JPH03242263A - ローラ用塗布材塗布装置 - Google Patents

ローラ用塗布材塗布装置

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JPH03242263A
JPH03242263A JP3794890A JP3794890A JPH03242263A JP H03242263 A JPH03242263 A JP H03242263A JP 3794890 A JP3794890 A JP 3794890A JP 3794890 A JP3794890 A JP 3794890A JP H03242263 A JPH03242263 A JP H03242263A
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Masaaki Oya
大矢 昌章
Shigetoshi Kusaka
成利 日下
Toshio Kida
木田 俊雄
Tomoharu Mineo
峰尾 智晴
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明はローラ外周に高粘性の液体を塗布する塗布装置
に係わり、特に電子複写機等の定着ローラ等に用いられ
るゴム被覆ローラの製造装置に関する。
[従来の技術及び発明が解決すべき課題]従来から電子
複写機等のトナ一定着部においては、定着ローラと加圧
ローラ間に通紙してトナー定着を行っている。このよう
な定着部に使用されるローラは弾力性が要求され、ブラ
イマー処理を施された芯金にシリコーンゴムやフッ素樹
脂等の弾力体層を形成し、その上層にトナーとの離型性
のよい数10μm〜数100μm厚のシリコーンゴム等
のオフセット層を設けている。これらの弾力体層、オフ
セット層の均一性は画質に直接影響を与えるため、均一
な厚さに形成されなければならず、種々の方法が採用さ
れている。オフセット層の形成には、塗布液をスプレー
塗布法、浸漬塗布法、ロール塗布法、ブレード塗布法等
により弾力体層上に塗布し、乾燥後加硫して製造してい
る。
これらの塗布方法のうちブレード塗布法は、比較的簡単
な装置で表面平滑性が優れた塗膜が得られ、加硫後の処
理が簡単なので採用されている。
ここでブレード塗布法は、第5図に示すように、軸1を
水平方向に配置したローラに間隙3を持ってコーティン
グブレード4を相対させ、ローラとブレード間に一定量
の塗布材5を供給し、ローラ1を回転させて外周に塗布
材5を塗布した後、コーティングブレードを後退させる
時に塗布材の粘性及び供給量により塗膜の一部に偏肉部
が生じ、即ち塗布材の供給量が多い時は第6図に示すよ
うに塗布膜51に肉厚部52が生じ、塗布材を余剰分な
く供給すると第7図に示すように欠損部53が発生し、
均一な膜厚が得られなかった。
そのため、塗布後更に■ローラを回転させて塗布材のレ
ベリング性を利用して塗膜を均一化したり、■塗布材に
使用されている溶剤雰囲気中で塗布を行ったり、■ある
いは余剰の塗布材を吸収する方法等が研究されている。
しかしながら高粘度のレベリング性の悪い塗布材の場合
、■及び■はよい結果が得られず、特に■は引火・爆発
等の危険性を有し好ましくない。また■は吸引するタイ
ミングの設定や塗布材の精密な制御が必要であり、この
制御は非常に困難であった。
本発明は上記の欠点を解消するためになされたものであ
って、比較的レベリング性の悪い塗工性の悪い塗布材で
も均一な膜厚で塗布可能で製品の品質向上が速性でき、
しかも生産性も非常によいブレード塗布法の塗布装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本発明のローラ用塗布材塗
布装置は、軸を水平方向に配置したローラを一定速度で
回転させる駆動機構と、前記ローラの外周と所定の間隙
を有して相対し旋回・後退可能なコーティングブレード
と、該コーティングブレードと前記ローラ間に塗布材を
所定量供給する供給体とを備えた塗布材塗布装置におい
て、前記コーティングブレードは前記ローラとの間で保
持した前記塗布材を前記駆動機構により回転される前記
ローラの外周に塗布する傾斜面を有する第1のブレード
と、該第1のブレードを嵌合し、かつ該第1のブレード
が旋回して取り外された時余剰の前記塗布材を収容する
四部及び前記第1のブレードが嵌合された時前記傾斜面
と同一平面となる斜面を設けた第2のブレードから成る
ものである。
