JPH1064031A - ヘッドユニットおよび磁気記録再生装置 - Google Patents
ヘッドユニットおよび磁気記録再生装置Info
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- JPH1064031A JPH1064031A JP21644096A JP21644096A JPH1064031A JP H1064031 A JPH1064031 A JP H1064031A JP 21644096 A JP21644096 A JP 21644096A JP 21644096 A JP21644096 A JP 21644096A JP H1064031 A JPH1064031 A JP H1064031A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】トラックピッチが狭く高密度である場合でもト
ラックずれを起こすことなく記録あるいは再生を行うこ
とができるヘッドユニットおよび磁気記録再生装置を提
供する。 【解決手段】マルチトラックヘッド１では、粗動スライ
ダ２のベース３の上に５個のヘッド単体１０が磁気テー
プ４の幅方向に一列に配設されている。各ヘッド単体１
０は、ベース３の上に立設する一対の微動スライダ１
３、微動スライダ１３の上に固着された基台１５、およ
び基台１５に載置されたヘッド１８からなる。微動スラ
イダ１３のピエゾ素子の両面に形成された電極間に所定
電圧を印加することにより、微動スライダ１３は撓んで
ヘッド１８を磁気テープ４の幅方向に微動させる。した
がって、温度変化や経年変化により磁気テープ４の幅が
伸縮しても、各ヘッド単体１０はトラックずれを起こす
ことなく記録あるいは再生を行うことができる。
ラックずれを起こすことなく記録あるいは再生を行うこ
とができるヘッドユニットおよび磁気記録再生装置を提
供する。 【解決手段】マルチトラックヘッド１では、粗動スライ
ダ２のベース３の上に５個のヘッド単体１０が磁気テー
プ４の幅方向に一列に配設されている。各ヘッド単体１
０は、ベース３の上に立設する一対の微動スライダ１
３、微動スライダ１３の上に固着された基台１５、およ
び基台１５に載置されたヘッド１８からなる。微動スラ
イダ１３のピエゾ素子の両面に形成された電極間に所定
電圧を印加することにより、微動スライダ１３は撓んで
ヘッド１８を磁気テープ４の幅方向に微動させる。した
がって、温度変化や経年変化により磁気テープ４の幅が
伸縮しても、各ヘッド単体１０はトラックずれを起こす
ことなく記録あるいは再生を行うことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に形成さ
れた記録トラックをトラッキングしながら記録媒体に対
してデータの記録あるいは再生を行うヘッドユニットお
よび磁気記録再生装置に関する。
れた記録トラックをトラッキングしながら記録媒体に対
してデータの記録あるいは再生を行うヘッドユニットお
よび磁気記録再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、磁気記録再生装置としてのオープ
ンリール式の磁気テープ装置では、マルチトラックヘッ
ドが採用されている（図１参照）。この磁気テープ装置
では、磁気テープの幅方向に形成された複数の記録トラ
ックに対してマルチトラックヘッドにより同時にデータ
の記録あるいは再生を行うことでデータ転送速度の向上
が図られている。
ンリール式の磁気テープ装置では、マルチトラックヘッ
ドが採用されている（図１参照）。この磁気テープ装置
では、磁気テープの幅方向に形成された複数の記録トラ
ックに対してマルチトラックヘッドにより同時にデータ
の記録あるいは再生を行うことでデータ転送速度の向上
が図られている。
【０００３】図８は従来のマルチトラックヘッドの構成
を示す斜視図である。粗動スライダ２ａに固着されたベ
ース２ｂの上には、５個のヘッド単体１ａが磁気テープ
（図示せず）の幅方向に一列に配設されている。各ヘッ
ド単体１ａはヘッド３ａおよびベース２ｂに固着された
基台５ａからなる。また、粗動スライダ２ａの端部には
ラック（図示せず）が形成されており、図示しないステ
ッピングモータに軸支されたピニオンと歯合する。これ
により、粗動スライダ２ａは全てのヘッド単体１ａを磁
気テープの幅方向に粗動する。
を示す斜視図である。粗動スライダ２ａに固着されたベ
ース２ｂの上には、５個のヘッド単体１ａが磁気テープ
（図示せず）の幅方向に一列に配設されている。各ヘッ
ド単体１ａはヘッド３ａおよびベース２ｂに固着された
基台５ａからなる。また、粗動スライダ２ａの端部には
ラック（図示せず）が形成されており、図示しないステ
ッピングモータに軸支されたピニオンと歯合する。これ
により、粗動スライダ２ａは全てのヘッド単体１ａを磁
気テープの幅方向に粗動する。
【０００４】図９は記録トラックとヘッド単体との幅方
向の位置関係を示す図である。粗動スライダ２ａによっ
て各ヘッド単体１ａは各記録トラック４ａと対向するよ
