JPH03224012A - 移動機構のモータ制御回路 - Google Patents

移動機構のモータ制御回路

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JPH03224012A
JPH03224012A JP1992990A JP1992990A JPH03224012A JP H03224012 A JPH03224012 A JP H03224012A JP 1992990 A JP1992990 A JP 1992990A JP 1992990 A JP1992990 A JP 1992990A JP H03224012 A JPH03224012 A JP H03224012A
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circuit
motor
counter
attenuation
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JP1992990A
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Toshihiro Kimura
敏宏 木村
Masayasu Nakajima
中島 雅泰
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、移動機構のモータ制御回路に関し、詳しく
は、各種測定装置のXYテーブルの移動を行うモータ制
御をはじめとして、超音波顕微鏡や超音波測定装置のス
キャナのりニアモータの制御のようにデジタル値で目標
位置が設定され、I)/A変換回路やカウンタを用いて
フィードバック制御によりモータを駆動するモータ制御
回路において、[)/A変換回路等のビット数に制限さ
れずに位置制御ijJ能な範囲を拡大することができる
ような移動機構のモータ制御回路に関する。
[従来の技術] デジタル値で位置決め目標位置を設定し、それを[〕/
A変換して制御を1fうこの種の従来の移動機構のモー
タ制御回路としては、第4図に小すような例をトげるこ
とかできる。
第4図において、1は、マイクロプロセッサやメモリ等
により構成されるデジタル制御装置であって、移動機構
として、例えば、XYテーブルやスキャナの位置決めの
目標位置データ(位置指令値X)を生成してそれをデジ
タル値でD/A変換回路2に設定する。
D/A変換回路(D/A)2は、例えば、12ビツト(
bit)の変換回路とすると、先の位置指令値Xに対応
する値をアナログ値に変換してそれをオペアンプ等で構
成される加減算回路3の(1)位相側に加え、その(−
)位相側に加えられている現在位置に対応するアナログ
値をD/A変換回路(D/A)10から受けてこれらの
差値(正負の符号を含むアナログ値)をアンプ4に加え
る。アンプ4では増幅率Kl でこの差値を増幅した信
号を伝達関数G (s)のモータ駆動回路5に送出し、
モータ駆動回路5においてモータ6の駆動電流を発生し
てモータ6を回転駆動する。
モータ6が回転すると、モー96の回転軸に結合された
エンコーダ7からはモータ6の回転に応して?1位回転
量を小すパルスか発!4し、これと同時に回転方向を示
すパルスも発生する。これらパルスを2相変換回路8が
受けて、単位回転量に対応するパルスを回転方向に応じ
た2相のいずれかのクロック(A相、B相)に変換し、
12ビツトのカウンタ9に正回転の場合にはカウントア
ツプ信号(例えばA相クロック)を、逆回転の場合には
カウントダウン信号(例えばB相りロック)を加える。
その結果、カウンタ9には、モータの回転量を積算した
移動機構の移動部分(移動台等)が位置する現在位置の
デジタル値か記憶される。これが次にD/A変換回路1
0に加えられ、D/A変換回路10により現在位置のデ
ジタル値がアナログ値に変換されて加減算回路3の(−
)位相側に送出される。 以北の構成ではフィードバッ
ク制御となっているので、カウンタ9の値がD/A変換
回路2に設定される目標位置の値に一致するまでモータ
6は駆動され続け、r[位置の値にカウンタ9の示す現
在位置の値か一致したときにモータ6の駆動か停■卜す
ることになる。
なお、このようなモータ制御による位置決めでは、通常
、台形速度制御等を行う関係から先のモータ駆動回路5
は、モータ6の回転から得られる速度フィードバック量
と目標位置に対する差値との間の加減算を加減算回路5
aで行い、その結果をアンプ5bで増幅する。さらに移
動部分(移動台等)の急速起動停止等を行う関係からモ
ータ6に流れる電流を検出して行う電流フィードバック
量とアンプ5bの出力との間の加減算を加減算回路5c
で行い、アンプ5dでこれらの結果を増幅して所定の台
形速度制御や起動、停止等に対応するモータ駆動電流を
生成する。
