JPH01262546A - 新規なシアンカプラーを含有するハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

新規なシアンカプラーを含有するハロゲン化銀写真感光材料

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JPH01262546A
JPH01262546A JP9247988A JP9247988A JPH01262546A JP H01262546 A JPH01262546 A JP H01262546A JP 9247988 A JP9247988 A JP 9247988A JP 9247988 A JP9247988 A JP 9247988A JP H01262546 A JPH01262546 A JP H01262546A
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silver
layer
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Pending
Application number
JP9247988A
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English (en)
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Toyoaki Masukawa
増川 豊明
Noritaka Nakayama
中山 憲卓
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPH01262546A publication Critical patent/JPH01262546A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/32Colour coupling substances
    • G03C7/36Couplers containing compounds with active methylene groups
    • G03C7/38Couplers containing compounds with active methylene groups in rings
    • G03C7/381Heterocyclic compounds
    • G03C7/3815Heterocyclic compounds with one heterocyclic ring

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な2当量ンアンカプラーを含有するハロゲ
ン化銀カラー写真感光材料に関する。
〔発明の背景〕
ハロゲン化銀カラー写真感光材料においては、一般に感
光性ハロゲン化銀乳剤および酸化された発色現像主薬と
反応して色素を形成する、いわゆる色素形成カプラーが
用いられる。
この内シアンカプラーとしては、従来フェノール類ある
いはナフトール類が多く用いられ、例えば米国特許2,
369,929号、同2,474,293号、同2,8
95 、826号等に記載されている。
しかし、フェノール類またはナフトール類から得られる
シアン色素画像には色再現上大きな問題があっI;。す
なわち、発色色素の吸収スペクトルの短波側の切れか悪
く、グリーン部また1部ブル一部にも不要な吸収を有し
ている。これによって補正手段の余りないカラーペーパ
ーやりバーサル感材の色再現性を可成り悪化させている
のが現状である。
そこで本発明者等は、E p 249453号、特願昭
62−134144号等で新規な母核を有するシアンカ
プラーを提案した。これらのカプラーは形成されるシア
ン色素の分光吸収特性が従来のフェノールまたはテフト
ール型シアンカプラーより優れ、色再現性の大幅な改良
か可能である。
一方、カップリング反応に際して離脱し得る基を活性点
に有する、いわゆる2等量カプラーは、銀量が低減でき
、高感度化が容易なことから写真感光材料の薄膜化、処
理時間の短縮、色画像の鮮鋭性向上などにf1利なこと
は当分野で公知である。
この離脱基を選択することにより、現像抑制性、現像促
進性、漂白促進性、色素放出性等、種々の特性を有する
カプラーを得ることができるので、2等量カプラーの開
発は写真用素材の開発の中でも重要な役割を担っている
〔発明の目的〕
従って本発明の目的は、シアンカプラーとして新規母核
であるイミダゾール母核についても新しい2等量カプラ
ーを提供することであり、それにより高発色性の新規シ
アンカプラーを提供することであり、それにより発色性
の著しく優れた新規2等量シアンカプラーを含有するハ
ロゲン化銀カラー写真感光材料を提供することである。
〔発明のyt成〕
本発明の上記目的は、ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも
1層が下記−紋穴(1)で表されるンアンカブラーの少
なくとも1つを含有するハロゲン化銀写真感光材料によ
って達成された。
式中、AおよびBは各々、炭素原子、窒素原子、酸素原
子または硫黄原子を介してイミダゾール環に結合する有
機基を表し、Rはアルキル基、アルケニル基、シクロア
ルキル基、アリール基、アラルキル基、アラルケニル基
または複素環基を表す。
以下、本発明をより詳細に説明する。
上記−紋穴(1)において、AおよびBで表される炭素
原子を介した有機基としては、アルキル基(例えば、メ
チル、j−プロピル、t−ブチル、トリフルオロメチル
、ベンジル、3−(4−アミノフェニル)プロピル、ア
リル、2−ドデシルオキシエチル、3−フェノキ、プロ
