JPH0324554B2 - - Google Patents

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JPH0324554B2
JPH0324554B2 JP57140732A JP14073282A JPH0324554B2 JP H0324554 B2 JPH0324554 B2 JP H0324554B2 JP 57140732 A JP57140732 A JP 57140732A JP 14073282 A JP14073282 A JP 14073282A JP H0324554 B2 JPH0324554 B2 JP H0324554B2
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JP
Japan
Prior art keywords
ferromagnetic
plate
protrusion
attached
permanent magnet
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57140732A
Other languages
English (en)
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JPS5931381A (ja
Inventor
Tamao Morita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THERMO KK
Original Assignee
THERMO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by THERMO KK filed Critical THERMO KK
Priority to JP14073282A priority Critical patent/JPS5931381A/ja
Publication of JPS5931381A publication Critical patent/JPS5931381A/ja
Publication of JPH0324554B2 publication Critical patent/JPH0324554B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、永久磁石を利用した係合具、就中
雄止具及び雌止具における強磁性板の非吸着面に
漏斗状をなすカシメ管を取付け、被取付素材への
止着性を良好とした係合具の開示に係るものであ
る。
而して、従前におけるこの種の係合具は、強磁
性板の非吸着面に折曲げ脚片を取付けたものであ
つて、該脚片が被取付素材(例えばハンドバツ
グ、ベルト等)を刺通して折曲げ止着したもので
あるが、かゝる従前例においては、該脚片を被取
付素材に挿通する切り孔を開設する為、係合具の
使用に伴い、切り孔端部が裂ける危惧を有し、係
合具のグラツキを誘起していた。
又、脚片の折曲げが不完全な場合に被取付素材
の裏面に脚片が起き上つた状態となり、指等を怪
我する危険性があつた。
本発明は、かゝる不都合に鑑み特に案出された
ものであつて、その主たる目的の一つは、漏斗状
のカシメ管をもつて被取付素材に、ワンタツチな
取付けを約束することである。
又、本発明の他の主たる目的は、被取付素材の
係合具取付部が、係合具の長期使用に伴つて破れ
たり、ほつれたりしないようにして、グラツキの
発生がないようにすることである。
更に、本発明の他の主たる目的の一つは、被取
付素材の裏面において余計な突出部がないように
することである。
而して、本発明は上記の目的のために係合具を
一方の磁極面から他方の磁極面に向けて孔1aを
有する永久磁石1の一方の磁極面に強磁性板2を
添装し、且つ他方の磁極面に強磁性板3を着脱可
能に吸着せしめるようになすと共に、この強磁性
板2と強磁性板3の両方又はいずれか一方から突
設してなる強磁性突起2a又は強磁性突起3a
を、前記の孔1aを介して他方の強磁性板2又は
強磁性板3、又は他方の強磁性突起2a又は強磁
性突起3aに吸着するようにした係合具におい
て、前記永久磁石1と、この永久磁石1に添装さ
れている強磁性板2とを、筒状をなす非磁性ケー
ス4内に嵌め入れると共に、この非磁性ケース4
の夫々の開口縁を前記永久磁石1の面と、前記強
磁性板2の面とに折りつけ、該永久磁石1と強磁
性板2とを非磁性ケース4で一体に抱持し、一方
が鍔状に拡開されて水平鍔とされ、且つ他方が開
口されているカシメ管5と、この水平鍔5aに添
装され、且つ、この水平鍔5aの周縁に巻きつく
鍔6aを有する取付け板6とからなり、この取付
け板6の鍔6aでカシメ管5と該取付け板6とが
一体に取付けられている取付部材Hを、前記強磁
性板2の前記強磁性突起2aの設けられていない
側又は前記強磁性板3の前記強磁性突起3aの設
けられていない側に、該取付部材Hの取付け板6
を接して添装し、前記強磁性突起2aの細径桿部
2′aを前記強磁性板2と取付け板6とに設けら
れている孔からカシメ管5の側に挿通し、又は前
記強磁性突起3aの細径桿部3′aを前記強磁性
板3と取付け板6とに設けられている孔からカシ
メ管5の側に挿通して、カシメ管5の側に突き出
された前記強磁性突起2aと強磁性突起3aの
夫々の細径桿部2′aと細径桿部3′aとを前記カ
シメ管5の開口側から前記取付け板6の面に圧潰
し、前記取付部材Hが前記強磁性板2又は強磁性
板3に一体に取付けられている構成としたもので
ある。
以下、本発明の詳細を図面について説明する
に、1は中央に孔1aを開設されたドーナツ状の
永久磁石であつて、その一方の磁極面に円形の強
磁性板2を添装し、この永久磁石1と強磁性板2
を被嵌する筒状の非磁性のケース4の開口縁4
a,4bを折り曲げることによつて一体的に止着
させたものである。そして永久磁石1の吸着面の
周縁部を凹段部とし、前記開口縁4bを該凹段部
に埋め込むように折り曲げて、吸着面を平滑面と
している。
Hは取付部材であつて一方が鍔状に拡開されて
水平鍔とされているカシメ管5と、この水平鍔5
aに添装され、且つ、この水平鍔5aの周縁に巻
きつく鍔6aを有する取付け板6とからなり、こ
の取付け板6の鍔6aでカシメ管5と該取付け板
6とが一体に組付けられているものであり、前記
強磁性板2の前記強磁性突起2aの設けられてい
ない側又は前記強磁性板3の前記強磁性突起3a
の設けられていない側に、取付部材Hの取付け板
6を添装し、前記強磁性突起2aの細径桿部2′
aを前記強磁性板2と取付け板6とに設けられて
いる孔からカシメ管5の側に挿通し、カシメ管5
の側に突き出された前記強磁性突起2aの細径桿
