JPH03242813A - 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置 - Google Patents

磁気記録再生装置のトラッキング制御装置

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JPH03242813A
JPH03242813A JP4018890A JP4018890A JPH03242813A JP H03242813 A JPH03242813 A JP H03242813A JP 4018890 A JP4018890 A JP 4018890A JP 4018890 A JP4018890 A JP 4018890A JP H03242813 A JPH03242813 A JP H03242813A
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正 岩松
Chiaki Yamawaki
千明 山脇
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気ヘッドを磁気テープの幅方向に順次移動
させながら磁気テープの走行方向と平行な複数のトラッ
クに沿って情報の記録・再生を行う磁気記録再生装置に
おけるトラッキング制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、オーディオ装置として使用される磁気記録再主装
置では、回転ヘッドを備えたものを除くと、通常、トラ
ンク数とヘッド数とが等しい構成となっている。上記の
トラック数とは、テープ走行方向に平行に形成されたデ
ータトラックの総数を指し、ヘッド数とは、記録ヘッド
、再生ヘッドあるいは録再ヘット等の磁気ヘッドを一体
的に有するコンビネーションヘッドに含まれる磁気ヘッ
ドの数を指し、以下、同様である。上記のような磁気記
録再生装置では、磁気テープと磁気ヘッドとの相対位置
を規制するテープ・ヘッド相対位置規制手段を備えてお
り、その構成としては、磁気テープの幅方向両端をガイ
ドする一対のフランジが形成されたガイドポスト等をテ
ープ走行経路に設けたものが最も一般的である。
ところが、上記のテープ・ヘッド相対位置規制手段は、
磁気テープの上下端をフランジに接触させることより磁
気テープの上下運動を防止するものであるため、上下の
両フランジ間距離よりも広い幅の磁気テープが走行する
場合には、磁気テープの上下端に機織的なストレスが加
わり、上下端を損傷させる虞がある。従って、上記の規
制手段では、磁気テープ端部の損傷を回避しなければな
らない関係から、数十μm程度の規制幅が限界である。
従って、許容オフトラック量が十数〜数十μm程度の高
密度磁気記録再生装置では、上記のフランジ類により磁
気テープの変動を規制するだけでは不充分である。
又、近年、薄膜磁気ヘッドの発達に伴い、ヘッド数の多
いコンビネーションヘッドが開発され、マルチトラック
磁気記録再生装置は更なる高密度化が可能となっている
。このような装置では、トランク幅の狭い記録を行うこ
とができるが、それに伴って許容オフトラック量も小さ
くなっている。従って、テープ・ヘッド相対位置規制手
段としては、前述のフランジによる規制構造に加えて、
磁気ヘラI・と磁気テープ又はトラックとの相対位置検
出手段と、テープ幅方向に磁気ヘッドを移動させるヘッ
ド駆動手段とにより、磁気テープのウェービングに対し
て磁気ヘッドを追随制御していく構成が採用されている
このような装置の一例としては、ヘッド数とトラック数
とが等しい固定ヘンドディジタルオーディオテーブレコ
ーダがある。同装置では、例えば信学技・報EA83−
56、信学技報EA81−64及びシャープ技報198
4−28に開示されているように、磁気テ〜ブ上に記録
されたサーボ専用トラックをテープ幅方向に並設された
2個の再生ヘッドにてトレースし、その再生出力を比較