うに位置決めされる（同図（Ａ））。
向の位置関係を示す図である。粗動スライダ２ａによっ
て各ヘッド単体１ａは各記録トラック４ａと対向するよ
うに位置決めされる（同図（Ａ））。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高密度
の磁気テープでトラックピッチが狭い場合、マルチトラ
ックヘッドをそれぞれの記録トラック４ａの上に位置決
めすることは、温度変化や経年変化などにより困難であ
った。即ち、トラックピッチと共にトラック間隔が狭い
場合、室温から温度変化すると、磁気テープ３ａおよび
ヘッド単体１ａの熱膨張係数の違いによりトラックずれ
が起きてくる。特に、トラックピッチが５０μｍ以下に
なると、このことか無視できなくなり、マルチトラック
ヘッドで記録トラック４ａ全体を同時にアクセスするこ
とが非常に困難になってくる。
の磁気テープでトラックピッチが狭い場合、マルチトラ
ックヘッドをそれぞれの記録トラック４ａの上に位置決
めすることは、温度変化や経年変化などにより困難であ
った。即ち、トラックピッチと共にトラック間隔が狭い
場合、室温から温度変化すると、磁気テープ３ａおよび
ヘッド単体１ａの熱膨張係数の違いによりトラックずれ
が起きてくる。特に、トラックピッチが５０μｍ以下に
なると、このことか無視できなくなり、マルチトラック
ヘッドで記録トラック４ａ全体を同時にアクセスするこ
とが非常に困難になってくる。
【０００６】具体的には、室温（２５℃）で記録して低
温（５℃）で再生しようとする場合、マルチトラックヘ
ッドが６ｍｍ離れていると、磁気テープ３ａの縮みによ
りトラック間隔が約２μｍ狭くなる。トラック間隔が５
μｍの場合、各ヘッド単体１ａと記録トラック４ａとの
間でトラックずれを起こして、全てのヘッド単体１ａが
同時に記録トラック４ａを追跡することは難しく、同図
（Ｂ）に示すように片側のヘッド単体１ａによる再生信
号の出力が減少してしまう。また、室温で記録して高温
で再生する場合も同様にトラックずれを起こしてしま
う。
温（５℃）で再生しようとする場合、マルチトラックヘ
ッドが６ｍｍ離れていると、磁気テープ３ａの縮みによ
りトラック間隔が約２μｍ狭くなる。トラック間隔が５
μｍの場合、各ヘッド単体１ａと記録トラック４ａとの
間でトラックずれを起こして、全てのヘッド単体１ａが
同時に記録トラック４ａを追跡することは難しく、同図
（Ｂ）に示すように片側のヘッド単体１ａによる再生信
号の出力が減少してしまう。また、室温で記録して高温
で再生する場合も同様にトラックずれを起こしてしま
う。
【０００７】そこで、本発明は、トラックピッチが狭く
高密度である場合でもトラックずれを起こすことなく記
録あるいは再生を行うことができるヘッドユニットおよ
び磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
高密度である場合でもトラックずれを起こすことなく記
録あるいは再生を行うことができるヘッドユニットおよ
び磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項１に係るヘッドユニットは、記録媒
体に形成された記録トラックをトラッキングしながら該
記録トラックに対してデータの記録あるいは再生を行う
ヘッドユニットにおいて、前記記録あるいは再生を行う
ヘッドが載置された基台を設け、該基台を前記記録トラ
ックの幅方向に微動自在に支持する微動スライダを設
け、該微動スライダはトラッキング信号にしたがって前
記基台を微動することを特徴とする。
に、本発明の請求項１に係るヘッドユニットは、記録媒
体に形成された記録トラックをトラッキングしながら該
記録トラックに対してデータの記録あるいは再生を行う
ヘッドユニットにおいて、前記記録あるいは再生を行う
ヘッドが載置された基台を設け、該基台を前記記録トラ
ックの幅方向に微動自在に支持する微動スライダを設
け、該微動スライダはトラッキング信号にしたがって前
記基台を微動することを特徴とする。
【０００９】また、前記記録媒体は磁気テープであり、
該磁気テープの幅方向に形成された複数の記録トラック
をそれぞれトラッキングしながら該記録トラックに対し
てデータの記録あるいは再生を行うマルチトラックヘッ
ドに適用され、該マルチトラックヘッドは前記磁気テー
プの幅方向に粗動自在な粗動スライダに載置されること
が好ましい。さらに、前記記録トラックに沿ってトラッ
クサーボ信号を前記記録媒体に記録しておき、該記録さ
れたトラックサーボ信号を再生することにより前記トラ
ッキング信号が生成されることが好ましい。
該磁気テープの幅方向に形成された複数の記録トラック
をそれぞれトラッキングしながら該記録トラックに対し
てデータの記録あるいは再生を行うマルチトラックヘッ
ドに適用され、該マルチトラックヘッドは前記磁気テー
プの幅方向に粗動自在な粗動スライダに載置されること
が好ましい。さらに、前記記録トラックに沿ってトラッ
クサーボ信号を前記記録媒体に記録しておき、該記録さ
