JP2006233802A - 塵芥収集車 - Google Patents

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Abstract

【課題】 駆動力の不足を適切に補うとともに非常時に駆動力を増大させるようにエンジンの回転数を適切に制御することにより、円滑な塵芥積込作業を実現させる。
【解決手段】 エンジン20の動力の一部をPTO装置40で取り出してオイルポンプ50を駆動することにより、積込油圧回路60を介して作動油を供給して塵芥積込装置を駆動する塵芥収集車において、エンジン20の塵芥積込時の回転数をアイドリング時の回転数から第1の回転数まで増加させる低圧用エンジン増速装置80と、圧力スイッチ62で検出された油圧回路60の油圧の値が所定値以上となった場合に、エンジン20の塵芥積込時の回転数を第1の回転数より高い第2の回転数まで増加させる高圧用エンジン増速装置90と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、塵芥収集車に関する。
塵芥収集車の塵芥収容箱の後部に連設される塵芥投入箱(テールゲート)には、「回転板式」や「圧縮板式」の塵芥積込装置が内蔵されている。このような塵芥積込装置は、PTO装置によって取り出された走行用エンジンの動力の一部によって作動するオイルポンプからの作動油の供給を受けて、駆動される。
例えば、「回転板式」の塵芥積込装置は、油圧モータによって回転可能な回転板と、油圧シリンダの伸縮によって車体前後方向に揺動可能な押込板と、を備えている。そして、図6に示すように、PTO装置100によって取り出された走行用エンジン200の動力の一部により駆動されるオイルポンプ300から積込油圧回路400を介して油圧モータや油圧シリンダに作動油が供給されることにより、回転板や押込板が駆動されている。
ところで、前記したように走行用エンジン200の動力の一部を塵芥積込装置の駆動力として用いる場合には、走行用エンジン200を作動させた状態で塵芥の積込を行うが、回転板による塵芥掻込時や押込板による塵芥押込時に比較的大きな駆動力(油圧力)が必要となる。このため、近年においては、図6に示すようなエンジン増速装置500を所定のタイミングで作動させて走行用エンジン200の回転数を増加させることにより、比較的大きな駆動力を発生させる技術が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
発明協会公開技報公技番号2001−1779号
非特許文献1に記載の技術を採用すると、塵芥積込装置に塵芥が噛み込まれたり塵芥収容箱が満杯となったりすることに起因して積込油圧回路400の油圧が上昇した場合(いわゆる非常時)にエンジン増速装置500を作動させて、比較的大きな駆動力を発生させる。
しかし、通常の塵芥積込時において走行用エンジン200がアイドリング状態のままであると、PTO装置100の仕様により走行用エンジン200の回転数が低くなったり、オイルポンプ300の仕様により吐出量が不足したりして、迅速な積込作業が行えない場合があった。
本発明の課題は、走行用エンジンの動力の一部を塵芥積込装置の駆動力として用いて塵芥の積込を行う塵芥収集車において、PTO装置やオイルポンプの仕様による作動油の量を適切に調節するとともに、塵芥積込装置で塵芥が噛み込んで油圧が高くなったときに走行用エンジンを停止させることなくかつ適切な積込速度が維持できるように走行用エンジンを制御して、円滑な塵芥積込作業を実現させることである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車体に搭載した塵芥収容箱内に塵芥を積み込むための塵芥積込装置と、前記塵芥積込装置に所定の油圧回路を介して作動油を供給するオイルポンプと、走行用エンジンと、前記走行用エンジンから動力を取り出して前記オイルポンプを駆動させるPTO装置と、を備えた塵芥収集車において、前記油圧回路に供給される作動油の圧力が所定の値以上になったことを検出して作動する油圧検出手段と、前記走行用エンジンの塵芥積込時の回転数をアイドリング時の回転数から第1の回転数まで増加させる第1回転数調整手段と、前記油圧検出手段が作動したときに前記走行用エンジンの塵芥積込時の回転数を前記第1の回転数を超える第2の回転数まで増加させる第2回転数調整手段と、を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、PTO装置の仕様によって取り出される動力が不足したり、オイルポンプの仕様によって吐出量が不足したりすることに起因して、塵芥積込用の駆動力を充分に発生させることができないような場合においても、第1回転数調整手段により、走行用エンジンの塵芥積込時の回転数をアイドリング時の回転数から「第1の回転数」まで増加させて、積込作業の遅れを防止することができる。
