JP2007042262A - ヘッドジンバルアセンブリおよびディスクドライブ装置 - Google Patents

ヘッドジンバルアセンブリおよびディスクドライブ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】読取り/書込みヘッド位置の微調整が可能で、耐衝撃性に優れ、かつシンプルな構造のマイクロアクチュエータを提供する。
【解決手段】マイクロアクチュエータ12は、ヘッドジンバルアセンブリのサスペンションに連結可能な固定部46と、スライダに連結可能な可動部48とを含んでいる。一対のフレームリブ50は固定部46と可動部とを相互に連結している。ピエゾ部材34が、各フレームリブ50に取り付けられている。各ピエゾ部材34は、可動部48を動かし、それによってスライダを動かすように、フレームリブ50に選択的な動きを与えるように励起されることができる。タング52は固定部46に固定され、かつ固定部46から延びている。タング52は、ヘッドジンバルアセンブリのサスペンションに設けられたピボットに接触可能である。タング52は、タング52と可動部48との間にギャップを形成している。
【選択図】図6

Description

本発明は、情報記録用のディスクドライブ装置に関し、特に、磁気記録用薄膜磁気ヘッド素子などの読取り/書込みヘッドに用いられる精密位置決めアクチュエータを備えたヘッドジンバルアセンブリ(HGA)に関する。
公知の情報記憶装置の一つに、データを記憶する磁気媒体と、磁気媒体の上方に位置して選択的にディスクからのデータの読取りまたはディスクへのデータの書込みをおこなう可動式の読取り/書込みヘッドと、を用いたディスクドライブ装置がある。
消費者は絶えず、このようなディスクドライブ装置の記憶容量の増加と共に、読取り動作および書込み動作の高速化およびその精度の向上を求めている。したがって、ディスクドライブ製造業者は、たとえば、より狭いトラック幅および/またはより狭いトラックピッチを用いてディスク上の情報トラックの記録密度を高めることによって、より大容量のディスクドライブを開発し続けている。しかし、トラック密度が高くなると、より高密度のディスクを使用した高速で正確な読取り動作および書込み動作を可能にするために、ディスクドライブ装置の読取り/書込みヘッドの位置決め制御特性を、トラック密度に対応して向上させる必要がある。トラック密度が高くなるにつれて、公知の技術を使用して、記憶媒体上の所望の情報トラック上に読取り/書込みヘッドを高速にかつ正確に位置させることはますます困難になっていく。したがって、ディスクドライブ製造業者は、絶えず増加していくトラック密度に対応して、常に読取り/書込みヘッドの位置決め制御特性を向上させる方法を探究している。
より高密度のディスクに対して読取り/書込みヘッドの位置決め制御特性を向上させるためにディスクドライブ製造業者によって効果的に使用されている手法の一つは、一次アクチュエータと協働して読取り/書込みヘッドの高速で正確な位置決め制御を可能にする、マイクロアクチュエータと呼ばれる二次アクチュエータを使用する手法である。マイクロアクチュエータを組み込んだディスクドライブは、二段階アクチュエータシステムと呼ばれている。
従来、読取り/書込みヘッドのアクセス速度を高め、かつ高密度記憶媒体の所望のトラック上での位置を微調整するために、様々な二段階アクチュエータシステムが開発されている。このような二段階アクチュエータシステムは通常、一次ボイスコイルモータ(VCM)アクチュエータと、ピエゾ素子マイクロアクチュエータなどの二次マイクロアクチュエータと、を含んでいる。VCMアクチュエータは、読取り/書込みヘッドを記憶媒体上の所望の情報トラック上に位置させるように支持するアクチュエータアームを回転させるサーボ制御システムによって制御される。ピエゾ素子マイクロアクチュエータは、読取り/書込みヘッドのアクセス速度を高め、かつ読取り/書込みヘッドを所望のトラック上の正確な位置に微調整するために、VCMアクチュエータと一緒に使用される。したがって、VCMアクチュエータは、読取り/書込みヘッドの概略の位置を調整し、一方、ピエゾ素子マイクロアクチュエータは、読取り/書込みヘッドの記憶媒体に対する位置を微調整するという、より細かな調整をおこなう。VCMアクチュエータとピエゾ素子マイクロアクチュエータとが協働することによって、情報を効率的にかつ正確に高密度記憶媒体に書込み、かつ高密度記憶媒体から読取ることが可能になる。
公知のマイクロアクチュエータの一種は、読取り/書込みヘッドの位置を微調整するピエゾ素子を組み込んでいる。このようなピエゾ素子マイクロアクチュエータは、マイクロアクチュエータ上のピエゾ素子を励起して選択的に膨張または収縮させるように動作する、関連する電子機器を含んでいる。ピエゾ素子マイクロアクチュエータは、ピエゾ素子の膨張または収縮によってマイクロアクチュエータを動かし、それによって読取り/書込みヘッドを動かすようにされている。この動きを用いることで、VCMアクチュエータだけを使用するディスクドライブ装置よりも高速かつ精密に、読取り/書込みヘッドの位置調整をおこなうことができる。例示的なピエゾ素子マイクロアクチュエータは、特許文献1,2に記載されている。
