JPH03243503A - 麈芥収集車の麈芥積込装置 - Google Patents

麈芥収集車の麈芥積込装置

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JPH03243503A
JPH03243503A JP3942390A JP3942390A JPH03243503A JP H03243503 A JPH03243503 A JP H03243503A JP 3942390 A JP3942390 A JP 3942390A JP 3942390 A JP3942390 A JP 3942390A JP H03243503 A JPH03243503 A JP H03243503A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、塵芥収集車における塵芥積込装置に関するも
のである。
(従来の技術) 塵芥収集車の塵芥投入口には、厨雑芥の他に、長尺物や
粗大ゴミ、袋ゴミ、新聞紙束、雑誌束、金属片等の圧縮
しにくい性質を有した種々の塵芥が投入される。このた
め、投入口付近でこのような塵芥を、積込パネルが噛み
込んだり、積込む過程で楔効果等により、噛み込んだま
ま積込パネルの動作が停止する場合がある。特に積込装
置が固定軸方式による場合には、回転パネルが一旦停止
すると静摩擦抵抗は動摩擦抵抗より大きいため、正転、
逆転のいずれもできず、全く動作を再開することができ
なくなる。
このような問題を解決するべく、様々な発明や考案がな
されるに至っている。例えば、回転パネルに塵芥が噛み
込んで操作用のモータに過負荷がかかると、押込パネル
を揺動させて塵芥を押し込んだ後、回転パネルを逆転さ
せて噛み込みを解く技術(特公昭62−34641)や
、圧力スイッチを設け、過負荷状態の発生から所定時間
経過後に回転パネルを逆転させ、押込パネルを押し込ま
せて噛み込みを解除する技術(実開昭60=11410
4)が提案されている。
(発明が解決しようとする課題) しかし回転パネルには回転領域があり、押込パネルには
押込み動作を行う領域がそれぞれ存在する。そしてどの
領域において噛み込みが発生したかによって、噛み込み
を除去させる最適な動作は異なってくるが、いずれの技
術も全て同様な動作を行って除去しようとしていた。従
って、噛み込んだ領域によっては除去が不可能であった
り、除去に多大な時間を必要とし、塵芥の積込効率が低
下するなどの問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、噛み込みが
発生した領域に応じて、最適な対処を施し得る塵芥収集
車の塵芥積込装置を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、塵芥収容箱の後部に連接されたテールゲート
に、投入された塵芥を前方に掻き上げるように正転され
る回転パネルと、この回転パネルが掻き上げた塵芥を塵
芥収容箱へ向かって押し込む押込パネルとを設け、回転
パネルと押込パネルによる塵芥の積込作用を一定の順序
で連続的かつ自動的に行わせるシーケンス制御回路を備
えた塵芥収集車の塵芥積込装置であって、回転パネルが
正転中、あるいは押込パネルが押込中に一定以上の負荷
が加わると第1の信号を出力する過負荷検出スイッチと
、第1の信号が出力された時点から所定の時間が経過す
ると第2の信号を出力するタイマと、回転パネルの回転
領域のうち、後方から下方を経て前方に至るまでを第1
、及び第2の領域に順に分割し、前記押込パネルの押込
領域のうち、後方から前方に至るまでを第3及び第4の
領域に順に分割した場合に、回転パネル及び押込バネル
の存在位置を検出するスイッチと、第2の信号が出力さ
れると、スイッチの検出結果に基づき、出力された時点
における回転パネルの存在位置及び押込パネルの存在位
置に応して、回転パネルと押込パネルとの動作を制御し
過負荷に対処する補助シーケンス制御回路とをさらに備
えており、この補助シーケンス制御回路は、第2の信号
が出力された時点で回転パネルが第1の領域にあるとき
は、回転パネルを逆転させて押込パネルを押し込ませ、
回転パネルが後方の停止すべき位置に達すると停止させ
、第2の信号が出力された時点で回転パネルが第2の領