ピル、2−へキンルスルホニルエチル、 3−(4−(
4−1’ テシルオキシベンゼン)スルホンアミドフェ
ニル〕プロピル、1−メチル−2−〔(2−才クチルオ
キシ−5−を−オクチルフェニル)スルホンアミドフェ
ニル〕エチル、■−メチルー2−(2−オクチルオキシ
−5−(2−オクチルオキシ−5−【−オクチルフェニ
ルスルホンアミド)フェニルスルホンアミド〕エチル、
2−〔2−オクチルオキシ−5−(2−オクチルオキ・
シー5−t−オクチルフエニルスルホンアミドール基(
例えば、フェニル、ナフチル、2,4−ジクロロフェニ
ル、2−ヒドロキン−5−メチルフェニル、2−アセト
アミドフェニル、2−メタンスルホンアミドフェニル、
2−ブタンアミドフェニル、2− (N,N−ジメチル
スル7アモイルアミノ)フェニル、2−(4−ドデシル
オキシベンゼンスルホンアミド)フェニル、2−(2−
(2.4−ジ−t−アミルフェノキシ)ヘキサンアミド
〕フェニル、2−(2−才クチルオキシ−5−【−オク
チルフェニルスルホンアミド)フェニル、4−カルバモ
イルフェニル ポキシフェニル、4−エトキシカルボニルフェニル等)
、複素環基(例えば、4−ピリジル、2−ベンゾイミダ
ゾリル等)、ンアノ基、カルボキシル基、アシル基、カ
ルバモイル基、アルコキンカルボニル基、アリールオキ
7カルポニル基等が挙げられる。
窒素原子を介した有機基としては、アンルアミツ基(例
えば、アセトアミド、ベンズアミド、2。
4−ジ−t−アミルフェノキシアセトアミド、2.4−
ジクロロベンズアミド等)、アルフキジカルボニルアミ
ノ基(例えば、メトキシカルボニルアミノ、プロポキシ
カルボニルアミノ、【−ブトキシカルボニルアミノ等)
、アリールオキシカルボニルアミノ基(例えば、フェノ
キシカルボニルアミノ)、スルホンアミド基(例えば、
メタンスルホンアミド、オクタンスルホンアミド、ベン
ゼンスルホンアミド、4−ドデシルオキシベンゼンスル
ホンアミド等)、アニリノ基(例えば、フェニルアミノ
、2−クロロアニリノ、2−クロロ−4−テトラデカン
アミドアニリノ等)、ウレイド基(例えば、N−メチル
ウレイド、N−ブヂルウレイド、N−フェニルウレイド
、N、N−ジブチルウレイド等)、スルファモイルアミ
ノ基(例えば、 N、N−ジエチルスルファモイルアミ
ノ、N−フェニルスルファモイルアミノ等)、アミノ基
(例えは、無置換アミノ、トメチルアミノ、N、N−ジ
エチルアミノ等)、複素環基(例えば、3.5−ジメチ
ルl−ピラゾリル、2.6−ジメチルモルホリノ等)等
が挙けられる。
酸素原子を介した有機基としては、アルコキシ基(例え
ば、メトキシ、エトキシ、i−プロポキシ、ブトキシ、
2,2.2− トリフルオロエトキシ、3.3.3−ト
リフルオロプロポキン、2−クロロエトキシ、2−ンア
ノエトキシ、2−ブタンスルホニルエトキシ等)、アリ
ールすギシ基(例えば、フェノキシ、4−メトキノフェ
ノキシ、2,4−ジクロロフェノキシ、4−(2−エチ
ルヘキサンアミド)フェノキシ等)、シリルすキン基(
例えば、トリメチルシリルオキシ、ジ、メチルフェニル
シリルオキシ、ジメチル−t−プチルンリルオキシ等)
、複素環オキシ基(例えば、テトラヒドロピラニルオキ
/、3−ピリジルオキシ、2−(1,3−ベンゾイミダ
ゾリル)オキシ等)等が挙げられる。
硫黄原子を介した何機基としては、アルキルチオ基(例
えば、メチルチオ、エチルチオ、ブチルチオ、 3− 
C4−<4−ドデシルオキシベンゼン)スルホンアミド
フェニル〕プロビルチす、4−(2−ブトキシ−5−t
−オクチルフェニルスルホンアミド)ベンジルチオ等)
、アリールチオ基(例えば、フェニルチオ、2−す7チ
ルチオ、2.5−ジクロロフェニルチオ、4−ドデシル
フェニルチオ、2−ブトキ/−5−t−オクチルフェニ
ルチオ等)、複素環チオ基(例えば、2−ピリジルチオ
、2−(1,3−ベンゾオキサシリル)チオ基、■−ヘ
キサデシル1,2.3.4−テトラゾリル−5−チオ基
、 1−(3−N−オクタデジルカルバモイル)フェニ
ル−1,2,3,4−テトラゾリル−5−チオ等)等が
挙げられる。
ここでAおよびBの少なくとも一方はアリール基である
ことが好ましい。
Rで表されるアルキル基としては、炭素数l〜18のも
のが好ましく、直鎖でも分岐していてもよく、例えばメ
チル、エチル、i−プロピル、ブチル、【−フ゛チル、
ヘキシル、オクチル、5ee−Fテシル、才7タデンル
等の基が挙げられる。
アルケニル基としては、炭素数2〜18のものが好まし
く、例えばプロペニル、ブテニル、オクテニル、ドデセ
ニル、オレイル等の基が挙げられる。
ノクロアルキル基としては、炭素数5〜12ノモのが好
ましく、例えばシクロペンチル、シクロヘキノル、シク
ロオクチル等の基が挙げられる。
アリール基としては、フェニル基、ナフチル基が好まし
い。
アラルキル基としては、例えばベンジル基、フェネチル
基が挙げられ、アラルケニル基としては、例えばフェニ
ルプロペニル、フェニルブテニル等の基が挙げられる。
複素環基としては、5員または6員環が好ましく、例え
ばイミダゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、トリアゾリ
ル、テトラゾリル、ピペラジル等の基が挙げられる。
Rで表されるアルキル基、アルケニル基、ンクロアルキ
ル基、アリール基、アラルキル基、アラルケニル基およ
び複素環基は置換基を有してもよく、例えばハロゲン原
子(例えば、弗素、塩素、臭素等)、シアノ基、ヒドロ
キシル基、アルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ
、プロポキン、ブトキシ、オクチルオキシ等)、アリー
ルオキシ基(例えば、フェノキシ、ナフチルオキシ等)