また、請求項1に記載の発明によれば、塵芥積込装置に塵芥が噛み込まれたり塵芥収容箱が満杯となったりすること等に起因して、油圧回路の油圧の値が所定の最大閾値を超えた場合においても、第2回転数調整手段により、走行用エンジンの塵芥積込時の回転数を「第2の回転数」まで増加させて、塵芥積込用の駆動力を増大させることができる。この結果、円滑な塵芥積込作業を実現させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の塵芥収集車において、前記第1回転数調整手段は、前記走行用エンジンの回転数を増減させるためのエンジン制御レバーと、前記エンジン制御レバーを操作して前記走行用エンジンの回転数を前記第1の回転数まで増加させる第1レバー操作手段と、を有し、前記第2回転数調整手段は、前記走行用エンジンの回転数を増減させるためのエンジン制御レバーと、前記油圧検出手段が作動したときに前記エンジン制御レバーを操作して前記走行用エンジンの回転数を前記第2の回転数まで増加させる第2レバー操作手段と、を有することを特徴とする
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の塵芥収集車において、前記第1レバー操作手段は、前記エンジン制御レバーに第1連結手段を介して連結され、塵芥積込動作又は塵芥排出動作が開始されたときに予め設定された角度だけ回動して前記エンジン制御レバーを第1の操作量だけ操作する第1回動レバーを有し、前記第2レバー操作手段は、前記エンジン制御レバーに第2連結手段を介して連結され、前記油圧検出手段が作動したときに回動して前記エンジン制御レバーを前記第1の操作量からさらに操作する第2回動レバーを有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の塵芥収集車において、前記第1連結手段は、前記第1回動レバーと前記第2回動レバーとを連結する回動レバー連結手段と、前記第2連結手段と、から構成されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の塵芥収集車において、前記エンジン制御レバーは、前記第1レバー操作手段の前記第1連結手段が取り付けられる第1部分と、前記第2レバー操作手段の前記第2連結手段が取り付けられる第2部分と、を有する二股構造とされてなることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、エンジン制御レバーは、第1レバー操作手段の第1連結手段が取り付けられる第1部分と、第2レバー操作手段の第2連結手段が取り付けられる第2部分と、を有する二股構造とされている。従って、第1回動レバーの回動量と、第2回動レバーの回動量と、を独立させてエンジン制御レバーに伝達することができるので、回転数の調整を確実に行うことができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5の何れか一項に記載の塵芥収集車において、前記油圧検出手段が作動したときに、前記油圧回路に作動油を供給する前記オイルポンプの容積が減少することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の塵芥収集車において、前記オイルポンプは、2連オイルポンプであり、前記油圧検出手段が作動したときに、前記2連オイルポンプの一方のオイルポンプから吐出される作動油を前記油圧回路に供給せずに作動油タンクに排出する切替手段を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明によれば、油圧検出手段が作動したときに、2連オイルポンプの一方のオイルポンプから吐出される作動油を油圧回路に供給せずに作動油タンクに排出するようにして、2連オイルポンプによる作動油の供給態様を「低圧供給」から「高圧供給」へと切り替えることができる。従って、走行用エンジンの増速と、2連オイルポンプの高圧供給動作と、により、塵芥積込用の駆動力を一層増大させることができるので、塵芥積込作業のさらなる迅速化を実現させることができる。
