JPH03243547A - シート材給送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はシート材処理手段へシート材を供給するシート
材給送装置に間する。

更に詳しくは、おのおのシート材を送り出すことができ
る複数の給紙手段を有し、それ等の給紙手段を選択的に
動作させて選択された給紙手段におけるシート材をシー
ト材処理手段へ供給する構成のシート材給送装置に関す
る。

上記において、シート材処理手段は、例えば、プリンタ
・電子写真複写装置・記録装置・印刷装置等の画像形成
装置における画像形成転写機構部・画像形成プロセス機
構部・印刷機構部・印刷部など、その他の各種のシート
材加工処理装置におけるシート材加工処理機構部（例え
ば、穿孔処理機構部、薬剤や他のシート材等のコーティ
ング・ラミネート処理機構部等）なとである。

シート材は、例えば、上記例のような画像形成装置にお
ける転写用紙・感光紙（エレクトロファックス紙・ジア
ゾ紙、その他の感光紙）静電記録紙・感熱記録紙・感圧
記録紙・印刷用紙・葉書・封筒・カート類・原稿なと、
その他各種のシート材加工処理装置における被加工処理
物としてのシート状材料などである。

給紙手段は、例えば、シート材カセット着脱式や多数枚
デツキ式等のシート材１枚宛自動送り出し装置、手差し
式のシート材送り込み装置、ロール巻用紙の巻戻し順次
切断送り出し装置などである。

（従来の技術） 便宜上、第１図にレーザビームプリンタの一例の概略構
成を示した。以下、このプリンタを例にして説明する。

１は矢示の時計方向に所定の周速度（プロセススピード
）をもって回転駆動される電子写真感光体ドラムである
。

該トラム１はその回転過程で帯電処理手段としての帯電
ローラ２により所定極性・所定電位の一抹な帯電処理を
受ける。

次いてその帯電処理面に対してレーザ発振素子・ポリゴ
ンスキャナ・光学素子等からなり、コンどユータ・ワー
ドプロセッサ等の不図示のホスト装置からプリンタの不
図示のコントローラへ人力する目的の画像情報の時系列
電気デジタル画素信号に対応して変調されたレーザど−
ムを出力するレーザスキャナ５によるレーザビーム走査
露光Ｌ（画像の書き込み）を受けることで、ドラム周面
に目的の画像情報に対応した静電潜像か形成されていく
。

次いてそのドラム面の形成潜像か現像器３によりトナー
画像として顕画され、そのトナー画像面がドラムの回転
に伴ないトラム１と転写ローラ４との対向部である転写
部Ｂへ至り、後述するシート材給送装置側から給送され
てレジストローラ９で所定のタイミングをもって転写部
Ｂへ供給された記録紙の面に対して感光体ドラム１面側
のトナー画像が順次に転写されていく。

トナー画像の転写を受けた記録紙は感光体ドラム１面か
ら分離されて定着器１２へ搬送導入され、画像定着を受
けて排紙ローラ１９により画像形成物（プリント）Ｓ４
として排紙トレイ２０に出力される。

転写部Ｂ通道後のドラム１面はクリーニング器６て転写
残りトナー等の付着残留物の除去を受けて清掃され、繰
り返して画像形成に供される。

シート材給送装置は本例の場合は。

ａ、中段のカセット給紙式のシート材１枚宛自動給紙装
置３１（第１の給紙手段） ｂ、下段の同装置３２（第２の給紙手段）Ｃ０上段の手
差し給紙式の給紙装置３３（第３の給紙手段） の３つの給紙手段を有しており、プリンタエンジン（不
図示）はコントローラからのプリント信号を受は取ると
、上記３つの給紙手段３１〜３３のうち予め選択指定さ
れている何れかの給紙手段を給紙動作させる。即ち、 ■　第１の給紙手段３１か選択指定されていたときは、
該給紙手段の給紙ローラ７１か回転駆動されて該給紙手
段の給紙カセット内の積載収納記録紙Ｓ、か１枚宛送り
出され、該給紙手段３１に個別のシートパスＰ１を通り
、更に転写部Ｂへ至る共通のシートパスＰ４へ進入する
。