、アシルオキシ基(例えば、アセチルオキシ、プロピオ
ニルオキシ、ベンゾイルオキシ等)、アジ−レアミノ基
(例えば、ホルムアミド、アセトアミド、ベンズアミド
等)、スルホンアミド基(例えば、メタンスルホンアミ
ド、ベンゼンスルホンアミド等)、スルファモイル基(
例えハ、スルファモイル、メチルスルファモイル、フェ
ニルスルファモイル等)、スルホニル基(例、t ハ、
メチルスルホニル、オクチルスルホニル、ベンゼンスル
ホニル等)、カルポキンル基、スルホ基、ニトロ基、ア
ルギルチオ基(例えば、エチルチす、オクチルチオ等)
、アリールチオ基(例えば、フェニルチオ)、カルバモ
イル基(例えは、エチルカルバモイル、ジメチルカルバ
モイル、フェニルカルバモイルルコキンカルボニル基(
例えば、メトキシカルボニル、ブトキシカルボニル等)
、スルフィニル基(例えば、メチルスルフィニル、フェ
ニルスルフィニル等)、複素環基(例えば、ピラゾリル
、トリアシリ1し等)等を挙げることができる。これら
の置換基は更lここれらの置換基で置換されてもよく、
この場合、置換基は同じでも異なってもよい。
Rで表される置換基の内、特に好ましいものは、で表さ
れる基であり、ここにおいてR1は炭素数t − 4の
アルキレン基を、R2は水素原子、アルキル基、アリー
ル基または複素環基を表し、R1は(にーX−R2で置
換されてもよい。
Xは一〇−, −S−、 −Co−、 −So+, −
SO2−、 −Coo+。
基またはアリール基を表す。)。
R1およびR4は各々、水素原子、アルキル基、アリー
ル基または複素環基を表し、R5は水素原子、ハロゲン
原子、アルキル基、アリール基、複素環基、ヒドロキシ
基、シアノ基、ニトロ基、スルホニル基、アルコキシ基
、アリールオキシ基、カルボキシル基、スルホ基、カル
ボアミド基、スルホンアミド基、カルバモイル基、スル
ファモイル基またはアルコキシカルボニル基を表す。
Qは0〜5の整数を表し、nが2以上の時、複数のR5
は同じでも異なってもよい。
−紋穴(1)で表される化合物の中、代表的なものとし
て下記−紋穴(’II)、CIll)および(IV)が
挙げられる。
一般式(113 一般式[) 0g 一般式〔■〕〜(IV)において、R l, R !、
R,、R4およびR,は各々、置換基を表し、Lは酸素
原子または硫黄原子を表し、nは0〜5の整数を表す。
Rは前記−紋穴CI)におけるRと同義である。
次に一般式(It)の化合物について更に詳しく説明す
る。−紋穴(II)において、R,およびR2で表され
る置換基は特に制限されないが、例えばハロゲン原子な
らびにシアノ、ヒドロキシ、ニトロ、カルボキシ、アル
キル モイル、スルファモイル、アシル、アシルオキシ、アル
コキシカルボニル、−NHCORい一N)+502Rい
RIおよび艮,で表されるアルキル基としては、炭素原
子数1〜22の直鎖または分岐のアルキル基が好ましく
、例えばメチル、エチル、ブチル、ドデンル基等が挙げ
られる。これらのアルキル基はシクロヘキシル基等のシ
クロアルキル基も包含し、また置換されていてもよい。
好ましい置換基としては、ハロゲン原子、ヒドロキシ基
、カルボキシ基、ンアノ基、スルホ基、炭素原子数1〜
22のアルコキシ基等が挙げられる。
アルコキン基としては、炭素原子数1〜22の直鎖また
は分岐のアルコキシ基が好ましく、メトキシ、エトキシ
、1−プロピルオキシ、オクチルオキシ、ドデシルオキ
シ基等が挙げられる。
カルバモイル基としては、エチルカルバモイル、F7’
ンルカルバモイル基の様な非置換のアルキルカルバモイ
ル基、ジエチルカルバモイル、ブチルオキシプロピルカ
ルバモイル ロピル力ルバモイル基等の置換アルキルカルバモイル基
が挙げられる。
また、スルファモイル基についても同様に、工チルスル
ファモイル、ジエチルスルファモイル、ドデシルスルフ
ァモイル基等の非置換アルキルスルファモイル基、トデ
シルオキシブロピルスルファモイル基等の置換アルキル
スルファモイル基が挙げられる。
アリールカルバモイル基としては、フェニルカルバモイ
ル基や置換されたフェニルカルバモイル基が、アリール
スルファモイル基としては、フェニルスルファモイル基
や種々の置換されたフェニルスルファモイル基が挙げら
れる。
また、アセチル、ベンゾイル、ブタンスルホニル、ベン
ゼンスルホニル基等のアシル基、アセトキシ、ラウロイ
ルオキシ、ブタンスルホニルオキシ基等のアシルオキシ
基、エトキシカルボニル、1−フロピルオキン力ルポニ
ル、2−エチルへキシルオキン力ルポニル基等のアルコ
キシカルボニル基が挙げられる。
−NHCOR6基は炭素原子数1〜22のアルキルアミ
ド基を表し、非置換アルキルアミド基の代表例としては
、アセトアミド、ブタンアミド、ラウリルアミド、ステ
アリルアミド基等が挙げられる。また、Vクロヘキサン
カルボンアミド基の様な脂環式アミド基でもよく、まI
;、2−エチルヘキサンアミド基の様な分岐構造でもよ
く、また不飽和結合を含んでいてもよい。
置換アルキルアミド基としては、モノクロルアセトアミ
ド、トリクロロアセトアミド、パーフルオロブタンアミ
ド基等のハロゲン置換アルキルアミド基やl−ペンタデ
シルフェノキンアセトアミド、α−(2,4−ジーt−
アミルフェノキ・ン)ペンタンアミド、α−(2,4−
ジ−t−アシルフェノキシ)アセトアミド、0−クロル
フェノキシミリスチン酸アミド基の如きフェノキシ置換
アルキルアミド基等が挙げられる。
また、−NHCORa基はアリールアミド基を表し、代
表的にはベンツアミド、ナフトアミド基等の非置換アリ
ールアミド基が、また置換アリールアミド基としては、
p−t−ブチルベンツアミド、p−メチルベンツアミド
基等のアルキル置換ベンツアミド基、p−メトキシベン
