JPH0323914Y2 - - Google Patents

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JPH0323914Y2
JPH0323914Y2 JP1985175692U JP17569285U JPH0323914Y2 JP H0323914 Y2 JPH0323914 Y2 JP H0323914Y2 JP 1985175692 U JP1985175692 U JP 1985175692U JP 17569285 U JP17569285 U JP 17569285U JP H0323914 Y2 JPH0323914 Y2 JP H0323914Y2
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JP
Japan
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shaped
molding
container body
flanges
bag
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JP1985175692U
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JPS6282889U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動二輪車、自動三輪車、サイドカ
ー等に装備されるサイドバツグに係り、特にモー
ルの取付け構造を改良した自動二輪車等のサイド
バツグに関するものである。
〔従来の技術〕
近年、自動二輪車等に装備されるサイドバツグ
には、サイドバンパー、テールランプ、フラツシ
ユランプ等を取付ける帯状ポケツトが下部に設け
られ、かつ帯状ポケツトの上下縁にこの部分の保
護及びデザイン的な商品価値向上のために金色等
のめつきを施したモールが設けられるようになつ
てきている。
従来、帯状ポケツトの上下縁にモールを設けた
自動二輪車等のサイドバツグは例えば第5図、第
6図に示すように構成されている。
図においてサイドバツグ1は、バツグステーに
設けたブラケツト(共に図示せず)に取付けられ
る箱状の容器本体2と、容器本体2の開口部を閉
塞する蓋3とから概略構成され、蓋3は、前後に
装着した閉蓋金具4,5により脱蓋を防止されて
いる。
容器本体2の側面及び後面の下部には、容器本
体2の保護等を図るサイドバンパー6、テールラ
ンプやフラツシユランプ(図示せず)等を取付け
るための帯状ポケツト7が、側方に開口して凹設
されている。帯状ポケツト7には、第6図に詳記
するように、モール8となるJ字状に湾曲したフ
ランジを両側縁端部に設けたチヤンネル状のモー
ルプレート9が嵌込まれ、ビス等の取付具10に
より取付けられている。そして、モールプレート
9内には、前記サイドバンパー6、テールランプ
等のカバー11が取付けられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記従来のサイドバツグ1は、通常、
容器本体2が合成樹脂、モールプレート9が金属
からなり、かつモールプレート9が取付具10に
よつて容器本体2に取付けられているので、両者
の製作誤差も相俟つてモールプレート9、特にモ
ール8に変形を生じ、モール8が容器本体2の外
面にうまく沿わず、見栄えが悪くなる不都合があ
る。また、モールプレート9がチヤンネル状であ
るため、不経済であると共に、サイドバンパー
9、テールランプ、フラツシユランプ及びカバー
11等の取付け構造が複雑になり好ましくない。
なお、帯状ポケツトの上下縁に、この端部に嵌
合さして横断面U字状のモールを配設することも
考えられるが、単に嵌合する場合、脱落を防止す
るために接着剤で接着しなければならず、その取
付けが不確実かつ煩雑となる。
そこで、本考案は、容器本体に設けられるモー
ルの見栄え及び経済性を向上し得、かつサイドバ
ンパー、テールランプ等の取付け構造を簡単にし
得るようにした自動二輪車等のサイドバツグを提
供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の自動二輪車等のサイドバツグは、前記
課題を解決するため、容器本体の側面及び後面の
下部外方に、上下に相対向するフランジを前記側
面及び後面と平行に設けて帯状ポケツトを形成
し、上下のフランジの端部に横断面U字状になし
たモールを嵌合した自動二輪車等のサイドバツグ
において、前記上下のフランジの端部の一側に楔
状の係止突起を形成すると共に、横断面U字状の
モールの一側端部に他側端部側へ突出して上記係
止突起と係合可能な係止フランジを形成したもの
である。
〔作用〕
上下のモールは、それぞれのフランジの端部へ
の嵌合によつて取付けられ、取付けによる変形を
生じることなく容器本体の外面にぴつたり沿う。
また、上下のモールは、両者を連結するプレート
部分のない別個のものとなつて小形化する。各モ
ールの取付けがそれぞれのフランジの端部への嵌
合によつて係止突起と係止フランジとが係合する
ので、モールが脱落することがなくなり、かつ帯
状ポケツトの内部には、サイドバンパー等の取付
けに支障をきたすものは存在しない。
〔実施例〕
本考案の自動二輪車等のサイドバツグの一実施
例を第1図〜第3図により説明する。
図において自動二輪車等に装備されるサイドバ
ツグ20は、バツグステーに設けたブラケツト
(共に図示せず)に取付けられる箱状の容器本体
21と、容器本体21の開口部を閉塞する蓋22
とから概略構成されている。蓋22は、容器本体
21に対して着脱自在に設けられ、かつ前後に装
着した閉蓋金具23,24により脱蓋を防止され
ている。
容器本体21の側面及び後面の下部外方には、
上下に相対向するフランジ25,26を上記側面
及び後面と平行に設けることにより、外側方に開
口した帯状ポケツト27が形成されている。上下
のフランジ25,26の端部25a,26aは、
容器本体21の側面及び後面と平行に設けられて