れたトラックサーボ信号を再生することにより前記トラ
ッキング信号が生成されることが好ましい。
【００１０】また、前記微動スライダは前記基台を略±
５０μｍ微動自在であることが好ましい。さらに、前記
複数の記録トラックから再生される再生信号の和をトラ
ッキング信号とし、該再生信号の和が最大となるように
前記微動スライダは前記基台を微動することが好まし
い。
５０μｍ微動自在であることが好ましい。さらに、前記
複数の記録トラックから再生される再生信号の和をトラ
ッキング信号とし、該再生信号の和が最大となるように
前記微動スライダは前記基台を微動することが好まし
い。
【００１１】請求項６に係る磁気記録再生装置は、記録
媒体に形成された記録トラックをトラッキングしながら
ヘッドにより該記録トラックに対してデータの記録ある
いは再生を行う磁気記録再生装置において、前記ヘッド
が載置された基台を前記記録トラックの幅方向に微動自
在に支持する微動スライダと、前記記録トラックに沿っ
て前記記録媒体に記録されたトラックサーボ信号を再生
することにより前記トラッキング信号を生成するトラッ
キング信号生成回路と、該生成されたトラッキング信号
により前記微動スライダを駆動する駆動回路とを備えた
ことを特徴とする。
媒体に形成された記録トラックをトラッキングしながら
ヘッドにより該記録トラックに対してデータの記録ある
いは再生を行う磁気記録再生装置において、前記ヘッド
が載置された基台を前記記録トラックの幅方向に微動自
在に支持する微動スライダと、前記記録トラックに沿っ
て前記記録媒体に記録されたトラックサーボ信号を再生
することにより前記トラッキング信号を生成するトラッ
キング信号生成回路と、該生成されたトラッキング信号
により前記微動スライダを駆動する駆動回路とを備えた
ことを特徴とする。
【００１２】請求項７に係る磁気記録再生装置は、記録
媒体に形成された記録トラックをトラッキングしながら
ヘッドにより該記録トラックに対してデータの記録ある
いは再生を行う磁気記録再生装置において、前記ヘッド
が載置された基台を前記記録トラックの幅方向に微動自
在に支持する微動スライダと、前記記録トラックから再
生される再生信号が所定時間所定レベル以下になった場
合、前記記録トラックから前記ヘッドがはずれたと判断
して前記微動スライダを駆動する駆動回路とを備えたこ
とを特徴とする。
媒体に形成された記録トラックをトラッキングしながら
ヘッドにより該記録トラックに対してデータの記録ある
いは再生を行う磁気記録再生装置において、前記ヘッド
が載置された基台を前記記録トラックの幅方向に微動自
在に支持する微動スライダと、前記記録トラックから再
生される再生信号が所定時間所定レベル以下になった場
合、前記記録トラックから前記ヘッドがはずれたと判断
して前記微動スライダを駆動する駆動回路とを備えたこ
とを特徴とする。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明のヘッドユニットおよび磁
気記録再生装置の実施の形態について説明する。本実施
の形態における磁気記録再生装置は磁気テープ装置に適
用され、ヘッドユニットはマルチトラックヘッドに適用
される。図１はオープンリール式の磁気テープ装置の基
本的構成を示す図である。リール５に卷かれた磁気テー
プ４はマルチトラックヘッド１の前面を走行するように
構成されている。
気記録再生装置の実施の形態について説明する。本実施
の形態における磁気記録再生装置は磁気テープ装置に適
用され、ヘッドユニットはマルチトラックヘッドに適用
される。図１はオープンリール式の磁気テープ装置の基
本的構成を示す図である。リール５に卷かれた磁気テー
プ４はマルチトラックヘッド１の前面を走行するように
構成されている。
【００１４】図２はマルチトラックヘッド１の構成を示
す斜視図である。マルチトラックヘッド１では、粗動ス
ライダ２に固着されたベース３の上に５個のヘッド単体
１０が磁気テープ４の幅方向に一列に配設されている。
粗動スライダ２の端部にはラック（図示せず）が形成さ
れており、図示しないステッピングモータに軸支された
ピニオンと歯合する。これにより、粗動スライダ２は全
てのヘッド単体１０が所定の記録トラック上に位置する
ように磁気テープの幅方向に粗動する。
す斜視図である。マルチトラックヘッド１では、粗動ス
ライダ２に固着されたベース３の上に５個のヘッド単体
１０が磁気テープ４の幅方向に一列に配設されている。
粗動スライダ２の端部にはラック（図示せず）が形成さ
れており、図示しないステッピングモータに軸支された
ピニオンと歯合する。これにより、粗動スライダ２は全
てのヘッド単体１０が所定の記録トラック上に位置する
ように磁気テープの幅方向に粗動する。
【００１５】図３はヘッド単体１０の構成を示す図であ
る。同図（Ａ）に示すように、各ヘッド単体１０は、ベ
ース３に立設する一対の微動スライダ１３、微動スライ
ダ１３の上に固着された基台１５、および基台１５に固
着されたヘッド１８からなる。
る。同図（Ａ）に示すように、各ヘッド単体１０は、ベ