ツアミド、0−ドデシルオキシベンツアミド基等のアル
コキシ置換ベンツアミド基、p−アセトアミドベン゛ン
アミド、膳−ラウロイルアミ ドベンツアミド、m−(
2,4−ジ−t−アミルフェノキシアセトアミド)ベン
ツアミド基等のアミド置換ベンツアミド基、0−ヘキサ
デカンスルホンアミドベンツアミド、p−ブタンスルホ
ンアミドベンツアミド基等のスルホンアミド置換ベンツ
アミド基等が代表的に挙げられる。
NHCOORa基は炭素原子数1〜22の置換まI;は
非置換のアルコキンカルボニルアミノ基を表し、代表例
としてはエトキシカルボニルアミノ、i−プロポキシカ
ルボニルアミノ、オクチルオキシカルボニルアミノ、デ
ンルオキシ力ルボニル、メトキシエトキシカルボニルア
ミ7基等が挙げられる。
また、−HC00L基はアリールオキシカルボニル基も
表し、この代表例としてはフェノキシカルボニル基が挙
げられる。
ノ基を表し、代表的にはジメチルカルバモイルアミノ、
ジエチルカルバモイルアミノ基等が挙げられる。
−NH302R,基はアルキルスルホンアミド基または
アリールスルホンアミド基を表す。
アルキルスルホンアミド基としては、メタンスルホンア
ミド、ブタンスルホンアミド、ドデカンスルホンアミド
基等の炭素原子数1〜22の非置換アルキルスルホンア
ミド基、ベンジルスルホンアミド基の様な置換アルキル
スルホンアミド基等が挙げられる。
また、アリールスルホンアミド基としては、ベンゼンス
ルホンアミド、ナフタレンスルホンアミド基等の非置換
アリールスルホンアミド基、またはp−トルエンスルホ
ンアミド、2.4.6−ドデシルベンゼンスルホンアミ
ド基アノドデシルベンゼンスルホンアミド基等のアルキ
ル置換ベンゼンスルホンアミド基、p−ドデシルオキシ
ベンゼンスルホンアミド、ブチルオキシベンゼンスルポ
ンアミド基などの置換アリールスルホンアミド基を挙げ
ることができる。
表し、代表例としてはジメチルスルファモイルアミノ、
ジブチルスルファモイルアミノ基等のジアルキルスルフ
7モイルアミノ基が好ましい。
−紋穴〔■〕で表される化合物の中、好ましい化合物と
して下記−紋穴(V)および(Vl)が挙げられる。
一般式CV) p 一般式〔〜1〕 一般式(V)お′よび(V13j:おイテ、R,、R,
、R8よびnは一般式(n)におけるR、、R,、Rお
よびnと、それぞれ同義である。
mは0〜4の整数を表す。R8はアルキル基、アR6で
表されるアルキル基としては、炭素原子数1〜32の直
鎖または分岐のアルキル基が好ましく、/クロヘキシル
基等の/クロアルキル基も包含する。また、これらのア
ルキル基は置換されていてもよく、好ましい置換基とし
てはハロゲン原子、ヒドロキシル基、カルボキシル基、
シアン基、スルホ基、炭素原子数1〜22のアルコキシ
基等ヲ代表的に挙げることができる。
R6で表されるアリール基としてはフェニル基が好まし
く、フェニル基はニトロ基、アミド基、スルホンアミド
基等で置換されてもよい。
また、−N[、が−NHCOR6基、−NHCOORa
基、は−紋穴(n)にBけるR6およびR2と、それぞ
#を同義である。
−i弐(V)8よび(Vl)で表される化合物の中、更
に好ましいものとして一般式〔■〕および〔vl)にあ
゛いてR2の中の1つが−NHR、で表される基であり
、かつイミダゾール環に対し0位に存在する一般式(v
n )で表される化合物が挙げらtzる。
一般式[VII :1 fl+? 式中、R、、R、、RいRおよび鴎は一般式(V)に8
けるものと、それぞれ同義であり、R8はR8と同義で
ある。−NHR,基の存在により、発色色素の吸収だけ
でなく耐熱性がより優れたものとなる。
次に一紋穴、〔■〕の化合物について更に詳しく説明す
る。−紋穴(III)において、R1、Rおよびnは@
記一般式〔■〕におけるR2、Rおよびnと、それぞれ
同義であり、R1およびR,は各々、水素原子、アルキ
ル基まt:はアリール基である。また、R1とR,が互
いに結合して複素環を形成してもよい。
R3またはR4で表されるアルキル基、アリール基とし
ては、前記−紋穴〔V)および〔v1〕において説明し
たアルキル基、アリール基を具体的に挙げることができ
る。
R1とR,が結合して形成される複素環は5員または6
員のものか好ましく、これら複素環は置換基を有しても
よく、更に炭素環と縮合していてもよい。
一般式〔■〕で表される化合物の中、より好ましい化合
物として一般式(III3においてR1の中の1つが−
NHR、で表される基であり、かつイミダゾール環に対
して0位に存在する一般式(VI[l)で表される化合
物が挙げられる。
一般式〔■〕 式中、RいR1、Rt BよびRは、前記−紋穴(II
I)におけるR2、Rい R1およびRと、それぞれ同
義であり、R8およびmは、前記−紋穴(V)および〔
v1〕にJイけるR1およびlと、それぞれ同義である
次に一般式(mの化合物について更に詳しく説明する。
−紋穴(IV)において、R2、Rおよびnは、前記−
紋穴(It)におけるR2、Rおよびnと、それぞれ同
義であり、R6は水素原子、アルキル基、アリール基ま
たは複素環基を表す。
R3で表されるアルキル基、アリール基としては、前記
−紋穴[VIおよび〔v1〕において説明したアルキル
基、アリール基を具体的に挙げることができる。
R,で表される複素環基としては5員または6員のもの
が好ましく、具体的には2−ピリジル、4−ピリジル、
2−ベンゾイミダゾリル、3.5−ジメチル−1−ピラ
ゾリル、4−モルホリノ、3.5−ジメチル−2−7I
lル、2.4−ジ、ノチルー5−チアゾリル、2−アセ
トアミド−4−メチル−5−ピリミジニル等の基が挙げ
られる。
一般式[IV)で表される化合物の中、より好ましい化
合物として一般式〔IV〕においてR2の1つが−NO
