JPH07170794A - ステッピングモータ制御方式 - Google Patents

ステッピングモータ制御方式

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JPH07170794A
JPH07170794A JP34286893A JP34286893A JPH07170794A JP H07170794 A JPH07170794 A JP H07170794A JP 34286893 A JP34286893 A JP 34286893A JP 34286893 A JP34286893 A JP 34286893A JP H07170794 A JPH07170794 A JP H07170794A
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JP
Japan
Prior art keywords
pulse
output
rom
cpu
counter
Prior art date
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Pending
Application number
JP34286893A
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English (en)
Inventor
Masayuki Kato
正行 加藤
Masayoshi Yoshikawa
正義 吉川
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Hitachi Denshi KK
Original Assignee
Hitachi Denshi KK
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Publication date
Application filed by Hitachi Denshi KK filed Critical Hitachi Denshi KK
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  • Control Of Stepping Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロステップ駆動データが記憶されてい
るROMの読みだしアドレス指定を切り換える回路を付
加することにより分割数の選択を可能とし、高速運転時
に分割数を減らし、必要とする駆動パルス周波数を下げ
ることにより運転速度向上を可能とする。 【構成】 モータを制御するパルスを適切な時期に出力
するCPUと、パルスをカウントしそのカウント値をビ
ットパターンとして出力するカウンタと、ビットパター
ンをシフトして出力することができる切り換え回路と、
電流指令値を与えるためのビットパターンが記憶されて
いるROMと、電流指令値からマイクロステップ駆動の
ための階段状の電流指令値波形を波形に変換するD/A
変換器、および、モータドライバからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はステッピングモータのマ
イクロステップ駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マイクロステップ駆動方式は、ステッピ
ングモータの隣接する相の励磁電流を制御し、相関の励
磁バランスをとり、基本ステップ角の中間でも位置決め
を可能とする方式である。励磁バランスをとるために、
隣接する相に1/4周期ずらせた階段状の電流波形をモ
ータに与え駆動している。図6は、ステッピングモータ
の8分割マイクロステップを行うための駆動回路であ
る。CPU11から出力されたモータを制御するための
タイミングパルス信号9がカウンタ12によりカウント
され、このカウント出力が、ROM13のアドレスバス
下位4ビットに入力されている。このカウンタ出力値が
アドレスとしてROM13に与えられ、あらかじめRO
M13に書き込まれた電流指令ビットパターンが、指定
されたアドレスからD/A変換器14に入力されD/A
変換後、8段階の電流指令波形が出力される。したがっ
て、基本ステップ角0.9度の2相モータでは、1パル
スあたりのステップ角が0.1125度と8倍の分解能
が得られるが、同じモータ運転速度を得るためには8倍
のパルス周波数が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】マイクロステップ駆動
を行うとモータの基本ステップ角をより細分化して駆動
できるため、機械的分解能が向上し、トルク変動が少な
く低振動駆動が可能なためXYプロッタに応用すると作
図品質が向上するなど利点が多い。しかし、8分割マイ
クロステップ駆動の場合、1基本ステップ角だけ回転す
るのに8パルスを要すため通常のフルステップ駆動方式
に比べ同じ速度で駆動するためには、8倍のパルス周波
数を必要とする。すなわちパルス間隔が1/8になる。
このため、CPUは、図5に示すような1パルス出力す
るための速度制御処理や直線補間処理がつぎのパルス出
力時刻までに終了しなくなるため、これ以上パルス間隔
を短縮することができずこれが出力するパルス周波数の
限界となり、XYプロッタにおいては作図速度の上限と
なっている。この問題を解決するためにはパルスジェネ
レータ等を使用しなければならないなどコストアップの
要因となっていた。本発明は、従来技術を生かし、パル
スジェネレータ等を使用することなくマイクロステップ
駆動を用いたステッピングモータの運転速度向上を実現
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を実
現するため、マイクロステップ駆動は低速領域では、有
効に機能し低振動のためXYプロッタに応用すると作図
品質の向上が実現できるが、高速になると通常のフルス
テップ駆動方式と大差なくなることに注目し、高速域で
は、マイクロステップ分割数を減らし、1パルスで回転
するステップ角を増やし、パルス周波数を1/2としパ
ルス間隔を2倍としても同じパルス速度が得られるよう
にしたものである。これにより、CPUには速度制御お
よび直線補間処理時間以外の余裕時間が生まれ、パルス
間隔をさらに短縮することによりパルス速度を向上する
ことができるため、XYプロッタにおいては作図速度を
向上させることができる。
【0005】
【作用】本発明においては、マイクロステップ駆動に必
要な、電流指令ビットパターンが記憶されているROM
のアドレスバスとビットパターンデータのアドレスを指
定するためのカウンタ出力端子の間に切り換え回路を設
け、低速時はカウンタ出力とアドレスバスの桁を対応さ
せておき、カウンタのクロック入力があるたびにROM
のアドレスを1つ変化させることにより、データが順に
読みだされるようになっている。高速域には入ったとき
には、カウンタ出力を任意のビット数シフトするように
切り替える。よって、ROMから読み出されるデータが
2アドレス毎、4アドレス毎と変化する。これにより任
意の間隔でデータが読みだされ電流指令値波形を変更す
ることができる。
【0006】
【実施例】図1は、本発明によるステッピングモータの
8分割マイクロステップ駆動回路のブロック図である。
駆動対象モータは2相モータであり、基本ステップ角
は、0.9度である。すなわちフルステップ駆動では1
パルスあたり0.9度回転し、8分割マイクロステップ
駆動では1パルスあたり0.1125度回転する。本実