ース３に立設する一対の微動スライダ１３、微動スライ
ダ１３の上に固着された基台１５、および基台１５に固
着されたヘッド１８からなる。
【００１６】微動スライダ１３はピエゾ素子および固定
部材が貼り合わされたバイモルフからなり、ピエゾ素子
の両面には電極（図示せず）が形成されている。電極間
に所定電圧を印加すると、ピエゾ素子が伸長あるいは収
縮するので、バイモルフは撓んでヘッド１８が固着され
た基台１５を磁気テープの幅方向に微動させる（図３
（Ｂ）参照）。尚、バイモルフの内側あるいは外側のど
ちらにピエゾ素子を設けてもよい。
部材が貼り合わされたバイモルフからなり、ピエゾ素子
の両面には電極（図示せず）が形成されている。電極間
に所定電圧を印加すると、ピエゾ素子が伸長あるいは収
縮するので、バイモルフは撓んでヘッド１８が固着され
た基台１５を磁気テープの幅方向に微動させる（図３
（Ｂ）参照）。尚、バイモルフの内側あるいは外側のど
ちらにピエゾ素子を設けてもよい。
【００１７】このように、マルチトラックヘッド１は、
ヘッド単体１０を個々に独立して微動させる微動スライ
ダ１３と、全体を一括して粗動させる粗動スライダ２と
により磁気テープの幅方向に移動自在である。粗動スラ
イダ２は磁気テープの幅に合わせて約±５ｍｍ粗動し、
マルチトラックヘッド１全体を所定の記録トラックに位
置決めする。一方、微動スライダ１３は約±５０μｍ微
動して各ヘッド単体１０を記録トラックに位置決めす
る。
ヘッド単体１０を個々に独立して微動させる微動スライ
ダ１３と、全体を一括して粗動させる粗動スライダ２と
により磁気テープの幅方向に移動自在である。粗動スラ
イダ２は磁気テープの幅に合わせて約±５ｍｍ粗動し、
マルチトラックヘッド１全体を所定の記録トラックに位
置決めする。一方、微動スライダ１３は約±５０μｍ微
動して各ヘッド単体１０を記録トラックに位置決めす
る。
【００１８】図４はトラックパターンおよび再生信号を
示す図である。同図（Ａ）に示すように、記録トラック
２２は所定間隔毎に区切られており、その間にトラック
サーボ信号ＴＳ１およびＴＳ２が記録された一対の記録
領域が形成されている。トラックサーボ信号ＴＳ１およ
びＴＳ２は、記録トラック２２に記録されるデータと異
なる周波数のＲＦ信号として記録されている。ヘッド単
体１０は、同図（Ｂ）に示すようにデータおよびトラッ
クサーボ信号を交互に再生信号として出力する。
示す図である。同図（Ａ）に示すように、記録トラック
２２は所定間隔毎に区切られており、その間にトラック
サーボ信号ＴＳ１およびＴＳ２が記録された一対の記録
領域が形成されている。トラックサーボ信号ＴＳ１およ
びＴＳ２は、記録トラック２２に記録されるデータと異
なる周波数のＲＦ信号として記録されている。ヘッド単
体１０は、同図（Ｂ）に示すようにデータおよびトラッ
クサーボ信号を交互に再生信号として出力する。
【００１９】図５はトラッキング制御回路の概略的構成
を示すブロック図である。トラッキング制御回路はヘッ
ド単体１０毎に設けられているが、説明を簡単にするた
めに図５には１つしか示されていない。
を示すブロック図である。トラッキング制御回路はヘッ
ド単体１０毎に設けられているが、説明を簡単にするた
めに図５には１つしか示されていない。
【００２０】ヘッド単体１０は記録トラック２２をトラ
ッキングしてデータおよびトラックサーボ信号ＴＳ１、
ＴＳ２を再生信号として読み取る。ヘッド単体１０によ
って読み取られた再生信号はフィルタ回路２５、２６に
入力される。
ッキングしてデータおよびトラックサーボ信号ＴＳ１、
ＴＳ２を再生信号として読み取る。ヘッド単体１０によ
って読み取られた再生信号はフィルタ回路２５、２６に
入力される。
【００２１】フィルタ回路２５、２６は、それぞれトラ
ックサーボ信号ＴＳ１、ＴＳ２に応じた周波数の信号を
抽出し、直流信号に変換する。フィルタ回路２５、２６
から出力される直流信号はそれぞれ差動増幅器２８の非
反転入力端子（＋）、反転入力端子（−）に入力され
る。差動増幅器２８は、非反転入力端子（＋）、反転入
力端子（−）に入力された直流信号のレベル差に応じた
位置制御信号を図示しないドライバに出力して微動スラ
イダ１３を駆動する。
ックサーボ信号ＴＳ１、ＴＳ２に応じた周波数の信号を
抽出し、直流信号に変換する。フィルタ回路２５、２６
から出力される直流信号はそれぞれ差動増幅器２８の非
反転入力端子（＋）、反転入力端子（−）に入力され
る。差動増幅器２８は、非反転入力端子（＋）、反転入
力端子（−）に入力された直流信号のレベル差に応じた
位置制御信号を図示しないドライバに出力して微動スラ
イダ１３を駆動する。
【００２２】図６はトラックサーボ信号ＴＳ１、ＴＳ２
を示す図である。同図（Ａ）に示すようにヘッド単体１
０によるトラッキング動作が正しく行われている場合、
サーボ信号ＴＳ１、ＴＳ２の出力レベルはほぼ等しく、
差動増幅器２８の出力は小さくなる。したがって、微動
スライダ１３は微動せず通常の状態にある（図７（Ａ）
参照）。図７は磁気テープ４に形成された記録トラック