して追随制御することにより、磁気ヘッドと磁気テープ
との相対位置を規制する構成となっている。
その他のテープ・ヘッド相対位置規制手段の例としては
、ヘッド数とトラック数とが等しい磁気記録再生装置に
おいて、磁気テープの幅方向一端部にトラッキング用の
信号を記録し、これをサーボ用再生ヘッドで再生して信
号レベルを基型レベルと比較するか、もしくは磁気テー
プの幅方向両端部にトラッキング用の情報を記録し、こ
れらを1対のサーボ用再生ヘッドで再生して信号レヘル
を比較することによりトラッキングを行うようにした構
成が提案されている(特公昭63−64811号公報参
照)。
ところで、上記の固定ヘンドディジタルオーディオテー
ブレコーダ等のマルチトラック磁気記録再生装置では、
トラックピッチが数百μm程度であったため、薄膜ヘッ
ドを採用することより、磁気テープの複数トラックに対
応する記録及び再生ヘッドが一体となったコンビネーシ
ョンヘッドを構成することが可能であった。
しかしながら、更に高記録密度化する場合、磁気ヘッド
のギャップ幅を狭くすることによりトラック幅を狭くす
ることは可能であるが、薄膜ヘッドの集積には限界があ
るため、ある程度以上にはトラックピッチを小さくする
ことができない。又ヘッド数を増加させることは回路規
模の大型化につながり、コストアップを招来する。従っ
て、トラックピッチが数十μm、トラック数が数十〜数
百の高密度磁気記録再生装置は、ヘッド数とトラック数
とが等しい構成では遠戚するのが困難である。
そこで、近年、情報処理システムのバックアップ用記憶
装置であって、一般にカセットストリーマと呼ばれてい
る多トラツクの磁気記録再生装置等では、記録トラック
数よりヘッド数が少ない構成のサーペンタイン方式と呼
ばれる記録方式が取られている。
このサーペンタイン方式につき第4図に基づいて説明す
ると、走行方向がX、幅方向がYで示される磁気テープ
21が例えばY方向に等ピッチaで形成された16個の
トラックT、〜TI6からなるトラック群22を有して
いるものとする。この場合、上記のトラック群22に対
して、例えば4個の記録ヘッドW1〜W4及び4個の再
生ヘッドR3〜R4を備えたコンビネーションヘッド2
3が配されている。
記録ヘッドW +’=Waはそれぞれ等ピッチb(b=
4a)でY方向に並設され、各再生ヘッドR1〜R4は
対応する記録ヘッドW、〜W4と対をなしてX方向ある
いは−X方向に並設されている。
これら対をなす記録ヘッドW1〜W、と再生ヘッドR,
−R,同士はY方向の配設位置毎に入れ代わった状態で
、交互に配されている。
記録あるいは再生動作の際、上記のコンビネーションヘ
ッド23は、先ず第4図に示す位置に駆動される。即ち
、記録ヘッドWI及び再生ヘッドR3の中心がトラック
T1の中心と一致し、同様に、記録ヘッドW2及び再生
ヘッドR2の中心とトラックT、の中心、記録ヘッドW
3及び再生ヘッドR3の中心とトラックT、の中心、並
びに記録ヘッドW4及び再生ヘッドR4とトラックT1
.3の中心がそれぞれ一致する位置である。
次に、この相対位置を保持しながら、記録の場合には、
磁気テープ21をX方向に走行させ、記録ヘッドW1及
びW3にてトラックT、及びT9に同時に記録する。
磁気テープ21の長平方向一端部までの記録を終えると
、今度は−X方向に磁気テープ21を走行させ、記録ヘ
ッドW2及びW4によってトラックT5及びTlffに
同時に記録する。そして、磁気テープ21の長手方向他
端部までの記録終了後、コンビネーションヘッド23を
−Y方向へトラックピッチ3分だけ移動させ、記録ヘッ
ドWl及び再生ヘッドR1の中心がトラックT2の中心
と一致するように配する。その後、この相対位置を保持
しつつ、上記と同様に磁気テープ21をX及びX方向に
一往復させながらトラックT2 ・T6・Tl0−Tl
4に記録を行い、以下、同様にして、磁気テープ21が
一往復する毎にコンビネーションヘッド23を〜Y方向