本発明によれば、走行用エンジンの動力の一部を塵芥積込装置の駆動力として用いて塵芥の積込を行う塵芥収集車において、PTO装置やオイルポンプの仕様によって塵芥積込用の駆動力が低下しているような場合に、第1回転数調整手段により、走行用エンジンの塵芥積込時の回転数をアイドリング時の回転数から「第1の回転数」まで増加させて、積込作業の遅れを防止することができる。一方、塵芥の噛み込み等に起因して油圧回路に供給される作動油の圧力が所定の値以上になった場合に、第2回転数調整手段により、走行用エンジンの塵芥積込時の回転数を「第2の回転数」まで増加させて、塵芥積込用の駆動力を増大させることができる。この結果、円滑な塵芥積込作業を実現させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図を用いて詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1〜図4を用いて、本発明の第1の実施の形態に係る塵芥収集車1の構成について説明する。
本実施の形態に係る塵芥収集車1は、図1〜図4に示すように、車両に設けられた塵芥収容箱2及び塵芥投入箱3(図1)、塵芥投入箱3に内蔵された塵芥積込装置10(図2)、動力を発生させる走行用エンジン20(図3)、走行用エンジン20の回転数を増減させるためのエンジン制御レバー30(図4)、走行用エンジン20の動力の一部を取り出すPTO装置40、PTO装置40により取り出された動力により駆動される2連オイルポンプ50、2連オイルポンプ50から供給される作動油により駆動されて各種油圧機器を駆動制御する油圧回路(積込油圧回路60及び排出油圧回路61)、油圧回路の動作を制御する電気回路(積込電気回路70及び排出電気回路71)、走行用エンジン20の回転数を増加させるエンジン増速装置(低圧用エンジン増速装置80及び高圧用エンジン増速装置90)、等を備えて構成されている。
本実施の形態に係る塵芥収集車1の塵芥投入箱3に内蔵される塵芥積込装置10は、図2に示すような「回転板式」の塵芥積込装置であり、図示されていない油圧モータにより回転する回転板11と、油圧シリンダ12の伸縮によって車体前後方向に揺動する押込板13と、を有している。また、塵芥収容箱2の内部には、油圧シリンダの伸縮によって塵芥収容箱2内を前後動するように構成された図示されていない塵芥排出板が設けられている。これら油圧モータや油圧シリンダ等の油圧機器は、2連オイルポンプ50から供給される作動油によって駆動される。
走行用エンジン20は、所定の燃料(ガソリンや軽油)で駆動するものである。走行用エンジン20で発生した動力は、図示されていないクラッチ、トランスミッション及びディファレンシャルギア等を介して、駆動用のタイヤ4(図1)に伝達される。図4に示したエンジン制御レバー30を操作することにより、走行用エンジン20の回転数を増減させることができる。
また、走行用エンジン20には、図3に示すように、走行用エンジン20の動力で発電する発電機21が接続されている。発電機21により発生した電力は、バッテリ22に蓄えられる。また、電気回路には、ヒューズ23を介して電力が供給される。このため、PTOスイッチ24をON操作すると、第1リレー25が作動して第1接点25aが閉じ、メインスイッチ26に電力が供給される。そして、メインスイッチ26を積込側又は排出側に操作することにより、積込電気回路70又は排出電気回路71に通電することができる。
なお、本実施の形態においては、走行用エンジン20のアイドリング回転数が車種により様々でありPTO装置40による変速も一定ではないので、適切な塵芥積込速度を得るためには調整が必要であること、また、多少の油圧の変動でエンジンが停止することがないようにする必要があること、を考慮して、積込電気回路70又は排出電気回路71を作動させた場合に、低圧用エンジン増速装置80を自動的に作動させて適切な回転数を得るように構成している。このように積込電気回路70又は排出電気回路71が作動した場合に、適切に調整された低圧用エンジン増速装置80を自動的に作動させることにより、走行用エンジン20の回転数をアイドリング時の回転数から増加させて、適正な速度の塵芥積込動作を実現させることができる。
