JPH03240743A - フェノール及びフェノールエーテルのヒドロキシル化方法 - Google Patents

フェノール及びフェノールエーテルのヒドロキシル化方法

Info

Publication number
JPH03240743A
JPH03240743A JP2330902A JP33090290A JPH03240743A JP H03240743 A JPH03240743 A JP H03240743A JP 2330902 A JP2330902 A JP 2330902A JP 33090290 A JP33090290 A JP 33090290A JP H03240743 A JPH03240743 A JP H03240743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
sodium
magnesium
calcium
phenol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2330902A
Other languages
English (en)
Inventor
Michel Costantini
ミシェル・コスタンティニ
Dominique Laucher
ドミニク・ローシェ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhodia Chimie SAS
Original Assignee
Rhone Poulenc Chimie SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhone Poulenc Chimie SA filed Critical Rhone Poulenc Chimie SA
Publication of JPH03240743A publication Critical patent/JPH03240743A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C37/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C37/60Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring by oxidation reactions introducing directly hydroxy groups on a =CH-group belonging to a six-membered aromatic ring with the aid of other oxidants than molecular oxygen or their mixtures with molecular oxygen

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、過酸化水素によるフェノール類及びフェノー
ルエーテル類のヒドロキシル化に関する。
[従来の技術とその問題点] 仏国特許第2071464号には、強酸の存在下に過酸
化水素でフェノール類及びフェノールエーテル類をヒド
ロキシル化する方法が記載されている。
最も普通に使用される強酸は硫酸、p−トルエンスルホ
ン酸及び過塩素酸である。
この特許に記載された方法は、非常に重要な工業的方法
である。しかしながら、装置に対してそれほど腐蝕性で
なくかつ少なくとも良好な収率を与える該反応用の触媒
に対する研究が数年にわたり文献で言及されてきた。
例えば、仏国特許第2489816号は、各種金属のシ
リカライトの使用を推奨している。
また、ヨーロッパ特許出願第0299893号はブリッ
ジドクレーの使用を記載している。
不均質触媒を使用するこれらの方法は有益であるように
思われるが、触媒の再循環、その再生及びその老化のよ
うな工業上の問題がまだあるように思われる。
〔発明が解決しようとする課題1 本発明は、強酸によるよりも高いヒドロキシル化収率を
得るのを可能にしようとするものである。
〔課題を解決するための手段] 詳しくは、本発明は、次の一般式(1)(ここで、R1
は水素原子、メチル基、エチル基又はフェニル基を表わ
し、 R2は水素原子、1〜4個の炭素原子を有するアルキル
基、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基、フェニ
ル基又はシクロヘキシル基を表わす) のフェノール又はフェノールエーテルを過酸化水素と反
応させることによりヒドロキシル化させるにあたり、反
応を ・触媒量の、水中で−0,1以下のpKaを持つプロト
ン酸のアルカリ金属又はアルカリ土金属塩の少なくとも
