JPH04132008A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH04132008A
JPH04132008A JP25292890A JP25292890A JPH04132008A JP H04132008 A JPH04132008 A JP H04132008A JP 25292890 A JP25292890 A JP 25292890A JP 25292890 A JP25292890 A JP 25292890A JP H04132008 A JPH04132008 A JP H04132008A
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recording
head
magnetic tape
tracks
magnetic
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JP25292890A
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English (en)
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Tadashi Iwamatsu
正 岩松
Toru Okuda
徹 奥田
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Sharp Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
    • G11B5/5504Track change, selection or acquisition by displacement of the head across tape tracks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/584Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes

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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、記録媒体として磁気テープを使用するマルチ
トラックの磁気記録再生装置に関し、特に、狭トラツク
幅による高速、高密度且つ大容量の記録再生を高精度の
トラッキング制御を維持しながら行うことができる磁気
記録再生装置に関する。
〈従来の技術〉 従来、オーディオ装置として使用される磁気記録再生装
置では、回転ヘッドを備えたものを除くと、通常、トラ
ック数と記録ヘッド或いはこの記録ヘッドと対をなす再
生ヘッドの数とが等しい構成となっている。上記のトラ
ック数とは、テープ走行方向に平行に形成されたデータ
トラックの総数を指す。上記のような磁気記録再生装置
では、磁気テープと磁気ヘッドとの相対位置を規制する
手段を備えており、その構成としては、固定され°た磁
気ヘッドに対して、磁気テープの上下端をガイドする一
対のフランジが形成されたガイドポスト等をテープ走行
経路に設け、テープの上下変動を規制するものが最も一
般的である。
一方、情報処理システムのバックアップ用記憶装置であ
って、一般にカセットストリーマと呼ばれている多トラ
ツクの磁気記録再生装置では、サーペンタイン方式と呼
ばれる記録再生方式が取られている。従来のサーペンタ
イン方式は、テープを一方向に走行させた場合に記録お
よび再生を行う一組の記録ヘッドおよび再生ヘッドと、
テープ番他方向に走行させた場合に記録および再生を行
う他の一組の記録ヘッドおよび再生ヘッドが、それぞれ
、複数トラックに対応し得るようになっており、磁気テ
ープに情報を記録する際、複数トラックに対して同時に
記録するのではなく、磁気テープを一方向および他方向
へ走行させて!トラックずつ順次記録或いは再生してい
くものである。この動作の際には、上記2組の記録ヘッ
ドと再生ヘッドを磁気テープの幅方向へ移動させること
によりトラックの切り換えが行われると共に、所望のト
ラック位置への磁気ヘッドの位置決めが行われる。
このヘッド・テープ相対位置規制手段としては、例えば
特開昭62−1183019号公報に開示されているよ
うに、前述のフランジ類による規制に加え、ステッピン
グモータによる開ループ制御でのヘッド位置決め技術が
知られている。
又、近年、薄膜磁気ヘッドの発達に伴いヘッド数の多い
コンビネーションヘッドが開発され、マルチトラック磁