[作用] ローラとコーディング間に供給された塗布材を保持する
のに十分な傾斜面を持ったコーティングブレードをその
傾斜面の部分で分割できるように第1のブレードが第2
のブレードに嵌合される構成に形成する。そのため、最
初に供給される塗布材が多い時、第1のブレードと第2
のブレードを一体化した状態で塗布材を保持する。ロー
ラの回転に伴いローラ外周に塗布材の塗布が進行してロ
ーラ外周全体が塗布された後、第1のブレードを旋回さ
せ第2のブレードから取外し、第1のブレードが嵌合さ
れていた凹部に余剰の塗布材を収容する。その後備かな
斜面を有した第2のブレードで回転するローラ表面を均
した後、後退又は旋回させると偏肉の生じない塗布を行
うことができる。
[実施例コ 本発明のローラ用塗布材塗布装置を適用した一実施例を
図面を参照して説明する。
第1図において、軸10を水平に配置され、定速度で回
転するモータ等の駆動機構6に接続されるプライマー処
理された芯金上にフッ素等から成る弾性体層を設けたロ
ーラ20の外周に間隙30を持ってコーティングブレー
ド40が配置される。コーティングブレード40は図示
しない水平駆動機構及び回転機構に接続され、塗布形成
される所望の膜厚により間隙30を調整されて配置され
ると共に塗布膜から瞬時に離脱できるようになっている
。また、この間隙近傍に塗布材50を供給する供給体7
に接続されたノズル8が設けられ、供給体7からバルブ
9を自動あるいは手動で作動させ所望量の塗布材50が
供給される。
ここで本発明の特徴であるコーティングブレード40は
第2図に示すように、塗布材50をローラ20及びコー
ティングブレード40間で保持するための傾斜面41を
有し、この傾斜面41で第1のブレード42及び第2の
ブレード43に分割される。第1のブレード42及び第
2のブレード43はそれぞれ図示しない回転装置及び水
平移動装置に接続され個々に移動できるようになってお
り、第2のブレード43は第1のブレード42を嵌合し
、第1のブレード42の傾斜面41を延長した傾斜面4
1と同一平面を成す僅かな斜面44を備え、さらに第1
のブレードか回転装置により旋回され第2のブレードか
ら取外されると、四部45を備えるように形成される。
ここでコーティングブレード40の先端の部分の角度は
塗布材の粘度等で適宜選択され、例えば約95°とか第
3図に示すように40’等コーティングブレード40の
下側に塗布材がまわらにないような任意な角度に形成す
ることができる。第2のブレード43の斜面44の幅や
形状は塗布材の材質、粘度や塗布膜の膜厚等で好適なも
のを選択できる。
以上のような構成の塗布装置を用いてローラ外周に塗布
材の塗布を行う製造工程に従って説明する。
第4図(a)に示すようにローラ20と、第1のブレー
ド42が第2のブレード43に嵌合されたコーティング
ブレード40との間に塗布材50が供給されるとローラ
は駆動機構により回転されローラ20の外周に塗布膜5
1が塗布形成されていく。ローラ20が1回転し第3図
(b)に示すようにその外周全面に塗布膜51が塗布さ
れた後、第1のブレード42が瞬時矢印方向に旋回され
第2のブレード43から取外され(第4図(C))、余
剰の塗布材50は第1のブレード42が嵌合されていた
凹部44に収容される。ローラはさらに回転され第2の
ブレード43の僅かな斜面44により余分の塗布材50
を削られなから凹部44に収められt布膜51が均され
る(第4図(d))。
第2のブレード43が旋回あるいは後退することにより
肉厚部を生じることなく均一な膜厚の塗布膜51を得る
ことができる(第4図(e))。
ここで第1のブレード42の分割時や第2のブレード4
3の旋回・後退時やローラの回転数は塗布材の粘度、流
動特性、目標とする膜厚(間隙30)等で随時最適化し
て行うようにする。
[具体例] シリコーンゴムコンパウンドの30%キシレン溶液を調
整し、塗布材Aを得た。塗布材Aで使用シタシリコーン
ゴムコンパウンドよりも充填剤の配合割合が少ないもの
の30%キシレン溶液を調整し、塗布剤Bを得た。この
塗布材A及びBの各剪断速度における粘度を表1に示す
表1 単位はCp ここで塗布材A及びBのニュートニアン挙動を見ると塗
布材Aはη。−2,2/ηD−24= 0.60、塗布
材Bはη。−192/ηo−24: 0 、77から塗
布材Aの方が塗布材Bより偏倚の度合が大きく、流動性
が悪いつまりレベリング性の低いものである。
外径φ59.6mm、長さ340mm0ロ一ラ外周と0