1種、及び ・有効量の遊離のプロトン酸 の存在下で行うことを特徴とするフェノール又はフェノ
ールエーテルのヒドロキシル化方法からなる。
この方法で触媒として作用するプロトン酸は、好ましく
は、水中のpKaが−l以下であるものである。
ここで、pKaは、水を溶媒として使用したときの酸/
塩基対の電離定数と定義される。
この定義に合致する酸のうちでも、過酸化水素による酸
化に対して安定であるものを使用することが好ましい。
下記の酸を特に使用することができる。硫酸、ピロ硫酸
、過塩素酸、硝酸、フルオロ硫酸又はクロロ硫酸のよう
なハロ硫酸、トリフルオルメタンスルホン酸、メタンス
ルホン酸、エタンスルホン酸、エタンジスルホン酸、ベ
ンゼンスルホン酸。
ベンゼンジスルホン酸、トルエンスルホン酸、ナフタリ
ンスルホン酸及びナフタリンジスルホン酸。
これらの酸のうちでも、硫酸、過塩素酸、トリフルオル
メタンスルホン酸、p−)ルエンスルホン酸、クロロス
ルホン酸、フルオロスルホン酸又はメタンスルホン酸を
使用するのが好ましい。
水沫において遊離のプロトン酸と併用される前記のよう
なプロトン酸のアルカリ金属又はアルカリ土金属塩は、
特に、硫酸、ピロ硫酸、過塩素酸、硝酸、クロロスルホ
ン酸又はフルオロスルホン酸のようなハロスルホン酸、
トリフルオルメタンスルホン酸、メタンスルホン酸、エ
タンスルホン酸、エタンジスルホン酸、ベンゼンスルホ
ン酸、ベンゼンジスルホン酸、トルエンスルホン酸、ナ
フタリンスルホン酸及びナフタリンジスルホン酸のアル
カリ金属又はアルカリ生金a:垣である。
本明細書において、アルカリ金属塩とは、前記の酸のリ
チウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム及びセシウ
ム中性塩と理解されたい。
ナトリウム又はカリウム塩を使用するのが最もしばしば
好ましく、経済的な理由からはナトリウム塩を使用する
のが好ましい。
これらの各種の垣のうちで好ましいものは、硫酸二ナト
リウム、過塩素酸ナトリウム、トリフルオルメタンスル
ホン酸ナトリウム、p−トルエンスルホン酸ナトリウム
、クロロスルホン酸ナトリウム、フルオロスルホン酸ナ
トリウム及びメタンスルホン酸ナトリウムである。
本明細書において、アルカリ上金属塩は、前記の酸のベ
リリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム
及びバリウム中性塩と理解されたい。
マグネシウム、カルシウム及びバリウム塩を使用するの
が通常好ましい。
これらの各種のアルカリ土金属塩のうちで6、硫酸カル
シウム、硫酸マグネシウム、過塩素酸カルシウム、過塩
素酸マグネシウム、トリフルオルメタンスルホン酸カル
シウム、トリフルオルメタンスルホン酸マグネシウム、
p−トルエンスルホン酸カルシウム、p−トルエンスル
ホン酸マグネシウム、フルオロスルホン酸カルシウム、
フルオロスルホン酸マグネシウム、メタンスルホン酸カ
ルシウム又はメタンスルホン酸マグネシウムを使用する
のが好ましい。
複数の同一プロトン酸のアルカリ金属又はアルカリ土金
属塩の混合物も使用することができる。
プロトン酸とアルカリ金属又はアルカリ土金属塩の総量
は広く変えることができる。
それは、一般に、プロトン酸+アルカリ金属又はアルカ
リ土金属塩対過酸化水素のモル比として表わされる。
この比は最も普通にはO,1〜25モル%、好ましくは
0.1〜15モル%である。
アルカリ金属又はアルカリ士金属塩対遊Eiプロトン酸
のモル比は、一般に0.2〜20:1.好ましくは0.
5〜10・:lである。
アルカリ金属又はアルカリ上金属塩は、その場で1例え
ば、使用とするプロトン酸とアルカリ金属又はアルカリ
土金属の酸化物又は水酸化物とを、化学量論的量よりも
過剰の酸が存在するような量で、混合することによって
製造することができる。
この過剰量は、アルカリ金属又はアルカリ土金属塩対遊
離プロトン酸のモル比が前記の値の範囲内に入るように
計算される。
ジフェノールの収率を高めるため、りんの酸素酸を、プ
ロトン酸とそれらのアルカリ金属又はアルカリ土金属塩
とからなる触媒とともに有利に使用することができる。
りんの酸素酸は、特に、酸化レベル5のりんの酸官能基
化合物である。
酸化レベル3のりんの酸官能基化合も同様に使用するこ
とができる。これらは、媒体中で過酸化水素により対応
するりん(V)化合物に酸化される。しかし、これは特
に有益ではなく、過酸化水素の一部を使い果すという欠
点を有する。
これらのりん(V)の酸素酸には、オルトりん酸、メタ
リん酸、ピロリん酸、ポリりん酸そして(l−ヒドロキ
シエチリデン)ジホスホン酸、ホスホン酸、エチルホス
ホン酸又はフェニルホスホン酸のようなホスホン酸が含
