JPH03241870A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH03241870A
JPH03241870A JP3911490A JP3911490A JPH03241870A JP H03241870 A JPH03241870 A JP H03241870A JP 3911490 A JP3911490 A JP 3911490A JP 3911490 A JP3911490 A JP 3911490A JP H03241870 A JPH03241870 A JP H03241870A
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JP
Japan
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groove
insulating film
source
semiconductor device
region
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JP3911490A
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Inventor
Toshiyuki Ochiai
利幸 落合
Akira Uchiyama
章 内山
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、M 工S (Metal In5ulat
or Sem1−conductor )型半導体装置
、特に微細なMOS(Metai 0xide Sem
1conductor) F E T (FieldE
ffect Transistor)の構造に関するも
のである。
(従来の技術) 半導体集積回路の高集積化を図るためには、集積回路を
構成する個々の半導体装置の占有面積の縮小化が重要に
なる。半導体集積回路に組み込まれるMOSFETにつ
いでも上記縮少化が必須であり、このため、ゲート長の
短縮化が行われている。
しかし、ゲート長を短縮した場合、閾値電圧の低下や、
サブスレッショルド領域でのバンチスルーに起因したリ
ーク電流の発生といった、いわゆる短チヤネル効果が生
してしまう。
そこで、この問題を解決するために、例えば特開昭61
−263277号公報に開示されているようないわゆる
埋め込みゲートトランジスタがあった、以下、このトラ
ンジスタの構造につき第6図<A)及び(8)を参照し
て説明する。ここで、第6図(A)はこの埋め込みゲー
トトランジスタを概略的に示した平面図、第6図(B)
はこのトランジスタを第6図(A)中のI−I線に沿っ
て切って概略的に示した断面図である。但し、第6図(
A)においては、第6図(B)に示した構成成分のうち
の中面絶縁Ws25、配線29の図示を省略している。
この埋め込みゲートトランジスタにおいては、シリコン
基板11のフィールド酸化膜13によって囲まれたアク
ティブ領域15中の所定領域に浅い深さの溝17が設け
られている。さらに、この溝17の底面及び側面にはゲ
ート酸化膜19が設けられでいる。さらに、ゲート酸化
膜19が設けられた溝17内にはゲート電極21が埋め
込まれている。また、アクティブ領域15の溝17を挟
んだ両側領域には、ソース・ドレイン領域となる拡散層
23(以下、ソース・ドレイン領tfi23)がそれぞ
れ設けられている。′2!うに、フィールド酸化1!!
+3上及びアクティブ領域15上に中間絶縁膜25が設
けられている。さらに、この中間総締JI25のソース
・ドレイン領域23と対向する領域の所定部分lこはコ
ンタクトホール27が設けられでいる。そして、このコ
ンタクトホール27ヲ通してソース・ドレイン領域23
に配線29が接続されている。
この埋め込みゲートトランジスタによれば、チャネルは
、シリコン基板11中の溝17の側面及び底面に沿って
一方のソース・ドレイン領域23がら他方のソース・ド
レイン領域23間に形成される。
このため、ゲート長を短縮してもチャネルは溝底を迂回
する分長くなるので短チヤネル効果の低減が図れた。