気記録再生装置はさらなる高密度化が可能となっている
。このような装置では、トラック幅の狭い記録を行うこ
とができ、許容オフトラック量も小さくなっている。従
って、高精度のトラッキング制御を行うために、テープ
・ヘッド相対位置規制手段としては、前述のフランジ類
による磁気テープの上下変動の規制に加えて、テープ幅
方向に磁気ヘッドを移動させるヘッド駆動手段を併用し
、磁気テープのウェービングに対して磁気ヘッドを追従
制御して行く構成が採用されている。
このような装置の一例としては、記録ヘッド或いはこの
記録ヘッドと対をなす再生ヘラ下の数とトラック数とが
等しい固定ヘッドデジタルオーディオテープレコーダが
ある。同装置では、例えば信学技報EA83−56 、
信学技報EAI11−64およびシャープ技報1984
−21iに開示されているように、磁気テープ上に記録
されたサーボ専用トラック′をテープ幅方向に並設され
た2個の再生ヘッドにてトレースし、その再生出力を比
較して追従制御することによって、磁気ヘッドと磁気テ
ープの相対位置を規制する構成となっている。
その他のテープ・ヘッド相対位置規制手段の例としては
、ヘッド数とトラック数とが等しい磁気記録再生装置に
おいて、磁気テープ端部と磁気ヘッドとの相対位置を磁
気的に検出する構成が、特公昭63−64 & 11号
公報に開示されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、フランジ養育するガイドポストによるテープ
・ヘッド相対位置規制手段では、磁気テープの上下端を
ガイドポストのフランジに接触させることにより磁気テ
ープの上下運動を防止するものであるため、上下の両フ
ランジ間距離よりも広い幅の磁気テープが走行する場合
には、磁気テープの上下端に機械的なストレスが加わり
、上下端を損傷させる恐れがある。従って、上記の規制
手段では、磁気テープ端部の損傷を回避しなければなら
ない関係から、数十μm程度の規制幅が限界であり、許
容オフトラック量が十数〜数十μm程度の高密度磁気記
録再生装置では、上記のフランジ類により磁気テープの
変動を規制するだけでは不十分である。
更に高記録密度化する場合、磁気ヘッドのトラック幅を
狭くすることにより磁気テープのトラック幅を狭くする
ことは可能であるが、薄膜ヘッドの集積には限界がある
ため、ある程度以上にはトラックピッチを小さくするこ
とはできな・い。又、ヘッド数を増加させることは回路
規模の大型化につながり、コストアップを招来する。従
って、トラックピッチが数十μm、トラック数が数十か
ら数百の高密度磁気記録再生装置では、ヘッド数とトラ
ッり数とが等しい構成とすることは困難である。
次に、マルチトラック磁気記録再生装置で従来のサーペ
ンタイン方式を採用したカセットストリーマは、磁気ヘ
ッドをテープ幅方向に移動させて多数トラックに対する
記録および再生を行う構成であるから、トラックピッチ
が小さくなり、トラック数が増加した場合であっても、
磁気ヘッドを多数回移動させることにより対応すること
が可能である。従って、薄膜ヘッドの集積化に対して障
害がない。
しかしながら、例えばトラックピッチが数十μmとなっ
た場合、当然トラック幅も数十μmとなり、許容オフト
ラック量も十数〜数μmとなってくる。このようになる
と、フランジ類による規制と、ステッピングモータによ
る開ループ制御とによるテープ・ヘッド相対位置規制手
段では、上記の許容オフトラック量に対応することがで
きない。
そこで、磁気ヘッドと磁気テープとの相対位置をセンサ
によって検出し、検出信号によってヘッド駆動手段をフ
ィードバック制御して、磁気ヘッドのトラッキング制御
を行い、上記の許容オフトラック量の問題に対応するこ
とが考えられる。
ところが、上記のような数μmのトラッキング制御を実
現するためには、磁気ヘッドの支持機構、磁気ヘッドの
推力源、磁気ヘッドへの推力伝達機構および磁気テープ
と磁気ヘッド間の相対位置検出センサに高精度なものが
要求される。しかし、ステッピングモータ等の回転モー
タを利用した推力源、回転モータの回転運動を直線運動
に変換するための機械機構、軸受支持機構等を備えた従
来のヘッド駆動手段は、構造が複雑であるのみならず、
不感帯が大きく、制御精度が期待出来ない。
更に、従来、平行板バネによる磁気ヘッド支持機構を採
用した場合であっても、二次共振の影響を受けやすくゲ
インの高いフィードバック制御が難しい。二次共振の影
響は、板バネの形状を工夫することによっである程度回
避することができるが、その場合、平行板バネの占める
体積は、一般に大きくなってしまう。