まれる。
りんの酸素酸の量は、りんの酸素酸対過酸化水素のモル
比として表わして、0.5〜20%、好ましくはO,l
−10%である。
過酸化水素は、水溶液又は有機溶液として使用すること
ができる。
水溶液が市場で入手できるので好ましい。それは、一般
に、20重量%以上の過酸化水素を含有する。
過酸化水素の量は、式(I)のフェノール化合物1モル
に対して1モルまでのHzO−であってよい。
しかし、工業的に満足できる収率を得ようとするならば
、25:1〜3:1、好ましくは20:1〜4:lの式
(I)のフェノール化合物対過酸化水素のモル比とする
のが好ましい。
本発明の方法に使用することができる式(I)のフェノ
ール化合物としては、フェノール、アニソール%0−ク
レゾール、p−クレゾール、m−クレゾール、4−t−
ブチルフェノール、2−メトキシフェノール、4−メト
キシフェノールなどがあげられるが、本発明は、これら
に限られない。
特に、本発明は、フェノールからヒドロキノン及びピロ
カテコールを製造するのに好適である。
ヒドロキシル化方法は、一般に、反応剤から生ずるもの
以外のどんな溶媒も1例えば過酸化水素の溶媒も使用す
ることなく、行われる。
しかしながら、反応は、式(I)のフェノール化合物の
溶媒中で同様に行うことができる。
適宜使用できる多くの溶媒がある。いくつかの例は、塩
素化脂肪族溶媒、例えばジクロルメタン、テトラクロル
メタン又はジクロルエタンのような非極性溶媒である。
実質上非極性の溶媒のいくつかの例、例えば、メタノー
ル、t−ブタノール、イソプロパツール、エタノール又
はメチルt−ブチルエーテルのようなアルコール及びエ
ーテル、成るいは水のような高い極性の溶媒もあげられ
る。
原則としては、非極性溶媒がより望ましく、好ましい。
ヒドロキシル化反応を行う温度は、一般に、大気圧下に
おいて45〜160℃である。
また、大気圧よりも高い圧力下においてこれよりも高い
温度で実施することもできる。
反応剤及び操作条件は、本発明の方法の連続的実施にも
十分適している。
〔実施例] 本発明を例示するため下記の実施例を示す。
1〜6、   A%B びC 還流凝縮器、温度計、滴下漏斗及び中央撹拌機を備えた
100ccのガラスフラスコに下記の物質を装入する。
・フェノール:47g(0,5モル) ・過塩素酸塩:下記の表1に示す種類及びH,O□に対
するモル比 ・過塩素酸:下記の表1に示すHzO−に対するモル比 ・ピロリん酸:下記の表1に示すH,O,に対するモル
比 混合物を撹拌しながら75℃にもたらしたならば、過酸
化水素水溶液を、実施例に応じて10%又は5%のH,
O,対フェノールのモル比となるような量で導入する。
表1に示す時間75℃に加熱した後、試料を冷却し、残
存する過酸化水素をよう素滴定法により分析し、生成し
たジフェノール類を高性能液体クロマトグラフィー(H
PLC)により分析した。
得られた結果を下記の表1に示す。
この表では下記の略号を使用する。
・CR%:H−02の転化率(%) ・Y%HQ:転化したH、O,に対するヒドロキノンの
収率(%) ・Y%PC:転化したH z Otに対するピロカテコ
ールの収率(%) ・Y%合計:転化したH、O,に対するジフェノール類
の合計収率(%) ジフェノール類の合計収率は、ヒドロキシル化反応を過
塩素酸と過塩素酸金属とで接触させたときの方が過塩素
酸単独で接触させたときよりも高いことがいえる。
また、実施例1を試験Aと比較するならば(同一のCI
 O4−/ Hs Om比について)、過塩素酸単独よ
りも過塩素酸/過塩素マグネシウム混合物による方が収
率が高いことがわかる。
7〜14、   D びE 触媒として硫酸及び硫酸ナトリウム又はマグネシウムを
使用して実施例1〜6を繰り返す。
試験の全ては、HzOtに対して0,6モル%のH4P
−Oyを使用して行った。
下記の表2は、各種触媒の種類、その量(H。
02に対するモル%として)、H,O,の量(フェノー
ルに対するモル%として)、温度、試験時間及び得られ
た結果を示す。
使用した略号は表1の場合と同じである。
施例15〜18、比較試験F、G  びH1溶媒ジクロ
ルメタンか又は水のいずれかである溶媒の存在下に操作
することを除いて、実施例1〜6を繰り返す。
試験は、H,O,に対して0.3モル%のH4p2o、
を使用して行った。
下記の表3は、触媒の種類、その量(H2O。
に対するモル%として)、H,O,の量(フェノールに
対するモル%として)、溶媒の量、温度、試験時間及び
得られた結果を示す。
使用した略号は表1の場合と同じである。
手本売ネ甫正書(方式) 補正の対象 平成3年3月26日 願書の特許出願人の欄 代理権を証明する書面及びその訳文 明細書 各1通

