JP4653692B2 - ステッピングモータのマイクロステップ駆動装置 - Google Patents

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本発明は相電流をPWM(パルス幅変調)制御方式により細かく制御することにより、ステッピングモータのマイクロステップ駆動を行うステッピングモータのマイクロステップ駆動装置に関する。
5相ステッピングモータのマイクロステップ駆動装置の従来例として特開平11−122991号公報に開示されたものがある。同装置は図7に示すような基本構成となっている。
図中50はパルス入力信号に基づいて4種類(正負の違いを考慮に入れると8種類)のPWM信号Up1、Up2、Dw1、Dw2等を生成するパルス幅変調信号生成部である。図中60はフルステップのステップを繰り返し計数する相励磁カウンタである。図中70は相励磁カウンタのカウントに応じたパターンでPWM信号Up1、Up2、Dw1、Dw2等をA〜E相に分配する相分配回路部である。
なお、相分配回路部70の後段には、相分配された信号に基づいて相電流を各相毎に生成する駆動回路部(図示省略)が接続されている。
パルス幅変調信号生成部50には、PWM信号Up1、Up2、PWM信号Dw1、Dwのデューティ比を示すデータが予め記録されたデータテーブル531、532が各々備えられている。データテーブル531、532の読み出しアドレスは入力パルス信号に応じて動作するアドレス生成回路51及びデータセレクタ52により生成されている。データテーブル531、532から読み出された各データは、データレジスタ541〜544で保持され、ミラー回路55で加工された後、PWM生成回路561〜564に入力される。
PWM生成回路561〜564は、PWM信号Up1、Up2、Dw1、Dw2等の原型となる各信号を生成するとともに同信号をPWMカウンタ57のカウント値を参照して各相に振り分け、これをPWM信号Up1、Up2、Dw1、Dw2等として出力するようになっている。
なお、PWM生成回路561〜564から出力される信号は、PWM信号Up1、Up2、Dw1、Dw2以外に、ミラー回路55で加工されたUp1R、Up2R、Dw1R、Dw2Rもあるが、これは図示省略されている。
相分配回路部70はPWM信号Up1、Up2、Dw1、Dw2等を相励磁カウンタ60のカウンタ値に従って図8に示すように相分配するようになっている。例えば、ステップ0においては、A+ 、A- 相においてPWM信号Dw1、Dw1B(BはDw1に対して反転した信号であることを示している。他の信号についても同様の表現をしている)が各々出力される。同様に、B+ 、B- 相においてPWM信号Dw2、Dw2BRが、C+ 、C- 相においてHIGHレベル信号、LOW レベル信号が、D+ 、D- 相においてPWM信号Up2、Up2BRが、E+ 、E- 相においてPWM信号Up1、Up1Bが各々出力される。
図8に示すような信号が図外の駆動回路部に入力されると、ステッピングモータに流れる相電流がPWM制御され、この結果、ステッピングモータがマイクロステップ駆動することになる。
しかしながら、上記従来例による場合、ステッピングモータをマイクロステップ駆動させるには、複数種のPWM信号を生成することが必要不可欠である以上、回路構成が複雑となり、これに伴って装置自体がコスト高になるという問題が指摘されている。
本発明は上記した背景の下で創作されたものであり、その目的とするところは、回路構成を簡単にすることが可能なステッピングモータのマイクロステップ駆動装置を提供することにある。
本発明に係るステッピングモータのマイクロステップ駆動装置は、入力パルス信号に基づいてフルステップの1ステップ期間を1周期としてパルス幅が最大レベルから最小レベルに又は最小レベルから最大レベルにマイクロステップ角単位で推移変化するパルス幅変調信号を生成するパルス幅変調信号生成部と、入力パルス信号に基づいてフルステップのステップを繰り返し計数する相励磁カウンタと、相励磁カウンタが示すステップに応じたパターンでHIGHレベル信号、LOW レベル信号及び前記パルス幅変調信号を各相に分配する相分配回路部と、相分配回路部により相分配された信号に基づいて相電流を各相毎に生成する駆動回路部とを備えている。相分配回路部は、前記ステッピングモータにおいて回転磁界が得られるように、フルステップの各々について全相のうち少なくとも一相に前記パルス幅変調信号を分配する一方、他の相にはHIGHレベル信号、LOW レベル信号を各々分配するとともに、ステップが進むに従って当該パルス幅変調信号の分配相を相回転方向に順次移行させる構成となっている。