域にあるときは、回転パネルを逆転させて押込パネルを
押し込ませ、第2の信号か出力されてから所定時間が経
過すると停止させ、回転パネルを正転させて押込パネル
を後方へ戻して正常のシーケンスへ復帰させ、第2の信
号が出力された時点で回転パネルか前方に位置し押込パ
ネルが第3の領域にあるときは、回転パネルを逆転させ
て押込パネルを後方へ戻し、第2の信号が出力されてか
ら所定時間が経過すると停止させ、回転パネルを正転さ
せて正常のシーケンスへ復帰させ、第2の信号が出力さ
れた時点て回転パネルが前方に位置し押込パネルが前記
第4の領域にあるときは、押込パネルに押込動作を継続
させるものであることを特徴としている。
(作 用) 第2の信号がタイマから出力された時点、即ち一定以上
の負荷が発生してから所定時間が経過した時点で、回転
パネルが第1の領域に存在することをスイッチが検出し
た場合には、補助シーケンス制御回路は回転パネルを逆
転させ、押込パネルを押し込ませて回転パネルが後方の
停止すべき位置に達すると停止させる。これにより、テ
ールゲートの投入口近くの過負荷の要因となっているも
のを除去することができる。
第2の信号が出力された時に回転パネルが第2の領域に
ある場合には、補助シーケンス制御回路は回転パネルを
逆転させ、押込パネルを押し込ませて過負荷の要因を除
去する。さらに第2の信号が出力されてから所定時間経
過後にこれらの動作を停止させ、回転パネルを正転させ
押込パネルを後方へ戻す正常のシーケンスへ自動的に復
帰させる。このため、積込効率の低下を防止しつつ過負
荷の要因を自動的に除去することかでき、さらに押込パ
ネルに押込動作を行わせるため、塵芥収容箱内部から塵
芥か逆流したりテールゲートから落下することか防止さ
れる。
第2の信号が出力された時、押込パネルが第3の領域に
ある場合には、回転パネルを逆転させ押込パネルを後方
へ戻して過負荷の要因を自動的に除去し、第2の信号が
出力されてから所定時間経過後にこれらの動作を停止さ
せ、回転パネルを正転させ押込パネルを後方へ戻す正常
のシーケンスへ自動的に復帰させる。
第2の信号が出力された時、押込パネルが第4の領域に
ある場合には、回転パネル上に掻き上げられた塵芥は既
に塵芥収容箱に近接した位置にあり、押込パネルを押し
込む正常時における動作を継続させることによって、塵
芥を塵芥収容箱に押し込む。
(実施例) 以下本発明の一実施例について、図面を参照して説明す
る。
第2図に、本実施例による塵芥収集車の塵芥積込装置の
構造を示す。塵芥収容箱1が車台12上に、支軸13を
中心としてダンプ可能な状態に搭載されている。塵芥収
容箱1の後部には、テールゲート3が、支軸2を介して
ダンプシリンダ11により後方ヘダンブ可能に枢着され
ている。このテールゲート3の後部には、塵芥が投入さ
れる投入口が形成されている。テールゲート3の内部に
は、回転軸5を中心として回転自在に支持された回転パ
ネル6と、回転軸7を中心にして揺動自在な押込パネル
8が設けられている。回転パネル6は油圧モータ9で駆
動され、押込パネル8は押込シリンダ10で駆動される
塵芥収容箱1は、ボディシリンダ14により駆動される
。塵芥収容箱1とテールゲート3とは、緊締装置15で
緊締可能になっている。緊締装置15は、緊締シリンダ
16て駆動される。塵芥を積み込む場合には、テールゲ
ート3の投入口から投入された塵芥を回転パネル6てす
くい上げて、押込パネル8て塵芥収容箱1の内部に押し
込むが、このとき塵芥収容箱1とテールゲート3は緊締
装置15て緊締されている。これは、塵芥植込装置に加
わる塵芥の反発力で、テールゲート3が後方へ浮き上が
るのを防止するためである。
次に、塵芥植込装置の油圧回路の構成を第3図に示す。
油タンクT及び、車両の走行用エンジンで駆動される油
圧ポンプPが設けられている。この油圧ポンプPには切
換弁■1が接続され、さらに管路11を介して直列に切
換弁■2が接続されている。この管路11には逆止弁1
2が設けられている。切換弁v1は油圧モータ9を制御
するもので、ソレノイドコイル5oL1及び5oL2が
両端に設けられている。切換弁2は押込シリンダ10を
制御するものであり、ソレノイドコイル5oL3及び5
oL4が両端に設けられている。
さらに、油圧モータ9あるいは押込シリンダ10に過負