R,で表される基であり、かつイミダゾール環に対して
0位に存在する一般式(IX)で表される化合物が挙げ
られる。
一般式(IX) p 式中、R2、R6、R8よびRは、前記−紋穴NY)l
:おけるR2、R6、LおよびRと、それぞれ同義であ
り、R6およびlは前記−紋穴〔V〕および(Vl)に
おけるR1およびmと、それぞれ同義である。
前記−紋穴〔■〕〜([)で表される化合物(以下、本
発明のカプラーという)は、イミダゾールの4位に−O
Rで示される基を何することが特徴であり、これにより
発色性に優れ、著しく高い感度および最高濃度を与える
ことができる。従って、写真乳剤層中lこ含まれるハロ
ゲン化銀量を低減できるばかりでなく、通常の処理のみ
ならず迅速処理にも適している。更に高沸点有機溶媒に
対する溶解性、ハロゲン化銀乳剤中での分散安定性にも
浸れている。
また、本発明のカプラーの他の特長として、形成される
色素は高いモル吸光係数を有し、不要吸収を持たずシャ
ープな吸収を示し、光・熱に対しても優れた堅牢性と有
している。・ 更には、本発明のカプラーは、酸化力の弱い漂白液ある
いは疲労した漂白液で処理された場合でも発色濃度の低
下か殆どないという特長も持っている。
以下に本発明に用いられる・7・アンカブラーの代表的
具体例を示すか、本発明はこれによって限定されない。
、仝−馬 ・〜ン C,H。
C,Hs 化合物 RA               B化合物 RA               B化合物 RA               B化合物 RA               B本発明のシアン
カプラーは、種々の方法に従って合成することかできる
が、以下に代表的合成例?示す。
合成例1(化合物例1の合成) 合成 0−(α−(2,4−ジ−t−アミルフェノキシ)ヘキ
サンアミド)−σ−ブロモアセトフェノン5.44gヲ
ククロホpレム30mQに溶かし、室温にて0.1モル
のフリーのベンズアミジンクロロホルム溶液40mQを
滴下する。1時間撹拌後クロロホルムを減圧留去し、エ
タノール200m4に溶かし5%炭酸カリウム水溶液5
0a+12で洗浄し、更に水50m12で洗浄し、硫酸
マグネシウムにて乾燥させエタノールを留去する。シリ
カゲルカラム(エタノール:ヘキサン−1: 1)を用
いて分取し溶媒を留去することにより固体4.2g(7
4%収率)を得た。
2−7二二ルー4・[0−(α−(2,4−ジー【−ア
ミルフェノキシ)ヘキサンアミド)フェニル]−5−ク
ロロイミダゾールの合成 次に得られた固体3.40g(6ミリモル)をクロロホ
ルム30+af2に溶かし、N−クロロコハク酸イミド
(N CS )0.9gを加え2日間室温にて攪拌した
後、水洗し溶媒を留去するとアメ状物が得られた。メタ
ノール30+i12より結折を行い淡緑色結晶2.13
g(59%収率)を得た。融点109〜112°C化合
物例1の合成 次に上記で得た固体1.86gをp−メトキシフェノー
ルカリウム塩0 、70gとキシレン300mrl中で
30時間煮沸・還流した。冷却後、反応液を氷水に注ぎ
キシレン層を分離し、5%炭酸ナトリウム水溶液で十分
洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで脱水した。キシレ
ンを留去し残ったオイル分をカラムクロマトにて精製し
、目的とする2−フェニル−4−〔0−(α−(2,4
−ジー【−アミルフェノキシ)ヘキサンアミド)フェニ
ル)−5−(p−メトキンフェノキシ)イミダゾールを
アモルファス固体として0.5g(23%収率)得た。
合成例2(化合物例4の合成) 2−(o−ニトロフェニル)−4−(0−1α−2,4
−ジーt−0−(α−(2,4−ジ・t−アミルフェノ
キシ)ヘキサンアミド)−σ−ブロモアセトフェノン8
.92gと0−二トロペンズアミジン5.4gとをクロ
ロホルム100m12中で室温で攪拌した。結晶析出後
、更に2時間煮沸・還流した。冷却後、結晶を濾別し、
濾液を濃縮し黄褐色のオイルが残った。これをアセトニ
トリル50m12に溶解し、濃塩酸2ml+を加えl夜
装置した。析出した結晶を濾取、乾燥し7.6gの固体
を得た。これを酢酸エチル100a12と水100m(
!の混合溶液1m 懸濁1.、アンモニア水を加え結晶
を酢酸エチル層に移行させた。酢酸エチル層を常法によ
り水洗、脱水後、濃縮して黄色油状物が残り放置により
固化した。アモルファス固体7゜76gを得た。
上記のニトロ体6.80gをエタノール50+n(Hに
溶かしPd−C触媒0.34gを加え常圧で水素を通し
接触還元を行った。反応終了後(約2時間)触媒を濾別
し、濾液を濃縮し淡灰色の固体を得た。このアミ7体は
精製せず、そのまま次の反応に用いた。
アミン体4.0gをアセトニトリル60m(+に溶かし
、ピリジン0.9gを加えた。これにベンゾイルクロリ
ド1.04gを加え、室温で2時間反応させた。アセト
ニトリルを減圧留去し、残ったオイルを酢酸エチルで溶
解させた。酢酸エチル層を希アンモニア水で洗浄した後
、硫酸マグネシウムにて脱水し濃縮乾固した。飴状残渣
を再びアセトニトリル40mflに溶かし、濃塩酸数滴
を加えて放置した。析出する目的物の塩酸塩を濾取、乾
燥して2.8gの結晶を得た。これを再び前述の様に酢
酸エチル−希アンモニア水でフリー1こ戻しくオイルに
なる)、再びアセトニトリル20IIQに溶かし放置し
た。析出結晶を濾取、乾燥して2.44gの4当量カプ
ラーを得た。
ル)−5−クロロイミダゾールの合成 上記の4当量カプラーをクロロホルム401112に溶
かし、リーククロコ・・り酸イミド0.52gをカロえ
2日間室温Iこで反応させた。反応液は水に注ぎ、クロ
ロホルム層を更に2〜3回水洗した後、脱水し濃縮する
とアメ状物が残った。アセトニトリルで再結晶して2.