にaだけ移動させながら、合計4往復で全てのトラック
TI ”−Tl6に情報の記録を行う。
上記したサーペンタイン方式のマルチトラック磁気記録
再生装置では、少数の磁気ヘッドをテープ幅方向へ移動
させて多数トラックに対する記録及び再生を行う構成で
あるから、トラックピッチが小さくなり、トラック数が
増加した場合であっても、磁気ヘッドを多数回移動させ
ることにより対応することが可能である。従って、薄膜
ヘッドの集積化に対しては障害がない。
ところで、上記のサーペンタイン方式により磁気テープ
に記録を行う際のヘッド・テープ相対位置規制手段とし
ては、例えば、特開昭62−183019号公報に開示
されているように、前述のフランジ類による規制に加え
、ステッピングモータによる開ループ制御でのヘッド位
置決め技術が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、サーペンタイン方式を採用することによ
り、例えば、トラックピッチが数十μmとなった場合、
当然トラック幅も数十μmとなり、許容オフトラック量
も十数〜数μm程度となってくる。このようになると、
上記の開ループ制御によるテープ・ヘッド相対位置規制
手段では、許容オフトラック量に対応することができな
い。
又、サーペンタイン方式によるトラック切換の全ストロ
ークが1mm程度、各トラック切換におけるトラッキン
グの残留誤差を1μm程度とすると、サーボ用再生ヘッ
ドには60dB程度の大きなダイナ稟ツタレンジが必要
となる。
ところが、前記固定へラドディジタルオーディオテープ
レコーダに用いられたサーボトラックを2個のサーボヘ
ッドでトレースする方法では、このような大きなダイナ
稟ツタレンジに対しては、S/N (SN比)及び線形
性は保証されず−1従って各トラック切換位置において
充分なトラッキング精度が得られにくいという問題があ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る磁気記録再生装置のトラッキング制御装置
は、上記の課題を解決するために、所定個数(1又は複
数個)の磁気ヘッドを備えたヘノ+” +、−/ +−
(例*、 t、+’、RV膜ヘノ1からなるコンビネー
ションヘット)を磁気テープの幅方向に順次移動させて
トラック切換を行いながら各磁気ヘッドによりそれぞれ
磁気テープの走行方向と平行な複数のデータトラックに
沿って記録又は再生を行うようにした磁気記録再生装置
におけるトラッキング制御装置において、上記磁気テー
プにトラック切換数以下の複数本のサーボトラックがデ
ータトラックと平行に、かつ、データトランクのトラン
クピッチのほぼ整数倍のピッチで設けられてそれぞれト
ラッキング用のサーボ信号が記録される一方、それぞれ
サーボトラックを再生する複数のサーボ用再生ヘッドが
データトラックのピッチとほぼ等しい間隔で磁気テープ
の幅方向に沿って配列されてなるサーボ用再生部が上記
ヘッドユニットと一体的に設けられ、更に、」二記ヘッ
1−゛ユニットを磁気テープの幅方向に移動させる駆動
手段と、各トラック切換位置においてそのトランク切換
位置に対応したサーボトラックからのそのトラック切換
位置に対応した隣接する2個のサーボ用量/Lヘッドに
よる再生サーボ信号同士を比較して]二記駆動手段によ
るヘッドユニットの磁気テープ幅方向の移動量を制御す
る制御手段とが備えられていることを特徴とするもので
ある。
なお、上記l・ラック切換数をn、サーボトラックの本
数をi、サーボ用再生ヘッドの個数をm(n、、1.、
mは整数)とすると、n=ffX(m−])の関係を満
たしているのが好ましい。
〔作 用〕
上記の構成において、例えば、サーボトラックをトラッ
ク切換数と同数だけ設ける一方、サーボ1 2 用再生ヘッドを2個設けた場合、各トラック切換位置に
てそのトラック切換位置に対応したサーボトラックを上
記2個のサーボ用再生ヘッドで再生して再生サーボ信号
同士を比較し、磁気ヘッドがそのトラック切換位置で記
