JP2005087955A - 塗膜形成方法及びその装置 - Google Patents

塗膜形成方法及びその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005087955A
JP2005087955A JP2003328070A JP2003328070A JP2005087955A JP 2005087955 A JP2005087955 A JP 2005087955A JP 2003328070 A JP2003328070 A JP 2003328070A JP 2003328070 A JP2003328070 A JP 2003328070A JP 2005087955 A JP2005087955 A JP 2005087955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
nozzle
coated
slit
coating film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003328070A
Other languages
English (en)
Inventor
Nozomi Takahata
望 高畑
Kyoichi Ashikawa
恭一 芦川
Koji Kamiya
公二 神谷
Makoto Murata
誠 村田
Atsushi Ishibe
篤 石部
Haruaki Kondo
玄章 近藤
Takuzo Kurachi
卓三 倉地
Takayuki Yoshii
孝之 吉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2003328070A priority Critical patent/JP2005087955A/ja
Publication of JP2005087955A publication Critical patent/JP2005087955A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】材料供給ノズル形状を工夫することにより端部と中央部との吐出量を均一にし、材料歩留まりの良い塗膜形成装置を提供する。
【解決手段】少なくとも一部に円筒面を有する定着ローラ芯金1を円筒面の中芯軸回りに回転させながら塗膜を形成する装置に関する。定着ローラ芯金1を保持するチャック機構と、チャック機構を回転させる回転機構と、チャック機構の回転により回転する定着ローラ芯金1に対して、その先端のスリットから定着ローラ芯金1の軸方向にわたり同時に塗料を塗布することが可能な塗布ノズル7と、定着ローラ芯金1被塗装物と一定のスキマを保ち形成された塗膜を掻き取るブレードとを備え、塗布ノズル7に設けられているスリット7cの端部厚さ7fが、そのスリット7cの中央部厚さ7eより大きいことを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、少なくとも一部に円筒面を有する被塗装物を前記円筒面の中芯軸回りに回転させながら塗膜を形成する装置及び方法に関する。例えば、PPC(普通紙複写機)、LBP(レーザビームプリンタ)、ファクシミリなどの電子写真方式を採用した画像形成装置において、転写紙上の未定着トナー像を加熱、加圧により定着させる定着部材(定着ローラ、定着ベルト)の塗膜形成装置及び塗膜形成方法に関する。
電子写真の原理に基づく複写機およびプリンタにおいて、用紙を狭厚し、熱によりトナーを溶融し、用紙に定着させる定着プロセスが存在する。近年その定着プロセスで用いられる部品(定着ローラあるいは定着ベルト)には耐熱性ゴム(シリコンゴム)による弾性層を形成することが、トレンドとなっている。これは基体(アルミ、鉄などの金属円筒形状の芯金やポリイミド、Niなどのベルト状基体)上にプライマ(接着剤)を塗布して、シリコンゴムなどの耐熱ゴムによる弾性層を100〜300μm程度形成することにより弾性層を形成する。
この弾性層はトナー定着時の圧力を均一にし画像の粒状度をあげることが一般的にわかっている。この弾性層は厚みにより画像に影響を及ぼし、またゴムの熱伝導性の関係から定着ローラの立ち上がり時間(所定の温度に達する時間)などに影響を及ぼすことからある程度の範囲で均一にすることが求められる。
従来このような弾性層を形成するための工法としてはスプレーコーテイング塗装が考えられ、一般的に用いられてきた。しかしスプレーコーテイング塗装ではこのような厚膜を形成するには塗装回数が非常に多くなり、加工タクトが長く量産性が低い。またスプレーガンで霧化して噴霧するには粘度が低いことが前提である。しかしシリコンなどのゴム材は一般的に加硫前の状態は液体と言えども高粘度であり、スプレーで噴霧できる状態ではない。そこでスプレー塗装するためにゴム材を溶媒(トルエン、キシレンなどの有機溶剤)と混ぜ合わせることにより塗装時に粘度を下げることが必要不可欠となる。