荷が加わったことを検出するため、圧力スイッチP、R
,Sが管路11に設けられている。このスイッチは、油
圧回路のリリーフ圧力より2〜3割低い圧力で信号を出
力するように設定されている。
第4図に、回転パネル6と押込パネル8の位置を検出す
る各スイッチの配置を示す。スイッチ1は押込バネ、ル
8の後方への戻り動作を指示するスイッチ、スイッチ2
は押込パネル8の戻り動作を停止させるスイッチ、スイ
ッチ3は回転パネル6の回転動作を停止させると共に、
押込パネル8の前進動作を指示させるスイッチ、スイッ
チ4は押込パネル8の前進動作を停止させるスイッチで
ある。さらに、スイッチ5は回転パネル8が投入口から
逆転し、投入口に十分な空間が確保されたことを検出す
るスイッチ、スイッチ6は押込パネル8が後方の停止位
置にあるときは閉じており、押込パネル8が押込行程の
約半分を経過すると開くスイッチである。
本実施例の塵芥積込装置は、塵芥を噛み込んで過負荷が
生じた場合に、領域に応じて異なる解除動作及び正常の
シーケンスへの復帰を行い得る補助シーケンス制御回路
を備えている点に特徴があり、各々の領域を第5図に示
す。回転パネル6の回転領域として、−点鎖線で示され
た最後方の位置を位置A、この位置Aから塵芥収容室1
3の最後端までの領域を領域B(第1の領域)、この位
置から実線で示された回転パネル6の最前部までの領域
のうち、前半の領域を領域C−D(第2の領域)、後半
の領域を領域E(第2の領域)とする。さらに押込パネ
ル8の押込領域として、−点鎖線で示された最後方の停
止位置を位置G5この位置Gから押込行程の約半分まで
の領域を領域H1(第3の領域)、残りの半分の領域を
領域H2(第4の領域)とする。
次に、上述したスイッチ1〜6からの信号を受けて、こ
のような各領域に応じて各パネルの動作を切り換える補
助シーケンス制御回路の主要部を第1図に示す。ここで
、非常停止スイッチ(STOP−5W)は、非常時に操
作員が投入するもので、復帰スイッチ(AUT、SW)
は非常停止した装置を再び動作させるときに操作員が投
入するスイッチである。上述した各スイッチ1〜2.4
〜6が各段に配列されており、CRはリレ、TCRは投
入後一定時間△を経過後に動作するタイマリレーを示す
ものとする。そして各リレーは、a接点あるいはb接点
を有している。
このような構成を有した回路の動作について、回路図(
第1図)、動作手順を示したフローチャート(第11図
)、さらに各パネルの動作の様子を示した側面図(第6
図〜第10図)を用いて説明する。
先ず、領域Bにおいて噛み込みが発生した場合は以下の
ようである。第6図において、押込パネル8は最前部に
位置し、回転パネル6が図中右回りに正転し始める(第
6図(a))。回転パネル6が上方へ回転した後、押込
パネル8も後方へ向けて動作を開始する(第6図(b)
)。
そして、B領域において回転パネル6が塵芥16を噛み
込むと(第6図(c))(第11図、ステップ101)
、油圧モータ9に過負荷が加えられ、第1図における1
2段目の圧力スイッチP、I’i、Sが信号を出力する
。12段目のスイッチ6は、押込パネル8は最後部にあ
るため閉じている。
これにより、タイマリレーTCR2の計時が開始し、時
間△t (約2〜3秒)が経過すると(ステップ102
)、15段目のa接点が閉じる。これにより、14段目
のリレーCR9が作動する。このリレーCR9は、正常
のシーケンスから噛み込み除去シーケンスへ切り換える
機能を有しており、8、 9. 19段目にb接点か、
13段目にa接点がそれぞれ配置されている。
7段目のリレーCR2のb接点と、8段目のリレーCR
9のb接点は噛み込みが生じるまでは閉じており、8段
目の信号線が導通して回転パネル6は正転している。と
ころが、8段目のb接点か開くことによりこの正転動作
は中止し、代わりに13段目のa接点か閉じて20段目
の信号線が導通し逆転する。また押込パネル8は、16
段目のリレーCR2のb接点が閉じており9段目の信号
線が導通ずることにより、押込動作を行う(第6図(d
))(ステップ103)。押込が完了すると、押込パネ
ル8が位置Iへ来たことを1段目のスイッチ4が検出し
て閉じる。
回転パネル6が最後方の位置Aに来ると、13段目のス