２２と対向するヘッド単体１０の位置を示す図である。
を示す図である。同図（Ａ）に示すようにヘッド単体１
０によるトラッキング動作が正しく行われている場合、
サーボ信号ＴＳ１、ＴＳ２の出力レベルはほぼ等しく、
差動増幅器２８の出力は小さくなる。したがって、微動
スライダ１３は微動せず通常の状態にある（図７（Ａ）
参照）。図７は磁気テープ４に形成された記録トラック
２２と対向するヘッド単体１０の位置を示す図である。
【００２３】一方、図６（Ｂ）に示すように、ヘッド単
体１０がサーボトラック信号ＴＳ１側にはずれた場合、
サーボトラック信号ＴＳ１に相当する周波数の信号の出
力レベルが高くなり、差動増幅器２８は図示しないドラ
イバに位置制御信号を出力し、微動スライダ１３はヘッ
ド単体１０をトラックサーボ信号ＴＳ２側に微動する
（図７（Ｂ）参照）。
体１０がサーボトラック信号ＴＳ１側にはずれた場合、
サーボトラック信号ＴＳ１に相当する周波数の信号の出
力レベルが高くなり、差動増幅器２８は図示しないドラ
イバに位置制御信号を出力し、微動スライダ１３はヘッ
ド単体１０をトラックサーボ信号ＴＳ２側に微動する
（図７（Ｂ）参照）。
【００２４】同様に、図６（Ｃ）に示すように、ヘッド
単体１０がサーボトラック信号ＴＳ２側にはずれた場
合、サーボトラック信号ＴＳ２に相当する周波数の信号
の出力レベルが高くなり、差動増幅器２８は図示しない
ドライバに位置制御信号を出力し、微動スライダ１３は
ヘッド単体１０をトラックサーボ信号ＴＳ１側に微動す
る（図７（Ｃ）参照）。この結果、各ヘッド単体１０は
常に記録トラック２２の上をトラッキングすることにな
る。
単体１０がサーボトラック信号ＴＳ２側にはずれた場
合、サーボトラック信号ＴＳ２に相当する周波数の信号
の出力レベルが高くなり、差動増幅器２８は図示しない
ドライバに位置制御信号を出力し、微動スライダ１３は
ヘッド単体１０をトラックサーボ信号ＴＳ１側に微動す
る（図７（Ｃ）参照）。この結果、各ヘッド単体１０は
常に記録トラック２２の上をトラッキングすることにな
る。
【００２５】このように、本実施の形態におけるマルチ
トラックヘッドでは、各ヘッド単体１０の微動スライダ
１３を独立に駆動して各ヘッド単体１０を記録トラック
２２の上に位置決めするので、温度変化や経年変化によ
り磁気テープ４の幅が伸縮しても、各ヘッド単体１０は
トラックずれを起こすことなく記録あるいは再生を行う
ことができる。
トラックヘッドでは、各ヘッド単体１０の微動スライダ
１３を独立に駆動して各ヘッド単体１０を記録トラック
２２の上に位置決めするので、温度変化や経年変化によ
り磁気テープ４の幅が伸縮しても、各ヘッド単体１０は
トラックずれを起こすことなく記録あるいは再生を行う
ことができる。
【００２６】尚、本実施の形態では、ヘッド単体１０を
微動させる手段としてピエゾ素子によるバイモルフを用
いたが、これに限定されるものではなく、例えばマグネ
ットとボイスコイルとを組み合わせ電磁力により微動さ
せるものでもよい。
微動させる手段としてピエゾ素子によるバイモルフを用
いたが、これに限定されるものではなく、例えばマグネ
ットとボイスコイルとを組み合わせ電磁力により微動さ
せるものでもよい。
【００２７】また、本実施の形態では、トラックサーボ
信号ＴＳ１、ＴＳ２によりトラッキングを行ったが、ト
ラッキング制御はこれに限るものではなく、例えば記録
トラックから読み取られる再生信号が所定時間所定レベ
ル以下になった場合にヘッドが記録トラックからはずれ
たと判断して微動スライダによりヘッドを微動させるよ
うにしてもよい。これにより、トラックサーボ信号をあ
らかじめ磁気テープに記録しておかなくても済み、簡単
にトラッキング制御を行うことができる。
信号ＴＳ１、ＴＳ２によりトラッキングを行ったが、ト
ラッキング制御はこれに限るものではなく、例えば記録
トラックから読み取られる再生信号が所定時間所定レベ
ル以下になった場合にヘッドが記録トラックからはずれ
たと判断して微動スライダによりヘッドを微動させるよ
うにしてもよい。これにより、トラックサーボ信号をあ
らかじめ磁気テープに記録しておかなくても済み、簡単
にトラッキング制御を行うことができる。
【００２８】さらに、記録トラックからの再生信号を用
いてトラッキング制御を行う場合、各ヘッド単体で読み
取られる再生信号の和が最大となるように各ピエゾ素子
に印加する電圧を制御してもよい。これにより、トラッ
クサーボ信号を磁気テープにあらかじめ記録しておかな
くても済み、簡単にトラッキング制御を行うことができ
る。また、記録媒体の汎用性を高めることができる。
いてトラッキング制御を行う場合、各ヘッド単体で読み
取られる再生信号の和が最大となるように各ピエゾ素子
に印加する電圧を制御してもよい。これにより、トラッ
クサーボ信号を磁気テープにあらかじめ記録しておかな
くても済み、簡単にトラッキング制御を行うことができ
る。また、記録媒体の汎用性を高めることができる。
【００２９】
【発明の効果】本発明の請求項１に係るヘッドユニット
によれば、記録媒体に形成された記録トラックをトラッ