９は共通のシートパスＰ４に配設したレジストローラ、
、１０はそのレジストローラ９の手前位置に配設したレ
ジストセンサであり、送り出されたシート材である記録
紙の先端到達を検知する。

而して共通のシートパスＰ４へ進入した上記の送り出し
記録紙Ｓ１はその先端かレジストセンサ１０に検出され
、次いてその時点では回転停止状態にあるレジストロー
ラ９のローラ対ニップ部に先端か突き当って受は止めら
れる。

給紙ローラ７１による記録紙Ｓ１の送り出しはレジスト
センサ１０による記録紙先端の検出かなされた後、記録
紙先端かレジストローラ９に突き当ることで送り出し記
録紙に所定のたわみ（ループ）か形成されるに必要な時
間（タイマ時間）か経過したら停ローされ、給紙−時待
機状態となり、コントローラに対して垂直同期要求信号
を送信し、垂直同期信号の受信を待つ。

送り出し記録紙の上記のループ形成により記録紙の先端
辺かその全長にわたってレジストローラ９のローラ対ニ
ップ線に押し当って一致して送り出し記録紙の斜行取り
、レジスト位置の整合がなされる。−Ｆ記の給紙−時待
機後にコントローラから垂直同期信号を受けたら、感光
体トラム１への画像書き込みか許可されると共にレジス
トローラ９の回転駆動か開始される。

レジストローラ９の回転駆動により、該ローラ９に受は
止められて給紙−時待機状態になっている上記の送り出
し記録紙Ｓ１の給送か再開されて、共通のシートパスＰ
４を通って転写部Ｂへ給送され、記録紙先端か転写部Ｂ
へ到達したとき、回転感光体ドラム１面の形成トナー画
像の先端も丁度転写部Ｂへ到達して感光体ドラム１面の
トナー画像面と記録紙面とが整合して画像転写が実行さ
れる。

■　第２の給紙手段３２が選択指定されていたときは、
該給紙手段の給紙ローラ７２が回転駆動されて該給紙手
段３２の給紙カセット内の積載収納記録紙Ｓ２か１枚宛
送り出され、該給紙手段３２に個別のシートパスＰ２を
通り、更に転写部Ｂへ至る共通のシートパスＰ４へ進入
する。

以下、前記■の記録紙Ｓ、の場合と同様の給紙動作を経
てレジストローラ９により転写部Ｂへ同期給送される。

■、第３の給紙手段３３か選択指定されていたときは、
給紙ローラ７３が回転駆動されて該給紙手段３３の手差
しトレイ上に手差しされた記録紙Ｓ３が送り出され、該
給紙手段３３に個別のシートパスＰ３を通り、更に転写
部Ｂへ至る共通のシートパスＰ４へ進入する。

以下、前記■の記録紙Ｓ１の場合と同様の給紙動作を経
てレジストローラ９により転写部Ｂへ同期給送される。

メユーーーー Ａは第１〜第３給紙手段３１〜３３の各個別シートパス
Ｐ１〜Ｐ３の共通シートパスＰ４に対する合流点である
。また第３の給紙手段３３において８は手差しトレイ上
に手差しセットされた記録紙Ｓ３の有無を検出するセン
サである。

（発明が解決しようとする問題点） ところて、上記例のプリンタでいえば例えば第２の給紙
手段３２なとのように、給紙位置（カセット内の記録紙
先端位置）からレジストローラ９までのシートパス長か
非常に長い場合、プリンタが最大スルーブツトを出力す
るためには、前の画像の書き込み中に次の頁のプリント
を開始しなければならないために、あらかしめ上記の給
紙位置から所定位置まで記録紙Ｓ２を搬送（予給紙）し
ておく必要性か生じる。