PTO装置40は、図3に示すように、走行用エンジン20の動力の一部を取り出し、取り出した動力で2連オイルポンプ50を駆動する。2連オイルポンプ50は、図3に示すように2つのオイルポンプ51、52から構成され、PTO装置40からの動力で駆動されることにより、作動油タンク53内の作動油を積込油圧回路60及び排出油圧回路61に供給して塵芥積込装置10や塵芥排出板を駆動する。
2連オイルポンプ50の吐出側には、図3に示すように電磁制御弁54が接続されている。電磁制御弁54は、積込油圧回路60の油圧の値が所定値以上となった場合に作動して、2連オイルポンプ50による作動油の供給態様を「低圧供給」から「高圧供給」へと切り替える。すなわち、油圧が上昇して圧力スイッチ62が作動すると、電磁制御弁54が切り替わり、一方のオイルポンプ52から吐出される作動油が作動油タンク53に直接排出されることとなる。電磁制御弁54は、本発明における切替手段である。
積込油圧回路60は、図2に示した塵芥積込装置10の回転板11を回転駆動する油圧モータの動作を制御する電磁制御弁や、塵芥積込装置10の押込板13を揺動させる油圧シリンダ12の動作を制御する電磁制御弁等から構成されている。また、排出油圧回路61は、塵芥積込装置10を上昇させる油圧シリンダの動作を制御する電磁制御弁や、塵芥排出板を塵芥収容箱2内で前後動させる油圧シリンダの動作を制御する電磁制御弁等から構成されている。
積込油圧回路60及び排出油圧回路61の上流には、図3に示すように、圧力スイッチ62が設けられている。圧力スイッチ62は、本発明における油圧検出手段であり、積込油圧回路60又は排出油圧回路61の油圧の値が所定値以上となった場合に作動するように構成されている。ここで、「所定値」とは、塵芥積込装置10に塵芥Gが噛み込まれたり、回転板11や押込板13に対する塵芥Gの反力が大きくなったり、塵芥排出動作で負荷が大きくなったりしたときに積込油圧回路60内又は排出油圧回路61内に生じることが想定される油圧の値の1つである。
圧力スイッチ62は、図3に示すように、積込電気回路70又は排出電気回路71に接続された接点63を有しており、この接点63には、第2リレー64及び切替バルブ65が接続されている。そして、第2リレー64の第2接点64aが、積込電気回路70又は排出電気回路71と高圧用エンジン増速装置90との間に介装されている。圧力スイッチ62が作動すると、接点63が閉じるとともに第2リレー64及び切替バルブ65が作動して第2接点64aが閉じ、電磁制御弁54が切り替わり、高圧用エンジン増速装置90が作動するようになっている。積込電気回路70及び排出電気回路71は、図3に示すように電力の供給を受けて、それぞれ積込油圧回路60及び排出油圧回路61の動作を制御する。
低圧用エンジン増速装置80は、図4に示したエンジン制御レバー30を操作することにより、走行用エンジン20の回転数をアイドリング時の回転数から「第1の回転数」まで増加させるもので、本発明における第1レバー操作手段である。低圧用エンジン増速装置80は、図4(a)に示すように、回動軸81を中心に回動する第1回動レバー82と、第1回動レバー82と第2回動レバー92(後述)とを連結する短尺ケーブル83と、第2回動レバー92とエンジン制御レバー30とを連結する長尺ケーブル84と、から構成されている。
低圧用エンジン増速装置80は、車種により排気量やアイドリング回転数が異なり、エンジン制御レバー30の操作量に対するエンジン回転数の変化量が異なり、積込抵抗や排出抵抗の変化に対する回転数の落ち込みやエンジン停止までの余裕が異なることを考慮して、適正な積込速度を得るために設けられている。
第1回動レバー82は、積込電気回路70又は排出電気回路71に通電された場合に励磁されて作動するように構成されている。短尺ケーブル83は、図4(a)に示すように、その一方の端部が長尺ケーブル84のエンジン制御レバー30と反対側の端部にピン結合され、その他方の端部が第1回動レバー82の端部にピン結合されている。長尺ケーブル84は、図4(a)に示すように、その一方の端部がエンジン制御レバー30にピン結合され、その他方の端部が第1回動レバー82の端部にピン結合されている。短尺ケーブル83は本発明における回動レバー連結手段であり、長尺ケーブル84とともに本発明における第1連結手段を構成する。
