JPH03245140A - 新規なシアンカプラーを含有するハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

新規なシアンカプラーを含有するハロゲン化銀写真感光材料

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JPH03245140A
JPH03245140A JP4350890A JP4350890A JPH03245140A JP H03245140 A JPH03245140 A JP H03245140A JP 4350890 A JP4350890 A JP 4350890A JP 4350890 A JP4350890 A JP 4350890A JP H03245140 A JPH03245140 A JP H03245140A
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silver
silver halide
mol
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Pending
Application number
JP4350890A
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English (en)
Inventor
Taku Uchida
内田 卓
Toyoaki Masukawa
増川 豊明
Noritaka Nakayama
中山 憲卓
Osamu Ishige
修 石毛
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な2当量シアンカプラーを含有するハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料に関する。
〔発明の背景〕
ハロゲン化銀カラー写真感光材料においては、一般に感
光性ハロゲン化銀乳剤および酸化された発色現像主薬と
反応して色素を形成する、いわゆる色素形成カプラーが
用いられる。
この内シアンカプラーとしては、従来フェノール類ある
いはナフトール類が多く用いられ、例えは米国特許2,
369.929号、同2,474.293号、同2,8
95.826号等に記載されている。
しかし、フェノール類またはす7トール類から得られる
シアン色素画像には色再現上大きな問題かあった。すな
わち、発色色素の吸収スペクトルの短波側の切れか悪く
、グリーン部また1部ブル一部にも不要な吸収を有して
いる。これによって補正手段の余りないカラーペーパー
やりバーサル感材の色再現性を可成り悪化させているの
か現状である。
そこで本発明者等は、E P 249453号、特願昭
62−134144号等で新規な母核を有するシアンカ
プラーを提案した。これらのカプラーは形成されるシア
ン色素の分光吸収特性が従来のフェノールまたはナフト
ール型シアンカプラーより優れ、色再現性の大幅な改良
が可能である。
一方、カップリング反応に際して離脱し得る基を活性点
に有する、いわゆる2等量カプラーは、銀量が低減でき
、高感度化が容易なことから写真感光材料の薄膜化、処
理時間の短縮、色画像の鮮鋭性向上などに有利なことは
当分野で公知である。
この離脱基を選択することにより、現像抑制性、現像促
進性、漂白促進性、色素放出性等、種々の特性を有する
カプラーを得ることができるので、2等量カプラーの開
発は写真用素材の開発の中でも重要な役割を担っている
〔発明の目的〕
従って本発明の目的は、シアンカプラーとして新規母核
であるイミダゾール母核についても新しい2等量カプラ
ーを提供することであり、それにより高発色性の新規シ
アンカプラーを提供することであり、それにより発色性
の著しく優れた新規2等量シアンカプラーを含有するハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも
1層が下記−形式〔■〕で表されるシアンカプラーの少
なくとも1つを含有するハロゲン化銀写真感光材料によ
って達成された。
式中、AおよびBは各々、炭素原子、窒素原子、酸素原
子または硫黄原子を介してイミダゾール環に結合する有
機基を表す。
以下、本発明をより詳細に説明する。
上記−形式(I)において、八およびBで表される炭素
原子を介した有機基としては、アルキル基(例えば、メ
チル、i−プロピル、t−ブチル、トリフルオロメチル
、ベンジル、3−(4−アミノフェニル)フロビル、ア
リル、2−ドデシルオキシエチル、3−フェノキンプロ
ピル、2−ヘキシルスルホニルエチル、3−C4−C4
−ドデシルオキシベンゼン)スルホンアミドフェニル〕
プロピル、1−メチル−2C(2−才クチルオキシ−5
−t−オクチルフェニル)スルホンアミドフェニル〕エ
チル、1〜メチル−2−〔2−オクチルオキシ−5−(
2−オクチルオキシ−5−t−オクチルフェニルスルホ
ンアミド)フェニルスルホンアミド〕エチル、2−[2
−オクチルオキシ−5−(2−オクチルオキシ−5−t
−オクチルフェニルスルホンアミド)フェニルスルホン
アミド〕エチル等)、アリール基(例えば、フェニル、
ナフチル、2.4−ジクロロフェニル、2−ヒドロキシ
