JP2004346045A - 海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出エキスを有効成分とする化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出エキスを有効成分としてなる。
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕( 以下単に「海洋深層水酒粕」と言う)を有効成分として含む化粧料、洗髪剤、育毛剤、入浴剤や健康食品などの機能性食品の有用素材に関する。上記のものには、医薬部外品も含まれる。
【0002】
【従来の技術】
一般に、化粧料類は皮膚、頭髪、身体、手足、顔部(以下、単に皮膚など、という)などへの塗布、降りかけなどによって、皮膚などへ栄養分を補給すると共に、皮膚などの血行促進及び汚れ除去などの清浄化を行い、皮膚などに張りと緊張をもたらすように作用する。これにより、疲れた皮膚などの健康回復、衛生・清潔維持を行うことができる。
【0003】
一方、近時脚光をあびている海洋深層水を利用しようとする化粧料は、海洋水含有の高分子有機物が皮膚などに刺激を与え、皮膚などよりそれらが吸収されることが重要な要素とされることに着目しているものである。
【0004】
これまで、海洋水を利用した化粧料としては、海洋深層水と精製水とを配合した化粧品が特開2000ー290159号公報に、また海洋深層水を限外ろ過後、逆浸透膜ろ過法、電気透析法、イオン交換膜法および蒸留法の処理法から選ばれる少なくとも1種の処理法により処理することにより得られる濃縮水を含有する化粧料が特開2000ー159654号に、なおまた海洋深層水を逆浸透膜ろ過法、電気透析法およびイオン交換膜法の処理法により減塩処理することにより得られる減塩水を含有する化粧料が特開2000ー159655号に開示されている。
【0005】
また、酒粕の用途開発は当事者にとっては重要課題の一つである。その研究成果としては、米発酵エキス関連と併せて、これまで幾つかの特許出願がされている。すなわち、本発明者らが既に開発し、発明した特開2002ー284632号には、酒粕を有効成分とする化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類(SOD様活性作用を有する)及びそれを利用した化粧料が開示されている。またそれ以前には、海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕を利用して入浴剤や化粧水として利用できるような高アミノ酸の高濃度清酒の製造方法について、特開2000ー23655号公報に、また海洋深層水酒粕の有効利用を目指した抗メラニン物質含有物の抽出方法と抗メラニン物質の分画精製方法については特開平11ー196849号公報に、さらに海洋深層水酒粕をアルコール類で抽出して得られる安全かつ有用な酵素阻害剤については特開平6ー39044号公報に、さらにまた入浴剤および化粧品に使用される米発酵エキスの改良について特開平7ー53351号公報に開示されている。しかしながら、これまでは前記本発明者らの開示した特開2000ー23655号公報以外には、酒粕の有効成分を化粧料、洗髪剤、育毛剤、機能性食品などに利用し、殊に酒粕の有用廃棄物を効果的に利用したものは見られず、本発明者らはその廃棄処分される海洋深層水酒粕の用途開発を検討していた結果、本品のエタノ−ル抽出液に従来の酒粕抽出液には見られない顕著なスーパーオキシドジスムターゼ様活性作用(以下SOD様活性作用と略する)、αーアミラーゼインヒビター及びチロシナーゼインヒビターがあることを知見し、本発明を完成させたのである。
【0006】
このことは、酒粕の減容化、適切な廃棄処理にもつながり、環境保全面からも重要な課題である。さらに資源有効利用面からも廃棄物処理のト−タルコスト低減化に役立つ廃棄物利用技術の開発ともなり、このような観点により、本発明者らは清酒製造時に得られる海洋深層水酒粕の新規用途開発に着目したものである。
【0007】
上述のように、従来海洋深層水酒粕は、これまでの酒粕と同様に粕汁、粕漬などに利用されたりしてきたが、その利用量、利用率は未だ低く、大半が廃棄されていたのが実情であった。
【0008】
近時、漸く化粧料や入浴剤に利用されて、その新規用途が見いだされており、その内入浴剤については海洋深層水酒粕の有する保湿作用によりその実効が果たされているが、化粧料については見るべきものが未だなく、廃棄物再生の見地からもその開発が待たれていた。
【0009】
上述のように本発明者らは、種々実験の結果、海洋深層水酒粕には化粧品原料、洗髪剤、育毛剤原料、入浴剤原料、機能性食品として有用な、スーパーオキシドジスムターゼ様(SOD様)物質が含有されていることを見い出したものである。スーパーオキシドアニオンラジカルは過酸化水素、ヒドロキシラジカル、一重項酸素らとともに活性酸素といわれ、酸素の一電子還元種であり作用が強烈で破壊的でありDNA、細胞膜、コラーゲンのような組織を攻撃し、癌、心臓血管疾患、白内障などの広範な慢性疾患の引き金になる。また老化や過酸化脂質形成にも関係する。このラジカルを消去するために多くの医薬品や食品が知られている。例えば医薬品ではビタミンC、E、Pなど、また食品ではアントシアンなどの色素を持つ赤ワイン、果実のプルーンあるいはお茶に含まれるタンニン類、カテキン類などである。生体内ではSODが消去に関与する。しかしながら、その存在量や箇所にしばしば問題が起き、前述の疾患の原因となるのである。
本発明者らは、海洋深層水酒粕に上記のものにに勝るとも劣らない強いSOD様活性作用、α−アミラーゼインヒビター、チロシナーゼインヒビターのあることを見いだし、本発明を完成させたのである。
【0010】
殊に、この海洋深層水は、水分子の会合により、クラスター構造をとっており、この構造が酒造に関与する微生物 (酵母菌、こうじ菌など)の生育に非常に良い効果をもたらし、そのため発酵がスムーズになり、その代謝産物も従来のものより豊かである。従って、これから得られる酒粕には従来の酒粕には見られない有用代謝産物が含まれている。
また、酒造時には従来から少量の塩を部分的に添加しているが、従来のこの塩の代わりに海洋深層水を使うので、ミネラル (無機栄養塩)にも富むものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
近年の社会生活の複雑化によって予想以上にもたらされる精神的、肉体的なストレスが皮膚などへも蓄積されており、また、近来の自然環境の悪化に伴い、皮膚などへの汚れなどが増してきて、従来の化粧品類では十分な健康回復や汚れ除去を行うことが出来ない問題が生じてきている。このため、薬効のある化学物質を配合することも行われているが、合成によって製造された化学物質は、使用者によっては肌に合わないこともあり、かぶれや痒みの原因となる新たな問題が発生している。
【0012】
本発明者らは、上記の課題を解決すべく、これらに鑑みて鋭意創意工夫を重ねた結果、天然物質たる海洋深層水を有効に使用した酒粕を利用することにより、良好な作用を有し、しかもかぶれや痒みの発生がなく、あらゆる使用者に使用することができる、人体に優しい化粧料類、パック類、育毛剤類、整髪剤類、入浴剤、機能性食品を提供することを目的とする。
【0013】
深海の海水や海泥には魚介類、海藻類、海草類などの生物や微生物の死骸由来の有機物、有機物金属複合体(キレート体)が存在する。フミン酸、フルボ酸など高分子化合物が代表例であり、これらの酸類はそのまま、若しくは金属イオン複合体として存在しており、海水の錯化容量を支配している。あるいは甲殻類由来のキチン、軟体動物由来のムコ多糖体などの粘液物質など多糖体、たんぱく質、脂質の存在も考えられる。いずれにせよ、これらの物質は水温の低さ、水深の深さによる高圧により比較的安定に存在するものと考えられる。前記海洋深層水の利用に関してはミネラル分が主体であり、本発明者らはこれらを酒粕成分を介して化粧料類、パック類、洗髪剤類、育毛剤類・整髪剤類(以下頭髪剤と云う)、入浴剤に応用を試みたところ、従来に見られない卓越した効果のあることを知見し本発明を完成させたものである。
【0014】
従来、化粧品などでは主に化学物質を配合することが多く、使用者によっては肌に合わないこともあり、かぶれや痒みの原因となったり、さらには近年の社会生活の複雑化によって予想以上にもたらされる精神的、肉体的なストレスが皮膚などへ蓄積され、なおまた近来の自然環境の悪化に伴い、皮膚などへの悪影響が懸念されてきている。このため、美白を得るためや、肥満対策や、老化防止に種々様々な工夫がなされて来ているが、植物や自然物、天然物を有効に利用したものは少なく、なかんずくその廃棄物を有効に利用したものはなく、その開発が望まれていた。
殊に美白作用のある化粧料原料についても植物や自然物、天然物を利用したものでも、長期間の使用においては、人の肌への悪影響が懸念されてきており、近年は社会問題として指摘されるまでになってきている。
【0015】