録又は再生を行うデータトラックの中央に位置するよう
に駆動手段によりヘッドユニットを磁気テープの幅方向
に移動させることによりトラッキングを行うものである
この場合、各トラック切換位置におけるトラッキングを
個別のサーボトラックに基づいて行うので、サーペンタ
イン方式における各トランク切換位置でのトラッキング
を正確に行えるようになる。
なお、以上ではサーボトラックをトラック切換数と同数
だけ設ける場合について説明したが、トラック切換数よ
り少ない本数のサーボトラック(複数本)をデータトラ
ックのピッチの2倍以上の整数倍の間隔で設ける一方、
サーボ用再生ヘッドの個数を3個以上とし、各サーボト
ランクを隣接する2個のサーボ用再生ヘッドを1組とす
る2組以上のサーボ用再生ヘッド対で再生することによ
り、上記と同等のトラッキング動作を行うことができる
〔実施例1〕 本発明の一実施例を装置1図及び第2図に基づいて説明
すれば、以下の助りである。
本実施例の磁気記h1.・装置は、例えばハードディス
ク装置等のハラ・パ7プ用記憶装置として使用されるも
ので、磁気テープのトラック数よりも少ない数の磁気ヘ
ッドを順次磁気テープの幅方向に移動さセながら各トラ
ックに記録再生を行うサーペンタイン方式を採用してい
る。
第1図(a)に示すように、磁気記録再生装置は、それ
ぞれ磁気テープlの幅方向であるY方向に延び、互いに
貼り合わされた1対の基板2a・2bを備え、基板2a
・2b上に薄膜ヘッドとして形成された記録ヘッドW1
〜W8及び再生ヘッドR1〜R8(一部のみ図示)によ
りヘッドユニットとしてのコンビネーションヘッド3が
構成されている。コンビネーションヘッド3はボイスコ
イル型リニアモータ17(第2図参照)等の駆動手段に
より、Y又は−Y方向に移動されるようになっている。
磁気テープ1としては、例えば、幅1 / 41nch
のものが使用され、この磁気テープ1にはそれぞれ走行
方向(X方向)と平行に延び、所定のトラックピッチC
(例えば、120μm)でY方向に配列された48本の
データトラックT1〜T48に沿って情報の記録・再生
が行われるようになっている。
」二記した−・方の基板2aには奇数番目の記録ヘラl
”Wl・W3・W5・W7と偶数番目の再生ヘッドR2
・R4・R6・R8が交互に配置され、基板2a上の各
ヘッドのギャップ位置は点線Aで示す直線上に設定され
ている。
又、他方の基板2b上には奇数番目の再生ヘッドR1・
R3・R5・R7と偶数番目の記録ヘッドW2・W4・
W6・Wlが交互に配置され、基板2b上の各ヘット′
のギャップ位置は点1IiABで示す直線上に設定され
ている。
対応する記録ヘッドW1〜W8と再生ヘッドR1〜R8
はそれぞれ磁気テープ1の走行方向であるX方向に並べ
て配置されて磁気ヘッド対H1〜H8を構威し、隣接す
る磁気ヘッド対毎に記録ヘッドと再生ヘッドのX方向の
位置が入れ換えられている。なお、図では簡単のため、
記録ヘッドWl〜W8と再生ヘッドR1〜R8のY方向
のサイズを等しく示しているが、実際には、磁気テープ
1のウェービング(幅方向の揺れ)等を考慮して、各記
録ヘッドW1〜W8による記録幅は各再生ヘッドR1〜
R8による再生幅より若干大きくなるように設定されて
いる。
隣接する磁気ヘッド対間のY方向の間隔はd−6c(例
えば、720μm)に設定され、ボイスコイル型リニア
モータ17等の駆動手段でコンビネーションヘッド3を
トラックピッチCずつY方向に6回移動させ、6回のト
ラック切換を行うことにより、全てのデータトラックT
1〜T4Bに記録又は再生が行われるようになっている
基板2bとの間にX方向の所定の間隔を隔てて基板7が
固定状態で設けられている。この基板75 6 の一端部近傍には、サーボ信号記録部8が設けられてい
る。サーボ用記録部8はトラック切換数パ6°゛と同数
の6個のサーボ信号記録ヘッドWSI〜WS6をY方向
に配列してなり、各サーボ信号記録ヘッドWSI〜WS