また、以上のようなハードウェアによるモータ制御回路
とは別に、前記カウンタ9の値をデジタル制御装置1が
そのバスを介して取込み、前記の加減算回路3までの目
標位置と現在位置との差値の演算をデジタル制御装置1
の内部でプログラム処理にて演算してその演算結果の差
値たけをD/A変換回路に送出してアンプ4に加えるよ
うなソフトウェア制御も行われている。
[解決しようとする課題] このような従来の方式にあっては、移動部分の位置決め
設定範囲(位置制御可能な範囲)がD/A変換回路2,
10のビット数やカウンタ9のビット数で制限を受ける
。例えば、カウンタ9が12ビツトならば、位置制御可
能な範囲が12ビツト、すなわち、O〜4096までの
範囲に限られてしまい、モータ6がリニアモータ、エン
コーダ7がリニアエンコーダの場合にはエンコーダの1
パルスはリニアな距離を示すので、それを0.1μm/
パルスとするならば、位置制御可能な範囲は、最大でも
4096X0.1μm=409.6μmまでとなる。
この場合、位置制御可能な範囲を広げるために高価な1
6ビノトやそれ以上のI) / A変換回路を用いたと
しても制御電圧の最大値か5V程度(通常のデジタル値
の制御)のものであれば、ノイズに影響され易くなり、
回路設計等が難しく、確実な制御を達成し難い。例えば
、16ビノトD/A変換回路でD/A出力フルレンンを
5Vとしだときには、1ビツト当たりの電圧は、5V/
21 ”=0.076mVとなるが、この点、12ビッ
トD/A変換回路ならば、1ビツト当たりの電圧は、5
V/2’ 2=1.22mVとなる。そこで、12ピツ
)D/A変換回路の方が回路設計が容易となり、ノイズ
に影響され難く、全体として確実な制御か期待できる。
一方、位置フィードパ、りをソフトウェアで行うものに
あっては、デジタル制御装置1の内部で演算桁数が多く
取れ、演算結果は差値であるので、位置制御するのに前
記のような欠点はほとんどない。しかし、ソフトウェア
の演算に時間を要し、高速な応答には追従できない欠点
がある。
この発明は、このような従来技術の問題点を解決するも
のであって、D/A変換回路等のピント数に制限されず
に位置制御可能な範囲を拡大することかでき、かつ、応
答の速い移動機構のモータ制御回路を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するためのこの発明の移動機構の
モータ制御回路の特徴は、目標位置として設定される第
1のデジタル値とモータ側から得られる現在の位置を示
す第2のデジタル値との差に応じたアナログの制御信号
を発生してモータを駆動制御する移動機構のモータ制御
回路において、第1のデジタル値を受けるnビット(た
だし、nは2以上の整数)の第1のD/A変換回路と、
第2のデジタル値を受けるmビット(ただし、mは2以
上の整数)の第2のD/A変換回路と、モータから所定
の移動量を示す信号を受けてこれをカウントし、現在の
位置を示すにビット(ただし、kはkpmである整数)
のカウンタと、このカウンタの値を第1の制御信号に応
じた除数で割り算して第2のD/A変換回路に割った結
果値を送る割り算回路と、第1のD/A変換回路と第2
のD/A変換回路との出力の差を受けてそれを第2の制
御信号に応じた所定の減衰量で減衰させる減衰回路と、
この減衰回路の出力を受けるモータ駆動回路とを備えて
いて、第1のI) / A変換回路には第1のデジタル
値を除数により割り算したデジタル値が設定され、第1
の制御信号により制御される除数の値に応じて変化する
モータ制御ループ全体のゲインを第2の制御信号により
減衰量を選択することにより打ち消すように制御するも
のである。
[作用] このように、現在位置を示すカウンタの値をD/A変換
回路のビット数より大きな値とすることで、移動機構に
おける位置決め制御範囲を大きく採り、割り算回路と減
衰回路とを設け、割り算回路によりカウンタの値を割っ
てそれをD/A変換回路ヘセットすることにより実際の
数値を除数で割った分だけデータを圧縮し、圧縮した値
で目標位置と現在位置との差値を算出し、その圧縮値し
た差値に対して減衰回路の減衰量を除数に対応して低減
して逆方向へ差値を拡大することにより圧縮によるフィ
ードバックゲインの減少を補正して適正なループゲイン
(モータ制御ループ全体のゲイン)でモータの制御を行
う。このようにすることで、現在位置や]」標位置を圧
縮する分だけ位置決め制御範囲を拡大することができる
この場合に、割り算回路による圧縮率とアッテネータに
よる減衰量の低減による拡大率とを対応させれば、圧縮
して算出した差値は、アッテネータで元の本来の差値に
対応する制御量に戻すことができる。その結果、モータ
制御のループゲインが一定に保たれ、位置決め精度を常
に一定にするような制御が可能になる。
また、以上の制御回路は、差値を算出する回路やモータ
駆動回路、そしてフィードバンク回路がハードウェア構