図3に示したPTOスイッチ24をON操作すると、第1リレー25が作動して第1接点25aが閉じ、この後メインスイッチ26を積込側に操作すると、積込電気回路70に通電される。この後、積込電気回路70に接続された図示されていない起動ボタンを操作すると、積込油圧回路60の制御が開始される。すなわち、自動的に低圧用エンジン増速装置80が作動して、図4(b)に示すように第1回動レバー82が回動軸81を中心に所定角度(θ°)回動する。この結果、短尺ケーブル83及び長尺ケーブル84を介してエンジン制御レバー30が第1の操作量だけ操作され、走行用エンジン20の回転数が「第1の回転数」まで増加する。エンジン制御レバー30及び低圧用エンジン増速装置80により、本発明における第1回転数調整手段が構成される。
高圧用エンジン増速装置90は、エンジン制御レバー30を操作することにより、走行用エンジン20の回転数を「第2の回転数」(>「第1の回転数」)まで増加させるものであり、本発明における第2操作手段である。高圧用エンジン増速装置90は、回動軸91を中心に回動する第2回動レバー92と、長尺ケーブル84と、から構成されている。第2回動レバー92は、図3に示した圧力スイッチ62が作動した場合に励磁されて作動するように構成されている。長尺ケーブル84は本発明における第2連結手段である。
積込油圧回路60の油圧の値が所定値を超えると、図3に示した圧力スイッチ62が作動して接点63が閉じ、第2リレー64が作動して第2接点64aが閉じ、高圧用エンジン増速装置90に電力が供給されて、図4(c)に示すように第2回動レバー92が回動軸91を中心に所定角度(θ°)回動する。この結果、長尺ケーブル84を介してエンジン制御レバー30が第2の操作量だけ操作され、走行用エンジン20の回転数が「第2の回転数」まで増加する。また、接点63が閉じると同時に電磁制御弁54が切り替えられて一方のオイルポンプ52から供給される作動油が作動油タンク53に直接戻される。この状態で適正な塵芥積込速度又は塵芥排出速度が得られるように、第2の操作量が決定される。エンジン制御レバー30及び高圧用エンジン増速装置90により、本発明における第2回転数調整手段が構成される。
なお、低圧用エンジン増速装置80及び高圧用エンジン増速装置90によって走行用エンジン20の回転数は「第1の回転数」及び「第2の回転数」まで増加することとなるが、これら「第1の回転数」及び「第2の回転数」の値は塵芥収集車1の仕様等に応じて、適正な塵芥積込速度又は塵芥排出速度が得られるように適宜設定することができる。また、各オイルポンプ51、52の容積の割合は、「高圧供給」時における塵芥積込動作を考慮して設定される。
次に、本実施の形態に係る塵芥収集車1の塵芥積込時における制御動作について説明する。
まず、塵芥収集車1を所定の位置に停車させて、走行用エンジン20をアイドリング状態にし、塵芥積込作業を開始する作業者がPTOスイッチ24をON操作する。すると、2連オイルポンプ50が駆動されて作動油が循環し始めるとともに、第1リレー25が作動して第1接点25aが閉じられ、メインスイッチ26に通電される。
その後、作業者がメインスイッチ26を積込側に操作すると、積込電気回路70に通電される。この後、積込電気回路70に接続された図示されていない起動ボタンを操作すると、積込油圧回路60の制御が開始される。すなわち、自動的に低圧用エンジン増速装置80が作動して、図4(b)に示すように第1回動レバー82が回動軸81を中心に時計回りにθ°回動する。このような第1回動レバー82の回動により、短尺ケーブル83及び長尺ケーブル84が図4(b)の紙面右側へ引っ張られ、長尺ケーブル84にピン結合されたエンジン制御レバー30が時計回りに第1の回動角度(第1の操作量)だけ回動する。この結果、走行用エンジン20の回転数がアイドリング時の回転数から「第1の回転数」まで増加する。
一方、油圧回路は、「低圧供給」になるように設定される。すなわち、2個のオイルポンプ51、52から供給される油が合流して排出油圧回路61又は積込油圧回路60に供給されるように電磁制御弁54が切り替えられる。