6のY方向の幅及び隣接するサーボ信号記録ヘッド間の
間隔はともにデータトラックTl−748のピッチCと
等しく設定されている。
そして、各サーボ信号記録ヘッドWSI’−WS6は磁
気テープ1のY方向端部近傍の6本のサーボトラックS
VI〜SV6 (便宜上ハツチングで示す)にそれぞれ
トラッキング用のサーボ信号を周波数を異ならせて記録
するようになっている。
その場合、各サーボトラックSVI〜SV6に記録する
サーボ信号の周波数を、例えば、第1表に示すように、
特に、隣接する各2本のサーボトラック間の周波数の差
が充分に大きくなるように設定している。
第1表 一方の基板2aのY方向の一端部近傍にはサーボ用再生
部5が設けられている。このサーボ用再生部5はトラッ
クピッチCと等間隔でY方向に配列された2個のサーボ
用再生ヘッドR3I・R32を備えている。各サーボ用
再生ヘッドR3I・R32のY方向のサイズeはトラッ
クピッチCより若干小さい値、例えば、100μmに設
定されている。
又、これらサーボ用再生ヘッドR3I・R32は第1図
(a)に示す基準位置、つまり、磁気ヘッド対H1がデ
ータトラックTlに対向する位置において、Y方向端部
に位置するサーボトランクSV1の下部及び上部をほぼ
同一幅だけ覆い、サーボ用再生ヘッドR3I・R32に
よるサーボトラックSVIからの再生信号量が等しくな
るように位置決めされている。なお、各サーボ用再生ヘ
ッドR3I・R32のギャップも点mAで示す直線上に
位置するように設定されている。
第2図に示すように、各リーホ用再生ヘッドR31−R
32はそれぞれバンドパスフィルタ(BPF)10・1
1及び振幅検出器12・13を介して比較器14に接続
されている。上記のBPFlo・11はそれぞれサーボ
用再生ヘッドR3I・R32が再生しようとするサーボ
トラック5V1−3V6に記録されているサーボ信号の
周波数近傍のみを通過させるように、各サーホトラック
5VI−3V6毎に通過特性が変更されるか、又は各サ
ーボトラックSVI〜SV6毎にそのサーボトラックS
VI〜SV6に対応したバンドパスフィルタ10・11
が選択的に使用されるようになっている。
比較器14の出力はサーボコントローラ■5に接続され
、サーボコントローラ■5の出力はモータドライバ16
を介してボイスコイル型リニアモータ17に接続されて
いる。ボイスコイル型リニアモータ17はサーボ用再生
部5及びそれと一体のコンビネーションヘッド3をY又
は−Y方向に駆動するようになっている。なお、BPF
 10・11、振幅検出器12・13、比較器14及び
ザボコン1−ローラ15は、特に、サーボコントローラ
15は制御手段を構成し、モータドライバ16及びボイ
スコイル型リニアモータ17、特に、ボイスコイル型リ
ニアモータ17は駆動手段を構成する。
又、図示しないが、磁気テープ1の幅方向両端部を規制
することにより、磁気テープ1のY方向のウェーヒング
を、例えば、±20μm程度に抑制するフランジ部材が
設けられている。
上記の構成において、磁気テープlに記録を行う場合は
、まず、磁気テープ1をX方向に走行させ、各サーボ信
号記録ヘッドWSI〜WS6によ9 0 り各サーボトラックSVI〜SV6にそれぞれ第1表に
示す周波数でサーボ信号を記録しながら、もしくは記録
した後、奇数番目の記録ヘッドW1・W3・W5・W7
により12個置きのデータトラックT1・T13・T2
5・T37に情報の記録を行う。なお、この時、奇数番
目の再生ヘッドR1・R3・R5・R7により、記録し
た情報を直ちに再生して記録に誤りがないか否かを確認
し、万一、誤りがあれば、再度、記録を行う。
又、この時、2個のサーボ用再生ヘッドR3I・R32
によりY方向の端部に位置するサーボトラックSVIの
サーボ信号を再生し、サーボトラックSVIのサーボ信
号の周波数である100KHz近傍のみを通過させるバ
ンドパスフィルタ1011及び振幅検出器12・13を
介して比較器14で両サーボ用再生ヘッドR3I・R3