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (ここで、R_1は水素原子、メチル基、エチル基又は
    フェニル基を表わし、 R_2は水素原子、1〜4個の炭素原子を有するアルキ
    ル基、1〜4個の炭素原子を有するアルコキシ基、フェ
    ニル基又はシクロヘキシル基を表わす) のフェノール又はフェノールエーテルを過酸化水素と反
    応させることによりヒドロキシル化するにあたり、反応
    を ・有効量の、水中で−0.1以下のpKaを持つプロト
    ン酸のアルカリ金属又はアルカリ土金属塩の少なくとも
    1種、及び ・有効量の遊離のプロトン酸 の存在下で行うことを特徴とするフェノール又はフェノ
    ールエーテルのヒドロキシル化方法。 2、触媒として作用するプロトン酸が水中で−1以下の
    pKaを有するものであることを特徴とする請求項1記
    載の方法。 3、硫酸、ピロ硫酸、過塩素酸、硝酸、クロロスルホン
    酸又はフルオロスルホン酸のようなハロスルホン酸、ト
    リフルオルメタンスルホン酸、メタンスルホン酸、エタ
    ンスルホン酸、エタンジスルホン酸、ベンゼンスルホン
    酸、ベンゼンジスルホン酸、トルエンスルホン酸、ナフ
    タリンスルホン酸及びナフタリンジスルホン酸をこれら
    のそれぞれのアルカリ金属及びアルカリ土金属塩ととも
    に使用することを特徴とする請求項1又は2記載の方法
    。 4、使用するアルカリ金属塩が請求項1記載の酸のリチ
    ウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム及びセシウム
    中性塩、好ましくはナトリウム又はカリウム塩であるこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の方法。 5、使用するアルカリ金属塩が硫酸二ナトリウム、過塩
    素酸ナトリウム、トリフルオルメタンスルホン酸ナトリ
    ウム、p−トルエンスルホン酸ナトリウム、クロロスル
    ホン酸ナトリウム、フルオロスルホン酸ナトリウム又は
    メタンスルホン酸ナトリウムであることを特徴とする請
    求項1〜4のいずれかに記載の方法。 6、使用するアルカリ土金属塩が請求項3記載の酸のベ
    リリウム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム
    及びバリウム中性塩、好ましくはマグネシウム、カルシ
    ウム及びバリウム塩であることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の方法。 7、使用するアルカリ土金属塩が硫酸カルシウム、硫酸
    マグネシウム、過塩素酸カルシウム、過塩素酸マグネシ
    ウム、トリフルオルメタンスルホン酸カルシウム、トリ
    フルオルメタンスルホン酸マグネシウム、p−トルエン
    スルホン酸カルシウム、p−トルエンスルホン酸マグネ
    シウム、フルオロスルホン酸カルシウム、フルオロスル
    ホン酸マグネシウム、メタンスルホン酸カルシウム又は
    メタンスルホン酸マグネシウムであることを特徴とする
    請求項1〜3又は6のいずれかに記載の方法。 8、操作をりんの酸素酸の存在下に行なうことを特徴と
    する請求項1〜7のいずれかに記載の方法。 9、りんの酸素酸が酸化レベル5を持つりんの酸官能基
    化合物であることを特徴とする請求項8記載の方法。 10、りん(V)の酸素酸がオルトりん酸、メタリん酸
    、ピロリん酸、ポリりん酸並びに(1−ヒドロキシエチ
    リデン)ジホスホン酸、ホスホン酸、エチルホスホン酸
    及びフェニルホスホン酸のようなホスホン酸であること
    を特徴とする請求項9記載の方法。 11、りんの酸素酸がオルトりん酸、ピロリん酸及び(
    1−ヒドロキシエチリデン)ジホスホン酸であることを
    特徴とする請求項9又は10記載の方法。 12、プロトン酸及びアルカリ金属又はアルカリ土金属
    塩の総量が、プロトン酸+アルカリ金属又はアルカリ土
    金属塩対過酸化水素のモル比として表わして、0.1〜
    25%、好ましくは0.5〜15%であることを特徴と
    する請求項1〜11のいずれかに記載の方法。 13、アルカリ金属又はアルカリ土金属塩対プロトン酸
    のモル比が0.2〜20:1、好ましくは0.5〜10
    :1であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか
    に記載の方法。 14、りんの酸素酸の量が、りんの酸素酸対過酸化水素
    のモル比として表わして、0.05〜20%、好ましく
    は0.1〜10%であることを特徴とする請求項1〜1
    1のいずれかに記載の方法。 15、使用する式( I )のフェノール化合物対過酸化
    水素のモル比が25:1〜3:1、好ましくは20:1
    〜4:1であることを特徴とする請求項1〜14のいず
    れかに記載の方法。 16、使用する式( I )のフェノール化合物がフェノ
    ール、アニソール、o−クレゾール、p−クレゾール、
    m−クレゾール、4−t−ブチルフェノール、2−メト
    キシフェノール又は4−メトキシフェノールであること
    を特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の方法。 17、ヒドロキシル化反応を行う温度が大気圧下で45
    〜160℃であることを特徴とする請求項1〜16のい
    ずれかに記載の方法。 18、操作を塩素化脂肪族炭化水素から選ばれる溶媒中
    で行うことを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記
    載の方法。
JP2330902A 1989-12-05 1990-11-30 フェノール及びフェノールエーテルのヒドロキシル化方法 Pending JPH03240743A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8916312A FR2655332A1 (fr) 1989-12-05 1989-12-05 Procede d'hydroxylation de phenols et d'ethers de phenols.
FR89-16312 1989-12-05

