JPH0219274B2 - - Google Patents
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- JPH0219274B2 JPH0219274B2 JP15157480A JP15157480A JPH0219274B2 JP H0219274 B2 JPH0219274 B2 JP H0219274B2 JP 15157480 A JP15157480 A JP 15157480A JP 15157480 A JP15157480 A JP 15157480A JP H0219274 B2 JPH0219274 B2 JP H0219274B2
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Landscapes
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は永久磁石を利用し、しかも磁気シー
ルドの施された係合具における吸着力の補強構造
の開示に係るものである。
ルドの施された係合具における吸着力の補強構造
の開示に係るものである。
[従来技術及びその有する課題]
而して、この種の永久磁石を利用した係合具に
おいては、使用磁石の有する吸着力を有効に引き
出し、吸着効果の高い係合具を提供すべく種々工
夫がなされたものであるが、尚、今一歩の感をま
ぬがれがたいものであつた。
おいては、使用磁石の有する吸着力を有効に引き
出し、吸着効果の高い係合具を提供すべく種々工
夫がなされたものであるが、尚、今一歩の感をま
ぬがれがたいものであつた。
例えば、実願昭54−059074号に係る考案におい
て、薄鉄板状の平板に対して小突起体となる棒桿
状で先方部になだらかな凹み円輪状をするくびれ
溝を有する棒桿体の基部を取り付け、更に該基部
には裏面座金を固着するものとした構造を有する
ものを一方の雄型とし、これに嵌着するものとし
て中央に挿通孔を有し後縁に数個の係着爪を有す
る前面ならびに周側面のカバー体と肉厚で中央に
嵌挿孔を有するドーナツ状芯体、そして中央に穿
つた穿孔の周面よりは前記嵌挿孔の内方に突出し
断面へ状をする弾性突片を突出する弾性に富むド
ーナツ状の薄座金と平板状座金とを合体して構成
したものを他方の雌型とし、この両者を組合せて
なる合着具が開示されたものであるが、かゝる合
着具においては、スムース且つ確実な係合を約束
するため設けられた弾性突片が円周状に設置する
ために細幅であり、且つ薄板状とされるものであ
るため、長期の使用にあたつて、弾力性の劣化及
びヘタリ更には内方へ曲折等の虞れを有したもの
である。
て、薄鉄板状の平板に対して小突起体となる棒桿
状で先方部になだらかな凹み円輪状をするくびれ
溝を有する棒桿体の基部を取り付け、更に該基部
には裏面座金を固着するものとした構造を有する
ものを一方の雄型とし、これに嵌着するものとし
て中央に挿通孔を有し後縁に数個の係着爪を有す
る前面ならびに周側面のカバー体と肉厚で中央に
嵌挿孔を有するドーナツ状芯体、そして中央に穿
つた穿孔の周面よりは前記嵌挿孔の内方に突出し
断面へ状をする弾性突片を突出する弾性に富むド
ーナツ状の薄座金と平板状座金とを合体して構成
したものを他方の雌型とし、この両者を組合せて
なる合着具が開示されたものであるが、かゝる合
着具においては、スムース且つ確実な係合を約束
するため設けられた弾性突片が円周状に設置する
ために細幅であり、且つ薄板状とされるものであ
るため、長期の使用にあたつて、弾力性の劣化及
びヘタリ更には内方へ曲折等の虞れを有したもの
である。
又従来より吸着面のズレ、傾きに伴う吸着力の
急激な減衰による係合状態の離脱は磁石利用の係
合における最大の課題とされたものである。
急激な減衰による係合状態の離脱は磁石利用の係
合における最大の課題とされたものである。
又、かゝる吸着力の強化の問題と共に近似磁気
的記録システムの多様化、殊にキヤツシユカード
あるいはキツプ等の日常的使用に伴う磁気記録部
分の破壊の問題に到つているものである。
的記録システムの多様化、殊にキヤツシユカード
あるいはキツプ等の日常的使用に伴う磁気記録部
分の破壊の問題に到つているものである。
更に磁石利用に係る係合具において係合の確認
が一般的に看過されてきたことよりして磁石孔に
対し他方雄部材が嵌入していない状態での吸着を
完全な吸着と誤認し、往々にして係合部分の予期
せざる開放と、これに伴う携帯物等の紛失の原因