2の再生信号の振幅同士を比較する。そして、サーボコ
ントローラ15は比較器14の出力に基づき、両サーボ
用再生ヘッドR3I・R32の再生信号の振幅同士が等
しくなるように、モータドライバ16を介してボイスコ
イル型リニアモータ17を’A IJJしてコンビネー
ションヘッド3をY又は−Y力方向移動させ、奇数番目
の記録ヘッドW」・W3・W5・W7を対応するデータ
トラックTI・T13・T25・T37に追従するよう
にトラッキングを行う。
データトラックTI・T13・T25・′F37に沿っ
てX方向の端部まで記録を終了すると、今度は磁気テー
プ1を−X方向に移動させながら、偶数番目の記録ヘッ
ドW2・W4・W6・W8により往路で記録したデータ
トラックTl−T13・T25・T37から6トラツク
ずつずれた12個置きのデータトラックT7・T19・
T31・T43に記録を行い、この時、偶数番目の再生
ヘッドR2・R4・R6・R8により、記録した情報に
誤りがないか否かを直ちに確認する。この時もサーボ用
再生ヘッドR3I・R32によりサーボトラックSVI
のサーボ信号を再生し、」二記と同様にトラッキングを
行う。なお、サーボトラックSVIを含む各サーボトラ
ックSVI〜SV6へのナーボ信号の記録は、往路で行
われているので、以後は必要ない。
X方向の端部まで記録が終了すると、第1図(b)に示
すようにボイスコイル型リニアモータ17により、コン
ビネーションヘッド3−1−Y方向にトラックピッチC
だけ移動させ、磁気テープ1をX方向に走行させながら
、奇数番目の記録ヘッドW1・W3・W5・W7により
データトラックT2・T14・T26・T2Oに情報の
記録を行う。この時、サーボ用再生ヘッドR32・R3
3で一往復目より1つ−Y力方向ずれたサーボトラック
SV2のサーボ信号を再生し、両サーボ用再生ヘッドR
32・R33の再生信号同士が等しくなるようにボイス
コイル型リニアモータ17でコンビネーションヘッド3
をY又は−Y力方向移動させることにより、トラッキン
グを行う。なお、この時、バンドパスフィルタlO・1
1はサーボトラックSV2のサーボ信号の周波数である
l0KHz近傍のみを通過させる特性とされるか、又は
サーボトラックSV2専用に設けられたBPFIO・1
1が使用される。
X方向の端部まで記録を終了すると、今度は磁気テープ
1を−X方向に移動させ、サーボ用再生ヘッドR32・
R33の出力に基づいてトラッキングを行いながら、偶
数番目の記録ヘッドW2・W4・W6・W8によりデー
タトラックT8・T20・T32・T44に記録を行い
、この時もサーボトラックSV2によりトラッキングを
行う。
以下、同様にして、磁気テープlが一往復する毎にコン
ビネーションヘッド3を−Y力方向トラックピッチ0分
だけ移動させ、かつ、使用するサーボトラックを順次1
本ずつ−Y方向のものに変更しながら、第2表に示すよ
うな記録ヘッドW1〜W8とデータトラックTl−74
8の組合せにより、合計6回のトラック切換により全て
のデータトラックT1〜T48に情報の記録を行う。な
お、各トラック切換位置において、バンドパスフィルタ
10・11は各サーボトラックSVI〜SV6に記録さ
れたサーボ信号の周波数近傍を通過3 4 させる特性に切り換えるか、各サーボトラック5Vl−
3V6専用のBPFIo・11を選択的に使用する。
又、再生時も記録時と同様に磁気テープlが一往復する
毎にコンビネーションヘッド3を−Y力方向トラックピ
ッチCだけ移動させ、かつ、使用するサーボトラックを
1本ずつ順次−Y方向のものに変更しながら順次各デー
タトラックT1〜T48の情報を再生する。
本実施例では、トラック切換数“6“と同数のサーボト
ラック5VI−3V6を設け、各トラック切換位置にて
対応するサーボトラックSVI〜SV6のサーボ信号に
基づいてトラッキングを行うようにしているので、サー
ペンタイン方式において正確にトラッキングが行えるよ
うになる。