キングしながら該記録トラックに対してデータの記録あ
るいは再生を行うヘッドユニットにおいて、前記記録あ
るいは再生を行うヘッドが載置された基台を設け、該基
台を前記記録トラックの幅方向に微動自在に支持する微
動スライダを設け、該微動スライダはトラッキング信号
にしたがって前記基台を微動するので、微動スライダを
駆動して記録トラックの上にヘッドを位置決めすること
により、温度変化や経年変化により記録媒体である高ト
ラック密度の磁気テープの幅が伸縮しても、トラックず
れを起こすことなく記録あるいは再生を行うことができ
る。
によれば、記録媒体に形成された記録トラックをトラッ
キングしながら該記録トラックに対してデータの記録あ
るいは再生を行うヘッドユニットにおいて、前記記録あ
るいは再生を行うヘッドが載置された基台を設け、該基
台を前記記録トラックの幅方向に微動自在に支持する微
動スライダを設け、該微動スライダはトラッキング信号
にしたがって前記基台を微動するので、微動スライダを
駆動して記録トラックの上にヘッドを位置決めすること
により、温度変化や経年変化により記録媒体である高ト
ラック密度の磁気テープの幅が伸縮しても、トラックず
れを起こすことなく記録あるいは再生を行うことができ
る。
【００３０】請求項２に係るヘッドユニットによれば、
前記記録媒体は磁気テープであり、該磁気テープの幅方
向に形成された複数の記録トラックをそれぞれトラッキ
ングしながら該記録トラックに対してデータの記録ある
いは再生を行うマルチトラックヘッドに適用され、該マ
ルチトラックヘッドは前記磁気テープの幅方向に粗動自
在な粗動スライダに載置されたので、温度変化や経年変
化によるトラックずれを補償するために個々のヘッドユ
ニットを独立に微動させる微動スライダと、記録トラッ
クにマルチトラックヘッド全体を一括して粗動させる粗
動スライダとを別々に設けることにより、マルチトラッ
クヘッドでも適切にトラッキング制御を行うことができ
る。
前記記録媒体は磁気テープであり、該磁気テープの幅方
向に形成された複数の記録トラックをそれぞれトラッキ
ングしながら該記録トラックに対してデータの記録ある
いは再生を行うマルチトラックヘッドに適用され、該マ
ルチトラックヘッドは前記磁気テープの幅方向に粗動自
在な粗動スライダに載置されたので、温度変化や経年変
化によるトラックずれを補償するために個々のヘッドユ
ニットを独立に微動させる微動スライダと、記録トラッ
クにマルチトラックヘッド全体を一括して粗動させる粗
動スライダとを別々に設けることにより、マルチトラッ
クヘッドでも適切にトラッキング制御を行うことができ
る。
【００３１】請求項３に係るヘッドユニットによれば、
前記記録トラックに沿ってトラックサーボ信号を前記記
録媒体に記録しておき、該記録されたトラックサーボ信
号を再生することにより前記トラッキング信号が生成さ
れるので、確実にトラッキング制御を行うことができ
る。
前記記録トラックに沿ってトラックサーボ信号を前記記
録媒体に記録しておき、該記録されたトラックサーボ信
号を再生することにより前記トラッキング信号が生成さ
れるので、確実にトラッキング制御を行うことができ
る。
【００３２】請求項４に係るヘッドユニットによれば、
前記微動スライダは前記基台を略±５０μｍ微動自在で
あるので、温度変化や経年変化により記録媒体である高
トラック密度の磁気テープの幅が伸縮しても、トラック
ずれを解消できる。
前記微動スライダは前記基台を略±５０μｍ微動自在で
あるので、温度変化や経年変化により記録媒体である高
トラック密度の磁気テープの幅が伸縮しても、トラック
ずれを解消できる。
【００３３】請求項５に係るヘッドユニットによれば、
前記複数の記録トラックから再生される再生信号の和を
トラッキング信号とし、該再生信号の和が最大となるよ
うに前記微動スライダは前記基台を微動するので、トラ
ックサーボ信号を記録媒体にあらかじめ記録しておかな
くても済み、簡単にトラッキング制御を行うことができ
る。また、記録媒体の汎用性を高めることができる。
前記複数の記録トラックから再生される再生信号の和を
トラッキング信号とし、該再生信号の和が最大となるよ
うに前記微動スライダは前記基台を微動するので、トラ
ックサーボ信号を記録媒体にあらかじめ記録しておかな
くても済み、簡単にトラッキング制御を行うことができ
る。また、記録媒体の汎用性を高めることができる。
【００３４】請求項６に係る磁気記録再生装置によれ
ば、記録媒体に形成された記録トラックをトラッキング
しながらヘッドにより該記録トラックに対してデータの
記録あるいは再生を行う磁気記録再生装置において、前
記ヘッドが載置された基台を前記記録トラックの幅方向
に微動自在に支持する微動スライダと、前記記録トラッ
クに沿って前記記録媒体に記録されたトラックサーボ信
号を再生することにより前記トラッキング信号を生成す
るトラッキング信号生成回路と、該生成されたトラッキ
ング信号により前記微動スライダを駆動する駆動回路と
を備えたので、温度変化や経年変化により記録媒体であ