図14A,14Bには、従来のディスクドライブ装置を示す。同図には、ディスク101を回転させるスピンドルモータ102上に取り付けられた磁気ディスク101が示されている。ボイスコイルモータアーム104には、マイクロアクチュエータ105を含むヘッドジンバルアセンブリ(HGA)が搭載されている。マイクロアクチュエータ105には、磁気記録用の薄膜磁気ヘッド素子などの読取り/書込みヘッドが組み込まれたスライダ103が取り付けられている。ボイスコイルモータ(VCM)115は、モータアーム104の動きを制御し、スライダ103をディスク101の表面を横切ってトラック間を移動するように制御し、それによって、読取り/書込みヘッドがディスク101からデータを読取り、またはディスク101にデータを書込むことができるように設けられている。動作時には、読取り/書込みヘッドが組み込まれたスライダ103と回転する磁気ディスク101との間の空力的相互作用によって揚力が発生する。揚力は、HGA100のサスペンションから及ぼされる、相等しく反対向きのばね力と対抗し、したがって、回転するディスク101の表面からの浮上高さは、モータアーム104の半径方向全ストロークにわたって所定の値に維持される。
図14A,14Bに示す従来のディスクドライブ装置のヘッドジンバルアセンブリ(HGA)100は二段階アクチュエータを組み込んでいる。しかし、VCM・ヘッドサスペンション組立体の固有の製造公差のために、スライダ103は高速で正確な位置調整をおこなうことができず、読取り/書込みヘッドが正確にディスクからデータを読取り、ディスクにデータを書込む能力に影響が生じる。そのため、スライダおよび読取り/書込みヘッドの位置決め調整特性を向上させるために、上述のピエゾ素子マイクロアクチュエータ105が設けられている。特に、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ105は、VCMおよび/またはヘッドサスペンションの組立体の製造公差を補償するため、VCMと比べてはるかに高い精度でスライダ103の変位を修正する。マイクロアクチュエータ105は、たとえば、より小さな記録トラックピッチの使用を可能にし、ディスクドライブ装置の「インチ当たりトラック数」(TPI)を50%増やすと共に、ヘッドのシーク時間および整定時間を短縮するという利点を有する。このように、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ105を用いることで、ディスクドライブ装置に使用される情報記憶ディスクの表面記録密度を著しく増加させることができる。
特許文献3,4は、マイクロアクチュエータの一種を開示している。このマイクロアクチュエータはU字形であり、2つのサイドアームを有している。スライダはサイドアームの間に保持され、サイドアームが動くことによって変位させられる。スライダの動きに干渉しないように、マイクロアクチュエータは、スライダとサスペンションジンバルタングとの間にギャップが維持されるようにサスペンションに組み付けられる。
特開第2002−133803号公報 特開第2002−074871号公報 米国特許出願第2003/147177号明細書 米国特許出願第2003/147181号明細書
しかし、マイクロアクチュエータに特許文献3,4に記載されたようにギャップを設けると耐衝撃性が低下する。さらに、ギャップを厳密に一定に維持するのは困難である。さらに、このマイクロアクチュエータ構成では、サスペンションを2つの独立した部分、すなわち、マイクロアクチュエータの固定部が取り付けられた部分と、マイクロアクチュエータの可動部が取り付けられた部分とに分割する必要があるため、サスペンションがより複雑になる。
したがって、上述の欠点を有さず、しかも読取り/書込みヘッドの微調整を可能にするヘッドジンバルアセンブリおよびディスクドライブ装置に使用される改良されたマイクロアクチュエータが必要である。
本発明の一態様は、ヘッド位置の微調整を可能にし、性能特性を向上させる、改良されたマイクロアクチュエータおよびヘッドジンバルアセンブリに関する。
本発明の他の態様は、マイクロアクチュエータを使用してヘッド位置を微調整するディスクドライブ装置に関する。
本発明の他の態様は、改良された耐機械的衝撃性能を有するマイクロアクチュエータに関する。