本発明は、このような従来の様々な問題点を考慮してなされたものであり、清酒などの製造時に生ずる海洋深層水酒粕を有効に利用することにより、良好な作用を有し、しかもかぶれや痒みの発生がなく、あらゆる使用者に使用することができる、人体に優しい化粧料を提供することを目的とする。殊にSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有し、清酒など製造時の抽出残渣を出発物質として利用することにより、皮膚への親和性が良好で、皮膚呼吸を妨げることがなく、さらには、不自然となることなく皮膚へ塗布することができる化粧料を提供することを目的とする。またさらに、頭皮や頭髪の老化防止作用のある洗髪料や育毛剤や入浴剤、機能性食品原料などの有用素材を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、海洋深層水酒粕を有効成分とすることを特徴とする化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類である。
この発明においては、これらの有効成分を含有する化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類を得ることができる。
【0017】
また、請求項2に記載の発明は、前記海洋深層水酒粕抽出エキスに含まれるアミノ酸類、ぺプタイド類、ミネラル類、チロシナーゼインヒビター、αーアミラーゼインヒビター、スーパーオキシドアニオンラジカル消去物質などを利用することを特徴とする。
この発明においては、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビター、αーアミラーゼインヒビターを有する化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類を得ることができる。
【0018】
また、請求項3に記載の発明に係わる化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類は、前記海洋深層水酒粕を含水エタノールおよび/またはエタノールなどのアルコール系溶媒にて抽出してなることを特徴とする。
この発明においては、的確にこれら有効成分を抽出することができ、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビター、αーアミラーゼインヒビターを有する化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類を得ることができる。
【0019】
また、請求項4に記載の発明に係わる化粧料は、海洋深層水酒粕にエタノ−ルを加え、得られた抽出液を減圧濃縮乾固して得ることを特徴とする。
この発明においては、海洋深層水酒粕抽出分が具体的になり、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビター、αーアミラーゼインヒビターを有する化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類などを得ることができる。
【0020】
また、請求項5に記載の発明は、海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出エキスを、既知の化粧クリーム、化粧水、メイク落とし、乳液、美容乳液、ナイトクリーム、パック類、洗髪剤、育毛剤、リンスなどの頭髪化粧品、機能性食品、入浴剤の基剤に添加混合してなることを特徴とする。
この発明においては、海洋深層水酒粕抽出分を利用する対象物が具体的になり、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビター、をαーアミラーゼインヒビターを有する化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類などを得ることができる。
【0021】
また、請求項6に記載の発明に係わる化粧クリームは、精製水、ブチレングリコ−ル、マルチト−ル、ポリエチレングリコール、プラセンタエキス、水溶性コラ−ゲン、サイタイ抽出液、カルボマ−、グリチルリチン酸2K、アラントイン、アルギニン、メチルパラベンなどの内の一つ以上から成る化粧クリーム成分に前記請求項1〜4に記載の海洋深層水酒粕抽出分を加えてなることを特徴とする。
この発明においては、当該化粧クリームの成分を特定し、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有する化粧クリームを得ることができる。
【0022】
また、請求項7に記載の発明に係わる化粧水はに記載の発明は、精製水、エタノ−ル、グリセリン、ベタイン、マルチトール、PCA−Na、銅クロロフィリンNa,メチルパラベンなどの内の一つ以上から成る化粧水成分に前記請求項1〜4に記載の海洋深層水酒粕抽出分を加えてなることを特徴とする。
この発明においては、当該化粧水の成分を特定し、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有する化粧水を得ることができる。
【0023】
また、請求項8に記載の発明に係わる化粧水は、精製水、グリセリン、ブチレングリコ−ル、サイタイエキス、エタノ−ル、オウゴンエキス、アシタバエキス、ソウハクヒエキス、アロエベラ抽出液、リン酸アスコルビルMg、グリチルリチン酸2K、タウリン、アミノカプロン酸、アラントイン、リン酸2Na、リン酸Na、ミリスチン酸ポリグリセリル−10、ジフェニルジメチコン、トリオクタノイン、フェノキシエタノ−ルなどの内の一つ以上から成る化粧水成分に前記請求項1〜4に記載の海洋深層水酒粕抽出分を加えてなることを特徴とする。
この発明においては、当該化粧水の成分を特定し、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有する化粧水を得ることができる。
【0024】
また、請求項9に記載の発明に係わるメイク落としは、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、精製水、オクタン酸セチル、オクチルドデセス−25、グリセリン、ソルビット、トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル、プラセンタエキス、ウマスフィンゴ脂質、トウヒ油、フェノキシエタノ−ルなどの内の一つ以上から成るメイク落とし成分に前記請求項1〜4に記載の海洋深層水酒粕抽出分を加えてなることを特徴とする。
この発明においては、当該メイク落とし成分を特定し、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有するメイク落としを得ることができる。
【0025】
また、請求項10に記載の発明に係わる乳液は、精製水、オクタン酸セチル、エタノ−ル、ラベンダ−水、グリセリン、DPG、ブチレングリコール、PEG−50水添ヒマシ油、プラセンタエキス、甘草フラボノイド、グリチルリチン酸2K、マカデミアナッツ油、トウヒ油、カロットエキス、シアノコバラミン、アミノカプロン酸、リソレシチン、トコフェロ−ル、カプリル酸グリセリル、ベタイン、ジメチコン、ジメチルPABAオクチル、オリザノ−ル、アルギニン、カルボマ−、キサンタンガム、フェノキシエタノ−ルなどの内の一つ以上から成る乳液成分に前記請求項1〜4に記載の海洋深層水酒粕抽出分を加えてなることを特徴とする。
この発明においては、当該乳液の成分を特定し、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有する乳液を得ることができる。
【0026】
また、請求項11に記載の発明に係わる美容乳液は、精製水、スクワラン、ポリソルベ−ト60、ホホバ油、プラセンタエキス、水溶性コラ−ゲン、サイタイ抽出液、シア脂、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル(SE)、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸ソルビタン、カルボマ−、水酸化カリウム、プロピルパラベン、メチルパラベンなどの内の一つ以上から成る美容乳液成分に前記請求項1〜4に記載の海洋深層水酒粕抽出分を加えてなることを特徴とする。
この発明においては、当該美容乳液の成分を特定し、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有する美容乳液を得ることができる。
【0027】
また、請求項12に記載の発明に係わるナイトクリームは、精製水、グリセリン、スクワラン、ポリソルベ−ト60、ホホバ油、ヒアルロン酸Na、アラントイン、グリチルリチン酸2K、オレス−10、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリルSE、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸ソルビタン、カルボマ−、アルギニン、プロピルパラベン、メチルパラベンなどの内の一つ以上から成るナイトクリーム成分に前記請求項1〜4に記載の海洋深層水酒粕抽出分を加えてなることを特徴とする。
