JPH03241048A - 包帯用生地 - Google Patents

包帯用生地

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Publication number
JPH03241048A
JPH03241048A JP3399990A JP3399990A JPH03241048A JP H03241048 A JPH03241048 A JP H03241048A JP 3399990 A JP3399990 A JP 3399990A JP 3399990 A JP3399990 A JP 3399990A JP H03241048 A JPH03241048 A JP H03241048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bandage
reeds
reed
fabrics
yarn
Prior art date
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Pending
Application number
JP3399990A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Kawasaki
章 河崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP3399990A priority Critical patent/JPH03241048A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、医療用に使用する包帯用生地に関する。
〔従来の技術〕
従来、これら医療用に使用する包帯用生地は、綿等の紡
績糸を経緯糸とした織物が使用されている。広幅で織製
したものを包帯用生地として適当な幅にカットしたもの
が一般に使われているが、なかには、細幅織機を使用し
て必要な幅に織り上げたものも使用されている。
これらの従来使用されている包帯用生地は、ガーゼ調の
粗い密度の織物でできてるため、通気性は良い反面、保
水性は充分とはいえず、幾重にも重ね巻きすることを要
したり、経方向、緯方向とも伸縮性が小さく、医療用に
使用したときに適当な締めつけ感を得るのが難しく、ま
た、長時間使用した場合に関節の屈伸等でゆるみを生じ
る等の欠点があった。
また、広幅の織物をカットした包帯用生地は、耳部の糸
がほつれて見苦しいといったことがあり、さらにまた、
細幅織機で必要な幅に織り上げた包帯用生地は、耳部の
糸が引きつった状態となったり、洗濯した際に耳部の糸
が中央部へ寄ってしまったりすることも多かった。
〔発明が解決しようとする課題〕
これらの前記した問題点を解消し、適度な伸縮性があっ
て、適当な締めつけ感が得られ、かつ、長時間使用して
も、関節等の屈伸によっても、ゆるみが生じ難い、テー
プ状の耳部がきれいで耳糸のほつれがない、包帯用生地
を提供することが本発明の課題である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、これらの課題を解決するため包帯用生地の
組織に着目し、種々の経編物の試作を重ねて本発明に到
達したものである。
本発明の包帯用生地は、従来のものとは全く発想を異に
したものである。従来の包帯用生地が、綿糸等の紡績糸
を使用した織物であるのに対し、本発明の包帯用生地は
、経編物からなるものである。
包帯用生地として必要な、伸縮性、幅の均−性等の検量
、物性を得るため、使用する原糸の種類、経編機の機種
、ゲージ、度目編組織等、検討の結果、最も重要な要素
は編組織であることを本発明者は見いだした すなわち、本発明は、2枚筬の経編機を用いて編成する
に際し、バック族がフロント族より少ない針数で挿入組
織にて編成していなることを特徴とする包帯用生地、で
ある。
本発明は、バック族がフロント族より少ない針数で、か
つ、1針以上5針以内の振りの挿入組織で編成すること
が必要である。好ましくは3針振りの挿入組織である。
フロント族での組織は、開き目、閉じ目いずれでもよい
。好ましくは開き目である。
本発明は、挿入組織がフロント族による編地の端からは
み出さないように、バック族の振り数に応して、バック
族の糸数がフロント族の糸数よりも少なく通す必要があ
る。バック族が3針振りの場は、バック族の糸数はフロ
ント族の糸数より2本少なく通すことが好ましい。
これ以外の編組織では、耳部がカールしてテープ状とし
ての形態が保持できないものとなったり、幅の均一性が
保てなかったりして、医療用に使用する包帯用生地とし
て不適当なものとなる。
本発明に使用する糸はフィラメント糸でも紡績糸でもよ
い。
フィラメント糸は、基本的には適度な伸縮性、吸水・吸
湿性、速乾性等があれば、合成繊維、再生繊維等どんな
種類のフィラメント糸であってもよい。
ポリエステル、ナイロンのフィラメント糸を使用したも
のは伸縮性があるので、緊迫感が強いものが得られる。
またレーヨン、キュプラのフィラメント糸及び絹糸を使
用したものはウェット感は出るが洗濯後の速乾性は少な
い。
アクリルフィラメント糸は、繊維表面へ水滴が広がりや
すく、また、保水性が大きいので医療用に使用する包帯
用生地として最も適していることを見い出した。
本発明に用いる糸はフロント族、バック族、両者とも細
手のフィラメント糸を使用して非常に薄手の医療用包帯
用生地とすることもできるし、フロント族で編成する糸
に細手のフィラメント糸を使用し、バック族で挿入する
糸に綿等の紡績糸を使用して、適度な厚みと水分保持性
をもった医療用包帯用生地を得ることも容易である。
また、本発明になるテープ状の細幅経編物からなる医療
用に使用する包帯用生地は前記したように原糸の種類、