本発明の他の態様は、ヘッドジンバルアセンブリ用のマイクロアクチュエータに関する。マイクロアクチュエータは、ヘッドジンバルアセンブリのサスペンションに連結可能な固定部と、ヘッドジンバルアセンブリのスライダに連結可能な可動部とを含んでいる。一対のフレームリブは固定部と可動部とを相互に連結している。ピエゾ部材が、各フレームリブに取り付けられている。各ピエゾ部材は、可動部とスライダを動かすように、フレームリブに選択的な動きを与えるように励起することができる。タングが固定部に固定され、かつ固定部から延びている。タングは、ヘッドジンバルアセンブリのサスペンションに設けられたピボットに接触可能である。タングは、タングと可動部との間にギャップを形成している。
本発明の他の態様はヘッドジンバルアセンブリに関する。ヘッドジンバルアセンブリは、マイクロアクチュエータと、スライダと、マイクロアクチュエータおよびスライダを支持するサスペンションとを含んでいる。マイクロアクチュエータは、サスペンションに連結された固定部と、スライダに連結された可動部と、固定部と可動部とを相互に連結する一対のフレームリブとを含んでいる。ピエゾ部材が、各フレームリブに取り付けられている。各ピエゾ部材は、可動部とスライダを動かすように、フレームリブに選択的な動きを与えるように励起することができる。タングが固定部に固定され、かつ固定部から延びている。タングは、サスペンションに設けられたピボットに接触している。タングは、タングと可動部との間にギャップを形成している。
本発明の他の態様はディスクドライブ装置に関する。ディスクドライブ装置は、ヘッドジンバルアセンブリと、ヘッドジンバルアセンブリに連結された駆動アームと、ディスクと、ディスクを回転させるように動作できるスピンドルモータと、を含んでいる。ヘッドジンバルアセンブリは、マイクロアクチュエータと、スライダと、マイクロアクチュエータおよびスライダを支持するサスペンションと、を含んでいる。マイクロアクチュエータは、サスペンションに連結された固定部と、スライダに連結された可動部と、固定部と可動部を相互に連結する一対のフレームリブとを含んでいる。ピエゾ部材が、各フレームリブに取り付けられている。各ピエゾ部材は、可動部とスライダを動かすように、フレームリブに選択的な動きを与えるように励起することができる。タングが固定部に固定され、かつ固定部から延びている。タングは、サスペンション上に設けられたピボットに接触されている。タングは、タングと可動部との間にギャップを形成している。
以上説明したように、本発明によれば、読取り/書込みヘッド位置の微調整が可能で、耐衝撃性に優れ、かつシンプルな構造のマイクロアクチュエータを提供することができる。
次に、本発明の様々な好ましい実施形態について図面を参照して説明する。各図において、同様の参照番号は同様の部分を示す。上述したように、本発明は、マイクロアクチュエータを用いてスライダを精度よく動かすように構成されている。本発明の一態様では、HGAのサスペンションのピボットに接触するようにされたタングを含むマイクロアクチュエータが提供される。
次に、HGA用のマイクロアクチュエータのいくつかの実施形態について説明する。本発明のマイクロアクチュエータは、図示された特定のHGA構造にかかわらず、マイクロアクチュエータを有するあらゆる適切なディスクドライブ装置で実施できることに留意されたい。すなわち、本発明は、あらゆる産業界におけるマイクロアクチュエータを有するあらゆる適切な装置に使用することができる。
図1,2は、本発明の第1の例示的な実施形態によるピエゾ素子マイクロアクチュエータ12を組み込んだ、ヘッドジンバルアセンブリ(HGA)10を示している。HGA10は、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12と、スライダ14と、サスペンション16と、を含んでいる。サスペンション16は、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12およびスライダ14を搭載し、または懸架している。
サスペンション16は、ベースプレート18と、ロードビーム20と、フレクシャ22と、サスペンション配線パターン24と、を含んでいる。ベースプレート18は、サスペンション16をディスクドライブ装置のボイスコイルモータ(VCM)の駆動アームに連結する際に使用する取付け穴26を含んでいる。ベースプレート18の形状は、ディスクドライブ装置の構成または型式に応じて異なっていてもよい。ベースプレート18は、サスペンションをVCMの駆動アーム上に安定に支持するように、金属などの比較的硬質あるいは高剛性の材料で構成される。
図3に最もよく示されているように、ロードビーム20は、たとえばレーザによってベースプレート18上に取り付けられている。ロードビーム20上には、くぼみの形をしたピボット28が形成されている。ロードビーム20は剛体として働く。ロードビーム20は、両側面にサスペンションリブ30が形成されたプレート状の形状を有している。サスペンションリブ30は、ロードビーム20が変形しないように、ロードビーム20のたわみ強度またはたわみ剛性を高めるために設けられている(たとえば、参考として米国特許第5,870,256号を参照されたい)。さらに、ディスクが回転されていないときにHGA10をディスクから持ち上げるリフトタブ32を、ロードビーム20上にオプションとして設けてもよい。