この発明においては、当該ナイトクリームの成分を特定し、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有するナイトクリームを得ることができる。
【0028】
また、請求項13に記載の発明に係わるパック類は、ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ブチレングリコール、メチルパラベン、エタノール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、キトサン・dl−ピロリドンカルボン酸塩、精製水などの内の一つ以上から成るパック成分に前記請求項1〜5に記載の海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出分を加えてなることを特徴とする。
この発明においては、当該パック類の成分を特定し、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有するパック類を得ることができる。
【0029】
この発明においては、海洋深層水酒粕の有効成分に含まれるSOD様活性作用を有し、アミノ酸類、乳酸などにより保湿作用効果に富む洗髪剤を得ることができる。
【0030】
また、請求項14に記載の発明に係わる洗髪剤は、海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕を有効成分としてなることを特徴とする。
洗髪剤。
この発明においては、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、アミノ酸類、乳酸などにより保湿作用効果に富む洗髪剤を得ることができる。
【0031】
また、請求項15に記載の発明に係わる洗髪剤は、前記海洋深層水酒粕を含水エタノールおよび/またはエタノールなどのアルコール系溶媒にて抽出してなることを特徴とする。
この発明においては、的確にこれら有効成分を抽出することができ、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、アミノ酸類、乳酸などにより保湿作用効果に富む洗髪剤を得ることができる。
【0032】
また、請求項16に記載の発明に係わる洗髪剤は、海洋深層水酒粕粕にエタノ−ルを加え、得られた抽出液を減圧濃縮乾固して得ることを特徴とする。
この発明においては、的確にこれら有効成分を抽出することができ、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、アミノ酸類、乳酸などにより保湿作用効果に富む洗髪剤を得ることができる。
【0033】
また、請求項17に記載の発明に係わる洗髪剤は、精製水、ココイルグルタミン酸TEA、ラウラミドDEA、ポリエチレングリコール水添ヒマシ油、セテアレス−ミリスチルグリコ−ル、ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデシル、ポリエチレングリコール水添ラノリン、ポリクオタニウム、ウマスフィンゴ脂質、メチルパラベンなどの内の一つ以上から成る洗髪剤成分に前記請求項14〜16に記載の海洋深層水酒粕抽出分を加えてなることを特徴とする。
この発明においては、海洋深層水酒粕抽出分並びに添加混合成分が具体的になり、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、アミノ酸類、乳酸などにより保湿作用効果に富む洗髪剤を得ることができる。
【0034】
また、請求項18に記載の発明に係わる育毛剤は、海洋深層水酒粕を有効成分としてなることを特徴とする。
この発明においては、海洋深層水酒粕の有効成分に含まれるSOD様活性作用を有し、アミノ酸類、乳酸などにより保湿作用効果に富む育毛剤を得ることができる。
【0035】
また、請求項19に記載の発明に係わる育毛剤はに記載の発明は、前記海洋深層水酒粕を含水エタノールおよび/またはエタノールなどのアルコール系溶媒抽出してなることを特徴とする。
この発明においては、的確にこれら有効成分を抽出することができ、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、アミノ酸類、乳酸などにより保湿作用効果に富む育毛剤を得ることができる。
【0036】
また、請求項20に記載の発明に係わる育毛剤は、海洋深層水酒粕にエタノ−ルを加え、得られた抽出液を減圧濃縮乾固して得ることを特徴とする。
この発明においては、的確にこれら有効成分を抽出することができ、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、アミノ酸類、乳酸などにより保湿作用効果に富む育毛剤を得ることができる。
【0037】
また、請求項21に記載の発明に係わる育毛剤は、プラセンタエキス、サイタイ抽出液、ゲラニオール変性アルコール、マルチトール液、Iーメントール、アセチルパントテニルエチルエーテル、センブリ抽出リキッド、グリチルリチン酸ジカリウム、精製水などの内の一つ以上から成る育毛剤成分に前記請求項18〜20に記載の海洋深層水酒粕抽出分を加えてなることを特徴とする。
この発明においては、海洋深層水酒粕抽出分並びに添加混合成分が具体的になり、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、アミノ酸類、乳酸などにより保湿作用効果に富む育毛剤を得ることができる。
【0038】
また、請求項22に記載の発明に係わる機能性食品素材は、海洋深層水酒粕を有効成分としてなることを特徴とする。
この発明においては、これらの有効成分が含有するSOD様活性作用、α−アミラーゼインヒビター、ミネラル分を含む抗肥満作用を有する機能性食品素材を得ることができる。
【0039】
また、請求項23に記載の発明に係わる機能性食品素材は、前記海洋深層水酒粕を含水エタノールおよび/またはエタノールなどのアルコール系溶媒抽出してなることを特徴とする。
この発明においては、的確にこれら有効成分を抽出することができ、これらの有効成分が含有するSOD様活性作用、α−アミラーゼインヒビター、ミネラル分を含む抗肥満作用を有する機能性食品素材を得ることができる。
【0040】
また、請求項24に記載の発明に係わる機能性食品素材は、海洋深層水酒粕にエタノ−ルを加え、得られた抽出液を減圧濃縮乾固して得ることを特徴とする。この発明においては、的確にこれら有効成分を抽出することができ、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、α−アミラーゼインヒビター、ミネラル分を含む抗肥満作用を有する機能性食品素材を得ることができる。
【0041】
また、請求項25に記載の発明に係わる機能性食品素材は、海洋深層水酒粕エキス末に、乳蛋白、乳清ミネラル、大豆蛋白、フィッシュコラーゲン、水溶性食物繊維、カゼインナトリウム、脂肪代謝ペプチド、脱脂粉乳、総合ビタミン製剤、鉄製剤、マグネシウム製剤、甘味料、酵母エキス、砂糖、ヨーグルドパウダー、ストロベリーパウダー、ココアパウダー、加工澱粉、香料などの内の一つ以上の成分を加えて成ることを特徴とする。
この発明においては、海洋深層水酒粕抽出分並びに添加混合成分が具体的になり、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、α−アミラーゼインヒビター、ミネラル分を含む抗肥満作用を有する機能性食品素材を得ることができる。
【0042】
また、請求項26に記載の発明に係わる機能性食品素材は、海洋深層水酒粕エキス末に、天然アミノ酸ペプチド末、エラスチン末、ヒアルロン酸末、米胚芽・大豆発酵抽出エキス、コラーゲンペプチド、シルクペプチド、還元麦芽糖、セルロース、コーンスターチ、大豆多糖類、DKエスチルF20ーW、ポエムRJー38、赤ワインエキスパウダーなどの内の一つ以上の成分を加えて成ることを特徴とする。
この発明においては、海洋深層水酒粕抽出分並びに添加混合成分が具体的になり、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、α−アミラーゼインヒビター、ミネラル分を含む抗肥満作用を有する機能性食品素材を得ることができる。
【0043】
また、請求項27に記載の発明に係わる入浴剤は、海洋深層水酒粕を有効成分としてなることを特徴とする。
この発明においては、これらの有効成分が含有するSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有し、有用ミネラル、アミノ酸類、乳酸などに基づく保温、保湿作用に優れた入浴剤を得ることができる。
【0044】
また、請求項28に記載の発明に係わる入浴剤は、海洋深層水酒粕を含水エタノールおよび/またはエタノールなどのアルコール系溶媒抽出してなることを特徴とする。