また、比例縮少側に従うためにはソース・ドレインの接
合深さを浅くする必要があるが、この埋め込みゲートト
ランジスタによれば、実効的な接合深さを溝17の深さ
によって制御出来るので、この点においても有利であっ
た。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の埋め込みゲートトランジスタでは
、配線のためのコンタクトボールをシリコン基板表面上
から形成するため、ソース・ドレイン領域の平面積が広
く必要になり、その分ソース・ドレインによる寄生容量
が増大し半導体装置の動作の高速化の妨げになるという
問題点があった。
また、フィールド酸化膜によって素子分離を行っている
ため、フィールド酸化膜形成時のアクティブ領域への酸
化膜の張り出し、すなわちバーズビークが発生し、微細
化の妨げになるという問題点があった。
また、一般に、半導体集積回路を形成する場合にはフィ
ールド酸化膜形成工程前に、シリコン基板のフィールド
酸化膜形成予定領域の下111部分にリーク電流を閉止
するためfこ不純物を注入して基板濃度の高い部分(チ
ャネルストップ層)を形成する。しかし、その後の製造
工程中でのフィールド酸化膜形成時の熱処理をはじめと
する種々の熱処理工程によって、チャネルストップ層の
不純物がフィールド酸化膜中やシリコン基板中に再拡散
するので、チャネルストップ層のアクティブ領域との境
界付近の不純物濃度は低下してしまう。
チャネルストップ層のこのような不純物濃度低下がある
と、上述の埋め込みゲートトランジスタの場合では、溝
側壁とフィールド酸化膜とが接している部分(第6図(
A)中にP又はQで示す部分)でのチャネルストップ機
能が損なわれるので、これに起因してこの部分にソース
及びトレイン領域間のリーク経路(溝底を迂回する本来
のチャネルとは別のチャネル)が構成されてしまうとい
う問題点かあった。
このようなリーク経路が構成された埋め込みゲートトラ
ンジスタにおいでは、例えばサブスレッショルド特性は
、理想的な特性に対し異常なものになってしまう、第7
図はこの現象を示した図であり、リーク経路が構成され
た埋め込みゲートトランジスタのサブスレッショルド特
f11.(I)及びリーク経路がない理想的なトランジ
スタの特性i)を夫々示したものである。特性(I)は
、この出願の発明者の測定結果である。
なお、リーク経路が構成されるのを防止するために、シ
リコン基板のチャネルストップ層形成予定領域に不純物
lji高濃度に注入することも考えられるが、そうする
と不純1勿がアクティブ領域(こも拡散しでしまい、ト
ランジスタの閾値電圧の変動や駆動能力の低下等という
新たな問題点が発生しでしまう。
この出願はこのような点に鑑みなされたものであり、従
ってこの出願の第一発明の目的は、ソース・ドレイン領
域の平面積の低減及び素子分離領域の平面積の低減が図
れる半導体装Mを提供することにある。
また、この出願の第二発明の目的は、ソース・ドレイン
領域の平面積の低減、素子分離領域の平面積の低減及び
上記リーク経路発生の防止が図れる半導体装Mを提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) この第一発明の目的の達成を図るため、第一発明の半導
体装置によれば、 半導体基板に溝が設けられでおり、 前述の半導体基板の前述の溝が設けられた領域以外の領
域上に第1の絶5utii具え、前述の溝の側壁の下部
上及び前述の溝の底部上に第2の絶III膜を具え、 前述の溝内の前述の第2の絶縁膜で囲まれた領域にゲー
ト電極を具え、 前述の溝の側壁のうちの対向する1組の側壁の前述の第
2の絶縁膜が設けられていない領域にソース・ドレイン
層を具えて成ることを特徴とする。
また、第二発明の目的の達成を図るため、第二発明の半
導体装置によれば、 第一発明の半導体装置の構成に加え、 前述の溝の側壁のうちのソース・ドレイン層が設けられ
た側壁以外の側壁を絶縁物で構成したことを特徴とする
なお、この第二発明の半導体装Mを製造するに当たり、
絶縁物で構成された前述の側壁を以下の(A)及び(B
)の手順で形成するのが好適である。
(A)半導体基板の、前述の溝のソース・ドレイン層が