パルス幅変調信号生成部は、前記ステッピングモータをマイクロステップ駆動させる際の同モータの相電流に対応したパルス幅の値を示すPWM波形生成データがマイクロステップ角単位で予め記録されたメモリ部と、入力パルス信号の入力に従ってメモリ部からPWM波形生成データを順次読み出す読み出し部と、前記パルス幅変調信号を作成するための基準クロックカウンタであり且つ前記パルス幅変調信号のパルス周期に対応した期間を繰り返し計数するPWMカウント部と、読み出し部のPWM波形生成データ及びPWMカウント部の計数値が入力され且つ前記相分配回路部に出力すべき正側、負側のパルス幅変調信号を生成するPWM波形生成部とを有している。PWM波形生成部は、PWMカウント部の計数値が0になると、LOW レベルからHIGHレベルに反転し、その後、同計数値がメモリ部から読み出されたPWM波形生成データを超えると、当該HIGHレベルをLOW レベルに戻し、このように論理変化する信号を正側のパルス幅変調信号として生成する一方、PWMカウント部の計数値が当該PWM波形生成データを超え、その後、所定のデッドタイム分を超えると、LOW レベルからHIGHレベルに反転させ、その後、同計数値が所定の設定値を超えると、当該HIGHレベルをLOW レベルに戻し、このように論理変化する信号を負側のパルス幅変調信号として生成し、と同時に、ステッピングモータがフルステップの1ステップ期間中の前半期間と後半期間との境に対応した回転角度0.36°を超えたか否かを検出し、ステッピングモータが回転角度0.36°を超えないときは、前記正側、負側のパルス幅変調信号をそのまま出力し、ステッピングモータが回転角度0.36°を超えたときは、前記正側、負側のパルス幅変調信号を互いに逆にして負側、正側のパルス幅変調信号として出力する構成となっている。
このような構成による場合、フルステップの1ステップ期間を1周期としてパルス幅が最大レベルから最小レベルに又は最小レベルから最大レベルにマイクロステップ角単位で推移変化するパルス幅変調信号を全相のうち少なくとも一相に分配する一方、他の相にはHIGHレベル信号及びLOW レベル信号を分配し、ステップが進むに従って、当該パルス幅変調信号の分配相を相回転方向に順次移行させることにより、ステッピングモータのマイクロステップ駆動が行われる。
以上、本発明に係るステッピングモータのマイクロステップ駆動装置による場合、フルステップの1ステップ期間を1周期としてパルス幅が最大レベルから最小レベルに又は最小レベルから最大レベルにマイクロステップ角単位で推移変化するパルス幅変調信号を全相のうち少なくとも一相に分配する一方、他の相にはHIGHレベル信号又はLOW レベル信号を分配し、ステップが進むに従って、当該パルス幅変調信号の分配相を相回転方向に順次移行させることにより、ステッピングモータのマイクロステップ駆動が行われる。即ち、マイクロステップ駆動を行うのに必要なパルス幅変調信号の種類が従来例による場合に比べて少なくて良いことから、回路構成が簡単になり、これに伴って装置自体の低コスト化を図ることが可能になる。しかもPWM動作を行っている相以外の相がHighかLowで固定されているため、従来例による場合に比べて大きなトルクが得られる。それ故、回路構成の簡単化による装置の低コスト化だけでなく、装置の高性能化も図られる。
以下、本発明のステッピングモータのマイクロステップ駆動装置の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は同装置のブロック図、図2は同装置のパルス幅変調信号生成部により生成されるPWM信号の模式的波形図、図3はPWM信号の波形図、図4は同装置の相分配回路図の出力パターンを示す図、図5は本発明の他の実施の形態を説明するための図4に対応する図、図6は本発明の他の実施の形態を説明するための図4に対応する図である。
ここに掲げるステッピングモータのマイクロステップ駆動装置は、図1に示すように5相ステッピングモータMに供給すべき相電流をPWM(パルス幅変調)制御方式により細かく制御することにより、5相ステッピングモータMのマイクロステップ駆動を行う装置である。ここでは同装置には入力パルス信号a、クロックモード信号b及び分解能設定信号c等が入力されている。