−5−メチルフェニル、2−アセトアミドフェニル、2
−メタンスルホンアミドフェニル、2−7’タンアミド
フエニル、2− (N、N−ジメチルスルファモイルア
ミノ)フェニル、2−(4ドデシルオキシベンゼンスル
ホンアミド)フェニル、2−(2−(2,4−ジ−t−
アミルフェノキシ)ヘキサンアミド〕フェニル、2−(
2−オクチルオキシ−5−t−オクチルフェニルスルホ
ンアミド)フェニル、4−カルバモイルフェニル、4−
シアノフェニル、4−カルボキシフェニル、4−エトキ
シカルボニルフェニル等)、複素環基(例えば、4−ピ
リジル、2−ベンゾイミダゾリル等)、シアノ基、カル
ボキシル基、アンル基、カルバモイル基、アルコキシカ
ルボニル基、アリールオキンカルポニル基等が挙げられ
る。
窒素原子を介した有機基としては、アシルアミノ基(例
えば、アセトアミド、ベンズアミド、2゜4−′;−t
−アミルフェノキシアセトアミド、2.4−ジクロロベ
ンズアミド等)、アルコキシカルボニルアミノ基(例え
ば、メトキシカルボニルアミノ、プロポキシカJレボニ
ルアミノ、【−ブトキシカルボニルアミノ等)、アリー
ルオキン力ルポニルアミノ基(例えば、フェノキシカル
ボニルアミノ)、スルホンアミド基(例えば、メタンス
ルホンアミド、オクタンスルホンアミド、ベンゼンスル
ホンアミド、4−ドデシルオキシベンゼンスルホンアミ
ト等)、アニリノ基(例えば、フェニルアミノ、2−ク
ロロアニリノ、2−クロロ−4−テトラデカンアミドア
ニリ7等)、ウレイド基(例えば、N−メチルウレイド
、N−ブチルウレイド、N−7エニルウレイド、 N、
N−ジブチルウレイド等)、スルフ7モイルアミノ基(
fllえハ、N、N−ジエチルスルファモイルアミノ、
N−7エニルスルフアモイルアミノ等)、アミノ基(例
えば、無置換アミノ、N−メチルアミノ、N、N−ジエ
チルアミノ等)、複素環基(例えば、3.5−ジメチル
1−ピラゾリル、2.6−ジメチルモルホリノ等)等が
挙げられる。
酸素原子を介した有機基としてJま、アルコキシ基(例
えば、メトキシ、エトキシ、i−プロポキシ、ブトキシ
、2,2.2−1−リフルオロエトキシ、3,3.3ト
リフルオロプロポキシ、2−クロロエトキシ、2シアノ
エトキシ、2−ブタンスルホニルエトキシ等)、アリー
ルオキシ基(例えば、フェノキシ、4−メトキシフェノ
キシ、2.4−ジクロロフェノキシ、4−(2−エチノ
しヘキサンアミド)フェノキシ等)、シリルオキシ基(
例えば、トリメチルシリルオキシ、ジメチルフェニルシ
リルオキシ、ジメチル−t−ブチルシリルオキシ等)、
複素環オキソ基(例えば、テトラヒドロピラニルオキシ
、3−ピリジルオキシ、2−(1,3−ベンゾイミダゾ
リル)オキシ等)等が挙げられる。
硫黄原子を介した有機基としては、アルキルチオ基(例
えば、メチルチオ、エチルチオ、ブチルチオ、3− (
4−(4−ドデシルオキシベンゼン)スルホンアミドフ
ェニル〕プロピルチオ、4−(2−ブトキシ−5−t−
オクチルフェニルスルホンアミド)ベンジルチオ等)、
アリールチオ基(例えば、フェニルチオ、2−す7チル
チオ、2.5−ジクロロフェニルチオ、トドデシルフェ
ニルチオ、2−ブトキシ−5−t−オクチルフェニルチ
オ等)、複素環チオ基(例えば、2−ピリジルチオ、2
−(1,3−ベンゾオキサシリル)チオ基、l−ヘキサ
デシル1,2.3.4−テトラゾリル−5−チオ基、1
−(3−N−オクタデシルカルバモイル)フェニル−1
,2,3,4−テトラゾリル−5−チオ等)等が挙げら
れる。
ここでAおよびBの少なくとも一方はアリール基である
ことが好ましい。
一般式CI)で表される化合物の中、代表的なものとし
て下記−形式〔■)、CI[[)および(IV)が挙げ
られる。
一般式(11) 一般式〔■〕〜(IV)において、R,、R,、R3、
R4およびR1は各々、置換基を表し、Lは酸素原子ま
たは硫黄原子を表し、nはO〜5の整数を表す。
次に一般式〔■〕の化合物について更に詳しく説明する
。−形式(It)において、R1およびR2で表される
置換基は特に制限されないが、例えばハロゲン原子なら
びにシアノ、ヒドロキシ、ニトロ、カルボキシ、アルキ
ル、アルコキシ、カルバモイル、スルファモイル、アシ
ル、アシルオキシ、アルコキシカルボニル、−NHCO
R,、−NHSO,R,、NFICON       
 −NHCOORい  −NHSO2Rい\ 7 R。
/ N[(SO,N   等の各基を挙げることができる。
\ R7 R,およびR2で表されるアルキル基としては、炭素原
子数1〜22の直鎖または分岐のアルキル基が好ましく
、例えばメチル、エチル、ブチル、ドデシル基等か挙げ
られる。これらのアルキル基はシクロヘキシル基等のシ
クロアルキル基も包含シ、また置換されていてもよい。
好ましい置換基としては、ハロゲン原子、ヒドロキシ基
、カルボキシ基、シアノ基、スルホ基、炭素原子数1〜
22のアルコキシ基等か挙げられる。
アルコキン基としては、炭素原子数1〜22の直鎖また
は分岐のアルコキシ基が好ましく、メトキシ、エトキシ
、l−プロピルオキシ、オクチルオキシ、ドデシルオキ
シ基等が挙げられる。
カルバモイル基としては、エチルカルバモイル、ドデシ
