JP4837350B2 - マイクロアクチュエータ、これを用いたヘッドジンバルアッセンブリ及びディスクドライブ - Google Patents

マイクロアクチュエータ、これを用いたヘッドジンバルアッセンブリ及びディスクドライブ Download PDF

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Description

本発明は、ディスクドライブにかかり、特に、これに用いるマイクロアクチュエータ及び当該マイクロアクチュエータを用いたヘッドジンバルアッセンブリに関する。
データを記憶する磁気ディスクを用いた情報記憶装置であるディスクドライブは、図11を参照すると、基本的な構成として、磁気ディスク(図示せず)と、ヘッドジンバルアッセンブリ277(HGA)を駆動する駆動アーム(図示せず)を備えている。なお、HGA277は、磁気ヘッドスライダ203を搭載したサスペンションを備えている。また、磁気ディスクは、当該磁気ディスクを回転させるスピンドルモータに搭載されており、さらに、ディスクドライブは、駆動アームの動作を制御するボイスコイルモータ(VCM)を備えている。これにより、磁気ディスクに対してデータの記録再生を行うべく、磁気ヘッドスライダが磁気ディスクの表面に形成されたトラック間を移動するよう制御している。
しかしながら、ボイスコイルモータによる固有の制御誤差や、磁気ヘッドスライダ203の搭載位置に位置ずれがあるサスペンションによって、磁気ディスクからのデータ記録再生時に影響を及ぼす磁気ヘッドスライダ203の高精度な位置決め制御を実現することが困難である。
上記問題を解決するために、磁気ヘッドスライダ203の位置を修正すべく、圧電部材(PZT)を用いたマイクロアクチュエータが利用されている。このように、PZTマイクロアクチュエータにて磁気ヘッドスライダの位置を修正することは、ボイスコイルモータとサスペンションによる誤差(位置ずれ)の蓄積をより小さくするよう修正することにもなる。そして、このことは、トラック幅を小さくし、1インチ当たりあたりのトラック数(TPI)を50%も増加させることが可能となり、これは、磁気ディスクの記録密度を増加させることにもつながる。
ここで、図12を参照すると、従来のPZTマイクロアクチュエータ205は、両端に装着された2つのPZT部材を有する2本のセラミックビーム207を備えたセラミック製のU字型フレーム297にて構成されている。そして、図11乃至図12を参照すると、PZTマイクロアクチュエータ205は、サスペンション213に物理的に装着されており、3つの電子接続用ボール209(金ボール(GBB)又は半田ボール(SBB))にて、マイクロアクチュエータとサスペンショントレース配線210とが、各セラミックビーム207の側面にてそれぞれ接合されている。加えて、4つの金属ボール208(GBB又はSBB)が、磁気ヘッドスライダをサスペンションに電気的接合させるために設けられている。
図13に、磁気ヘッドスライダ203をマイクロアクチュエータ205に装着する工程を詳細に示す。この図に示すように、磁気ヘッドスライダ203は、マイクロアクチュエータ205のセラミックビーム207によって磁気ヘッドスライダ203を駆動できるように、図12の符号206に示す2箇所にて、エポキシ212を用いて2本のセラミックビーム207に装着される。
そして、サスペンショントレース配線210を介して電力が供給されると、マイクロアクチュエータ205のPZT部材は、U字型フレーム297を構成する2本のセラミックビーム207を変形させるよう伸縮し、これにより、磁気ヘッドスライダ203は磁気ディスクのトラック上を走査するよう可動される。こうして、適切にヘッド位置調整を実現できる。
特開2002−74870号公報
しかしながら、PZTマイクロアクチュエータと磁気ヘッドスライダ203は、サスペンションタング部(ジンバル部)に搭載されているため、PZTマイクロアクチュエータ205が励起されたときには、マイクロアクチュエータ205のU字型フレーム297に動作が制限されて、磁気ヘッドスライダ203を振動させる単一並進運動が起こりうる。そして、ベースプレートと同じ振動数にてサスペンションに共振が起こりうる。このことは、サーボ帯域とハードディスクドライブ(HDD)の性能を制限してしまうことにもなる。