本発明は上記事情に鑑みて創案されたものであって、サ
ーペンタイン方式の磁気記録再生装置において、コンビ
ネーションヘッドを高精度に位置決めするトラッキング
制御を行いつつ、高速、高密度、且つ、大容量の記録再
生を行うことができる磁気記録再生装置を提供すること
を目的としている。
く課題を解決するための手段〉 上記問題を解決するために、本発明の磁気記録再生装置
は、それぞれの数が磁気テープのトラック数よりも少な
い記録ヘッドと再生ヘッドを備えたコンビネーションヘ
ッドを、複数のトラックをテープ走行方向に各々平行に
形成した磁気テープの走行方向に一回走行させることに
よって同時に複数のトラックに対する記録或いは再生を
行うと共に、コンビネーションヘッドをヘッド駆動手段
で磁気テープの幅方向へ移動させるトラック切り換え動
作によって全トラックに対する記録或いは再生を行い、
且つ、コンビネーションヘッドを、一端が固定され他端
が自由端を構成する2枚の平行板バネの自由端部に支持
している。
又、磁気ヘッドを移動させるヘッド駆動手段の推力源は
、ボイスコイル型リニアモータとし、更に、該リニアモ
ータは前記2枚の平行板バネの間に配置されている。
く作用〉 磁気テープを一方向に走行させ、この方向に磁気テープ
を走行させた場合に磁気テープに記録させる複数の記録
ヘッドで磁気テープの複数のトラックの一端まで記録す
る。この後、磁気テープを他方向に走行させ、端方向に
磁気テープを走行させた場合に磁気テープに記録させる
複数の記録ヘッドで磁気テープの他の複数のトラックの
他端まで記録する。
次いで、コンビネーションヘッドを磁気テープの幅方向
にトラックピッチの整数倍の距離だけ移動し、前記と同
様な記録動作を行い、以下、このような動作が繰り返さ
れる。再生動作も、前記の記録動作と同様な要領で行わ
れる。
コンビネーションヘッドは一端が固定され他端が自由端
を構成する2枚の平行板バネの自由端部に支持されてい
るので、移動範囲が小さい場合、構造的に一軸方向のみ
のコンビネーションヘッドの駆動が行われる。又、ヘッ
ド駆動手段としてボイスコイル型リニアモータを使用す
ると、不感帯と摩擦負荷のほとんどない高精度のサーボ
制御が行われる。更に、リニアモータを2枚の板バネ間
に配置することにより、2次共振の影響の少ない板バネ
形状にしても、空間的に無駄の少ない小型のアクチュエ
ータでヘッドの駆動が行われる。
これらによって、サーペンタイン方式による高速、高密
度、且つ、大容量の記録再生が行われる。
〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を説明する。
本実施例は、それぞれの数が磁気テープのトラック数よ
り少ない記録ヘッドと再生ヘッドとを備えたコンビネー
ションヘッドを、複数のトラックをテープ走行方向にそ
れぞれ平行に形成した磁気テープの走行方向に1回走行
させることによって同時に複数のトラックに対する記録
或いは再生を行うと共に、コンビネーションヘッドをヘ
ッド駆動手段で磁気テープの幅方向に移動させるトラッ
ク切り換え動作によって全トラックに対する記録或いは
再生を行うサーペンタイン方式の磁気記録再生装置の一
例である。
まず、このサーペンタイン方式の概要を第3図によって
説明する。同図において、磁気テープ21の走行方向を
x1磁気テープ21の幅方向をYとする。磁気テープ2
1にはトラック群22が形成され、このトラック群22
は、Y方向に等ピッチλで16個のトラック’r、−T
、*を有している。上記のトラック群22に対しては、
一体をなすそれぞれ4個の記録ヘッドW、〜W4及び再
生ヘッドR8〜R4を備えたコンビネーションヘッド2
3が配されている。記録ヘッドW、〜W4はそれぞれ等
ピッチb (b=4a)でY方向に並設され、各再生ヘ
ッドR,−R,は対応する記録ヘッドW、−W、と対を
なしてX方向あるいは−X方向に並設されている。これ
ら対をなす記録ヘッドW、−W、と再生ヘッドR,−R
,同士はY方向の配役位置毎に入れ代わった状態で、交
互に配されている。
記録或いは再生動作の際、上記のコンビネーションヘッ
ド23は、まず第3図に示す位置に駆動される。即ち、
この位置においては、記録ヘッドW。
および再生ヘッドR3の中心がトラックT1の中心と一
致しており、同様に、記録ヘッドW、と再生ヘッドRt
の中心がトラックTIとの中心と、記録ヘッドW、と再
生ヘッドR3の中心がトラックT、との中心と、記録ヘ
ッドW4と再生ヘッドR4の中心がトラックTlsの中
心と一致している。
次に、各ヘッドと各トラックとの上記相対位置を保持し