塵芥積込装置10は、以下のようなサイクルで塵芥の積込を行う。積込開始時は、図2(a)に示すように回転板11及び押込板13は塵芥収容箱2側に位置して積み込んだ塵芥の戻りを防止している。そして、塵芥投入箱3内への塵芥G投入後に積込スイッチを操作すると、図2(b)、(c)に示すように回転板11が矢印Aの方向に回転を開始する。回転板11が少し回転すると押込板13が後退を開始し、十分後退した後退位置で停止する。回転板11はさらに回転を続け、塵芥投入箱3内の塵芥Gを塵芥収容箱2の床面高さまで掻き揚げて停止する(図2(d))。この後、押込板13が前方に揺動して、回転板11に掻き揚げられた塵芥Gを塵芥収容箱2内に押し込む(図2(e))。
このような塵芥積込時に、塵芥Gの噛み込み等に起因して塵芥積込装置10に負荷がかかり、積込油圧回路60の油圧の値が所定値以上になった場合には、圧力スイッチ62が作動し、図3に示した接点63が閉じられて第2リレー64及び切替バルブ65に通電され、電磁制御弁54が切り替えられて一方のオイルポンプ52が吐出する作動油が作動油タンク53に流れる。このとき電磁制御弁54において、他方のオイルポンプ51から吐出される作動油は、作動油タンク53に流れないように阻止される。
また、第2リレー64が通電されて作動すると、第2接点64aが閉じられて高圧用エンジン増速装置90が作動し、図4(c)に示すように第2回動レバー92が回動軸91を中心に時計回りにθ°回動する。このような第2回動レバー92の回動により、長尺ケーブル84が図4(c)の紙面右側へ引っ張られ、長尺ケーブル84にピン結合されたエンジン制御レバー30が時計回りに第2の回動角度(第2の操作量)だけ回動する。この結果、走行用エンジン20の回転数が「第2の回転数」まで増加する。
すなわち、塵芥積込時に、塵芥Gの噛み込み等により塵芥積込装置10に負荷がかかり、積込油圧回路60の油圧の値が所定値以上になった場合には、電磁制御弁54が作動して、2連オイルポンプ50による作動油の供給態様が「低圧供給」から「高圧供給」へと切り替えられる。これにより、走行用エンジン20の動力の増大とともに2連オイルポンプ50から高圧の作動油が供給されるため、塵芥積込装置10に作用する負荷に抗し得る充分な駆動力(油圧力)を発生させ、さらに適正な塵芥積込速度を維持することができる。
以上説明した実施の形態に係る塵芥収集車1においては、通常の塵芥積込時における適正な塵芥積込(排出)速度の維持や、積込(排出)抵抗が所定の値まで増加しないうちにエンジンを停止させないことを想定して、自動的に低圧用エンジン増速装置80が作動してエンジン制御レバー30の第1の操作量を調整して操作するような構成を採用している。従って、走行用エンジン20の塵芥積込時の回転数をアイドリング時の回転数から、調整可能な「第1の回転数」まで自動的に増加させて、エンジンを停止させないで積込作業の速度を適切に設定することができる。
また、以上説明した実施の形態に係る塵芥収集車1においては、塵芥積込装置10に塵芥Gが噛み込まれたり塵芥収容箱2が満杯となったりすること等により積込油圧回路60の油圧の値が所定値以上となった場合に、高圧用エンジン増速装置90を作動させてエンジン制御レバー30を第2の操作量だけ操作するとともに、オイルポンプの容積を縮小することができる。これにより、走行用エンジン20の塵芥積込時の回転数を「第2の回転数」まで増加させて、塵芥積込用の駆動力(油圧力)を増大させることができる。この結果、円滑な塵芥積込作業を実現させることができる。また、オイルポンプの容積縮小により作動油の「高圧供給」が可能となるため、走行用エンジン20による塵芥積込用の駆動力を補助することができる。従って、走行用エンジン20の回転数を徒に増大させる必要がないので、燃料が浪費されたり騒音が発生したりするのを防止することができる。
また、以上説明した実施の形態に係る塵芥収集車1においては、低圧用エンジン増速装置80と高圧用エンジン増速装置90とが別々に駆動されるので、エンジン制御レバー30の誤操作を未然に防止することができる。
また、以上説明した実施の形態に係る塵芥収集車1においては、積込油圧回路60の油圧の値が所定値以上となった場合に、2連オイルポンプ50の作動油供給動作を「低圧供給」から「高圧供給」へと切り替えることができる。従って、積込抵抗が増大した場合にエンジンが停止することがなく、また、塵芥積込速度が遅くなることもない。
