JPS606468Y2 - 刺繍レ−ス用基布 - Google Patents
刺繍レ−ス用基布Info
- Publication number
- JPS606468Y2 JPS606468Y2 JP5091781U JP5091781U JPS606468Y2 JP S606468 Y2 JPS606468 Y2 JP S606468Y2 JP 5091781 U JP5091781 U JP 5091781U JP 5091781 U JP5091781 U JP 5091781U JP S606468 Y2 JPS606468 Y2 JP S606468Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- stitches
- base fabric
- loop
- tulle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Knitting Of Fabric (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は6角チユール目を有する刺繍レース用うッセル
編基布に係る。
編基布に係る。
従来6角目チユールは、これに刺繍を施こすと、針がチ
ュール目の閉じ目又は開き目からなる編目に引っ掛かり
易く、このため刺繍加工中にネット糸の糸切れが生じる
不都合があった。
ュール目の閉じ目又は開き目からなる編目に引っ掛かり
易く、このため刺繍加工中にネット糸の糸切れが生じる
不都合があった。
また、これは伸縮性があるから組織が安定しないので、
刺繍加工がしにくい欠点があった。
刺繍加工がしにくい欠点があった。
更に、この地組織は洗濯時に縮む不都合もあった。
本考案は前記のような従来の欠点を解消した6角チユー
ル目を有する刺繍レース用うッセル編基布を提供するも
のである。
ル目を有する刺繍レース用うッセル編基布を提供するも
のである。
本考案の刺繍レース用基布を図面に基づいて詳細に説明
すると、6コースチユールの編組織上において3コース
の連続した編目1を持ち、■ウエールの振りを行わせた
フロント糸2の前記連続した編目1のうちの中央の編目
1′に対しバック糸3を針に絡ませてループ5を作り前
記中央の編目1′と該ループ5とにより絡みあった2重
のループを形成するように該バック糸3を3コースおき
に3ウエール振って形成したチュール目4を有すること
を特徴とするものである。
すると、6コースチユールの編組織上において3コース
の連続した編目1を持ち、■ウエールの振りを行わせた
フロント糸2の前記連続した編目1のうちの中央の編目
1′に対しバック糸3を針に絡ませてループ5を作り前
記中央の編目1′と該ループ5とにより絡みあった2重
のループを形成するように該バック糸3を3コースおき
に3ウエール振って形成したチュール目4を有すること
を特徴とするものである。
本考案においてフロント糸2及びバック糸3はナイロン
、ポリエステル、アクリル、ポリプロピレン、ビニロン
、ポリ、塩化ビニル等の合成繊維等適宜の繊維糸を適用
できる。
、ポリエステル、アクリル、ポリプロピレン、ビニロン
、ポリ、塩化ビニル等の合成繊維等適宜の繊維糸を適用
できる。
また、その太さも、70デニール〜15デニールまでの
範囲で適用できるが、40デニール以下の場合は、感触
が柔かいので刺繍用基布として適当である。
範囲で適用できるが、40デニール以下の場合は、感触
が柔かいので刺繍用基布として適当である。
また、フロント糸2もバック糸3もともにモノフィラメ
トでもマルチフィラメントでもよい。
トでもマルチフィラメントでもよい。
同じ太さであればモノフィラメントより多数本からなる
マルチフィラメント糸の方が柔かさを有するので好まし
い。
マルチフィラメント糸の方が柔かさを有するので好まし
い。
またチュール目4を構成する編目1は開き目でも閉じ目
でもよい。
でもよい。
本考案の一実施例を示すと、フロント糸2及びバック糸
3をともに30デニールと6フイラメントナイロン糸を
使用し、次のようなチェン駒の配列により6角チユール
目4を有する基布を構成した。
3をともに30デニールと6フイラメントナイロン糸を
使用し、次のようなチェン駒の配列により6角チユール
目4を有する基布を構成した。
〔フロント糸〕2−4.2−4.2−4.2−0.2−
0.2−0、〔バック糸〕6−6.6−4.6−6.0
−0.0−2.0−0、こうしてなる刺繍レース用基布
は、経緯の各方向の伸びがきわめて少なく安定した組織
となり、これに刺繍を施しても、針の引っ掛かりはなく
したがってフロント糸からなるネット糸の糸切れが生じ
ず、組織が安定しているので刺繍加工がし易く、また洗
濯しても縮みがなかった。
0.2−0、〔バック糸〕6−6.6−4.6−6.0
−0.0−2.0−0、こうしてなる刺繍レース用基布
は、経緯の各方向の伸びがきわめて少なく安定した組織