しかしながら、従来装置では、給紙手段が複数存在する
場合、ある給紙手段から予給紙されて紙か停止している
状態で、コントローラからその給紙手段以外の他の給紙
手段からの給紙が指定された場合、各給紙手段に個別の
シートパスの合流点に上記予給紙されている紙が存在し
て搬送路を妨害しているために、上記給紙指令された他
の給紙手段からの給紙か不可能となっていた。

本発明はこの種のシート材給送装置について上記のよう
な問題点を除去することを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、 選択的に作動され、おのおのシート材を送り出すことが
できる複数の給紙手段と、 送り出されたシート材を経路案内する、各給紙手段に個
別のシートパスと、 各給紙手段の個別シートパスが合流してシート材処理手
段へ至る共通のシートパスと、シート材処理手段の作動
開始信号受信前に予給紙信号を受信した場合は、前記複
数の給紙手段のうち予給紙信号に対応する少なくとも１
つの給紙手段を給紙動作させてシート材を送り出させ、
送り出しシート材の先端が該給紙手段の個別シートパス
において前記の各個別シートパスの合流点よりも手前側
の予め設定された所定の予給紙位置に到達するまで給紙
動作を実行させた後、給紙動作を停止するように給紙手
段を制御する給紙制御手段、 を有していることを特徴とするシート材給送装置 である。

（作　用） 即ち、予給紙のためのシート材送り出しは各給紙手段の
個別シートパスにおいてこれ等の個別シートパスの共通
シートパスに対する合流点よりも手前側の所定位置にシ
ート材の先端が達するまでに設定してその位置に停止待
機させることで、上記のシートパス合流点を予給紙され
たどの給紙手段の予給紙シート材も通路妨害しないので
、どの給紙手段が給紙指令されても他の給紙手段の予給
紙シート材の妨害を受けずに該給紙指令を受けた給紙手
段のシート材もしくは該給紙手段の既に予給紙状態にあ
るシート材を共通シートパスを介してシート材処理手段
へ支障なく給送することが可能となる。

つまり、複数の給紙手段を有するタイプのシート材給送
装置で予給紙を行なわせる場合、従来不可能となってい
た、予給紙後の使用給紙手段の切り換えが可能となり、
装置のシート材搬送能力を格段に高めることか可能とな
る。

（実　施　例） 実施例１ 第２図は前述第１図例のプリンタにおいて第１〜第３の
各給紙手段３１〜３３について予給紙が実行され、それ
ら予給紙された各記録紙８１〜Ｓ３が夫々所定の予給紙
位置Ｃ１〜Ｃ３に待機している状態を示している。

アＯち、プリンタの作動開始信号（プリントスタート信
号）前の予給紙信号にもとづいて給紙制御手段としての
不図示のコントローラ（マイコン等の制御回路）により
第１〜第３の各給紙手段３１〜３３が予給紙動作制御さ
れて各給紙手段の記録紙Ｓ、〜Ｓ３の予給紙のための送
り出しがなされ、各送り出し記録紙Ｓ、〜Ｓ３の先端が
夫々の給紙手段３１〜３３の個別シートパスＰ、〜Ｐ３
においてこれ等の個別シートパスの合流点Ａよりも手前
側の予め設定された所定の予給紙位置Ｃ１〜Ｃ３に到達
している状態にて各記録材Ｓ、〜Ｓ３の送り出しの停止
がなされ、予給紙完了・待機中となっている状態を示し
ている。

第５図はｔ給紙シーケンスを含む給紙シーケンスのフロ
ーチャートを示している。第１〜第３の各給紙手段３１
〜３３の該給紙シーケンスは夫々同様のものであり、こ
こでは手差し給紙である第３の給紙手段３３について述
へる。

００手差しトレイ１−に記録紙Ｓ３が載置セットされる
と、それかセンサ８により検出されて記録紙有りの信号
かコントローラへ入る。

■、コントローラからの手差し給紙指定の有無を読み取
り（ステップ１）、手差し給紙指定か有りと判断されれ
ば、プリント要求の有無を読み取る（ステップ２）。

■　その時点てコントローラからのプリント要求かあれ
ば既に予給紙Ｓ３かあるか否かフラグ１　（ＦＬＡＧＩ
）を読み取り（ステップ３）、予給紙された紙かない場
合は通常のプリント処理を行い（ステップ２０）、予給
紙された紙か存在する場合には予給紙シーケンス（ステ
ップ４〜１０）をジャンプして途中のシーケンス（ステ
ップ１１以降）へ移行する。

