JPH08154295A - スピーカ - Google Patents

スピーカ

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JPH08154295A
JPH08154295A JP29287394A JP29287394A JPH08154295A JP H08154295 A JPH08154295 A JP H08154295A JP 29287394 A JP29287394 A JP 29287394A JP 29287394 A JP29287394 A JP 29287394A JP H08154295 A JPH08154295 A JP H08154295A
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Hiroyuki Morimoto
博幸 森本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用ドアスピーカに関し、耐防水性能に優
れた構造を有し部品点数の簡素化と組み立て作業の合理
化及び左右共用構造を可能にする優れたスピーカを提供
することを目的とする。 【構成】 取り付け状態でフレームの裏面側の少なくと
も上部と下部にそれぞれ円弧状の立壁10a,10bを
一体成形で設けた構成とすることによって、立壁付きス
ペーサーを後加工にて取り付ける作業を無くすことがで
き作業の合理化が可能となる。また円弧状の立壁を上部
と下部に設置することにより一本のスピーカで車両左右
のドアに共用可能となり、金型投資金額の低減と部品点
数の削減が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主に車のドアに取り付け
られて使用される防水対策をしたスピーカに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のスピーカについて添付図
を用いて説明する。
【0003】図6は従来の車載用(ドアマウント用)に
使用されるスピーカの構成を示す分解斜視図であり、図
中1はスピーカユニット、2はこのスピーカユニット1
の背面に結合されるスペーサであり、このスペーサ2は
取り付け状態で上部側に円弧状の立壁を有するように構
成されている。3は上記スピーカユニット1にスペーサ
ー2を結合する際に用いる接着剤、4は上記スペーサー
2の背面に貼り付けられる密閉用クッションであり、こ
れらの部品を組み立ててスピーカを構成していた。
【0004】又、このように構成された従来のスピーカ
の取り付け状態を図7(a),(b)を用いて説明す
る。
【0005】図7(a)は左側のドアにスピーカを取り
付ける状態を示し、図7(b)は同右側を示したもので
あり、同図において5はスペーサーを取り付けたスピー
カ、6はこのスピーカ5を取り付ける車両右側ドア、7
は同じくスペーサーを取り付けたスピーカ、8はこのス
ピーカ7を取り付ける車両左側ドアである。このように
構成された従来のスピーカ5,7は、いずれも円弧状の
立壁を取り付け方向から見て上となるように、且つフレ
ームの水抜き用切り欠き5a,7aが下となるように車
両のドアに取り付けられており、雨水等がドア内部に浸
入しスピーカ5,7に降り掛かった場合でも上記円弧状
の立壁によりスピーカ5,7の特に振動系部材に直接雨
水等が掛かることを防ぐ役割を果たし、スピーカ5,7
の耐防水信頼性を向上させるように構成されたものであ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成ではスピーカ5,7に対し上から降り掛かる水に
対しては防水効果があるものの、下からハネ上がった水
に対しては防水効果が少なく、且つスピーカユニット1
の背面に円弧状の立壁を備えたスペーサー2を接着剤3
により貼り合わさなければならないため、その加工費が
発生するものであった。
【0007】又、取り付け制約の多い車載用のドアスピ
ーカでは左側用スピーカ7と右側用スピーカ5がそれぞ
れ対称形状となっている場合が多く、スペーサー2は右
側ドア専用となり、左側用としてスペーサー2に対し対
称形状のスペーサーを設定し、左側専用スピーカ7とし
て左側ドア8に取り付けることになるが、ほぼ同構造の
スピーカ5,7を左右別々に設定しなければならず、ス
ペーサー新設金型費用が片側分余分にかかることにな
り、非経済的な仕様となっていた。
【0008】本発明は、上記従来の課題を解決し、耐防
水性能に優れた構造を有したスピーカを安価に提供する
ことを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明によるスピーカは、磁気ギャップを形成した磁
気回路と、取り付け状態における裏面側の少なくとも上
部と下部にそれぞれ円弧状の立壁を設けて上記磁気回路
の上面に結合されたフレームと、上記磁気ギャップには
まり込むボイスコイルを中心に結合すると共に上記フレ
ームの周縁に外周部が結合された振動板からなる構成と
したものである。
【0010】
【作用】この構成により、取り付け状態におけるフレー
ムの裏面側に円弧状の立壁を一体成形することによっ
て、立壁付きスペーサーを後加工にて取り付ける作業を
無くすことができ、作業の合理化が可能となる。また、
円弧状の立壁を上部と下部に設置することにより一本の
スピーカで車両左右のドアに共用で使用することがで