イッチ5がこのことを検出して閉じる。
これにより、1段目のリレーCRと11段目のリレーC
R2が作動する。リレーCRの作動により、1段目のa
接点が閉じ、さらに3段目のリレーCRのa接点が閉じ
てリレーCR4が作動する。
これにより、リレーCR4のb接点(6段目)が開く。
さらに、7段目のリレーCR2のb接点も開いてタイマ
リレーTCRIも動作しなくなり、5段目及び6段目の
二系統の自己保持が共に切れて、0段目のリレーCRI
も動作しなくなり、サイクルが停止する(ステップ10
4)。領域Bにおいて噛み込みが発生すると、回転パネ
ル6が逆転できる角度が小さいため、自動的に除去され
ない場合もある。しかし、テールゲート3の投入口の近
くまで回転パネル6が戻って停止するため、操作員が容
易に除去することが可能である。
この状態から正常のシーケンスへの再開は、操作員が0
段目の復帰スイッチ(AUT、SW)を投入し、0段目
のリレーCRIを作動させることによって行う。リレー
CRIの2段目のa接点が閉じて自己保持か成立し、回
転パネル6は正転を開始する。また、7段目のタイマリ
レーTCR1が計時を開始し、5段目のa接点が閉じる
ことによって二系統の自己保持が成立する。これにより
、正常のシーケンスへ復帰する。
領域C−Dにおいて噛み込みが発生した場合には、以下
のような動作により対処する。先ず回転パネル6が右方
向に正転しく第7図(a)) 、押込パネル8が後方へ
向けて戻る(第7図(b))。
そして回転パネル6の正転が進行しく第7図(C)) 
、領域C−Dにおいて塵芥16と噛み込んだとする(第
7図(d))。領域Bで噛み込んだ場合と同様に、第1
図の12段目の圧力スイッチP、R,Sが閉じる。タイ
マリレーTCR2の計時が開始し、時間Δtが経過した
後(ステップ202)15段目のa接点が閉じて、14
段目のりレ−CR9が作動する。
8段目のb接点が開いて13段目のa接点が閉じること
により、回転パネル6は逆転し始める。
またリレーCR2のb接点が閉じているため、9段目の
信号線が導通し押込パネル8が押し込み動作を行う(第
7図(e))(ステップ203)。
これにより、噛み込んだ塵芥16が除去される。
この後、領域Bて噛み込んだ場合と異なり、サイクルを
停止させずに正常のシーケンスへ復帰させる。リレーC
R9が作動すると、13段目のa接点が閉じて17段目
のタイマリレーTCR3の計時が開始する。時間△t(
約1〜2秒)後に、14段目のb接点が開いてリレーC
R9が動作しなくなる。
この結果、13段目のリレーCR9のa接点が開いて回
転パネル6の逆転が停止し、8段目のb接点が閉じて正
転が開始する。押込パネル8の押込動作が停止し、さら
にタイマリレーTCR3が動作しなくなって19段目の
b接点が閉じ、戻り動作が開始する(第7図(f))。
この戻り動作は、押込パネル8が後方の位置Gに達した
時点で停止する。
このようにして、正常のシーケンスへの復帰が自動的に
なされるため、積込効率を低下させずに噛み込みを除去
することができる。また、噛み込み除去シーケンスにお
いて、押込パネル8か押込動作を行うため、塵芥収容箱
1の内部て塵芥15が逆流して投入口へ落下することが
防止される。
これにより、正常のシーケンスに復帰した際における回
転パネル6及び押込パネル8の動作に支障をきたさない
領域Eて噛み込みが発生した場合の動作は、上述した領
域C−Dにおける場合と同様である。第8図に示される
ように、回転パネル8が正転して(第8図(a)〜(d
))領域Eにおいて塵芥16と噛み込むと(第8図(e
)) 、回転パネル6が逆転し、押込パネル8は押込を
行う(第8図(f))。これにより噛み込んた塵芥16
を除去した後、正常のシーケンスへ復帰する(第8図(
g))。この場合の回路動作、及び動作フローチャート
は領域C−Dの場合と同一である。
次ぎに、押込パネル8が領域H1において塵芥を噛み込
んだ場合について説明する。第9図において、回転パネ
ル6が正転し、押込パネル8が位置Fまで戻る(第9図
(a)〜(e))。そして、回転パネル6が位置Fに到
達すると、回転が停止し、押込パネル8が押込を開始す
る(第9図(f))。この時点で、11段目のスイッチ
1が回転パネル8が位置Fに到達したことを検出して閉
じる。