同装置は、フルステップの1ステップ期間を1周期としてパルス幅が最大レベルから最小レベルに又は最小レベルから最大レベルに変化するPWM信号f(パルス幅変調信号:図2参照)を生成するパルス幅変調信号生成部10と、フルステップのステップを繰り返し計数する相励磁カウンタ20と、相励磁カウンタ20が示すステップに応じたパターンでHIGHレベル信号、LOW レベル信号、PWM信号fのいずれかを各相に分配する相分配回路部30と、相分配回路部30により相分配された信号に基づいて相電流を各相毎に生成して5相ステッピングモータMに出力する駆動回路部40とを備えた構成となっている。ここでは5相ステッピングモータMがスター結線されており、駆動回路部40のA+ ,A- 、B+ ,B- 、C+ ,C- 、D+ ,D- 、E+ ,E- 相の各出力端子に各々接続されている。以下、各構成部の構成を順に詳しく説明する。
パルス幅変調信号生成部10には、PWM信号fのパルス幅を示すデータ(以下、PWM波形生成データとする)がデータテーブルとして記録/保持されたメモリ11及びJYO回路部14が備えられている。ここではメモリ11として外部接続されたROMを用いている一方、JYO回路部14としてデコーダを用いている。PWM波形生成データは5相ステッピングモータMをマイクロステップで駆動させた場合に実際に流れる相電流の電流値に基づいて作成されたもので、下位8ビットがメモリ11に記録されている一方、上位3ビットがJYO回路部14に保持されている。
ここではPWM波形生成データを次のような方法を用いて作成している。まず、5相ステッピングモータMを1/100でマイクロステップ駆動させ、1パルスずつ動作させたときの各角度毎の相電流値を計測する。計測する範囲については角度位置が0度から0.72度(相励磁カウンタ20の1カウント分に相当する)までとする。そして計測された各角度毎の相電流値を線形補間することにより、5相ステッピングモータMを1/1000で駆動させたときに相当する各相毎の相電流値を求める。相電流の実測値を線形補間をするのは5相ステッピングモータMを実際には1/1000でマイクロステップ駆動させることができないものの、高精度なマイクロステップ駆動を実現するためである。
このようにして5相ステッピングモータMを1/1000で駆動させたときの各角度毎の相電流値が求められると、これをPWM波形のパルス幅の値に変換する。この変換に当たっては、角度位置が0度であるときにPWM波形のデューティ比が50となり、0.72度に近づくにつれて、PWM波形のデューティ比が100に近づくようにする。
上記データテーブルの読み出しアドレスはアドレス生成部13により生成されている。アドレス生成部13から出力されるアドレス信号e1により、メモリ11上に記録されたPWM波形生成データの下位8ビットが読み出されるようになっている一方、アドレス信号e2によりJYO回路部14上に保持されたPWM波形生成データの上位3ビットが読み出されるようになっている。
アドレス生成部13は、PLSMODE回路部12から出力された信号d1のパルスを計数するカウンタであり、当該計数結果をアドレス信号e1、e2として出力する基本構成となっている。アドレス生成部13には、信号d1に含まれる回転方向情報に基づいて計数方向を変える他、分解能設定信号cに応じて読み出しアドレスの変化の度合いを変更させる機能が含まれている。
PLSMODE回路部12は、入力パルス信号a、クロックモード信号b及び分解能設定信号cが入力されており、これらの信号に基づいて信号d1、d2を生成する回路モジュールとなっている。信号d1は入力パルス信号aと同一周波数のパルス信号であって、入力パルス信号a等から得た回転方向及び分解能の情報が付加されており、アドレス生成部13に出力されている。一方、信号d2は入力パルス信号aを分周したパルス信号であって、入力パルス信号a等から得た回転方向及び分解能の情報が付加されており、PWM周期制御部19及び相励磁カウンタ20に出力されている。
JYO回路部14はアドレス信号e2をデコードするデコーダである。デコードされたデータをPWM波形生成データの上位3ビットとしてPLSCKIM回路部15に出力されている。
このようにしてメモリ11及びJYO回路部14から読み出されたPWM波形生成データは、PLSCKIM回路部15を介してPWM波形生成部17に導かれている。