フレクシャ22は、たとえばレーザや接着剤によってロードビーム20に取り付けられている。フレクシャ22は、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12をサスペンション16、すなわちロードビーム20に結合するために設けられている。フレクシャ22は、複数の方向、すなわち横方向および縦方向にたわむことができる。
サスペンション配線パターン24は、(外部制御システムに接続される)複数の接続パッドを、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12上のスライダ14およびピエゾ部材34に電気的に接続するために、フレクシャ22上に設けられている。図示の実施形態では、サスペンション配線パターン24は6つの配線を含んでいる。しかし、サスペンション配線パターン24は、他の任意の適切な数の配線を含んでよい。サスペンション配線パターン24は、フレキシブルプリント回路(FPC)で形成されていてもよく、CIS、TSA、またはILSのような積層材からなるフレクシャ22の一部であってもよい。
図2,3に最もよく示されているように、パッド36は、サスペンション配線パターン24に直接連結され、サスペンション配線パターン24を、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12のピエゾ部材34に結合されたパッド38(図4参照)に電気的に接続している。さらに、パッド40は、サスペンション配線パターン24に直接連結され、サスペンション配線パターン24を、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12のフレーム上に設けられ、スライダ14に電気的に接続されたパッド41(図4参照)に電気的に接続している。
ボイスコイルモータ(VCM)はディスクドライブ装置内に設けられ、駆動アームおよびHGA10を制御可能に駆動し、HGA10が、スライダ14およびスライダと組み合わされた読取り/書込みヘッドを、ディスクドライブ装置のディスクの任意の所望の情報トラック上に位置させることを可能にする。ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12は、ディスクドライブ装置のより高速で精密な位置調整を可能にすると共に、動作時のヘッドシーク時間および整定時間を短縮するために設けられている。したがって、HGA10がディスクドライブ装置に組み込まれた場合、VCMアクチュエータが読取り/書込みヘッドの概略の位置調整を行い、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12が読取り/書込みヘッドの細かい位置調整をおこなう二段階アクチュエータシステムが設けられる。
図4〜8は、サスペンション16から取り外された、精密位置決めが可能なピエゾ素子マイクロアクチュエータ12と、スライダ14とを示している。図示のように、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12は、たとえばステンレススチールで作られたマイクロアクチュエータフレーム42と、マイクロアクチュエータフレーム42に取り付けられたピエゾ部材34とを含んでいる。図6,7に最もよく示されているように、マイクロアクチュエータフレーム42は、固定部46と、可動部48と、固定部46と可動部48を相互に連結するフレームリブ50と、固定部46から延びるタング52と、を含んでいる。マイクロアクチュエータフレーム42は、金属や積層材などの任意の適切な材料で製作することができ、CIS技術、TSA技術、ILS技術、あるいはFSA技術などの任意の適切なプロセスを用いて製作することができる。
固定部46は、マイクロアクチュエータフレーム42をサスペンション16に連結するように構成されている。具体的には、たとえば金属で作られた4つのサスペンション接合バッド41が固定部46上に設けられている。サスペンション接合パッド41は、たとえば電気接続ボール(USB(超音波接着)またはACF)によって、サスペンション16上に設けられたそれぞれのパッド40に接着されている(図9参照)。これによって、固定部46がサスペンション16に連結され、マイクロアクチュエータフレーム42がサスペンション配線パターン24に電気的に接続される。