ルカルバモイル基の様な非置換のアルキルカルバモイル
基、ジエチルカルバモイル、ブチルオキシプロピルカル
バモイル、ドデシルオキシブaビルカルバモイル基等の
直換アルキルカルバモイル基が挙げられる。
また、スルファモイル基についても同様に、エチルスル
ファモイル、ジエチルスルファモイル、ドデシルスルフ
ァモイル基等の非置換アルキルスルファモイル基、ドデ
シルオキシプロビルスルファモイル基等の置換アルキル
スルファモイル基が挙げられる。
アリールカルバモイル基としては、フェニルカルバモイ
ル基や置換されたフェニルカルバモイル基力、アリール
スルファモイル基としては、フェニルスルファモイル基
や種々の置換されたフェニルスルファモイル基が挙げら
れる。
また、アセチル、ベンゾイル、ブタンスルホニル、ベン
ゼンスルホニル基等のアシル基、アセトキシ、ラウロイ
ルオキシ、ブタンスルホニルオキシ基等のアシルオキシ
基、エトキシカルボニル、i−プロピルオキシカルボニ
ル、2−エチルヘキシルオキシカルボニル基等のアルコ
キシカルボニル基が挙げられる。
−NHCOR6基は炭素原子数1〜22のアルキルアミ
ド基を表し、非置換アルキルアミド基の代表例としては
、アセトアミド、ブタンアミド、ラウリルアミド、ステ
アリルアミド基等が挙げられる。まt;、シクロヘキサ
ンカルボンアミド基の様な脂環式アミド基でもよく、ま
た、2−エチルヘキサンアミド基の様な分岐構造でもよ
く、また不飽和結合を含んでいてもよい。
置換アルキルアミド基としては、モノクロルアセトアミ
ド、トリクロロアセトアミド、パーフルオロブタンアミ
ド基等のハロゲン置換アルキルアミド基や1ペンタデシ
ルフエノキシアセトアミド、σ−(2,4−ジ−t−ア
ミルフェノキシ)ペンタンアミド、tt−(2,4−ジ
−t−アシルフェノキシ)アセトアミド、0−クロルフ
ェノキシミリスチン酸アミド基の如きフェノキシ置換ア
ルキルアミド基等が挙げられる。
また、−NHCOR,基はアリールアミド基を表し、代
表的にはベンツアミド、ナフトアミド基等の非置換アリ
ールアミド基が、また置換アリールアミド基としては、
p−t−ブチルベンツアミド、p−メチルベンツアミド
基等のアルキル置換ベンツアミド基、p−メトキシベン
ツアミド、0−ドデシルオキシベンツアミド基等のアル
コキシ置換ベンツアミド基、p−アセトアミドベンツア
ミド、m−ラウロイルアミドベンツアミド、■−(2,
4−ジ−t−アミルフェノキシアセトアミド)ベンツア
ミド基等のアミド置換ベンツアミド基、0−ヘキサデカ
ンスルホンアミドベンツアミド、p−ブタンスルホンア
ミドベンツアミド基等のスルホンアミド置換ベンツアミ
ド基等が代表的に挙げられる。
−NHCOOR,基は炭素原子数1〜22の置換または
非置換のアルコキシカルボニルアミノ基を表し、代表例
としてはエトキシカルボニルアミノ、i−プロポキシカ
ルポニルアミハオクチルオキシ力ルポニルアミノ、デシ
ルオキシカルボニル、メトキシエトキシカルボニルアミ
ノ基等が挙げられる。
また、 −NHCOOR,基はアリールオキシカルボニ
ル基も表し、この代表例としてはフエノキシカルボ二ル
基が挙げられる。
R+ \ 7 ノ基を表し、代表的にはジメチルカルバモイルアミノ、
ジエチルカルバモイルアミノ基等が挙げられる。
NHSOzRa基はアルキルスルホンアミド基またはア
リールスルホンアミド基を表す。
アルキルスルホンアミド基としては、メタンスルホンア
ミド、ブタンスルホンアミド、ドデカンスルホンアミド
基等の炭素原子数1〜22の非置換アルキルスルホンア
ミド基、ベンジルスルホンアミド基の様な置換アルキル
スルホンアミド基等が挙げられる。
また、アリールスルホンアミド基としては、ベンゼンス
ルホンアミド、ナフタレンスルホンアミド基等の非置換
アリールスルホンアミド基、またはp−トルエンスルホ
ンアミド、2.4.6−トリメチルベンゼンスルホンア
ミF、p−Fデシルベンゼンスルホンアミド基等のアル
キル置換ベンゼンスルホ−形成(VI) ンアミド基、p−ドデシルオキシベンゼンスルホンアミ
ド、ブチルオキンベンゼンスルホンアミド基等ノアルコ
キシ置換ベンゼンスルホンアミド基などの置換アリール
スルホンアミド基を挙げることができる。
R。
/ −NH5O,N   基はスルファモイルアミノ基を\ 1 表し、代表例としてはジメチルスルファモイルアミノ、
ジブチルスルファモイルアミノ基等のジアルキルスルフ
ァモイルアミノ基が好ましい。
−形成(I[)で表される化合物の中、好ましい化合物
として下記−形成〔v〕および〔v■〕が挙げられる。
一般式(V) 一般式〔v〕およびCVI:lにおいて、R+、Rxお
よびnは一般式(n)におけるR、、R,およびnと、
それぞれ同義である。
mは0〜4の整数を表す。R,はアルキル基、6 / \ 7 R,で表されるアルキル基としては、炭素原子数1〜3
2の直鎖または分岐のアルキル基が好ましく、シクロヘ
キシル基等のシクロアルキル基も包含する。また、これ
らのアルキル基は置換されていてもよく、好ましい置換
基としてはハロゲン原子、ヒドロキシル基、カルボキシ
ル基、シアノ基、スルホ基、炭素原子数1〜22のアル
コキシ基等ヲ代表的に挙げることができる。
R8で表されるアリール基としてはフェニル基か好まし