ここで、図14にて、符号201はベースプレートが振動したときの共振曲線を表し、符号202はマイクロアクチュエータが励起されたときの共振曲線を表す。この図を見ると、上述した問題が明らかである。
さらに、マイクロアクチュエータ205は、サスペンション213の共振周波数を低下させゲインを大きくするために、例えば、共振特性といったサスペンション213の静的性能に影響を与えるばかりでなく、動的性能にも影響を与えるほどの余分な質量を有している。
また、マイクロアクチュエータのU字型フレーム297は、非常に壊れやすいので、耐衝撃性が課題の一つである。
このため、上記従来例の有する不都合を改善したディスクドライブ、ヘッドジンバルアッセンブリ、マイクロアクチュエータが望まれている。
従って、本発明は、上記従来例の有する不都合を改善し、特に、高精度なヘッド位置調整と、マイクロアクチュエータが励起されたときに良好な共振特性を実現できるマイクロアクチュエータ及びヘッドジンバルアッセンブリを提供することをその目的とする。
また、本発明は、サーボ帯域とヘッド位置調整性能の向上を図ることができるディスクドライブを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一形態であるヘッドジンバルアッセンブリは、磁気ヘッドスライダと、マイクロアクチュエータと、磁気ヘッドスライダとマイクロアクチュエータとを支持するサスペンションと、を備えている。そして、マイクロアクチュエータは、磁気ヘッドスライダの中心部を軸として当該磁気ヘッドスライダを水平に回転させる。
そして、本発明では、マイクロアクチュエータは、ベース部、可動プレート部、ベース部と可動プレートとを連結するリードビーム、を有する支持フレームと、ベース部と可動プレートとを連結する少なくとも一つの圧電部材と、を備え、リードビームは、磁気ヘッドスライダの水平遥動を補助するピボット部を有する、ことを特徴としている。特に、ピボット部を、リードビームの幅よりも狭い幅にて形成した、ことを特徴としている。
また、サスペンションは、サスペンションタング部に装着された支持フレームのベース部を支持する支持手段を備えた、ことを特徴としている。また、少なくとも1つの圧電部材は、サスペンションタング部とマイクロアクチュエータの支持フレームとの間に挟まれており、異方性導電フィルムにてサスペンションに物理的及び電気的に接合される、ことを特徴としている。
また、磁気ヘッドスライダは、支持フレームの可動プレート部に搭載されている、ことを特徴としている。そして、支持手段は、サスペンションに一体的に形成されている、あるいは、サスペンションに接合されている、ことを特徴としている。また、支持手段は、高分子化合物あるいは金属部材にて形成されている、ことを特徴としている。
さらに、サスペンションは、サスペンションタング部を支持するディンプルを有するロードビームを備えており、ピボット部は、ディンプルの形成箇所に一致して形成されている、ことを特徴としている。また、支持フレームと前記サスペンションタング部との間に平行な隙間を形成した、ことを特徴としている。
また、少なくとも1つの圧電部材は、薄膜圧電部材又はセラミック圧電部材である、ことを特徴としている。また、少なくとも1つの圧電部材は、単層構造、又は、基板層と圧電素子層から成る多層構造である、ことを特徴としている。また、圧電部材の層構造は、単層のPZT構造、又は、多層のPZT構造から成り、当該PZT構造は、金属、セラミック、又は、高分子化合物にて構成されている、ことを特徴としている。
さらに、本発明では、ベース部と可動プレート部とは、それぞれ四角形であり、リードビームによって所定の距離をあけて平行に連結されている、ことを特徴としている。また、少なくとも1つの圧電部材は、ベース部と可動プレート部とに連結される各端部をそれぞれ有すると共に、それぞれ複数の電気的接合パッドが形成されている、ことを特徴としている。
