸法に陽
性である。
ix)元素分析 炭素、水素、酸素及び窒素の核原子か含まれる。
シイタケ多糖類の製造例2(原料:シイタケの菌糸体)
前培養として5001(2の三角フラスコに下記組成の
液体培地200112を加え、シイタケ菌を接種して室
温で約30日間静置培養して菌糸体を増やす。次に主培
養の通気撹拌培養を行う為、内容5eのジャーファーメ
ンタ−(丸菱理化製M −D −5型)に同組成の液体
培地312を加え、これに前培養によって得た菌糸体3
30JI9(乾燥重量)を接種し、通気速度0.5&/
s+inで通気しつつ、照明下(蛍光灯照明150ルツ
クス)、25℃で撹拌速度200 rpmで108間撹
拌培養を行った。用いた液体培地組成は、グルコース 
259、酵母エキス2.35g、コンステープリカー 
1.89(7g(1)、KHtP Oa   l g、
Mg S Oa・ 7H,Oo、s9゜Ca Cl t
  O,06g、 Z n S O4419,Mn S
 04519、クエン酸第−鉄 5a+g、ビタミンB
10.1m9、蒸留水I Q (pH4,2)よりなる
組成のものである。
撹拌培養後、菌糸体を濾過し、よく水洗後、圧搾して水
を切り、風乾して22gの乾燥シイタケ菌糸体を得る。
この撹拌培養の操作を繰返し、害られた乾燥シイタケ菌
糸体1859に水3.712を加え、室温でときどき撹
拌しながら2日間浸漬し、濾過する。残渣を0.5Qの
水で洗い、濾過し、洗液を抽出濾液に合する。これを減
圧下で約2001Qまで濃縮し、エタノール212を加
えて4℃で1夜放置し析出物を濾取し、500zI2の
精製水に溶解して、不溶物があれば濾過する。この濾液
をビスキング社製の36/32型セルロース透匠膜中に
入れ、精製水を外液として、4日間透析を行う。簿られ
た内液を50℃以下で減圧下に水を留去し、デシケータ
−中で一夜乾燥して淡!@色の多*J110.29を得
る。
この生成物は製造例1の多wtiと同様の物性と皮膚賦
活作用並びに皮膚保湿作用を有する。
次にこの発明のシイタケ多糖類を有効成分として含有す
る各種化粧料の実施例を示す。いずれも処方のみを記載
したか、これらの処方の化粧料は常法によって製造でき
る。
実施例1 化粧水 シイタケ多糖類         0,2グリセリン 
         5.0ポリオキシエチレン(15モ
ル) オレイルアルコールエーテル  1.5エチルアルコー
ル       100クエン酸          
   0.1メチルパラベン         0.0
5香    料              0,05
精製水     83.1 (重量%) 実施例2 化粧水 シイタケ多糖類 0.2(重量%) プロピレングリコール ポリエチレングリコール1500 ポリオキシエチレン(25モル) オレイルアルコールエーテル ポリオックスWSR−301 エチルアルコール メチルパラベン エチレンジアミ 香    料 精製水 ン四酢酸ソーダ 2.0 0.1 15.0 0.05 0.05 1 76.5 実施例3 乳 液 シイタケ多糖類 ミクロクリスタリンワックス ミツロウ 流動パラフィン スクワラン ソルビタンセスキオレイン酸 エステル ポリオキシエチレン(20モル) 0.1 1.0 2、Q 20.0 10.0 (重量%) ソルビタンモノオレイン酸エステル1.0プロピレング
リコール       7.0メチルパラベン    
      0.05精製水     54.85 実施例4 乳 液 シイタケ多糖類 ステアリン酸 セチルアルコール ミツロウ ポリオキシエチレン(10モル) モノオレイン酸エステル グリセリルモノステアリン酸 エステル プロピレングリコール メチルパラベン 香    料 精製水 1.0 (重量%) 実施例5 バニシングクリーム シイタケ多糖類 ステアリン酸 ソルビタンモノステアリン酸 エステル ポリオキシエチレン(20モル) ソルビタンモノステアリン酸エステル プロピレングリコール メチルパラベン 香    料 精製水 0.2 6  Q 2.0 1.5 00 5 5 69.75 (重量%) 実施例6 中性クリーム シイタケ多糖類 ステアリルアルコール 水添ラノリン スクワラン 2−オクチルドブノルアルコール ポリオキシエチレン(25モル)セチルアルコールエー