しかし溶剤を使いスプレー塗装をおこなうと、塗装現場の作業環境は悪化し作業者の人体に影響を及ぼすので、局所排気することが求められる。局所排気しても当然そのミストは大気中にそのまま排出することはできず、規制値以下に押さえることが法的に求められる。そのため廃棄脱臭装置として活性炭を用いた脱臭システムなどを導入するが、上述のように塗装回数が多いとフィルタのランニングコストなどが高額になり部品の価格とそれを生産する消耗品費のバランスがとれず、採算性が無い。また近年では環境への関心の高まりから、大量の有機溶剤を用いる加工は避ける機運が社会的にも強まっていることからも、上記のような工法は避けることが望ましい。
そこで、液状のゴムを希釈せず原液のままゴム層に加工できる工法として注型や射出成型が挙げられる。これはローラの場合、芯金と型の間にゴムを流し込み固める方法であるが、この方法は従来は比較的膜の厚い物(3〜5mm)に限られ、金型や芯金の精度の問題から均一な膜が形成できるのは少なくともゴムの膜厚が300μm以上になる時に限られた。
また近年ではブレードにより基体の塗料を均し、掻き取ることにより膜を形成するブレード塗工法で均一なゴム膜を形成する事例として、特許第2691284号公報が知られている。この方法では、塗装を行う場合、はじめに基体上に塗料を供給しそれをブレードで均し、掻き取ることにより所定の膜厚を形成する。
しかし、特許第2691284号公報に記載された方法では、ローラ全長300mm以上に渡って、ノズルを操作する必要があり、ワーク全周にわたり塗料を供給するのに時間がかかる。またノズルから出した塗料が均一な膜にはならないので、かなり余分に塗料を付着させ、それを後にブレードで掻きとることになるため、材料歩留まりが悪く無駄になる塗料が多い。
そこで、本出願人は先に、特願2002−377714号として、ワークの長手方向に渡り、同時に塗料を塗布することにより、加工時間が短く、材料歩留まりのよい塗膜形成装置を提案した。
特許第2691284号公報 特願2002−377714号
しかしながら、この時の問題点としては塗料の供給方法にある。即ち、シリコンゴムのような高粘度液体ではノズルからの吐出量が端部と中央部で同量ではなく、端部の方が少量になる不具合がある。これは、高粘度液体(正確には蓄塑性が大きくパスカルの原理に従わない高分子液体)が管内を流れるとき、管壁面部分と管内部での流速が異なることが原因であり、塗料供給ノズルは厚さ約1mm、幅約300mmという長方形状であるため、ノズル端部は壁面部分の影響を受ける量が多いため吐出量が少なくなってしまう。
端部の吐出量が少ないときの不具合として材料歩留まりが悪いということがあげられる。つまり300μmの膜を形成したいとき、ノズルから吐出される量としては中央部、端部全ての部分で300μm以上の吐出量が必要である。端部と中央部の吐出量が同じで均一に塗装できるのであれば中央部、端部共に300μmの吐出量になる。しかし、端部の吐出量が少ないときの例では端部300μm、中央部450μmといった差のついた吐出量になる。この例では最大で約1.5倍の吐出量となる。一般にシリコンゴムは高価であり材料歩留まりは重要課題となる。
そこで本発明は、材料供給ノズル形状を工夫することにより端部と中央部との吐出量を均一にし、材料歩留まりの良い塗膜形成装置及び塗膜形成方法を提供することをその目的とする。
請求項1に記載の本発明は、少なくとも一部に円筒面を有する被塗装物を前記円筒面の中芯軸回りに回転させながら塗膜を形成する装置において、前記被塗装物を保持するチャック機構と、該チャック機構を回転させる回転機構と、チャック機構の回転により回転する被塗装物に対して、その先端のスリットから被塗装物の軸方向にわたり同時に塗料を塗布することが可能な塗布ノズルと、被塗装物と一定のスキマを保ち形成された塗膜を掻き取るブレードとを備え、前記塗布ノズルに設けられているスリットの端部厚さが、そのスリットの中央部厚さより大きいことを特徴とする塗膜形成装置である。
請求項2に記載の本発明は、前記塗布ノズルのスリット厚さを中央部と端部で任意に調整できる調整手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の塗膜形成装置である。
請求項3に記載の本発明は、前記塗布ノズルと前記被塗装物との間に所定のスキマを設定し、そのスキマを塗装中に保持することが可能な保持機構を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の塗膜形成装置である。
請求項4に記載の本発明は、前記塗布ノズルが前記被塗装物と任意の一定のスキマを設定した位置から、被塗装物から離れる方向に退避することが可能な退避機構を備えていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の塗膜形成装置である。
請求項5に記載の本発明は、前記塗布ノズルの材料供給口が前記塗布ノズルの材料吐出口より下方にあることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の塗膜形成装置である。