ながら、記録の場合には、磁気テープ21をX方向に走
行させ、記録ヘッドW1およびW3にてトラックT、お
上びT、を同時に記録するテープエンドまでの記録を終
えると、今度は−X方向に磁気テープ21を走行させ、
記録ヘッドW、およびW4によってトラックT、および
T’+sを同時に記録する。そして、テープエンドまで
の記録を終了後、コンビネーションヘッド23を−Y力
方向aだけ移動させ、記録ヘッドWIおよび再生ヘッド
R1の中心がトラックT、の中心と一致するように配す
る。この相対位置を保持しながら、再び磁気テープ21
をX方向に走行させ、記録ヘッドW1およびW、にてト
ラックT、およびT1゜への記録を終えると、今度は−
X方向に磁気テープ21を走行させ、記録ヘッドW!お
よびW、によってトラックT、及びT 、4への記録を
行う。以下同様にして、全てのトラックT、−T、。に
対する記録を行う。なお、上述の例では、トラック数1
6に対して再生ヘッドおよび記録ヘッドの数がそれぞれ
4であるから、磁気テープ21とコンビネーションヘッ
ド23との相対位置は4ポジシヨンとなる。
次に、第1図、第2図、第4図および表1を参照して本
実施例の磁気記録再生装置を説明する。
第1図は本実施例の斜視図であって、アクチュエータの
構成を説明するものである。
磁気テープへの記録再生を行うコンビネーションヘッド
3は、コンビネーションヘッド3の支持部材であるホル
ダ4に取り付けられている。そして、コンビネーション
ヘッド3、ホルダ4、自由端支持部材5は一体となって
可動部16を構成しており、一端が固定部8に固定され
平行に配置された平行板バネ7aと7bの他端の自由端
部に取り付けられている。なお、固定部8は磁気記録再
生装置の図示しないメインフレームに取り付けられてい
る。又、コンビネーションヘッド3をテープ幅方向に移
動させる駆動手段としては、ボイスコイル型リニアモー
タ15を使用している。ボイスコイル型リニアモータ1
5は、前記固定端部8に固定された角型ヨーク構造の磁
気回路11と、推力を発生するコイル10とを備えてお
り、前記可動部16は、コイル10に連結され、コイル
lOの動きに連動するようになっている。更に、ボイス
コイル型リニアモータ15を、前記2枚の板バネ7aと
7bの間に配置することにより、2次共振の影響を避け
るために大きくなった平行板バネ機構の無駄な空間を有
効に利用している。なお、llaはボイスコイル型リニ
アモータ15の磁気回路11を構成する磁石であり、1
1bはヨークである。
第4図(a)、(b)、(c)および表1は、二次共振
周波数と平行板バネ形状の関係を説明するものである。
表1 (単位 mm) 第4図(c)は、平行板バネの形状パラメータを説明す
るもので、板バネの長手方向長さをし、幅をB、厚さを
H12枚の板バネの間隔をDとする。
第4図(a)、(b)は、表1に示す2種類の板バネ形
状の平行板バネ機構のばね系の伝達特性で、形状A1形
状Bがそれぞれ第4図(a)、(b)に対応する。形状
Aは、−次共振周波数30Hzに対し、二次共振周波数
は800Hzとなる。形状Bは、形状Aに比べ平行板バ
ネ機構の占有体積は大きいが、次共振周波数30Hzに
対し、二次共振周波数は約3KHzとなる。このように
、二次共振の影響を回避しようとすると平行板バネ機構
の占有体積は一般に大きくなってしまう。この平行板バ
ネ形状と二次共振周波数との関係は、1990年度精密
工学会春季大会論文集A83にも述べられている。第4
図(b)のようなバネ系伝達特性であれば、位相補償等
の簡単なサーボコントローラを施し、相対位置検出セン
サによるフィードバック制御を行うことによって、カッ
トオフ周波数IKHz程度の閉ループサーボが可能とな
り、例えばテープのDC的な変位に対しては約−60d
Bの圧縮率で、100Hzまでのテープウェービングに
対しては、約−40dB以上の圧縮率での追従制御が期
待できる。
第2図は、本実施例のサーペンタイン記録再生の構成を
説明するものである。同図に示すように、磁気テープl
は、Y方向に等ピッチで形成された48個のトラックT
、−T、、からなるトラック群2を有している。本実施
例においては、磁気テープ1の幅Cは1/4インチ、ト
ラックピッチは120μmに設定されている。コンビネ
ーションヘッド3は一体を成すそれぞれ16個の記録ヘ
ッドW、−W7.および再生ヘッドR3〜R2,を備え
ている。各記録ヘッドW、〜WaSは360μmピッチ
でY方向に並設され、各再生ヘッドR+−RIsは対応
する記録ヘッドW + ”−W l @と対をなしてX
方向あるいは−X方向に並設されている。これら対をな