PWMカウンタ部16はPWM波形を作成するための11ビットのフリーランカウンタである。ここでは、電源がONにされると、000(H)から7FF(H)までウカントした後、再び000(H)まで戻って7FF(H)までカウントするというのがその基本的な動作となっている。000(H)から7FF(H)までカウントする期間はPWM信号fの1PWM周期(図2及び図3参照)と一致している。カウントデータはPWM波形生成部17に出力されている。
PWM波形生成部17はPLSCKIM回路部15から入力されたPWM波形生成データとPWMカウンタ部16から入力されたカウントデータとを大小比較し、この比較結果に基づいてPWM信号fを生成する基本構成となっている。図2及び図3においては、PWM信号fのプラス側をPWM信号f+ として表す一方、マイナス側をPWM信号f- として表している。
PWM信号fは図2に示すようにフルステップの1ステップ期間を1周期とした信号であって、図示例においてはPWM信号f+ のパルス幅が最大レベルから最小レベルに3段階に変化している一方、PWM信号f- のパルス幅が最小レベルから最大レベルに3段階に変化している。5相ステッピングモータMのマイクロステップ駆動を行うには、フルステップの1ステップ期間中に角度位置0.36度付近を境にして相電流を正から負(又は負から正)に推移させることが必要であるので、これに合わせてPWM出力の正負を角度位置0.36度付近を境にして反転させている。PWM出力を反転させた期間を図中PWM出力正負反転領域として示している。このようなPWM信号fがPWM波形生成部17においては次のようにして生成されている。
まず、入力パルス信号aがPLSMODE回路部12に1パルス入力されると、アドレス生成部13により生成される信号e1、e2が変化する。これに伴って、上記データテーブルからPWM波形生成データが読み出され、PLSCKIM回路部15を介してPWM波形生成部17に入力される。このときのPWM波形生成データがAであるとする。
PWM波形生成部17のプラス側出力は、図3に示すようにPWMカウンタ部16のカウントデータが0になったタイミングで(図中1,5)、HIGHレベルとなり、その後、PWMカウンタ部16のカウントデータがAになったタイミングで(図中2)、LOW レベルに変化する。この状態はPWMカウンタ部16のカウントデータが7FFを示すまで継続される。この結果、PWM信号f+ (PWM出力正負反転領域においてはPWM信号f- になる)の1PWM周期の波形が作成される。
一方、PWM波形生成部17のマイナス側出力は、PWMカウンタ部16のカウントデータがAを示した後、所定のデッドタイム分をカウントしたタイミングで(図中3)、LOW レベルからHIGHレベルに変化する。その後、デッドタイムに応じて設定された所定値をカウントしたタイミングで(図中4)、LOW レベルとなる。図示例ではPWMカウンタ部16のカウントデータがCを示すタイミングでHIGHレベルからLOW レベルに変化している。この状態はPWMカウンタ部16のカウントデータが7FFを示すまで継続される。この結果、PWM信号f- (PWM出力正負反転領域においてはPWM信号f+ になる)の1PWM周期の波形が作成される。PWM信号f- は基本的にデッドタイムを勘案してPWM信号f+ を反転した信号であり、両信号の関係は常に一定である。
このように入力パルス信号aがPLSMODE回路部12に1パルス入力される度にPWM波形生成部17においてPWM信号fの1PWM周期分の波形が次々と作成される。PWM波形生成データが大きくなるに伴って、PWM信号fのプラス側の比率が長くなる一方、マイナス側の比率が短くなることから、結果として、PWM信号fの波形はPWM波形生成データに対応したものとなる。
一方、PWMカウンタ部16から出力されたborrow信号をカウントし、カウント値が回転角度0.36度付近を示すときには、PWM出力を反転させるようになっている。この結果、図2に示すようにPWM信号f+ とPWM信号f- とが回転角度0.36°付近を境にしてその前半期間と後半期間(PWM出力正負反転領域)とで対称になったPWM信号fが生成される。
このようにして作成されたPWM信号fが相分配回路部30を介して駆動回路部40に出力されると、駆動回路部40において当該信号に基づいた相電流が生成される。当該相電流はフルステップの1ステップ期間において+100%から−100%に変化し、その電流方向は角度位置0.36度付近において逆転する。このときの相電流の変化はPWM信号f+ ,f- を構成する各PWM波形により決定されることから、結果として、フルステップの1ステップ期間における相電流は上記データテーブルに記録されたPWM波形生成データにより細かく制御されることになる。