請求項6に記載の本発明は、前記塗布ノズルが前記被塗装物と任意の一定のスキマを設定した際の該スキマの大きさが、前記塗布ノズルにより前記被塗装物上に塗布した塗料の膜厚に対して、同等若しくは小さいことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の塗膜形成装置である。
請求項7に記載の本発明は、請求項4に記載の塗膜形成装置において、さらに前記回転機構に回転角度を検出する検出器を備え、該検出器により前記塗布ノズルが塗布開始した位置から前記被塗装物が1回転するのを検出し、前記被塗装物が1回転したときに、前記塗布ノズルが前記退避機構により前記被塗装物から離れる方向に退避するようにしたことを特徴とする塗膜形成装置である。
請求項8に記載の本発明は、前記塗布ノズルから塗料が吐出され、該塗料が前記塗布ノズルと前記被塗装物とにより形成される所定のスキマに充満してから前記被塗装物の回転が開始されるようにしたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の塗膜形成装置である。
請求項9に記載の本発明は、前記塗布ノズルの先端が前記被塗装物の前記先端に対向する部分の接線方向に平行な平面を備えていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の塗膜形成装置である。
請求項10に記載の本発明は、少なくとも一部に円筒面を有する被塗装物を前記円筒面の中芯軸回りに回転させながら塗膜を形成する方法において、前記被塗装物を保持して回転させ、回転する前記被塗装物に対して、塗布ノズルに設けられているスリットの端部厚さが、そのスリットの中央部厚さより大きいスリットの先端から被塗装物の軸方向にわたり同時に塗料を塗布し、前記被塗装物と一定のスキマを保つブレードにより形成された塗膜を掻き取ることを特徴とする塗膜形成方法である。
請求項1に記載の塗膜形成装置によれば、先端のスリットから被塗装物の軸方向にわたり同時に塗料を塗布することが可能な塗布ノズルに設けられているスリットの端部厚さが、そのスリットの中央部厚さより大きいので、端部の材料吐出量を増加させることができ、これによりスリットの端部と中央部との材料吐出量の差を減らすことができ、したがって被塗装物上に均一な膜を塗布することが可能になるとともに、材料歩留まりの良い塗膜形成を行うことができる。
また、請求項2に記載の塗膜形成装置によれば、塗布ノズルのスリット厚さを中央部と端部で任意に調整できる調整手段を備えているので、塗布ノズルのスリットの厚さを調整することができ、スリットの端部と中央部との材料吐出量の差を減らすことができ、均一な膜を塗布することが可能になり、さらに、材料粘度バラツキ、材料変更に対応することができる。
また、請求項3に記載の塗膜形成装置によれば、さらに、塗布ノズルと被塗装物との間に所定のスキマを設定し、そのスキマを塗装中に保持することが可能な保持機構を備えているので、塗布ノズル先端から吐出された塗料が被塗装物上に塗布される際に、空気を巻きこんだり、塗膜が波状になるなどの現象が発生せず、より均一な塗膜を形成する条件を設定することが可能となる。
また、請求項4に記載の塗膜形成装置によれば、さらに、塗布ノズルが前記被塗装物と任意の一定のスキマを設定した位置から、被塗装物から離れる方向に退避することが可能な退避機構を備えているので、被塗装物を着脱する際に塗布ノズル先端の塗料が被塗装物に付着することがない。
また、請求項5に記載の塗膜形成装置によれば、さらに、塗布ノズルの材料供給口が前記塗布ノズルの材料吐出口より下方にあるので、塗布ノズルが被塗装部の下半分の範囲において任意の一定のスキマを設定しそれを保持することができ、塗布ノズル内部に塗料を充満させる際に空気を上側に押し出すことができ、その結果塗布ノズル内部に空気が残ることが無く、塗膜に空気を巻きこむことが無くなり、その上ノズルからの垂れた塗料が被塗装物に付着することも無い。
また、請求項6に記載の塗膜形成装置によれば、さらに、塗布ノズルが被塗装物と任意の一定のスキマを設定した際の該スキマの大きさが、前記塗布ノズルにより前記被塗装物上に塗布した塗料の膜厚に対して、同等若しくは小さいので、塗装中に塗布ノズルと被塗装物との間で空気を巻きこんだり、塗布表面が波状になることがなく、均一な塗膜を形成することが可能となる。
また、請求項7に記載の塗膜形成装置によれば、さらに、回転機構に回転角度を検出する検出器を備え、該検出器により前記塗布ノズルが塗布開始した位置から前記被塗装物が1回転するのを検出し、前記被塗装物が1回転したときに、前記塗布ノズルが前記退避機構により前記被塗装物から離れる方向に退避するようにしたので、被塗装部表面に非塗装部が生ずることなく、また塗布ノズルと被塗装物により形成されるギャップで塗膜を削ることもない。
また、請求項8に記載の塗膜形成装置によれば、さらに、塗布ノズルから塗料が吐出され、該塗料が前記塗布ノズルと前記被塗装物とにより形成される所定のスキマに充満してから前記被塗装物の回転が開始されるようにしたので、材料が被塗装物に粘着しないまま被塗装物が回転して塗膜が気泡を巻き込むことがなく、均一なノズルによる塗布膜を形成することができる。