く、フェニル基はニトロ基、アミド基、スルホンアミド
基等で置換されてもよい。
また、−Nil、が−NHCOR,基、−NHCOOR
,基、6 / NHCON   基、−NHSOzRs基または、\ 7 R。
\ 1 は−形成CHI)におけるR、およびR7と、それぞれ
同義である。
一般式〔V〕および(Vl’lで表される化合物の中、
更に好ましいものとして一般式〔■〕および(vBにお
いてR7の中の1つが−NHK、で表される基であり、
かつイミダゾール環に対し0位に存在する一般式(vn
 )で表される化合物が挙げら一般式(Vn ) 式中、RlsR2、Raおよびmは一般式(V)におけ
るものと、それぞれ同義であり、R3はR8と同義であ
る。−N)IR,基の存在により、発色色素の吸収だけ
でなく耐熱性かより優れたものとなる。
次に一般式〔■〕の化合物について更に詳しく説明する
。−形成(I[I)において、R28よびnは前記−形
成[I[)におけるR2およびnと、それぞれ同義であ
り、R3およびR6は各々、水素原子、アルキル基また
はアリール基である。また、R3とR。
が互いに結合して複素環を形成してもよい。
R1またはR1で表されるアルキル基、アリール基とし
ては、前記−形成CV)および(Vl)において説明し
たアルキル基、アリール基を具体的に挙げることができ
る。
R3とR4が結合して形成される複素環は5員または6
員のものが好ましく、これら複素環は置換基を有しても
よく、更に炭素環と縮合していてもよい。
一般式(III)で表される化合物の中、より好ましい
化合物として一般式(I[[)に、おいてR2の中の1
つが−NHRaで表される基であり、かつイミダゾール
環に対して0位に存在する一般式CVmEで表される化
合物が挙げられる。
一般式〔■〕 式中、R3、R1およびR4は、前記−形成(In)に
おけるR1、R1およびRと、それぞれ同義であり、R
1およびmは、前記−形成(Vlおよび(vBにおける
R、およびmと、それぞれ同義である。
次に一般式〔!V〕の化合物について更に詳しく説明す
る。−形成(IV)において、R2およびnは、前記−
形成([3におけるR18よびnと、それぞれ同義であ
り、R,は水素原子、アルキル基、アリール基または複
素環基を表す。
R5で表されるアルキル基、アリール基としては、前記
−形成CVEおよび[2)において説明しt;アルキル
基、アリール基を具体的に挙げることができる。
R,で表される複素環基としては5員または6員のもの
が好ましく、具体的には2−ピリジル、4−ピリジル、
2−ベンゾイミダゾリル、3,5−ジメチル−1−ピラ
ゾリル、4−モルホリノ、3,5−ジメチル−2−フリ
ル、2.4−ジメチル−5−チアゾリル、2−アセトア
ミド−4−メチル−5−ピリミジニル等の基が挙げられ
る。
一般式(IV)で表される化合物の中、より好ましい化
合物として一般式(IT)においてR1の1つが−NH
I 、で表される基であり、かつイミダゾール環に対し
て0位に存在する一般式〔!X〕で表さ一般式(IX) 式中、R8、R5、Lは、前記−形成[IV)における
R2、R2、Lと、それぞれ同義であり、R。
およびmは前記−形成〔v〕およびCVialにおける
R、およびmと、それぞれ同義である。
前記−形成CI)〜(Iりで表される化合物(以下、本
発明のカプラーという)は、イミダゾールの4位に弗素
を有することが特徴であり、これにより発色性に優れ、
著しく高い感度および最高濃度を与えることができる。
従って、写真乳剤層中に含まれるハロゲン化銀量を低減
できるばかりでなく、通常の処理のみならず迅速処理に
も適している。更に高沸点有機溶媒に対する溶解性、ハ
ロゲン化銀乳剤中での分散安定性にも優れている。
また、本発明のカプラーの他の特長として、形成される
色素は高いモル吸光係数を有し、不要吸収を持たずシャ
ープな吸収を示し、光・熱に対しても優れた堅牢性を有
している。
更には、本発明のカプラーは、酸化力の弱い漂白液ある
いは疲労した漂白液で処理された場合でも発色濃度の低
下が殆どないという特長も持っている。
以下に本発明に用いられるシアンカプラーの代表的具体
例を示すが、本発明はこれによって限定C,)I。
C,)I。
C41(。
化合物 化合物 化合物 A 化合物 □aHI 7 化合物 C,H。
化合物 NHCOCHCH1’thC12HISCH。
化合物 A 本発明の化合物は のルートにより容易に合成でき、弗素化剤としてはN−
フルオロピリジニウムトリフラート、特に2゜4.6−
1−ツメチル−N−フルオロピリジニウムトリフラート
が有用である。
以下に代表的合成例をしめす。
合成例1(化合物例1の合成) 合成 0−(σ−(2,4−シーt−アミルフェノキシ)へキ
サンアミド)−σ−ジブロモアセトフェノン60gをク
ロロホルム30m(2に溶かし、室温にて0.11モル
のフリーのベンズアミジンクロロホルム溶液40rtr
Qを滴下する。1時間撹拌後クロロホルムを減圧留去し
、エタノール200■Qに溶かし5%炭酸カリウム水溶
液5011IQで洗浄し、更に水50+++ffで洗浄
し、硫酸マグネシウムにて乾燥させエタノールを留去す
る。シリカゲルカラム(エタノール:ヘキサン−1:1
)t−用いて分取し溶媒を留去することにより固体4.