0gの5−クロル体を得た。
化合物例4の合成 クロル体1.5gをナトリウムニドキシド0.23gと
エタノール1501IIQ中で5時間煮沸還流した。冷
却後、氷水中に注ぎ酢酸エチルで抽出した。酢酸エチル
層は水洗後、無水硫酸ナトリウムで脱水した。濃縮によ
り得られた油状物をカラムクロマトにて精製し、アメ状
物0.3gを得た。これは放置により固化し、アモルフ
ァス固体の2−(o−アセトアミドフェニル)−4−(
0−1σ−(2,4−ジ・t−アミルフェノキシ)・\
キサンアミド)フェニル〕−5−エトキシイミダゾール
をtすな。
本発明のシアンカプラーはハロゲン化銀乳剤層、主に赤
感光性ハロゲン化銀乳剤層に用いられ、その添加量はハ
ロゲン化!!1モル当’l 2X 10−3〜8×1O
−1モル、好ましくはIX 10−’〜5X 10−’
モルの範囲である。
本発明のシアンカプラーをハロゲン化銀乳剤層に含有す
るための方法としては種々の方法が用いられ、例えばフ
タル酸アルキルエステル(ジブチルフタレート、ジオク
チルフタレート等)、燐酸エステル、(ジフェニルホス
フェート、トリフェニルホスフェート、トリクレジルホ
スフェート、ジオクチルブチルホスフェート)等の沸点
150°C以上の高沸点有機溶剤及び/又は沸点30〜
150℃の低沸点有機溶剤(例えば酢酸エチル、酢酸ブ
チル、プロピオン酸エチル、2級ブチルアルコール、メ
チルイソブチルケトン、メチルセロソルブアセテート等
)に溶解した後、親水性コロイドに分散される。通常は
上記の高沸点有機溶媒と低沸点有機溶媒を混合して用い
ることが好ましい。
本発明のハロゲン化銀写真感光材料のハロゲン化銀乳剤
層に用いるハロゲン化銀粒子は、特に限定されるもので
はないが、カラー用印画紙等、特に速い現像性が求めら
れる感光材料では、塩化銀、塩化銀を含有する塩臭化銀
または塩沃化銀であることが好ましい。
かかるハロゲン化銀粒子として特に好ましいものは、塩
化銀含有率が90モル%以上の迅速処理用・・ロダン化
銀粒子である。
この迅速処理用ハロゲン化銀粒子は、90モル%以−L
の塩化銀含有率であって、臭化銀含有率は5モル%以下
、沃化銀含有率は0.5モル%以下であることが好まし
い。更に好ましくは、臭化銀含有率か0.1−1.0モ
ル″6の塩臭化銀である。
この迅速処理用ハロゲン化銀粒子は、単独で用いてもよ
いし、組成の異なる他のハロゲン化銀粒子と混合して用
いてもよい。また、塩化銀含有率が10モル%未満の・
・ロダン化銀粒子と混合して用いてもよい。
また、迅速処理用ハロゲン化銀粒子が含有されるハロゲ
ン化銀乳剤層においては、これらの乳剤層に含有される
全ハロゲン化銀粒子に占めるこの迅速処理用ハロゲン化
銀粒子の割合は好ましくは60重清%以]二、より好ま
しくは80重1%以上である。
本発明に用いられるハロゲン化銀は、平均粒子サイズが
広い範囲に分布している多分散乳剤でもよいが、単分散
の乳剤の方が好ましい。
これらのハロゲン化銀の含有される乳剤は、活性ゼラチ
ン、硫黄増感剤、セレン増感剤、還元増感剤、貴金属増
感剤等により化学的に増感されてもよい。
本発明に用いられるハロゲン化銀は、各々所望の感光波
長域に感光性を付与するためメこ、適当な増感色素を添
加して光学増感させてもよい。
上記の構成よりなる本発明のノ・ロダン化銀写真感光材
料は、例えばカラーネガのネガ及びポジフィルム、なら
びにカラー印画紙などであることができる。
このカラー印画紙をはじめとする本発明のハロゲン化銀
カラー写真感光材料は、多色用ハロゲン化銀写真感光材
料であり、減色法色再現を行うために、通常は写真用カ
プラーとして、マゼンタ、イエロー及びシアンの各カプ
ラーを含有するハロゲン化銀乳剤層ならびに非感光性層
が支持体上に適宜の層数及び層頂で積層した構造を有し
ているが、該層数及び層頂は重点性能、使用目的によっ
て適宜変更してもよい。
本発明に用いられるハロゲン化銀カラー写真感光材料の
具体的な層構成としては、支持体上に、支持体順より順
次、イエロー色素画像形成層、中間層、マゼンタ色素画
像形成層、中間層、シアン色素画像形成層、中間層、保
護層と配列したものが特に好ましい。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料には、色カブ
リ防止剤、画像安定剤、硬膜剤、可塑剤、ポリマーラテ
ックス、紫外線吸収剤、ホルマリンスカベンジャ−1媒
染剤、現像促進剤、現像遅延剤、蛍光増白剤、マット剤
、滑剤、帯電防止剤、界面活性剤等を任意に用いること
ができる。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料の現像処理に
は、各種のカラー現像処理を適用することができる。
〔発明の効果〕
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、本発明の
シアンカプラーを含有することにより、発色性に優れ高
感度と高発色濃度が得られ、その上更に形成されたシア
ン画像が光・熱に対し優れI;堅牢性を有するものとな
った。
実施例−1 表−1に示したシアンカプラ−6gに対し、ジブチルフ
タレート3gを加え、更に酢酸エチル18gを加えた混
合溶液を60°Cに加熱して溶解した後、これをアルカ
ノールB(アルキルナフタレンスルホネート む5%ゼラチン水溶液100■Q+:混合し、超音波分
散機で乳化分散して分散液を調製した。
次にシアンカプラーが銀に対して30モル%になる様に
前記分散液を塩臭化銀乳剤(塩化銀99.5モル%含有
)に添加し、更に硬膜剤として、2,4−ジクロロ−6
−ヒトロキシトリアジンナトリウムをゼラチンIg当り
12+sgの割合で加えたのち、ポリエチレンラミネー
ト紙支持体上に塗布銀量が3 mg/100c鳳2にな
るように塗布しt;。
かくして得られた各ハロゲン化銀写真感光材料を常法に
よりウェッジ露光した後、下記の現像処理を施した。
〔処理工程〕
処理工程     温  度   時 開発色現像  
  34.7±0.3℃   45秒漂白定着    
34.7±0.5℃   50秒安定化   30〜3
4°C90秒 乾    燥        60〜80℃     
 60秒〔発色現像液〕 純    水                   
       800a12トリエタノールアミン  
        8gN,N−ジエチルヒドロキシルア
ミン    5g塩化カリウム           
  2gN−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエ
チル−3−メチル−4−アミノアニリン硫酸塩    
           5gテトラポリ燐酸ナトリウム
       2g炭酸カリウム          
   30g亜硫酸カリウム           0