■、コントローラからのプリント要求かない場合（ステ
ップ２）には、予給紙要求の有無を読み取り（ステップ
４）、予給紙要求がある場合には、手差し給紙ローラ７
３の駆動を開始しくステップ５）、同時にシーケンス制
御用のタイマをＴｏ（ｓｅｃ）セットする（ステップ６
）。

このＴ。（ｓｅｃ）は、記録紙Ｓ３が手差し給紙ローラ
７３て給紙開始されてから、該給紙記録紙Ｓ３の先端か
該第３の給紙手段３３の個別シートパスＰ３において他
の給紙手段３１・３２の個別シートパスＰ１　・Ｐ２と
の合流点Ａ（レジストセンサ１０の配設位置に略対応）
よりも手前側の予め設定した所定の予給紙位置Ｃ３に到
達するまでの時間となっている。

■、そしてタイマかＴ。（ｓｅｃ）カウントを終了（ス
テップ７）したら手差し給紙ローラ７３の駆動を停止し
くステップ８）、予給紙ありのフラグであるフラグ１　
（ＦＬＡＧＩ）をセットしくステップ９）、コントロー
ラからのプリント要求信号の受信を待つ（ステップ１０
）。

即ち、上記のステップ４〜１０により、第３の給紙手段
３３の手差し記録紙Ｓ３についての子給紙が実行され、
次のプリント要求信号か受信されるまで第２図の予給紙
待機位置状態に保持される。

■、コントローラからのプリント要求を受けたら、再び
手差し給紙ローラ７３の駆動を開始する（ステップ１１
）。

これにより上記のように予給紙されて待機している記録
紙Ｓ３か再ひ送り出される。

■、その送り出し記録紙Ｓ３の先端がレジストセンサ１
０に到達するのを待ちつつ搬送を継続する。紙先端がレ
ジストセンサ１０の位置に到達してその到達か検出され
たらタイマのＴ　、　（ｓｅｃ）をセットする（ステッ
プ１３）。

このタイマ時間Ｔ、　、　（ｓｅｃ）は記録紙Ｓ３の先
端かレジストセンサ１０の位置を通過してレジストロー
ラ９のローラ対ニップ部に突き当って受は止められ、引
続く送り出しにより記録紙Ｓ３に第３図のように所定量
のループ５３′が形成されるまての時間である。このル
ープ形成により記録紙Ｓ３の斜行とり、レジスト位置の
整合等かなされる。

■、　Ｔ　、　（ｓｅｃ）タイマか終了したら、手差し
給紙ローラ７３の駆動を停止しくステップ１５）、コン
トローラに対し垂直同期要求信号を出力する（ステップ
１６）。

■、そしてコントローラか垂直同期信号を受けたら（ス
テップ１７）、レジストローラ９の駆動（ステップ１８
）、手差給紙ローラ７３の駆動（ステップ１９）を開始
する。

これによりレジストローラ９に突き当って受は止められ
て待機している記録紙Ｓ３が適切な給紙タイミングをも
って共通のシートパスＰ４を通って転写部Ｂへ給送され
、転写印字（プリント）を受ける。

［相］　ここで、上記のようにコントローラが手差し給
紙手段である第３の給紙手段３３の手差し記録紙Ｓ３に
ついての予給紙を実行（ステップ４〜１０）した後に、
給紙手段の指定が第１又は第２の給紙手段３１・３２の
カセット給紙に切り換えられた場合に於いても、上記第
３の給紙手段３３における予給紙Ｓ３は該給紙手段３３
の個別シートパスＰ３においてシートパス合流点Ａより
も手前側の所定位置ｃ３に先端か位置して合流点Ａには
介入せずに停止待機しているので、給紙切り換えされた
他の給紙手段である第１又は第２の給紙手段３１・３２
から送り出された記録紙Ｓ１又はＳ２は上記予給紙され
ている記録紙Ｓ３に妨害されることなく個別シートパス
Ｐ１又はＰ２から更に共通のシートパスＰ４へ支障なく
進入して給紙か実行される。