[第2の実施の形態]
続いて、本発明の第2の実施の形態に係る塵芥収集車の構成について、図5を用いて説明する。本実施の形態に係る塵芥収集車は、第1の実施の形態に係る塵芥収集車1における第1・第2回転数調整手段の構成を変更したものであり、その他の構成については第1の実施の形態と実質的に同一である。このため、変更した構成についてのみ説明することとし、第1の実施の形態と重複する構成については、第1の実施の形態と同一の符号を付すこととする。
本実施の形態においては、二股構造を有するエンジン制御レバー30Aを採用するとともに、低圧用エンジン増速装置80Aの第1回動レバー82と、高圧用エンジン増速装置90Aの第2回動レバー92と、を並列に配置している。エンジン制御レバー30Aは、図5に示すように、低圧用エンジン増速装置80Aの第1回動レバー82に第1長尺ケーブル83Aを介して連結される第1部分31Aと、高圧用エンジン増速装置90Aの第2回動レバー92に第2長尺ケーブル93Aを介して連結される第2部分32Aと、を有している。
第1長尺ケーブル83Aは、本発明における第1連結手段であり、図5(a)に示すように、その一方の端部がエンジン制御レバー30Aの第1部分31Aにピン結合され、その他方の端部が第1回動レバー82の端部にピン結合されている。PTOスイッチ24がON操作されメインスイッチ26が積込側に操作されると、図5(a)に示すように第1回動レバー82が回動軸81を中心に所定角度(θ°)回動して、第1長尺ケーブル83Aを介してエンジン制御レバー30Aが第1の操作量だけ操作されることとなる。
第2長尺ケーブル93Aは、本発明における第2連結手段であり、図5(b)に示すように、その一端部がエンジン制御レバー30Aの第2部分32Aにピン結合され、その他端部が第2回動レバー92の端部にピン結合されている。圧力スイッチ62が作動すると、図5(b)に示すように第2回動レバー92が回動軸91を中心に所定角度(θ°)回動して、第2長尺ケーブル93Aを介してエンジン制御レバー30Aが第2の操作量だけ操作されることとなる。
以上説明した実施の形態に係る塵芥収集車においては、エンジン制御レバー30Aが、低圧用エンジン増速装置80Aの第1回動レバー82に第1長尺ケーブル83Aを介して取り付けられる第1部分31Aと、高圧用エンジン増速装置90Aの第2回動レバー92に第2長尺ケーブル93Aを介して取り付けられる第2部分32Aと、を有する二股構造とされている。従って、低圧用エンジン増速装置80Aの第1回動レバー82の操作量と、高圧用エンジン増速装置90Aの第2回動レバー92の操作量と、を独立させてエンジン制御レバー30Aに伝達することができるので、回転数の調整を確実に行うことができる。
なお、以上の各実施の形態においては、第1・第2回転数調整手段を、エンジン制御レバーと、これを特定の操作量だけ自動的に操作する第1・第2レバー操作手段(低圧用エンジン増速装置及び高圧用エンジン増速装置)と、から構成した例を示したが、第1・第2回転数調整手段の構成は必ずしもこれに限定されるものではない。
また、以上の各実施の形態においては、「回転板式」の塵芥積込装置を有する塵芥収集車に本発明を適用した例を示したが、「圧縮板式」の塵芥積込装置を有する塵芥収集車にも、本発明を適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る塵芥収集車の側面図である。 図1に示した塵芥収集車に搭載される塵芥積込装置を説明するための説明図である。 図1に示した塵芥収集車の駆動系の構成を説明するためのブロック図である。 図1に示した塵芥収集車のエンジン増速装置を説明するためのものであり、(a)は非作動状態を示す説明図、(b)は低圧用エンジン増速装置のみが作動した状態を示す説明図、(c)は高圧用エンジン増速装置のみが作動した状態を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る塵芥収集車のエンジン増速装置を説明するためのものであり、(a)は低圧用エンジン増速装置のみが作動した状態を示す説明図、(b)は高圧用エンジン増速装置のみが作動した状態を示す説明図である。 従来の塵芥収集車の駆動系の構成を説明するためのブロック図である。