また、請求項9に記載の塗膜形成装置によれば、さらに、塗布ノズルの先端が前記被塗装物の前記先端に対向する部分の接線方向に平行な平面を備えているので、塗布ノズルのスリット部から被塗装物上に供給した塗料を均すことが可能であり、均一な膜を形成することができ、ブレードで掻き落とす量を低減しより材料歩留まりを向上することができる。
また、請求項10に記載の塗膜形成装置によれば、塗布ノズルが被塗装物全域にわたり塗料を塗布した後にノズル塗布時より被塗装物の回転数が増加した状態でブレードを被塗装物に対して当接することが可能なので、ブレードから被塗装物上の塗料が離脱する際の痕を直線状にすることができ、離脱の痕を小さくすることが可能である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、以下では、本発明を適用したブレードを用いた塗膜形成装置により、定着ベルトおよび定着ローラの塗膜を形成する場合について説明する。図1は本発明に係る一実施形態の塗膜形成装置の構成図、図2は本発明に係る一実施形態の塗膜形成装置の断面図、図3は実施結果としてのコーティングギャップと膜厚との関係を示す図である。
図1に示すように、定着ローラ芯金(被塗装物)1の材質はAl、Feなどの金属系で円筒形状をしており、シリコンゴム塗装部の外周には接着用のプライマが施してある。ワークとしての定着ローラ芯金1を保持するチャック2は、定着ローラ芯金1の軸心を中心として回転することが可能である。チャック2は直動ガイド3上に固定されており、エアシリンダ4により前後進動作が行われることにより、定着ローラ芯金1を保持したり開放したりすることが可能である。モータ5はチャックした定着ローラ芯金1を所定の回転で回転することが可能であり、回転力は回転軸6を通して伝えられる。回転軸6にはスリット板6aとその回転角を検出するフォトマイクロ6bが取りつけられている。ブレード塗装では3〜100rpm程度の回転数の速度可変モータ5を用いる。
塗布ノズル7は定着ローラ芯金1上に塗料を供給するためのである。塗布ノズル7に供給する塗料は塗料タンク8に補充され、塗料タンク8からポンプ9により塗布ノズル7に定量供給される。ポンプ9は特に所望の高粘度液体が送液可能であれば何でもかまわないが、本実施形態ではモーノポンプを用いている。またポンプ9から送られた塗料は配管10を通り、塗布ノズル7に供給される。配管10としては清掃などを考慮して塗料が付着し難いテフロン(登録商標)チューブを用いている。
図2に示すように、塗布ノズル7はマイクロメータ11により高精度な位置決めが可能な微動テーブル12に固定されており、微動テーブル12はエアシリンダ13により駆動される粗動テーブル14上に固定されている。このように塗布ノズル7を支持するテーブルは2段テーブルの構造をしている。そして、塗布ノズル7の材料供給口(配管10の接続部分)が塗布ノズル7の材料吐出口(スリット7c)より下方にあるように配置されているので、塗布ノズル7が被塗装物(定着ローラ芯金1)の下半分の範囲において任意の一定のスキマを設定しそれを保持することができ、塗布ノズル7の内部に塗料を充満させる際に空気を上側に押し出すことができ、その結果塗布ノズル7の内部に空気が残ることが無く、塗膜に空気を巻きこむことが無くなり、その上塗布ノズル7からの垂れた塗料が定着ローラ芯金1に付着することも無い。
ブレード15は塗布ノズル7で定着ローラ芯金1上に形成した1次塗膜を掻き取り所定の膜厚の最終塗膜を形成するためのものである。このブレード15と定着ローラ芯金1との間のスキマ(コーテイングギャップ)により、塗膜を所定の膜厚にすることが可能であり、本発明者らの実験では通常膜厚はそのギャップの6〜7割程度になることが明らかになっている。
図2に示すように、ブレード15は先端がシャープな形状をしており、角度は30〜45°で、先端部の幅は0.1mm以下にすることが望ましい。これはブレード15の先端部分が広いとそのフラット部と定着ローラ芯金1との間に塗料が多く存在することとなり、塗料が接離する際にその部分の塗料が定着ローラ芯金1に乗り移り痕が大きくなるためである。
ブレードホルダ16は微動テーブル17に固定されており、微動テーブル17はマイクロメータ18によりμm単位での位置決めが可能であり、定着ローラ芯金1の中心より数mm下方の位置に正確にブレード先端を位置決めすることができる。粗動テーブル19は台形ネジ20により上下方向Aに駆動され、微動テーブル17の動けない範囲にブレード15を移動させるときに用いる。アクチュエータ21はブレード15が取りつけられたユニット全体を前後進(矢印B方向)するための駆動源である。