この発明においては、的確にこれら有効成分を抽出することができ、これらのこれらの有効成分が含有するSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有し、有用ミネラル、アミノ酸類、乳酸などに基づく保温、保湿作用に優れた入浴剤を得ることができる。
【0045】
また、請求項29に記載の発明に係わる入浴剤は、海洋深層水酒粕にエタノ−ルを加え、得られた抽出液を減圧濃縮乾固して得ることを特徴とする。
この発明においては、海洋深層水酒粕抽出分が具体的になり、これらの有効成分が含有するSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有し、有用ミネラル、アミノ酸類、乳酸などに基づく保温、保湿作用に優れた入浴剤を得ることができる。
【0046】
また、請求項30に記載の発明に係わる入浴剤は、海洋深層水酒粕エキス末に、オレイルアルコール、ミネラルオイル、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、天然ビタミンE、精製水、グリチルリチン酸ジカリウム、トリメチルグリシン、ラベンダー油の一つ以上の成分を加えて成ることを特徴とする。
この発明においては、海洋深層水酒粕抽出分並びに添加混合成分が具体的になり、これらの有効成分が含有するSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有し、有用ミネラル、アミノ酸類、乳酸などに基づく保温、保湿作用に優れた入浴剤を得ることができる。
【0047】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
【0048】
本発明の化粧料、洗髪剤、育毛剤、入浴剤、健康食品素材に使用される海洋深層水酒粕は清酒、みりんなどの日本酒の製造時に生ずるものである。
本発明の化粧料などに利用される酒粕を得るための使用される海洋深層水は、表面海水が沈降していて層を成しているもので、通常低温・清浄でミネラルに富む海水であり、その取水海域は一般的には例えば新潟県の佐渡島南海域沖合いでは、1,000m〜4,000mであり、その内好ましい範囲としては2,000m〜3,000mであり、さらにその取水深度は250m〜500mであり、その内好ましい深度としては300m〜400mである。
【0049】
海洋深層水は、低温安定性、富栄養性、清浄性、熟成性、ミネラル特性など多くの特徴を有している。特に、数多くのミネラル成分を含有しているため、保温性に優れ、また浸透性にも優れている。このため、化粧料などに配合させてその有効成分を皮膚内への浸透を促すことが知られてきている。
具体的には、海洋深層水は表層水に比べて、一般に栄養塩と云われるイオンであるリン酸イオン、ケイ酸イオン、硝酸イオン等の量が多く含まれていることも知られてきている。
【0050】
本発明においては、この海洋深層水をそのまま利用するのではなく、海洋深層水を使用する清酒、みりんなどの日本酒の製造時に生ずる酒粕を利用するものであり、海洋深層水の有するミネラル成分が酒粕の有効成分を介して尚更に効果的に、化粧料などに作用するものである。
本発明に使用する海洋深層水酒粕は、広範囲の種類の酒を製造する際の海洋深層水酒粕、吟醸粕、大吟醸粕、などが使用できる。これらは精米した米を使用しており、米糠、胚芽などは可及的に除去されている。従って、米糠、胚芽などに含まれる栄養分(ビタミンE類など)は含まれておらず、本発明によるSOD様活性作用、α−アミラーゼインヒビター、チロシナーゼインヒビター作用はこれらによるものでない。上記従来技術の項において述べたスーパーオキシドアニオンは、老化や過酸化脂質生成による動脈硬化などに関係し、その消去のために多くの食品や医薬品が上市されている。アントシアンなどを含むプル−ンなどの果実、赤ワインなどが代表例である。また、活性酸素は皮膚の老化を引き起こすばかりか頭皮の皮脂をも硬化させ、脱毛の原因にもなる。本発明は、以下の処方により、この活性酸素を消去する作用を有する海洋深層水酒粕の抽出分を得るものである。
【0051】
本発明による海洋深層水酒粕には、上述のようにSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビター、α−アミラーゼインヒビター、亜鉛などの有用ミネラル類、アミノ酸、乳酸などが含まれている。
この内、SOD様活性作用は老化防止、チロシナーゼインヒビターは美白作用、α−アミラーゼインヒビターは抗肥満作用、有用ミネラル類・アミノ酸・乳酸などは保温・保湿作用がみられる。
このため、SOD様活性、チロシナーゼインヒビター、有用ミネラル類・アミノ酸・乳酸などは化粧料に適し、またSOD様活性作用は老化防止、α−アミラーゼインヒビター、有用ミネラル類・アミノ酸・乳酸などは機能性食品に適し、SOD様活性、チロシナーゼインヒビター、有用ミネラル類・アミノ酸・乳酸などは入浴剤に適している。
【0052】
上述のように、この海洋深層水には、水分子の会合により、クラスター構造をとっており、この構造が酒造に関与する微生物 (酵母菌、こうじ菌など)の生育に非常に良い効果をもたらし、そのため発酵がスムーズになり生育が良好であり、その代謝産物も従来のものより多い。従って、これから得られる酒粕には従来の酒粕には見られない有用代謝産物が含まれている。
また、酒造時には従来から少量の塩を部分的に使用してきたが、従来の塩の代わりに海洋深層水を使うので、ミネラル (無機栄養塩)にも富むものである。
【0053】
一般に、海洋水含有の高分子有機物成分は種々様々のものがあるが、上述のようにこれらは人体に様々な作用効果がみられる。また、海表から約250m下の深層水と云われている海水も表層水よりも多くの高分子有機物を含有していることが知られている。またなお、海洋深層水には太陽照射による影響を受けず、その海洋水成分の効果低減がみられず、高分子有機物含有が高く、種々の作用効果が高まるとされている。
【0054】
海水含有のミネラル成分は種々様々のものがあるが、上述のようにこれらは人体に様々な作用効果がみられる。これらの海水は多くのミネラルを含有している。
【0055】
そこで本発明では、ミネラルリッチな海洋深層水酒粕によって、皮膚に接触させるミネラル分をより高め、更なる医療効果が期待できる新らしい化粧料を得んとするものである。
【0056】
また上述のように、海洋深層水には太陽照射による影響を受けず、その海水成分の効果低減がみられず、ミネラル含有が高く、更なる作用効果が高まるものである。本発明のエキスを得るには、海洋深層水酒粕を一定量のエタノ−ル(70%以上、海洋深層水酒粕1に対して3〜5倍量)に室温〜40℃に1〜5日間浸し、次に濾過、エタノ−ル留去、水に溶解して析出油分を除去して得られる。
海洋深層水酒粕の圧搾程度は任意で良いが、抽出効率を良くするために、ミキサーなどを用いて適宜粗砕しても良い。抽出溶剤としては、上述のようにアルコール系溶媒が好ましく、エタノールの他には例えばメタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコールなどのアルコール類やこれらの混合物あるいはこれらのアルコール系溶媒と水との混合物が挙げられるが、抽出効率や人体への安全性を考慮してエタノールが最適である。
上述のように、海洋深層水に含まれる有用ミネラルや酒粕に含まれるブドウ糖などの低分子化合物を有効的に利用するために、当該水溶液を透析して除去する必要はないが、場合によっては、透析によりこれらの低分子化合物を除去した有用素材を得ることも勿論可能である。
【0057】
アルコール類は、上述のようにエタノール70%以上が好ましいが、無水アルコールから、含水率約50%まで、好ましくは0〜約20%迄の含水率のものを使用し得る。すなわち、海洋深層水を使用して得られた乾燥した酒粕製品を用いる場合、80〜100%程度のアルコールで抽出することが好ましく、圧搾程度が比較的弱い海洋深層水酒粕の場合、アルコールとともに水分がかなり含まれているので、無水アルコールで抽出するとよい。材料に対する抽出溶剤の割合は、上述のように3〜5倍量が好ましいが、材料の重量100に対して重量比でその3〜10倍程度まで可能である。抽出温度、時間には特に制限はないが、上述の範囲内が好適である。
【0058】
抽出した溶液を通常の方法で処理し、濃縮する。例えば、抽出した溶液を、ガーゼなどで粗く濾過した後、濾紙、ガラスフィルターなどを使用して濾過し、減圧にて溶媒を留去すれば、白色の固形分を含む黄色もしくは黄褐色のシラップが得られる。必要に応じて、これを凍結乾燥すれば活性酸素消去作用を有する黄白色の粉末が得られる。よく圧搾された海洋深層水酒粕1kgから、通常20〜50g程度の本粉末が得られる。本粉末はさらにクロマトグラフイーなどの手段で精製することもできる。 このようにして得られた粉末は、後述するようにSOD様活性作用、α−アミラーゼインヒビター、チロシナーゼインヒビターを有するので、美白クリーム、化粧水、洗髪剤、育毛剤、入浴剤、ダイエット食品などの有効成分として用いることができる。すなわち、皮膚適用のための軟膏、クリーム、乳液、ローションなどに添加すれば皮膚・皮質・毛髪の老化を防止する化粧品が得られ、洗髪剤や育毛剤などに添加すれば、皮膚・皮質・毛髪の老化を防止する、洗髪剤や育毛剤が得られ、また食品例えば菓子類に添加すればSOD様活性作用、α−アミラーゼインヒビター作用効果のある食品が得られる。