また、本発明であるヘッドジンバルアッセンブリを備えたディスクドライブは、ヘッドジンバルアッセンブリを連結するドライブアームと、磁気ディスクと、磁気ディスクを回転させるスピンドルモータと、を備えている。そして、ヘッドジンバルアッセンブリは、磁気ヘッドスライダの中心部を軸として当該磁気ヘッドスライダを水平に回転させるマイクロアクチュエータと、磁気ヘッドスライダと前記マイクロアクチュエータとを支持するサスペンションと、を備え、マイクロアクチュエータは、ベース部、可動プレート部、ベース部と可動プレートとを連結するリードビーム、を有する支持フレームと、ベース部と可動プレートとを連結する少なくとも一つの圧電部材と、を備え、リードビームは、磁気ヘッドスライダの水平回転遥動を補助するピボット部を有する、ことを特徴としている。
本発明である上記構成のマイクロアクチュエータは、従来技術と比較すると、支持フレームの可動プレートを回転させるためにPZTを利用することで、磁気ヘッドスライダは可動プレートに接合されているため、磁気ヘッドスライダを回転させることができる。そして、ピボット部が形成されたリードビームによって、磁気ヘッドスライダの横移動を抑制しつつ、ピボット部において磁気ヘッドスライダの回転を許容する。このとき、ピボット部が磁気ヘッドスライダの中心線に位置するため、ヘッドジンバルアッセンブリの遥動動作によらずに、磁気ヘッドスライダを駆動することができる。
このとき、磁気ヘッドスライダがより大きく遥動するよう、磁気ヘッドスライダの先端側と後端側とがそれぞれ異なる方向に回転する。従って、磁気ヘッドスライダは、その中心部を中心として回転するため、大きなヘッド位置決め性能を有すると共に、広いサーボ帯域を実現することができる。
そして、一般的に、回転することによって磁気ヘッドスライダを調整するマイクロアクチュエータによると、従来例に示すように並進運動させて磁気ヘッドスライダの位置を調節する場合よりも、3倍の効果がある。従って、本発明におけるマイクロアクチュエータは、並進運動でない回転動作によって磁気ヘッドスライダの位置を調整しているため、従来例よりも3倍の効果を有する。
加えて、従来例においてはマイクロアクチュエータが遥動駆動していないため、40Vの駆動電圧にて駆動していたのに対し、本発明では、PZT駆動に10Vの駆動電圧のみで足りる。これにより、節電と共振性能の向上を図ることができる。
さらに、支持手段が、支持フレームのベース部を支持するためにサスペンションタング部上に形成されているため、支持フレームとサスペンションタング部との間に平行な隙間が形成される。これにより、マイクロアクチュエータが励起されると、可動プレートがより自由に回転し、より広範囲に磁気ヘッドスライダを回転させることができる。
また、マイクロアクチュエータの共振が高い周波数で生じることを除いて、サスペンションの共振が低い周波数で発生しないため、サーボ帯域が広がり、また、ハードディスクドライブの性能の向上を図ることができる。
さらに、本発明のマイクロアクチュエータの構造によると、U字型セラミックフレームにて形成されている場合を比較して、耐衝撃性の向上を実現できる。
本発明を容易に理解できるように、以下添付図面を参照して本発明のディスクドライブ及びその製造方法の実施例について説明する。
図1を参照すると、本発明のヘッドジンバルアッセンブリ3(HGA)は、磁気ヘッドスライダ31と、マイクロアクチュエータ32と、磁気ヘッドスライダ31及びマイクロアクチュエータ32自体を支持するサスペンション8と、を備えている。
また、図1を参照すると、サスペンション8は、ロードビーム17と、フレキシャ13と、ヒンジ15と、ベースプレート11と、を備えている。そして、ロードビーム17には、1つのディンプル329(図4参照)が形成されている。フレキシャ13上には、その一端部(磁気ヘッドスライダ搭載側とは反対側)に、図示しない制御回路と接続される複数の接続パッド308が設けられており、また、他端部(磁気ヘッドスライダ31搭載側)には、複数のトレース配線309,311が設けられている。