を作つたものである。
が一般的に看過されてきたことよりして磁石孔に
対し他方雄部材が嵌入していない状態での吸着を
完全な吸着と誤認し、往々にして係合部分の予期
せざる開放と、これに伴う携帯物等の紛失の原因
を作つたものである。
[課題を解決するための手段]
この発明はかかる従前例における不都合に鑑み
特に案出されたものであつて、孔1a端に磁束を
集めるようにして吸着力の向上を期すと共に弾性
リング8により嵌合音の確実な発生並びに外傾に
伴う吸着面の隔間状態の復元を期し、又吸着力の
不足を通常の係合リングとして機能せしめること
より助勢し、より強固な係合状態を作出せしめる
ようにしたものである。
特に案出されたものであつて、孔1a端に磁束を
集めるようにして吸着力の向上を期すと共に弾性
リング8により嵌合音の確実な発生並びに外傾に
伴う吸着面の隔間状態の復元を期し、又吸着力の
不足を通常の係合リングとして機能せしめること
より助勢し、より強固な係合状態を作出せしめる
ようにしたものである。
特にリングの使用は、従来よりも板状弾発部材
に比較して、ヘタリ、折曲り等の虞れがなく、係
合具の長期的な使用を約束し得るものである。
に比較して、ヘタリ、折曲り等の虞れがなく、係
合具の長期的な使用を約束し得るものである。
又、本発明においてはかかる吸着力の強化と磁
気シールド機能とを同調せしめ、そのいずれの機
能をも同時に奏効せしめ得るように特に構造面で
の工夫がなされたものである。
気シールド機能とを同調せしめ、そのいずれの機
能をも同時に奏効せしめ得るように特に構造面で
の工夫がなされたものである。
[実施例]
以下、この発明の係合具の詳細を図面に示す典
型的な一実施例について説明するに、1は永久磁
石であり、その磁極面一方より磁極面他方に向け
て係合用の孔1aを開設されたものである。
型的な一実施例について説明するに、1は永久磁
石であり、その磁極面一方より磁極面他方に向け
て係合用の孔1aを開設されたものである。
而して、この永久磁石1の一方の磁極面に強磁
性板2を、又孔1aを除く他方の磁極面に磁気シ
ールド板3を添装し、この強磁性板2と磁気シー
ルド板3とを非磁性板よりなるケース4をもつて
前記永久磁石1に一体的に止着せしめるものであ
り、該非磁性ケース4は基本的には強磁性板2と
磁気シールド板3とを永久磁石1に止着し、且つ
この永久磁石1の外周面を保護する目的において
筒状とされたものである。
性板2を、又孔1aを除く他方の磁極面に磁気シ
ールド板3を添装し、この強磁性板2と磁気シー
ルド板3とを非磁性板よりなるケース4をもつて
前記永久磁石1に一体的に止着せしめるものであ
り、該非磁性ケース4は基本的には強磁性板2と
磁気シールド板3とを永久磁石1に止着し、且つ
この永久磁石1の外周面を保護する目的において
筒状とされたものである。
尚、この非磁性ケース4の取付事例としては、
第1図ないしは第2図等におけるように孔1aを
除く磁気シールド板3の端面と、永久磁石1の外
周面を被嵌する有底筒状とした場合と、第3図に
おけるように磁気シールド板3における周縁段部
3aに係当せしめ、磁気シールド板3の面と同一
面内に折曲げ縁4aを納めるようにした場合と、
更に折曲げ縁4aを磁気シールド板3面上に起立
して、係合縁鍔を構成せしめるようにした場合そ
の他の構造事例が予定されたものである。
第1図ないしは第2図等におけるように孔1aを
除く磁気シールド板3の端面と、永久磁石1の外
周面を被嵌する有底筒状とした場合と、第3図に
おけるように磁気シールド板3における周縁段部
3aに係当せしめ、磁気シールド板3の面と同一
面内に折曲げ縁4aを納めるようにした場合と、
更に折曲げ縁4aを磁気シールド板3面上に起立
して、係合縁鍔を構成せしめるようにした場合そ
の他の構造事例が予定されたものである。
次いで他方の係合具として前記磁気シールド板
3面上に吸着脱自在に当接される強磁性板5を別
途用意し、この強磁性板5に突設した強磁性桿6
を先の孔1aを介して前記強磁性板2又は、この
強磁性板2面上に立設した強磁性桿7の頂端面に
吸着脱自在に当接せしめたものである。
3面上に吸着脱自在に当接される強磁性板5を別
途用意し、この強磁性板5に突設した強磁性桿6
を先の孔1aを介して前記強磁性板2又は、この
強磁性板2面上に立設した強磁性桿7の頂端面に
吸着脱自在に当接せしめたものである。
尚、係合具の夫々にはハンドブツグ等に対する
取付け用の折曲げ脚片9a〜9aを有する座金9