以上のような構成の塗膜形成装置を用いて定着ローラ芯金1の外周にシリコンゴムを塗布し、塗膜を形成する方法を説明する。装置を可動させる前に各設定をおこなう。塗布ノズル7およびブレード15は塗膜の所望の厚みに対して所定のギャップを形成しておく。これは上述の各微動テーブル12、17に備えられたマイクロメータ11、18により設定する。例えば210μmの最終膜厚がほしい場合、ブレード15と定着ローラ芯金1との間のギャップは300μmに設定する。1次膜はそれ以上の厚みで形成する必要があり、これは塗布ノズル7から塗出される塗液の吐出量で決定される。吐出量は予め定着ローラ芯金1に形成する1次膜の厚みから体積と塗料の比重から算出しておき、それがワークとしての定着ローラ芯金1の1回転で吐出可能なポンプ9の吐出速度を設定しておく。
動作は以下のような順序でおこなわれる。この時塗布ノズル7と定着ローラ芯金1により形成されるコーティングギャップ(CG)は1次膜の厚みと同等若しくは小さい値に設定する。これにより塗布部で気泡を巻きこむことなく塗布することが可能である(図3参照)。
図5は本発明に係る一実施形態の塗膜形成装置の動作フローチャートである。次に塗装動作を順に説明する。図5に示すように、先ず、被塗装物である定着ローラ芯金1をチャック2で保持する。その後スタートボタンを押して装置を起動すると、まず塗布ノズル7がエアシリンダ13により粗動テーブル14ごと移動し、上述の設定した所定のギャップが形成される位置に位置決めされるとともに、ブレード15を加工待機位置に移動する。
その後ポンプ9に吐出開始指令が出され、予め設定した吐出速度で塗料を塗布ノズル7から吐出する。塗料が塗布ノズル7と定着ローラ芯金1により形成されるコーティングギャップに充填された後に定着ローラ芯金1はモータ5の回転がチャック2を介して伝達され回転を開始する。回転開始のタイミングは塗料の粘度により異なり50〜200Pa・sのシリコンゴムを用いた場合1〜3s程度である。
また塗布ノズル7で形成する1次膜は通常はブレード15で掻き落とすことを見込んで、ブレード15と定着ローラ芯金1で形成されるギャップより20〜30μm程度厚い膜を形成しておく必要がある。
塗布ノズル7は定着ローラ芯金1の軸方向に同時に塗装することが可能なので定着ローラ芯金1が1回転したところで定着ローラ芯金1の全域にわたり1次膜が形成される。現状回転数は4〜6rpmなので10〜15sで1回転する。上述の回転軸6に取りつけられたスリット板6aのスリットの個数をフォトマイクロ6bによりカウントし、定着ローラ芯金1が塗布ノズル7により塗装を開始した位置から1回転(360°)したところで、シリンダ13により塗装ノズル7が退避するとともに、ポンプ9に運転停止信号が発信されポンプ9の運転が停止し、塗布ノズル7からの塗料の吐出は停止する。
次にブレ−ド15を当接するためにモータ5の回転数が切り替わり定着ローラ芯金1が20rpmで回転する。アクチュエータ21が前進し、ブレード15が定着ローラ芯金1の下面に所定のギャップを維持した様態で当接される加工位置に移動する。この状態で定着ローラ芯金1が3回転したところで定着ローラ芯金1上に塗布ノズル7で形成した1次膜の表層部が掻き取られ最終的な膜厚に仕上げられるとともに、塗布ノズル7が退避する時に形成された継ぎ目がなくなる。ブレード15から塗料が離れる際の痕は最終的には残る場合もあるが、塗布ノズル7の継ぎ目と比較すると1/10以下の大きさであり、次の工程で表面を研磨する際に除去することが可能な大きさにすることができる。その後ブレード15はアクチュエータ21の後進に合わせて後退し加工待機位置にて停止し、定着ローラ芯金1の回転も停止し、チャック2が後退して塗装が完了する。
図4は図2の円Cで示した領域の拡大図である。以下に塗布ノズル7による塗装で均一な塗膜が形成される原理を説明する。塗布ノズル7はノズル構成部品7a、7bの2部品から構成されており、先端部のスリット7cから定着ローラ芯金1の軸方向に同時に一様に塗料(シリコンゴム)22が塗布される。塗布された塗料(シリコンゴム)22はその後定着ローラ芯金1の回転により、塗布ノズル7の先端に対向する定着ローラ芯金1の部分の接線方向に平行な面(以下平行面7dと記す)により、均一の膜厚になるように均される。本発明者らの実験によれば、平行面7dと定着ローラ芯金1により形成されるコーテイングギャップHと塗膜の厚さhの間には図3のような関係が生じた。図3中に記す塗装不可能領域23の条件では塗膜中に気泡が混入し、また塗膜表面が波状になることがわかっている。
本実施時の塗布の条件は以下の通りである。定着ローラ芯金1の回転数4rpm、定着ローラ芯金1の外径40mm,先端部のスリット7cの長さ(スリット全幅7g)300mm、ポンプ9のモータ回転数各30,48,63rpm、シリコンゴム材料:DY35−2120(東レ)である。
[第1実施例]