なお、入力パルス信号aが入力されなくても、その直前の入力パルス信号aにより得られたPWM波形生成データ(PLSCKIM回路部15にラッチされたPWM波形生成データである)により、PWM信号fの波形出力を維持するようになっている。これは、5相ステッピングモータMをその時の相励磁位置に保持するためである。
ところで、PWMカウンタ部16は一定周期でカウントをしていることから、このカウント周波数に対して入力パルス信号aの周波数が余りにも高いときには、PWM波形を生成することができなくなる。このような高速域の入力パルス信号aに対応するためにPWM周期制御部19が備えられている。
PWM周期制御部19には、PLSMODE回路部12からの信号d2とアドレス生成部13からの信号e2が入力されており、両信号に基づいて制御信号h1、h2を生成するとともにPLSCKIM回路部15及びPWMカウンタ部16に出力するようになっている。
PWM周期制御部19は、PLSMODE回路部12からの信号d2を通じて入力パルス信号aのパルス長を求め、当該パルス長と設定値とを比較し、当該比較結果に基づいて、PWM周期を入力パルス信号aのパルス長に応じて2n(n=1、2・・・)段階に短くするための制御信号h1を生成する機能を有している。制御信号h1はPLSCKIM回路部15及びPWMカウンタ部16に出力されている。
このような制御信号h1がPWMカウンタ部16に入力されると、PWMカウンタ部16においては次のような動作となる。即ち、制御信号h1を通じてPWM周期を1/2nにすることを命じられた場合、000(H)から始まって7FF(H)で終わるというフリーランカウントが、m00(H)から始まって7FF×m/2n(H)(m=0,1,2・・・2n−1の整数)で終わりとするフリーランカウントに変更される。例えば、n=1である場合、000(H)〜3FF(H)、400(H)〜7FF(H)の各フリーランカウンタが連続して行われ、その結果、PWM周期が1/2に短縮されることになる。
一方、制御信号h1がPLSCKIM回路部15に入力されると、PLSCKIM回路部15においては、PWMカウンタ部16でのPWM周期の短縮に対応して次のような動作となる。即ち、制御信号h1を通じてPWM周期を1/2nにすることを命じられた場合、PWM波形生成データを下位方向にnビットシフトして、空いた上位ビットにはPWMカウンタ部16の同位桁ビットを入るようにされている。
例えば、n=1であり、PLSCKIM回路部15に入力されたPWM波形生成データが3FF(H)であったとする。PWM波形生成データが3FF(H)であるときには本来デューティ比50のPWM波形が生成される。この場合、11ビット長の3FF(H)のPWM波形生成データが下位方向に1ビットシフトされ、10ビット長の1FF(H)となる。
一方、PWMカウンタ部16が000(H)〜3FF(H)のフリーランカウントを行っているときは、その最上位ビットが0となり、次の400(H)〜7FF(H)のフリーランカウンタを行っているときは、その最上位ビットが1になる。3FF(H)のPWM波形生成データが下位方向に1ビットシフトされるとともに、空いた上位ビットにはPWMカウンタ部16の最上位ビットの0又は1が入れられる。この結果、3FF(H)というデータを2つの分割した形の1FF(H)、5FF(H)という2つのPWM波形生成データが得られ、このデータに基づいて2つのPWM波形が生成される。PWMカウンタ部16においてはPWM周期が1/2に短縮されていることから、上記したPWM波形のデューティ比はいずれも50になる。
ここではn=1である場合について説明したが、n=2、3、4・・である場合についても全く同様であり、PWM周期が1/4、1/8、1/16・・に短縮される。また、元のPWM波形生成データが3FF(H)以外である場合についても同様であり、短縮された各時間領域において同一のデューティ比を有したPWM波形が各々生成される。
このようなPWM周期制御部19等の機能により入力パルス信号aの周波数が高いときであっても、PWM波形が確保されることになる。もっとも、PWM周期が極端に短くなると、PWM波形が矩形波に近づいてしまい、その結果、PWM周期が最短であるときには、相分配回路部30との関係で5相ステッピングモータMがマイクロステップからフルステップに移行し、PWM制御を行うことができなくなる。そのためPWM周期制御部19等には、入力パルス信号aについてPWM波形が矩形波に近くなるような高速域であっても、PWM制御を行うことを可能にする機能が付加されている。