そして、押込パネル8が領域H1において塵芥16を噛
み込むと(第9図(g)、ステップ301)、押込シリ
ンダ10に過負荷が生し12段目の圧力スイッチP、I
?、Sが信号を出力する。タイマリレーTCR2の計時
動作が開始し、時間△を経過後に(ステップ302)、
15段目のa接点が閉じて、14段目のリレーCR9が
作動する。このようにして、上述した領域B、C−D。
Eの場合と同様に、噛み込み除去シーケンスへ移行する
この噛み込み除去シーケンスでは、他の領域の場合と比
較し、回転パネル6は同様に逆転するが押込パネル8は
戻る点が異なっている(第9図(h)、ステップ303
)。回転パネル6を正転から逆転へ切り換える回路動作
は、上述した他の領域における動作と同様である。ここ
で、回転パネル6が位置Fから逆転すると、11段目の
スイッチ1は開く。
そして、押込パネル8の押込から戻りへの動作の切り換
えは、次ぎのようにして行われる。噛み込みが発生する
までの間は(第9図(f)) 、リレーCR2が動作し
て9段目のa接点は閉じており、リレーCR4及びCR
9は動作していないため、各す接点は閉じたままである
。このため、9段目の信号線は導通状態にあり、押込動
作が行われている。そして噛み込みが発生すると、リレ
ーCR9が動作するため9段目のb接点が開き、押込動
作は停止する。そして13段目のリレーCR9のa接点
が閉じ、18段目のリレーCR2のa接点が閉じる。こ
れにより19段目の信号線が導通し、押込パネル8か後
方へ戻る。
押込パネル8か最後方の位置Gに達すると、21段目の
スイッチ2か閉じてリレーCR3が動作し、19段目の
b接点が開いて戻り動作が停止する。最後方の位置Gに
押込パネル8があるときに噛み込みが発生した場合には
、これ以上戻ることはできず回転パネル6の逆転のみが
行われる。
このようにして、押込パネル8の戻りと回転パネル6の
逆転が同時に進行し、噛み込んだ塵芥16が除去される
タイマリレーTCR3の計時が開始してから時間△tを
経過すると、10段目のb接点が開き、また11段目の
スイッチ1は開いているため11段目の信号線は非導通
状態となり、リレーCR2は動作しなくなる。これによ
り、18段目のリレーCR2のa接点が開いて、押込パ
ネル8の戻りが停止する。また、14段目のタイマリレ
ーTCR3のb接点が開くことにより、リレーCR9が
動作しなくなり、13段目のa接点が開いて20段目の
信号線が非導通状態となり回転バネル6の逆転か停止す
る。
そして、7段目のリレーCR2のb接点と8段目のリレ
ーCRのb接点とがともに閉して、回転パネル6は正転
を開始する。押込パネル8は、戻り動作は停止するが、
9段目のリレーCR2のa接点が開くため押込動作も行
わず、停止状態を保つ。回転パネル6が正転し位置Aま
で到達すると、11段目のスイッチ1が投入されてリレ
ーCR2が動作するため、9段目のa接点が閉して押込
を行う。このようにして、正常のシーケンスへの復帰を
果たす(第9図(i)、ステップ304)。
第10図において、押込パネル8が領域H2にあるとき
に噛み込んだ場合(第10図(g))は、噛み込み除去
シーケンスに移行せずに正常のシーケンスを継続する(
第10図(h))。これは、この領域H2ては噛み込み
か発生する確率はかなり低い上に、仮に起きたとしても
既に塵芥は塵芥収容箱1の近くまで押し込まれており、
さらに押込み動作を行うことで噛み込みを除去すること
が十分に可能だからである。
このように本実施例によれば、噛み込みが発生した領域
に応じて最適な処置を施すことができ、噛み込みの確実
な除去、及び積込効率の低下防止を達成することができ
る。
上述した実施例は一例であって、本発明を限定するもの
ではない。例えば補助シーケンス制御回路は、第1図に
示されたものと異なっていてもよく、噛み込み発生領域
に応じて、回転パネル及び押込パネルの動作を切り換え
得るものであればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、過負荷が発生した
場合に、回転パネルと押込パネルとを過負荷発生領域に
応じた最適な動作をするように制御を行うため、過負荷
の要因を確実に除去できると共に、正常のシーケンスへ