可動部48は、マイクロアクチュエータフレーム42をスライダ14に連結するように構成されている。具体的には、たとえばめっき用金で作られた4つのスライダ接合パッド54が可動部48上に設けられている。図8に示されているように、スライダ接合パッド54は、たとえば金属で作られた配線パターン56を通して、サスペンション接合パッド41に電気的に接続されている。スライダ14は、可動部48のスライダ接合パッド54に対応する4つのボンディングパッド58を端部に有している。可動部48は、その上でスライダ14を支持し、スライダ接合パッド54は、たとえば電気接続ボール(GBBまたはSBB)60(図4参照)を用いて、スライダ14上に設けられたそれぞれのパッド58に電気的に接続されている。これによって、可動部48がスライダ14に連結され、スライダ14およびその読取り/書込みヘッドがサスペンション16上のサスペンション配線パターン24に電気的に接続される。
図示の実施形態では、配線パターン56は、4つのスライダ接合パッド54と4つのサスペンション接合パッド41との間に4本の配線を含んでいる。しかし、任意の適切な数のパッドおよび配線パターンを使用することができる。さらに、配線パターン56は、マイクロアクチュエータフレーム42上に設けられた絶縁体を通してスライダ14を迂回している。
具体的には、図8に最もよく示されているように、第1の絶縁体62がマイクロアクチュエータフレーム42上に設けられ、固定部46と可動部48との間を延びている。第1の絶縁体62は、ポリアミドやポリイミドなどの誘電体で構成されている。配線パターン56は、マイクロアクチュエータフレーム42と配線パターン56との間の電気的接続を防止するために、第1の絶縁体62上に設けられている。第1の絶縁体62は2つの開口64、66を含んでいる。一方の開口64は、第1の絶縁体62と接続ボール60との接触を防止するため、スライダ接合パッド54に隣接して設けられている。他の開口66は、サスペンション接合パッド41をサスペンション16との接着のために露出した状態で、サスペンション接合パッド41に隣接して設けられている。
図4,6に最もよく示されているように、第2の絶縁体68は、カバーコートとも呼ばれ、マイクロアクチュエータフレーム42上の配線パターン56を覆っている。第2の絶縁体68は、ポリアミド、ポリイミド、またはアルミナなどの誘電体で構成されている。第1の絶縁体62と同様に、第2の絶縁体68は、第2の絶縁体68とスライダ14との接触を防止するため、スライダ接合パッド54に隣接する開口70を含んでいる。第2の絶縁体68はまた、サスペンション接合パッド41をサスペンション16との接着のために露出させるように、サスペンション接合パッド41に隣接する他の開口72を含んでいる。
フレームリブ50は、固定部46と可動部48を相互に連結している。ピエゾ部材34は、マイクロアクチュエータフレーム42の各フレームリブ50に取り付けられ、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12を形成している。各ピエゾ部材34は、プレート状の形状を有し、好ましくは、ピエゾ素子などの圧電材料と電極としてのNi−Ag金属膜とからなる積層薄膜によって形成されている。しかし、1つまたは2つ以上のピエゾ部材34を任意の適切な方法でフレームリブ50に取り付けてもかまわない。
スライダ14は、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12に取り付けられ、スライダ・アクチュエータ組立体74を形成している。スライダ14は、図4に示されているように、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12に取り付けられている。上述のように、スライダ14は、読取り/書込みヘッドを組み込んでおり、4つの電気接続ボール(GBBまたはSBB)60によってマイクロアクチュエータフレーム42のスライダ接合パッド54に電気的に結合されている。図示のように、各接合ボール60は、スライダ14のパッド58とスライダ接合パッド54との間に半球状に配置されている。
スライダ14は、磁気記録ディスク上のデータの読取りおよび書込みをおこなうように構成されている。スライダ14は主としてセラミックで構成され、薄膜技術を用いて作られた、読取り素子としてのMR素子と、書込み素子としての誘導素子とを有している。図示の実施形態では、スライダ14は直方体形状である。さらに、スライダ14は、使用中の磁気記録ディスクと対向する媒体対向面(ABS)76を有している。ABS76は、スライダ14が使用中の磁気記録ディスクから浮上するように、空気流束を伴う浮上力を発生させる段差部、レール部、および/またはパッドを含んでいる。しかし、スライダ14は、他の適切な構造を有していてもよく、任意の適切な方法でピエゾ素子マイクロアクチュエータ12に取り付けられていてもよい。