図2乃至図3を参照すると、フレキシャ13は、マイクロアクチュエータ32と磁気ヘッドスライダ31とを支持するために用いられるサスペンションタング部328(ジンバル部)を有していて、ロードビーム17のディンプル329を介して磁気ヘッドスライダ31の中心部に常時かかっている荷重を受けている。また、サスペンションタング部328上には、複数の電気的接続パッド113,328aが形成されている。そして、磁気ヘッドスライダ31には、サスペンションタング部328の接続パッド113に対応して接続される複数の電気的接続パッド204がその端面に形成されている。
図2乃至図3を参照すると、本実施例では、マイクロアクチュエータ32は、支持フレーム320と、2つのPZT321,322と、を備えている。そして、各PZT321,322上には、それぞれ複数の電気的接続パッド(例えば、符号321のPZTには、2つの接続パッド321a、符号322のPZTには2つの接続パッド322a)が、後述する電気的接続パッド328aに対応して形成されている。
また、支持フレーム320は、金属(例えば、ステンレススチール)、セラミック、高分子化合物、にて形成されており、ボトムプレート392(ベース部)と、トッププレート390(可動プレート部)と、ボトムプレート392とトッププレート390とを所定の距離をあけて平行に連結するリードビーム393と、を備えている。そして、ボトムプレート392とトッププレート390とは、それぞれ四角形に形成されている。また、リードビーム393上には、当該リードビーム393の幅よりも狭い幅にて形成されたピボット部394(回転中心部)が形成されている。また、ボトムプレート392は、2つの自由端392a,392bを有しており、トッププレート390も2つの自由端390a,390bを有している。
図4を参照すると、本実施例では、ピボット部394は、ロードビーム17に形成されたディンプル329の位置に一致して形成されており(点線参照)、これより、支持フレーム320は、サスペンションタング部328と一緒の回転中心を有する。また、平行な隙間400が支持フレーム320とサスペンションタング部328との間に形成されている。
本発明では、さらに、PZT321は、その両端部に支持フレーム320の2つの自由端392b,390bが接合されることで、当該支持フレーム320に連結されている。また、PZT322は、その両端部に支持フレーム320の2つの自由端392a,390aが接合されることで、当該支持フレーム320に連結されている。そして、支持フレーム320とPZT321,322との接合方法は、従来からある接合方法である。つまり、エポキシや異方性導電フィルムを用いて接合する。
また、本発明では、2つのPZT321,322は、単層構造、あるいは、多層構造の薄膜PZT素子にて形成されていると望ましい。また、各PZT321,322は、それぞれ内側の基板層と外側の圧電素子層から成る多層構造であると望ましい。そして、基板層は、セラミックや高分子化合物、金属などで形成され、圧電素子層は、単層、あるいは、多層のPZT素子である。
図3乃至図4を参照すると、支持フレーム320を支持する支持バー部材300(支持手段)がサスペンションタング部328上に設けられている。この支持バー部材300は、本発明では、サスペンションタング部328に一体的に形成されているか、あるいは、レーザ溶接によってサスペンションタング部328に接合されている。なお、支持バー部材300は、例えば、30μmの厚みを有しており、あるいは、それ以上の厚みを有している。そして、支持バー部材300は、高分子化合物あるいは金属部材(例えば、ステンレススチール)にて形成されている。