を前記強磁性桿6,7をもつて強磁性板2、磁気
シールド板3に一体的に止着し、あるいは強磁性
板2に対し非磁性ケース4をもつて一体的に止着
せしめたものであり、尚、この取付け手段におい
て更にピン、ボルト、カシメ桿その他の装着使用
が予定されたものである。
取付け用の折曲げ脚片9a〜9aを有する座金9
を前記強磁性桿6,7をもつて強磁性板2、磁気
シールド板3に一体的に止着し、あるいは強磁性
板2に対し非磁性ケース4をもつて一体的に止着
せしめたものであり、尚、この取付け手段におい
て更にピン、ボルト、カシメ桿その他の装着使用
が予定されたものである。
次いで、孔1aの内壁にリング8の遊嵌される
周凹溝1bを設け、この周凹溝1bに介装された
リング8をもつて強磁性桿6の嵌入係合をなすよ
うにしたものである。
周凹溝1bを設け、この周凹溝1bに介装された
リング8をもつて強磁性桿6の嵌入係合をなすよ
うにしたものである。
而してリング8は充分な弾発性を有するととも
に強磁性素材により成形し、磁気シールド板3の
磁気シールド効果を更に助長すると共に磁気の周
束縁を形成して有効な磁気の場を形作つたもので
ある。
に強磁性素材により成形し、磁気シールド板3の
磁気シールド効果を更に助長すると共に磁気の周
束縁を形成して有効な磁気の場を形作つたもので
ある。
次いで前記強磁性桿6は、リング8の圧嵌を予
定されるものとし、理想的にはリング8の介装位
置に周凹溝6aを有し、又は前記強磁性桿6の頭
部を膨成頭端6bとしたものであるが、かゝる係
合手段を講ずることなくリング8に対する単純な
密嵌とすることも予定されたものである。又、溝
1bの構成においては、部品の成形並びに組み付
けの問題点よりして磁気シールド板3又は非磁性
ケース4の端部と永久磁石1との構成空隙として
型作られたものである。
定されるものとし、理想的にはリング8の介装位
置に周凹溝6aを有し、又は前記強磁性桿6の頭
部を膨成頭端6bとしたものであるが、かゝる係
合手段を講ずることなくリング8に対する単純な
密嵌とすることも予定されたものである。又、溝
1bの構成においては、部品の成形並びに組み付
けの問題点よりして磁気シールド板3又は非磁性
ケース4の端部と永久磁石1との構成空隙として
型作られたものである。
尚、第4図における実施例等非磁性ケース4の
折曲げ縁4aを肩として隆起して係合縁鍔とした
場合における強磁性板5は、この折曲げ縁4a内
に納まる寸法としたものである。
折曲げ縁4aを肩として隆起して係合縁鍔とした
場合における強磁性板5は、この折曲げ縁4a内
に納まる寸法としたものである。
又、第5図におけるように磁気シールド板3を
孔1a内に打込むことによつて、この折込み縁3
bによる溝1bの作成と、この折込み縁3bによ
る磁気シールド効果の助長、殊に磁気シールド板
3縁と強磁性桿7間に生ずる磁力線による事故発
生を極力抑止するようにしたものである。
孔1a内に打込むことによつて、この折込み縁3
bによる溝1bの作成と、この折込み縁3bによ
る磁気シールド効果の助長、殊に磁気シールド板
3縁と強磁性桿7間に生ずる磁力線による事故発
生を極力抑止するようにしたものである。
かゝる、磁気シールドの点において第6図にお
いては磁気シールド板3の周側縁を折曲げ縁3c
として磁気シールド板3と強磁性板2間に生ずる
磁力線により事故を極力抑止するようにしたもの
である。
いては磁気シールド板3の周側縁を折曲げ縁3c
として磁気シールド板3と強磁性板2間に生ずる
磁力線により事故を極力抑止するようにしたもの
である。
又、第7図における実施例においては強磁性桿
6の円滑な係合をすべく特に強磁性板3の面を孔
1aに向けて傾斜するものとし、確実な強磁性桿
6の孔1aに対する嵌入と、良好なメツキ塗りと
を約束したものである。
6の円滑な係合をすべく特に強磁性板3の面を孔
1aに向けて傾斜するものとし、確実な強磁性桿
6の孔1aに対する嵌入と、良好なメツキ塗りと
を約束したものである。
更に、第8図と第9図において示される実施例
は強磁性桿6の頂端面を凸球面上のアール面と
し、これに当接する強磁性板2又は強磁性桿7の
接合面に、これに対応する凹球面上のアール面を
設け、強磁性板5の傾きによる強磁性桿6の接合
端面の離間を確実に防止するようにしたものであ
る。
は強磁性桿6の頂端面を凸球面上のアール面と
し、これに当接する強磁性板2又は強磁性桿7の
接合面に、これに対応する凹球面上のアール面を
設け、強磁性板5の傾きによる強磁性桿6の接合