設けられた側壁以外の側壁とされる領域に、前述の溝形
成前に抜溝より深さが深い第2の溝を形威し、(8)該
第2の溝内に絶縁物を埋め込んで形成する。さらに、前
述の絶縁物を前述の第1の絶縁膜と同時に形成するのが
好適である。
(作用) この出願の第一発明の構成によれば、第1の絶N$膜は
素子分離の膜としで作用する。そして、この第1の絶縁
膜は公知の薄膜形成方法により形成出来るのでバーズビ
ークが発生することがない。
ざらに、溝の側壁にソース・ドレイン層を設けであるの
で配線は溝の側壁側からソース・ドレイン領域に接続出
来るようになる。
また、第二発明の構成によれば、従来問題となっていた
リーク経路が形成される危険性のある領域(第6図(A
)中のP及びQで示した領域)は半導体基板ではなく絶
縁物によって構成されるので、リーク経路の発生が防止
される。
(実施例) 以下、図面を参照して第−及び第二発明の各実施例につ
きそれぞれ説明する。なお、説明に用いる各図は、この
発明を理解出来る程度に各構成成分の寸法、形状及び配
置間係を概略的に示しである。
笈:」目動l詮期 先ず、M1図(A)及び(B)を参照して第一発明の実
施例の半導体装置の構造につき説明する。ここで、第1
図(A)は実施例の半導体装置をゲート長方向と平行な
方向に切って示した断面図、第1図(B)は実施例の半
導体装置に設けた溝の平面形状を示した平面図である。
この実施例の半導体装置においでは、半導体基板として
の例えばシリコン基板31に平面形状が長方形で深さが
所定の値の溝33が設けである。ここで、長方形の短辺
の寸法はゲート長によってまた長辺の寸法はゲート幅に
よって決定する。また、溝33の深さは、溝33の下部
にゲート電極を埋め込むことが出来ざらに溝33の上部
の側壁にソース・ドレイン層が形成出来る程度の深さが
必要であるが、具体的1こは設計1こ応じて決定する6
勿論、溝33の平面形状は、長方形に限られるものでは
ない。
ざらにこの実施例の半導体装IIcこおいては、シリコ
ン基[31の溝33が設けられた領域以外の領域上(主
面上)に第1の絶縁膜35を具えている。この第1の絶
縁膜35は、素子分離のための酸化膜になる。また、こ
の溝33の側壁の下部上及び該清33の底部上に第2の
絶縁1137を具えている。この第2の!!縁膜37は
、ゲート!IP!縁膜として機能する。
また、この溝33内の第2の絶縁膜37で囲まれた領域
にポリシリコン等のような好適な材料で構成したゲート
電極39を具えている。
さらに、この半導体装置1こおいては、溝33の側壁の
うちの対向する1朝の側壁、具体的には溝33の長辺側
の側壁(第1図(B))夫々の第2の絶8j137が設
けられていない領域にソース・ドレイン層(例えばn十
拡散層)41を具えている。これらソニス・ドレイン層
41の一方がソース領域になり、他方がドレイン領域に
なる。
ざらに、この半導体装置においでは、溝33の側室に設
けたソース・ドレイン11141からの引き出し用の配
線43が、溝33の@壁土及び第1の絶縁膜35上(こ
亙って設けてあり、さら1こ、ゲート電極39がらの引
き出し用の配線45が溝33内を利用して設けである。
ソース・ドレイン用の配線43と、ゲート電極39とは
、絶縁膜47によって電気的1こ絶縁しである。また、
ソース・ドレイン用の配線43と、ゲート電極からの引
き出し配線45とは、中間絶縁膜49によって電気的に
絶縁しである。
次に、第一発明の理解を深めるために、第1図を用いて
説明した実施例の半導体装置の製造方法の一例について
説明する。M2図(A)〜(F)は、その説明1こ供す
る製造工程図であり、製造工程中の主な工程における半
導体装置の様子を第1図(A)に対応する位置での断面
図を以って示したものである。
まず、CV D(Chemical Vapor De
position)法、熱酸化法等の従来公知の好適な
方法により、シリコン基板31の(100)面上に素子
分離のための第1の絶縁W#33を形成する(第2図(
A) )、この第1の絶縁膜33の膜厚は、これに限ら
れるものではないが、例えば素子分離として従来用いら
れでいたフィールド酸化膜の膜厚程度とすれば良い。
