JP2769721B2 - ディスク装置のステッピングモータ駆動方法 - Google Patents

ディスク装置のステッピングモータ駆動方法

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JP2769721B2 JP18387589A JP18387589A JP2769721B2 JP 2769721 B2 JP2769721 B2 JP 2769721B2 JP 18387589 A JP18387589 A JP 18387589A JP 18387589 A JP18387589 A JP 18387589A JP 2769721 B2 JP2769721 B2 JP 2769721B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヘッド駆動源としてステッピングモータを用
いる磁気ディスク装置又は光ディスク装置におけるステ
ッピングモータの駆動方法に関するものである。
〔従来技術及び発明が解決しようとする課題〕
磁気ディスク装置又は光ディスク装置のヘッドの駆動
源として2相バイポーラ駆動のステッピングモータが多
く用いられている。この2相バイポーラ駆動のステッピ
ングモータにおいて、2相励磁時の最少ステップ角度を
n゜とすると、従来は第5図のQ〜Xの様に電気角を設
定することにより、n゜/2に1シリンダを設定してい
る。つまり、ステッピングモータの1回転当りのシリン
ダ数は360゜×2/nとなって、n=0.9の場合シリンダ数
は800となる。このときシリンダ数を800以上設けようと
すると、モータのシャフトは1回転以上することにな
り、シャフトの動力をヘッドのアクチュエータに伝える
バンド(スチールベルト)等の設計が難しい。また、モ
ータ自身の慣性モーメントはアクチュエータのそれに比
較して一般的に大きいのでシーク時間の減少を図ろうと
する場合、それを抑制することにもなる。本発明は上述
の点に鑑みてなされたもので、容易にシリンダ数を増や
すことが可能で、且つシーク時間の増加を押さえること
ができるディスク装置のステッピングモータ駆動方法を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本発明は、ディスク装置のス
テッピングモータ駆動方法において、シーク時のステッ
ピングモータの最少ステップを複数シリンダ分の電気角
とし、複数シリンダ分の電気角でステッピングモータを
駆動した場合目的シリンダに一致しない過不足分のシリ
ンダ数をシーク時の起動時又は目的シリンダに到達する
直前にステッピングモータの最少ステップを1シリンダ
分の電気角に切換えることを特徴とする。
〔作用〕
ステッピングモータ駆動方法を上記の如く行なうこと
により、シーク時のステッピングモータの最少ステップ
を複数シリンダ分の電気角とするから、ステッピングモ
ータの相分割数を多くしても、それに対応してシーク時
間が長くなることがなく、且つディスク装置のシリンダ
数はステッピングモータの相分割に応じて各々1シリン
ダづつ割付けるから、ステッピングモータシャフト1回
転当りのシリンダ数を多くとることができるので、シリ
ンダ数の多いディスク装置でも、モータシャフトからヘ
ッドに動力を伝達するバンド等の動力伝達部を簡単な構
造にすることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明する。
第1図(a).(b)は本発明に係るディスク装置の
ステッピングモータ駆動方法を説明するための図であ
り、同図(a)は2相バイポーラ駆動のステッピングモ
ータの相分割の一例を示す図で、同図(b)は2相バイ
ポーラ駆動のステッピングモータの2相に流れる電流と
相分割の関係を示す図である。
第1図(a),(b)に示すように、本例ではA〜P
までの16分割とし、第5図のQ〜Xの8分割の倍として
いる。そして上記設定された電気角A〜Pにそれぞれデ
ィスクの1シリンダを割り付ける。シーク時にはステッ
ピングモータの最少ステップを2シリンダ分の電気角と
し、目的シリンダが偶数シリンダであるか、奇数シリン
ダであるかにより、下記のように駆動制御する。
偶数シリンダ(16シリンダ)へのシークである場合、 A→C→E→G→I→K→M→O→A とステップさせる。
奇数シリンダ(15シリンダ)へのシークである場合、 例1.A→B→D→F→H→J→L→N→P、 例2.A→C→E→G→I→K→M→O→P、 つまり、従来はシーク時にステッピングモータの最少
ステップを1シリンダの電気角としていたのに対して、
本例ではシーク時にステッピングモータの最少ステップ
を2シリンダの電気角としている。そして目的シリンダ
が偶数の場合は最少ステップを2シリンダの電気角とし
ても目的シリンダに到達するが、目的シリンダが奇数の
場合は最少ステップを2シリンダの電気角とすると目的
シリンダと一致しない、即ち、目的シリンダにもっとも
近い位置で1シリンダ分の過不足を生じる。そこで上記
例1では、シーク起動時A→Bと最少ステップを1シリ
ンダ分とし、上記例2では目的シリンダPの直前でO→
Pと最少ステップを1シリンダ分とし、ヘッドが目的シ
リンダと一致するようにしている。
ディスク装置のステッピングモータ駆動方法を上記の
如く行なうことにより、第5図の場合に比較しステッピ
ングモータ最少ステップ角度を1/2に小さくするから、
この最少ステップ1シリンダを割り付けることによりシ
リンダ数は2倍となる。しかもシーク時はステッピング
モータの最少ステップを2シリンダ分とするから、シー
ク時間は略同じとなる。即ち、シリンダ数を2倍にで
き、且つシーク時間は略同じとなる。
第2図は2相バイポーラ駆動のステッピングモータの
駆動制御回路を示す図である。図示するように、2相バ