第４図は給紙指定切換えにより第１の給紙手段３１の記
録紙Ｓｌか給紙されその先端かレジストローラ９に突き
当って受゛け止められ、所定量のループＳ、／か形成さ
れた時点の状態を示している。

■、第１や第２の給紙手段３１・３２についての、予給
紙を含む給紙シーケンスも上記第３の給紙手段３３につ
いてのそれと同様になされる。

これ等の給紙手段３１・３２ての予給紙も夫々記録紙Ｓ
１　・Ｓ２を各給紙手段３１・３２の個別シートパスＰ
１　・Ｐ２においてシートパス合流点Ａよりも手前側の
所定の予給紙位置Ｃ３Ｃ２に記録紙Ｓ、・Ｓ２の先端を
位置させて予給紙を待機させることでシートパス合流点
Ａには予給紙された記録紙が存在しないから、上記とは
逆に第３の給紙手段３３から記録紙Ｓ３を切換え給紙す
ることも可能である。

実施例２ 第６図は両面印字（両面プリント）機能を有するプリン
タの概略構成を示している。

前述第１図側のプリンタと共通する構成部材。

部分には同一の符号を付して再度の説明を省略する。

給紙手段としては、カセット給紙手段３１と、手差し給
紙手段３３と、再給紙手段とを具備している。

給紙手段３１・３３の予給紙を含む給紙シーケンスは前
述実施例１における給紙手段３１・３３と同しである。

給紙手段３１又は３３から給紙されて転写部Ｂへ給送さ
れ、第１面に画像転写を受け、定着器１２で定着を受け
た記録紙は片面印字（片面プリント）モートのときは略
水平の第１の切換姿勢にある排紙フラッパ１３の上面側
のガイド面を通って排紙ローラ】９から排紙トレイ２ｏ
へ出力される。

７−−′ 両面プリントモードのときは、定着器１２を出た第１面
プリント済みの記録紙は斜め上向きの第２の切換姿勢に
切換えられた排紙フラッパ１３の下面側のガイド面を通
って下向きに進路変更されて帰還用シートパスＰ５へ入
り、搬送ローラ１４・１４でスイッチバッグ通路１５へ
導入され（記録紙は表裏反転している）、次いで記録紙
有無センサ１８・反転ローラ１６・反転フラッパ１７の
共動により、再給紙用シートパスＰ６ヘスイツチバツグ
導入される。

再給紙用シートパスＰ６はカセット給紙手段３１と手差
し給紙手段３３の個別シートパスＰ、・Ｐ３と合流して
転写部Ｂへ至る共通のシートパスＰ４に連絡しており、
表裏反転されている第１面プリント済みの記録紙はこの
再給紙用シートパスＰ６から共通のシートパスＰ４へ入
り、レジストローラ９により所定のタイミングで転写部
Ｂへ再給送され、第２面に対する画像転写を受け、定着
器１２へ導入されて画像定着を受け、第１の切換姿勢に
切換えられた排紙フラッバ１３て排紙ローラ１９へ案内
されて、両面プリント済みの記録紙が排紙トレイ２０へ
出力される。

第７図は上記の両面プリントモードにおける予納紙シー
ケンスを含む再給紙シーケンスのフローチャートを示し
ている。

■、定着器１２を出て第２の切換え姿勢の排紙フラッパ
１３て帰還用シートパスＰ５へ進入した第１面プリント
済みの記録紙は搬送ローラ１４・１４でスイッチバック
通路１５へ向けて搬送されていき、その記録紙の先端か
スイッチバック通路工５の人口部にある反転ローラ１６
の手前に配置した記録紙有無センサ１８に検出されると
、その時点て搬送ローラ１４・１４の駆動か一時停止さ
れて、記録紙は帰還用シートパスＰ５において紙先端か
センサ１８の位置に位置した状態にて、再給紙指定を受
けるまで搬送停止・待機の状態に保たれる。