次に、公知のフォトリングラフィ法により、第1の絶縁
1ij33上に、溝33の形成予定領域が開口されでい
るレジストバタン(図示せず)を形成する。次に、公知
のエツチング技術により第1の絶縁11i33のレジス
トバタンから露出している部分をエツチングする6次に
、シリコン基板の、第1の絶縁膜の選択的な除去により
露出した部分を、公知のエツチング技術によって所定の
深さまでエツチングして溝33を形成する(第2図(8
))。
次に、熱酸化法によって溝33の内壁にゲート絶縁膜と
しての第2の絶縁[37を形成する(第2図(C))。
次に、CVD法等の好適な方法1こより、第2の絶1s
膜37形成済みの溝33内及び第1の絶縁膜35上に、
ポリシリコン等のようなゲート電極形成材(図示せず)
を、形威しようとするゲート電極の膜厚より厚く形威し
、さらに、このゲート電極形成材上1こレジスト(図示
せず)を表面が平坦tこなるようlこ塗布する0次に、
レジストとゲート電極形成材とが等しい速度でエツチン
グ出来るようなエツチング条件で、ゲート電極形成材の
膜厚が所定のWi厚になるまで、レジスト及びゲート電
極形成材をエツチング(エッチバック)する。これによ
り、第2絶縁11i37形戒済みの溝33内の底部から
所定の高さまでの領域にゲート電極39を埋め込むこと
が出来る(第2図(D))。
次に、ゲート電極形成材としてポリシリコンを用いた場
合には、熱酸化法によりゲート電極39表面に絶縁膜4
7を形成する(第2図(E))。なお、絶1!1147
は1.その膜厚が第2の絶縁膜37の膜厚よりは厚くな
るよう(こ形成する(この理由は後述する。)、また、
ゲート電極形成材として熱酸化法によって絶縁膜が形成
出来ない材料例えばW等のような高融点金属を用いた場
合には、ゲート電極形成後に清33内及び第1の絶縁膜
35上lこ別途にシリコン酸化膜等を堆積させた後上述
のエッチバックの手順に従いエッチバックを行って絶縁
膜47を形成すれば良い。
次に、溝33の側壁のうちのソース・ドレイン層を形成
する側壁以外の側壁(この場合は第1図CB)の短辺側
の側壁)ヲレジストによってマスクしく図示せず)、そ
の後、溝33に対し例えば45度程度の入射角でイオン
を注入することが出来る装置を用いてイオン注入(斜め
イオン注入)を行い、レジストでマスクしでいない溝側
壁にソース・ドレイン層(例えばn+拡散層)41ヲ形
成する。次に、レジストでマスクしでいない溝側壁即ち
ソース・ドレイン層を形成した側壁の第2の絶縁膜部分
をウェットエツチングによって除去する(第2図(「)
)。なお、この工・ンチングの際、ゲート電極39表面
の絶縁膜47も同時に工・ンチングされるが、絶縁膜4
7の膜厚は既に説明したように第2の絶縁膜37よりは
厚くしであるので、絶縁膜417は所望の膜厚で残存す
る。
次に、公知の成膜方法により溝33内及び第1のw!!
、縁膜35上にソース・ドレイン引き出し用の配線43
ヲ形成するための薄Sを形威し、その後、公知のフォト
リソグラフィ技術及びエツチング技術によりこの薄膜を
バターニングして配線43を形成する。次に、公知の成
膜方法により中間絶縁膜49を形成し、この中間絶R膜
49及び絶8847各々のゲート電極39の所定部分と
対応する部分にコンタクトホールを開ける。その後、ゲ
ート電極用の配線45を形成して、第1図に示した第一
発明の実施例の半導体装Mを得る。
この第一発明の半導体装置によれば、素子分離を第1の
絶縁11135によって行えるのでバーズビークの発生
がない9素子分M領域の縮小化が図れる。ざらに、溝側
壁にソース・ドレイン層を設けであるのでソース・ドレ
イン引き出し用の配線を溝側壁ヲ利用しで設けることが
出来、配線を基板表面から形成していた従来構造に比し
、ソース・ドレイン層の平面積の縮少化が図れる。この
ため、半導体装置の平面積の縮小化が図れ、よって、高
い集積度の半導体集積回路が得られる。さらに、ソース
・ドレイン層の面積か縮少出来る分寄生容量が低減し、
このため、半導体装置の動作の高速化か図れる。
風二」辻動ユ塑功 上述した第一発明の半導体装置は平面積の縮小化と、ソ
ース・ドレイン層の寄生容量が低減出来る分生導体装置