部2′aを前記取付け板6の面に圧潰し、前記取
付部材Hが前記強磁性板2又は強磁性板3に一体
に組付けられている。
又、前記永久磁石1の他方の磁極面には強磁性
板3が脱着自在に吸着されるようになつており、
この強磁性板3の吸着される側の面に強磁性板突
起3aが突設され、前記強磁性板2の強磁性突起
2aに孔1aを介して吸着するようになつてい
る。
そしてこの強磁性板3にも前記取付部材Hが強
磁性突起3aの細径桿部により一体に取付けられ
ている。
本発明は、かゝる特長ある構成より以下の諸特
性の奏効を期し得たものである。
即ち、本発明は強磁性板2,3の非吸着面に漏
斗状のカシメ管5を設けたことによつて、カシメ
管5と取付け板6とを予じめ組付けて取付部材H
を形成した後、容易に取付部材Hを強磁性板2,
3に取付け可能であり、作業能率を向上させ得る
と共に、被取付素材の適宜の一箇所に開設した縁
孔にカシメ管5を挿通し、カシメ付けることによ
つて、係合具の取付けがワンタツチとなつた。
又、本発明はカシメ管のカシメによつて被取付
素材の取付部の破れ、ほつれを有効に防止するこ
とができた。
更に、本発明においては、第2図に示す如く強
磁性板2の強磁性突起2aを省略、強磁性突起3
aの端面が直接、強磁性板2に磁着するようにし
たものである。
第3図においては、強磁性板3の周縁を垂下縁
となし横ズレを防止するようにしたものである。
叙上における通り本発明は、被取付素材への取
付けを簡便且つ確実とした係合具の提供をその目
的としたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の典型的な一実施例を示す断面
図、第2,3図は同他の各実施例を示す断面図で
ある。 1……永久磁石、2,3……強磁性板、4……
非磁性ケース、5……カシメ管、6……取付け
板。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一方の磁極面から他方の磁極面に向けて孔1
    aを有する永久磁石1の一方の磁極面に強磁性板
    2を添装し、且つ他方の磁極面に強磁性板3を着
    脱可能に吸着せしめるようになすと共に、この強
    磁性板2と強磁性板3の両方又はいずれか一方か
    ら突設してなる強磁性突起2a又は強磁性突起3
    aを、前記の孔1aを介して他方の強磁性板2又
    は強磁性板3、又は他方の強磁性突起2a又は強
    磁性突起3aに吸着するようにした係合具におい
    て、 前記永久磁石1と、この永久磁石1に添装され
    ている強磁性板2とを、筒状をなす非磁性ケース
    4内に嵌め入れると共に、この非磁性ケース4の
    夫々の開口縁を前記永久磁石1の面と、前記強磁
    性板2の面とに折りつけ、該永久磁石1と強磁性
    板2とを非磁性ケース4で一体に抱持し、一方が
    鍔状に拡開されて水平鍔とされ且つ他方が開口さ
    れているカシメ管5と、この水平鍔5aに添装さ
    れ、且つ、この水平鍔5aの周縁に巻きつく鍔6
    aを有する取付け板6とからなり、この取付け板
    6の鍔6aでカシメ管5と該取付け板6とが一体
    に組付けられている取付部材Hを、 前記強磁性板2の前記強磁性突起2aの設けら
    れていない側又は前記強磁性板3の前記強磁性突
    起3aの設けられていない側に、該取付部材Hの
    取付け板6を接して添装し、 前記強磁性突起2aの細径桿部2′aを前記強
    磁性板2と取付け板6とに設けられている孔から
    カシメ管5の側に挿通し、又は前記強磁性突起3
    aの細径桿部3′aを前記強磁性板3と取付け板
    6とに設けられている孔からカシメ管5の側に挿
    通して、 カシメ管5の側に突き出された前記強磁性突起
    2aと強磁性突起3aの夫々の細径桿部2′aと
    細径桿部3′aとを前記カシメ管5の開口側から
    前記取付け板6の面に圧潰し、前記取付部材Hが
    前記強磁性板2又は強磁性板3に一体に組付けら
    れていることを特徴とする係合具。
JP14073282A 1982-08-13 1982-08-13 係合具 Granted JPS5931381A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14073282A JPS5931381A (ja) 1982-08-13 1982-08-13 係合具

Applications Claiming Priority (1)

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JP14073282A JPS5931381A (ja) 1982-08-13 1982-08-13 係合具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5931381A JPS5931381A (ja) 1984-02-20
JPH0324554B2 true JPH0324554B2 (ja) 1991-04-03

Family

ID=15275415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14073282A Granted JPS5931381A (ja) 1982-08-13 1982-08-13 係合具

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JP (1) JPS5931381A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577907A (en) * 1980-05-17 1982-01-16 Taamo:Kk Engaging tool
JPS5775403A (en) * 1980-10-29 1982-05-12 Maguriida:Kk Engaging fittings

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56153569U (ja) * 1980-04-15 1981-11-17
JPS56153566U (ja) * 1980-04-15 1981-11-17

Patent Citations (2)

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Publication number Publication date
JPS5931381A (ja) 1984-02-20

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