図6は第1実施例に係る、塗布ノズルのスリットと塗装された定着ローラ芯金とを示す図、図7は本発明の第1実施例に係る、図6で塗装されたシリコンゴムの膜厚プロファイルを示す図である。この第1実施例では、少なくとも一部に円筒面を有する被塗装物の一例として、定着ローラ芯金1に塗装する。図6に示すように、スリット7cの両端から15mmまでの長さ(ノズル端部幅7h)に対応するスリット端部厚さ7fは1.2mm、スリット中央部厚さ7eを含む残りの部分のスリット厚さ1.0mmの塗布ノズル7にて軸方向長さLが300mmの定着ローラ芯金1にシリコンゴム(東レDY35−2120)を塗布した際のスリット厚さと膜厚のプロファイルを図7に示す(膜厚値は周方向4点の平均値)。図7に示すように、厚さ1mmの等厚スリットを用いて他の条件を同一にした比較例と比べて端部の吐出量が増加し、端部と中央部の吐出量差が少なく、均一な膜が形成されていることがわかる。
[第2実施例]
図8は本発明の第2実施例に係る、塗布ノズルのスリットと塗装されたポリイミドサイズとを示す図、図9は本発明の第2実施例に係る、図8で塗装されたシリコンゴムの膜厚プロファイルを示す図である。この第2実施例では、被塗装物の一例として、無端状ベルト形状を有する定着ベルト基体30に塗装する。この定着ベルト基体30の軸方向長さLは300mmである。この定着ベルト基体30を主軸31とテンション軸32とで所定のテンションを負荷した状態で塗装する。図8に示すように、スリット7cの両端から15mmまでの長さ(ノズル端部幅7h)に対応するスリット端部厚さ7fは1.2mm、スリット中央部厚さ7eを含む残りの部分のスリット厚さ1.0mmの塗布ノズル7にて定着ベルト基体としてのポリイミドにシリコンゴム(東レDY35−2120)を塗布した際のスリット厚さと膜厚のプロファイルを図9に示す(膜厚値は周方向4点の平均値)。図9に示すように、厚さ1mmの等厚スリットを用いて他の条件を同一にした比較例と比べて端部の吐出量が増加し、端部と中央部の吐出量差が少なく、均一な膜が形成されていることがわかる。
[第3実施例]
図10は本発明の第3実施例に係る、塗布ノズルのスリットと塗装された定着ローラ芯金とを示す図、図11は本発明の第3実施例に係る、図10で塗装されたシリコンゴムの膜厚プロファイルを示す図、図14は図10及び図12に示す塗布ノズルのスリット形状を示す図である。スリット厚さを調整することにより、塗装されるシリコンゴムの膜厚の微調整が可能となる。即ち、本実施例ではテフロン(登録商標)シート7iを5箇所のネジ7jでフレキシブルに調整することにより膜厚の微調整を行った。本実施例により調整されたスリット7cの形状を図14に示す。図14に示すように、このスリット7cの形状は、スリット7cの左端に対応するスリット厚さが1.5mm、スリット7cの左端から10mmの位置(スリット端部から端部寄り第1ネジまでの長さ7k)に対応するスリット厚さが1.3mm、スリット7cの左端から50mmの位置(スリット端部から第2ネジまでの長さ7m)に対応するスリット厚さが1.0mm、スリット7cの左端から150mmの位置(スリット端部から中央ネジまでの長さ7n)に対応するスリット厚さが0.9mm、スリット7cの左端から250mmの位置に対応するスリット厚さが1.0mm、スリット7cの左端から290mmの位置に対応するスリット厚さが1.3mm、スリット7cの左端から300mmの位置(スリット右端)に対応するスリット厚さが1.5mmである。
このスリット7cを用いた塗装結果を図11に示す。第1実施例の固定スリットと比べて、第3実施例の調整スリットでは均一な膜が形成できることがわかる。また、材料粘度のバラツキ、材料変更に対してもスリット厚さを調整して対応することができる。
[第4実施例]
図12は本発明の第4実施例に係る、塗布ノズルのスリットと塗装されたポリイミドサイズとを示す図、図13は本発明の第4実施例に係る、図12で塗装されたシリコンゴムの膜厚プロファイルを示す図である。この第4実施例では、被塗装物の一例として、無端状ベルト形状を有する定着ベルト基体に塗装する。この第4実施例では、第3実施例と同様の塗布ノズル7を用いて第2実施例と同様の定着ベルト基体に塗膜を形成したものである。第3実施例と同様に、スリット厚さを調整することにより、塗装されるシリコンゴムの膜厚の微調整が可能となる。本実施例ではテフロン(登録商標)シートを5箇所のネジでフレキシブルに調整することにより膜厚の微調整を行った。塗装結果を図13に示す。第2実施例の固定スリットと比べて均一な膜が形成できることがわかる。また、材料粘度のバラツキ、材料変更に対してもスリット厚さを調整して対応することができる。なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明に係る一実施形態の塗膜形成装置の構成図である。 本発明に係る一実施形態の塗膜形成装置の断面図である。 実施結果としてのコーティングギャップと膜厚との関係を示す図である。 図2の円Cで示した領域の拡大図である。 本発明に係る一実施形態の塗膜形成装置の動作フローチャートである。 第1実施例に係る、塗布ノズルのスリットと塗装された定着ローラ芯金とを示す図である。 本発明の第1実施例に係る、図6で塗装されたシリコンゴムの膜厚プロファイルを示す図である。 本発明の第2実施例に係る、塗布ノズルのスリットと塗装されたポリイミドサイズとを示す図である。 本発明の第2実施例に係る、図8で塗装されたシリコンゴムの膜厚プロファイルを示す図である。 本発明の第3実施例に係る、塗布ノズルのスリットと塗装された定着ローラ芯金とを示す図である。 本発明の第3実施例に係る、図10で塗装されたシリコンゴムの膜厚プロファイルを示す図である。 本発明の第4実施例に係る、塗布ノズルのスリットと塗装されたポリイミドサイズとを示す図である。 本発明の第4実施例に係る、図12で塗装されたシリコンゴムの膜厚プロファイルを示す図である。 図10及び図12に示す塗布ノズルのスリット形状を示す図である。