端面の離間を確実に防止するようにしたものであ
る。
又、第11図並びに第12図における実施例は
叙上係合具をバツクル等に使用した事例を示し、
特に強磁性板2の一側縁を側方に延設してバンド
等の係合部2aとし、又強磁性板5の一側端又は
両側縁を折曲げて係合部5a並びに係当部5bと
したものである。
叙上係合具をバツクル等に使用した事例を示し、
特に強磁性板2の一側縁を側方に延設してバンド
等の係合部2aとし、又強磁性板5の一側端又は
両側縁を折曲げて係合部5a並びに係当部5bと
したものである。
更に、第13図における実施例は強磁性板5の
特殊な取付け事例を示し、取付板10をハンドバ
ツグ基版等に折曲げ圧着する構造を有したもので
ある。
特殊な取付け事例を示し、取付板10をハンドバ
ツグ基版等に折曲げ圧着する構造を有したもので
ある。
[発明の効果]
この発明は叙上における特徴ある構成よりして
前記諸特性の具体的な奏効を期し得たものであつ
て、その一つは磁気シールド板3を永久磁石1の
上面磁極に介装してこの永久磁石1よりの磁力線
の放散を防止せしめると共に、必要に応じてこの
磁気シールド板3面上に非磁性素材であるケース
4を被装して、この磁気シールド効果を一層層確
実としたものである。尚、磁気シールド板3の端
縁を折り込み縁3b、折曲げ縁3cとすることに
よりかかる磁気シールド効果は更に助長されると
共にリング8が強磁性素材よりなることにより、
又非磁性ケース4における縁4aを肩として隆起
することにより磁気シールド効果は殆ど完全とさ
れたものである。
前記諸特性の具体的な奏効を期し得たものであつ
て、その一つは磁気シールド板3を永久磁石1の
上面磁極に介装してこの永久磁石1よりの磁力線
の放散を防止せしめると共に、必要に応じてこの
磁気シールド板3面上に非磁性素材であるケース
4を被装して、この磁気シールド効果を一層層確
実としたものである。尚、磁気シールド板3の端
縁を折り込み縁3b、折曲げ縁3cとすることに
よりかかる磁気シールド効果は更に助長されると
共にリング8が強磁性素材よりなることにより、
又非磁性ケース4における縁4aを肩として隆起
することにより磁気シールド効果は殆ど完全とさ
れたものである。
次いで磁気シールド板3と強磁性桿7間を近接
することにより該部に磁力線を集束して吸着力の
向上を期すると共にリング8の介在によりかかる
磁力線の周束効果は更に助長されたものである。
することにより該部に磁力線を集束して吸着力の
向上を期すると共にリング8の介在によりかかる
磁力線の周束効果は更に助長されたものである。
更に、リング8の介在によつて、永久磁石1に
よる吸着力のみによる係合力の不足を該リング8
に対する強磁性桿6の嵌着をもつて補足すると共
に強磁性桿6の当接端面の傾斜による吸着力の急
激な減少に際しても、このリング8の開示によつ
て係合状態の開放は避けられ、このリング8の有
する弾発力により強磁性桿6は再度吸着面に弾
発、吸着されたものである。
よる吸着力のみによる係合力の不足を該リング8
に対する強磁性桿6の嵌着をもつて補足すると共
に強磁性桿6の当接端面の傾斜による吸着力の急
激な減少に際しても、このリング8の開示によつ
て係合状態の開放は避けられ、このリング8の有
する弾発力により強磁性桿6は再度吸着面に弾
発、吸着されたものである。
このことは、磁石使用係合具における最大の難
点とされたテコ作用的な引き剥がし方向に向けら
れた外力付加に有効に対処し得たものであつて、
より安全、確実な係合具の提供を可能としたもの
である。
点とされたテコ作用的な引き剥がし方向に向けら
れた外力付加に有効に対処し得たものであつて、
より安全、確実な係合具の提供を可能としたもの
である。
更に又、リング8の介装をもつて係合感を確実
に認識し得る特徴を有したものであり、従前の磁
石係合具において往々にして惹起された係合不
足、即ちパチツと云う吸着音によつて完全に係合
されたとする誤認が、この強磁性桿6のリング8
に対する弾発嵌入の所作をもつて確実に回避され
たものである。
に認識し得る特徴を有したものであり、従前の磁
石係合具において往々にして惹起された係合不
足、即ちパチツと云う吸着音によつて完全に係合
されたとする誤認が、この強磁性桿6のリング8
に対する弾発嵌入の所作をもつて確実に回避され
たものである。
第1図はこの発明に係る係合具の一実施例を示
す断面図、第2図乃至第13図は他の実施例を示
す断面図、第14図は第1図における雌係合部材