図2乃至4を参照すると、本実施例では、2つのPZT321,322が、マイクロアクチュエータ32を形成する支持フレーム320に接合される。次に、磁気ヘッドスライダ31は、マイクロアクチュエータ32に装着され、その後、磁気ヘッドスライダ31とマイクロアクチュエータ32とは、磁気ヘッドアッセンブリ3を構成するためにサスペンション8に搭載される。そして、本発明では、磁気ヘッドスライダ31は、一部がエポキシ又は異方性導電フィルム(ACF)によって支持フレーム32に装着されており、特に、トッププレート390上に搭載されている。そして、異方性導電フィルムを用いてサスペンションタング部328に2つのPZT321,322を接着させることによって、マイクロアクチュエータ32は、サスペンション8上に搭載されている。その結果、サスペンション8の2本の電気トレース311にマイクロアクチュエータ32を電気的に接続するために、2つのPZT321,322の電子的接続パッド321a,322aが、サスペンションタング部328の接続パッド328aに電気的に接続される。このとき、支持バー部材300は、支持フレーム320のボトムプレート392を支持すべく、支持フレーム320の下に位置している。そして、本実施例では、支持バー部材300の端部は、ピボット部394に隣接している。
また、本発明では、複数の金属ボール332(GBB、SBB、又は、導電性接着剤)が、磁気ヘッドスライダ31をトレース配線309に接続するために、磁気ヘッドスライダ31の接続パッド204を、接続パッド113に電気的接続するために用いられる。そして、トレース配線309,311を介して、接続パッド308は磁気ヘッドスライダ31とマイクロアクチュエータ32とを図示しない制御システムに電気的に接続する。また、明らかではあるが、ヘッドジンバルアッセンブリ3は、サスペンション8にマイクロアクチュエータ32が一体的に装着され、当該マイクロアクチュエータ32に磁気ヘッドスライダ31が搭載されることにより、構成されている。
図5乃至図8には、ヘッド位置調整機能を実現するためのマイクロアクチュエータ32の第1の動作方法を示している。具体的には、2つのPZT部材321,322は、図8(a)に示すように、同じ方向の極性を有しており、共通して符号404に示す終端によってグラウンドされている。そして、その各他端401a,401bには、それぞれ図8(c)の符号406,408に示す正弦波形である相互に逆位相となる電圧が供給されている。
ここで、図5に、PZT部材321,322に電圧が供給されていないときのマイクロアクチュエータ32の初期状態を示す。そして、正弦波形406,408に示す2つの電圧が2つのPZT部材321,322にそれぞれ供給されると、当該正弦波の一波形の半分である第一区間では、それらの駆動電圧変化により、図6に示すように、PZT321は最短状態になるまで徐々に収縮し、PZT322は、最長状態(最大変化に相当する)になるまで徐々に伸張する。その後、徐々に元の位置(形状)にまで戻る。そして、符号321に示すPZTは、支持フレーム320の自由端392b,390bと接合されており、また、符号322に示すPZTは、支持フレーム320の自由端392a,390aと連結されているため、駆動電圧406,408の変化を有する正弦波の第一区間では、PZT321,322によってピボット部394を回転中心としてトッププレート390が左側に向かって回転し、その後、リードビーム393上に形成されたピボット部394に対してもとの位置に戻る。
そして、駆動電圧406,408が正弦波の第一区間とは逆位相となる第二区間になると、駆動電圧変化により、トッププレート390を右側に向かって回転させるために、図7に示すように、符合322に示すPZTは最短状態になるまで徐々に収縮し、符号321に示すPZTは、最長状態になるまで徐々に伸張する。その後、徐々に元の位置(形状)にまで戻る。そして、ピボット部394は、リードビーム393の幅よりも狭く形成されているため、これにより、磁気ヘッドスライダ31の水平遥動運動を補助することができる。つまり、リードビームが狭い幅のピボット部394にて容易に曲げられ、これにより、磁気ヘッドスライダは、大きく遥動しうる。
加えて、支持バー部材300が支持フレーム320のボトムプレート392を支持しているため、トッププレート390とサスペンションタング部328との間に平行な隙間が形成されている。従って、トッププレート390はPZT321,322によって駆動されたときに、より自由に回転しうる。