の動作の高速化が図れるという効果か得られる。しかし
、第6図(A)中にP及びQで示した領域に対応する領
域にリーク経路が構成される心配がまだ残っている。こ
れを解決するへくなされた第二発明の半導体装置の実施
例につき以下に説明する。
この第二発明の半導体装置の第一発明のものとの大きな
違いは、ゲート電極が埋め込まれた溝の側壁のうちのソ
ース・ドレイン層が設けられた側壁以外の側壁を絶縁物
で構成したことである。
第1図を用いて説明した半導体装置にこの第二発明を適
用する場合は、ゲート電極を埋め込んだ清33の平面形
状が長方形状でありソース・ドレイン層41が溝33の
側壁のうちの長辺側の側壁に設けであるので、ソース・
ドレイン層41が設けられた側壁以外の側壁とは短辺側
の側壁(こなる。第3図(A)〜(C)は、この状態で
の第二発明の実施例の半導体装置の構造説明に供する図
である。各図において、51で示すものが絶縁物で構成
した側壁である。
ここで、第3図(A)は第二発明の実施例の半導体装置
を概略的に示した斜視図、第3図(B)はこの半導体装
置を第3図(A)のII−II線に沿って切って示した
断面図、第3図(C)はこの半導体装置を第3図(A)
のIII−III線に沿って切って示した断面図である
。なお、これら図は、同一の半導体基板に実施例の半導
体装置を複数個造り込んだ状態で示しである。1個の半
導体装置のおおよその領域は、第3図(A)及び(B)
各々にSを付して示した領域である。また、第3図(A
)〜(C)に示した構成成分のうち第1図を用いで説明
した構成成分についでは、同一の番号を付して示してあ
り、また、ここではその説明を省略する。
次に、上述した第二発明の半導体装置の理解を深めるた
めに、この第二発明の半導体装置の製造方法特に絶縁物
で構成した側v51の製造方法について説明する。第4
図(A)〜(C)は、その説明に供する製造工程図であ
り、製造工程中の主な工程における半導体装置の様子を
第3図(A)に対応する斜視図を以って示したものであ
る。
先ず、ゲート電極埋め込み用溝33を形成する前に、従
来公知のフォト1ノソグラフイ技術及びエツチング技術
により、シリコン基板31の、ゲート電極埋め込み用溝
33の前記ソース・ドレイン層が設けられた側壁以外の
側壁とされる領域に、前記溝33より深さが深い第2の
溝61を形成する(第4図(A)’)、なお、第2の溝
形成に当たっては、シリコン基板31を直接エツチング
することなく基板表面にまず酸化膜を形成し、この酸化
膜の当該第2の溝形成予定領域を公知の方法によりまず
エツチングし然る後酸化膜の残存部をマスクとしてシリ
コン基板に第2の溝61を形成するようにしても良い。
次に、例えばCVD法等のような公知の方法により、第
2の溝61内及びシリコン基板31主面上に第2の溝6
1を埋め込める膜厚の第1の絶縁膜35を形成する。次
に、この第1の絶線膜上にレジストを表面が平坦になる
ように塗布する。その後、レジスト及び第1の絶縁膜各
々のエツチング速度が等しくなるようなエツチング条件
でこれらをエツチング(エッチバック)する。これによ
り、シリコン基板31上及び第2の溝61上に亙って、
表面が平坦な第1の絶縁膜35を設けることが出来る(
第4図(B))。
次に、シリコン基板31にゲート電極埋め込み用の溝3
3ヲ形戊するために、公知のりソグラフイ法により、第
1の絶縁膜35上にストライブ方向か第2の溝に直交す
る方向の開口部を有するレジストバタン(図示せず)を
形成する。次に、公知のエツチング技術により第1の絶
縁膜35のレジストバタンかう露出する部分をシリコン
基板31表面が霧出するまでエツチングする。このエツ
チングが終了した状態においては、第2の溝61内に埋
め込まれた第1の絶縁膜はそのまま残存しでいる。次に
、第2の溝61内に埋め込まれた第1の絶縁膜をマスク
として用い、シリコン基板を公知のエツチング技術によ
り所定の深さまで除去して溝33を形成する。この溝3
3の形成が終了すると、第2の溝内に埋め込まれていた
第1の絶縁膜の溝33の深さまでの部分は露出され絶縁
物で構成された側壁51になる(第4図(C))。
その後は、第一発明の半導体装Mを製造する際において