5g(72%収率)を得た。
化合物例1の合皮 上記で得た固体3.40gをクロロホルム30IIIQ
に溶解し、2,4.64リメチルーN−フルオロピリジ
ニウムトリフラート1.9gを加え、室温で3日間撹拌
した後、反応液に水を加える。クロロホルム層を硫酸マ
グネシウムで乾燥後、溜去すると飴状物か得られた。こ
れをカラムクロマトにて精製し、目的とする2−フェニ
ル−4・〔0−(σ−(2,4−ジ−t−アミルフェノ
キシ)ヘキサンアミド)フェニル)−5−フルオロイミ
ダゾールをアモルファス固体として2Ag(60%収率
)得た。
合成例2(化合物例4の合成) o Aa−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)ヘキ
サンアミド1−a−プロモアセトフェ/ン9.82gと
0−ニトロベンズアミジン5.94gとをクロロホルム
100wQ中で室温で攪拌した。結晶析出後、更に2時
間煮沸・還流した。冷却後、結晶を濾別し、濾液を濃縮
し黄褐色のオイルが残った。これをアセトニトリル50
++2に溶解し、濃塩酸2mCを加え1夜放置した。析
出した結晶を濾取、乾燥し8.1gの固体を得た。これ
を酢酸エチル100a+Qと水100m4の混合溶液に
懸濁し、アンモニア水を加え結晶を酢酸エチル層に移行
させた。酢酸エチル層を常法により水洗、脱水後、濃縮
して黄色油状物か残り放置により固化した。アモルファ
ス固体7.5gヲlだ。
上記のニトロ体7.4gをエタノール50m12に溶か
し、Pd−C触媒0.37gを加え常圧で水素を通し接
触還元を行った。反応終了後(約2時間)触媒を濾別し
、濾液を濃縮し淡灰色の固体を得た。このアミノ体は精
製せず、そのまま次の反応に用いt;。
アミノ体4.4gをアセトニトリル60■aに溶かし、
ピリジン1.Ogを加えた。これにベンゾイルクロリド
1.14gを加え、室温で2時間反応させた。アセトニ
トリルを減圧留去し、残ったオイルを酢酸エチルで溶解
させた。酢酸エチル層、を希アンモニア水で洗浄した後
、硫酸マグネシウムにて脱水し濃縮乾固した。飴状残渣
を再びアセトニトリル40raQに溶かし、濃塩酸数滴
を加えて放置した。析出する目的物の塩酸塩を濾取、乾
燥して3.1gの結晶を得た。これを再び前述の様に酢
酸エチル−希アンモニア水で7リーに戻しくオイルにな
る)、再びアセトニトリル20■Qに溶かし放置した。
析出結晶を濾取、乾燥して2.64gの4当量カプラー
を得た。
化合物例4の合皮 上記の4当量カプラー2.4gをクロロホルム4011
12に溶かし、合威例1と同じ弗素化剤1.14gを加
え室温で3日間撹拌した後、反応液に水を加える。
クロロホルム層を更に2回水洗した後、硫酸マグネシウ
ムで乾燥し濃縮すると飴状物が残った。カラムクロマト
により精製し、目的とする2−(0−アセトアミドフェ
ニル)−4−(o−(α−(2,4−ジ−t−アミルフ
ェノキシ)ヘキサンアミド)フェニル15−フルオロイ
ミダゾールを得た。
これらの化合物は全てNMR,Massスペクトルで構
造を確認した。
本発明のシアンカプラーはハロゲン化銀乳剤層、主に赤
感光性ハロゲン化銀乳剤層に用いられ、その添加量はハ
ロゲン化銀1モル当り2X 10−”〜8×10−’モ
ル、好ましくはIX 10−”〜5X 10−’モルの
範囲である。
本発明のシアンカプラーをハロゲン化銀乳剤層に含有す
るための方法としては種々の方法が用いられ、例えば7
タル酸アルキルエステル(ジブチルツクレート、ジオク
チルフタレート等)、燐酸エステル、(ジフェニルホス
フェート、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホ
スフェート、ジオクチルブチルホスフェート)等の沸点
150℃以上の高沸点有機溶剤及び/又は沸点30〜1
50℃の低沸点有機溶剤(例えば酢酸エチル、酢酸ブチ
ル、プロピオン酸エチル、2級ブチルアルコール、メチ
ルイソブチルケトン、メチルセロソルブアセテート等)
に溶解した後、親水性コロイドに分散される。通常は上
記の高沸点有機溶媒と低沸点有機溶媒を混合して用いる
ことが好ましい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料のハロゲン化銀乳剤
層に用いるハロゲン化銀粒子は、特に限定されるもので
はないが、カラー用印画紙等、特に速い現像性が求めら
れる感光材料では、塩化銀、塩化銀を含有する塩臭化銀
または塩沃化銀であることが好ましい。
かかるハロゲン化銀粒子として特に好ましいものは、塩
化銀含有率が90モル%以上の迅速処理用ハロゲン化銀
粒子である。
この迅速処理用ハロゲン化銀粒子は、90モル%以上の
塩化銀含有率であって、臭化銀含有率は5モル%以下、
沃化銀含有率は0.5モル%以下であることが好ましい
。更に好ましくは、臭化銀含有率が0.1−1.0モル
%の塩臭化銀である。
この迅速処理用ハロゲン化銀粒子は、単独で用いてもよ
いし、組成の異なる他のハロゲン化銀粒子と混合して用
いてもよい。また、塩化銀含有率が10モル%未満のハ
ロゲン化銀粒子と混合して用いてもよい。
また、迅速処理用ハロゲン化銀粒子が含有されるハロゲ
ン化銀乳剤層においては、これらの乳剤層に含有される
全ハロゲン化銀粒子に占めるこの迅速処理用ハロゲン化
銀粒子の割合は好ましくは60重量%以上、より好まし
くは80重量%以上である。
本発明に用いられるハロゲン化銀は、平均粒子サイズが
広い範囲に分布している多分散乳剤でもよいが、単分散
の乳剤の方が好ましい。
これらのハロゲン化銀の含有される乳剤は、活性ゼラチ
ン、硫黄増感剤、セレン増感剤、還元増感剤、貴金属増
感剤等により化学的に増感されてもよい。
本発明に用いられるハロゲン化銀は、各々所望の感光波
長域に感光性を付与するために、適当な増感色素を添加
して光学増感させてもよい。