図5〜7、図8(b)、図8(d)には、ヘッド位置調整機能を実現する2つのPZT321,322の別の動作例を示す。ここでは、2つのPZT321,322は、図8(b)に示すように、反対の極性を有しており、共通の符号404に示す終端によってグラウンドされている。そして、その他端401a,401bには、それぞれ図8(d)の符号407に示す同一正弦波形の電圧が供給されている。この駆動電圧下では、正弦波の同一区間において、符号321に示すPZTは収縮し、符号322に示すPZTは伸張する。すると、支持フレーム320のトッププレート390は左側に回転する。そして、駆動電圧が正弦波の次の第二区間になると、符号321に示すPZTは伸張し、符号322に示すPZTは収縮する。すると、支持フレーム320のトッププレート390は右側に回転する。
そして、本発明では、磁気ヘッドスライダ31が部分的に支持フレーム320のトッププレート390上に搭載されているため、磁気ヘッドスライダ31は、ピボット部394に対応する中心部を回転中心として、トッププレート390と共に回転する。従って、良好にヘッド位置調整機能が実現される。
本発明におけるマイクロアクチュエータ32は、従来技術と比較すると、磁気ヘッドスライダ31の中心部を回転中心として回転するため、磁気ヘッドスライダ31の先端側と後端側とが異なる方向に動くこととなる。これに対して、従来技術におけるマイクロアクチュエータは、その後端側が固定されているため、磁気ヘッドスライダの先端側のみを移動させ遥動させる。このように、本発明では、磁気ヘッドスライダの先端側と後端側とがそれぞれ動くため、従来例と比較して、より大きな遥動を得ることができる。その結果、より大きなヘッド位置決め性能を実現することができる。
図9に、本発明のヘッドジンバルアッセンブリの共振特性の試験結果を示す。ここで、線図701は、ベースプレートが励起されたときの共振曲線を示し、線図702は、マイクロアクチュエータが励起されたときの共振曲線を示す。この図に示すように、サスペンションの共振は、高い周波数におけるPZTマイクロアクチュエータ32が励起されたときのマイクロアクチュエータの単独の共振を除いて、低い周波数においては発生していない。これにより、サーボ帯域を広げることができ、磁気ヘッドスライダのシーク時間などを減少できるといったハードディスクドライブの性能の改善を図ることができる。
また、本発明では、図10を参照すると、ハウジング108と、磁気ディスク101と、スピンドルモータ102と、上述した本発明であるヘッドジンバルアッセンブリ3と、これに装備されたボイスコイルモータ107と、により、ディスクドライブ装置を実現することができる。なお、ディスクドライブの構造や製造工程は周知であるため、その詳細な説明は省略する。
本発明であるヘッドジンバルアッセンブリは、ハードディスクドライブに搭載することで、良好なヘッド位置調整機能を実現できるため、産業上の利用可能性を有する。
実施例1におけるヘッドジンバルアッセンブリの構成を示す斜視図である。 図1に開示したヘッドジンバルアッセンブリの一部を示す斜視図である。 図1に開示したヘッドジンバルアッセンブリの一部を示す分解斜視図である。 図1に開示したヘッドジンバルアッセンブリのマイクロアクチュエータ部分を示す側面図である。 図1に開示した磁気ヘッドスライダを搭載したマイクロアクチュエータの構成を示す斜視図である。 PZT部材に電圧が印加され、磁気ヘッドスライダを磁気ディスク表面に対して平行に回転させるよう作動するマイクロアクチュエータの動作を示す図である。 PZT部材に電圧が印加され、磁気ヘッドスライダを磁気ディスク表面に対して平行に回転させるよう作動するマイクロアクチュエータの動作を示す図である。 図8(a)は、図5に開示したマイクロアクチュエータの2つのPZT部材の電気的接続関係を示す図である。図8(b)は、2つのPZT部材の電気的接続関係の他の例を示す図である。図8(c)は、図8(a)に開示した2つのPZT素子の場合における電圧波形を示す図である。図8(d)は、図8(b)に開示した2つのPZT素子の場合における電圧波形を示す図である。 図1に示すヘッドジンバルアッセンブリの共振曲線を示す図である。 本発明のディスクドライブの構成を示す斜視図である。 従来例におけるヘッドジンバルアッセンブリの構成を示す斜視図である。 図11に開示したヘッドジンバルアッセンブリの一部であって、マイクロアクチュエータ及び磁気ヘッドスライダの構成を示す斜視図である。 図11に開示したマイクロアクチュエータに磁気ヘッドスライダを装着するときの工程を示す説明図である。 図11に開示したヘッドジンバルアッセンブリの共振曲線を示す図である。