PWM周期制御部19は、PLSMODE回路部12からの信号d2を通じて入力パルス信号aのパルス長を求め、当該パルス長が所定値(入力パルス信号aの周波数に換算したときの値をf1とし、これはPWM波形が矩形波に近くなるような高速域に設定されている)以下であるときに、アドレス生成部13から出力された信号e2が示すアドレスと予め用意された複数のアドレス設定値Mとが一致するか否かを判定し、当該判定結果を制御信号h2として出力する機能を有している。制御信号h2については両アドレスが一致したときにアクティブ状態になる一方、不一致であるときに非アクティブ状態になり、PLSCKIM回路部15及びPWMカウンタ部16に出力されている。
PLSCKIM回路部12においては、PWM波形生成データが順次入力されているが、制御信号h2がアクティブ状態であるときにPWM波形生成データをラッチしながら随時更新する一方、非アクティブ状態であるときにPWM波形生成データの更新を中止して直前のPWM波形生成データをラッチするようになっている。これはPWMカウンタ部16においても同様であり、制御信号h2がアクティブ状態から非アクティブ状態に変化すると、フリーランカウンタの動作が強制的に停止されるようになっている。
入力パルス信号aの周波数がf1未満であるときに、入力パルス信号aのパルスが順次入力されると、これに伴って、上記データベースからPWM波形生成データが読み出され、PLSCKIM回路部15に順次入力される。例えば、このときのPWM波形データが1、2、3・・・9、10,11・・・・19、20、21であったとすると、これらのデータに基づいてPWM波形のPWM幅が順次更新される。
ところが、入力パルス信号aの周波数がf1以上であるときには、例えば、入力パルス信号aを通じて10個のパルスが入力される度に、PWM波形データを1、10、20と順次更新され、これによりPWM幅の更新の周期が間引かれる。これは、入力パルス信号aの周波数を1/10に分周したのと見掛け上同じことであることを意味している。この分周の度合いは複数のアドレス設定値Mのアドレス間隔に応じて決定されるようになっている。
相励磁カウンタ20は信号d2のパルスを計数する10進カウンタであり、当該計数結果を相分配回路部30等に出力する構成となっている。相励磁カウンタ20には、信号d2に含まれる回転方向の情報に応じて計数方向を逆転させる機能の他、分解能の情報に応じてカウントモードを変更させる機能が含まれている。即ち、PLSMODE回路部12に入力された分解能設定信号cが5 相、4 相以外のモード、例えば、分解能が1/5であることを示しているときには、信号d2を通じて5パルス入力される度に1カウントするようになっている。
相分配回路部30は、相励磁カウンタ20のカウントデータに応じたパターンでHIGHレベル信号、LOW レベル信号及びPWM信号f+ ,f- をA+ ,A- 、B+ ,B- 、C+ ,C- 、D+ ,D- 、E+ ,E- の各相出力に分配するPWM分配回路31と、PWM分配回路31から出力された各相信号を波形整形して駆動回路部40に出力する出力ラッチ回路32から構成されている。
PWM分配回路31の出力パターンは図4に示す通りとなっている。横軸はフルステップのステップ、縦軸は各相出力を示している。図中1はHIGHレベル信号が割り振られることを示す一方、0はLOW レベル信号が割り振られることを示している。同様に、空白に斜線を入れることなくPWMと記載された部分はPWM信号f- が割り振られることを示している一方、空白に斜線が入れられてPWMと記載された部分はPWM信号f+ が割り振られることを示している。
即ち、PWM分配回路部30は、5相ステッピングモータMについて回転磁界が得られるように、フルステップの各々についてA〜E相のうち一相にPWM信号fを分配する一方、他の相にはHIGHレベル信号又はLOW レベル信号を分配するとともに、PWM信号fの分配相をステップが進むに従って相回転方向、即ち、A〜E相へと順次移行させる構成となっている。
PWM分配回路部30のA+ 相に現れる信号を見ると、ステップ6〜9までHIGHレベル信号が連続して出力された後、ステップ0においてPWM信号f+ 、が出力され、その後、ステップ1〜4までLOW レベル信号が連続して出力される。一方、A- 相に現れる信号を見ると、ステップ6〜9までHIGHレベル信号が連続して出力された後、ステップ0においてPWM信号f- が出力され、ステップ1〜4までHIGHレベル信号が連続して出力される。