なお、化粧料に使用する前の上記海洋深層水使用の酒粕が微黄色ないし黄褐色であり、不具合が有る場合には、適宜脱色することにより対応できる。
【0059】
また、本件発明に係わる海洋深層水酒粕は、有用ミネラル、アミノ酸類、乳酸、ペプタイドなどが含有されており、このためこの海洋深層水酒粕抽出成分を既知の入浴剤素材に添加混合することにより、血行促進、温浴効果、保湿効果、美白効果など、海洋深層水酒粕の成分に基づく効果が得られる。
【0060】
これらの海洋深層水酒粕について活性酸素除去効果の活性測定を行った。
この活性酸素除去効果は、活性酸素に起因する皮膚の老化防止、体内における過酸化脂質生成防止などに関し、化粧品業界または健康食品業界などで注目されている効果である。
これらの海洋深層水酒粕について以下述べるようにこれらの活性が認められた。
【0061】
これらの抽出物を公知の化粧料や健康食品に適宜配合することにより、本発明の化粧料、洗髪剤、育毛剤、入浴剤や健康食品素材を得ることができる。
すなわち、以上の本発明による化粧料原料を、公知の化粧料に分散させて使用することができる。化粧料としては、液状、ゲル状、クリーム状など種々のタイプを適宜、選択することができる。
【0062】
液状タイプでは、流動パラフィンなどの炭化水素系油、オリーブ油、小麦胚芽油、ナッツ油、トウモロコシ油、米糠油、米胚芽油、ハトムギ油、ホホバ油、ブドウ種子油などの植物油、スクワランや馬油などの動物油、その他のオイルやゲラニオール変性アルコールなどの低級アルコールを適宜、配合して用いることができる。
【0063】
ゲル状タイプでは、これらのオイルやアルコールに加え、CMCなどのセルロース誘導体、PVP、カルボキシビニルポリマー或いはカラギーナンなどの増粘剤を配合することにより製造することができる。
【0064】
クリーム状タイプでは、流動パラフィン、ワセリン、蜜ロウなどの油分だけであっても良く、これらの油分と水とを界面活性剤で乳化したものであっても良い。また、乳化タイプとしては、W/O乳化型、O/W乳化型の何れであっても良い。
【0065】
以下に本発明の実施例を記載するが、本発明はこの実施例によって何ら限定されるものではないことはもとよりである。
【実施例】
(実施例1)
海洋深層水酒粕(新潟県(株)北雪酒造製; 新潟県佐渡島南海域沖合い1,000m〜4,000m、好適範囲2,000m〜3,000m;取水深度は250m〜500m、好適範囲300m〜400m)200gに100%エタノ−ル600mlを加え室温に6日間ときどき攪拌しながら放置して抽出を行う。これを濾過し、濾液を減圧で濃縮する。ここに得られた残渣にイオン交換水30mlを加えると油分が分離する。この油分を酢酸エチル50ml×2回で抽出除去する。残った水溶液を減圧濃縮乾固して目的のシラップ5gが得られた。
【0066】
(実施例2)
実施例1により得られた海洋深層水酒粕エキス(以下、ホルス吟醸エキスと云う)を下記の化粧水成分に添加混合した結果、SOD様活性作用、チロシナーゼインヒビター作用効果の優れた化粧水を得た。
【0067】
(実施例3)
実施例1により得られたホルス吟醸エキスを下記の化粧水成分に添加混合した結果、SOD様活性作用、チロシナーゼインヒビター作用効果の優れたメイク落としを得た。
【0068】
(実施例4)
実施例1により得られたホルス吟醸エキスを下記の化粧水成分に添加混合した結果、SOD様活性作用、チロシナーゼインヒビター作用効果の優れた乳液を得た。
【0069】
(実施例5)
実施例1により得られたホルス吟醸エキスを下記の化粧水成分に添加混合した結果、SOD様活性作用、チロシナーゼインヒビター作用効果の優れた美容乳液を得た。
【0070】
(実施例6)
実施例1により得られたホルス吟醸エキスを下記の化粧水成分に添加混合した結果、SOD様活性作用、チロシナーゼインヒビター作用効果の優れたゲル状クリ−ムを得た。
【0071】
(実施例7)
実施例1により得られたホルス吟醸エキスを下記の化粧水成分に添加混合した結果、SOD様活性作用、アミノ酸類に富むシャンプ−を得た。
【0072】
(実施例8)
実施例1により得られたホルス吟醸エキスを下記の化粧水成分に添加混合した結果、SOD様活性作用、チロシナーゼインヒビター作用効果の優れたナイトクリ−ムを得た。
【0073】
(実施例9)
実施例1により得られたホルス吟醸エキスを下記の化粧水成分に添加混合した結果、SOD様活性作用、チロシナーゼインヒビター作用効果の優れた化粧水を得た。
【0074】
(実施例10)
実施例1により得られたホルス吟醸エキスを下記のピールオフパック成分に添加混合した結果、SOD様活性作用、チロシナーゼインヒビター作用効果の優れたピールオフパックを得た。
【0075】
(実施例11)
実施例1により得られたホルス吟醸エキスを下記の化粧水成分に添加混合した結果、SOD様活性作用、αーアミラーゼインヒビター作用効果の優れた機能性食品素材、即ちダイエット食品(商品名:ナチュラルシルエット)を得た。
【0076】
(実施例12)
実施例1により得られたホルス吟醸エキスを下記の化粧水成分に添加混合した結果、SOD様活性作用、αーアミラーゼインヒビター作用効果の優れた機能性食品素材、即ちダイエット食品( 天然ヒアルロン酸錠)を得た。
【0077】
(実施例13)
実施例1により得られたホルス吟醸エキス3重量%を下記の育毛剤成分に添加混合した結果、頭皮・皮質老化防止作用効果の優れた育毛剤1lを得た。
【0078】
(実施例14)
実施例1により得られたホルス吟醸エキス(油分を酢酸エチルにより抽出除去する工程を省略)を下記の入浴剤分に添加混合した結果保温・保湿作用・チロシナーゼインヒビター作用効果の優れた入浴剤を得た。
本実施例により得られた入浴剤10gを41℃の浴槽に入れ、被験者5人に20分間入浴させた後、室温25℃の部屋で30分間待機させ、皮膚温度をサーモグラフィで測定した結果、さら湯の同様の条件下の結果に比較して、約2℃の皮膚温度上昇が確認され、さらに本件発明に係わる入浴剤にはさら湯の場合に比較して、約50分の皮膚温度維持効果が示された。
【0079】
以下に、上述した本発明に使用する海洋深層水酒粕のSOD様活性作用、アルファアミラーゼインヒビター、チロシナーゼインヒビターの試験を行った結果を述べる。
この濃縮物のSOD様効果は次表の通りである。
本活性は(90〜120°C、1時間処理)にも安定である。熱に安定なたんぱく質やイオウを含むアミノ酸由来物質、あるいはポリフェノ−ル類と考えられ、しかも透析で内液に残ることから高分子物質と思われる。周知のごとく酒は原料米を磨き米糠、胚芽などの二日酔い原因物質を可及的に除き(例えば吟醸酒の場合65% も精米する)、発酵に供される。従って例えば胚芽由来のビタミンE類(SOD様活性作用、α−アミラーゼインヒビター、チロシナーゼインヒビター強し)などの混入する可能性は無く、本発明者らの発見した海洋深層水酒粕のSOD様活性作用、α−アミラーゼインヒビター、チロシナーゼインヒビターは新規な高分子物質によるものと考えられ、原料米あるいは使用微生物(糸状菌、酵母)由来、更には米−微生物相互の発酵産物によって生産されたものと思われる。
【0080】
このことから、一般水を使用する酒造時に得られる酒粕に比し、本願発明に係わる海洋深層水酒粕には、αーアミラーゼインヒビター、チロシナーゼインヒビター、SOD様活性作用が格段に優れていることが判明した。
【0081】
【発明の効果】
本発明の海洋深層水酒粕を有効成分としてなる化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類は、老化防止作用などに有効なSOD様活性作用、抗肥満作用を有するうα−アミラーゼインヒビター、美白作用を有するチロシナーゼインヒビター、保温・保湿作用を有する有用ミネラル類、アミノ酸、乳酸などを利用し得るものであり、これらの作用を有する有用素材を得ることができるという効果がある。
【0082】
また、請求項2に記載の発明によれば、前記海洋深層水酒粕抽出エキスに含まれるアミノ酸類、ぺプタイド類、ミネラル類、チロシナーゼインヒビター、αーアミラーゼインヒビター、スーパーオキシドアニオンラジカル消去物質などを利用するので、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビター、αーアミラーゼインヒビターを有する化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類を得ることができるという効果がある。
【0083】