符号の説明
1 塵芥収集車
2 塵芥収容箱
10 塵芥積込装置
20 走行用エンジン
30、30A エンジン制御レバー(第1・第2回転数調整手段の一部)
31A 第1部分
32A 第2部分
40 PTO装置
50 2連オイルポンプ
54 電磁制御弁(切替手段)
60 積込油圧回路
62 圧力スイッチ(油圧検出手段)
80、80A 低圧用エンジン増速装置(第1レバー操作手段、第1回転数調整手段の一部)
82 第1回動レバー
83 短尺ケーブル(回動レバー連結手段、第1連結手段の一部)
83A 第1長尺ケーブル(第1連結手段)
84 長尺ケーブル(第2連結手段、第1連結手段の一部)
90、90A 高圧用エンジン増速装置(第2レバー操作手段、第2回転数調整手段の一部)
92 第2回動レバー
93A 第2長尺ケーブル(第2連結手段)

Claims (7)

  1. 車体に搭載した塵芥収容箱内に塵芥を積み込むための塵芥積込装置と、前記塵芥積込装置に所定の油圧回路を介して作動油を供給するオイルポンプと、走行用エンジンと、前記走行用エンジンから動力を取り出して前記オイルポンプを駆動させるPTO装置と、を備えた塵芥収集車において、
    前記油圧回路に供給される作動油の圧力が所定値以上になったことを検出して作動する油圧検出手段と、
    前記走行用エンジンの塵芥積込時の回転数をアイドリング時の回転数から第1の回転数まで増加させる第1回転数調整手段と、
    前記油圧検出手段が作動したときに前記走行用エンジンの塵芥積込時の回転数を前記第1の回転数を超える第2の回転数まで増加させる第2回転数調整手段と、
    を備えることを特徴とする塵芥収集車。
  2. 前記第1回転数調整手段は、
    前記走行用エンジンの回転数を増減させるためのエンジン制御レバーと、
    前記エンジン制御レバーを操作して前記走行用エンジンの回転数を前記第1の回転数まで増加させる第1レバー操作手段と、
    を有し、
    前記第2回転数調整手段は、
    前記走行用エンジンの回転数を増減させるためのエンジン制御レバーと、
    前記油圧検出手段が作動したときに前記エンジン制御レバーを操作して前記走行用エンジンの回転数を前記第2の回転数まで増加させる第2レバー操作手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の塵芥収集車。
  3. 前記第1レバー操作手段は、
    前記エンジン制御レバーに第1連結手段を介して連結され、塵芥積込動作又は塵芥排出動作が開始されたときに予め設定された角度だけ回動して前記エンジン制御レバーを第1の操作量だけ操作する第1回動レバーを有し、
    前記第2レバー操作手段は、
    前記エンジン制御レバーに第2連結手段を介して連結され、前記油圧検出手段が作動したときに回動して前記エンジン制御レバーを前記第1の操作量からさらに操作する第2回動レバーを有することを特徴とする請求項2に記載の塵芥収集車。
  4. 前記第1連結手段は、
    前記第1回動レバーと前記第2回動レバーとを連結する回動レバー連結手段と、前記第2連結手段と、から構成されることを特徴とする請求項3に記載の塵芥収集車。
  5. 前記エンジン制御レバーは、
    前記第1レバー操作手段の前記第1連結手段が取り付けられる第1部分と、
    前記第2レバー操作手段の前記第2連結手段が取り付けられる第2部分と、
    を有する二股構造とされてなることを特徴とする請求項3に記載の塵芥収集車。
  6. 前記油圧検出手段が作動したときに、前記油圧回路に作動油を供給する前記オイルポンプの容積が減少することを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の塵芥収集車。
  7. 前記オイルポンプは、
    2連オイルポンプであり、
    前記油圧検出手段が作動したときに、前記2連オイルポンプの一方のオイルポンプから吐出される作動油を前記油圧回路に供給せずに作動油タンクに排出する切替手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の塵芥収集車。
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