おり、これらの端部には、第3図に示すように、
横断面U字状の一側端部に他側端部側へ突出する
係止フランジを形成したモール28がそれぞれ嵌
合されている。各モール28は、金色や銀色等の
めつきが施されているもので、それぞれの端部2
5a,26aに形成した楔状の係止突起29と係
止フランジとの係合により、下方または上方への
離脱が防止されている。
帯状ポケツト27には、容器本体21の保護等
のためサイドバンパー30が、容器本体21の前
部側から挿着され、かつテールランプやフラツシ
ユランプ(図示せず)等のカバー31が適宜に取
付けられている。
なお、第1図、第2図において32は蓋22の
天井部に凹設したポケツト33のカバー、34は
容器本体21と蓋22との間に介装した弾性シー
ル部材である。
したがつて、上記構成のサイドバツグ20によ
れば、上下のモール28が嵌合によつてそれぞれ
のフランジ25,26の端部25a,26aに取
付けられ、取付けによる変形を生じることなく容
器本体21の外面にぴつたり沿うので、見栄えが
良くなり、デザイン的な商品価値が向上した。ま
た、上下のモール28が横断面U字状に形成され
て小形化したので、経済性が大幅に向上した。さ
らに、各モール28の取付けがそれぞれのフラン
ジ25,26の端部25a,26aへの嵌合によ
る係止フランジと係止突起との係合によつて行わ
れ、帯状ポケツト27の内部には、サイドバンパ
ー30等の取付けに支障をきたすものが存在しな
いので、サイドバンパー30、カバー31等の取
付け構造をきわめて簡単にすることができた。
第4図は本考案の自動二輪車等のサイドバツグ
の他実施例の要部拡大断面図で、この実施例のサ
イドバツグは、帯状ポケツトを形成する上下のフ
ランジ25,26の端部25a,26aを外側方
に折曲し、この端部25a,26aにU字状のモ
ール28を側方から嵌合するようにしたものであ
る。
その他の構成及び作用効果は前述した実施例の
ものと同様であるのでその説明を省略する。
〔考案の効果〕
以上のように本考案の自動二輪車等のサイドバ
ツグによれば、上下のモールが嵌合によつてそれ
ぞれのフランジの端部に取付けられ、従来のもの
のようにビス等による取付けによる変形を生じる
ことがなく、容器本体の外面にぴつたり沿うの
で、見栄えが良くなり、デザイン的な商品価値を
大幅に向上することができる。また、上下のモー
ルが横断面U字状に形成されて小形化したので、
経済性を大幅に向上することができる。さらに、
帯状ポケツトの内部には、従来のもののようにサ
イドバンパー等の取付けた支障をきたすものが存
在しないので、サイドバンパー、カバー等の取付
け構造をきわめて簡単にすることができる。ま
た、モールの嵌合によつてその係止フランジと上
下のフランジの係止突起とが係合するので、取付
けが確実かつ容易となり、接着剤を用いることな
くその脱落を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の自動二輪車等のサイ
ドバツグの実施例を示すもので、第1図は一実施
例のサイドバツグの側面図、第2図は第1図にお
ける−線断面図で、第3図はその要部の拡大
断面図、第4図は他実施例のサイドバツグの要部
の拡大断面図、第5図は従来のサイドバツグの側
面図、第6図は第5図における−線拡大断面
図である。 21……容器本体、25,26……フランジ、
25a,26a……端部、27……帯状ポケツ
ト、28……モール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体の側面及び後面の下部外方に、上下に
    相対向するフランジを前記側面及び後面と平行に
    設けて帯状ポケツトを形成し、上下のフランジの
    端部に横断面U字状になしたモールを嵌合した自
    動二輪車等のサイドバツグにおいて、前記上下の
    フランジの端部の一側に楔状の係止突起を形成す
    ると共に、横断面U字状のモールの一側端部に他
    側端部側へ突出して上記係止突起と係合可能な係
    止フランジを形成したことを特徴とする自動二輪
    車等のサイドバツグ。
JP1985175692U 1985-11-15 1985-11-15 Expired JPH0323914Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985175692U JPH0323914Y2 (ja) 1985-11-15 1985-11-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985175692U JPH0323914Y2 (ja) 1985-11-15 1985-11-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6282889U JPS6282889U (ja) 1987-05-27
JPH0323914Y2 true JPH0323914Y2 (ja) 1991-05-24

Family

ID=31115252

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985175692U Expired JPH0323914Y2 (ja) 1985-11-15 1985-11-15

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JP (1) JPH0323914Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59193786U (ja) * 1983-06-10 1984-12-22 本田技研工業株式会社 自動二輪車のリヤトランク

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6282889U (ja) 1987-05-27

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