また、請求項3に記載の発明によれば、前記海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕を含水エタノールおよび/またはエタノールなどのアルコール系溶媒にて抽出してなるので、的確にこれら有効成分を抽出することができ、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有する化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類を得ることができるという効果がある。
【0084】
また、請求項4に記載の発明によれば、海洋深層水酒粕にエタノ−ルを加え、得られた抽出液濃縮乾固して得るので、海洋深層水を使用した海洋深層水酒粕抽出分が具体的になり、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有する化粧料を得ることができるという効果がある。
【0085】
また、請求項5に記載の発明によれば、海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出エキスを、既知の化粧クリーム、化粧水、メイク落とし、乳液、美容乳液、ナイトクリーム、パック類、洗髪剤、育毛剤、リンスなどの頭髪化粧品、機能性食品、入浴剤の基剤に添加混合してなるので、海洋深層水酒粕抽出分を利用する対象物が具体的になり、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビター、をαーアミラーゼインヒビターを有する化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類などを得ることができるという効果がある。
【0086】
また、請求項6に記載の発明によれば、精製水、ブチレングリコ−ル、マルチト−ル、ポリエチレングリコール、プラセンタエキス、水溶性コラ−ゲン、サイタイ抽出液、カルボマ−、グリチルリチン酸2K、アラントイン、アルギニン、メチルパラベンなどの内の一つ以上から成る化粧クリーム成分に海洋深層水酒粕抽出分を加えてなるので、当該化粧クリームの成分を特定し得、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有する化粧クリームを得ることができるという効果がある。
【0087】
また、請求項7に記載の発明によれば、精製水、エタノ−ル、グリセリン、ベタイン、マルチトール、PCA−Na、銅クロロフィリンNa,メチルパラベンなどの内の一つ以上から成る化粧水成分に海洋深層水酒粕抽出分を加えてなるので、当該化粧水の成分を特定し得、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有する化粧水を得ることができるという効果がある。
【0088】
また、請求項8に記載の発明によれば、精製水、グリセリン、ブチレングリコ−ル、サイタイエキス、エタノ−ル、オウゴンエキス、アシタバエキス、ソウハクヒエキス、アロエベラ抽出液、リン酸アスコルビルMg、グリチルリチン酸2K、タウリン、アミノカプロン酸、アラントイン、リン酸2Na、リン酸Na、ミリスチン酸ポリグリセリル−10、ジフェニルジメチコン、トリオクタノイン、フェノキシエタノ−ルなどの内の一つ以上から成る化粧水成分に海洋深層水酒粕抽出分を加えてなるので、当該化粧水の成分を特定し得、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有する化粧水を得ることができるという効果がある。
【0089】
また、請求項9に記載の発明によれば、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、精製水、オクタン酸セチル、オクチルドデセス−25、グリセリン、ソルビット、トリイソステアリン酸PEG−20グリセリル、プラセンタエキス、ウマスフィンゴ脂質、トウヒ油、フェノキシエタノ−ルなどの内の一つ以上から成るメイク落とし成分に海洋深層水酒粕抽出分を加えてなるので、当該メイク落とし成分を特定し得、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有するメイク落としを得ることができるという効果がある。
【0090】
また、請求項10に記載の発明によれば、精製水、オクタン酸セチル、エタノ−ル、ラベンダ−水、グリセリン、DPG、ブチレングリコール、PEG−50水添ヒマシ油、プラセンタエキス、甘草フラボノイド、グリチルリチン酸2K、マカデミアナッツ油、トウヒ油、カロットエキス、シアノコバラミン、アミノカプロン酸、リソレシチン、トコフェロ−ル、カプリル酸グリセリル、ベタイン、ジメチコン、ジメチルPABAオクチル、オリザノ−ル、アルギニン、カルボマ−、キサンタンガム、フェノキシエタノ−ルなどの内の一つ以上から成る乳液成分に記載の海洋深層水酒粕抽出分を加えてなるので、当該乳液の成分を特定し得、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有する乳液を得ることができるという効果がある。
【0091】
また、請求項11に記載の発明によれば、精製水、スクワラン、ポリソルベ−ト60、ホホバ油、プラセンタエキス、水溶性コラ−ゲン、サイタイ抽出液、シア脂、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル(SE)、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸ソルビタン、カルボマ−、水酸化カリウム、プロピルパラベン、メチルパラベンなどの内の一つ以上から成る美容乳液成分に海洋深層水酒粕抽出分を加えてなるので、当該美容乳液の成分を特定し得、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有する美容乳液を得ることができるという効果がある。
【0092】
また、請求項12に記載の発明によれば、精製水、グリセリン、スクワラン、ポリソルベ−ト60、ホホバ油、ヒアルロン酸Na、アラントイン、グリチルリチン酸2K、オレス−10、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル(SE)、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸ソルビタン、カルボマ−、アルギニン、プロピルパラベン、メチルパラベンなどの内の一つ以上から成るナイトクリーム成分に海洋深層水酒粕抽出分を加えてなるので、当該ナイトクリームの成分を特定し得、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有するナイトクリームを得ることができるという効果がある。
【0093】
また、請求項13に記載の発明によれば、ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ブチレングリコール、メチルパラベン、エタノール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、キトサン・dl−ピロリドンカルボン酸塩、精製水などの内の一つ以上から成るパック成分に海洋深層水酒粕抽出分を加えてなるので、当該パック類の成分を特定し、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有するパック類を得ることができるという効果がある。
【0094】
また、請求項14に記載の発明によれば、海洋深層水酒粕を有効成分としてなるので、海洋深層水酒粕の有効成分に含まれるSOD様活性作用を有し、アミノ酸類、乳酸などにより保湿作用効果に富む洗髪剤を得ることができるという効果がある。
【0095】
また、請求項15に記載の発明によれば、前記海洋深層水酒粕を含水エタノールおよび/またはエタノールなどのアルコール系溶媒にて抽出してなるので、的確にこれら有効成分を抽出することができ、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、アミノ酸類、乳酸などにより保湿作用効果に富む洗髪剤を得ることができるという効果がある。
【0096】
また、請求項16に記載の発明によれば、海洋深層水酒粕にエタノ−ルを加え得られた抽出液を濃縮乾固して得るので、的確にこれら有効成分を抽出することができ、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、アミノ酸類、乳酸などにより保湿作用効果に富む洗髪剤を得ることができるという効果がある。
【0097】
また、請求項17に記載の発明によれば、精製水、ココイルグルタミン酸TEA、ラウラミドDEA、ポリエチレングリコール水添ヒマシ油、セテアレス−ミリスチルグリコ−ル、ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデシル、ポリエチレングリコール水添ラノリン、ポリクオタニウム、ウマスフィンゴ脂質、メチルパラベンなどの内の一つ以上から成る洗髪剤成分に海洋深層水酒粕抽出分を加えてなるので、海洋深層水酒粕抽出分並びに添加混合成分が具体的になり、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、アミノ酸類、乳酸などにより保湿作用効果に富む洗髪剤を得ることができるという効果がある。