符号の説明
3 ヘッドジンバルアッセンブリ
8 サスペンション
11 ベースプレート
13 フレキシャ
15 ヒンジ
17 ロードビーム
31 磁気ヘッドスライダ
32 マイクロアクチュエータ
300 支持バー部材(支持手段)
309,311 トレース配線
320 支持フレーム
321,322 PZT
328 サスペンションタング部
329 ディンプル
321a,322a 電気的接続パッド
392 ボトムプレート(ベース部)
390 トッププレート(可動プレート部)
393 リードビーム
394 ピボット部(回転中心部)

Claims (17)

  1. 磁気ヘッドスライダと、
    この磁気ヘッドスライダの中心部を軸として当該磁気ヘッドスライダを水平に回転させるマイクロアクチュエータと、
    前記磁気ヘッドスライダと前記マイクロアクチュエータとを支持するサスペンションと、を備えると共に、
    前記マイクロアクチュエータは、ベース部、可動プレート部、前記ベース部と前記可動プレートとを連結するリードビーム、を有する支持フレームと、前記ベース部と前記可動プレートとを連結する圧電部材と、を備え、
    前記リードビームは、前記磁気ヘッドスライダの水平遥動を補助するピボット部を有し、
    前記ピボット部を、前記リードビームの幅よりも狭い幅にて形成し、
    前記サスペンションは、サスペンションタング部に装着された前記支持フレームのベース部を支持する支持手段を備えると共に、前記サスペンションタング部を支持するディンプルを有するロードビームを備えており、
    前記ピボット部を、前記ディンプルの形成箇所に一致させて形成した、
    ことを特徴とするヘッドジンバルアッセンブリ。
  2. 記圧電部材を、前記サスペンションタング部と前記マイクロアクチュエータの前記支持フレームとの間に挟んで配置すると共に、異方性導電フィルムにて前記サスペンションに物理的及び電気的に接合した、ことを特徴とする請求項記載のヘッドジンバルアッセンブリ。
  3. 前記磁気ヘッドスライダを、前記支持フレームの前記可動プレート部に搭載した、ことを特徴とする請求項1又は2記載のヘッドジンバルアッセンブリ。
  4. 前記支持手段を、前記サスペンションと一体的に形成した、あるいは、前記サスペンションに接合した、ことを特徴とする請求項1,2又は3記載のヘッドジンバルアッセンブリ。
  5. 前記支持手段を、高分子化合物あるいは金属部材にて形成した、ことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載のヘッドジンバルアッセンブリ。
  6. 前記支持フレームと前記サスペンションタング部との間に平行な隙間を形成した、ことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載のヘッドジンバルアッセンブリ。
  7. 記圧電部材は、薄膜圧電部材又はセラミック圧電部材である、ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載のヘッドジンバルアッセンブリ。
  8. 前記圧電部材は、単層構造、又は、基板層と圧電素子層から成る多層構造である、ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7記載のヘッドジンバルアッセンブリ。
  9. 前記圧電部材の層構造は、単層のPZT構造、又は、多層のPZT構造から成り、当該PZT構造は、金属、セラミック、又は、高分子化合物にて構成されている、ことを特徴とする請求項記載のヘッドジンバルアッセンブリ。