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03240743A true JPH03240743A (ja) 1991-10-28

Family

ID=9388332

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2330902A Pending JPH03240743A (ja) 1989-12-05 1990-11-30 フェノール及びフェノールエーテルのヒドロキシル化方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5245086A (ja)
EP (1) EP0432006B1 (ja)
JP (1) JPH03240743A (ja)
AT (1) ATE112545T1 (ja)
CA (1) CA2031482A1 (ja)
DE (1) DE69013125T2 (ja)
FR (1) FR2655332A1 (ja)
IE (1) IE904370A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007176818A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Dainippon Ink & Chem Inc ジフルオロベンゼン誘導体の製造方法
JP2011522858A (ja) * 2008-06-09 2011-08-04 ロデイア・オペラシヨン フェノールのヒドロキシル化法
JP2012522822A (ja) * 2009-04-06 2012-09-27 ロディア オペレーションズ フェノール及びフェノールエーテルのヒドロキシル化方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000071797A (ko) 1999-04-28 2000-11-25 나까니시 히로유끼 하이드록실화용 촉매 및 방향족 하이드록시 화합물의 제조방법
CN1130258C (zh) * 2000-06-15 2003-12-10 中国石油化工集团公司 苯酚氧化制备苯二酚的催化剂
CN1130259C (zh) * 2000-06-15 2003-12-10 中国石油化工集团公司 苯酚直接氧化制备苯二酚的催化剂
FR2971783B1 (fr) * 2011-02-17 2013-02-15 Rhodia Operations Procede d'hydroxylation de phenols et d'ethers de phenols