符号の説明
1 定着ローラ芯金(被塗装物)
2 チャック
3 直動ガイド
4 エアシリンダ
5 モータ(回転機構)
6 回転軸(回転機構)
6a スリット板(検出器)
6b フォトマイクロ(検出器)
7 塗布ノズル
7a、7b ノズル構成部品
7c スリット
7d 平行面
7e スリット中央部厚さ
7f スリット端部厚さ
7g スリット全幅
7h ノズル端部幅
7i テフロン(登録商標)シート
7j ネジ(調整手段)
7k スリット端部から端部寄り第1ネジまでの長さ
7m スリット端部から第2ネジまでの長さ
7n スリット端部から中央ネジまでの長さ
8 塗料タンク
9 ポンプ
10 配管
11 マイクロメータ
12 微動テーブル
13 エアシリンダ
14 粗動テーブル
15 ブレード
16 ブレードホルダ
17 微動テーブル
18 マイクロメータ
19 粗動テーブル
20 台形ネジ
21 アクチュエータ
22 塗料(シリコンゴム)
23 塗装不可能領域
30 定着ベルト基体(被塗装物)
31 主軸
32 テンション軸

Claims (10)

  1. 少なくとも一部に円筒面を有する被塗装物を前記円筒面の中芯軸回りに回転させながら塗膜を形成する装置において、
    前記被塗装物を保持するチャック機構と、該チャック機構を回転させる回転機構と、チャック機構の回転により回転する被塗装物に対して、その先端のスリットから被塗装物の軸方向にわたり同時に塗料を塗布することが可能な塗布ノズルと、被塗装物と一定のスキマを保ち形成された塗膜を掻き取るブレードとを備え、
    前記塗布ノズルに設けられているスリットの端部厚さが、そのスリットの中央部厚さより大きいことを特徴とする塗膜形成装置。
  2. 前記塗布ノズルのスリット厚さを中央部と端部で任意に調整できる調整手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の塗膜形成装置。
  3. 前記塗布ノズルと前記被塗装物との間に所定のスキマを設定し、そのスキマを塗装中に保持することが可能な保持機構を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の塗膜形成装置。
  4. 前記塗布ノズルが前記被塗装物と任意の一定のスキマを設定した位置から、被塗装物から離れる方向に退避することが可能な退避機構を備えていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の塗膜形成装置。
  5. 前記塗布ノズルの材料供給口が前記塗布ノズルの材料吐出口より下方にあることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の塗膜形成装置。
  6. 前記塗布ノズルが前記被塗装物と任意の一定のスキマを設定した際の該スキマの大きさが、前記塗布ノズルにより前記被塗装物上に塗布した塗料の膜厚に対して、同等若しくは小さいことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の塗膜形成装置。
  7. 請求項4に記載の塗膜形成装置において、さらに前記回転機構に回転角度を検出する検出器を備え、該検出器により前記塗布ノズルが塗布開始した位置から前記被塗装物が1回転するのを検出し、前記被塗装物が1回転したときに、前記塗布ノズルが前記退避機構により前記被塗装物から離れる方向に退避するようにしたことを特徴とする塗膜形成装置。
  8. 前記塗布ノズルから塗料が吐出され、該塗料が前記塗布ノズルと前記被塗装物とにより形成される所定のスキマに充満してから前記被塗装物の回転が開始されるようにしたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の塗膜形成装置。
  9. 前記塗布ノズルの先端が前記被塗装物の前記先端に対向する部分の接線方向に平行な平面を備えていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の塗膜形成装置。
  10. 少なくとも一部に円筒面を有する被塗装物を前記円筒面の中芯軸回りに回転させながら塗膜を形成する方法において、
    前記被塗装物を保持して回転させ、回転する前記被塗装物に対して、塗布ノズルに設けられているスリットの端部厚さが、そのスリットの中央部厚さより大きいスリットの先端から被塗装物の軸方向にわたり同時に塗料を塗布し、前記被塗装物と一定のスキマを保つブレードにより形成された塗膜を掻き取ることを特徴とする塗膜形成方法。