又、コンビネーションヘッド3及びサーボ用再生ヘッド
R3I・R32として薄膜ヘッドを使用しているので、
各ヘッドの寸法精度が良好になり、従って、トラック切
換精度も向上させることができる。
なお、上記の実施例では、サーボトラック5v1−3V
6に対するサーボ信号の記録を行うサーボ信号記録用ヘ
ッドWSI〜SW6を設けたが、例えば、磁気テープ1
の製造時に予めサーボトラックSVI〜SV6にサーボ
信号を記録するようにすれば、サーボ信号記録用ヘッド
WSI−3W6は不要となる。
又、上記の実施例では、トラック切換数を“6”とした
が、トランク切換数は゛6゛以外に任意に設定でき、そ
の場合、サーボトラックの数はトラック切換数に合わせ
て変更すれば良い。
〔実施例2〕 次に、第3図に基づいて第2実施例を説明する。
この第2実施例では、第1実施例と同様にトラック切換
数をパ6゛とする一方、サーボ信号記録部8に3個のサ
ーボ信号記録ヘッドWSI〜WS3をデータトラックT
l−T48のトラックピッチCの2倍のピッチ(例えば
、240μmピッチ)で設けている。一方、サーボ用再
生部5にはそれぞれサーボトラックSVI〜SV3を再
生する3個のサーボ用再生ヘッドR3I〜R33をデー
タトラックT1〜T48のトラックピッチCと等しいピ
ッチ(例えば、120μm)で設け、磁気ヘッド対H1
がデータトラックTlに対向する時に2個のサーボ用再
生ヘッドR3I・R32がサーボ1−ラックSVIの図
中下部及び上部をほぼ同一幅だけ覆うように位置法めさ
れている。なお、第1実施例と共通の部材にば同一・参
照番号を付して説明を省略する。
上記の構成において、ザーベンタイン方式による記録手
順は第1実施例と同様であるので、ここでは1、トラン
キングの手順のみについて述べると一往復目、つまり、
記録ヘッドW1及び再生ヘッドR1がデータトラックT
1に対向するトラック切換位置においては、サーボ用再
生ヘッドR31・R32でヅーボトラックSVIのサー
ボ信号を再生し、両者の再生信号を比較することにより
トラッキングを行う。
次に、二往復目、つまり、記録ヘッドW1及び7 8 再生へンドR1がデータトラックT2に対向するトラン
ク切換位置においては、第3図(b)に示すようにサー
ボ用再生ヘッドR32・R33でサーボトラックSVI
を再生し、両者の再生信号を比較することにより、トラ
ッキングを行う。
以下、三往復目移行も第3表に示すように順次使用する
サーボトラック及びサーボ用再生ヘッドを切り換え、各
トランク切換位置でのトラッキングを行う。
〔発明の効果〕
本発明に係る磁気記録再生装置のトラッキング制御装置
は、以上のように、磁気テープにトランク切換数以下の
複数本のサーボ1−ラ、りがデータトラックと平行に、
かつ、データトランクのトランクピッチのほぼ整数倍の
ピッチで設置3られてそれぞれトラッキング川のサーボ
信号が記録される一方、それぞれサーボトラックを再生
ずる複数のサーボ用再生ヘッドがデータトラックのピン
チとほぼ笠しい間隔で磁気テープの幅方向に沿って配列
されてなるサーボ用再生部が」二記ヘンドユニットと一
体的に設6ノられ、更に、上記ヘッドユニットを磁気テ
ープの幅方向に移動させる駆動手段と、各トラック切換
位置においてそのトラック切換位置に対応したサーボト
ラックからのそのl・ラック切換位置に対応した隣接す
る2個のサーボ用再生ヘッドによる再生サーボ信号同士
を比較して上記駆動手段によるヘッドユニットの磁気テ
ープ幅方向の移動量を制御する制御手段とが備えられて
いる構成である。
上記の構成において、例えば、ザーボトラックをトラン
ク切換数と同数だけ設ける一方、サーボ用再生ヘッドを
2個設けた場合、各トラック切換位置にてそのトラック
切換位置に対応したサーボトラックを上記2個のサーボ
用再生ヘッドで再生して再生サーボ信号同士を比較し、
磁気ヘッドがそのトラック切換位置で記録又は再生を行
うデータトラックの中央に位置するように駆動手段によ
りヘッドユニットを磁気テープの幅方向に移動させるこ