る高トラック密度の磁気テープの幅が伸縮しても、トラ
ックずれを起こすことなく記録あるいは再生を行うこと
ができる。
ば、記録媒体に形成された記録トラックをトラッキング
しながらヘッドにより該記録トラックに対してデータの
記録あるいは再生を行う磁気記録再生装置において、前
記ヘッドが載置された基台を前記記録トラックの幅方向
に微動自在に支持する微動スライダと、前記記録トラッ
クに沿って前記記録媒体に記録されたトラックサーボ信
号を再生することにより前記トラッキング信号を生成す
るトラッキング信号生成回路と、該生成されたトラッキ
ング信号により前記微動スライダを駆動する駆動回路と
を備えたので、温度変化や経年変化により記録媒体であ
る高トラック密度の磁気テープの幅が伸縮しても、トラ
ックずれを起こすことなく記録あるいは再生を行うこと
ができる。
【００３５】請求項７に係る磁気記録再生装置によれ
ば、記録媒体に形成された記録トラックをトラッキング
しながらヘッドにより該記録トラックに対してデータの
記録あるいは再生を行う磁気記録再生装置において、前
記ヘッドが載置された基台を前記記録トラックの幅方向
に微動自在に支持する微動スライダと、前記記録トラッ
クから再生される再生信号が所定時間所定レベル以下に
なった場合、前記記録トラックから前記ヘッドがはずれ
たと判断して前記微動スライダを駆動する駆動回路とを
備えたので、トラックサーボ信号をあらかじめ記録媒体
に記録しておかなくても済み、簡単にトラッキング制御
を行うことができる。
ば、記録媒体に形成された記録トラックをトラッキング
しながらヘッドにより該記録トラックに対してデータの
記録あるいは再生を行う磁気記録再生装置において、前
記ヘッドが載置された基台を前記記録トラックの幅方向
に微動自在に支持する微動スライダと、前記記録トラッ
クから再生される再生信号が所定時間所定レベル以下に
なった場合、前記記録トラックから前記ヘッドがはずれ
たと判断して前記微動スライダを駆動する駆動回路とを
備えたので、トラックサーボ信号をあらかじめ記録媒体
に記録しておかなくても済み、簡単にトラッキング制御
を行うことができる。
【図１】オープンリール式の磁気テープ装置の概略的構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図２】マルチトラックヘッド１の構成を示す斜視図で
ある。
ある。
【図３】ヘッド単体１０の構成を示す図である。
【図４】トラックパターンおよび再生信号を示す図であ
る。
る。
【図５】トラッキング制御回路の概略的構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図６】トラックサーボ信号ＴＳ１、ＴＳ２を示す図で
ある。
ある。
【図７】磁気テープ４に形成された記録トラック２２と
対向するヘッド単体１０の位置を示す図である。
対向するヘッド単体１０の位置を示す図である。
【図８】従来のマルチトラックヘッドの構成を示す斜視
図である。
図である。
【図９】記録トラックとヘッド単体との幅方向の位置関
係を示す図である。
係を示す図である。
１……マルチトラックヘッド、２……粗動スライダ、３
……ベース、４……磁気テープ、１０……ヘッド単体、
１３……微動スライダ、１５……基台、２２……記録ト
ラック、２５、２６……フィルタ回路、２８……差動増
幅器、ＴＳ１、ＴＳ２……トラックサーボ信号
……ベース、４……磁気テープ、１０……ヘッド単体、
１３……微動スライダ、１５……基台、２２……記録ト
ラック、２５、２６……フィルタ回路、２８……差動増
幅器、ＴＳ１、ＴＳ２……トラックサーボ信号
Claims (7)
- 【請求項１】 記録媒体に形成された記録トラックをト
ラッキングしながら該記録トラックに対してデータの記
録あるいは再生を行うヘッドユニットにおいて、 前記記録あるいは再生を行うヘッドが載置された基台を
設け、 該基台を前記記録トラックの幅方向に微動自在に支持す
る微動スライダを設け、 該微動スライダはトラッキング信号にしたがって前記基
台を微動することを特徴とするヘッドユニット。 - 【請求項２】 前記記録媒体は磁気テープであり、 該磁気テープの幅方向に形成された複数の記録トラック
をそれぞれトラッキングしながら該記録トラックに対し
てデータの記録あるいは再生を行うマルチトラックヘッ
ドに適用され、 該マルチトラックヘッドは前記磁気テープの幅方向に粗
動自在な粗動スライダに載置されたことを特徴とする請
求項１記載のヘッドユニット。 - 【請求項３】 前記記録トラックに沿ってトラックサー
ボ信号を前記記録媒体に記録しておき、 該記録されたトラックサーボ信号を再生することにより
前記トラッキング信号が生成されることを特徴とする請
求項１記載のヘッドユニット。 - 【請求項４】 前記微動スライダは前記基台を略±５０
μｍ微動自在であることを特徴とする請求項１記載のヘ
ッドユニット。 - 【請求項５】 前記複数の記録トラックから再生される
再生信号の和をトラッキング信号とし、 該再生信号の和が最大となるように前記微動スライダは