成であるので、応答速度も速く、高速な追従性を実現で
きる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。
第1図は、この発明の移動機構のモータ制御回路を超音
波顕微鏡のスキャナの位置制御を行うモータ制御回路に
適用した場合のブロック図であり、第2図は、その構成
要素の1つであるピットンフタの動作の説明図、第3図
は、その中位制御距離とピントシフト量、制御範囲との
関係の説明図である。なお、第4図と同等のものは同一
の符号で示し、その説明を割愛する。
第1図の実施例では、第4図に示した従来回路の12ビ
ツトカウンタ9をこれに換えて19ビツトカウンタ11
としている。また、D/A変換回路10とカウンタ11
との間にピントシフタ12が挿入されていて、カウンタ
11の値を2N数で割り算した値がD/A変換回路10
にセットされる構成を採る。さらに、加減算回路3とア
ンプ4との間には減衰回路としてアッテネータ13が挿
入されていて、ピットシフタ12とアッテネータ13と
がデジタル制御装置1により制御され、前記の除数2N
の値とそれに応じて減衰量を決めるアッテネータ13の
減衰量に対する除数とか対応して設定される構成となっ
ている。すなわち、アッテネータ13は、ピットンフタ
12の割り算における除数2Nに対応してゲインにして
1/27−Nでその減衰量を選択可能である。なお、N
は後述するか、データの桁のソフト量である。
このような構成をとることで、12ビ・ソトのD/A変
換回路を用いていても19ビツトのカウンタ11で示さ
れる位置情報の全ての領域に対して位置決めの制御が可
能になる。以下、その動作を説明する。
D/A変換回路10にセントされるデジタル値は、カウ
ンタ11の値を2Nで割った値であり、乗数Nはビット
シフタ12のシフトする桁数で決定される。第2図は、
このビットシフタ12(同図(a))とそのシフト結果
(同図(b))との関係を示している。すなわち、ビッ
トシフタ12がシフトを行わない場合には従来と同様で
あって、ピットンフタ12は、カウンタ11のシフトを
行わすにカウンタ11の数値の20の桁から211の桁
の12ビツトをそのまま出力する。このときには、アッ
テネータ13の減衰量は最大値になっている。その減衰
量は、後述する桁シフト量か“7”の場合を1として減
衰なしの状態とすると、シフト桁数(19ビット−12
ビ、ト=7)との関係で27倍(ゲインとすれば1/1
28)まて加減算回路3の差値の出力を減衰させる値で
ある。
第2図(a)にビットシフタ12の入出力とシフト制御
との関係を示すが、この実施例では、最大7ビツトシフ
ト制御であるので、シフト制御信号は3ビツトで済む。
この3ビツトはデータ制御装置1から出力されてビット
シフタ12に制御信号として入力される。その桁シフト
量を示す3ビツトは、20 21  22の重み付けし
た16進上の値として“1〜7”までに対応する2進数
であって、その値と出力との関係を示すのが同図(b)
である。
そこで、シフト制御を行うシフト制御信号の3ビツトが
2進数で“000”のとき、すなわち、桁シフト量が“
0”のときにはシフトがなしで前述したようにカウンタ
11の20〜211 の値がビットシフタ12からその
まま出力されるが、この3ビツトが“001”のとき、
すなわち、桁シフト量が“1”のときには1桁シフトさ
れ、その出力がビットシフタ12から出力されてカウン
タ11の21〜2t 2の値がD/A変換回路10にセ
ットされる。以下同様にして、第2図(b)に小すよう
にビットシフタ12から桁シフト量の値に応じた桁の値
が発生し、3ビツトが“111”のとき、すなわち、桁
シフト量が“7”のときには7桁シフトがなされ、その
出力としてピットンフタ12からカウンタ11の27〜
218の値が出力される。
このようなビットシフタ12の出力値を12ビツトのD
/A変換回路10でアナログ値に変換すれば、現在位置
のデータが2Nで圧縮されたことになり、D/A変換回
路10のカウンタ11に対する分解能がそれに応じて変
化する。言い換えれば、分解能をn■変にできる。また
、このとき同時にフィードバンク側のゲインが圧縮に応
じた率で低減する。
分解能については、例えば、桁シフト量が“7”のとき
、ピットンフタ12のLSB (最小ビット位置)は、
カウンタ11の27に対応し、これがそのままD/A変
換回路10のLSBとなるので、])/A変換回路10
のカウンタに対する分解能は27=128degとなる
。もし、カウンタが1ビット=0.1μmの位置分解能
とすれば、128X0.1=12.8μmの分解能が得
られる。
一方、D/A変換回路10は、12ビツトであるので、
その最大可変範囲は、12.8 X 2”=52428
.8μmとなり、これにより従来回路の第4図と比べて
広範囲の位置制御ができることになる。