【0098】
また、請求項18に記載の発明によれば、海洋深層水酒粕を有効成分としてなるので、海洋深層水酒粕の有効成分に含まれるSOD様活性作用を有し、アミノ酸類、乳酸などにより保湿作用効果に富む育毛剤を得ることができるという効果がある。
【0099】
また、請求項19に記載の発明によれば、前記海洋深層水酒粕を含水エタノールおよび/またはエタノールなどのアルコール系溶媒抽出してなるので、的確にこれら有効成分を抽出することができ、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、アミノ酸類、乳酸などにより保湿作用効果に富む育毛剤を得ることができるという効果がある。
【0100】
また、請求項20に記載の発明によれば、海洋深層水酒粕にエタノ−ルを加え得られた抽出液を濃縮乾固して得るので、的確にこれら有効成分を抽出することができ、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、アミノ酸類、乳酸などにより保湿作用効果に富む育毛剤を得ることができるという効果がある。
【0101】
また、請求項21に記載の発明によれば、プラセンタエキス、サイタイ抽出液、ゲラニオール変性アルコール、マルチトール液、Iーメントール、アセチルパントテニルエチルエーテル、センブリ抽出リキッド、グリチルリチン酸ジカリウム、精製水などの内の一つ以上から成る育毛剤成分に海洋深層水酒粕抽出分を加えてなるので、海洋深層水酒粕抽出分並びに添加混合成分が具体的になり、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、アミノ酸類、乳酸などにより保湿作用効果に富む育毛剤を得ることができるという効果がある。
【0102】
また、請求項22に記載の発明によれば、海洋深層水酒粕を有効成分としてなるので、これらの有効成分が含有するSOD様活性作用、α−アミラーゼインヒビター、ミネラル分を含む抗肥満作用を有する機能性食品素材を得ることができるという効果がある。
【0103】
また、請求項23に記載の発明によれば、前記海洋深層水酒粕を含水エタノールおよび/またはエタノールなどのアルコール系溶媒抽出してなるので、的確にこれら有効成分を抽出することができ、これらの有効成分が含有するSOD様活性作用、α−アミラーゼインヒビター、ミネラル分を含む抗肥満作用を有する機能性食品素材を得ることができるという効果がある。
【0104】
また、請求項24に記載の発明によれば、海洋深層水酒粕にエタノ−ルを加え得られた抽出液を濃縮乾固して得るので、的確にこれら有効成分を抽出することができ、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、α−アミラーゼインヒビター、ミネラル分を含む抗肥満作用を有する機能性食品素材を得ることができるという効果がある。
【0105】
また、請求項25に記載の発明によれば、海洋深層水酒粕エキス末に、乳蛋白、乳清ミネラル、大豆蛋白、フィッシュコラーゲン、水溶性食物繊維、カゼインナトリウム、脂肪代謝ペプチド、脱脂粉乳、総合ビタミン製剤、鉄製剤、マグネシウム製剤、甘味料、酵母エキス、砂糖、ヨーグルドパウダー、ストロベリーパウダー、ココアパウダー、加工澱粉、香料などの内の一つ以上の成分を加えて成るので、海洋深層水酒粕抽出分並びに添加混合成分が具体的になり、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、α−アミラーゼインヒビター、ミネラル分を含む抗肥満作用を有する機能性食品素材を得ることができるという効果がある。
【0106】
また、請求項26に記載の発明によれば、海洋深層水酒粕エキス末に、天然アミノ酸ペプチド末、エラスチン末、ヒアルロン酸末、米胚芽・大豆発酵抽出エキス、コラーゲンペプチド、シルクペプチド、還元麦芽糖、セルロース、コーンスターチ、大豆多糖類、DKエスチルF20ーW、ポエムRJー38、赤ワインエキスパウダーなどの内の一つ以上の成分を加えて成るので、海洋深層水酒粕抽出分並びに添加混合成分が具体的になり、これらの有効成分に含まれるSOD様活性作用、α−アミラーゼインヒビター、ミネラル分を含む抗肥満作用を有する機能性食品素材を得ることができるという効果がある。
【0107】
また、請求項27に記載の発明によれば、海洋深層水酒粕を有効成分としてなるので、これらの有効成分が含有するSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有し、有用ミネラル、アミノ酸類、乳酸などに基づく保温、保湿作用に優れた入浴剤を得ることができるという効果がある。
【0108】
また、請求項28に記載の発明によれば、海洋深層水酒粕を含水エタノールおよび/またはエタノールなどのアルコール系溶媒抽出してなるので、的確にこれら有効成分を抽出することができ、これらのこれらの有効成分が含有するSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有し、有用ミネラル、アミノ酸類、乳酸などに基づく保温、保湿作用に優れた入浴剤を得ることができるという効果がある。
【0109】
また、請求項29に記載の発明によれば、海洋深層水酒粕にエタノ−ルを加え得られた抽出液を濃縮乾固して得るので、海洋深層水酒粕抽出分が具体的になり、これらの有効成分が含有するSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有し、有用ミネラル、アミノ酸類、乳酸などに基づく保温、保湿作用に優れた入浴剤を得ることができるという効果がある。
【0110】
また、請求項30に記載の発明によれば、海洋深層水酒粕エキス末に、オレイルアルコール、ミネラルオイル、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、天然ビタミンE、精製水、グリチルリチン酸ジカリウム、トリメチルグリシン、ラベンダー油の一つ以上の成分を加えて成るので、海洋深層水酒粕抽出分並びに添加混合成分が具体的になり、これらの有効成分が含有するSOD様活性作用、チロシナーゼインヒビターを有し、有用ミネラル、アミノ酸類、乳酸などに基づく保温、保湿作用に優れた入浴剤を得ることができる。
Claims (30)
- 海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出エキスを有効成分とすることを特徴とする化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類。
- 前記海洋深層水酒粕抽出エキスに含まれるアミノ酸類、ぺプタイド類、ミネラル類、チロシナーゼインヒビター、αーアミラーゼインヒビター、スーパーオキシドアニオンラジカル消去物質などを利用する請求項1に記載の化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類。
- 前記海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕を含水エタノールおよび/またはエタノールなどのアルコール系溶媒にて抽出してなることを特徴とする、請求項1又は2に記載の化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類。
- 海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕にエタノ−ルを加え、得られた抽出液を濃縮乾固して得ることを特徴とする、請求項1〜3に記載の化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類。
- 海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出エキスを、既知の化粧クリーム、化粧水、メイク落とし、乳液、美容乳液、ナイトクリーム、パック類、洗髪剤、育毛剤、リンスなどの頭髪化粧品、機能性食品、入浴剤の基剤に添加混合してなることを特徴とする化粧料添加剤、入浴剤及び健康食品類。
- 精製水、ブチレングリコ−ル、マルチト−ル、ポリエチレングリコール、プラセンタエキス、水溶性コラ−ゲン、サイタイ抽出液、カルボマ−、グリチルリチン酸2K、アラントイン、アルギニン、メチルパラベンなどの内の一つ以上から成る化粧クリーム成分に前記請求項1〜5に記載の海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出分を加えてなることを特徴とする化粧クリーム。
- 精製水、エタノ−ル、グリセリン、ベタイン、マルチトール、PCA−Na、銅クロロフィリンNa,メチルパラベンなどの内の一つ以上から成る化粧水成分に前記請求項1〜5に記載の海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出分を加えてなることを特徴とする化粧水。