とによりトラッキングを行うものである。
この場合、各トラック切換位置におけるトラッキングを
個別のサーボトラックに基づいて行うので、サーペンタ
イン方式における各トラック切換位置でのトラッキング
を正確に行えるようになる。
なお、以」二ではサーボトラックをトランク切換数と同
数だけ設ける場合について説明したが、トラック切換数
より少ない本数のサーボトラック(複数本)をデータト
ラックのピンチの2倍以上の整数倍の間隔で設ける一方
、サーボ用再生ヘッドの個数を3個以上とし、各サーボ
トラックを隣接する2個のサーボ用再生ヘッドを1組と
する2組以上のサーボ用再生ヘッド対で再生することに
より、上記と同等のトラッキング動作を行うことができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すものである
。 第1図(a)はトラッキング制御装置の概略正面図であ
る。 同図(b)はトラック切換動作を示す同概略正面図であ
る。 第2図はトラッキング制御装置の一部を示すブロック図
である。 第3図は第2実施例のトラッキング制御装置を示す概略
正面図である。 第4図はサーペンタイン方式を採用した磁気記録再生装
置を示す概略正面図である。 3はコンビネーションヘッド(ヘッドユニット)、5は
サーボ用再生部、15はサーボコントローラ(制御手段
)、17はボイスコイル型リニアモータ(駆動手段)、
・SVI〜SV6はサーボトラック、R3I〜R33は
サーボ用再生ヘッド、T1〜T48はデータトラック、
H1〜H8は磁気ヘッド対である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定個数の磁気ヘッドを備えたヘッドユニットを磁
    気テープの幅方向に順次移動させてトラック切換を行い
    ながら各磁気ヘッドによりそれぞれ磁気テープの走行方
    向と平行な複数のデータトラックに沿って記録又は再生
    を行うようにした磁気記録再生装置におけるトラッキン
    グ制御装置において、 上記磁気テープにトラック切換数以下の複数本のサーボ
    トラックがデータトラックと平行に、かつ、データトラ
    ックのピッチのほぼ整数倍のピッチで設けられてそれぞ
    れトラッキング用のサーボ信号が記録される一方、それ
    ぞれサーボトラックを再生する複数のサーボ用再生ヘッ
    ドがデータトラックのピッチとほぼ等しい間隔で磁気テ
    ープの幅方向に沿って配列されてなるサーボ用再生部が
    上記ヘッドユニットと一体的に設けられ、更に、上記ヘ
    ッドユニットを磁気テープの幅方向に移動させる駆動手
    段と、各トラック切換位置においてそのトラック切換位
    置に対応したサーボトラックからのそのトラック切換位
    置に対応した隣接する2個のサーボ用再生ヘッドによる
    再生サーボ信号同士を比較して上記駆動手段によるヘッ
    ドユニットの磁気テープ幅方向の移動量を制御する制御
    手段とが備えられていることを特徴とする磁気記録再生
    装置のトラッキング制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04351711A (ja) * 1991-05-29 1992-12-07 Sharp Corp 磁気記録再生装置
JPH0714108A (ja) * 1993-06-14 1995-01-17 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 磁気テープおよびヘッド位置制御方法
JP2010020858A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Sony Corp 再生装置及び再生方法

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