図1,2,9,10に示されているように、スライダ・アクチュエータ組立体74は、HGA10のサスペンション16に電気的に接続されている。上述のように、電気接続ボール(USBまたはACF)は、マイクロアクチュエータフレーム42の固定部46上のパッド41を、サスペンション16上に設けられたサスペンション配線パターン14に接着されたパッド40に電気的に接続するように設けられている。さらに、この電気接続部は、固定部46をサスペンション16に固定している。さらに、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12に設けられたピエゾ部材34は、サスペンション配線パターン14に電気的に接続されている。具体的には、たとえば金属で作られたパッド38は、フレームリブ50上に設けられ、配線パターンを介してピエゾ部材34に結合されている。パッド38は、たとえば電気接続ボール(GBBまたはSBB)を用いて、サスペンション16上のパッド36に電気的に接続され、ピエゾ部材34をサスペンション配線パターン24に電気的に接続している。これによって、電力を、サスペンション配線パターン24を介して、ピエゾ部材34に印加することができる。しかし、スライダ・アクチュエータ組立体74を、他の任意の適切な方法でサスペンション16に電気的に接続してもよい。
使用時には、ピエゾ部材34は、たとえばピエゾ素子に逆位相交流電圧をかけることによって、選択的に膨張または収縮するように励起される。ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12は、ピエゾ部材34の膨張または収縮によってフレームリブ50が動き、それによって可動部48が動き、さらに、可動部48に連結されたスライダ14が動くように構成されている。たとえば、図11に示されているように、ピエゾ部材34が励起されると、一方のピエゾ部材34が膨張し、他方のピエゾ部材34が収縮する。その結果、一方のフレームリブ50が膨張し、他方のフレームリブ50が収縮し、それによって可動部48が動き、さらにスライダ14が磁気記録ディスク上のトラックを横切る方向に動く(たとえば、矢印参照)。図示のように、可動部48は固定部46に対して動き、固定部46は静止したままでありサスペンション16に固定されている。
さらに、スライダ・アクチュエータ組立体74がサスペンション16に連結されると、マイクロアクチュエータフレーム42上に設けられたタング52は、図10に最もよく示されているように、サスペンション16のロードビーム20上に設けられたピボット28に接触する(接着はされない。)。上述したように、たとえば金属で作られたタング52は、マイクロアクチュエータフレーム42の固定部46からスライダ14の中心の上方に広がるように延びている。タング52と可動部48/スライダ14との間にはギャップ78が設けられ、したがって、可動部48/スライダ14は固定部46およびサスペンション16に対して自由に動くことができる。
具体的には、タング52は、サスペンション16のピボット28から磁気記録ディスクに向かう方向への力を受ける。タング52はまた、スライダ14から浮上力を受け、タング52は、この力をサスペンション16のピボット28にかける。したがって、タング52は、磁気記録ディスクに向かう方向と磁気記録ディスクから離れる方向の両方の力を受ける。タング52は、マイクロアクチュエータフレーム42の固定部46に固定され、マイクロアクチュエータフレーム42の可動部48には固定されていないので、タング52にかかる力が、可動部48およびそれに結合されたスライダ14に直接かけられることはない。
スライダ・アクチュエータ組立体74を組み込んだヘッドジンバルアセンブリ10はいくつかの利点を有している。たとえば、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12は、固定部46に固定され可動部48には固定されていないタング52を含んでいるため、可動部48/スライダ14とタング52との間に抵抗が生じることを防止できる(なぜなら、タング52がサスペンション16のピボット28に接触しているからである。)。さらに、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12は基本的に、サスペンション16からの力をピボット28を通して点支持し、スライダの2方向自由度、すなわち横回転および縦回転の方向の自由度を許容している。すなわち、タング52はスライダ14の動きの中心となる支点を有している。さらに、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12は、機械的衝撃性能を向上させている。
図12は、本発明の他の例示的な実施形態による、スライダ・ピエゾ素子マイクロアクチュエータ集合体274を示している。この実施形態では、ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12のタング52は、円錐部290を含んでいる。円錐部290は、スライダ・ピエゾ素子マイクロアクチュエータ274がサスペンション16に取り付けられるときにサスペンション16のピボット28に接触するように構成され配置されている。スライダ・ピエゾ素子マイクロアクチュエータ274の他の構成要素は、スライダ・ピエゾ素子マイクロアクチュエータ集合体74とほぼ同様であり、同じ参照番号で示されている。