即ち、PWM信号f+ については、HIGHレベル信号からLOW レベル信号に切り換えられる間の相当するステップに割り振られる一方、PWM信号f- については、LOW レベル信号からHIGHレベル信号から切り換えられる間の相当するステップに割り振られる。このことはA相だけでなくB〜E相についても全く同様である。そのため、PWM動作と通常の励磁状態への切り替えがスムーズに行われることになる。
なお、PWM分配回路31には、本来のPWM信号fが入力されない場合に、PWM信号fを割り振るべき相にPWM信号fの代わりにHIGHレベル信号又はLOW レベル信号を割り振り、これによりマイクロステップではなくフルステップの相出力を行う機能も含まれている。
駆動回路部40はFET等のスイッチング素子から構成されたバイポーラ型の5相スイッチング回路であって、相分配回路部30から出力された各相信号に基づいて各相のスイッチング素子をオンオフさせ、これにより5相ステッピングモータMに供給すべき各相電流を生成する基本構成となっている。
以上のように構成された同装置による場合、フルステップの各々についてA〜E相のうち一相にPWM信号fを分配する一方、他の相にはHIGHレベル信号又はLOW レベル信号を分配し、PWM信号fの分配相をステップが進むに従って相回転方向に順次移行させるだけで、5相ステッピングモータMをマイクロステップ駆動させることが可能である。従来装置による場合とは異なり、パルス幅変調信号生成部10において1種類のPWM信号fを生成するだけで良いので、パルス幅変調信号生成部10の回路構成が非常に簡単になる。また、他の相に分配されるHIGHレベル信号、LOW レベル信号のパターンは従来のフルステップの励磁パターンと同一であるので、相分配回路部30についても既存の回路に若干の設計変更を加えるだけで良い。
しかも同装置によるマイクロステップ駆動方法による場合、5相のうち4相を同時にPWM動作させる従来のマイクロステップ駆動方法とは異なり、PWM動作を行っている相以外の4相がHighかLowで固定されているため、従来方法に比べて大きなトルクが得られる。それ故、回路構成の簡単化による装置の低コスト化だけでなく、装置の高性能化も図られる。
上記例においては、5相ステッピングモータMを5相励磁によりマイクロステップ駆動させる形態であったが、4相励磁によりマイクロステップ駆動させるには、相分配回路部30において図5に示すような励磁パターンを採用すると良い。即ち、フルステップの各々についてA〜E相のうち2相にPWM信号Md、PWM信号Muを分配する一方、他の相にはHIGHレベル信号又はLOW レベル信号を分配し、PWM信号Md、PWM信号Muの分配相をステップが進むに従って相回転方向に順次移行させるようになっている。他の相に分配されるHIGHレベル信号又はLOW レベル信号のパターンは既存のパターンと同一となっている。
PWM信号Mdは、前述のPWM信号gはフルステップでの1ステップ間を、デューティ比100から始まりデューティ比50まで変化した後またデューティ比10へ推移する動作を行うが、同じフルステップの1ステップ間をデューティ比100から始まりデューティ比50まで変化する波形となっている一方、PWM信号Muは、フルステップの1ステップ間をデューティ比50から始まりデューティ比100まで変化する波形になっている。
図5に示すような励磁パターンを採用する場合、パルス幅変調信号生成部10において2種類のPWM信号Md、PWM信号Muを生成する必要があるものの、上記と同様のメリットを期待することができる。
要するに、既存の励磁パターンをベースとして、5相のうち少なくとも一相にPWM信号を分配するように変更すれば、上記と同様に5相ステッピングモータをマイクロステップ駆動させることが可能となり、ベースとなるフルステップの励磁パターンについては問われない。5相ステッピングモータの結線方式についても問われず、スター結線以外のペンタゴン結線等についても同様に適用可能である。
また、5相ステッピングモータだけの適用に限定されず、4相や2相ステッピングモータについても同様に適用可能である。例えば、2相ステッピングモータの励磁パターンの一例として図6に示すようなものがある。これはハーフステップの既存の励磁パターンをベースとしたものである。