  10. 磁気ヘッドスライダの中心部を軸として当該磁気ヘッドスライダを水平に回転させるマイクロアクチュエータであって、
    ベース部、可動プレート部、前記ベース部と前記可動プレートとを連結するリードビーム、を有する支持フレームと、前記ベース部と前記可動プレートとを連結する圧電部材と、を備え、
    前記リードビームは、前記磁気ヘッドスライダの水平遥動を補助するピボット部を有し、
    前記圧電部材は、前記ベース部と前記可動プレート部とに連結される各端部をそれぞれ有すると共に、当該圧電部材に、それぞれ複数の電気的接合パッドを形成した、
    ことを特徴とするマイクロアクチュエータ。
  11. 前記ピボット部を、前記リードビームの幅よりも狭い幅に形成した、ことを特徴とする請求項10記載のマイクロアクチュエータ。
  12. 前記ベース部と前記可動プレート部とを、それぞれ四角形に形成すると共に、前記リードビームによって所定の距離をあけて平行に連結した、ことを特徴とする請求項10又は11記載のマイクロアクチュエータ。
  13. 記圧電部材は、薄膜圧電部材又はセラミック圧電部材である、ことを特徴とする請求項10,11又は12記載のマイクロアクチュエータ。
  14. 記圧電部材は、単層構造、又は、基板層と圧電素子層から成る多層構造である、ことを特徴とする請求項10,11,12又は13記載のマイクロアクチュエータ。
  15. 前記圧電部材の層構造は、単層のPZT構造、又は、多層のPZT構造から成り、当該PZT構造は、金属、セラミック、又は、高分子化合物にて構成されている、ことを特徴とする請求項14記載のマイクロアクチュエータ。
  16. ヘッドジンバルアッセンブリと、
    このヘッドジンバルアッセンブリを連結するドライブアームと、
    磁気ディスクと、
    前記磁気ディスクを回転させるスピンドルモータと、を備え、
    前記ヘッドジンバルアッセンブリは、
    磁気ヘッドスライダの中心部を軸として当該磁気ヘッドスライダを水平に回転させるマイクロアクチュエータと、前記磁気ヘッドスライダと前記マイクロアクチュエータとを支持するサスペンションと、を備え、
    前記マイクロアクチュエータは、ベース部、可動プレート部、前記ベース部と前記可動プレートとを連結するリードビーム、を有する支持フレームと、前記ベース部と前記可動プレートとを連結する圧電部材と、を備え、
    前記リードビームは、前記磁気ヘッドスライダの水平遥動を補助するピボット部を有し、
    前記ピボット部を、前記リードビームの幅よりも狭い幅にて形成し、
    前記サスペンションは、サスペンションタング部に装着された前記支持フレームのベース部を支持する支持手段を備えると共に、前記サスペンションタング部を支持するディンプルを有するロードビームを備えており、
    前記ピボット部を、前記ディンプルの形成箇所に一致させて形成した、
    ことを特徴とするディスクドライブ。
  17. ヘッドジンバルアッセンブリと、
    このヘッドジンバルアッセンブリを連結するドライブアームと、
    磁気ディスクと、
    前記磁気ディスクを回転させるスピンドルモータと、を備え、
    前記ヘッドジンバルアッセンブリは、
    磁気ヘッドスライダの中心部を軸として当該磁気ヘッドスライダを水平に回転させるマイクロアクチュエータと、前記磁気ヘッドスライダと前記マイクロアクチュエータとを支持するサスペンションと、を備え、
    前記マイクロアクチュエータは、ベース部、可動プレート部、前記ベース部と前記可動プレートとを連結するリードビーム、を有する支持フレームと、前記ベース部と前記可動プレートとを連結する圧電部材と、を備え、
    前記リードビームは、前記磁気ヘッドスライダの水平遥動を補助するピボット部を有し、
    前記圧電部材は、前記ベース部と前記可動プレート部とに連結される各端部をそれぞれ有すると共に、当該圧電部材に、それぞれ複数の電気的接合パッドを形成した、
    ことを特徴とするディスクドライブ。
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