JP2003328070A 2003-09-19 2003-09-19 塗膜形成方法及びその装置 Withdrawn JP2005087955A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003328070A JP2005087955A (ja) 2003-09-19 2003-09-19 塗膜形成方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003328070A JP2005087955A (ja) 2003-09-19 2003-09-19 塗膜形成方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005087955A true JP2005087955A (ja) 2005-04-07

Family

ID=34457765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003328070A Withdrawn JP2005087955A (ja) 2003-09-19 2003-09-19 塗膜形成方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005087955A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10232399B2 (en) 2014-10-22 2019-03-19 Lg Chem, Ltd. Slot coater having fluid control unit
CN113318941A (zh) * 2020-07-27 2021-08-31 上海先进半导体制造有限公司 在晶圆表面的聚酰亚胺前驱体的旋涂方法和系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10232399B2 (en) 2014-10-22 2019-03-19 Lg Chem, Ltd. Slot coater having fluid control unit
CN113318941A (zh) * 2020-07-27 2021-08-31 上海先进半导体制造有限公司 在晶圆表面的聚酰亚胺前驱体的旋涂方法和系统
CN113318941B (zh) * 2020-07-27 2022-10-14 上海先进半导体制造有限公司 在晶圆表面的聚酰亚胺前驱体的旋涂方法和系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070137506A1 (en) Machine and method for making a rotogravure printing medium
JP4068449B2 (ja) 塗膜形成装置及び塗膜形成方法
JP4892413B2 (ja) 円筒状部材の内外面同時カーテン塗装方法、及び、円筒状部材の内外面同時カーテン塗装装置
JP4155800B2 (ja) 塗膜形成装置及び定着ローラ
JP2005238169A (ja) 塗膜形成装置
JP2005087955A (ja) 塗膜形成方法及びその装置
JP2003190870A (ja) 円筒体表面への塗工方法、および該方法により作製された定着用ローラ
JP2006007198A (ja) 塗布装置、管状物の製造方法及び管状物
JPH1119554A (ja) 塗液の塗布方法及び装置
JP4510432B2 (ja) リング状塗布装置及びリング状塗布装置による塗布方法
JP2008161835A (ja) 塗膜形成装置、その塗膜形成装置により形成された電子写真用定着部材、その電子写真用定着部材を有した画像形成装置
JP2009268998A (ja) 塗布装置
JP2004322026A (ja) 塗膜形成装置及び塗膜形成方法並びに被塗装物
JP2007069102A (ja) 円筒状基体への塗布装置及び塗布方法、並びに電子写真感光体の製造方法
JP2005070272A (ja) 被塗装回転体及びその塗膜形成装置
JP4897866B2 (ja) ロールコーター装置を用いた塗装方法
JP2009150917A (ja) 塗膜形成装置、その塗膜形成装置により塗膜が形成された電子写真用定着部材、その電子写真用定着部材を有した画像形成装置
JPH09297482A (ja) 定着ローラの製造方法
JPH08173893A (ja) 塗膜形成方法
JPH1069103A (ja) 電子写真感光体の製造法
JP2820280B2 (ja) ゴム被覆ローラの製造方法
JP2007190887A (ja) シームレスベルトの製造方法
JP2004122012A (ja) 塗膜形成装置
JP2006065171A (ja) 定着ロールの製造方法
JPH08243475A (ja) 塗布方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061205