上記の構成よりなる本発明のハロゲン化銀写真感光材料
は、例えばカラーネガのネガ及びポジフィルム、ならび
にカラー印画紙などであることができる。
このカラー印画紙をはじめとする本発明のハロゲン化銀
カラー写真感光材料は、多色用ハロゲン化銀写真感光材
料であり、減色法色再現を行うために、通常は写真用カ
プラーとして、マゼンタ、イエロー及びシアンの各カプ
ラーを含有するハロゲン化銀乳剤層ならびに非感光性層
が支持体上に適宜の層数及び層順て積層した構造を有し
ているが、該暦数及び層順は重点性能、使用目的によっ
て適宜変更してもよい。
本発明に用いられるハロゲン化銀カラー写真感光材料の
具体的な層構成としては、支持体上に、支持体順より順
次、イエロー色素画像形成層、中間層、マゼンタ色素画
像形成層、中間層、シアン色素画像形成層、中間層、保
護層と配列したものが特に好ましい。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料には、色カブ
リ防止剤、画像安定剤、硬膜剤、可塑剤、ポリマーラテ
ックス、紫外線吸収剤、ホルマリンスカベンジャ−媒染
剤、現像促進剤、現像遅延剤、蛍光増白剤、マット剤、
滑剤、帯電防止剤、界面活性剤等を任意に用いることが
できる。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料の現像処理に
は、各種のカラー現像処理を適用することができる。
〔発明の効果〕
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、本発明の
シアンカプラーを含有することにより、発色性に優れ高
感度と高発色濃度が得られ、その上更に形成されたシア
ン画像が光・熱に対し優れた堅牢性を有するものとなっ
た。
実施例−1 表−1に示したシアンカプラー6gに対し、ジブチルフ
タレート3gを加え、更に酢酸エチル18gを加えた混
合溶液を60℃に加熱して溶解した後、これをアルカノ
ールB(アルキルナフタレンスルホネート、デュポン社
製)の5%水溶液IQmQを含む5%ゼラチン水溶液1
00mCに混合し、超音波分散機で乳化分数して分散液
を調製した。
次にシアンカプラーが銀に対して30モル%になる様に
前記分散液を塩臭化銀乳剤(塩化銀99,5モル%含有
)に添加し、更に硬膜剤として、2.4−ジクロロ−6
−ヒトロキシトリアジンナトリウムをゼラチンIg当り
12+agの割合で加えたのち、ポリエチレンラミネー
ト紙支持体上に塗布銀量か3 mg/l、00cmにな
るように塗布した。
かくして得られた各ハロゲン化銀写真感光材料を常法に
よりウェッジ露光した後、下記の現像処理を施した。
〔処理工程〕
処理工程 発色現像 漂白定着 安定化 乾    燥 〔発色現像液〕 純   水 トリエノ 800■Q g 時  間 45秒 50秒 90秒 60秒 ノールアミン 温    度 34.7±0.3℃ 34.7±0.5℃ 30〜34℃ 60〜80℃ NN−ジエチルヒドロキシルアミン 塩化カリウム N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチル−3
−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩 テトラボIJ燐酸ナトリウム 炭酸カリウム 亜硫酸カリウム 蛍光増白剤(4,4’−ジアミノスチルベンジスルホン
酸誘導体) 純水を加えて全量をlaとし、p。
〔漂白定着液〕
エチレンジアミン四酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩 エチレンジアミン四酢酸 チオWL酸アンモニウム (70%溶液)亜硫酸アンモ
ニウム(40%溶液) 水を加えて全量をIQとし、炭酸カリ は氷酢酸でpH5,7に調整する。
〔安定化液〕
10.2に調整する。
g g g g 0g 0.2g g 0g g 100■Q 27.5■Q ラムまた 5−クロロ−2−メチル−4−インチアゾリン−3−オ
ン                  Igl−ヒド
ロキシエチリデン−1,1 ジホスホン酸            2g水を加えて
1ffiとし、硫酸または水酸化カリウムにてpHを7
.0に調整する。
現像済試料は光学濃度計(コニカ株式会社製PDA−6
5型)を用いて感度(51)、最高濃度(D−ax)8
よびカブリを測定した。その結果を表−1に示す。
表−ま ただし、SIは比較カプラーC−1を含む試料lの感度
を100とした時の相対値で示しである。
(感度はカブリ+0.1の濃度の所の露光量の対数値)
比較カプラーC−1 しU 比較カプラーC−2 表−1から明らかなように、従来用いられているシアン
カプラーを用いた試料1.2に比べ、本発明のシアンカ
プラーを用いた試料3.4.58よび6は感度が高く、
またカブリが低い上に十分な発色濃度を与える。
更に、上記試料を相対湿度60%、60℃の条件下に3
日間放置した後、同様にウェッジ露光後、現像処理して
カブリの上昇を比較し、結果を表−2に示した。
表−2 本発明の化合物はカブリの発生が少ないことがわかる。
実施例−2 C−3で表されるシアンカプラー6gに対し、トリクレ
ジルホスフェート3gを加え、更に酢酸エチル18gを
加えた混合溶液を60℃に加熱して溶解した後、これを
アルカノールB(アルキルナフタレンスルホネート、デ
ュポン社製)の5%水溶液10mffを含む5%ゼラチ
ン水溶液100s+Qに混合し、超音波分散機で乳化分
散して分散液を調製した。
次にシアンカプラーが銀に対して10モル%になる様に
前記分散液を沃臭化銀乳剤(沃化銀6モル%含有)に添
加し、更に硬膜剤として、1.2−ビス(ビニルスルホ
ニル)エタンをゼラチンIg当り12mgの割合で加え
た後、下引された透明な三酢酸セルロースフィルム支持