このような桁シフト量に対応して制御される範囲と最小
制御分解能との関係を示すのが第3図であって、フィー
ドバックゲインは、桁シフト量が“7”のときにこれを
基準にこの相対値を“1”として小している。また、カ
ウンタ11の1ビツトを0.1μmとしている。
以上のようにすれば、第3図に示すように、位置制御可
能な範囲は、最大で約52.5insもなり、従来回路
の409.6μmに比べ128倍も拡大したものとなる
また、位置決め精度は、最初、シフト量を“7”として
、粗(位置決めをした後にシフトを“7”より小さい値
、あるいは“0”にまで下げれば、最小分解能0.1μ
mで位置決めすることができる。そこで、このような切
換えをデジタル制御装置1の制御で行うことで、12ビ
ットD/A変換回路を用いたときの従来回路と、同等の
位置決め精度が得られる。
デジタル制御装置1は、このような切換制御を行うプロ
グラムを格納しており、ピットンフタ12を目標位置に
応じて段階的切替える制御する。
また、デジタル制御装置1は、このような制御において
目標位置が決定されたときには、前記桁シフト量の値N
に対応して目標位置のデータを2Nで割った値をD/A
変換回路2に設定する。そして、アッテネータ13もビ
ットシフタ12の制御値(シフト量)の切換えに対応し
て同時にデジタル制御装置1により同じ数値を除数とし
てその減衰量(27−N)か段階的に制御される。した
がって、0.1μmの精度で制御を行う場合にはデジタ
ル制御装置1は、少なくとも二段階以上のステップで除
数に応じて目標位置の値を割った値をD/A変換回路2
にデータセットを行う制御をすることになる。
ここで、アッテネータ13を挿入している理由は、カウ
ンタ11の現在位置に対してシフト量を可変することは
、制御的にはフィードバックのゲインを変えたことと同
様となるからである。それは、第3図に示すように、桁
シフト量“7”を基準としたとき、桁シフト量“0”の
ときのフィードバックゲインは27倍(=128倍)と
なる。
前記の実施例では、このフィードバックゲインの増減量
を前記アッテネータ13の減衰量の増減で打ち消し、ル
ープ全体のゲインが変わらないようにするものである。
言い換えれば、この制御系のフィードバックゲインが桁
シフト量が“0”のときに基準のゲインに設定されてい
るとすれば、桁シフト量“7”のときには、フィードバ
ック側ゲインが1/128まで低下するので、減衰量を
小さくして伝達関数に対応するループゲインを大きく採
り、この低下したゲインを補正するように制御するもの
である。すなわち、桁シフト量が上に1桁増加すること
に2乗倍つつフィードバック側のゲインが減少するので
、アッテネータ13により逆に同じ倍率だけ減衰量を低
減させて開ループゲインを上げて、フィードバックを持
つモータ制御ループ全体のゲインを元の状態に戻す。こ
のことによりこのモータ制御回路のループにおける伝達
関数を一定に保ことかできる。
このようにすることでビットシフタ12によりビットシ
フトしてカウンタ11の値を割り算した値で制御しても
桁シフトを行わない状態と同じ制御見解が保持できる。
なお、この実施例では、ビット7フタ12をシフトする
ことで1ビツトの重みを換えて距離の値を圧縮して変え
、その圧縮に応じてアッテネータ13の減衰量を選択し
て対応して拡大し、ループ全体のゲインの変化がないよ
うに打ち消す制御をしているが、これは、第3図に示す
ようにビット7フタ12のソフトによるビ、ト重みの圧
縮に応じて増幅率を換えて、それを打ち消すように増幅
する制御であってもよい。したがって、アッテネータ1
3をそのまま増幅器に置き換えることができる。
以上説明してきたが、実施例では、ビットシフタを用い
て説明したが、これは、現在位置を示すカウンタの値を
割り算する割り算回路であればよい。また、位置決め精
度や分解能にこだわらなければ、単に、移動範囲、スキ
ャン範囲等を拡大するだけでよ(、そのような場合には
、フィードバックゲインの増減を補正するアッテネータ
(あるいは増幅器)は、必ずしも割り算回路の割り算の
除数に対応させる必要はない。要するに、この発明は、
現在位置を示すフィードバック系に挿入されたカウンタ
の値をその圧縮に応じて減衰回路(アンプでも可)の減
衰量を選択して拡大し、ゲインの変化を打ち消すように
制御すればよい。
実施例では、双方向の制御になるようにエンコーダが方
向性のあるパルスを発生する例を挙げているが、これは
、一方向の制御であってもよいことはもちろんである。
また、実施例では、目標位置側と現在位置側のD/A変
換回路のビット数が同じとなっているが、これらは一致
していなくてもよい。
[発明の効果コ 以上の説明から理解できるように、この発明にあっては
、現在位置を示すカウンタの値をD/A変換回路のビッ
ト数より大きな値とすることで、移動機構における位置