イポーラ駆動のステッピングモータ17を駆動制御する回
路は、モータ制御部12、D/A変換器13,14、電流駆動部1
5,16とから構成されている。
ディスク装置制御部11は、シーク時、シークすべきシ
リンダ数値等のシーク情報をモータ制御部12に送出す
る。該モータ制御部12はこのシーク情報からステッピン
グモータ17の各相に流す電流指示値をD/A変換器13,14に
出力する。該D/A変換器13,14はデジタル値のこの電流指
示値をアナログ量に変換して電流駆動部15,16に出力
し、該電流駆動部15,16からステッピングモータ17の各
相にそれぞれ電流IX,IYを供給する。
第3図は上記例1のシーク動作を示すフローチャート
であり、同図を用いて上記例1のシーク動作を詳細に説
明する。先ずモータ制御部12はディスク装置制御部11か
らシーク指示を受けたか否かを判断し(ステップ10
1)、シーク指示を受けた場合、シークすべきシリンダ
数Nを格納する(ステップ102)。次にシークすべきシ
リンダ数Nが偶数か否かを判断し(ステップ103)、偶
数でないならば、シーク起動時のステッピングモータ17
の最少ステップを1シリンダ分の電気角とし、起動しシ
リンダ数Nから−1し、このN−1をシリンダ数Nとす
る(ステップ104)。次に、ステッピングモータ17の最
少ステップを2シリンダ分の電気角とし、シリンダ数N
から−2し、このN−2をシリンダ数Nとする(ステッ
プ105)、最後にN=0か否かを判断し、0であればヘ
ッドがシークすべきシリンダ上にきているから、ここで
シークは終了する。なお、ステップ103でシークすべき
シリンダ数Nが偶数であった場合は、ステップ105に移
行し、ステッピングモータ17の最少ステップを2シリン
ダ分の電気角とする動作を行なう。
第4図は上記例2のシーク動作を示すフローチャート
である。先ずモータ制御部12はディスク装置制御部11か
らシーク指示を受けたか否かを判断し(ステップ11
1)、シーク指示を受けた場合、シークすべきシリンダ
数Nを格納する(ステップ112)、次にN=1かを判断
し(ステップ113)、N=1で無い場合、続いてN=0
かを判断し(ステップ114)、N=0で無い場合ステッ
ピングモータ17の最少ステップを2シリンダ分の電気角
とし、シリンダ数Nから−2し、このN−2をシリンダ
数Nとする(ステップ115)。次にステップ113に戻り、
前記処理を繰り返し、N=1となったらステッピングモ
ータ17の最少ステップを1シリンダ分の電気角とし(ス
テップ116)、シークを終了し、また、ステップ114でN
=0の場合は、ヘッドがシークすべきシリンダ上にきて
いるから、ここでシークは終了する。
なお、上記実施例ではステッピングモータの相分割を
第5図の場合の1/2にする場合を示したが、分割数はこ
れに限定されるものではないことは当然である。またシ
ーク時のステッピングモータの最少ステップを2シリン
ダ分としたが、2シリンダ分に限定されるものではない
ことは当然である。要は、シーク時のステッピングモー
タの最少ステップを複数シリンダ分の電気角とし、複数
シリンダ分の電気角でステッピングモータ駆動した場合
目的シリンダに一致しない過不足分のシリンダ数をシー
ク時の起動時又は目的シリンダに到達する直前にステッ
ピングモータの最少ステップを1シリンダ分の電気角に
切換えることにより、この過不足分を補正してやればよ
い。
〔発明の効果〕
以上、説明したように本発明によれば下記のような優
れた効果が得られる。
(1) ステッピングモータのシャフトの一回転当りの
シリンダ数が多くとれるので、シャフトからヘッドへ動
力を伝達するバンド等の動力伝達機構が簡単な構成とな
り、設計が極めて容易となる。
(2) また、シーク時のステッピングモータの最少ス
テップを複数シリンダ分の電気角とするので、従来のよ
うにシリンダ分割とシーク時のステップ分割とが等しい
場合に比較し、シーク時間が短くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るディスク装置のステッピングモー
タ駆動方法を説明するための図で、同図(a)はステッ
ピングモータの相分割の一例を示す図、同図(b)はス
テッピングモータの2相に流れる電流と前記相分割の関
係を示す図、第2図はステッピングモータの駆動制御回
路を示す図、第3図及び第4図はそれぞれ本発明に係る
ディスク装置のステッピングモータ駆動制御動作の流れ
を示すフローチャート、第5図は従来のディスク装置の
ステッピングモータ駆動方法を説明するための図であ
る。 図中、11……ディスク装置制御部、12……モータ制御
部、13,14……D/A変換器、15,16……電流駆動部、17…
…ステッピングモータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク装置のヘッドの駆動源としてステ
    ッピングモータを用い、該ステッピングモータの電気角
    によりディスクのシリンダを割り付け、所望のシリンダ
    をシークする際、該ステッピングモータを前記所望シリ
    ンダに対応する電気角だけ回転させて前記所望シリンダ
    をシークするディスク装置のステッピングモータ駆動方
    法において、前記シーク時のステッピングモータの最少
    ステップを複数シリンダ分の電気角とし、複数シリンダ
    分の電気角でステッピングモータを駆動した場合目的シ
    リンダに一致しない過不足分のシリンダ数をシーク時の
    起動時又は目的シリンダに到達する直前にステッピング
    モータの最少ステップを1シリンダ分の電気角に切換え
    ることを特徴とするディスク装置のステッピングモータ
    駆動方法。
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