体上に塗布銀量が18mg/ 100c1になるように
塗布し試料7とした。
また、シアンカプラーC−3を等モJしの表−2に示す
本発明のシアンカプラーに代えた以外は試料7と同様に
して試料8〜12を作成した。
試料7〜12に、それぞれウェッジ露光を与えた後、下
記の現像処理を施した。
処理工程(38°C) 発色現像 漂    白 水    洗 定   着 水   洗 安定化 3分15秒 6分30秒 3分15秒 6分30秒 3分15秒 1分30秒 乾    燥 各処理工程において使用 の通りである。
〔発色現像液〕
4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒド
ロキシエチル)アニリン ・硫酸塩 無水亜硫酸ナトリウム ヒドロキシルアミン・1/2iff[ 無水炭酸カリウム 臭化ナトリウム ニトリロ三酢酸・3ナトリウム塩 (1水塩) 水酸化カリウム 水を加えてIQとし、水酸化カリ てpH10−0に調整する。
〔漂白液〕
エチレンジアミン四酢酸鉄(I[I) ラムを用い した処理液組成は下記 アンモニウム塩 エチレンジアミン四酢酸2 4.75g 4.25g 2.0g 37.5g 1.3g 2.5g 1.0g 00g アンモニウム塩          10.0g臭化ア
ンモニウム        150.0g氷酢酸   
          10.OtQ水を加えて1aとし
、アンモニア水を用いてpH6,0に調整する。
〔定着液〕
チオ硫酸アンモニウム(50%水溶液)162m12無
水亜硫酸ナトリウム       12.4g水を加え
てlQとし、酢酸を用いてpH=6.5に調整する。
〔安定液〕
ホルマリン(37%水溶液)      1.5+*Q
コニダツクス(コニカ株式会社製)7.5m(1水を加
えてlQとする。
かくして得られたシアンカプラー色素画像の感度、最高
濃度を実施例−1と同様に評価した。
また、得られた画像を85℃、相対湿度60%の条件下
に20日間保存し、初濃度1.0におけるシアン色素画
像の残存率(%)を求めることにより暗退色性を評価し
た。
結果を併せて表−3に示す。
Slは試料8の感度を100と した時の相対値で示 し tこ 。
比較カプラーC−3 表− 3で示されるように、本発明のカプラーは高発色性であ
り、かつ暗退色性も改良さ高感度、 れる。
実施例−3 特願昭6131330号に記載された方法により調製し
たハロゲン化銀乳剤、即ち粒子内部の高沃度殻から外側
に向って法度含量が低くなるような多殻構造を持つコア
/シェル沃臭化銀乳剤に、常法に従い化学増感を施し、
下記の添加剤を加えた各層塗布液ヲ、トリアセチルセル
ロースフィルム上に順次支持体側から塗設して13層か
ら成るカラー感光材料を作製した。(試料14) vg1層;ハレーション防止層 黒色コロイド銀を含むゼラチン層。
ゼラチン2.2g/m’ 第2層;中間層 2.5−ジー【−オクチルハイドロキノンの乳化分散物
を含むゼラチン層。
ゼラチン1−2g/l 第3層:低感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層平均粒径0.
38μ鶴、平均法度含量7,84%(モル比)の八面体
型沃臭化銀からなる第4層; 単分散乳剤(乳剤I)・・・ 銀塗布量1.8g/■2 増感色素■・・・ 銀1モルに対して6 X 10−’モル増感色素■・・
・ 銀1モルに対して1.OX 10−’モル増感色素■・
・・ #1モルに対してi、ox 10−1モ4シアンカプラ
ー(C−4)・・・ 銀1モルに対して0.06モル カラードシアンカプラー(CC−1)・・・銀1モルに
対して0.003モル DIR化合物(D−1)・・・ 銀1モルに対して0.0015モル DIR化合物(D −2)・・・ 銀1モルに対して0.002モル ゼラチン1.4g/富2 高感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層 平均粒径0.65μ■、平均法度含量7.37%の八面
体型沃臭化銀からなる単分散乳剤(乳剤■)・・・ 銀塗布量1.3g/■2 増感色素I・・・ 銀1モルに対して3 X 10−’モル増感色素■・・
・ 銀1モルに対して1.OX 10−’モル増感色素■ 銀1モルに対して1.OX 10−’モルシアンカプラ
ー(C−5)・・・ 銀1モルに対して0.02モル カラードシアンカプラー(CC−1)・・・銀1モルに
対して0.0015モル DIR化合物(D −2)・・・ 銀1モルに対してo、ooiモル ゼラチン 1.Og/m” 第5層;中間層 第2層と同じ、ゼラチン層。
ゼラチン1.Og/m’ 第6層;低感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層孔 剤−■・
・・塗布銀j11.5g/m’増感色素■・・・ 銀1モルに対して2.5X 10−’モル増感色素V・
・・ 銀1モルに対して1.2X 10−’モル増感色素■・
・・ 銀1モルに対して1.OX 10−’モルマゼンタカプ
ラー(M−1)・・・ 銀1モルに対して0.05モル カラードマゼンタカプラー(CM−1)・・・銀1モル
に対して0.009モル DIR化合物(D−1)・・・ 銀1モルに対してo、ootoモル DIR化合物(D−3)・・・ 銀1モルに対して0.0030モル ゼラチン 2.0g/■2 第7層;高感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層孔 剤−■・
・・塗布量銀1.4g/m”増感色素■・・・ 銀1モルに対して1.5X 10−’モル増感色素V・
・・ 銀1モルに対して1.OX 10−’モル増感色素■・
・・ 銀1モルに対してLO×10−’モル マゼンタカプラー(M−1)・・・ 銀1モルに対して0.020モル カラードマゼンタカプラー(CM−1)・・・銀1モル