■、帰還用シートパスＰ５内で待機している該記録紙は
、コントローラからの両面再給紙指定を受けとると（ス
テップ１）、プリント要求の有無をチエツクする（ステ
ップ２）。

■、その時にプリント要求がある場合には既に予納紙さ
れている紙の有無、つまりフラグ（ＦＬＡＧ２　）を読
み取り（ステップ３）、予納紙有りと判断された場合に
は予納紙搬送シーケンス（ステップ４〜１８）をジャン
プする。予納紙無しの場合には通常の両面再給紙（ステ
ップ２８）を行なう。

■、プリント要求がない場合には予納紙要求の有無をチ
エツクしくステップ４）、予納紙要求がある場合には搬
送ローラ１４を駆動しくステップ５）、また反転ローラ
１６を正転駆動する（ステップ６）。

これにより前記■のように帰還用シートパスＰ５におい
て搬送停止・待機の状態にある記録紙か反転フラッパ１
７の下側を通フてスイッチバック通路１５内へ進入して
いく。

■、記録紙の上記の搬送か進行して該記録紙の後端かセ
ンサ１８により検出されると（ステ・ンブ７）、タイマ
を７３（ｓｅｃ）セットする（ステップ８）。搬送ロー
ラ１４・１４は駆動停止される（ステップ９）。

上記のタイマ時間Ｔ３は紙後端かセンサ１８により検出
されてから、該紙後端が反転フラ・ソバ１７の下を通り
抜けて反転ローラ１６を抜ける直前位置まで至るに要す
る時間である。

■、そしてタイマがＴ　３（ｓｅｃ）カウントを終了し
たら（ステップ１０）、反転ローラ１６か停止され（ス
テップ１１）、反転フラグ１７か記録紙を再給紙シート
パス合流点に案内する姿勢に切換えられ（ステップ１２
）、また反転ローラ１６が反転（逆転）駆動される（ス
テップ１３）。これによりスイッチバッグ通路１５内に
入った記録紙がスイッチバッグ搬送されて反転フラグ１
７により再給紙シートパスＰ６へ進入する。

■反転ローラ１６の反転駆動と同時にタイマをＴ　、　
（ｓｅｃ）セットする（ステップ１４）。

このタイマ時間は再給紙シートパスＰ６へ進入した記録
紙のスイッチバック搬送方向の先端かこの再給紙シート
パスＰ６において他の給紙手段３１・３３とのシートパ
ス合流点Ａよりも手前側の予め設定した所定の予納紙位
置Ｃ４に到達するまでの時間となっている。

■　そしてタイマがＴ　４（ｓｅｃ）カウントを終了（
ステップ１５）したら、反転ローラ１６の反転駆動を停
止する（ステップ１６）。

■、その後はフラグ２（ＦＬＡＧ２）をセットしくステ
ップ１７）、次のプリント信号の受信を待つ（ステップ
１８）。

即ちステップ４〜１８により、両面プリントモートにお
ける片面プリント済み記録紙についての予納紙が実行さ
れる。

［相］、プリント信号を受けると、反転ローラ１６が再
び反転駆動され（ステップ１９）、これにより再給送シ
ートパス合流点の所定位置Ｃ４まで予納紙されている記
録紙が共通のシートパス合流点へ送り出される。

■、この送り出し記録紙の先端がレジストセンサ１０に
検出されると（ステップ２０）、タイマがＴ５（ＳｅＣ
）セットされる（ステップ２１）。

このタイマ時間Ｔ　５（ｓｅｃ）は該送り出し記録紙の
先端がレジストセンサ１０の位置を通過してレジストロ
ーラ９のローラ対ニップ部に突き当って受は止められ、
引き続く送り出しにより記録紙に所定量のループが形成
されるまでの時間である。