なお、本発明の構成については上記実施形態に限定されず、以下のような形態であっても良い。例えば、パルス幅変調信号生成部については、メモリを用いることなく、パルス幅変調信号を生成するようにしてもかまわない。即ち、フルステップの1ステップ期間を1周期としてパルス幅が最大レベルから最小レベルに又は最小レベルから最大レベルに変化するパルス幅変調信号を生成する機能を有する限り、その回路構成は問われない。また、駆動回路部についても、相分配された信号に基づいて相電流を各相毎に生成する限り、どのような回路構成のものを用いても良い。
本発明の実施の形態を説明するための図であって、5相ステッピングモータのマイクロステップ駆動装置のブロック図である。 同装置のパルス幅変調信号生成部により生成されるPWM信号の模式的波形図である。 同PWM信号の波形図である。 同装置の相分配回路図の出力パターンを示す図である。 本発明の他の実施の形態を説明するための図4に対応する図である。 本発明の他の実施の形態を説明するための図4に対応する図である。 従来技術を説明するための図であって、図1に対応する図である。 従来技術を説明するための図であって、図4に対応する図である。
符号の説明
10 パルス幅変調信号生成部
20 相励磁カウンタ
30 相分配回路部
40 駆動回路部
M 5相ステッピングモータ
a 入力パルス信号
f PWM信号

Claims (1)

  1. ステッピングモータのマイクロステップ駆動を行うステッピングモータのマイクロステップ駆動装置において、
    入力パルス信号に基づいてフルステップの1ステップ期間を1周期としてパルス幅が最大レベルから最小レベルに又は最小レベルから最大レベルにマイクロステップ角単位で推移変化するパルス幅変調信号を生成するパルス幅変調信号生成部と、入力パルス信号に基づいてフルステップのステップを繰り返し計数する相励磁カウンタと、相励磁カウンタが示すステップに応じたパターンでHIGHレベル信号、LOW レベル信号及び前記パルス幅変調信号を各相に分配する相分配回路部と、相分配回路部により相分配された信号に基づいて相電流を各相毎に生成する駆動回路部とを備え、
    前記相分配回路部は、前記ステッピングモータにおいて回転磁界が得られるように、フルステップの各々について全相のうち少なくとも一相に前記パルス幅変調信号を分配する一方、他の相にはHIGHレベル信号、LOW レベル信号を各々分配するとともに、ステップが進むに従って当該パルス幅変調信号の分配相を相回転方向に順次移行させる構成となっており、
    前記パルス幅変調信号生成部は、前記ステッピングモータをマイクロステップ駆動させる際の同モータの相電流に対応したパルス幅の値を示すPWM波形生成データがマイクロステップ角単位で予め記録されたメモリ部と、入力パルス信号の入力に従ってメモリ部からPWM波形生成データを順次読み出す読み出し部と、前記パルス幅変調信号を作成するための基準クロックカウンタであり且つ前記パルス幅変調信号のパルス周期に対応した期間を繰り返し計数するPWMカウント部と、読み出し部のPWM波形生成データ及びPWMカウント部の計数値が入力され且つ前記相分配回路部に出力すべき正側、負側のパルス幅変調信号を生成するPWM波形生成部とを有し、
    前記PWM波形生成部は、PWMカウント部の計数値が0になると、LOW レベルからHIGHレベルに反転し、その後、同計数値がメモリ部から読み出されたPWM波形生成データを超えると、当該HIGHレベルをLOW レベルに戻し、このように論理変化する信号を正側のパルス幅変調信号として生成する一方、PWMカウント部の計数値が当該PWM波形生成データを超え、その後、所定のデッドタイム分を超えると、LOW レベルからHIGHレベルに反転させ、その後、同計数値が所定の設定値を超えると、当該HIGHレベルをLOW レベルに戻し、このように論理変化する信号を負側のパルス幅変調信号として生成し、と同時に、ステッピングモータがフルステップの1ステップ期間中の前半期間と後半期間との境に対応した回転角度0.36°を超えたか否かを検出し、ステッピングモータが回転角度0.36°を超えないときは、前記正側、負側のパルス幅変調信号をそのまま出力し、ステッピングモータが回転角度0.36°を超えたときは、前記正側、負側のパルス幅変調信号を互いに逆にして負側、正側のパルス幅変調信号として出力する構成となっていることを特徴とするステッピングモータのマイクロステップ駆動装置。
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