短時間で復帰することができ、積込効率の向上が達成さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による塵芥収集車の塵芥積込
装置における補助シーケンス制御回路の構成を示した回
路図、第2図は同装置の外観構成を示した側面図、第3
図は同装置の油圧回路の構成を示したブロック図、第4
図は同装置の回転パネルと押込パネルの位置を検出する
スイッチの配置を示した側面図、第5図は同装置の回転
パネルと押込パネルの動作領域を示した側面図、第6図
は領域Bにおいて回転パネルに噛み込みが発生した場合
の動作を示した工程別側面図、第7図は領域C−Dにお
いて回転パネルに噛み込みか発生した場合の動作を示し
た工程別側面図、第8図は領域Eにおいて回転パネルに
噛み込みが発生した場合の動作を示した工程別側面図、
第9図は領域H1において押込パネルに噛み込みが発生
した場合の動作を示した工程別側面図、第10図は領域
H2において押込パネルに噛み込みが発生した場合の動
作を示した工程別側面図、第11図は各領域において噛
み込みが発生した場合の動作手順を示したフローチャー
トである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 塵芥収容箱の後部に連接されたテールゲートに、投入さ
    れた塵芥を前方に掻き上げるように正転される回転パネ
    ルと、この回転パネルが掻き上げた塵芥を前記塵芥収容
    箱へ向かって押し込む押込パネルとを設け、前記回転パ
    ネルと前記押込パネルによる塵芥の積込作用を一定の順
    序で連続的かつ自動的に行わせるシーケンス制御回路を
    備えた塵芥収集車の塵芥積込装置において、 前記回転パネルが正転中、あるいは前記押込パネルが押
    込中に一定以上の負荷が加わると第1の信号を出力する
    過負荷検出スイッチと、 前記第1の信号が出力された時点から所定の時間が経過
    すると第2の信号を出力するタイマと、前記回転パネル
    の回転領域のうち、後方から下方を経て前方に至るまで
    を第1、及び第2の領域に順に分割し、前記押込パネル
    の押込領域のうち、後方から前方に至るまでを第3及び
    第4の領域に順に分割した場合に、前記回転パネル及び
    前記押込パネルの存在位置を検出するスイッチと、前記
    第2の信号が出力されると、前記スイッチの検出結果に
    基づき、出力された時点における前記回転パネルの存在
    位置及び前記押込パネルの存在位置に応じて、前記回転
    パネルと前記押込パネルとの動作を制御し、過負荷に対
    処する補助シーケンス制御回路とをさらに備え、 前記補助シーケンス制御回路は、 前記第2の信号が出力された時点で前記回転パネルが前
    記第1の領域にあるときは、前記回転パネルを逆転させ
    て前記押込パネルを押し込ませ、前記回転パネルが後方
    の停止すべき位置に達すると停止させ、 前記第2の信号が出力された時点で前記回転パネルが前
    記第2の領域にあるときは、前記回転パネルを逆転させ
    て前記押込パネルを押し込ませ、前記第2の信号が出力
    されてから所定時間が経過すると停止させ、前記回転パ
    ネルを正転させて前記押込パネルを後方へ戻して正常の
    シーケンスへ復帰させ、 前記第2の信号が出力された時点で前記回転パネルが前
    方に位置し前記押込パネルが前記第3の領域にあるとき
    は、前記回転パネルを逆転させて前記押込パネルを後方
    へ戻し、前記第2の信号が出力されてから所定時間が経
    過すると停止させ、前記回転パネルを正転させて正常の
    シーケンスへ復帰させ、 前記第2の信号が出力された時点で前記回転パネルが前
    方に位置し前記押込パネルが前記第4の領域にあるとき
    は、前記押込パネルに押込動作を継続させるものである
    ことを特徴とする塵芥収集車の塵芥積込装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017052636A (ja) * 2015-09-11 2017-03-16 極東開発工業株式会社 塵芥収集車

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