に対して0.002モル DIR化合物(D −3)・・・ 銀1モルに対して0.0010モル ゼラチン1.8g/ls” 第8層 中間層 第2層と同じ、ゼラチン層 ゼラチン 1.0g/m” 第9層;イエローフィルター層 黄色コロイド銀と2.5−ジ−t−オクチルハイドロキ
ノンの乳化分散物とを含むゼラチン層。
ゼラチン 1−5g/+i” 第1O層;低感度青感性ハロゲン化銀乳剤層単分散乳剤
(乳剤I)・・・ 銀塗布量0.9g/m” 増感色素■・・・ 銀1モルに対して1.3X 10−’モルイエローカプ
ラー(Y−1)・・・ 銀1モルに対して0.29モル ゼラチン 1.9g/m” 第11層;高感度青感性乳剤層 単分散乳剤(乳剤■)・・・ 銀塗布量0.5g/m” 増感色素■・・・ 銀1モルに対して1.0X 10−5モルイエローカプ
ラー(Y−1)・・・ 銀1モルに対して0.08モル DIR化合物(D−2) 銀1モルに対して0.0015モル ゼラチン 1.6g/m” 第12層:第1保護層 沃臭化銀(Agl 1モル%平均粒径0.07μ−)銀
塗布量0.5g/m” 紫外線吸収剤UV−1,UV−2を含むゼラチン層。
ゼラチン 1.2g/+a’ 第13層;第2保護層 ポリメチルメタクリレート粒子 (直径1.5μm) エチルメタクリレート:メチルメタクリレート:メタク
リル酸の共重合体粒子 (平均粒径2.5μm) ポリジメチルシロキサン 5mg/+”CaF+rSO
2NCH2COONa    10mg/m”C2H。
及びホルマリンスカベンジャ− (HS−1)を含むゼラチン層 ゼラチン14g/m” 尚各層には上記組成物の他に、ゼラチン硬化剤(H−1
)、界面活性剤を添加した。
また、第4層の7アンカプラーC−4を0.6倍モルの
本発明のカプラー20または23に代えた試料を同様に
して塗布して試料14および15を作製した。
(ゐ加削) C〜 4 −1 H −5 H C−1 11 M−1 CM−1 −1 V−1 し411@(t) 増感色素■ 増感色素■ 増感色素V 増感色素■ V C!H。
S−1 増感色素I 増感色素■ 増感色素■ このようにして作成した各試料を、白色光でウェッジ露
光したのち、下記現像処理を行い、感度とカブリを求め
た。感度はカブリ+0.5の濃度を与える露光量の逆数
とし、試料13の赤感性層の感度を100とした相対感
度で示した。
また、現像済試料を85℃、相対湿度60%の強制劣化
条件下に20日間保存テストを行い、濃度1.0におけ
る劣化後の画像残存率でシアン色素画像の暗退色性を評
価した。
この結果も併せて表−4に示す。
処理工程(38℃) 発色現像        3分15秒 漂    白            6分30秒水 
  洗            3分15秒定   着
            6分30秒水    洗  
           3分15秒安定化     1
分30秒 乾   燥 各処理工程において使用した処理液組成は下記の通りで
ある。
〔発色現像液〕
4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N=(β−ヒド
ロキシエチル)アニリン ・硫酸@              4 、75 g
無水亜硫酸ナトリウム       4.25gヒドロ
キシルアミン・1/2 fit酸塩2.0g無水炭酸カ
リウム        37.5g臭化ナトリウム  
        1.3gニトリロ三酢酸・3ナトリウ
ム塩 (1水塩)              2.5g水酸
化カリウム          1,0g水を加えて1
aとする。
〔漂白液〕
エチレンジアミン四酢酸鉄(I[[) アンモニウム塩         100gエチレンジ
アミン四酢酸2 アンモニウム塩          IO・0g臭化ア
ンモニウム        150.0g氷酢酸   
           10.(1mcr水を加えてl
(2とし、アンモニア水を用いてpu−6,0に調整す
る。
〔定着液〕
チオ硫酸アンモニウム      175.0g無水亜
硫酸ナトリウム       8.5gメタ亜硫酸ナト
リウム       2.3g水を加えてIQとし、酢
酸を用いてpH−5,0+−調整する。
〔安定液〕
ホルマリン(37%水溶液)      1.5+ll
I2コニダツクス(コニカ株式会社製) 7.5mQ 水を加えて[2とする。
表−4 以上に示されるように本発明のカプラーを用いた試料は
比較試料に比べ高感度であることがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層が下記一般式〔
    I 〕で表されるシアンカプラーの少なくとも1つを含有
    することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、AおよびBは各々、炭素原子、窒素原子、酸素
    原子または硫黄原子を介してイミダゾール環に結合する
    有機基を表す。〕
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5227282A (en) * 1990-09-04 1993-07-13 Konica Corporation Light-sensitive silver halide color photographic material having improved cyan image density
JP2006522820A (ja) * 2003-04-10 2006-10-05 アバニール・ファーマシューティカルズ アレルギーおよび過剰増殖疾患の治療のためのイミダゾール誘導体

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