.2g蛍光増白剤(4,4 ’ージアミノスチルベンジ
スルホンM M 導体)       1g純水を加え
て全量をIQとし、pH10.2に調整する。
〔漂白定着液〕
エチレンジアミン四酢酸第2鉄 アンモニウム2水塩         60gエチレン
ジアミン四酢酸        3gチオ硫酸アンモニ
ウム (70%溶液)   100III(2亜ViM
アンモニウム (40%溶液)    27.512水
を加えて全量をIQとし、炭酸カリウムまたは氷酢酸で
pH 5.7+=調整する。
〔安定化液〕
5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−才
ン                  1。
l−ヒドロキシエチリデン−1.1 ジホスホン酸            2g水を加えて
IQとし、硫酸または水酸化カリウムにてpHを7.0
に調整する。
現像済試料は光学濃度計(コニカ株式会社製PDA−6
5型)を用いて感度(sl)および最高濃度(Dmax
)を測定した。その結果を表=1に示す。
ただし、Slは比較カプラーCC−1を含む試#41の
感度を100とした時の相対値で示しである。
(感度はカブリ+0.1の濃度の所の露光量の対数値)
比較カプラーC−1 比較カプラーC−2 表−1から明らかなように、従来用いられているシアン
カプラーを用いた試料1.2に比べ、本発明のシアンカ
プラーを用いた試料3.4.5および6は感度が高く、
十分な発色濃度を与える。
実施例−2 C−3で表されるシアンカプラー6gに対し、トリクレ
ジルホスフェート3gを加え、更に酢酸エチル18gを
加えた混合溶液を60°Cに加熱して溶解した後、これ
を・アルカノール レンスルホネート W110mnヲ含む5%ゼラチン水溶液100m(2に
混合し、超音波分散機で乳化分散して分散液を調製した
次にシアンカプラーが銀に対して10モル%になる様に
前記分散液を沃臭化銀乳剤(沃化銀6モル%含有)に添
加し、更に硬膜剤として、l,2−ビス(ビニルスルホ
ニル)エタンをゼラチンIg当り12tgの割合で加え
た後、下引された透明な三酢酸セルロースフィルム支持
体上に塗布銀量が18mg/ 100CIIJこなるよ
うに塗布し試料7とした。
また、シアンカブラーC−3を等モルの表−2に示す本
発明の/アンカブラーに代えI;以外は試#47と同様
にして試料8〜12を作成した。
試料7〜I2に、それぞれウェッジ露光を与えた後、下
記の現像処理を施した。
処理工程(38℃) 発色現像        3分15秒 漂  白         6分30秒水    洗 
            3分15秒定    着  
           6分30秒水    洗   
          3分15秒安定化     1分
30秒 乾    燥 各処理工程において使用した処理液組成は下記の通りで
ある。
〔発色現像液〕
4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒド
ロキンエチル)アニリン ・硫酸塩            4.75g無水亜硫
酸ナトリウム       4.25gヒドロキシルア
ミン・1/2硫am  2.0g無水炭酸カリウム  
      37.5g臭化ナトリウム       
   1.3gニトリロ三酢酸・3ナトリウム塩 (1水塩)             2.5g水酸化
カリウム          1.0g水を加えてIQ
とし、水酸化カリウムを用いてpH 10.0にm整す
る。
〔漂白液〕
エチレンジアミン四酢酸鉄(III) アンモニウム塩         100gエチレンジ
アミン四酢酸2 アンモニウム塩          10.0g臭化ア
ンモニウム        150.0g氷酢酸   
           10−0+nQ水を加えて11
2とし、アンモニア水を用いてpH6,0に調整する。
〔定着液〕
チオ硫酸アンモニウム(50%水溶液)162++Q無
水亜硫酸ナトリウム       12.4g水を加え
てIffとし、酢酸を用いてpH−6,5に調整する。
〔安定液〕
ホルマリン(37%水溶液)      1.5+Qコ
ニダノクス(コニカ株式会社製)  7.5+n<1水
を加えてIQとする。
かくして得られたシアンカプラー色素画像の感度、最高
濃度を実施例−1と同様に評価した。
また、得られた試料を85℃、相対湿度60%の条件丁
番こ20日間保存し、初濃度1.0におけるシアン色素
画像の残存率(%)を求めることにより暗退色性を評価
した。
表−2 Slは試料7の感度を100とした時の相対値で示しt
二。
比較カプラーC−3 表−2で示されるように、本発明のカプラーは高感度、
高発色性であり、かつ暗退色性も改良される。
実施例−3 特願昭61−31330号に記載された方法により調製
したハロゲン化銀乳剤、即ち粒子内部の高沃度殻から外
側に向って法度含量が低くなるような多殻構造を持つコ
ア/シェル沃臭化銀乳剤に、常法に従い化学増感を施し
、下記の添加剤を加えた各層塗布液ヲ、トリアセチルセ
ルロースフィルム上ニ項次支持体側から塗設して13層
から成るカラー感光材料を作製した。(試料13) ′yA1層:ハレーンヨン防止層 黒色コロイド銀を含むゼラチン層。
ゼラチン 2.2g/+s” @2層層中中層 2.5−ジー1−オクチルハイドロキノンの乳化分散物
を含むゼラチン層。
ゼラチン 1.2g/鵬2 第3層:低感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層平均粒径0,
38μ鴎、平均沃度含量7.84%(モル比)の八面体
型沃臭化銀からなる単分散乳剤(乳剤■)・・・ 銀塗布量1.8g/a” 増感色素I・・・ 銀1モルに対して6 X 10−’モル増感色素■・・
・ 銀1モルに対して1.OX 10−Gモル増感色素■・
・・ 銀1モルに対して1.0X 10−’モルシアンカプラ
ー(C−4)・・・ 銀1モルに対して0.06モル カラードシアンカプラー(CC−1)・・・銀1モルに
対して0.003モル DIR化合物(D−1)・・・ 銀1モルに対して0.0015モル DIR化合物(D−2)・・・ 銀1モルに対してO,002モル ゼラチン1.4g/m” 第4層;高感度赤感性ハロゲン化銀乳剤層平均粒径01
65μ1.平均沃度含量7.37%の八面体型沃臭化銀
からなる単分散乳剤(乳剤■)・・・ !!塗布量1.3g/a+2 増感色素■・・・ ff11モルに対して3 X 10−’モル増感色素a
・・・ ja1モルに対し テ1.OX 10−’モル増感色素
m l!11モルに対して1.OX 10−’モルシアンカ
プラー(、C−5)・・・ M1モルに対して0.02モル カラード/アンカブラー(cc−1)・・・銀1モルに
対して0.0015モル DIR化合物(D−2)・・・ 銀1モルに対して0.001モル ゼラチン 1.Og/s” 第5層;中間層 第2層と同じ、ゼラチン層。