図13は、本発明の実施形態によるピエゾ素子マイクロアクチュエータ12を組み込んだヘッドジンバルアセンブリ10を備えた、例示的なディスクドライブ装置(HDD)80を示している。HDD80は、ハウジング82、ディスク84、スピンドルモータ86、フレキシブルプリント回路88、VCM、および本発明の実施形態に従って構成されたHGA10を含んでいる。ディスクドライブ装置の構造、動作、および組立てプロセスは当業者に公知であるので、本発明を不明確にしないため、ディスクドライブ装置に関する詳細は省略する。ピエゾ素子マイクロアクチュエータ12は、マイクロアクチュエータを有するいかなる適切なディスクドライブ装置でも、あるいはマイクロアクチュエータを有する他のいかなる装置でも実施することができる。
本発明の実施形態によるピエゾ素子マイクロアクチュエータを含むヘッドジンバルアセンブリ(HGA)の斜視図である。 図1に示すHGAの部分拡大斜視図である。 ピエゾ素子マイクロアクチュエータおよびスライダが取り外された状態の、図1に示すHGAのサスペンションの部分拡大斜視図である。 図1に示すスライダが取り付けられた状態の、ピエゾ素子マイクロアクチュエータだけを取り出して示す斜視図である。 図4に示すスライダが取り付けられた状態の、ピエゾ素子マイクロアクチュエータだけを取り出して示す側面図である。 スライダが取り付けられていない状態の、図1に示すピエゾ素子マイクロアクチュエータだけを取り出して示す上方斜視図である。 スライダが取り付けられていない状態の、図1に示すピエゾ素子マイクロアクチュエータだけを取り出して示す下方斜視図である。 スライダおよびカバーコートが取り付けられていない、図1に示すピエゾ素子マイクロアクチュエータの平面図である。 スライダがピエゾ素子マイクロアクチュエータから取り外された状態の、図1に示すHGAの拡大部分斜視図である。 図1に示すHGAの部分側面図である。 スライダが取り付けられておらず、ピエゾ素子に電圧が印加された状態での、図1に示すピエゾ素子マイクロアクチュエータの平面図である。 スライダが取り付けられたピエゾ素子マイクロアクチュエータの、本発明の他の実施形態の部分側面図である。 本発明の一実施形態によるピエゾ素子マイクロアクチュエータを含むHGAを組み込んだ、例示的なディスクドライブ装置の斜視図である。 従来のディスクドライブ装置の斜視図である。 図14Aに示す従来のディスクドライブ装置の部分斜視図である。
符号の説明
10 ヘッドジンバルアセンブリ(HGA)
12 ピエゾ素子マイクロアクチュエータ
14 スライダ
16 サスペンション
18 ベースプレート
20 ロードビーム
22 フレクシャ
24 サスペンション配線パターン
26 取付け穴
28 ピボット
30 サスペンションリブ
32 リフトタブ
34 ピエゾ部材
36,38,40,41 パッド
42 マイクロアクチュエータフレーム
46 固定部
48 可動部
50 フレームリブ
52 タング
54 スライダ接合パッド
56 配線パターン
58 接合パッド
60 電気接続ボール
62 第1の絶縁体
64、66、72 開口
68 第2の絶縁体
74,274 スライダ・アクチュエータ組立体
76 媒体対向面
78 ギャップ
80 ディスクドライブ装置
82 ハウジング
84 ディスク
86 スピンドルモータ
88 フレキシブルプリント回路

Claims (18)

  1. ヘッドジンバルアセンブリのサスペンションに連結可能な固定部と、
    前記ヘッドジンバルアセンブリのスライダに連結可能な可動部と、
    前記固定部と前記可動部とを相互に連結する一対のフレームリブと、
    前記各フレームリブに取り付けられたピエゾ部材であって、前記可動部を動かし、それによって前記スライダを動かすように、前記フレームリブに選択的な動きを与えるように励起されることのできるピエゾ部材と、
    前記固定部に固定され、かつ該固定部から延びるタングであって、前記ヘッドジンバルアセンブリの前記サスペンションに設けられたピボットに接触可能なタングと、
    を有し、
    前記タングは、該タングと前記可動部との間にギャップを形成している、ヘッドジンバルアセンブリ用のマイクロアクチュエータ。
  2. 前記固定部に、前記サスペンションに設けられたパッドと電気的に結合されるサスペンション接合パッドが設けられている、請求項1に記載のマイクロアクチュエータ。
  3. 前記可動部に、前記スライダに設けられたパッドと電気的に結合されるスライダ接合パッドが設けられている、請求項2に記載のマイクロアクチュエータ。
  4. 前記サスペンション接合パッドは、配線パターンを通して、前記スライダ接合パッドに電気的に接続されている、請求項3に記載のマイクロアクチュエータ。