前記基台を微動することを特徴とする請求項２記載のヘ
ッドユニット。 - 【請求項６】 記録媒体に形成された記録トラックをト
ラッキングしながらヘッドにより該記録トラックに対し
てデータの記録あるいは再生を行う磁気記録再生装置に
おいて、 前記ヘッドが載置された基台を前記記録トラックの幅方
向に微動自在に支持する微動スライダと、 前記記録トラックに沿って前記記録媒体に記録されたト
ラックサーボ信号を再生することにより前記トラッキン
グ信号を生成するトラッキング信号生成回路と、 該生成されたトラッキング信号により前記微動スライダ
を駆動する駆動回路とを備えたことを特徴とする磁気記
録再生装置。 - 【請求項７】 記録媒体に形成された記録トラックをト
ラッキングしながらヘッドにより該記録トラックに対し
てデータの記録あるいは再生を行う磁気記録再生装置に
おいて、 前記ヘッドが載置された基台を前記記録トラックの幅方
向に微動自在に支持する微動スライダと、 前記記録トラックから再生される再生信号が所定時間所
定レベル以下になった場合、前記記録トラックから前記
ヘッドがはずれたと判断して前記微動スライダを駆動す
る駆動回路とを備えたことを特徴とする磁気記録再生装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21644096A JPH1064031A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | ヘッドユニットおよび磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21644096A JPH1064031A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | ヘッドユニットおよび磁気記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1064031A true JPH1064031A (ja) | 1998-03-06 |
Family
ID=16688581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21644096A Pending JPH1064031A (ja) | 1996-08-16 | 1996-08-16 | ヘッドユニットおよび磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1064031A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7268967B2 (en) | 2003-12-10 | 2007-09-11 | Sony Corporation | Linear-type tape storage magnetic head device |
| US7480117B2 (en) | 2006-12-12 | 2009-01-20 | International Business Machines Corporation | High areal density tape head |
| JP2013513194A (ja) * | 2009-12-03 | 2013-04-18 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | サーボ・パターンの検出を確保する方法及びそのシステム |
| WO2013057924A1 (ja) * | 2011-10-21 | 2013-04-25 | パナソニック株式会社 | 情報装置 |
-
1996
- 1996-08-16 JP JP21644096A patent/JPH1064031A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7268967B2 (en) | 2003-12-10 | 2007-09-11 | Sony Corporation | Linear-type tape storage magnetic head device |
| US7480117B2 (en) | 2006-12-12 | 2009-01-20 | International Business Machines Corporation | High areal density tape head |
| JP2013513194A (ja) * | 2009-12-03 | 2013-04-18 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | サーボ・パターンの検出を確保する方法及びそのシステム |
| WO2013057924A1 (ja) * | 2011-10-21 | 2013-04-25 | パナソニック株式会社 | 情報装置 |
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