す記録ヘッドW 1−Wrsおよび再生ヘッドR3〜R
SS同士はY方向の配置位置毎に入れ代わった状態で、
交互に配されている。
このようなコンビネーションヘツド3では、磁気テープ
lをX方向に走行させているときには、8個の記録ヘッ
ドwtn−1(n = 1〜8 )にて記録を行い、磁
気テープlを−X方向に走行させているときには、8個
の記録ヘッドWan (n =1〜8)にて記録を行う
構成である。さらに磁気テープ1が1往復する毎に、コ
ンビネーションヘッド3が−Y方向へ駆動されて、磁気
テープlとの相対位置を3回変えることにより、全部で
48のトラックTI−T4.に対しての記録を行い得る
ようになっている。上記の動作は、再生動作においても
同様である。
〈発明の効果〉 以上のように本発明の磁気S己録再生装置は、それぞれ
の数が磁気テープのトラック数より少ない記録ヘッドと
再生ヘッドとを備えたコンビネーションヘッドを、磁気
テープの走行方向に1回走行させることによって同時に
複数のトラックに対する記録或いは再生を行うと共に、
コンビネーションヘッドをヘッド駆動手段で磁気テープ
の幅方向に移動させるトラック切り換え動作によって全
トラックに対する記録或いは再生を行い、且つ、コンビ
ネーションヘッドを、一端が固定され他端が自由端を構
成する2枚の平行板バネの自由端部に支持している。従
って、狭トラツク幅、多トラツクの磁気テープに対して
、コンビネーションヘッドを高精度に位置決めし、高密
度大容量の記録再生が実現できる。
又、磁気ヘッドを移動させるヘッド駆動手段として、ボ
イスコイル型リニアモータを使用して、不感帯と摩擦負
荷のほとんどない高精度のサーボ制御を行うことができ
る。更に、リニアモータを2枚の板バネ間に配置するこ
とにより、2次共振の影響を回避するために大きくなっ
た平行板バネ形状において、空間的に無駄の少ない小型
のアクチュエータでヘッドの駆動が行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を説明するための図
面であって、第1図はアクチュエータの構成を説明する
斜視図、第2図は、本発明のサーペンタイン方式の説明
図、第3図は、サーペンタイン記録方式の説明図、第4
図(a )、(b )は、二次共振と平行板バネ形状と
の関係を説明するためのバネ系伝達特性のボード線図で
、横軸が周波数、縦軸がゲインを表す。第4図(c)は
平行板ばね形状パラメータの説明図である。 図で、lは磁気テープ、2はトラック群、3はコンビネ
ーションヘッド、4はホルダ、5は自由端支持部材、7
a、 7bは板バネ、8は固定端、10はコイル、11
は磁気回路である。 代理人 弁理士 梅  1)  勝(他2名)I#&3

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)それぞれの数が磁気テープのトラック数より少な
    い記録ヘッドと再生ヘッドとを備えたコンビネーション
    ヘッドを、複数のトラックをテープ走行方向に各々平行
    に形成した磁気テープの走行方向に1回走行させること
    によって同時に複数のトラックに対する記録或いは再生
    を行うと共に、コンビネーションヘッドをヘッド駆動手
    段で磁気テープの幅方向に移動させるトラック切り換え
    動作によって全トラックに対する記録或いは再生を行い
    、且つ、コンビネーションヘッドを、一端が固定され他
    端が自由端を構成する2枚の平行板バネの自由端部に支
    持したことを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. (2)ヘッド駆動手段として、リニアモータを使用し、
    且つ、該リニアモータを前記2枚の平行板バネの間に配
    置した請求項第1項記載の磁気記録再生装置。
JP25292890A 1990-09-21 1990-09-21 磁気記録再生装置 Pending JPH04132008A (ja)

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JP25292890A JPH04132008A (ja) 1990-09-21 1990-09-21 磁気記録再生装置
EP91308612A EP0477030A1 (en) 1990-09-21 1991-09-20 Magnetic head assembly suitable for servo tracking

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