  5. 前記サスペンション接合パッド、前記スライダ接合パッド、および前記配線パターンは、絶縁体に支持されている、請求項4に記載のマイクロアクチュエータ。
  6. 前記タングは、前記サスペンションに設けられた前記ピボットに接触可能な円錐部を含んでいる、請求項1から5のいずれか1項に記載のマイクロアクチュエータ。
  7. 前記タングは、前記スライダの中心の上方に広がり、前記スライダの動きの中心となる支点を有している、請求項1から6のいずれか1項に記載のマイクロアクチュエータ。
  8. マイクロアクチュエータと、
    スライダと、
    前記マイクロアクチュエータおよび前記スライダを支持するサスペンションと、
    を有し、
    前記マイクロアクチュエータは、
    前記サスペンションに連結された固定部と、
    前記スライダに連結された可動部と、
    前記固定部と前記可動部とを相互に連結する一対のフレームリブと、
    前記各フレームリブに取り付けられたピエゾ部材であって、前記可動部を動かし、それによって前記スライダを動かすように、前記フレームリブに選択的な動きを与えるように励起されることのできるピエゾ部材と、
    前記固定部に固定され、かつ該固定部から延びるタングであって、前記サスペンションに設けられたピボットに接触されたタングと、
    を有し、
    前記タングは、該タングと前記可動部との間にギャップを形成している、ヘッドジンバルアセンブリ。
  9. 前記スライダは、磁気記録用の読取り/書込み素子を含んでいる、請求項8に記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  10. 前記固定部は、前記サスペンションのフレクシャに連結されている、請求項8または9に記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  11. 前記ピボットは前記サスペンションのロードビームに設けられている、請求項8から10のいずれか1項に記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  12. サスペンション接合パッドが前記固定部に設けられ、前記サスペンションに設けられた各パッドと電気的に接合されている、請求項8から11のいずれか1項に記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  13. スライダ接合パッドが前記可動部上に設けられ、前記スライダに設けられた各パッドと電気的に接合されている、請求項12に記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  14. 前記サスペンション接合パッドは、配線パターンを通して、前記スライダ接合パッドに電気的に接続されている、請求項13に記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  15. 前記サスペンション接合パッド、前記スライダ接合パッド、および前記配線パターンは、絶縁体に支持されている、請求項14に記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  16. 前記タングは、前記サスペンションに設けられた前記ピボットに接触可能な円錐部を含んでいる、請求項8から15のいずれか1項に記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  17. 前記タングは、前記スライダの中心の上方に広がり、前記スライダの動きの中心となる支点を有している、請求項8から16のいずれか1項に記載のヘッドジンバルアセンブリ。
  18. マイクロアクチュエータと、スライダと、該マイクロアクチュエータおよび該スライダを支持するサスペンションと、を有するヘッドジンバルアセンブリと、
    前記ヘッドジンバルアセンブリに連結された駆動アームと、
    ディスクと、
    前記ディスクを回転させるように動作できるスピンドルモータと、
    を有し、
    前記マイクロアクチュエータは、
    前記サスペンションに連結された固定部と、
    前記スライダに連結された可動部と、
    前記固定部と前記可動部とを相互に連結する一対のフレームリブと、
    前記各フレームリブに取り付けられたピエゾ部材であって、前記可動部を動かし、それによって前記スライダを動かすように、前記フレームリブに選択的な動きを与えるように励起されることのできるピエゾ部材と、
    前記固定部に固定され、かつ該固定部から延びるタングであって、前記サスペンションに設けられたピボットに接触されたタングと、
    を有し、
    前記タングは、該タングと前記可動部との間にギャップを形成している、ディスクドライブ装置。
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