き、金型投資金額の低減と部品点数の削減が可能とな
る。
【0011】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について図面
を用いて説明する。
【0012】図1は同実施例によるスピーカの分解斜視
図であり、スピーカユニット9のフレーム部背面側に一
体成形にて構成された円弧状の立壁10a,10bと、
このフレーム部背面側に被取り付け物(車両ドア)のシ
ーリング面との隙間を防水密閉するクッション11を貼
り付けたものであり、この構成にすることによりフレー
ムと円弧状の立壁10a,10bが一体成形であるため
に後加工が発生しないことがわかる。
【0013】図2(a),(b)は上記図1のスピーカ
を車両のドアに取り付けた状態を示した要部斜視図と要
部断面図であり、スピーカ12が防水密閉用クッション
14を介して車両のドア13に取り付けられており、本
実施例によるスピーカ12は上下対称形状のために左右
どちらのドアにも取り付けることができる。
【0014】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図面を用いて説明する。
【0015】図3は同実施例によるスピーカを示した分
解斜視図であり、同図において16はスピーカユニット
部であり、このスピーカユニット部16のフレーム部の
背面側に円弧状の立壁17を設け、さらにその立壁17
の一部に中心方向に突出する凹部18a,18bを形成
し、このフレーム部の背面側に被取り付け物(車両ド
ア)のシーリング面との隙間を防水密閉するクッション
19を貼り付けたものである。
【0016】図4(a)は上記スピーカユニット16の
背面側に設けた立壁17と凹部18a,18bを主体に
示した斜視図、図4(b)は図4(a)の矢印A方向か
ら見たA矢視図であり、上記凹部18a,18bは取り
付け状態でそれぞれ上部と下部に配置されるように設
け、この凹部18a,18bの外周接線上にスピーカユ
ニット16の前後方向に向かう溝部20a,20bをそ
れぞれ構成することにより、スピーカユニット16の背
面に付く円弧上の立壁17の内周に入り込んできた水等
22が凹部18a,18bに設けられたスピーカの前後
方向に向かう穴部21と溝部20a,20bを通って図
中矢印23の方向に流れ落ちる。
【0017】又取り付け方向に対し円弧状の立壁17の
上方向より流れ落ちてきた水等24は凹部18a,18
bの底部にある塞ぎ壁25によりスピーカユニット16
の振動系側には入り込まずに背面側に流れ落ちるように
なり、優れた防水構造を提供することができる。
【0018】また、図5は本実施例のスピーカを凹部に
て断面した断面図である。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によるスピーカはフ
レームとその背面に構成される円弧状の立壁を一体成形
として、スピーカ組立て加工の合理化をはかると共に、
左右共用が可能な対称形状としているために製品機種数
の低減が図れ、且つ水等の浸入が少なく浸入した水は抜
け易いという水等に対する高い信頼性を確保したもので
ある。
【0020】尚、本発明は特に取り付け条件に制約の多
い車載用ドアスピーカ等にてスペース効率を有効に発揮
することが可能な高信頼性スピーカを提供することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるスピーカの構成を
示す分解斜視図
【図2】(a)同実施例による使用状態を示す斜視図 (b)同要部断面図
【図3】本発明の第2の実施例によるスピーカの構成を
示す分解斜視図
【図4】(a)同実施例によるフレームの裏面側を示す
斜視図 (b)同A方向から見たA矢視図
【図5】同実施例によるスピーカの断面図
【図6】従来のスピーカの構成を示す分解斜視図
【図7】従来のスピーカの使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
9 スピーカユニット 10a,10b 立壁 11 密閉用クッション 12 スピーカ 13 車両ドア 14 密閉用クッション 16 スピーカユニット 17 立壁 18a,18b 凹部 19 密閉用クッション 20a,20b 溝部 21a,21b 穴部 22,23,24 水の経路 25 塞ぎ壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ギャップを形成した磁気回路と、取
    り付け状態における裏面側の少なくとも上部と下部にそ
    れぞれ円弧状の立壁を設けて上記磁気回路の上面に結合
    されたフレームと、上記磁気ギャップにはまり込むボイ
    スコイルを中心に結合すると共に上記フレームの周縁に
    外周部が結合された振動板からなるスピーカ。
  2. 【請求項2】 円弧状の立壁の一部に中心方向に突出す
    る凹部を設けると共に、この凹部を設けた部分の円弧状
    の立壁の内周面側にスピーカの前後方向に向かう溝部を
    設けた請求項1記載のスピーカ。
  3. 【請求項3】 スピーカの前後方向に向かう溝部がスピ
    ーカの前面側よりも背面側の方が断面積が大となる角度
    を持ったものである請求項1もしくは請求項2記載のス
    ピーカ。
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