- 精製水、グリセリン、ブチレングリコ−ル、サイタイエキス、エタノ−ル、オウゴンエキス、アシタバエキス、ソウハクヒエキス、アロエベラ抽出液、リン酸アスコルビルMg、グリチルリチン酸2K、タウリン、アミノカプロン酸、アラントイン、リン酸2Na、リン酸Na、ミリスチン酸ポリグリセリル、ジフェニルジメチコン、トリオクタノイン、フェノキシエタノ−ルなどの内の一つ以上から成る化粧水成分に前記請求項1〜5に記載の海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出分を加えてなることを特徴とする化粧水。
- ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、精製水、オクタン酸セチル、オクチルドデセス、グリセリン、ソルビット、トリイソステアリン酸ポリエチレングリコールグリセリル、プラセンタエキス、ウマスフィンゴ脂質、トウヒ油、フェノキシエタノ−ルなどの内の一つ以上から成るメイク落とし成分に前記請求項1〜5に記載の海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出分を加えてなることを特徴とするメイク落とし。
- 精製水、オクタン酸セチル、エタノ−ル、ラベンダ−水、グリセリン、DPG、ブチレングリコール、ポリエチレングリコール水添ヒマシ油、プラセンタエキス、甘草フラボノイド、グリチルリチン酸2K、マカデミアナッツ油、トウヒ油、カロットエキス、シアノコバラミン、アミノカプロン酸、リソレシチン、トコフェロ−ル、カプリル酸グリセリル、ベタイン、ジメチコン、ジメチルPABAオクチル、オリザノ−ル、アルギニン、カルボマ−、キサンタンガム、フェノキシエタノ−ルなどの内の一つ以上から成る乳液成分に前記請求項1〜5に記載の海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出分を加えてなることを特徴とする乳液。
- 精製水、スクワラン、ポリソルベ−ト、ホホバ油、プラセンタエキス、水溶性コラ−ゲン、サイタイ抽出液、シア脂、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル(SE)、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸ソルビタン、カルボマ−、水酸化カリウム、プロピルパラベン、メチルパラベンなどの内の一つ以上から成る美容乳液成分に前記請求項1〜5に記載の海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出分を加えてなることを特徴とする美容乳液。
- 精製水、グリセリン、スクワラン、ポリソルベ−ト、ホホバ油、ヒアルロン酸Na、アラントイン、グリチルリチン酸2K、オレス−10、ステアリン酸、ステアリン酸グリセリル(SE)、ステアリン酸グリセリル、ステアリン酸ソルビタン、カルボマ−、アルギニン、プロピルパラベン、メチルパラベンなどの内の一つ以上から成るナイトクリーム成分に前記請求項1〜5に記載の海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出分を加えてなることを特徴とするナイトクリーム。
- ポリビニルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、ブチレングリコール、メチルパラベン、エタノール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、キトサン・dl−ピロリドンカルボン酸塩、精製水などの内の一つ以上から成るパック成分に前記請求項1〜5に記載の海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出分を加えてなることを特徴とするパック。
- 海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕を有効成分としてなることを特徴とする洗髪剤。
- 前記海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕を含水エタノールおよび/またはエタノールなどのアルコール系溶媒にて抽出してなることを特徴とする、請求項14に記載の洗髪剤。
- 海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕にエタノ−ルを加え、得られた抽出液を濃縮乾固して得ることを特徴とする、請求項14〜15に記載の洗髪剤。
- 精製水、ココイルグルタミン酸TEA、ラウラミドDEA、ポリエチレングリコール水添ヒマシ油、セテアレス−ミリスチルグリコ−ル、ラウロイルグルタミン酸ジオクチルドデシル、ポリエチレングリコール水添ラノリン、ポリクオタニウム、ウマスフィンゴ脂質、メチルパラベンなどの内の一つ以上から成る洗髪剤成分に前記請求項8〜16に記載の海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出分を加えてなることを特徴とする洗髪剤。
- 海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕を有効成分としてなることを特徴とする育毛剤。
- 前記海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕を含水エタノールおよび/またはエタノールなどのアルコール系溶媒抽出してなることを特徴とする、請求項18に記載の育毛剤。
- 海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕にエタノ−ルを加え、得られた抽出液を濃縮乾固して得ることを特徴とする、請求項18または19に記載の育毛剤。
- プラセンタエキス、サイタイ抽出液、ゲラニオール変性アルコール、マルチトール液、Iーメントール、アセチルパントテニルエチルエーテル、センブリ抽出リキッド、グリチルリチン酸ジカリウム、精製水などの内の一つ以上から成る育毛剤成分に前記請求項18〜20に記載の海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出分を加えてなることを特徴とする育毛剤。
- 海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出エキスを有効成分としてなることを特徴とする機能性食品素材。
- 前記海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕を含水エタノールおよび/またはエタノールなどのアルコール系溶媒抽出してなることを特徴とする、請求項22に記載の機能性食品素材。
- 海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕にエタノ−ルを加え、得られた抽出液を濃縮乾固して得ることを特徴とする、請求項22または23に記載の機能性食品素材。
- 海洋深層水酒粕エキス末に、乳蛋白、乳清ミネラル、大豆蛋白、フィッシュコラーゲン、水溶性食物繊維、カゼインナトリウム、脂肪代謝ペプチド、脱脂粉乳、総合ビタミン製剤、鉄製剤、マグネシウム製剤、甘味料、酵母エキス、砂糖、ヨーグルドパウダー、ストロベリーパウダー、ココアパウダー、加工澱粉、香料などの内の一つ以上の成分を加えて成ることを特徴とする機能性食品素材。
- 海洋深層水酒粕エキス末に、天然アミノ酸ペプチド末、エラスチン末、ヒアルロン酸末、米胚芽・大豆発酵抽出エキス、コラーゲンペプチド、シルクペプチド、還元麦芽糖、セルロース、コーンスターチ、大豆多糖類、DKエスチルF20ーW、ポエムRJー38、赤ワインエキスパウダーなどの内の一つ以上の成分を加えて成ることを特徴とする機能性食品素材。
- 海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕抽出エキスを有効成分としてなることを特徴とする入浴剤。
- 前記海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕を含水エタノールおよび/またはエタノールなどのアルコール系溶媒抽出してなることを特徴とする、請求項27に記載の入浴剤。
- 海洋深層水を使用する酒造時に得られる酒粕にエタノ−ルを加え、得られた抽出液を濃縮乾固して得ることを特徴とする、請求項27〜28に記載の入浴剤。
- 海洋深層水酒粕エキス末に、オレイルアルコール、ミネラルオイル、トリイソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、天然ビタミンE、精製水、グリチルリチン酸ジカリウム、トリメチルグリシン、ラベンダー油の一つ以上の成分を加えて成ることを特徴とする入浴剤。
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