テル グリセリルモノステアリン酸エステル 3.0 (重量%) (非自己乳化型) プロピレングリコール メチルパラベン 香    料 精製水 実施例7 パック シイタケ多糖類 ポリヒニルアルコール カルボキシメチルセルロース グリセリン エチルアルコール メチルパラベン 香    料 精製水 0.2(重量%) 15.0 5.0 5.0 10.0 1 0.5 64.2 実施例8 透明シャンプー シイタケ多糖類 ラウリルポリオキシエチレン(3モル)硫酸エステルト
リエタノール 1(重量%5 アミン塩(40%水溶液)       32.0ラウ
リルポリオキシエチレン(3モル)硫酸エステルソーダ
塩(30%水溶J) 21.0ラウロイルジエタノール
アミド   40ポリエチレングリコール400   
  1.0香    料              
    0.3メチルパラベン          0
.05エチレンジアミン四酢酸ナトリウム 0.05精
製水     41.5 実施例9 ヘアトニック シイタケ多糖類 エチルアルコール ポリオキンエチレン(8モル) オレイルアルコールエーテル ンヨウキヨウチンキ カンタリスチンキ 香    料 精製水 0.1(重量%) 55.0 実施例IO透明石鹸 シイタケ多糖類 砂    糖 グリセリン エチルアルコール 石鹸分 香    料 染料その池 精製水 0.3(重量%) 20 0 1.0 60.0 1.0 5 15.2 実施例11  浴湯剤(粉末) シイタケ多糖類 無水硫酸ナトリウム 塩化ナトリウム 硼    砂 重炭酸ナトリウム ポリ燐酸ナトリウム 黄色202号(1)色素 香    料 家庭用の風呂にはこの粉末の 10.0 (重量%) 45.0 35.0 0 2.5 1.0 5 1.0 209を使用する。
次にこの発明の多糖類の化粧料としての効果に就いて述
べる。
(皮膚賦活作用による肌荒れ改善効果の試験)上記多糖
類の皮膚賦活作用による肌荒れ改善効果を検する為、ン
イタケ多糖類を0.2%配合した化粧水(実施例1の処
方)と、多糖類を精製水で置きかえたブランク用化粧水
とを用いて人体パネルで肌荒れ改善効果試験を行った。
試験方法は、顔の皮膚表面形態をミリスン樹脂によるレ
プリカ法を用いて、肌のレプリカを取り、17倍の顕微
鏡にて観察を行い、皮紋の状態及び角層の剥離状態かみ
第2表の評価表の基準に基づいて評価し、2に当1こる
肌荒れと判定される女性(肌荒れパネル)30名を選定
する。そして各人の顔面左右半々に、多糖類配合化粧水
とブランク用化粧水を1日2回、2週間塗布し、2週間
後再び前期のレプリカ法により肌の状態を観察し、第1
表の基準に従い、その改善度を評価し、第2表の結果を
得た。
第1表 以上より上記多糖類を配合した化粧水を使用した荒れ肌
顔面部は、配合しなかったブランク化粧水を使用した荒
れ肌顔面部位と比較し、顕著な改善効果が認められ、多
糖類に肌荒れ改善作用のあることは明確である。
(皮膚保湿作用の試験) この発明の多糖類の保湿剤としての保水性効力を検する
為、人の足より剥離した角層を用いて、現在保湿剤とし
ての効果が高く、化粧料中に保湿剤として最ら頻用され
る尿素とその効果を比較した。またコントロールとして
は水を用いた。
肢検物の上記多糖類及び尿素はいずれも5%水溶液とし
、コントロールとしては水のみを用い、この中にそれぞ
れ人の足より剥離した角層を厚さ0.5zi、直径1c
mの錠剤にプレスしたものを15分間浸漬した。そして
l被験物試料あたりのサンプルは各5個を使用した(n
=5)。次にそれぞれの角層を取出し表面上の水滴を拭
きとり、20℃で93%の相対湿度下に放置し、5日後
の角層100mg当りの残存水分保持量を測定し、■試
料当り5個の平均値を算出し、多糖類、コントロールお
よび尿素の保水性の比較を行った。その結果は第3表の
通りである。
第3表 上記の結果より多糖類はコン−トロールに比し、水分保
持量がはるかに高く、保湿作用をもつことは明らかであ
る。その保湿効果の強さは、従来化粧料の保湿剤として
繁用されてきた尿素と同等及至はそれ以上の顕著な効果
を有し、しかも尿素の如く基剤中で分解し、変色、変臭
をもたらすことのない特性を存する。
これらの試験結果より、上記多糖類には皮膚細胞を賦活