となり、これに刺繍を施しても、針の引っ掛かりはなく
したがってフロント糸からなるネット糸の糸切れが生じ
ず、組織が安定しているので刺繍加工がし易く、また洗
濯しても縮みがなかった。
上側においてはフロント糸2とバック糸3とを同−太さ
のものを適用したが、必ずしも同−太さでなくてもよい
ことは勿論である。
のものを適用したが、必ずしも同−太さでなくてもよい
ことは勿論である。
本考案においては、6コースチユールの編組織上におい
て6角チユール目を構成するフロント糸の3コース連続
した編目のうちの中央に位置する編目に対し3コースご
とに3ウエール振ったバック糸を針に絡ませてループを
作り前記中央の編目と該ループにより絡みあった2重の
ループを形成したので、編目が締まり針を滑り易くする
ので、刺繍加工時に針が引っ掛かりに<<、シたがって
ネット糸の糸切れが生じず、また編成組織は安定してい
るから伸縮性が少ないので刺繍加工が容易であり、この
ため刺繍は外観も美しく仕上がり、風合も好適となる。
て6角チユール目を構成するフロント糸の3コース連続
した編目のうちの中央に位置する編目に対し3コースご
とに3ウエール振ったバック糸を針に絡ませてループを
作り前記中央の編目と該ループにより絡みあった2重の
ループを形成したので、編目が締まり針を滑り易くする
ので、刺繍加工時に針が引っ掛かりに<<、シたがって
ネット糸の糸切れが生じず、また編成組織は安定してい
るから伸縮性が少ないので刺繍加工が容易であり、この
ため刺繍は外観も美しく仕上がり、風合も好適となる。
また、組織も安定しているので細糸を使用できるからレ
ースの特徴としての透明感及び柔かさを保有させること
もでき、また洗濯しても縮みにくい。
ースの特徴としての透明感及び柔かさを保有させること
もでき、また洗濯しても縮みにくい。
また一般のラッセル機により編成できるとともに、切断
面がほつれにくい利点を有する。
面がほつれにくい利点を有する。
図は本考案の一実施例における刺繍レース用基布の拡大
組織図である。 1・・・・・・編目、1′・・・・・・中央の編目、2
・・・・・・フロント糸、3・・・・・・バック糸、4
・・・・・・チュール目、5・・・・・・ループ
組織図である。 1・・・・・・編目、1′・・・・・・中央の編目、2
・・・・・・フロント糸、3・・・・・・バック糸、4
・・・・・・チュール目、5・・・・・・ループ
Claims (1)
- 6コースチユールの編組織上において3コースの連続し
た編目を持ち、1ウエールの振りを行なわせたフロント
糸の前記連続した編目のうちの中央の編目に対しバック
糸を針に絡ませてループを作り前記中央の編目と該ルー
プとにより絡みあった2重のループを形成するように該
バック糸を3コースおきに3ウエール振って形成したチ
ュール目を有する刺繍レース用基布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5091781U JPS606468Y2 (ja) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | 刺繍レ−ス用基布 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5091781U JPS606468Y2 (ja) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | 刺繍レ−ス用基布 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57167794U JPS57167794U (ja) | 1982-10-22 |
JPS606468Y2 true JPS606468Y2 (ja) | 1985-03-01 |
Family
ID=29847626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5091781U Expired JPS606468Y2 (ja) | 1981-04-10 | 1981-04-10 | 刺繍レ−ス用基布 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606468Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0721588Y2 (ja) * | 1989-02-21 | 1995-05-17 | 寺田ニット有限会社 | 伸宿ラミネート基布 |
-
1981
- 1981-04-10 JP JP5091781U patent/JPS606468Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57167794U (ja) | 1982-10-22 |
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