ゼラチン 1.0g/m” 第6層;低感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層乳 剤−1・
・・塗布銀量1.5g/m”増感色素■・・・ 5111モルに対して2.5x 10−’モル増感色素
■・・・ 銀1モルに対して1.2X 10−’モル増感色素■・
・・ 銀1モルに対して1.OX to−’モルマゼンタカプ
ラー(M−1)・・・ 銀1モルに対して0.05モル カラードマゼンタカプラー(CM−1)・・・銀1モル
に対して0.009モル DIR化合物(D−1)・・・ 銀1モルに対して0.0010モル DIR化合物(D−3)・・・ 銀1モルに対して0.0030モル ゼラチン 2.0g/ra” 第7層;高感度緑感性ハロゲン化銀乳剤層孔 剤−■・
・・塗布量銀1.4g/m’増感色素■・・・ ja1モルに対し テ1.5X 10−’モル増感色素
V・・・ jai1モルに対して1.OX 10−’モル増感色素
〜1・・・ 銀1モルに対して7.Ox 10−’モルマゼンタカブ
ラ−(M−1)・・・ !!1モルに対して0.020モル カラードマゼンタカプラー(CM−1)・・・fi1モ
ルに対して0.002モル DIR化合物(D −3)・・・ 銀1モルに対して0.0010モル ゼラチン 1.8g/m” 第8層 中間層 笥2層と同じ、ゼラチン層 ゼラチン LOg/m” 第9層:イエローフィルター層 黄色コロイド銀と2,5−ジ−t−オクチルハイドロキ
ノンの乳化分散物とを含むゼラチン層。
ゼラチン 1.5g/m’ 第1O層;低感度青感性ハロゲン化銀乳剤層単分散乳剤
(乳剤■)・・・ Ji塗布量0.9g/m″ 増感色素■・・・ 銀1モルに対して1.3X 10−’モルイエローカプ
ラー(Y−1)・・・ 銀1モルに対して0.29モル ゼラチン 1−9g/+” 第11層:高感度青感性乳剤層 単分散乳剤(乳剤■)・・・ 銀塗布量0.5g/+s” 増感色素■・・・ 銀1モルに対して1.OX 10弓モルイエローカプラ
ー(Y−1)・・・ 銀1モルに対して0.08モル DIR化合物(D−2) 銀1モルに対して0.0015モル ゼラチン 1.6g/+” 第12層;第1保護層 沃臭化銀(Agl 1モル%平均粒径0.07μm)銀
塗布量0.5g/m” 紫外線吸収剤LJV−1,UV−2を含むゼラチン層。
ゼラチン 1.2g/m” 第13層;第2保護層 ポリメチルメタタリレート粒子 (直径1.5μm) エチルメタクリレート:メチルメタクリレート:メタク
リル酸の共重合体粒子 (平均粒径2.5μff1) ボリジメチルンロキサン  5Iog/l12C,F 
、 、5OJCH2COONa    10mg/I!
+”□ C!H。
及ヒホルマリンス力ベンジャー (I(S−1)を含むゼラチン層 ゼラチン1.2g/m’ 尚各層には上記組成物の他に、ゼラチン硬化剤(H−1
)、界面活性剤を添加した。
また、1g4層のシアンカプラーC−4を0.6倍モル
の本発明のカプラー20または23に代えた試料\Sノ (添加剤) C−1 M M 0■ Nuz         OH M−1 CO。
しり V−1 しalls(す UV−2 C,H。
H5−I               H−1増感色
素■ 増感色素■ 増感色素■ 増感色素■ 増感色素■ 増感色素■ 増感色素■ このようにして作成した各試料を、白色光でウェッジ露
光したのち、下記現像処理を行い、感度とカブリを求め
た。感度はカブリ+0.5の濃度を与える露光量の逆数
とし、試料13の赤感性層の感度をlOOとした相対感
度で示した。
また、現像法試料を85°C1相対湿度60%の強制劣
化条件下に20日間保存テストを行い、濃度1.0にお
ける劣化後の画像残存率でシアン色素画像の暗退色性を
評価した。
この結果も併せて表−3示す。
処理工程(38℃) 発色現像        3分15秒 漂   白         6分30秒水    洗
              3分15秒定    着
             6分30秒水    洗 
            3分15秒安定化     
1分30秒 乾    燥 各処理工程において使用した処理液組成は下記の通りで
ある。
〔発色現像液〕
4−アミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒド
ロキシエチル)アニリン ・硫酸塩             4.75g無水亜
硫酸ナトリウム       4.25gヒドロキシル
アミン・I/21M酸塩 2.0g無水炭酸カリウム 
       37 、5g臭化ナトリウム     
     1.3gニトリロ三酢酸・3ナトリウム塩 (l水塩)             2.5g水酸化
カリウム          1.0g水を加えてle
とする。
〔漂白液〕
エチレンジアミン四酢酸鉄(nl) アンモニウム塩         100gエチレンジ
アミン四酢a2 アンモニウム塩         10.0g臭化アン
モニウム        150.0g氷酢a    
           10 、 Om (1水を加え
てIQとし、アンモニア水を用いてpt+=6.0に調
整する。
〔定着液〕
チオ硫酸アンモニウム      175.0g無水亜
硫酸ナトリウム       8.5gメタ亜硫酸ナト
リウム        2.3g水を加えてIQとし、
酢酸を用いてpH= 6.0に調整する。
〔安定液〕
ホルマリン(37%水溶液)      1.5m(2
コニダツクス(小西六写真工業社製) 7.5mQ 水を加えてIQとする。
表−3 以上に示されるように本発明のカプラーを用いた試料は
比較試料に比べ高感度であることがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ハロゲン化銀乳剤層の少なくとも1層が下記一般式〔
    I 〕で表されるシアンカプラーの少なくとも1つを含有
    することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、AおよびBは各々、炭素原子、窒素原子、酸素
    原子または硫黄原子を介してイミダゾール環に結合する
    有機基を表し、Rはアルキル基、アルケニル基、シクロ
    アルキル基、アリール基、アラルキル基、アラルケニル
    基または複素環基を表す。〕
JP9247988A 1988-04-13 1988-04-13 新規なシアンカプラーを含有するハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPH01262546A (ja)

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