して艷の消失やたるみを防止し荒れ肌を改善する顕著な
作用があり、更に水分保持効果を強化し、皮膚や毛髪の
乾燥に起因するトラブルを改善し、皮膚および毛髪の美
容と健康に好適な化粧料をその配合によりもたらすこと
は明らかである。
これを更に臨床的に確かめる為、次の試験を行つた。
(荒れ肌改善に関する臨床試験) ンイタケ多糖類0.3%を含む実施例4の乳液とンイタ
ケ多Iil類03%を含む実施例【0の透明石鹸を30
〜40才の肌荒れのひどい女性20名づつに2ケ月間連
続使用し、その臨床効果を検した。
乳液については朝夕2回連日塗布してもらい、透明石鹸
については1日1回入浴時に使用してもらい、2ケ月使
用の効果を次の方法で調べた。
すなわち各肌荒れ症状に就いて下記4表に示す5段階の
評偽基準を作成し、前記使用試験の2ケ月間の前後の症
状を第4表の段階で測定した。
そして使用試験前の症状と試験終了後の症状とを比較し
て、3段階以上改善効果のあったものを著効、2段階改
善効果のあったものを有効、1段階の改善効果のあった
しのをやや有効、不変らしくは悪化したものを無効とし
て、集計した結果、下記第5表、第6表の結果が得られ
た。
A、乳液使用試験 第5表(肌あれ)20名 石けん使用試験 臨床試験結果は上記の表のように、著効と有効とを合し
て有効群とし、やや有効と無効とを合して無効群として
2分しfこ場合この発明の化粧料の乳液と透明石鹸は、
美容上重要な化粧のり効果ら含めて、皮膚のたるみ、肌
艶やを改善し、肌荒れについて夫々有効率70%、並び
に65%という優れた改善効果を示し、無効群に含まれ
るものでも、1段階改善のやや有効のものが多かった。
この臨床結果からもこの発明の多糖類が皮膚に活力を与
える賦活作用と、しっとりとしたうるおいを与える保湿
作用を有することが明らかである。
(ホ)発明の効果 この発明のンイタケ多糖類含有の化粧料は皮膚の艶の消
失やたるみを防止し、荒れ肌を改善する皮膚賦活の顕著
な作用があり、更に水分保持効果が大であるので、皮膚
や毛髪の乾燥に起因するトラブル改善作用を有し、皮膚
及び毛髪の美容と健康に好適なものである。
平成2年 3月26日 1、事件の表示 平成 2年特許願第41558号 発明の名称 化粧料 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  東京都中央区築地2丁目11番24号名 称
   日本クリエート株式会社 代表者 林 1) 健

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シイタケ(Lentinusedodes)および
    シイタケ菌糸体に含有され、下記性状: i)皮膚賦活作用及び皮膚保湿作用を有するii)水に
    易溶、メタノールに難溶、エタノール、アセトン、酢酸
    エチル、エーテル、ベンゼン及びクロロホルムに不溶、 iii)分解温度約210℃、 iv)1%水溶液のpHは約5.2、 v)フェーリング試液並びに銀鏡反応に陽性で2%フェ
    ノール水溶液と濃硫酸との混液で淡褐赤色を呈する、 vi)アンスロン・硫酸法、クロモトロブ酸・硫酸法に
    陽性である、 を有する多糖類を有効成分として含有することを特徴と
    する化粧料。 2、前記多糖類が0.001〜5.0重量%含まれる請
    求項1記載の化粧料。 3、前記多糖類が0.01〜1.0重量%含まれる請求
    項1記載の化粧料。 4、石けんの剤形である請求項1記載の化粧料。 5、浴湯剤の剤形である請求項1記載の化粧料。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2776184A1 (fr) * 1998-03-17 1999-09-24 Caster Composition cosmetique capillaire anti-chute
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CN106420507A (zh) * 2016-12-05 2017-02-22 广州睿森生物科技有限公司 美白抗衰组合物和化妆品

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