の分解斜視図である。 尚、図中1……永久磁石、2……強磁性板、3
……磁気シールド板、4……ケース、5……強磁
性板、6,7……強磁性桿、8……リング、9…
…座金、10……取付板を示したものである。
す断面図、第2図乃至第13図は他の実施例を示
す断面図、第14図は第1図における雌係合部材
の分解斜視図である。 尚、図中1……永久磁石、2……強磁性板、3
……磁気シールド板、4……ケース、5……強磁
性板、6,7……強磁性桿、8……リング、9…
…座金、10……取付板を示したものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 磁極面一方より磁極面他方に向けて係合用の
孔1aを開設された永久磁石1における磁極面一
方に強磁性磁性板2を、又孔1aを除く他方の磁
極面に磁気シールド板3を添装し、前記永久磁石
に被嵌した非磁性ケース4をもつて前記強磁性板
2,3と前記永久磁石1とを一体的に止着せしめ
るようになすと共に前記強磁性磁性板3の位置す
る磁極面上に吸着脱自在に当接される強磁性板5
における強磁性桿6を前記強磁性板2又は該強磁
性板2上に立設される強磁性桿7に吸着脱自在に
当接せしめた構成において、前記孔1aの内周壁
上部を拡開し、この拡開周壁と、前記強磁性板3
又は非磁性ケース4の端部とによつて構成される
周凹溝1bに上記強磁性桿6より稍々縮径とされ
る内径を持つ強磁性素材よりなる弾性リング8を
遊嵌したことを特徴とする係合具。 2 前記強磁性桿6に係合用凹溝6aを周回状設
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
に係る係合具。 3 前記強磁性桿6頭部を膨成頭端としたことを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載に係る係合
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15157480A JPS5774483A (en) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | Engaging device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15157480A JPS5774483A (en) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | Engaging device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5774483A JPS5774483A (en) | 1982-05-10 |
JPH0219274B2 true JPH0219274B2 (ja) | 1990-05-01 |
Family
ID=15521489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15157480A Granted JPS5774483A (en) | 1980-10-29 | 1980-10-29 | Engaging device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5774483A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000044257A1 (fr) * | 1999-01-27 | 2000-08-03 | M & K Yokoya Co., Ltd. | Ferrure de verrouillage |
-
1980
- 1980-10-29 JP JP15157480A patent/JPS5774483A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000044257A1 (fr) * | 1999-01-27 | 2000-08-03 | M & K Yokoya Co., Ltd. | Ferrure de verrouillage |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5774483A (en) | 1982-05-10 |
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