繊度、経編機の機種、ゲージ等を、要求される幅、厚み
等の必要性能に応じて自由に選択することができる。
また、広い幅の経編機を使用して、適当な糸数ずつを筬
通しすることにより、必要な幅の包帯用生地を並行して
、カットすることなく複数本生産することができるのも
大きな特徴である。
本発明のテープ状の細幅経編物からなる医療用に使用す
る包帯用生地は、編物特有の良好な通気性を有するため
、長時間使用しても蒸れることがなく、また適当な伸縮
性を有するため適度な締め着は感が得られるうえ、長時
間使用してもゆるみを生じることがないという大きな利
点がある。
また、耳部のきれいな、はつれることのない医療用包帯
として繰り返し使用できることも利点である。
〔実施例〕
実施例1 2枚筬、28ゲージのトリコット経編機を用いて、フロ
ント族、バック族とも40d/2Ofのアクリルフィラ
メント糸を使用した。フロント族のガイド数は70本、
編組織がO−1/1−0で表される開き目、バック筬の
ガイド数はフロント筬のガイド数より2針分少ない68
本、編組織がO−0/3−3で表される挿入組織、40
コースにて編成した。幅35mm、厚み0.15mmの
医療用に使用するテープ状で細幅経編物の包帯用生地が
得られた。こうして得られた本発明の包帯用生地は、従
来のものに比較し耳部のきれいなほつれのない非常に薄
手のテープ状のもので、滑らかな表面でありながら適度
な伸縮性と通気性を有するため、軽い傷の手当に使用し
て、心地良い、長時間使用してもゆるみのないものであ
った。
実施例2 2枚筬、24ゲージのラッセル経編機を用いて、フロン
ト筬に75d/38fのアクリルフィラメント糸、バッ
ク筬に綿糸60番単糸を使用して、フロント筬のガイド
数70本、編組織0−1/1−0で表される開き目、バ
ック筬のガイド数68本、編組織0−0/3−3で表さ
れる挿入組織、30コースにて編成した。幅40mm、
厚み0.25Mのテープ状での細幅経編物の医療用に使
用する包帯用生地が得られた。
こうして得られた包帯用生地は、適度な伸縮性と緊迫感
があり、耳部のきれいなほつれのない、従来の生地より
も、滑らかな表面で通気性、および吸水・吸湿性とを有
するものであるため、傷の手当に使用して、心地良い、
長時間使用してゆるみのないものであった。
実施例3 2枚筬、18ゲージのラッセル経編機を用いて、フロン
ト筬、バック筬ともに、綿糸60番単糸を使用した。フ
ロント筬のガイド数70本、編組織0−171−0表さ
れる開き目、バック筬でフロント筬のガイド数より2針
分少ないガイド数68本、編組織〇−0/3−3で表さ
れる挿入組織、25コースにて編成した。得られた幅5
0m+a、厚み0.3mのテープ状の細幅経編物を医療
用に使用する包帯用生地として使用した。
こうして得られた包帯用生地は、従来のものに比較して
耳部のきれいなほつれのない、適度な伸縮性と通気性、
および吸水・吸湿性を有するので傷の手当てに使用して
、心地良い、長時間使用してもゆるみのないものであっ
た。
比較例1 実施例1と同様の条件でレーヨンフィラメント糸、キュ
プラフィラメント糸、絹糸を使用したものを試作し、使
用テストした。その結果やや緊迫感は弱いものであった
比較例2 またさらに実施例1と同様の条件でポリエステルフィラ
メント糸及びナイロンフィラメント糸を使用したちの試
作し、使用テストしたが、伸縮性が大きくかつ、伸縮力
があるため、緊迫感が強いものとなった。
〔発明の効果〕
本発明の医療用に使用する包帯用生地は、従来のものと
比較して、適度な伸縮性と通気性とを有し、傷の手当に
使用して、心地良く長時間使用してもゆるまないもので
ある。
また、耳部が直線的できれいな、テープ状でほつれるこ
とがなく、外観的にも優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1例を示す実施例−こお(するフロン
ト筬での編成を示す組織図であり、第2図は同様にバッ
ク筬での編成を示す組織図である。 矢印は編成の長平方向を示す。 1・・・針、2・・・筬の位置を示す番号、3・・・フ
ロント筬で編成される糸、4・・・)<・ツク筬で編成
される糸。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.2枚筬の経編機を用いて編成するに際し、バック筬
    がフロント筬より少ない針数で挿入組織にて編成してい
    なることを特徴とする包帯用生地。
JP3399990A 1990-02-16 1990-02-16 包帯用生地 Pending JPH03241048A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3399990A JPH03241048A (ja) 1990-02-16 1990-02-16 包帯用生地

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JP3399990A JPH03241048A (ja) 1990-02-16 1990-02-16 包帯用生地

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JPH03241048A true JPH03241048A (ja) 1991-10-28

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ID=12402160

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JP3399990A Pending JPH03241048A (ja) 1990-02-16 1990-02-16 包帯用生地

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