決め制御範囲を大きく採り、割り算回路と減衰回路とを
設け、割り算回路によりカウンタの値を割ってそれをD
/A変換回路ヘセットすることにより実際の数値を除数
で割った分だけデータを圧縮し、圧縮した値で目標位置
と現在位置との差値を算出し、その圧縮値した差値に対
して減衰回路の減衰量を除数に対応して低減して逆方向
へ差値を拡大することにより圧縮によるフィードバック
ゲインの減少を補正して適正なモータ制御ループ全体の
ゲインを確保し、モータの制御を行うようにしているの
で、現在位置や目標位置を圧縮する分だけ位置決め制御
範囲を拡大することができる。
また、以上の制御回路は、差値を算出する回路やモータ
駆動回路、そしてフィードバック回路がハードウェア構
成であるので、応答速度も速(、高速な追従性を実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の移動機構のモータ制御回路を超音
波顕微鏡のスキャナの位置制御を行うモータ制御回路に
適用した場合のブロック図、第2図は、その構成要素の
1つであるビットシフタの動作の説明図、第3図は、そ
の単位制御距離とビットシフト量、制御範囲との関係の
説明図、第4図は、従来の移動機構のモータ制御回路の
ブロック図である。 1・・・デジタル制御装置、2.10・・・D/A変換
回、3・・・アッテネータ、4・・・アンプ、5・・・
モータ駆動制御回路、6・・・モータ、7・・・エンコ
ーダ、8・・・2相りロック変換回路、9.11・・・
カウンタ、12・・・ビットノフタ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)目標位置として設定される第1のデジタル値とモ
    ータ側から得られる現在の位置を示す第2のデジタル値
    との差に応じたアナログの制御信号を発生してモータを
    駆動制御する移動機構のモータ制御回路において、第1
    のデジタル値を受けるnビット(ただし、nは2以上の
    整数)の第1のD/A変換回路と、第2のデジタル値を
    受けるmビット(ただし、mは2以上の整数)の第2の
    D/A変換回路と、前記モータから所定の移動量を示す
    信号を受けてこれをカウントし、現在の位置を示すにビ
    ット(ただし、kはk>mである整数)のカウンタと、
    このカウンタの値を第1の制御信号に応じた除数で割り
    算して第2のD/A変換回路に割った結果値を送る割り
    算回路と、第1のD/A変換回路と第2のD/A変換回
    路との出力の差を受けてそれを第2の制御信号に応じた
    所定の減衰量で減衰させる減衰回路と、この減衰回路の
    出力を受けるモータ駆動回路とを備え、第1のD/A変
    換回路には第1のデジタル値を前記除数により割り算し
    たデジタル値が設定され、第1の制御信号により制御さ
    れる前記除数の値に応じて変化するモータ制御ループ全
    体のゲインを第2の制御信号により前記減衰量を選択す
    ることにより打ち消すように制御することを特徴とする
    移動機構のモータ制御回路。
  2. (2)第2の制御信号により制御される減衰量が割り算
    回路の除数に一致する値で割られた値に設定されること
    を特徴とする請求項1記載の移動機構のモータ制御回路
  3. (3)減衰回路は増幅回路で構成され、減衰率は増幅率
    が選択されることにより設定されることを特徴とする請
    求項1又は2記載の移動機構のモータ制御回路。
  4. (4)カウンタは、アップダウンカウンタであり、移動
    量は単位移動距離を示すものであり、差は、正負に方向
    性のある値であり、割り算回路はカウンタの値の桁を上
    下にシフトするビットシフタであることを特徴とする請
    求項1乃至3のうちから選択された1項記載の移動機構
    のモータ制御回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006320107A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Sanyo Electric Co Ltd 駆動波発生回路

Cited By (2)

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JP2006320107A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Sanyo Electric Co Ltd 駆動波発生回路
JP4694886B2 (ja) * 2005-05-12 2011-06-08 三洋電機株式会社 駆動波発生回路

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