施例の構成は、内部ROMに、モータの速度制御を行う
ためのプログラムおよび、データが記憶されているCP
U1と、CPU1よりのパルスをカウントしカウント値
をバイナリデータで出力するカウンタ2と、カウンタ2
の出力とROM4のアドレスバスの接続関係を切り換え
るための切り換え回路3と、階段状の電流指令波形を生
成するためのビットパターン9を0番地から記憶させて
おくためのROM4と、ROM4から出力されるデータ
から電流指令波形7を生成するD/A変換器5および、
モータドライバ6からなる。以下、この回路の動作を説
明する。CPU1は、データに従い適切なタイミングで
パルスを出力し、カウンタ2は、このパルスをカウント
する。カウント値は逐次出力され、切り換え回路3を介
してROM4のアドレスバスに入力される。このとき、
カウント値は、8を最大とし加算し、8に達したらカウ
ンタを減算させ、0から8を繰り返し出力する。切り換
え回路3はカウンタ2からの4ビットの出力をそれぞ
れ、CPU1からの切り換え信号により制御されるスイ
ッチ回路を介してROM4のアドレスバスに接続されて
いる。図4はROM4に記憶されている電流指令値波形
生成のためのビットパターンを示す。切り換え信号がO
FFの状態ではカウンタ2の出力QA、QB、QC、Q
Dはそれぞれ、ROM4のアドレスバスA0、A1、A
2、A3につながっており、カウンタ2に1パルス入力
があるたびにROM4のアドレスが1番地更新されその
アドレスのデータがD/A変換器5に出力される。パル
ス周波数が低く、CPU1の処理に時間的余裕があると
きは、図2に示すように、CPU1からパルス列9が出
力されるとROM4からデータが順次読みだされ、8段
階の電流指令値波形7がD/A変換器5に入力される。
この場合は8パルスで0.9度回転することになる。モ
ータが加速され、パルス間隔がCPU1による速度制
御、直線補間制御処理時間に近ずいた任意の点で、切り
替え信号をONしてROM4のアドレスバスA0を0レ
ベル、A1をQA、A2をQB、A3をQCに切り換え
る。これはカウンタ2の出力を1ビットシフトしてRO
M4に与えたことになり、CPU1よりの出力パルス列
9の1パルスに対してアドレスが2番地更新されること
になる。したがって、図3に示すように、電流指令ビッ
トパターン9の偶数番地のデータのみによる電流指令値
波形8がD/A変換器5に与えられることになる。この
場合は、4パルスで0.9度回転することになる。すな
わち、図2の状態に比べ同じ速度を得るためのパルス周
波数は1/2で済むことになる。このとき切り替え信号
ONに同期してCPU1よりの出力パルス列9のパルス
間隔を2倍にすると、CPU1が速度制御、直線補間制
御処理を行っても、次のパルス出力までに余裕時間が生
じ、さらにパルス間隔を短くすることが可能となりモー
タの運転速度を向上させることができる。なお、本実施
例は8分割を4分割にするものとして説明したが、カウ
ンタ2の出力とROM4アドレスバスを任意のビット数
切り換えることにより、任意の分割数から任意の分割数
へ変更できることはいうまでもない。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、従来の回路に切り換え
回路を追加しCPUから切り換え信号を入力するよう変
更するだけでコストアップにつながるパルスジェネレー
タなどを採用することなく、マイクロステップ駆動を用
いた場合のソフトウェアの処理能力に起因するステッピ
ングモータの運転速度限界の要因をなくし、運転速度向
上をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるステッピングモータの8分割マイ
クロステップ駆動回路のブロック図。
【図2】8段階の電流指令ビットパターンにより生成さ
れる8段階の電流指令値波形の説明図。
【図3】偶数番地の電流指令ビットパターンにより生成
される4段階の電流指令値波形の説明図。
【図4】本発明の実施例におけるROMに記憶されてい
る電流指令値波形生成のためのビットパターン図。
【図5】従来技術による1パルス出力処理を示すフロー
図。
【図6】従来技術によるステッピングモータの8分割マ
イクロステップ駆動回路のブロック図。
【符号の説明】
1 CPU 2 カウンタ 3 切り換え回路 4 ROM 5 D/A変換器 6 モータドライバ 7 8段階のパターンにより生成される電流指令値波形 8 偶数番地のパターンにより生成される電流指令値波
形 9 CPUよりの出力パルス列 10 電流指令ビットパターン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロステップ駆動を行うステッピン
    グモータ制御方式において、ステップ分割数の選択を可
    能とする手段を設け、1パルスあたりの回転角を変化さ
    せることによりモータの運転速度制御を可能とすること
    を特長とするステッピングモータの制御方式。
JP34286893A 1993-12-15 1993-12-15 ステッピングモータ制御方式 Pending JPH07170794A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34286893A JPH07170794A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 ステッピングモータ制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34286893A JPH07170794A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 ステッピングモータ制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07170794A true JPH07170794A (ja) 1995-07-04

Family

ID=18357127

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34286893A Pending JPH07170794A (ja) 1993-12-15 1993-12-15 ステッピングモータ制御方式

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JP (1) JPH07170794A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013148614A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Canon Inc カメラシステムおよびレンズ装置
CN113364369A (zh) * 2021-06-28 2021-09-07 成都动芯微电子有限公司 一种步进电机细分控制电路及其控制方法
CN113411021A (zh) * 2021-06-17 2021-09-17 厦门四信通信科技有限公司 一种云台的控制系统以及控制方法

Cited By (3)

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JP2013148614A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Canon Inc カメラシステムおよびレンズ装置
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