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2071464A5 (ja) * 1969-12-30 1971-09-17 Rhone Poulenc Sa
DE2150657C3 (de) * 1971-07-17 1978-10-26 Brichima S.P.A., Mailand (Italien) Verfahren zur Herstellung einer Mischung aus Brenzcatechin und Hydrochinon
US3914324A (en) * 1971-07-17 1975-10-21 Brichima Spa Process for the preparation of diphenols
DE2138735A1 (de) * 1971-08-03 1973-03-01 Haarmann & Reimer Gmbh Verfahren zur herstellung von polyhydroxybenzolen
FR2182668A1 (ja) * 1972-05-03 1973-12-14 Rhone Poulenc Sa
IT993089B (it) * 1972-10-19 1975-09-30 Ibm Sistema per rigenerare informazioni in una memoria di un complesso di elaborazione dei dati
CA1024165A (en) * 1972-12-25 1978-01-10 Agency Of Industrial Science And Technology, Ministry Of International Trade And Industry Method for manufacture of dihydric phenols
DE2410758C3 (de) * 1974-03-06 1981-01-08 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur Herstellung von mehrwertigen substituierten Phenolen bzw. Monoäthern mehrwertiger Phenole durch Kernhydroxylierung von Phenolen oder Phenoläthern
DE2410742C3 (de) * 1974-03-06 1981-01-08 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur Herstellung von Brenzkatechin und Hydrochinon durch Kernhydroxylierung von Phenol
US4078006A (en) * 1974-04-04 1978-03-07 Ube Industries, Ltd. Process for preparing dihydric phenol derivatives
FR2318851A1 (fr) * 1975-07-25 1977-02-18 Rhone Poulenc Ind Procede d'hydroxylation de composes aromatiques
FR2336364A1 (fr) * 1975-12-24 1977-07-22 Rhone Poulenc Ind Hydroxylation de composes aromatiques
FR2649695A1 (fr) * 1989-07-11 1991-01-18 Rhone Poulenc Chimie Procede d'hydroxylation de phenols et d'ethers de phenols

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007176818A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Dainippon Ink & Chem Inc ジフルオロベンゼン誘導体の製造方法
JP2011522858A (ja) * 2008-06-09 2011-08-04 ロデイア・オペラシヨン フェノールのヒドロキシル化法
JP2012522822A (ja) * 2009-04-06 2012-09-27 ロディア オペレーションズ フェノール及びフェノールエーテルのヒドロキシル化方法

Also Published As

Publication number Publication date
IE904370A1 (en) 1991-06-05
ATE112545T1 (de) 1994-10-15
EP0432006A2 (fr) 1991-06-12
US5245086A (en) 1993-09-14
CA2031482A1 (fr) 1991-06-06
DE69013125T2 (de) 1995-05-11
FR2655332A1 (fr) 1991-06-07
EP0432006A3 (en) 1992-07-22
EP0432006B1 (fr) 1994-10-05
DE69013125D1 (de) 1994-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4396783A (en) Hydroxylating aromatic hydrocarbons
US5714641A (en) Hydroxylation of phenolic compounds
US5331103A (en) Process for monohydroxylation of phenolic compounds
JPH03240743A (ja) フェノール及びフェノールエーテルのヒドロキシル化方法
US4208536A (en) Hydroxylation of aromatic compounds
JPH0616583A (ja) フェノール化合物のヒドロキシル化方法
JPS6033817B2 (ja) 芳香族化合物のヒドロキシル化方法
Palmquist et al. Anodic oxidation of phenolic compounds. 4. Scope and mechanism of the anodic intramolecular coupling of phenolic diarylalkanes
JP5934090B2 (ja) フェノール及びフェノールエーテルのヒドロキシル化方法
US5466839A (en) Preparation of p-fuchsones and synthesis of p-dihydroxylated aromatic compounds therefrom
KR960009160B1 (ko) 페놀의 아킬화 방법
US5097078A (en) Catalytic hydroxylation of phenols/phenol ethers
EP0218284A1 (en) Process for the preparation of unsaturated ketones
KR20110015690A (ko) 페놀의 히드록실화 방법
Shreve et al. Hydrolysis and isomerization of chlorotoluenes to m-cresol
US4453024A (en) Process for the meta-hydroxylation of alkylphenols and the ethers thereof in a superacidic medium
JPS61247731A (ja) ポリエ−テルケトンの製造方法
AU620573B2 (en) Process for phenol alkylthiolation and its application to the synthesis of 4-acyl-2-alkylthiophenols
US2483566A (en) Catalytic acylation of aromatic compounds
CN107108417B (zh) 用于使酚类底物羟基化的方法
US5726337A (en) Fluorinated alkylthiocyanate process
US5082978A (en) Selective monomethylation of phenolic compounds
US5414155A (en) Preparation of o-dihydroxylated aromatic compounds via oxidation of o-fuchsones
FR2830861A1 (fr) Procede de preparation de composes mandeliques et derives
FR2687662A1 (fr) Procede d'hydroxylation de composes phenoliques.