溝33形成後に行った手順と同様な手順(第2図(C)
〜(F)を参照しで説明した手順)に従い、ゲート絶縁
膜37の形成、ゲート電極39の溝33への埋め込み、
ソース・ドレイン層41の形成、ソース・ドレイン層引
き出し用の配線43の形成、ゲート電極引き出し用の配
線45の形成等を行って、第二発明の半導体装11!得
る。
第5図は、第二発明の半導体装置のサブスレ・yショル
ド特性を示した図である。第7図に示した従来装置の特
性より良好な特性が得られること力く分る。
(発明の効果) 上述した説明からも明らかなように、第一発明の半導体
装置によれば、素子分離を第1の絶縁膜によって行える
のでバーズビークの発生がない。
従って、その9素子分M領域の縮小化が図れる。
ざらに、ソース・ドレイン層が溝側壁に設けられソース
・トンレイン層引き出し用の配線を溝側壁を利用して設
けることが出来るので、配線を基板表面から形成してい
た従来構造に比し、ソース・ドレイン層の平面積の縮少
化が図れる。この結果、半導体装置の平面積の縮小化が
図れ、よって、高い集積度の半導体集積回路が得られる
さらに、ソース・ドレイン層の面積が縮少出来る分これ
に起因する寄生容量が低減し、このため、半導体装置の
動作の高速化が図れる。
また、第二発明の半導体装置によれば、第一発明の構成
に加え、従来問題となっていたリーク経路が形成される
危険性のある領域(第6図(A)中のP及びQで示した
領域)を半導体基板ではなく絶縁物によって構成しであ
るので、リーク経路の発生を防止出来る。このため、半
導体装置の平面積の縮少化と、半導体装置の特性向上と
が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)及び(B)は、第一発明の半導体装置の実
施例の説明に供する断面図及び平面図、第2図(A)〜
(「)は、第一発明の半導体装置の製造方法の説明に供
する図、 第3図(A)は、第二発明の半導体装置の実施例の説明
に供する斜視図、 第3図(8)及び(C)は、第二発明の半導体装置の実
施例の説明に供する断面図、 第4図(A)〜(C)は、第二発明の半導体装置の製造
方法の説明に供する図、 第5図は、第二発明の半導体装置のサブスレッショルド
特性を示す図、 第6図(A)及び(B)は、従来の半導体装置の構造説
明に供する平面図及び断面図、第7図は、従来の半導体
装置のサブスレッショルド特性の説明に供する図である
。 31・・・半導体基板(シリコン基板)33・・・溝 35−・・第1の絶縁膜(素子分離用)37・・・第2
の絶!ll!(ゲート絶縁膜)39・・・ゲート電極、
    41・・・ソース・ドレイン層43・・・ソー
ス・ドレイン層の配線 45・・・ゲート電極用の配線 47・・・絶縁膜、     49・−・中間結縛膜5
1・・・絶縁物で構IIiされた側壁61・・・第2の
溝。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板に溝が設けられており、 前記半導体基板の前記溝が設けられた領域以外の領域上
    に第1の絶縁膜を具え、 前記溝の側壁の下部上及び前記溝の底部上に第2の絶縁
    膜を具え、 前記溝内の前記第2の絶縁膜で囲まれた領域にゲート電
    極を具え、 前記溝の側壁のうちの対向する1組の側壁の前記第2の
    絶縁膜が設けられていない領域にソース・ドレイン層を
    具えて成ること を特徴とする半導体装置。
  2. (2)請求項1に記載の半導体装置において、前記溝の
    側壁のうちのソース・ドレイン層が設けられた側壁以外
    の側壁を絶縁物で構成したことを特徴とする半導体装置
JP3911490A 1990-02-20 1990-02-20 半導体装置 Pending JPH03241870A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3911490A JPH03241870A (ja) 1990-02-20 1990-02-20 半導体装置

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