.7mm間隙を保持して第2図に示すコーティングブレ
ードを相対して配置した。ローラを25回転/分で回転
させ、塗布材A40gを供給した。
ローラ外周に塗布材が行き亘った時第1のブレードを旋
回させ、その後4秒経過後第2のブレードを上方に旋回
させ後退させた。その後さらに2時間回転させながら風
乾し、150℃1時間200℃1時間加熱して塗布膜を
硬化した後、円周方向の振れを測定した。結果を表2に
示す。
比較例1 コーティングブレードとして第5図に示すものを使用し
、他の条件は具体例と同一に行い、円周方向の振れを測
定した。結果を表2に示す。
比較例2 コーティングブレードとして第5図に示すものを使用し
、塗布材Aを25g供給し、他の条件は具体例と同一に
行った。ローラ外周に塗布材が行き亘った時、コーティ
ングブレードを上方に旋回・後退させようとしたところ
欠損部が生じた。
比較例3 コーティングブレードとして第5図に示すものを用い、
塗布材として塗布材Bを使用し、他の条件は具体例と同
一で行い、円周方向の振れを測定した。結果を表2に示
す。
表2 [発明の効果] 以上の説明からも明らかなように、本発明のローラ外周
の塗布材塗布装置によれば、コーディングブレードを第
1のブレードと第2のブレードに分割可能に形成したた
め、塗布材が多い場合は保持する傾斜面を広く確保し、
塗布が進行してローラ外周表面に行き亘ったところで傾
斜面を狭くすると同時に余剰の塗布材を第1のブレード
が嵌合されていた凹部に収容してローラ表面から離し、
更に第2のブレードの狭い傾斜面で余剰の塗布材を削り
取ることができる。そのためコーディングブレードを旋
回・後退させる時に肉厚部を生じることなく、また塗布
材を必要最小限に供給した場合に生じる欠損部を発生す
ることなく、非常に均一な膜厚に塗布膜を形成すること
ができる。また、不良品が発生することなく生産性も向
上させることができ、簡単な装置で非常に経済的でもあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のローラ用塗布材塗布装置の一実施例を
示す図、第2図及び第3図は第1図に示す一実施例の要
部を示す図、第4図(a)、(b)(C)、(d)及び
(e)は第1図に示す一実施例を用いたローラ製造方法
を説明する図、第5図、第6図及び第7図は従来例を示
す図である。 6・・・・・・駆動装置 7・・・・・・供給体 0 0 0 0 1 2 3 4 5 ・・・・・・軸 ・・・・・・ローラ ・・・・・・間隙 ・・・・・・コーディングブレード ・・・・・・傾斜面 ・・・・・・第1のブレード ・・・・・・第2のブレード ・・・・・・斜面 ・・・・・・凹部 第 11!I 0 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 軸を水平方向に配置したローラを一定速度で回転させる
    駆動機構と、前記ローラの外周と所定の間隙を有して相
    対し旋回・後退可能なコーティングブレードと、該コー
    ティングブレードと前記ローラ間に塗布材を所定量供給
    する供給体とを備えた塗布材塗布装置において、前記コ
    ーティングブレードは前記ローラとの間で保持した前記
    塗布材を前記駆動機構により回転される前記ローラの外
    周に塗布する傾斜面を有する第1のブレードと、該第1
    のブレードを嵌合し、かつ該第1のブレードが旋回して
    取り外された時余剰の前記塗布材を収容する凹部及び前
    記第1のブレードが嵌合された時前記傾斜面と同一平面
    となる斜面を設けた第2のブレードとから成ることを特
    徴とするローラ用塗布材塗布装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000041820A1 (fr) * 1999-01-14 2000-07-20 Nok Kluber Co., Ltd. Machine formant des couches de revetement et procede associe
JP2009508712A (ja) * 2005-09-16 2009-03-05 カーベーアー−ジオリ ソシエテ アノニム 特には、凹版印刷プレスのワイピングシリンダ等のシリンダを被覆するための装置

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