＠　、　Ｔ　ｓ　（ｓｅｃ）のタイマカウントか終了し
たら（ステップ２２）、反転ローラ１６の反転駆動を停
止させ（ステップ２３）、コントローラに対して垂直同
期要求信号を出力しくステップ２４）、コントローラか
らの垂直同期信号の受信を待つ（ステップ２５）。

■、そしてコントローラから垂直同期信号を受けたら、
レジストローラ９の駆動（ステップ２６）、反転ローラ
１６の反転駆動（ステップ２７）か開始される。

これによりレジストローラ９に突き当って受は止められ
て待機している記録紙が適切な給紙タイミングをもって
共通のシートパスＰ４を通って転写部Ｂへ給送され、該
記録材の第２面に対するプリントが実行される。

即ち垂直同期信号を受は取ったらば、レジストローラ９
を駆動し、ドラム１への画像書き込みを許可して印字動
作を行なう。

本実施例の場合に於いても両面プリントモートにおける
再給紙記録紙は、予納紙の場合には、再給紙シートパス
合流点においてシートパス合流点Ａの手前側の０４位置
で停止しているために、カセット給紙３１や手差し給紙
３３の搬送系と干渉しない。

したがって、両面プリント用の再給紙記録紙が予納紙さ
れたのちに、コントローラがカセット給紙３１もしくは
手差し給紙３３を切換え指定した場合にも、それ等の切
換え給紙を支障なく実行させることか可能であり、また
その逆の場合についても同様の動作が可能となる。

（発明の効果） 以上のように本発明に依れば、複数の給紙手段を有する
タイプのシート材給送装置で予納紙を行わせる場合、従
来不可能となっていた予納紙後の使用給紙手段の切換か
可能となり、装置のシート材搬送能力を格段に高めるこ
とが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は複数の給紙手段を備えたプリンタの例の概略図
。 第２図は各給紙手段の記録紙か予納紙された状態を示し
た図。 第３図は第３の給紙手段の記録紙が送り出されてレジス
トローラに突き当って所要量のループ形成がなされてい
る状態を示した図。 第４図は第１の給紙手段の場合の同上図。 第５図は手差し給紙手段（第３の給紙手段）の予納紙シ
ーケンスを含む給紙シーケンスのフローチャート。 第６図は両面印字機能を有するプリンタの一例の概略図
。 第７図は両面印字モードにおける再給紙記録紙の予納紙
シーケンスを含む給紙シーケンスのフローチャート。 １は像担持体としての回転感光体トラム、３１・３２は
カセット給紙手段、３３は手差し給紙手段、７１　・　
２　・７３は各給紙ローラ、Ｐｌ　・Ｐ２　・Ｐ、、・
Ｐ６は各給紙手段に個別のシートパス、Ｐ４は共通のシ
ートパス、Ａは各個別シートパスの合流点、Ｓ、・　２
　・Ｓ３は各給紙手段の記録紙、１０はレジストセンサ
、９はレジストローラ、Ｂは転写部、Ｃ，−Ｃ２Ｃ３・
Ｃ４は各給紙手段の個別シートパスにおける予納紙記録
紙先端の到達待機位置、１５はスイッチハック通路、１
６は反転ローラ、１８は反転フラッパ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）選択的に作動され、おのおのシート材を送り出す
   ことができる複数の給紙手段と、 送り出されたシート材を経路案内する、各給紙手段に個
   別のシートパスと、 各給紙手段の個別シートパスが合流してシート材処理手
   段へ至る共通のシートパスと、 シート材処理手段の作動開始信号受信前に 予給紙信号を受信した場合は、前記複数の給紙手段のう
   ち予給紙信号に対応する少なくとも１つの給紙手段を給
   紙動作させてシート材を送り出させ、送り出しシート材
   の先端が該給紙手段の個別シートパスにおいて前記の各
   個別シートパスの合流点よりも手前側の予め設定された
   所定の予給紙位置に到達するまで給紙動作を実行させた
   後、給紙動作を停止するように給紙手段を制御する給紙
   制御手段、 を有していることを特徴とするシート材給送装置。